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新しい世界政治潮流としての草の根民主主義
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2018年7月 3日 植草一秀の『知られざる真実』
今日は日本中が睡眠不足症候群に襲われているのではないかと推察するが、ワールドカップ決勝トーナメントの日本対ベルギーの一戦はワールドカップ史上に残る名試合になったのではないか。
FIFAランキング第3位の強豪国を相手に日本チームは勝利をたぐり寄せたがあと一歩及ばなかった。
敗戦はしたものの観戦したすべての人々の脳裏に刻まれる名勝負が演じられたと思う。
その直前に、私は鳩山友紀夫元首相が主宰される東アジア共同体研究所(EACI)のUIチャンネル・YOUTUBE放送に出演させていただいた。
YOUTUBE映像で録画をご覧いただくことができるので、ご高覧賜れればありがたい。
https://www.youtube.com/watch?v=pRMOTkBhU8w
日本政治刷新のための方策について、鳩山元首相からも前向きなメッセージをたくさんいただいた。
政治刷新を叫んでみても、実際に行動が伴わないと何も変わらない。
政治刷新はどうしても選挙という大きな関門を経なければならないもので、この選挙を勝ち抜く方策を伴わないと積極的な意義を持ち得ないからだ。
選挙の際に市民運動が候補者を擁立しても、政党要件を満たさないと、メディアが報道において大きな取り扱いをしない。
「諸派」の扱いでは、選挙を通じて当選者を輩出することは極めて困難である。
したがって、仮に市民主導の新党が創設されるにせよ、その新党が政党要件を満たして選挙に臨むことが必要になる。
立憲民主党があいまい民進党の分離・分割を完遂して、安倍政治に対峙する基本政策路線を明示し、その基本政策路線を共有するすべての勢力と大きな連帯=大同団結を形成することを誘導するなら、政権の刷新が視界に入ってくるはずだ。
ところが、この立憲民主党の行動がいまだにはっきりしない。
民進党の分離分割は中途半端なまま漂流している。
そして、立憲民主党は共産党との選挙協力、共闘体制構築に対しても積極的な姿勢を示していない。
この状態のまま、次の衆院総選挙、参院通常選挙になだれ込むなら、またしても自公陣営が国会議席の3分の2を占拠してしまう事態が発生しかねない。
この現状が続くなら、「愛・夢・希望の市民政権樹立」に向けて、主権者が主導する新党を立ち上げることも検討する必要が出てくるのではないか。
安倍政治は
戦争推進、原発推進、弱肉強食推進
という明瞭な旗を掲げている。
良し悪しを別にすれば、極めて明確で分かりやすい。
これに賛同する主権者もいるが、反対する主権者も多い。
反戦・反核・反貧困
の旗を掲げる勢力の結集を待望している主権者が多数存在する。
この主権者の声に応える必要がある。
メキシコで7月1日に実施された大統領選挙で、新興左派政党「国家再生運動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長の当選が確実になった。
イタリアでは、草の根民主主義勢力の「五つ星運動」が3月の選挙結果を通じて新しい政権を樹立した。
マレーシアでは5月9日に実施された総選挙で、92歳のマハティール元首相が率いる野党連合「希望連盟」が過半数議席を獲得して政権交代を実現した。
「市民が変える政治」が世界の各地で大いなる躍進を示している。
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