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「辺野古に基地を造らせない」県民総意が最重要(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/869.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 8 月 09 日 20:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「辺野古に基地を造らせない」県民総意が最重要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-2040.html
2018年8月 9日 植草一秀の『知られざる真実』


沖縄県の翁長雄志知事が逝去された。

謹んで哀悼の意を表したい。

この結果、沖縄県知事選が9月にも実施されることになる。

「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げて沖縄県知事に選出された翁長知事であったが、現実には、辺野古米軍基地建設が着々と進行してきた。

8月17日の埋め立てのための土砂投入方針まで示され、ぎりぎりの段階で埋め立て承認の撤回の方針が示されて、聴聞が行われる寸前のタイミングで翁長氏が逝去された。

2014年11月の県知事選で、沖縄県民は「辺野古に基地を造らせない」との思いを託して翁長氏を新知事に選出した。

この選挙結果こそ、埋め立て承認を撤回する正当な事由であった。

現に翁長氏は、沖縄知事選の結果そのものが埋め立て承認撤回の根拠になり得ることを繰り返し言及してきたのである。

「撤回は、法的な瑕疵がなくても、その後の新たな事象で撤回するということですが、知事の埋め立て承認に対して、県民がノーという意思を強く示すことが、新たな事象になると思います」
(2014年10月21日政策発表記者会見)

「法的瑕疵がない場合も、私が勝利したならば承認撤回の条件になる」
(知事選直前のインタビュー=2014年11月12日付琉球新報)

「知事選で示された民意は埋め立て承認を撤回する事由になると思う」
(当選後初の議会答弁=2014年12月17日)

「知事選で示された民意」によって埋め立て承認を撤回することができることを、翁長氏が何度も明言してきた。

しかし、この「公益撤回」は行われずに、現在に至っている。

本年7月に翁長知事は、埋め立て承認撤回の方針を示したが、これは上記の「公益撤回」ではなく、「要件撤回」であった。

このことを、『アリの一言』ブログ主宰者が詳細に記述されている。

https://bit.ly/2MaiUEp

同ブログから「公益撤回」と「要件撤回」の違いについての記述を転載させていただくと、

「公益撤回」が

「新基地建設自体が平和を望む県民・市民の意思に反している、民意に反して(公約違反)埋め立てを承認したこと自体が誤りだったとする、地方・住民自治に立った“政治的撤回”」

であるのに対し、

「要件撤回」は

「埋め立て承認時の約束事を守らなかったことを理由とするいわば“事務的・行政的撤回”」

ということになる。

翁長知事は公益撤回できるとしながら公益撤回をせず、本年7月に要件撤回を行う方針を示したのである。

現時点で何よりも重要なことは、9月に実施される知事選に向けて、「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に明記する新しい知事を誕生させることである。

2014年11月知事選で沖縄県民が託した思いは、まさにこの点にあった。

自公の安倍内閣与党勢力はすでに知事選候補者を確定している。

これに対して、「辺野古に基地を造らせない」方針を掲げてきた勢力は、直ちに知事選立候補者の擁立を行わなければならない。

米朝首脳会談が実施され、東アジアを巡る国際情勢も大きく変化しつつある。

沖縄県にだけ過大な負担を押しつけてきた日本の米軍基地政策を抜本的に見直すべきことは当然である。

「弔い選挙」になる沖縄県知事選で、沖縄県の主権者は改めて「辺野古米軍基地NO」の総意を明示する必要がある。



 

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コメント
 
1. 仁王像[2346] kG2JpJGc 2018年8月09日 20:29:32 : UXY9Hz9ADg : f0_Gnh58rvM[1]

 未だ死者への個人攻撃をやっている。薄っぺらな法手続き論者(前頭葉三寸で頭の体操だけ得意)には現場の実戦的戦術など思いも及ばない。
 故・翁長氏の実践経験から編み出された戦略(路線)以外にない。

 軽薄なインテリの提言を真に受けると非常に危険である。
 「謹んで哀悼の意」などと白々しい。嘘っぱちはミエミエよ。

(翁長氏の編み出した戦略)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/625.html
 http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/627.html
 http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/628.html


2. 仁王像[2347] kG2JpJGc 2018年8月09日 21:10:40 : UXY9Hz9ADg : f0_Gnh58rvM[2]
(1に追加)

 「公益撤回」云々などというのは、『アリの一言』などと工作サイト臭いところからの”受け売り”に過ぎない。自らの法理論で自分の言葉で語らない(素人だからできない)。
 だから風向きが怪しくなれば、これが逃げ道にもなる。アレは「アリの一言」を鵜呑みにしたボーンヘッドなどと煙に巻くのだ。

 櫻井ジャや副島隆彦と同様、大局観を持った戦略思考が不得手なのだ。こんな実践経験もない非戦略家(非専門家)の言う事を当てにすると間違うだろう。


3. 2018年8月09日 23:42:07 : 2AxvsCSIlA : yO8UVYgy90w[22]

> 未だ死者への個人攻撃をやっている。薄っぺらな法手続き論者(前頭葉三寸で頭の体操だけ得意)には現場の実戦的戦術など思いも及ばない。
 故・翁長氏の実践経験から編み出された戦略(路線)以外にない。


その現場の実戦的戦術の結果、辺野古の基地建設は止まったのだろうか?
止まってない以上、そのやり方は現時点において間違いだったと言えませんか。
それとも、この後、更に何か奥の手があるとでも?

また、撤回に関して、それを行政手続き上の問題で攻めるということは、手順を踏めばOKってことにもなる。これでは、仮に裁判に勝てたとしても、実質、負け。


そして、「死してまで」というが、次の知事選は待ってくれない。

だから、氏は

>これに対して、「辺野古に基地を造らせない」方針を掲げてきた勢力は、直ちに知事選立候補者の擁立を行わなければならない。

と書いている。
知事のやり方の問題点を挙げて、今後と最優先されることを指摘しているだけ。
それは以前から変わらない。


> 「公益撤回」云々などというのは、『アリの一言』などと工作サイト臭いところからの”受け売り”に過ぎない。自らの法理論で自分の言葉で語らない(素人だからできない)。

『アリの一言』ブログ主宰者の指摘は、実際、沖縄の問題を見続けた人故、大変鋭い。
信者ならば、腹立たしいほどだと思う。なぜ腹が立つのかというと、まともな反論ができないほどだから。

優れた指摘があれば、それを学び吸収する。そして、それに関して説明する場合、出典が、わかりやすく優れていれば、それを使うのがそんなにおかしなことでしょうか?

仁王像さんの熱さや思いは、かねてから充分伝わってくるのだけど、それ故、(入れ込み過ぎて)目を曇らせているのかなと。

もっとも、それを言って、どうこうなるものでもないとは思いますが。


4. 仁王像[2348] kG2JpJGc 2018年8月10日 05:05:00 : jAbOXxHRtI : ZxonZ7ikIOY[1]
 >>3

 1の(翁長氏の編み出した戦略)を読んでのご意見でしょうか?

 私の現時点での考えは、ここに出尽くしているので繰り返しません。


5. 仁王像[2350] kG2JpJGc 2018年8月10日 20:20:42 : ox499NuCcw : 88Q1PPKQxAQ[2]
(”公益撤回”が最高裁でどう決着がつくかの確たる見通しが大事)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/625.html#c2

 「公益撤回」を売り物にする「アリの一言」とそれを受け売りする植腐は、最高裁の何たるかの現実認識に知らん顔である。最高裁が信用に足るものでないことは今に始まったことではない。良く知られた前科に砂川裁判がある。つい最近も再審請求を退けた。

 この現実が見えない振りして、あたかも「公益撤回」の法手続きさえすれば、結果は上々ででもあるかのような幻想を振り撒くだけ。最高裁でどうなる見通しかが肝心なところ。受け売りするだけでなく、植腐は独自の考察を加え、かくかくしかじかで十分見通しはあるなどと熱く語るべきである。

 だがそれを語る能力も確信も元々ないのだ。万一、不首尾に終われば、原告側の裁判のやり方が下手だったのだ、などと難癖をつけて豚面(トンズラ)するのだ。無責任極まりない。
 このような者たちは、およそ戦略家では有り得ないし専門家でもない。全く信用ならないと断ずる。馬の骨と何ら変わるところはない。

(補)
 「公益撤回」などということを他の法律家や弁護士が口にしてのを聞いたことがない。「アリの一言」の思いつきか、工作臭い。これを無批判に受け売りしている植腐センセ、いかにもウブな藤四郎ではないか。

・砂川事件、最高裁も再審認めず 元被告らの特別抗告棄却/朝日新聞
 岡本玄 2018年7月19日
 https://www.asahi.com/articles/ASL7M46J7L7MUTIL02S.html


6. 2018年8月12日 00:30:20 : dNLKpANxsc : IkMZiC9ILOg[1] 報告
3ですが、結局のところ、まともな説明がないですね。リンク先にも。
自分に都合のよいところをダラダラ書き連ねているようにしか思えません。


内容はともかく、撤回は自体は行われるようなので、いい加減、理由を聞かせてくれてもよいと思うのですがね。

どうして、当選直後、民意が明らかに撤回を指示している段階で知事がそうしなかったかを。

こう聞くと「戦術が〜」と言われるのですが、そうならば、現状、それが効を成していないのが明白。失敗と言うことですし、そもそもそれ程度では撤回を行わなかった理由としては希薄です。

私はいくら考えても、そう判断した知事の考えが理解できません。
あなたの書き込みを見ても、「批判的なことを言う誰それはわかってない」程度のことしか書いていないのですよ。補足的な内容も今一的外れな感じです。

これでは、ネトサポや業者にそそのかされたネトウヨ程度ではないのですかね。

良く考えてください、あなたの仰有るところの知事の戦術は、工事を止めさせると言う意味で成功しましたか?

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