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「ブルドーザーと銃剣で脅かして基地が」と翁長知事!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_74.html
2018/08/10 16:09 半歩前へ
▼「ブルドーザーと銃剣で脅かして基地が」と翁長知事!
普天間もそれ以外の飛行場も基地も、戦後、沖縄県民が収容所に入れられているときに取られたか、住民が住んでいるときはブルドーザーと銃剣でどかして、家も壊して、今の基地はすべてできている。
自ら土地を奪っておいて、沖縄県民に大変な苦しみを今日まで与えておいて、「普天間基地が老朽化したから、世界一危険になったから、お前たちが負担しろ。辺野古が唯一の解決策だ。
それが嫌なら代替案があるのか。日本の安全保障をどう考えているのかー。
沖縄は、戦前、戦中、戦後と、ある意味で日本国に操を尽くしてまいりました。
先の大戦では日本で唯一の地上戦で10万人を超える住民が亡くなりました。
翁長雄志・沖縄県知事は、2015年5月の外国特派員協会での会見で沖縄県民の心情を吐露した。私たちの胸を突き刺す重い言葉である。
琉球朝日放送の記者、棚原勝也さんが翁長雄志・沖縄県知事について以下の一文を投稿した。
会見の動画はここをクリック
https://www.facebook.com/katsuya.tanahara.7/videos/1794576240618154/
「私たちにも生きる権利と尊厳がある」翁長沖縄県知事が外国特派員協会で沖縄独立論に言及
videonewscom 2015/05/20 に公開
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言葉考。
言葉を持つ政治家の理路整然とした正論
『自ら土地を奪っておいて県民に大変な苦しみを今日まで与えておいて
当時は治外法権みたいなものでした。高等弁務官というものがいて、アメリカの民政府があって、そのもとに
沖縄の立法院議会というものがあった。
日本国憲法も児童福祉法の適用もありません。27年間、国会議員を出したこともありません。
普天間基地が老朽化したから世界一危険になったからお前たちが負担しろ
辺野古が唯一の解決策だ。それが嫌なら代替案があるのか
日本の安全保障をどう考えているのか≠ニいう。
(これは)日本の安全保障や日米同盟を考える上で日本国の政治の堕落≠ナはないかと申し上げている』
2015年5月、外国特派員協会。沖縄の不条理な今がなぜあるのか?分かりやすい言葉で心に届く。
まず沖縄の簡単な歴史から。約500年に及ぶ琉球王朝の全盛期の時代がありました。日本、中国、東南アジアの貿易の中心になるんだとやってきました。
大交易時代、ベトナムの博物館には600年前に琉球人が来たという年表もありましたし、中国では福州市に、琉球人の墓を今も地域の人が管理している。
北京には「琉球学館」がありまして、琉球のエリートたちがオブザーバーで勉強させてもらっていた。
ペリーは1853年に初めて浦賀に来航します。ペリーはその前後、5回沖縄に立ち寄っています。85日間滞在して、1854年には独立国としての琉球と、琉米修好条約を結んでいます。
その25年後の1879年、日本国に併合されました。私たちは琉球処分と呼んでいます。
沖縄の言葉、ウチナーグチを禁止されました。「一人前の日本人になりなさい」と皇民化教育を受け、ある意味で
日本国に尽くしてまいりました。
その先にあったのが70年前の沖縄の戦争です。唯一の地上戦で10万人を超える人が亡くなりました。日米軍人を合わせて、20万人を超える人々が沖縄で亡くなっています。
戦前、戦中、戦後と、ある意味で日本国に操を尽くしてまいりました。
その結果が、戦後すぐのサンフランシスコ講和条約で、日本の独立と引き換えに、約27年間、米軍の施政権下に差し出されたわけです。
米軍との過酷な自治権獲得闘争は想像を絶するものでした。沖縄はその間、日本国民でもアメリカ国民でもありませんでした。
インドネシア沖で沖縄の漁船が拿捕されたときには、三角の琉球旗を掲げましたが、何の役にも立ちませんでした。
ベトナム戦争には沖縄から毎日、B-52をはじめ、爆撃機が飛び立ちました。
その間、日本は自分の力で平和を維持したかのごとく、経済成長を謳歌したわけです。
今回の普天間基地のあり方ですが、日本政府は「普天間基地の危険性除去が原点」と言っております。
新辺野古基地が「唯一の解決策」と言っています。しかし沖縄から言わせますと、普天間基地の原点は戦後、住民が収容所に入れられているときに、米軍に強制拠出させられてできています。何も貸したわけではないんです。
沖縄は今日まで自ら基地を提供したことは一度もございません。
普天間もそれ以外の飛行場も基地も、戦後、沖縄県民が収容所に入れられているときに取られたか、住民が住んでいるときはブルドーザーと銃剣でどかして、家も壊して、今の基地はすべてできている。
だから、自ら土地を奪っておいて、県民に大変な苦しみを今日まで与えておいて、「普天間基地が老朽化したから、世界一危険になったから、お前たちが負担しろ。
辺野古が唯一の解決策だ。それが嫌なら代替案があるのか。日本の安全保障をどう考えているのか。沖縄県のことを考えているのか」という話がされている。
私は、日本の安全保障や日米同盟を考える上で、『日本国の政治の堕落』ではないかと申し上げている。
新辺野古基地のボーリング調査が始まっていますが、『海上での銃剣とブルドーザーで基地建設が始まった』という様相です。
私は、自国の自由、平等、人権、民主主義を守れない国が、どうして世界にその価値観を共有できるのか不思議であります。
私は自由民主党の出身ですから、日米安保体制は大変理解をしております。
日米同盟は、もっと品格のある誇りのあるものでなければ、アジアのリーダーとして価値観を共有できないのではないか。
安倍総理と会談しました。安倍総理がおっしゃったのが「普天間、新辺野古をつくるが、そのかわり嘉手納以南は着々と返す。
オスプレイも何機かは本土で訓練している。負担軽減を着々とやっているから理解していただけませんか」という話でした。
私からすると「総理、普天間が辺野古に移り、嘉手納以南が返還された場合、一体全体、沖縄全体の基地はどれだけ減るのかご存知ですか。
一昨年、小野寺五典防衛相(当時)と確認したところ、今の米軍専用施設の73.8%から73.1%になる。
0.7%しか減らないんです。
みんな県内移設だから。那覇軍港は2025年など、年限を決めて返還すると言っているが『またはその後』と書いてある。
これまでも散々、そういったことに付き合わされてきたから、いつ返還するかわからないとよくわかる。返還に々と進んでいるようには見えませんよ」ということです。
オスプレイも、実は2012年に配備される半年前から、沖縄に配備されるという話があった。
当時の森本敏防衛相にも話をしに行きましたが「一切分かりません、聞いていません」と言う。しかし森本さんが
学者時代の2010年に出した本に「2012年に12機、2013年に12機、配備される」と書いてある。
一学者が書いた通りになっている。日本の防衛省はよっぽど能力がないか、県民や国民を欺いているか。
本の中では「もともと辺野古はオスプレイを置くために設計しているので、100機以上配備される」とある。
そうすると24機来て、何機か県外で訓練していますが、みんな沖縄に戻ってくる。それが見えるだけに、私は総理に「それはちょっと信用できませんよ」と話をさせてもらいました。
13年前、アメリカのラムズフェルド元国防長官が、普天間基地を見においでになりました。「これはダメだ、世界一危険だから早く移転しなさい」と言いました。
菅義偉官房長官も、再三再四、「普天間は危険だから辺野古に移す」と言っているんですが、ならば新辺野古基地が造れない場合、本当に普天間は固定化しますか。
アメリカも日本もこれだけ危険だと言っている普天間を固定化出来るんですか。
「そうしないと固定化するよ」と私たちを脅かしているもんですからね。安倍さんは返事がありませんでした。
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