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2018年10月28日 「ジャーナリスト同盟」通信
<大見出し「安倍は嫌だ」池田創価学会>
日本の新聞テレビは死んでしまって久しいが、会員制情報誌「FACTA」は元気だ。マスコミでタブー視されている信濃町を徹底分析して「安倍は嫌だ」という、首脳部と異なる池田創価学会の現在を伝えている。初めて開いた雑誌だ。以前、購読していた「選択」にやや似ているが、世の中のすべてに壁を作っていない点がいい。
<安倍の腰ぎんちゃく「太田ショウコウ・山口那津男の公明党も嫌だ」>
池田創価学会の思想信条は、池田の「人間革命」に集約される。反戦平和である。戦争は絶対に反対である。したがって、平和憲法は池田創価学会の理想を体現したものだ。護憲平和が信濃町本来の立場といっていいだろう。
そうしてみると、安倍・自民党と一体化して、戦争法制にのめり込んできた太田ショウコウ・山口那津男は、池田創価学会に反旗を翻していることになる。
太田・山口の公明党は大嫌い、ということになる。すなわち、太田や山口は池田にとって、文字通りの裏切り人という分析につながる。
<「太田ショウコウは裏切り人」と断罪した戦争遺児の慧眼>
改めて注目されるのは、木更津市の戦争遺児K・T子さんの勇気ある叫びである。組織された人間は、組織の問題について批判することは容易ではない。いわんや、創価学会員の場合、宗教と政治と二つの衣をまとっていて、自由な言論はかなり抑制されている。その殻を破った第一号なのだ。
彼女の太田裏切り発言は、特定秘密保護法が自公で強行された2013年12月である。その4か月後に、やくざ強姦魔の脅しによって殺害されるのだが、あるいはそうした名状しがたい苦悩の中での、死をかけた勇気だったのか。
たとえそうだったとしても、彼女の太田裏切りの叫び声は、数百万会員の中での第一号となる。池田創価学会の健全さを、率先して披歴したことになる。このことは、さすがのFACTAも取材していない。
父親を知らないで生きてきた戦争遺児の平和主義は、一般の平和主義者の思いを、はるかに超えている。安倍と太田ショウコウの野望をいち早く見抜いていたのも頷ける。
<原田―谷川―佐藤―菅官房長官ラインを俎上>
安倍=菅の下駄の雪どころか、下駄の歯となった公明党創価学会首脳部も、池田にとって、裏切り者の対象となろう。
原田―谷川―佐藤の3人組が、安倍と太田の結びつきと同様に、安倍=菅と下駄の歯になっている。
最近になって、池田人間革命の経緯が紹介されるようになったようだが、池田の「人間革命」第一巻の執筆は、沖縄で開始された。「戦争ほど、残酷なものはない」で始まっているという。
それでいて、沖縄の軍拡強化に突き進むための知事選に、公明党創価学会は総力を挙げて自民党候補にテコ入れした。菅の現地入りに比例して公明党創価学会は、会長の原田を先頭にして青年部6000人を動員した、とされる。
菅―佐藤―谷川ラインに原田も決起、沖縄戦の大勝利を確信してのものだった。公明党創価学会の総力戦である。
だが、結果は大敗した。選挙の各種出口調査によると、公明党創価学会の3割が戦争反対の基地強化反対の玉城デニーに投票した。政治と宗教の二重の衣を着せられた支持者の3割が、それでも自公の候補に入れなかったと出口調査で回答したということは、実際は5割以上が信濃町に反旗を翻したことになろう。
筆者は、反山口・反原田の池田創価学会を、池田親衛隊と呼んで評価している。池田親衛隊は、一つの大きな塊となっていると分析している。現在の創価学会は、池田に師事する護憲平和勢力と、右翼権力と談合して、池田を封じ込め、体制よりの改憲軍拡の新体制を敷いて、そこでぬくぬくと生き抜こうとする裏切り勢力に分裂していることになる。かつての生長の家路線である。
<創大OBの正木理事長更迭を画策した谷川の暴走>
太田・山口公明党の裏切り勢力は、安倍=菅の腰ぎんちゃくでよく知られてきている。権力と金の魔性に取りつかれた、池田のいう「非人間革命」の輩である。
この毒饅頭組に連携したのが、創価学会首脳部、特に原田・谷川であろう。日常的に佐藤というワルが、菅と連絡を取り合っていることが、これまた発覚している。FACTAの分析は正しい。
FACTAは「知ったかぶりの佐藤が、海千山千の菅にしゃぶられている。公明党は自民党の下駄の雪と笑われてきた。雪は取れるが、今は下駄の歯。すり減るばかりで、もはや下駄を壊さなければ、もう外れない」という元副会長のコメントを紹介している。
こうした適切大胆な発言を取材陣にコメントする元副会長の存在から、池田創価学会=池田親衛隊の実力を見てとることが出来る。
創大OBの正木理事長更迭劇は、谷川と佐藤の陰謀であろう。
<公明党は「下駄の雪」から「下駄の歯」>
安倍の毒饅頭組に大義などない。池田に矢を射る反乱軍に、とことん従属してゆく会員は、事態が公になれば、池田親衛隊に加わることになろう。したがって、公明党は急速に衰退することになる。
「改憲軍拡の公明党」は、下駄の雪から転進して、下駄の歯になった、いわゆる「戦争党」を意味するだろう。この態勢では、支持者はついてゆくことはない。従って、徹底した騙し作戦を採用することになろうか。
下駄の歯が擦り切れるまで踏ん張る狐と狸であり続けるのか。それとも内部崩壊か、前途は厳しいだろう。
池田親衛隊は選挙、政治から足を洗うという選択をするかもしれない。
<山口6選は安倍と9条改憲強行のための布石>
とはいえ、山口狐は6選を選択した。理由は雪の歯ゆえである。歯が擦り切れるまでとは、安倍と一蓮托生、9条改憲に突っ込んでいくという意味である。
臨時国会での安倍と山口に焦点が集まるのは、安倍が強行した自民党の改憲体制である。加藤睦子・安倍洋子の浅知恵で誕生した加藤勝信総務会長を軸にした改憲強行布陣に注目が集まっているようだ。
ワシントンでは、中間選挙次第ではトランプ弾劾も幻想ではなくなってきている。株式市場の底が抜けている。日銀崩壊も想定内に入ってきている。こんな大事態の中での、安倍の毒饅頭組が生き延びられるのかどうか。信濃町も正念場を迎えている。
2018年10月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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