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杉田水脈のような議員は大勢いる “弱者排除”蔓延の戦慄
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234025
2018年7月25日 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による
杉田水脈議員(C)共同通信社
こんな主張を容認するようでは、自民党はヘイト政党として国際社会から白眼視されても仕方ない。
自民党の杉田水脈衆院議員の寄稿文に批判が殺到している。問題になっているのは、18日に発売された「新潮45」(8月号)に掲載されている「『LGBT』支援の度が過ぎる」というタイトルの論考。杉田の主張は、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーなど性的マイノリティーに対する差別感情ムキ出しで、こう書かれている。
<LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか>
子どもをつくらない国民のために使う税金などないというのだ。信じがたい発想である。同じことを、子どもがいない安倍首相夫妻に対しても言えるのか。あの夫妻がどれだけの税金を浪費してきたと思っているのだ。
杉田は「支援の度が過ぎる」というが、“LGBT助成金”みたいなものがあるわけでもない。性的マイノリティーも普通に生きている有権者であり、納税者であることに変わりはなく、特段、優遇されているわけではない。
そもそも、生産性という視点で選別されるのは、家畜や機械の類いである。人間に対して、しかも国会議員が国民を生産性という尺度で切り捨てる。こんなことが許されるのか。障害や人種を理由に大量虐殺に及んだナチスの「優生思想」そのものではないか。
■障害者施設の殺傷事件に通じる危険な思想
「杉田議員の主張は、2年前に相模原で起きた障害者施設での殺傷事件に通じます。犯人は『障害者は役に立たない』『生きている価値がない』と決めつけて、入所者19人を殺害した。偏見と思い込みの暴論です。子どもを産むことを『生産性』という言葉で表していることも、おぞましい。国民は子どもをつくる機械ではないのです。それに、同性婚を認めた国ではLGBTと出生率に何の関係もないことが統計からも明らかになっている。社会的弱者やマイノリティーに手を差し伸べるべき政治家が、率先してヘイトをまき散らしているのだから話にならない。議員辞職ものの差別発言ですよ。自民党としてもケジメをつけるべきですが、おとがめなしで終わりそうで、そういう人権意識のない政党が国政を担っていることに危機感を覚えます」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)
二階幹事長は24日の会見で、「多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事」と正論を言いながら、「自民党は右から左まで各方面の人が集まって成り立っている」「いろんな人生観、考えがある」と、杉田の主張を事実上容認した。
二階自身も、6月に都内で開かれた講演会で「子どもを産まないほうが幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる」と言って大問題になったくらいだから、人権は右、左の問題ではなく、ヘイトと人生観は別の話だということも分からないのかもしれない。二階に限らず、今の自民党は、上から下まで狂った優生思想に毒されている。杉田は寄稿文が炎上した後、自身のツイッターにこんな投稿をしていた(現在は削除)。
<LGBTの理解促進を担当している先輩議員が「雑誌の記事を全部読んだら、きちんと理解しているし、党の立場も配慮して言葉も選んで書いている。言葉足らずで誤解される所はあるかもしれないけど問題ないから」と、仰ってくれました。自民党の懐の深さを感じます>
<「ネットで叩かれてるけど、大丈夫?」とか「間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ」とか「杉田さんはそのままでいいからね」とか、大臣クラスの方を始め、先輩方が声をかけてくださる>
このツイートが事実なら、杉田の主張は安倍自民のホンネなのだろう。
相模原殺傷事件に通じる優生思想(C)日刊ゲンダイ
自分たちの失策を棚に上げて弱者を叩く選民意識 |
思えば、第2次安倍政権の発足当初から、イヤな兆候はあった。トリクルダウンというヒエラルキー理論に立脚したアベノミクスは結局、富裕層を儲けさせただけで、庶民は負担増を押し付けられただけだ。そういう失策を恥じるどころか、経済的な弱者を叩く風潮。片山さつき参院議員らによる生活保護バッシングも横行した。
「自分だけが儲かればいいという利益至上主義、弱肉強食の新自由主義が蔓延して、人の価値を生産性や経済効率性で捉えるようになってしまった。本来は弱者も安心して生活できるようにするのが政治の役割なのに、セーフティーネットをどんどん外してきたのが安倍政権の5年半です。杉田議員が言う『生産性』の理論で、高齢者や弱者に税金を使う気はないと、福祉や社会保障費を削ってきた。新自由主義を突き詰めれば、弱者は邪魔者扱いされ、マイノリティーを差別し排除する全体主義になる。権力者が思い描くスタンダードから外れた人が生きづらい世の中になっています」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
芥川賞作家の平野啓一郎氏も、日刊ゲンダイのインタビューでこう話していた。
<今は経済的苦境にある人は見捨てられるだけでなく、批判される。社会保障という面で国に「迷惑をかけている存在」だと、糾弾の対象になってきている>
<社会的風潮そのものが新自由主義から全体主義へと変わりつつある危惧を覚えます>
■沖縄差別も根底は同じ差別意識
安倍政権下で、自民党議員による弱者や女性への暴言、偏見は枚挙にいとまがない。
がん患者は「働かなくていい」とヤジを飛ばした大西英男衆院議員。衆院厚労委の参考人として招聘したがん患者に「いい加減にしろ!」と執拗にヤジを浴びせた穴見陽一衆院議員。「子どもは3人以上、産み育ててほしい」と発言した加藤寛治衆院議員。「子どもを4人以上産んだ女性を表彰する」と言い出した山東昭子参院議員、天皇・皇后主催の晩さん会に国賓が同性パートナーを伴って出席することに反対だと嫌悪感を示した竹下亘総務会長、高齢者の終末医療を「政府のお金でやってもらっていると思うと、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」と言い放った麻生財務相……。
選民意識なのか、ナチスばりの優生思想なのか。古い価値観を押し付け、弱者を差別し、国民は黙ってお上の方針に従えという態度。政府の方針と違う意見は力ずくでも排除する。これが安倍政権の国民に対する向き合い方だ。
強引に推し進める沖縄・高江の米軍オスプレイ離着陸用ヘリパッド建設でも、機動隊員が抗議活動の住民に「土人」と罵声を浴びせた。当時の鶴保庸介沖縄担当相は、これを「差別と断じることは到底できない」と吐いてのけた。
「現場や国民に思いを馳せることなく、自分たちの方針を上から押し付けるのが安倍政権のやり方です。『女性活躍』と口では言いますが、ひと皮むけば、女性は子どもを産んで家庭を守るべきだと考えている。税収を増やしたいというような生産性の問題で、女性も働いて納税しろと言っているだけです。多様性を認めるなんて口先ばかりで、本音では戦前の家父長制と富国強兵を理想としているのでしょう。杉田議員の暴論も新自由主義のなれの果てであり、弱者を排除する全体主義がこの国を覆っている。国民は、いつ自分が攻撃対象にされるか分からない。恐ろしい社会です」(山田厚俊氏=前出)
そういえば、次から次とスローガンだけはブチ上げてきた安倍が「生産性革命」とか言っていた時もあった。この政権が言う「生産性革命」「人づくり革命」とは、どういうことなのか。狂った政権に家畜や奴隷のように扱われるのはゴメンだ。
杉田水脈トンデモ発言をABC#キャスト が取り上げました。「安倍首相と同じ細田派!」としっかり安倍首相と近い存在である事も報じてくれました。
— ZORO (@zorotatsu) 2018年7月24日
全て見ていただきたいのでリプに続けますのでご覧下さい。 pic.twitter.com/Dop4q35BKq
キャスト
— 胡蝶蘭 (@3SC5vunUPhy5Env) 2018年7月24日
自民 杉田水脈議員「生産性がない」
三輪記子さん
恐ろしいのが生産性と言う言葉を持ち出している。
病人には生産性がないっていう事につながっていくような言い方。この一言だけで議員辞職に匹敵すると思う。
古賀茂明氏
これやってる人達は安倍さんのご機嫌を取ってるつもりでやっている。 pic.twitter.com/RgzS06rw08
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年7月25日
【恐るべき優生思想 全体主義が蔓延の戦慄】
『杉田水脈発言 似たようなのはゴロゴロある』
「イヤな風潮は安倍政権の発足当初からあった。利益至上主義、新自由主義の延長に弱者差別と排除がある。ナチスの思想に行き着き弱者は邪魔になっていく」
「政権そのものが狂った思想に…」 pic.twitter.com/dpvhHIpopu
とにかく自民党は杉田議員を厳正に処分しないと党全体の見識が問われますね。二階幹事長の認識の甘さには愕然とした。LGBTの方々の人権を守り共生社会をどう実現させるのか自民党はしっかりとビジョンを打ち出し政府与党として立法措置を推進する責任がある。
— 産経新聞とネトウヨが大嫌いな保守 (@wanpakuamatsuka) 2018年7月25日
アベ自身が狂っている。
— オルガン爺 (@denmei6350) 2018年7月25日
コイツを支持する自民党も狂っている。
自民党を支持する人が目を覚ましてくれれば、あっという間にこの国は変わるのだろう。
早く目覚めてほしいものです。
優生思想の結果生まれたのが安倍政権なら、優生思想による強制不妊手術は明らかに間違っていた。
— くりん (@rftejbg) 2018年7月25日
危険すぎる。
— msk@義を大切に (@masakkno) 2018年7月25日
杉田議員の発言もだが、自民党の中で維新系列の思想が広がっている裏付けが取れた。
ゴロゴロあるのは間違いない。
新自由主義は金持ちの下に、貧乏人は国籍、性別問わず平等だろう。貧乏人同士は何かにつけて対立するが、政治家、マスメディア、そして平等を訴える人は大抵金持ち階層でその対立とは縁がなく、住む場所も違うだろうから気楽なものだ。
— ぐう平@韓国人はライダイハンを知らない? (@Far_East_Nite) 2018年7月25日
結局、野田潰しなんだな。立候補を取りやめたら、徹底して擁護する約束だろう。安倍総理は対立候補が出ると批判票が集まるのがわかって事前に潰す作戦に出ている。
— koppe (@koppe37831569) 2018年7月25日
脅し取引して人質を取るようなことまでする。犯罪集団より悪い。
とても一国の首相がやることとは思えない。唾棄すべき総理大臣、安倍!
優生保護法の復活かあるいは劣性遺伝子排除法ができるのか。だが現実味を帯びてきている。
— fancylala (@fancylala1115) 2018年7月25日
杉田水脈のような議員は大勢いる “弱者排除”蔓延の戦慄 https://t.co/8k7WGrNXs4 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2018年7月25日
こんな主張を容認するようでは、自民党はヘイト政党として国際社会から白眼視されても仕方ない
安倍自民の本質:恐るべき優生思想、全体主義が蔓延の戦慄
— 風の王 (@kingofkings1959) 2018年7月25日
「イヤな風潮は安倍政権の発足当初からあった。利益至上主義、新自由主義の延長に弱者差別と排除がある。ナチスに行き着き、弱者は邪魔者になっていく」(日刊ゲンダイ)
https://t.co/lzC24sdkU9 #日刊ゲンダイDIGITAL
これで旧民主党よりはマシと国民はよく言えたものだ…
— Hiroya (@Blades2012Free) 2018年7月25日
杉田水脈のような議員は大勢いる “弱者排除”蔓延の戦慄 https://t.co/M2UP7jvekx #日刊ゲンダイDIGITAL
自民党はヘイト政党に変質してしまった、安倍シンゾーの功績か?>杉田水脈のような議員は大勢いる “弱者排除”蔓延の戦慄 https://t.co/kJZyz8WAMM #日刊ゲンダイDIGITAL
— 中原ゆめ吉・・原発ゼロの地球を!! (@robonocondor) 2018年7月25日
恐るべき「優生思想」「全体主義」が蔓延の戦慄 杉田水脈発言 似たようなのはゴロゴロある イヤな風潮は安倍政権の発足当初からあった。利益至上主義、新自由主義の延長に弱者差別と排除がある。ナチスの思想に行き着き、弱者は邪魔者になっていく(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/07Vd1XO32l
— KK (@Trapelus) 2018年7月25日
なぜ、自民党は杉田水脈氏の発言を「個人の見解」として容認するのか。なぜ、もっと真っ向から党として否定しないのか。自民党の態度に強く失望を感じました。 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ https://t.co/wG838yCuzm
— 勝間和代 (@kazuyo_k) 2018年7月24日
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題。与野党から批判が相次いでいます。https://t.co/GAi3n2NrXV pic.twitter.com/QNmbtCSNF3
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年7月25日
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