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2018-12-16 05:21
前記事の『辺野古に土砂を強行投入〜玉城知事が国民に、安倍の民意無視の暴挙を見て支援して欲しいと要望』の続報を・・・。
14日、日本政府は、沖縄の辺野古に米軍基地を新設するため、海への土砂投入を始めた。沖縄県民の多くが、基地新設に反対しているにもかかわらず、強引に埋め立て工事を再開したのだ。(@@)
沖縄県の玉城デニー知事は、14日に安倍内閣に対して強い怒りを示すコメントを発表。さらにツイッターに『対話は継続する。されど対抗しなければならないことにはきっぱり対抗する。言いなりにはならない』と宣言。
そして15日には自ら辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲートに赴き、移設反対の活動を続ける人たちの前で「国がやっている暴挙に対し、本当の民主主義を求める私たちの正しい道のり、思いは全国のみなさんと共感している。我々は絶対に諦めない。勝つことは諦めないこと。みんなで気持ちをひとつにして頑張っていこう。沖縄のみなさん、負けてはいけない」と、県民と共に国と戦う強い意志を示した。(・・) <あとで全文を掲載>
ちなみに安倍首相はと言えば、この日は神奈川県でゴルフを楽しんでいたとのこと。記者が辺野古の土砂投入のことをきくと苦笑いして、無言でコースに戻ったという。(-"-)
* * * * *
一方、岩屋防衛大臣は15日、辺野古への基地移設に関して「日米同盟のためではない。日本国民のためだ」「日本の守りの最前線は南西地域。この地域の抑止力を減退させるわけには行かない」と説明したとのこと。
う〜ん。ってことは、南西地域にいる沖縄の県民は、日本の国民・・・というか本土の国民を守るためにガマンしろってことなのかな?(・o・)
太平洋戦争の時も、「沖縄は本土防衛の要」って言ってて。で、本土を守るために一般住民も含めて多大な犠牲者を出すことになった上、米国に占領されることになっちゃったんだもんね。 (-_-;)
それが70年以上立った今も、同じことを言って、米軍や自衛隊の基地負担の犠牲を強いているわけで。政府が沖縄差別をしていると言われても、致し方あるまい。(`´)
<特に超保守派の中には、琉球民族の国だった沖縄は、本当の意味で大和民族の国家である日本の一部であるとは思わず。沖縄に犠牲や負担を強いることも平気な人が多いし。安倍首相も沖縄で日本軍が集団自決を強制したという事実を認めず。06年には歴史の教科書の記載を変更しようとして、沖縄県民から大反発をくらったこともあるしね。・・・あ、新政権でも竹富町に「つくる会」の教科書使用を強制しようとしていたんだっけ。(ーー)>
しかも、昨日の記事でも少し触れたように、辺野古の海底が予想よりも柔らかかったことが判明。基地新設の工事には、当初の計画よりかなり長い期間や費用がかかると見られている。<県の試算だと13年、2兆5千億円かかるとか。>
政府は5年以内に普天間基地を返還すると言っていたのだが。これでは、一体、いつになったら、普天間基地も返還されるのかわからないような感じになっているのが実情だ。(@@)
毎日新聞が、玉城知事の辺野古での演説全文を載せていたので、その記事から。
『「辺野古土砂投入、闘いは止まらない」玉城知事、演説全文
玉城デニー沖縄県知事が就任後初めて、政府による米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設工事が進められている米軍キャンプ・シュワブのゲート前で続く抗議活動の現場を訪れた際の激励の演説の全文は、以下の通り。
2018年12月15日午前11時
はいさい、ぐすーよ、ちゅーうがなびら(こんにちは、皆さん、ごきげんいかがですか)。ここに立つと勇気がもらえるような気がします。
本当に昨日、土砂が投入されるという、本当に耐え難い日を迎えねばならなくなった。私たち沖縄県も取れるべき手段はしっかり頑張っていこうと、職員一丸となって日々取り組んでいます。昨日も情報を収集しながら現場にいる職員からの状況報告をみんなで共有しながら、我々が打つ手立ては必ずあるということを県庁内でも確認しながら、現場にいる皆さんの闘いを、必死に一生懸命受け止めて見守っておりました。我々の闘いは止まりません。
私のツイッターにもフェイスブックにも、「現場に行けない。だけど皆さんと気持ちは一つだということをできれば伝えてほしい」というメッセージをたくさんいただいています。ですから、私たちのこの気持ち、国がやっている暴挙に対して、本当の民主主義を求めるという私たちの正しい道のり、正しい思いは全国の皆さんとも共感しています。ぜひ、そのことも今日、確かめて頑張っていきましょう。
昨日は亡くなられた翁長雄志(前)知事の奥さまが「いてもたってもいられず来ました」ということで言葉を発していたと思います。「デニーさんが頑張っているから、私が行ったら迷惑になるんじゃないか」という気持ちも持っていらっしゃったと思います。
しかし、私たちはみんなつながっている。誰であっても、子どもであっても、おじいちゃん、おばあちゃんであっても。駄目なものは駄目だ、許せないものは許せない。そのために行動しよう、声を上げよう、みんなに伝えよう。その気持ちはみんな同じです。ですから、今日も皆さんとこうやって気持ちをしっかりと確かめ合いながら、我々ができることは必ず全力で闘っていく、取り組んでいきます。
対話は大切です。ツイッターにも書きましたが、対話の気持ちはこれからも継続していく。しかし、対抗すべき時には対抗する。私たちは決してひるんだり、恐れたり、くじけたりしない。勝つことは難しいかもしれない。しかし、我々は絶対にあきらめない。勝つことはあきらめないことです。みんなでその気持ちを一つにして頑張っていきましょう。
うちなーのぐすーよ、負けてーないびらんどー(沖縄の皆さん、負けてはいけません)。まじゅん、ちばてぃいかなやーさい(一緒に頑張っていきましょうね)。
よろしくお願いします。ありがとうございました。(毎日新聞18年12月15日)』
* * * * *
他方、岩屋防衛大臣は、こんなことを言いたやが・・・もとい、言っていたという。(-_-;)
『■岩屋毅防衛相(発言録)
(沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画について)日米同盟のためではない。日本国民のためです。
今、日本の守りの最前線は南西地域。この地域の抑止力を減退させるわけにはいかないという考え方に立って、しかし沖縄の過重な負担は減らしていかなければいけないという決意の下に、(辺野古沿岸部埋め立ての)こういう判断を行っているとご理解をいただきたい。(15日、北海道千歳市で記者団に)(朝日新聞18年12月15日)』
そして、辺野古の基地建設工事にとんでも時間や費用がかかりそうだという話を。
『工期・経費なお不透明=「13年、2.6兆円」と県試算―普天間移設
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府は埋め立ての土砂投入を本格化させ、早期の普天間閉鎖につなげたい考えだ。
ただ、工期や経費は不透明なまま。県側は移設完了に13年、2兆5500億円かかると試算、「非現実的」として断念するよう求めている。
現行計画は米海兵隊キャンプ・シュワブ周辺海域を埋め立て、V字形に滑走路を2本設置する内容。土砂の投入量は東京ドーム約17個分に相当する2062万立方メートルに上る。
日米両政府は2013年4月、埋め立て工事に5年、器材・施設調整に1年半などの行程表をまとめ、普天間返還を「22年度またはその後」とすることで合意。費用については、日本政府は埋め立てのほか滑走路整備や環境影響評価を含め「3500億円以上」と説明してきた。
県はこれに対し、埋め立て海域で軟弱地盤の存在が判明したことを挙げ、(1)地盤改良に5年(2)埋め立てに5年(3)滑走路など施設整備に3年―がかかると主張。玉城デニー知事は先月下旬に安倍晋三首相と会った際、「辺野古が唯一という固定観念から脱却すべきだ」と訴えた。
国はこれまで928億円を支出し、護岸6本を完成させ、1本を造成中。だが、14年に県に提出した資金計画書では78億円で、既に12倍近くに膨れ上がった計算だ。県はこの点を捉え、地盤改良や県外からの土砂搬入費などを合わせれば全体で2兆5500億円程度になると分析している。
岩屋毅防衛相は14日、22年度返還の目標について「なかなか難しいところに来ている」と述べ、事実上断念を表明した。防衛省は地質調査がまだ終わっていないことを理由に軟弱地盤の存在を認めていないが、曖昧な計画は徐々にほころびが出ている。(時事通信18年12月15日)』
* * * * *
日刊ゲンダイは13年2.5兆でも終わらないと言っている。(・o・)
『ついに土砂投入 辺野古工事は“13年2.5兆円”でも終わらない
安倍政権が14日午前、米軍・辺野古新基地の埋め立て工事用の土砂を投入した。沖縄県が示した総事業費10倍増の仰天試算を握り潰して、環境破壊を本格化だ。
玉城知事は先月28日の安倍首相との会談で試算を伝えた。積算根拠は、現状の工事費が当初計画の約12倍に膨らんでいること。昨年度末までの契約分は約1426億円。総工費2405億円の約6割に達し、うち約920億円は支払い済み。
「現状までは約78億円で済む計画でした。残りの工事費も少なくとも10倍になると見積もり、総額2.5兆円と試算しました」(沖縄県庁辺野古新基地建設問題対策課)
工期も延びる。埋め立て海域160ヘクタールの約3分の1が、マヨネーズ並みの軟弱地盤である可能性が判明。県は埋め立て工期5年に、5年の地盤改良工事を追加し、費用は約500億円と見込むが、まだ増えかねない。
「海中作業を伴う地盤改良は実現が危ぶまれる難工事。地盤沈下の恐れがある関西国際空港の地盤改良も大変で、広さ528ヘクタールの2期工事は埋め立て費を含め、1兆円を超えた。辺野古の地盤改良に必要な土砂やコンクリートだけで1平方メートル当たり10万円では収まらない。最終的に数千億円単位のオーダーとなりかねません」(ある建築士)
さらに県は滑走路などの施設整備などで3年を追加。工期は計13年かかるとみるが、米海兵隊の計画資料では、埋め立て後5年度分まで基地機能の着工時期を列挙し、新基地の核心となる軍港機能などは未記載のまま。いつ工事が終わるのかは、まったく不明だ。完了後も米国防総省による認証手続きに1〜2年程度かかり、実際には2030年代半ばまでズレ込む可能性すらある。
1996年12月、日米両政府が普天間基地の「5〜7年以内の返還」で合意してから、もう22年。その上、15〜20年も工事を続ける気なのか。(日刊ゲンダイ18年12月14日公開)』
どうかこの建設の期間や費用の問題も、もっと国民に知らせて欲しいと。そして全国の国民で、改めて辺野古移設が妥当ななのか、考え直した方がいいと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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