http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/493.html
Tweet |
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244448
2018/12/27 日刊ゲンダイ
天皇陛下の85歳の誕生日を祝う最後の一般参賀に臨まれる天皇、皇后両陛下、皇太子ご夫妻(C)共同通信社
天皇は85歳の誕生日にあたって記者会見し、「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに心から安堵しています」と、いつも通りの穏やかな口調で平和への希求を語った。それを聞きながら、さて来年5月に即位する次期天皇は平和ということについてどんな考えを持っているのかが気になって、小山泰生著「新天皇と日本人 友が見た素顔、論じ合った日本論」(海竜社、11月刊)をひもといた。著者は、皇太子の学習院の同級生の中でも特別に親しい関係であったようで、まあどうせ当たり障りのない学生時代のエピソードを書き連ねているのだろうと高をくくってページを繰り始めたのだが、いや、これは、ちょっと、大変なことが書いてある。
周知のように憲法第3条と第4条には、天皇は内閣の助言と承認によって国事行為を行うけれども国政に関する権能は持たないと規定されている。これをもって我々は、天皇は一切、政治に関与することができないものと信じ込んできた。ところが著者はこう述べる。
「しかし、たとえば、あがってきた法律が憲法上の手続きに瑕疵の疑いがある場合は、第99条の憲法擁護義務によって、法理論上も法律の署名と交付を拒否することができるのです。さらに、国会で可決された法律ができたとしても、天皇がそれにサインをしなければ、その法律は成立しないというのが、この憲法の定めるところです。すなわち、天皇がその法律に反対して、サインを促されるたびに保留してしまえば、いつまで経っても交付されないのです。ですから、もし日本にヒトラーのような危険人物が現れて首相に推されたとき、この憲法上の天皇の権限が役に立ちます」と。
国事行為について天皇は、内閣の言いなりに印を押したり文書を読み上げたりする形ばかりの役目を負わされている、まったくの受動的立場だと思ってきたけれども、そうではなく、それを拒むことで内閣の行為を止めることができて、その根拠は「天皇……及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」とした憲法第99条にあると言うのである。
本書では、これは著者の説のように書かれているが、副題にあるように彼が皇太子と「論じ合った日本論」が反映されていることは間違いない。となると来年5月以降、天皇と政治の関係は穏やかならざるものとなっていく可能性を秘めているとみなければならない。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/D503EFUI1o #日刊ゲンダイDIGITAL 法律が憲法上の手続きに瑕疵の疑いがある場合、第99条の憲法擁護義務によって…署名と交付を拒否することができる…さらに…天皇がサインをしなければ、その法律は成立しない…
— 重々帝網 (@Omavirahumkham) 2018年12月27日
そうなんだ! https://t.co/BD9WBrLDQ2
— Hiroyuki (@oguguh) 2018年12月27日
アベバカ政権への最後のストッパーが天皇陛下であられるのか。
— 昭和の乙女 (@66gyouza) 2018年12月27日
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/uDZY3vo3pi #日刊ゲンダイDIGITAL
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/e6uEqddQNa #日刊ゲンダイDIGITAL
— a.kimitoki@時王を僭称するなテレ朝 (@kimitoki) 2018年12月26日
天皇家、ゴキ三と戦う・・・
ヒトラーみたいな人物が日本の首相。安倍晋三がそうだろう!
— 中川 和俊 (@10323naka) 2018年12月27日
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/X1xGo9Ewwd #日刊ゲンダイDIGITAL
この件についての判断は保留するけど、法理上は十二分に可能だ。 https://t.co/HSMwmg8MsV
— あき (@spiritcreekfish) 2018年12月27日
憲法99条の読み方に目からウロコ!憲法擁護義務を負う天皇の【職務】か。…そうか、そうか!
— 髑髏兵衛 (@Dokurobe_3rd) 2018年12月27日
「新天皇と日本人 友が見た素顔、論じ合った日本論」(小山泰生著)も気になってきた。/[高野孟] 来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/d9lowj5iQY @nikkan_gendai
次の天皇は
— 🇫🇷Democracyの風🇯🇵 #世論の理性 (@democracynokaze) 2018年12月27日
憲法裁判所の役割を果たしてもらえるかな?
違憲な法律を止める権限あるらしい。#世論の理性
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/xHZIYWA9Pr #日刊ゲンダイDIGITAL
全く知らなかった、この話。「もし日本にヒトラーのような危険人物が現れて首相に推されたとき、憲法99条「天皇…は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ(サインを保留する)」 https://t.co/aYYJLjXEUC
— 愛染観音 (@aisen_kannon) 2018年12月27日
「国会で可決された法律ができたとしても天皇がそれにサインをしなければ、その法律は成立しない」…へぇー!知らなかったぞ!!それじゃ平成天皇は戦争法(安保法制)にサインしなければよかったのに!!!https://t.co/jf2H9rNp6r
— 木津 繁 (@KizuShigeru) 2018年12月27日
有りそうにないけれど、こうなったら凄いことになる。この辺の憲法解釈ってどうなんだろうか。
— toripy (Evil to LDP) (@t_toripy) 2018年12月26日
来年5月以降、天皇と政治の関係に「変化」が生じる可能性 https://t.co/xKTr60m52c #日刊ゲンダイDIGITAL
来年5月以降、天皇と政治の関係に変化が生じる可能性
— KK (@Trapelus) 2018年12月26日
小山泰生著「新天皇と日本人 ともが見た素顔、論じ合った日本論」「あがってきた法律が憲法上の手続きに瑕疵の疑いがある場合は、第99条の憲法擁護義務によって、法理論上も法律の署名と交付を拒否..」
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/Scrh48s01s
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK255掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK255掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。