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https://mewrun7.exblog.jp/27702892/
2018-12-08 12:12
【昨日から、カナダでフィギュアGPが始まった。男子は羽生結弦が欠場のため、宇野昌磨ひとりの出場となったが。本人いわく史上最悪の状態の中、ジャンプの小さなミスにとどめSP2位を確保。(mew的には、腕の動きが今までで一番なめらかでステキに見えた。)
でも、やっぱり早くもう1人か2人、GPに出られる男子が欲しいな〜。(・・)
そして女子は、何とシニアデビューW優勝の紀平梨花が、SPから3Aを決めた上、他のジャンプ、要素もほぼ完璧にこなし、今季最高の82・51点女王ザキトワを抑えてSP1位になっている。(・o・) <紀平の隣に田村くんが座っていたので、それも喜ぶミーハーmew>
この2人はチョット点差が上なのだが、3位のトゥクタミシェワ(ロ)は、70・65点。4位坂本花織が70・23点、6位の宮原知子も67・52点と点差がないので、2人とも表彰台は十分に目指せる位置にいる。ガンバ!o(^-^)o 】
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野党は昨日7日、できる限りの手段を使って、入管法改正案成立を阻止しようと試みたのだが。8日の未明(12時半頃かな?)に、参院本会議で可決したようだ。(-"-)
『改正入管法、未明に成立=政府、来年4月導入へ準備―外国人就労を拡大
参院は8日未明の本会議で、外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法を自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。
政府は来年4月からの新制度導入を目指し、詳細な制度設計などの準備を進める。臨時国会は10日の会期末を前に事実上閉幕した。
政府は、少子高齢化に伴う深刻な人手不足を受けて、単純労働を含む分野でも外国人の受け入れ解禁にかじを切った。日本の出入国管理政策の大転換となる。(続きは*1、時事通信18年12月8日)』
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実のところ、ここで昨日、最後まで国会+αで安倍自民党に抵抗した野党の有志たちの言葉をアップしたのかったのだけど。
<自由党の森ゆう子氏の「どうしちゃったんだ自民党。昔の自民党はこうじゃなかった」とか、「ルールを破っているのは安倍内閣だ」とか。mewの言いたいことを結構言ってくれたので、ちょっとスッとしたりもして。
立民党の有田芳生氏も、最後まで「一人一人の外国人労働者は日本にやってきて、どのように大変な思いをして、苦しい思いをして、日本で亡くなっていかざるをえなかったのか。あなたたちはその現実を知らないだろう」と訴えていたしね。>
ところがあ、そのメモ&記事をまとめたものが、チョット行方不明になってしまったので。機会があったら、また今度ということにして・・・。 (ノ_-。)
今回は、mewの心にじ〜んと来た記事をアップしたい。「こんなに大事な法案なのに」という」というmewの気持ちを見事に代弁してくれている記事を見つけたからだ。
この記者の年齢はわからないが。本当に大事なこと、問題の核心を切々とわかりすく訴えかけていて、「そうだよね」「本当にそうだよね」と心にしみて来る感じがある。(・・)
『これが歴史的な政策転換の論戦か 記者が見た入管法審議
■内山修記者の目
安倍晋三首相が出席した6日の参院法務委員会。政府はこれまでの答弁を繰り返すばかりで、野党も攻め手を欠いたまま。およそ2時間の審議は、新味に欠けるやりとりばかりで埋め尽くされました。
なんでこれほど空疎な論戦が続くのでしょうか。実は、入管法改正案の条文には、雇用契約や受け入れ機関の基準など外国人労働者の受け入れにかかわる根幹の部分が書き込まれていません。成立後に、役所が裁量で決めることができる「省令」で定めるからです。受け入れる外国人の「上限値」となる業種別の見込み数についても、改正法の成立後に定める「分野別運用方針」に盛り込まれます。
入管法はこれまでも、すべての在留資格の詳細な運用方針は、法律ではなく省令で定めてきました。ただ、今回は訳が違います。改正案は外国人を「労働者」として正面から受け入れます。「国際貢献」という建前の裏で、30年近く技能実習生や留学生を低賃金で働く人材、いわば「単純労働者」として使ってきた政策を大きく転換するのです。にもかかわらず、法案の詳細が決まっていないことを受けて、政府は国会審議で「検討中」を繰り返してきました。
中身が生煮えのままですが、政府・与党は、あす7日に法務委員長の解任決議案などを否決したうえで、同日中に参院本会議で改正法を成立させる考えです。
そうなればあと半年もしないうちに、新しい在留資格の外国人労働者がやってくることになります。政府は、どうしてこれほどまでに急ぐのでしょうか。
その理由をたどると、人手不足の解消を求めて首相官邸に「早期の成立」を要望する経済界の存在に行き着きます。10月の自民党法務部会では、来年4月の制度導入をめざす理由を問われた法務省幹部が「総理や官房長官の指示」と答えて、失笑を誘う場面もありました。
今国会中の成立を確実にするため、法案の詳細にはあえて踏み込まない。議論の深入りは避ける。野党が「白紙委任しろというのか」と批判しても、最後は数の力で採決を強行する。これが、担当記者として見た、歴史的な政策転換に対する審議の実態です。
首相官邸には、もしかしたら来年の統一地方選や参院選が念頭にあるのかもしれません。「カネ」を握る経済界に大きな「貸し」ができるのだから、さぞ心強いことでしょう。でも、これは人にまつわる法案です。やってくるのも、迎え入れるのも人間です。「失敗したらやめる」とは簡単にいきません。
その覚悟が、政府・与党にはどれほどあるのでしょうか。今国会の審議をずっとウォッチしていますが、空しさばかりが募ります。(内山修)(朝日新聞18年12月6日)』
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本当に、今回の臨時国会ほど空しさを覚えた国会はなかったかも。 (ノ_-。)
だって、しつこく書くけど、本当に大事な法案だったのに。自民党の議員だってあんなに反対していたし。メディアだって、そこそこ疑問を呈していたのに・・・。
こんな風に中身をきちんと審議しないまま法案が通っちゃって、本当にいいの?・・・日本はそれで大丈夫なのって、ずっと思ってたもの。_(。。)_ (あ、水道法案もね。)
昨日は国会前で、SEALDsなどの若者も参加して、抗議集会が開かれたという。(・・)
『「すごく暴力的」大学生、政権批判
自民、公明両党が今国会での成立を目指す外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案などの審議が不十分として6日夜、国会正門前で抗議集会が開かれた。時折小雨が降る中、市民ら数百人が参加。マイクを握った東京都内の大学生、中山美幸さん(24)は「数の力で押し通すこの政権のやり方はすごく暴力的」と安倍政権の姿勢を厳しく批判した。
改正案を巡っては、審議が十分でないと野党が反発。重要な方針を改正案成立後に政省令などで定めようとする政府の姿勢を「生煮えだ」と批判している。外国人技能実習生の失踪を巡っても、野党は法務省が技能実習生から聞き取り調査した「聴取票」を独自分析し、「全体の67%が最低賃金以下で働かされていた」と問題視している。
抗議集会を呼びかけた学生団体「SEALDs(シールズ)」(2016年に解散)元メンバーの諏訪原健さん(26)は「入管法だけでなく、水道法、漁業法など人の命と暮らしに関わる法案が、きちんとした審議がないまま強行されている。民主主義の危機だと思う」と訴える。
中山さんは「みんなが尊厳をもって人間らしく生きられる社会を望みます。だから人の痛みに慣れないでほしい」とスピーチを締めくくった。【後藤由耶】(毎日新聞18年12月6日)』
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今回の法案は、今は労働者の受け入れ枠拡大という形でそろ〜っとスタートしているが。<とりあえず、主に若い人たちの労働人口不足を緊急に補いたいからね〜。>
これは日本の外国人受け入れ政策の導入という歴史的政策の大転換とも言える、本当に大事な法案であって。本来なら、日本の国民みんなの声を時間をかけてきいた上で、きちんと準備を整えてから作るべき法案であたのだ。(**)
安倍首相は、外国人流入を好まない超保守仲間の手前、どうしてもクチにすことができず。国会でも、「これは移民政策でない」と主張し続けていたのだが・・・。
これは、日本の移民政策の始まりとなる(安倍氏ら超保守派が理想とする単一大和民族国家としての繁栄)、まさに歴史的な政策転換となる法案なのである。^^;
なのに、安倍内閣は、来年の地方・統一戦で経済界、諸企業の支持を得たいがため、来年4月までに法施行できるように、いきなり臨時国会に法案提出を決定。
自民党の議員の半数以上が反対して、最後までもめていたのに、上から強引にだまらせて。しかも、衆参たった20時間前後の審議で、教皇成立させてしまったわけで。まさに国民不在、数の暴挙、そのものだと言えるだろう。_(。。)_
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正直なところ、入管法改正案や水道民営化法案などが、実際に日本の国民の生活や社会に様々な影響、問題をもたらして来るのは、5年後、10年後、何十年後だったりするわけで。それを考えると、ここからはもっと若い人たちがガンバってくれないと、日本は本当にアブナくなっちゃいそうだよ〜と、彼らに心から訴えたいmewなのだった。(@@)
THANKS
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