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野党協力のできない体たらく、安倍一強を支えるもう一つの柱である
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2018-10-23 そりゃおかしいぜ第三章
沖縄は今年は選挙イヤーであったが、「オール沖縄」が知事選、豊見城市長選に続く県都・那覇市長選でも現職の城間幹子氏が、ダブルスコアーでの三連勝を果たした。痛恨の三連敗の自民県連は、国場幸之助会長が辞任を表明した。
こうした結果を受けながらも、野党はごたごたして必要な場面で一本化されない。その典型が、今行われている福島知事選挙である。現職の内堀雅雄氏を、自民、公明、国民民主、立憲民主、社民の各党に連合福島、無所属県議が支持し、これに対抗して、共産党は県委員長の町田和史氏を擁立する構図になっている。立憲民主党や国民民主党や社会民主党は自民党候補に乗っかる体たらくである。いくら国政とは違うと言いながら、沖縄の熱い風の受け皿がないとは、自民党を利するだけである。
北海道は比較的野党の強い地域であるが、来年の参議院選挙に向けて6議席の半分3議席を争う。自民党が2人候補を立てるようであるが、野党は共産党1名に国民民主党が1名更に立憲民主党が2名を立てるというのである。特に立憲民主党と国民民主党は根は同じで、前回選挙ではそれぞれ民進党として議席を得ている。この2党は協力する気がない。特に立憲民主党は、頑なである。野党を結束させると思われた立憲民主党は、支持率を立党の1年前の半分まで落としている。野党共闘に消極的な姿勢が影響していると思われる。
これほど馬鹿げた安倍政権を日本が6年も抱いていることは、いわば恥と言える。これはひとえに安倍晋三だけが悪いのではない、この男を問い詰めることのできない野党の体たらくは、安倍一強を支えるもう一つの柱と言える。沖縄の灯を消さないでいただきたい。
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