http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/206.html
Tweet |
また居直り、スットボケ連発…全員“札付き”内閣の国民愚弄
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240858
2018/11/02 日刊ゲンダイ 文字起こし
居直りツートップ(C)日刊ゲンダイ
「退官されたOBの方々の発言に、いちいちコメントするのはいかがなものか」――。チンピラ大臣は、やはり反省の色ナシだ。臨時国会は1日から衆院予算委員会がスタート。与野党の攻防が本格化したが、全員野球ならぬ全員“札付き”内閣は居直り、スットボケ答弁の連発だ。
野党トップバッターの立憲民主の長妻昭代表代行は、まず麻生財務相の留任・続投を批判した。公文書改ざんという民主主義の根幹を揺るがす不祥事に対する政治責任を一切果たさず、今なおフン反り返る無責任。業を煮やし実名・顔出しでメディアに登場した6人の財務省OBと意見交換したとして、長妻が「麻生大臣が政治責任を一切取らないことへの憤りから、彼らは声を上げた」と指摘すると、麻生は冒頭の“捨てゼリフ”を吐いたのだ。
「いちいち」という言葉に野党席がザワつくと、麻生は「一つ一つってのを『いちいち』って言うんじゃない?」と反論。「一つ一つ丁寧に言った方がよろしいんですか。今申し上げたとおり、(意見を)拝聴させていただく」とトボケたが、このエラソーな態度は何サマのつもりなのか。
麻生の留任について、安倍首相も「先頭に立って組織の立て直しに責任を果たして欲しい」とかばったが、組織の立て直しは、まずトップを代えるのが肝要だ。けじめをつけないトップの下では、組織は何も変わらないから、どの企業も不祥事後に、それこそ「先頭に立って」トップは引責辞任するのだ。安倍と麻生の居直りは国民を愚弄するにも程がある。
■刑事と民事の違いも分からない東大法学部卒
立憲民主の2人目の逢坂誠二議員が“口利き疑惑”を取り上げると、片山さつき地方創生相は「司法の場で事実でないと明らかにする」と相変わらずの答弁。逢坂は「大臣が訴えられているなら、不用意なことを言えない場面はあるが、今回は逆。大臣が訴えている。だから正当性をどんどん主張すればよい。訴訟中だから、しゃべらないのは責任逃れ、説明逃れだ」と畳み掛けたが、片山は「説明責任は誠実に果たしたい」と神妙な顔で応じながらも、こう開き直ってみせた。
「第1回の“公判”が12月3日に予定されている。それほど遠いことではございません。全部、内容も公開され、どなたもご覧になれる」
片山は東大法卒のクセに、「公判」と呼ぶのは刑事裁判だけで、民事は「口頭弁論」と呼ぶのも知らないのか。しかも、東京地裁の傍聴席は最大でも100席程度。その上、第1回口頭弁論は通常、原告と被告側の準備書面のやりとりのみで、一般傍聴者がその書面を確認する手だてはゼロに等しい。それでも公開裁判を行えば「説明責任を果たした」と言うのなら、片山の態度は究極の居直りそのものだ。
「片山大臣は規制改革担当相を兼務しており、安倍首相に直結する加計学園問題にも対応しなければいけません。週刊文春に新たに『消えた献金200万円』疑惑を報じられると、すぐさま政治資金収支報告書を訂正するなど防戦一方で、疑惑はますます深まるばかり。疑惑弁明の対応に追われ、とても本職の地方創生には手が回らないはずです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
片山が居座れば居座るほど、「地方破壊大臣」となりかねないのだ。
山下法相も仲間入り(C)日刊ゲンダイ
身の程知らずに難問抱えオーバーヒート寸前 |
麻生と片山に限らず「全員野球内閣」のメンバーは、国会開幕前から「政治とカネ」の問題が次々と浮上。負傷者続出で、満足な試合運びは期待できない。
談合で指名停止処分をくらった企業から献金を受けた平井卓也科技相、国から間接的に補助金を受けた企業からの献金がバレた渡辺博道復興相、女性後援会バスツアーの収入が政治資金報告書に未記載で、公選法が禁じる有権者への利益供与だと報道された柴山昌彦文科相……。
岩屋毅防衛相は米カジノ業者のパーティー券購入リストに名前が記されていたことが発覚。宮腰光寛沖縄北方相は数年前の議員宿舎内での“全裸ピンポンダッシュ”という珍騒動が蒸し返され、日刊ゲンダイの調べで11〜16年の6年間に使途不明の政治資金が約6000万円に上ることが判明した。
1日の予算委では、外国人労働者拡大に関する質問に正面から答えず、「まず移民ということについて」と長々と説明を読み上げ、「前提を答えています」と居直り、貴重な審議時間を空費させた山下貴司法相も“札付き”の仲間入り。桜田義孝五輪相に至っては、就任早々「答弁が不安だから法案の担当を代えることを検討」と報じられる無能ぶりだ。前出の五十嵐仁氏が言う。
「これだけ追及材料に事欠かない閣僚が多いのですから、今後の臨時国会は紛糾必至です。安倍首相も任命責任を問われ続け、閣僚のスキャンダルが続出し、辞任ドミノで内閣崩壊に至った第1次政権に酷似した状況に近づいていく。こんな政権が自衛隊明記の9条改憲の“アベ案”提出で憲法を弄び、庶民に消費増税を押しつけるなんて、もってのほか。安倍首相はレームダック化を避けるため、無理やり背伸びして国内外の“大荷物”を積み込み、求心力を高めたいのでしょうが、新たに元徴用工訴訟の賠償判決で日韓関係に亀裂が生じかねない外交難題も加わり、この政権はオーバーヒート寸前。もはや限界ですよ」
■民意を踏みにじり信頼を毀損する狂気の沙汰
ところが、札付き内閣は身の程もわきまえず、数の力に頼ってやりたい放題。1日、沖縄県の承認撤回の効力が停止した翌日に即、辺野古埋め立て工事の再開を強行したのが象徴的だ。先の県知事選で辺野古移設反対の玉城デニー氏を圧勝させた沖縄の民意を踏み潰し、民意なんてクソくらえと言わんばかりに、逆方向へと突き進む。このチンピラ政治こそ札付き内閣たるゆえんである。
「辺野古移設はもちろん、入管法改正による事実上の移民受け入れや消費増税など、国民の理解を得なければ実現不可能な難題が山積なのに、安倍政権はハナから国民の理解を得るつもりがないとしか思えません。野党をバカにした居直り答弁で不誠実の限りを尽くし、おごり高ぶった態度で率先して国民の信頼を損ねているのですから、狂気の沙汰です」(政治評論家・森田実氏)
消費増税の軽減税率で弱者の味方を気取っても、その財源は社会保障費の大幅カットだ。軽減税率導入に伴う約1兆円の減収分の代替財源の確保は「今年度内」と法律で決まっている。そこで真っ先に手をつけたのが、低所得者の医療や介護の負担を軽くする総合合算制度の見送りだ。
弱者救済をすっ飛ばして浮いた4000億円分を充てても、残る6000億円のうち確保できたのは、たばこ増税と所得税見直しによる3000億円程度。残りの捻出に、どれだけ庶民が犠牲を強いられても、おかしくないのだ。
だったら「ひたすら軍拡の防衛予算を削れ」と言いたくなるが、この政権には馬耳東風だ。日銀でさえ、最新の展望リポートで米中貿易戦争のエスカレートを危ぶみ、今年度の経済成長率を下方修正。あの黒田総裁ですら「保護主義的な政策は当事国だけでなく世界経済全体に影響を及ぼす可能性がある」と認めた世界恐慌寸前下に、デタラメ増税を強行すれば、国民生活は間違いなく破滅の道へまっしぐらだ。
前出の森田実氏は「いい加減、国民も目を覚まし、民意とカケ離れた政権を始末しなければいけません」と言ったが、まさに政治は「信なくば立たず」。国民の信頼など度外視したチンピラ政権が、これ以上、生き永らえる道理はない。
衆院予算委
— 胡蝶蘭 (@3SC5vunUPhy5Env) 2018年11月1日
立憲・長妻 昭氏
OBの方が声を上げられました。
麻生大臣の続投について。
自分たちが実名を出してテレビで顔出して言わざるを得ないのは麻生大臣が政治責任を一切取らない。これについての憤り。
安倍総理、どんなに能力があったとしても責任取らなきゃいけない時は責任を取るんですよ。 pic.twitter.com/0tN2rgj6Gh
#NHK #NEWS7
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年11月2日
“衆院予算委”
共産 赤嶺議員「安倍政権の強権姿勢は断じて容認できない」
安倍首相「政府の取り組みを粘り強く丁寧に説明したい」
菅官房長官「日程合えば(玉城知事)と話をする」
工事を進めながら何言ってんの❓
民主主義国家じゃ、
民意>“政府の意向”
が基本なんだぞ😡 pic.twitter.com/k7V3wTqy8A
衆院予算委
— 胡蝶蘭 (@3SC5vunUPhy5Env) 2018年11月2日
立憲・長妻 昭氏
民間企業も不祥事が発覚している。殆どの企業はトップが責任を取っている。
示しがつかないじゃないですか。
民間の範を示す立場の中央省庁が、麻生大臣なぜ自分の地位にこだわるんですか?
トップのけじめがない組織は変わらない。
国家の損害だと思いますよ財務省は。 pic.twitter.com/BcqrwkSuRg
#NEWS23
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年11月1日
片山 地方創生相
「正確な日にちは、訴訟上の問題があるので控える」
逢坂議員
「大臣が相手を訴えているんです。大臣の正当性をどんどん主張すればいい。今は訴訟中だからしゃべれないというのは、責任逃れだ」
根拠なく否定し続けるも、具体的なことは答えないという怪しさ😓 pic.twitter.com/2yV03mdvgG
衆院予算委
— 胡蝶蘭 (@3SC5vunUPhy5Env) 2018年11月1日
7月31日の議長声明
「民主主義の根幹を揺るがす問題」他
立憲・長妻 昭氏
国会の権威が地に落ちる。
国会の役割が機能しなくなるような大問題を
皆さん方は引き起こしてるんですよ!
総理安倍内閣以下、その強い認識をもっていかに政治責任をとっていくのか。 pic.twitter.com/S2Y7V1WVXR
今日2018年11月1日の衆院予算委員会。
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2018年11月1日
人材の宝庫の自民党から、また新しい逸材が国会デビューしました。
山下貴司法務大臣の国会デビュー戦での散々な姿を動画に。
魔の三回生にとっては、これが「普通」なんでしょうね。
あーあ、悲惨。
あと、自公って見通しゼロのこれによく賛成したよね。 pic.twitter.com/C0Rpx8oXNv
今日2018年11月2日の衆議院予算委員会。
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2018年11月2日
昨日のポンコツ山下貴司は今日も同じ調子でしたけど、今日は片山さつきさんも同じ調子。というか、安倍内閣ってだいたいみんなこんな調子。
質問に関係ない用意してきた原稿をとにかく読む!
否定できないんだから「持っていました」でいいでしょうに。 pic.twitter.com/VP9gKZa8TF
#NEWS23
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年11月1日
長妻代表代行
「(実習生の失踪者、4,279名)異常ですよ、はっきり言って。こういう現状をほったらかしておいて、無責任ではないか」
安倍首相
「そうした懸念はあたらない。日本人と同等の報酬が払われていることも付け加えたい」
…ウソだらけの、心のない人間が法案に携わるなよ💢 pic.twitter.com/d90quBBthZ
#報ステ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年11月1日
“外国人労働者拡大”
後藤謙次氏
始めに導入ありき。本当にこれで4月からやるんですか、という感じ。裁量労働制の時にはデータがずさんで、結局、安倍総理は答弁を撤回したが、この時の反省が全くない。
実習生問題では、実に去年7,000人、今年の前半でも4,000数百人が既に失踪している。 pic.twitter.com/TKpISBllhD
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年11月2日
【全員“札付き”内閣の国民愚弄】
『国民生活は間違いなく破滅の道』
「臨時国会冒頭でハッキリした国民を小バカにしたような居直り、スットボケ」
「庶民を犠牲にしたデタラメ増税を強行し、地方破壊大臣が居直り、憲法を弄び、辺野古を埋め立て、ひたすら軍拡のデタラメ政治」 pic.twitter.com/RQsgNWOFIl
安倍の傍若無人な振る舞いはとどまるところを知らない。一人で勝手にやってればただの馬鹿だが、それに付き合わされる全国民の身にもなってくれ。安倍の手で沈没させられそうな船に我々はいつまで乗っていなくてはならないのか。
— たむ (@tamut1227) 2018年11月2日
詐欺師や泥棒や変態が大臣の国だから、放っておいたら世界から総スカンされて終りですよ。
— はなみず (@shimozato56) 2018年11月2日
驕れる政権の末路はヒトラーか、スターリンか、ただのアホか、その程度のレベルだろう→また居直り、スットボケ連発…全員“札付き”内閣の国民愚弄 https://t.co/eXTPRo6K0z #日刊ゲンダイDIGITAL
— 高橋伸彰 (@EcoTakahashi) 2018年11月2日
★巻頭特集 また居直り、スットボケ連発…全員“札付き”内閣の国民愚弄−(日刊ゲンダイ) 「退官されたOBの方々の発言に、いちいちコメントするのはいかがなものか」――。 チンピラ大臣は、やはり反省の色ナシだ。 (cont) https://t.co/O1i0KKPUqc
— 市村 悦延 (@hellotomhanks) 2018年11月2日
全員札付き%煌tの国民愚弄【国民生活は間違いなく破滅の道】こんな政権が日銀ですら認めている世界恐慌寸前下に、庶民を犠牲にしたデタラメ増税を強行し、地方破壊大臣が居座り、憲法を弄び、辺野古を埋め立て、ひたすら軍拡のデタラメ政治 国民の信頼など度外視したチンピラ政権(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/7it1AeJv5d
— KK (@Trapelus) 2018年11月2日
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK253掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK253掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。