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安倍陣営が進める執拗な「石破つぶし」の中身 離反しそうな議員を周到に取り込み
https://toyokeizai.net/articles/-/236259
2018/09/04 11:20 安積 明子 : ジャーナリスト 東洋経済オンライン
3日午後、総決起集会で気勢をあげる安倍晋三首相(写真:共同通信)
9月3日、自民党総裁選への出馬を予定する安倍晋三首相と石破茂元幹事長の選挙対策本部の発足式がそれぞれ行われた。圧倒的なリードが伝えられている安倍選対の発足式には、外遊中の二階俊博幹事長は欠席したものの、麻生太郎財務相や岸田文雄政調会長、石原伸晃元国交相など大物議員がずらりと顔をそろえ、国会議員260人と秘書86人の合わせて346人が集まった。
一方で石破陣営の選対本部発足式に参加したのは国会議員が17人で秘書が10人余り。しかも肝心の石破氏本人は西日本豪雨被害の視察のため、岡山と広島に入って不在。盛り上がりに欠けていた。
集まった議員の数は文字どおりのケタ違いである。選挙戦に入る前にすでに勝負はついているように見えたが、安倍選対は締め付けを緩めようとはしていない。なぜ、これだけの出席者が集まったのか。
「ご本人が出席してください」
「(7日の出陣式には)ご本人が出席してください。ご本人が“向こう”で、こちらには(代理の)秘書さんということがないように」
発足式の終わりに出席議員に対してこのような呼びかけがあったのは、“離反者”を防ぐためだろう。
もっとも各派閥はすでに、強い引き締めに入っている。8月7日には二階派が安倍首相を推薦する所属議員の署名を届け、選対本部発足式直後には甘利明元経済財政政策担当相も麻生派の署名を安倍首相に手渡しした。今回の総裁選では、甘利氏は安倍選対本部事務総長を務めている。
安倍首相が所属する細田派も、推薦の署名を行うことを決めた。出馬予定者を出身派閥が推薦するのは異例なことだ。
「われわれが安倍首相を応援するのは当然だが、他の派閥が推薦の署名をする以上、われわれもこれに倣わなくてはいけない」
細田派の議員はこう述べて、“安倍応援団”の結束を強調した。こうした“忠誠心”合戦はエスカレートする傾向にあり、背後に猟官運動があることは間違いない。
船田元氏は周到に取り込まれた
衆議院は安倍支持で参議院は石破支持と対応を分けた竹下派は、9月3日午前11時から「安倍総理を支援する平成研有志議員の会」を開催した。
船田元憲法改正推進本部長代行が竹下派“ナンバー3”の政策委員長に納まっていた(撮影:今井康一)
石破支援の吉田博美参議院幹事長に会長の座を下ろされた額賀福志郎元平成研会長が選対本部長、安倍首相の側近である茂木敏充経済財政担当相が事務局長に就任したのは予想どおりだが、驚くべきことに船田元憲法改正推進本部長代行が“ナンバー3”の政策委員長に納まっていた。
船田氏は憲法の早期改正に慎重派として知られ、4月19日には都内での講演で「安倍3選は黄信号から赤信号になる」と述べるなど、安倍首相と対立姿勢を見せていた。しかも石破氏とはかつて自民党を離党し、新進党で小沢一郎氏に近かったという共通点もある。よって「総裁選では船田氏は石破氏側に付く」と思われていた人物だ。
「いや、積極的に就任したのではない。やむをえず会に参加したら、役職をあてはめられたようだ」
船田氏に近い関係者はこう説明するが、要するに周到に取り込まれたということだ。こうして安倍首相は、すでに国会議員票の8割を確保したと言われている。
では議員票と同じ405票の地方票(党員票)はどうなのか。安倍首相は9月1日、徳島を訪問。「消費者行政新未来創造オフィス」などを視察するとともに、自民党県連主催の会合に参加した。
実は徳島県は石破派の牙城である。徳島1区の後藤田正純衆議院議員と比例四国ブロックの福山守衆議院議員は石破派に所属しており、2012年の総裁選では徳島県連が持つ4票のうち4票すべてが石破氏に投じられている。今回の総裁選では、そうした石破カラーを払拭しなければならない。
一方で石破氏は、少しでも情勢を好転させるべく有利と思われる地方を回り、9月2日には盟友たる中谷元元防衛相や山本有二前農水相とともに高知市で街頭演説を行った。高知と徳島は2年前の参議院選から合区になり、高知県選挙区から出馬予定だった中西哲参議院議員は比例区に鞍替えして出馬し、当選後に石破派に所属した。さらに参議院額賀派(当時)にも参加して話題にもなっている。
気になるのは「内なる敵」
だが石破氏が逆転して当選するのはほぼ不可能だ。そもそも「石破総裁待望論」がピークだった2012年の総裁選でさえ、石破氏が獲得した地方票は全体の55%を占めたにすぎない。議員票の80%以上を押さえたといわれる安倍首相に対抗するためには、地方票でさらなる積み増しが必要になるだろう。
しかしながら、安倍首相にはずっと付き合わなければいけない「爆弾」がある。持病の潰瘍性大腸炎だ。
「難病の患者に対する医療等に関する法律」で指定難病とされた同病は、原因がいまだ不明で確固たる治療法が確立されていない。寛解と増悪を繰り返すが、安倍首相が第1次政権を放棄したのは増悪期だったと言われている。
第2次政権になって、優れた治療薬のおかげで激務もこなせるようになった。だが時折、安倍首相は体調の悪さを見せることがある。9月2日は新宿のホテル内での理髪店で散髪する以外、何もせずに自宅で静養していた。
翌3日の選対本部発足式には参加したものの、あいさつは冗長なうえに失業率を減らし有効求人倍率を上昇させたという、過去の業績の話を無秩序に述べるのみだった。これでは将来の展望はほとんど感じられるはずもない。
安倍首相にとって内なる敵と外の敵では、内なる敵のほうが手ごわいのではないだろうか。総裁選の投開票日である9月20日まで約2週間余りだが、内なる敵は外の敵のようにたやすく操縦できないだけに厄介といえそうだ。
安倍陣営が進める執拗な「石破つぶし」の中身
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年9月5日
-東洋経済
船田氏は石破氏側につくと思われていた。
「安倍総理を支援する平成研有志議員の会」にやむを得ず参加したら、役職をあてはめられたようだ。
要するに周到に取り込まれたということだ。
…詐欺の手口ですやん😓 https://t.co/Gk9GOTfhKb
安倍陣営が進める執拗な「石破つぶし」の中身
— 白尾 卓人 (@shirao_cdp) 2018年9月4日
政策議論もせず、多数派工作に終始し、挙げ句の果てに石破に対して陰湿なイジメですか…
自民党員、支援者も親方が屈折した性分まで似てくる。
自民党と聞いただけで具合悪くなる。 https://t.co/1NREQsJ7GR
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— 藤井洋平 (@sidehand21) 2018年9月4日
自民党内では実質的には「踏み絵」のような事も行なっているのだろう。こんな独裁体制を敷く政党の名が「自由民主党」とは、とんでもない皮肉だ。
安倍の病状がどうだとか、石破が苦戦しているだとか、なんとなくそれっぽいことを言って中立の立場から分析しとるんやが、安倍晋三事務所がヤクザを使って選挙妨害してたって事実だけでアウトやろ。
— カトレレ (@katolele) 2018年9月4日
ズレとんねん。#ケチって火炎瓶#安倍とヤクザと火炎瓶#自民党総裁選挙https://t.co/bqzO1ETpLM
国民に嘘をついてるのに
— 桐生一馬 (@Kiryukazuma_god) 2018年9月5日
責任、実行って
説得力ない
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