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したり顔で「決裂」予言 大マスコミの愚 ご破算になったら米朝ともにオシマイだ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/309.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 6 月 14 日 18:45:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


懐疑的報道が目立つ米朝会談 ご破算になったらオシマイだ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231151
2018年6月14日 日刊ゲンダイ 文字お越し ※タイトルは紙面による

 
 共同声明が現実になる(C)ロイター

「期限・具体策に触れず」(朝日新聞)

「共同声明 具体策盛らず」(毎日新聞)

「具体策示さず」(読売新聞)

「時期や検証 先送り」(日経新聞)

「北、検証なき半島非核化」(産経新聞)

「具体策示されず 米『体制保証』」(東京新聞)

 史上初の米朝首脳会談が12日に開催されたのを受け、13日の朝刊1面トップには、こんな見出しが並んだ。見事なまでに、懐疑的な論調ばかりだ。

 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が署名した共同声明には、米国が合意の前提としてきた「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」の文言がない。スケジュールや検証方法といった具体策が示されなかったから、非核化が実現するかは疑わしいというのだ。

 テレビのコメンテーターも「北が本気で核を手放すとは思えない」「これまで散々、裏切られて信用できない」「首脳会談は時間稼ぎに使われただけ」などと、声明が空文化する可能性を強調。本格的な交渉は始まったばかりなのに、早くも決裂を見込んでいる。北朝鮮だけでなく、トランプが体制保証という果実を先に与えたことに対する不満も強い。歴史的会談の“成功”を優先した米国が、北朝鮮に「譲歩」、あるいは「妥協」したと批判的な見方をしている。

■歴史的合意をこき下ろすナンセンス

 こうした論調に対して、元外交官の天木直人氏がこう言う。

「トランプ大統領は会見で、米韓合同軍事演習の中止まで言及した。これは驚くべきことで、譲歩と受け取る人もいるかもしれない。しかし、2人が署名した共同声明と、その後のトランプの記者会見をしっかり見れば、誰もが想像できなかったような大胆な合意がなされたことが分かります。この世紀の合意をこき下ろすのはナンセンスですよ。首脳同士が協力関係を構築していくことで合意し、金正恩委員長は言いたい放題のトランプひとりに記者会見を任せ、すべてを委ねた。これからものすごい勢いで物事が動いていくと思います。早晩、互いにワシントンと平壌を訪れ、1年以内に国交正常化が実現するかもしれない。残り2年半のトランプ大統領の任期中に、共同声明に書かれた内容が現実になるのです。それは朝鮮戦争の終結であり、北朝鮮の完全非核化であり、朝鮮半島の非核化であり、在韓米軍の縮小、撤退であり、北朝鮮の劇的な経済開発です。“冷戦”が終わり、米朝が永続的な平和を実現する道を歩んでいくことになる。これほどの画期的な合意の前で、譲歩だの具体策だのといった論評は無意味です」

 大枠の合意であれ、もう後戻りはできない。それは、米朝が共同声明にこぎ着けたタイミング、両首脳の置かれた状況を考えれば分かる。しかも今回の合意は、互いにメリットしかないのだ。

 
 日本はメディアも蚊帳の外(提供写真)

トランプの譲歩が面白くない軍産複合体と安倍政権

「米朝首脳会談は、どちらかが得をすればどちらかが損をする綱引き形ではなく、両者にとって“ウィン・ウィン”が期待できる形です。トランプ大統領のビジネスマン的な視点から言えば、まず、国交正常化によって米国は北朝鮮の豊富なウランやその他のレアメタルを手にすることができる。安価でよく訓練された労働力や、爆発的な成長が見込める潜在市場も魅力でしょう。さらに、ロシア疑惑などで苦境にあるトランプ大統領にしてみれば、米朝会談の成果は起死回生の逆転満塁ホームランになる可能性がある。北朝鮮に核を廃棄させることができれば、米国に平和がもたらされるだけでなく、朝鮮半島の平和の礎を築いた功績でノーベル平和賞も転がり込んでくるかもしれないのです。米国の軍事的脅威に対抗するため、無理を重ねて核ミサイル開発を進めてきた北朝鮮は、国内経済を犠牲にしてきた。そこへ米国が軍事行動を示唆して追い詰められていましたが、核さえ放棄すれば、平和と経済発展の両方を手にすることができる。米国の脅威が取り除かれ、経済制裁も解除され、さらには新たな経済支援が受けられるとなれば、国内の経済優先策を進められる。米国との交渉を継続して国際的にも国家としての存在が認知されれば、それも大きな成果です」(経済評論家・斎藤満氏)

 トランプ政権も北朝鮮も、こんな絶好の機会を逃すわけがないのだ。この交渉はお互いにメリットしかないのだから、決裂は考えられない。

 米国世論だって歓迎しているのに、なぜ日本のメディアは決裂を予測し、悲観論を垂れ流すのか。

「決裂してくれた方がありがたい人々がいるのです。まず、米国のネオコン勢や軍産複合体がそうです。彼らは中東だけでなく、朝鮮半島でもドンパチが起きてくれれば、需要拡大のチャンスだと考えている。戦争になれば消耗品の武器弾薬は特需だし、韓国や日本に高値で売りつけることができる。日本でも省益拡大を狙う防衛省や官邸は、決裂を願っているでしょう。安倍政権は北朝鮮の脅威をアピールすることで求心力を高め、緊張の中で軍事費を増やして軍拡路線をひた走ってきた。北の脅威がなくたって、危機をあおって、法改正や総選挙に利用してきました。政権維持のためにも、北には暴れていて欲しいし、米朝の接近は心理的なショックも大きいはずです」(斉藤満氏=前出)

■決裂して戦争になってもいいのか

 米国と北朝鮮。不倶戴天の首脳同士が北東アジアの平和のためにコミットした。これがご破算になれば、次のオプションは戦争しかない。それも核戦争である。そうなれば米朝ともにオシマイだ。日本にも甚大な被害が生じるというのに、なぜ平和的な交渉開始を喜べないのか。戦争リスクを排除し、自国民を戦火から守るのが為政者の務めではないのか。

 せっかく半島の平和に向けたプロセスがスタートする機運が生まれたのだから、それを後押しし、周辺国として協力することを日本政府に求めるなら分かるが、米朝の合意に疑いの目を向けるメディアもどうかしている。戦争になった方がいいとでもいうのか。

 前出の天木直人氏もこう言う。

「大メディアが、今回の米朝会談に目覚ましい成果はなかったかのように報じるのは、日本のメディアも蚊帳の外に置かれているからではないか。日本政府の関係者や米国筋では、昔ながらのネオコンからしか情報を取れないから、彼らが望む決裂シナリオに傾いてしまう。情報源の思惑に乗っかって、イチャモンを並べ立てているように見えます。しかし、歴史的な転換でこれから激動が起きるのは間違いない。北朝鮮に対する旧来の立場や見方を変えられない安倍政権では、時代の波に取り残されるし、日朝会談も実現できないでしょう。拉致問題を解決し、米朝合意を国益につなげるためには、一日も早く政権を代えて出直すしかない。安倍退陣を求める声がメディアから上がらないようでは、今後ますます日本の出る幕はなくなるでしょう」

 確かに北朝鮮は信用ならない国かもしれないが、米朝合意が実現すれば、世界は劇的に変わる。したり顔で「決裂」を予言する大メディアと官邸のミスリードに惑わされると、大局を見失いかねない。







 


 

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コメント
 
1. 新共産主義クラブ[6444] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2018年6月14日 18:52:54 : PJRNQmxLCA : A@b4iCnSq3E[53]
 
 日刊ゲンダイも、米朝ネタでは、結構ブレている気がするけれど。
 
 いろいろな見方を伝えているという見方もあるかな。
 


2. 2018年6月14日 19:21:21 : yKd8gLHjek : DKFTv6M0M2M[8]
大変だ!でんでん!トランプから、日本のマスコミは「敵」だと言われているぞ!

◆トランプ大統領 北朝鮮との合意の低評価を試みるマスコミは「敵」 (Sputnik日本
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/264.html


さあ、これから日本のマスコミがどう変遷するか見ものだ!


3. 2018年6月14日 19:42:05 : JvMjyuMlDz : 24QF9WfCx9M[349]
えげつなさ 日本メディアが 際立たせ

4. 2018年6月14日 20:06:18 : apxqOE76wM : FrTKXzBM71U[49]
このように今回の合意にケチをつけまわっているのは日本のマスコミだけ。それが安倍晋三の長期政権になった。

もはや日本の報道機関はかの「大本営発表」と変わらない。


5. 2018年6月14日 20:31:57 : cBZo7U4emg : WMDSkT_GFP8[2]
ゲンダイも分裂症じゃないのか?片っぽでトランプをコキ降ろして、そして一方で野党をアホだと罵り、更に一方で、トランプと正恩を持ちあげて・・・・・・・。

そういうゲンダイにこそ、懐疑的な目を向けたい。貴様等だって、結局ガス抜き商売しか出来ないくせによーゆーわ、そういうトコは貴様等が侮蔑する大手マスゴミと同じく、”忖度”してると思っちまうよ。

大手マスゴミは信用出来ないのは確かだが、かといって、ゲンダイも信用なんかしたら、こっちがバカを見る。


6. 佐助[5681] jbKPlQ 2018年6月14日 20:35:11 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[100]
時代が交代するイミングを知らない日本の指導者と安倍総理と大手マスコミは愚か。

人間集団の歴史は,20年ごとに,「社会的ルールの破壊が多数派になる時代」と「ルールの厳守が多数派になる時代」が交代するイミングによって,多くの運命は左右される。

2000年から2020年までの20年間は,ルールが破壊される時代である。

靖国参拝の奇人変人のカリスマ小泉氏が登場し活躍した。ところが小泉氏は構造改革により,信用流通の垣根を壊して人気を集めた。その政治手法は,弱者に耐乏を押し付け格差を助長させたのに,国民は時代が生んだ破壊的カリスマに熱狂し期待した。

この20年間は,靖国参拝の,日米軍事同盟固執の復古調的カリスマを誕生させたが,途中にその反対のカリスマも登場させた。それが鳩山政権である。

鳩山小沢政権の誕生は必然的に,地球温暖化による自然災害や生命危機を解決させるために,CO2排出量75%削減するビジョンを掲げたが,沖縄と日米安全保障,地位協定などの抵抗にあい,引き継いだ民主党政権は自民党に引きずりおとされ国民からお化け,裏切り者と烙印されその運命を消失した。

再び,自民党公明党の日米軍事同盟固執の戦争待望論者の安倍政権が,アベノミクスの失政を朝鮮半島の戦争の軍需に期待し平和憲法改変し核武装化し世界の憲兵入りを狙った。

それは,大正デモクラシーと二・二・六事件が共存したように,ルールが破壊される時代は,復古的軍国主義のカリスマ安倍氏が活躍したが,終盤には世界は,その反対の平和的革新的なカリスマが登場し活躍するのです。

2020年からは「ルール厳守時代」に入る。

2008年ごろに,世界信用金融恐慌が発生し,まもなく世界基軸通貨のドル一極集中から多極化に向かう,この交代期と重なり,政治的経済的文化的に混乱することになる。

これらすべて「産業革命で解決」する。だが日本の指導者と安倍政権は,既得権益を失うために,抵抗し遅延させることになる。そして北朝鮮と中国が平和的に解決すると,政治的対立概念を失い改革を停止してしまう,そのために日本の「世界的商品の優位性を失い」経済回復は世界で一番最後になる。

しかしサービス業は向上する,このサービス業とは,例えば,高齢化社会なので電化商品を買ってもらい,介護も引き受けるサービス業務のことである。


7. 2018年6月14日 22:17:01 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[3196]
そろそろ大手はそろそろ目を覚まして
何が本当の国難か言うべき

8. 2018年6月14日 22:42:13 : lh1GGwoOtM : YsxGZGc1SWo[2290]

私の闇の奥 シリアと北朝鮮−ウソから始まる戦争、ウソが煽る戦争−(3)
https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/3f3d729b43270f59967c5495e4344399


>以下の記事などには、「朝鮮戦争」において米軍による無差別絨毯爆撃がなされ、当時の北朝鮮の人口の3分の1(一説には4分の1)、100万のケタの犠牲者が出たとあります。これはまさに地獄です。その恐怖は想像を絶します。

>America’s War against the People of Korea: The Historical Record of US War Crimes
http://www.globalresearch.ca/americas-war-against-the-people-of-korea-the-historical-record-of-us-war-crimes/5350591

>北朝鮮への空爆では、在日米軍基地が重要な拠点となり、東京大空襲などの本土爆撃や原爆投下、のちにはベトナム北爆にも関与したカーチス・ルメイ空軍大将が指揮しました。ルメイはその後、航空自衛隊育成に貢献したとして、小泉純一郎元首相の父親・小泉純也(防衛庁長官)の推薦をうけ佐藤栄作政権下で「勲一等」の最高位を贈られます。

>藤永先生がかつて指摘されたように、私たちは「朝鮮戦争」の歴史にあまりに無知なのでしょう。学校教育において私自身、史実を教わった記憶がありません。日本人が受けた被害は「拉致問題」ですが、朝鮮人が受けた被害は、過去の植民地支配と戦争、その間に起きた経済的搾取と民族的差別、強制連行(拉致!)、強制労働、従軍慰安婦、そして、日本敗戦後の民族分断、在日米軍が関与した「朝鮮戦争」(人口の3分の1が殺される大虐殺)などです。日本が朝鮮人民に与えた被害の期間と規模は凄まじいものです。日本人拉致被害者の問題解決ももちろん重要ですが、一方的に北朝鮮の拉致だけを断罪するのではなく、日本の側が過去の未清算の罪をみつめ、真摯な謝罪と償いをすることで、関係を正常化するしかないのではないでしょうか。そうすることでしか前に進まないのではないでしょうか。

>過去、米軍の無差別爆撃による大虐殺に遭い、現在、米国が敵視する国が次々と軍事攻撃を受けているのを見れば(イラク・リビア・シリア…)、しかも、毎年大規模な米韓合同軍事演習(在日米軍基地も重要な中継拠点なので実質的に日本も参加)が長期にわたってなされ、そのなかで金正恩氏の暗殺計画まで盛り込まれているとなれば、北朝鮮として身構えるのも当然のことでしょう。「ミサイル4発の試射」など釣り合いがとれないほどです。

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上のブログで言われているように、我々は「朝鮮戦争の歴史」にあまりに無知である。一般人なら、まだ仕方がないが、おそらくマスコミの中の人々も我々と大して変わらないのだろう。

ちなみに私が初めて「朝鮮戦争」という言葉を知ったのは中学か高校の頃に見ていたアメリカドラマの『刑事コロンボ』の再放送でだった。ある回で韓国移民に関わる殺人事件があり、所轄の若い黒人警官が流ちょうな韓国語で韓国移民の一世たちと話すのを見たコロンボ刑事が「君はどこでその言葉を覚えた?私も朝鮮戦争には行ったが、君はずっと若いだろう?」と聞くとその警官は「母から習いました。母は韓国人で(兵士として)朝鮮戦争に行った父と結婚しました」と答え、コロンボは納得して何かを感じたようにその警官の肩をたたくという場面があった。(コロンボ刑事は第二次大戦には行かなかったが朝鮮戦争には行った世代らしい)

もし、第二次大戦後、分断されたのが日本であり、「東日本国」と「西日本国」に分かれて米ソの代理戦争を戦い続けていたらどうだったか?
その可能性もあったというのに、ほとんど誰も考えたりはしないのだ。

そして、その民族と国土を分断した長き戦争が終わるかもしれないという喜びを、隣国のマスコミが「ははん、どうせだめさ。向こうが札付きの性悪だから、そんなことにはならないだろうね。(笑 」と上から目線でこき下ろすばかりだったら、私たちはその隣国に対してどんな感情を持つようになるだろう?残念ながら今の日本の大手マスメディアではそれを想像できるほどの人物も絶滅してしまったと見える。


9. 2018年6月15日 00:24:12 : q3iCzoDgHo : K25mD7cSUkg[88]
01>クラゲも反安倍にみせかけて親安倍だからブレブレだなww

10. 日高見連邦共和国[8840] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2018年6月17日 12:38:04 : YJb78L37f2 : OLMR3KaLWWE[14]

>>09

はい、まったく。(笑)


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