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拉致被害者が死亡していたらどうするのかと口にした中西教授
http://kenpo9.com/archives/3884
2018-06-14 天木直人のブログ
米朝首脳会談の評価をめぐる有識者の座談会が花盛りだ。
その一つであるきょう6月14日の毎日新聞「米朝首脳会談 識者座
談会」で、京都大大学院教授の中西寛氏が拉致問題に関するくだりでこ
う語っていたのを見つけた。
「・・・北朝鮮を信用できないから拉致被害者の生存を前提にする交
渉手法も分からなくはない。だが不幸にも死亡していた場合はどう決着
するか、日本の外交関係者は明確にする必要がある・・・」と。
これこそが、誰もが思っている事であり、そして誰もが言い出せない
ことだ。
その、誰もが言い出せない究極の質問を、中西寛という保守の国際政
治学者が大手新聞紙上ではじめて、「死亡」という言葉を使って提起し
てくれた。
もはやタブーは破られたのだ。
野党は国会でこの言葉をそのまま使って質問すべきだ。
メディアは国民に代わってこの質問を記者会見で問いただすべきだ。
そして、その相手は日本の外交関係者ではなく、安倍首相自身だ。
もはやタブーは取り除かれたのだ。
この質問こそ安倍首相を追い込むことになる究極の質問だ。
いよいよ拉致問題は最後の段階に入って来たという事である(了)
米朝首脳会談の識者座談会です。小此木政夫氏「我々に期待させたものとはちょっと違うんじゃないかという印象を拭えない」。中西寛氏「共同声明には一般論しか書いていない。最初に見たときはあっけにとられた」。 https://t.co/3oJIMvIPZk
— 小川一 (@pinpinkiri) 2018年6月13日
米朝首脳会談 識者座談会 米一極の陰りを反映
https://mainichi.jp/articles/20180614/ddm/010/030/030000c
毎日新聞 2018年6月14日 東京朝刊 抜粋
◆北東アジアの今後
南北、統一より共存 小此木氏
米中露日、どう連携 中西氏
−−トランプ政権は長くてあと6年半。北朝鮮にとって、トランプ政権の間にここまで固めたい、というラインは?
小此木氏 北朝鮮は、米国で政権が代われば政策も変化するのではないかという不安を持っている。トランプ政権の間にできるだけ話を進めようと、熱心に取り組むかもしれない。
中西氏 米国が関与した形で休戦体制を平和体制に転換することが一つの目標だろう。それとは別に、韓国の基本方針を恒久的な対北融和路線へと変えることも目指している。もし米国が姿勢を変えたとしても、韓国の反対があれば軍事力はほぼ間違いなく行使できないからだ。
−−安倍晋三首相は今回も「トランプ大統領を100%支持する」としています。米国と完全に行動をともにすることは可能でしょうか。
小此木氏 今の日本は、拉致問題、核とミサイル問題を解決してから国交正常化という方針だ。核・ミサイルは北朝鮮が行動に移さないと解決にはならない。拉致問題は被害者家族の要請が非常に強い。間違いなく難しい状況になってゆく。北朝鮮は、日本と優先順位が逆で、国交正常化をまず先に要求する。日本が優先順位を再調整するくらいの覚悟が必要だ。
中西氏 北朝鮮を信用できないから拉致被害者の生存を前提にする交渉手法も分からなくはない。だが不幸にも死亡していた場合はどう決着するか、日本の外交関係者は明確にする必要がある。結局、日朝平壌宣言=4=の基本趣旨である、懸案を解決して国交を正常化するとの方針に立ち返ることになるだろう。国交正常化交渉と並行して、非核化で日本が一定の役割を果たすというのが、今考えられる最善ではないか。拉致の解決なしに経済支援をすれば世論の反発も強いが、非核化は正当性があり、朝鮮半島に関わる重要なチャンネルになる。
−−日朝平壌宣言に基づけば、国交正常化の最大のレバレッジ(てこ)は経済協力だと思いますが、今もそうでしょうか。
中西氏 当時と比べて日本には巨額の資金を出す余裕がない。また、中国や韓国、ロシアの存在感が北朝鮮にとって随分と大きくなっており、日本からの支援がなければ先が見込めないという状態ではない。
小此木氏 日本が経済協力することは今も北朝鮮に対し意味があると思うが、中国や韓国と協力しながら、国際的なプロジェクトとして北朝鮮のインフラを整えていく、というような新しいやり方を考えた方がいい。
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