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石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235450
2018年8月16日 日刊ゲンダイ
石破元幹事長と安倍首相(C)日刊ゲンダイ
「行政を公平につかさどる。これは首相として当たり前の責務だ」
耳を疑うが、これは安倍首相の言葉だ。12日に地元の山口・下関市で講演を行った際、自身の政治姿勢について、こう話した。9月の自民党総裁選に立候補表明した石破元幹事長が掲げる「正直・公正な政治」をさっそくパクリ始めたのだ。
安倍首相が争点潰しの抱きつき作戦に出るのは初めてではない。昨年の解散・総選挙でも、当時の民進党が主張していた教育無償化や税の配分を社会保障に傾斜する方針を“いいとこ取り”して、選挙の争点を潰しにかかった。
今回も、石破氏が10日の出馬会見で「正直で公正、丁寧で謙虚な政治」を訴え、「嘘つきでえこひいき」と批判される安倍政治との対比を鮮明にした途端、「公平な行政」とか言い出した。まるで脱税の常習犯が国民に納税義務を訴えるようなものだが、総裁選の論点から「歪んだ行政」を外すため、なりふり構わずパクリにかかる。
12日の下関講演で、いきなり秋の臨時国会に自民党の改憲案を提示する方針を打ち出したのも、石破潰しの一環だ。つい最近まで、「改憲はスケジュールありきではない」と言っていたのに、急に前のめり。「総裁選が党員の間で(改憲の)議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待している」と発言したのも、当然、石破氏を意識してのことだ。
石破氏も改憲派だが、拙速な改憲には否定的な立場。「丁寧な手続き」を主張していて、党の改憲案についても「しっかり議論し、最低限、党議決定のプロセスが必要だ」と言っている。
「石破さんとしては、憲法観も総裁選の争点のひとつにしたいのでしょうが、総理は真っ向から改憲論議を挑むことは避け、総裁選での勝利という結果で石破さんを封じ込めるつもりです。細かい論点については議論せず、改憲だけを前面に掲げていれば石破さんとの差は明確にならず、争点にもならない。総裁選に勝てば、総理は『党内の合意を得た』と大手を振って、自身の案で改憲を主導しようとするでしょう。国会議員票の8割を固めて、“確実に勝てる”と判断したから、候補者同士の政策論争の場はできる限り設けずに選挙戦を終わらせようとしています。論戦なら優位に立てると考えて、総理に論争を呼びかけている石破さんは甘いですね」(自民党中堅議員)
安倍首相がいまだに正式な出馬宣言をしていないのも、石破氏との政策論争の機会を極力つくらないためだ。ギリギリに出馬宣言して、たいした論戦もないまま勝ち逃げし、総裁選で改憲スケジュールを既成事実化する。総裁選は国民への改憲PRの場くらいに考えているのではないか。
「すでに選対本部もできているのに、安倍首相が正式に立候補を表明しないまま票固めに走っている姿は、やはり姑息に感じます。この国のトップリーダーを決める選挙なのだから、お互い堂々と論争をして欲しい。それが総裁の正当性を担保することにもなるはずです。議論から逃げ、数の力でごまかして、『勝ったから私が正しい』という態度で好き放題やるのは、安倍首相のいつものパターンですが、そんな茶番の総裁選を見せられたら、自民党は国民から愛想を尽かされ、そのうち世界からも相手にされなくなりますよ」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
自民党議員も党員も、本当にこれでいいのか、「自由」と「民主」を標榜するなら、なおさらマジメに考えた方がいい。
安倍首相が得意の“抱きつき作戦”で、石破元幹事長の掲げる「正直・公正な政治」をパクリ始めました。昨年の解散・総選挙でも民進党の主張や方針をいいとこ取りし、選挙の争点潰しにかかりましたが今回も同じ作戦のようです。 https://t.co/hMjcL3eul5 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年8月15日
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— 大村スニペット祐介 (@sokketsuboy) 2018年8月15日
『安倍が未だに正式な出馬宣言をしてないのは、石破氏との政策論争の機会を極力作らないためだ。ギリギリに出馬して論戦もないまま勝ち逃げし総裁選で改憲スケジュールを既成事実化する狙いだ』
石破が「森友加計疑惑の徹底追及」と言えば絶対にパクれないでしょう(笑)。>石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/MfJ6DenctI
— Power, Corruption & Lies (@chezGuermantes) 2018年8月15日
石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し 恥も外聞もない。対抗馬が出たことに立腹しているという。民主主義も立憲主義も破壊したアベ、石破は軍事大好き。未来が見えない - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/EbZCMKz32Z
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2018年8月15日
石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰しhttps://t.co/BvQ5XA4Isn今回も、石破氏が10日の出馬会見で「正直で公正、丁寧で謙虚な政治」を訴え、「嘘つきでえこひいき」と批判される安倍政治との対比を鮮明にした途端、「公平な行政」とか言い出した。まるで脱税の常習犯が国民に納税
— Hikaru 星 光一 (@utopia_star) 2018年8月15日
石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し https://t.co/zNkFS7s6rW #日刊ゲンダイDIGITAL
— ジョンレモン (@horiris) 2018年8月15日
ギリギリに出馬宣言して、たいした論戦もないまま勝ち逃げし、総裁選で改憲スケジュールを既成事実化する。総裁選は国民への改憲PRの場くらいに考えているのではないか。
対抗馬の標語をパクリ、出馬宣言を引き延ばし、論争回避。その裏で、脅しと賺しで自民地方党員の取込み工作。この人はやる事が全て姑息だ。 https://t.co/874ddQVYSy
— Maxi4858 (@maxi4858) 2018年8月16日
安倍晋三は「公平」という言葉の意味すら知らない!>石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し https://t.co/M9ZYTSUajE #日刊ゲンダイDIGITAL
— 中原ゆめ吉・・原発ゼロの地球を!! (@robonocondor) 2018年8月16日
議論から逃げ、数の力でごまかして、『勝ったから私が正しい』という態度で好き放題やるのは、安倍首相のいつものパターン
— 弁護士 星 正秀 (@hoshimasahide) 2018年8月16日
それでも自民党に投票する有権者。 https://t.co/5VvURGvPAE
石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し https://t.co/CROAnGdojQ #日刊ゲンダイDIGITAL
— セイジ (@seijiseiji531) 2018年8月16日
そのうち世界からも相手にされなくなりますよー⁉️⁉️😳😳なんだか、まだ相手にされているっぽい表現やなあ
もう十分、笑い者なんだが😎👎
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