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胃腸が弱く飲めない安倍晋三と石破茂の酒食へのこだわり 徹底比較 安倍晋三と石破茂
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236958
2018年9月7日 日刊ゲンダイ
47都道府県の動画でアピール(石破茂氏の総裁選特設サイトから)
鈴木 石破は日本酒が好きで、よく飲んでいます。酒は相当強いと思う。アイドルや鉄道だけでなく、日本酒にも石破のこだわりがあって、知識も豊富。例えば、山形のお酒の話をすると、「本当においしいのは酒田市の……」って話が始まる。極め付きは、石破が地方講演に行く際、秘書が3、4時間かけてその地域の神話や伝統、文化を調べること。秘書が調べた資料を今度は、石破が3、4時間かけて読み込み、計6〜8時間の下準備をして、地方の講演や飲み会などに出席するわけです。石破は地方について語るとき、「観光の4要素」を口にするのですが、その中に「酒と食べ物が豊かである」という要素がありますね。
野上 養育係のウメの証言によれば、安倍は生来、胃腸が弱く、従って酒は飲めない体質です。事実、安倍の大学時代の友人も、「(安倍は)腸が弱いとかでコンパでも酒はほとんど飲まなかった」と振り返っています。安倍本人の告白によると、17歳のときに潰瘍性大腸炎を発症。25歳で正社員となった神戸製鋼の加古川製鉄所勤務時代には、社員寮入寮後、1年も経たないうちに、慣れない職場でのストレスも高じたのか体調を崩して忽然と寮から姿を消しています。実は、2カ月ほど東京で入院生活を送り、そのとき、正式に厚労省が「不治の病」として難病指定する潰瘍性大腸炎であることを宣告されたようです。
鈴木 (安倍は)会社員時代、全く酒を飲めなかった?
野上 潰瘍性大腸炎の「3大ご法度」は、@ストレスA飲酒B刺激物の摂取ですから、アルコールはもっての外なわけです。例えば、加古川工場勤務時代の同僚によれば、仕事を終え、車で30分ほどの姫路市内のホルモン焼き屋などに仲間と行っても、安倍だけが酒を飲まず、運転手役をしていたとか。工場勤務時代の元上司も「安倍君は酒は全く飲まなかった」と述懐しています。今でも宴席が苦痛なはずです。一口も飲まないわけにはいかないでしょうし。石破の健康は?
鈴木 健康面に関しては、石破は大丈夫みたいです。それにしても、安倍を含め、政治家は会食が多いから大変でしょうね。
野上 ただでさえ、安倍は潰瘍性大腸炎という持病を抱えているわけですから、付き合いの席で飲酒したり焼き肉や、脂っぽい中国料理を食べたりを続けていては余計、体にこたえるのではないかと思います。といって、飲食をしなければ、「健康不安」説を広めることになりかねませんし結局、飲食をせざるを得ない。数年前、安倍が私に「体のほうは良くなったから、これからは『健康不安』とは書かないでね」と言い寄ってきたことがありましたが、インナー情報によれば、安倍は飲食も可能なように体調維持のため何種類もの薬を服用しているようです。それでも時に、基本的には飲めない酒とかご法度の料理で、お腹の調子などを崩すことがあると聞いています。総裁3選を果たしたとしても、安倍は「健康問題」という“時限爆弾”を抱えていくことになるでしょう。 (つづく・敬称略)
▽野上忠興 1940年東京生まれ。64年早大政経学部卒。共同通信社で72年より政治部、自民党福田派・安倍派(清和政策研究会)の番記者を長く務めた。自民党キャップ、政治部次長、整理部長、静岡支局長などを歴任後、2000年に退職。安倍晋三首相のウォッチャーでもあり、15年11月発売の著書「安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密」(小学館)が話題。他に「気骨 安倍晋三のDNA」(講談社)など。
▽鈴木哲夫 1958年福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て13年からフリーに。25年にわたる永田町の取材活動で与野党問わず広い人脈を持つ。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「安倍政権のメディア支配」(イースト新書)など多数。またテレビ・ラジオでコメンテーターとしても活躍。
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— 阿部雅彦 (@tanukiinuyoropi) 2018年9月7日
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