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セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた 未亡人は通夜の席で局幹部を睨み続けた
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55622
2018.05.15 週刊現代 :現代ビジネス
財務事務次官のセクハラ問題の渦中にあったテレビ朝日報道局で、有能なデスクが人知れず亡くなっていた。仕事が激務だったことは間違いないが、局内でも死因を知る人がほとんどいないという――。
倒れる前日まで働いていた
テレビ朝日にとって4月19日は、とてつもなく長い一日となった。
19日未明、テレ朝は報道局長・篠塚浩氏が緊急記者会見を行った。福田淳一財務事務次官(当時)のセクハラ問題について、4月17日、麻生太郎財務相は被害を受けた女性記者がいるなら「名乗り出ろ」といわんばかりの会見を行っていた。
その圧力に抗して、テレ朝は記者クラブ加盟社だけを集めた厳戒態勢の中、被害者は自社の報道局経済部所属の若手記者だと異例の発表をしたのである。
そしてその翌日、息つく暇もなくテレ朝に衝撃の一報が舞い込む。同社の報道局デスクだったAさん(49歳)が亡くなったのだ。Aさんはテレビ朝日の完全子会社である制作会社・文化工房の社員だが、その優秀な仕事ぶりが評価され、本社の報道局映像センター取材部のデスクに抜擢されていた。
テレ朝は、福田前財務次官から受けたセクハラ被害を自社で取り上げるべく女性社員が上司に相談した際、迅速かつ適切な対応をとることができなかった。
その一方で、女性社員が自分を守るために録音した音声データを他社に情報提供したことを記者会見で「不適切」と断言した。
この対応についての是非を論じる声が各界から巻きおこる最中に、Aさんが「突然死」したのだ。
テレ朝関係者が声を潜めて明かす。
「Aさんは休日だった4月16日月曜日の深夜に自宅で突然倒れて、病院に搬送されたんです。その前日の日曜日は出勤しており、とても元気でした。
Aさんが倒れたことについて、所属する取材部の一部には説明があり、『このことは外部に口外しないように』と口止めもされたそうです。ですから、報道局の多くの人間はAさんがなぜ休んでいるのか、事情をまったく知らなかったんです。
そして20日以降になって、亡くなったことだけ、突然メールで知らされました。なので、入院中にお見舞いに行くこともできませんでした。
葬儀の日程は知らされましたが、なぜ亡くなったのか、詳しい説明も上層部からまったくありません。報道局ではこの対応に戸惑っている人が多いんです」
Aさんは元報道カメラマンだ。「いい画」を撮れるカメラマンとして将来を嘱望され、過去には米国・ニューヨーク勤務も経験し、「9・11」の取材も行った。
そして、5年ほど前からテレ朝本社デスクになったという。細身ながら筋肉質で、精悍な顔立ち。だが、このところ体調を心配する声が局内でもあったという。
「取材部は報道局の撮影技術チームが所属する部署で、Aさんの業務はカメラマンの統轄です。テレ朝の取材部では30ほどのカメラチームが稼働しています。
一日の取材案件は100件近くあり、どの現場にどのカメラマンを派遣するのか、そうした管理や指揮をするのが、Aさんの仕事でした。
取材部のデスクの業務は過酷ですよ。基本的には朝9時の会議後から『報道ステーション』が終わる23時ごろまで、席にベタづきで現場に指示を出さなければならない。いつ事件が発生するかわかりませんからね」(前出・テレ朝関係者)
「働き方改革」が進むなかで
ここ数ヵ月は、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書の「改ざん」問題を皮切りに、安倍政権を揺るがすような不祥事が次々と発生し、Aさんの激務にも拍車がかかった。
さらに追い打ちをかけるようにテレ朝の報道局が当事者となった福田前次官のセクハラ問題が起こり、心労が増していたことは想像に難くない。
Aさんが子会社である文化工房出身であることもプレッシャーになっていたという。前出のテレ朝関係者はこう指摘する。
「上からは詰められ、下からも突き上げられ、という日々でした。部署の上司はもちろん局員です。現場のカメラマンは他の大手制作会社社員が中心で、文化工房は1〜2割じゃないでしょうか。
それに同社はスポーツ畑がメインの制作会社で、報道部門は少数派なのです。現場判断に長けたAさんは部員から信頼されていたデスクでしたが、人数の少ない文化工房出身ということで、仕事がやりにくい場合も多々あったと思います。Aさんは愚痴を言う人ではないのですが、悩みは多かったのでは……」
葬儀の模様
4月25日にはAさんの通夜が都内で行われた。だが、テレ朝の会社関係の参列者は、葬儀場とは別フロアにある部屋に集められたという。
参列者の一人が明かす。
「通夜が始まって10分ほど過ぎた後に、会社関係者だった40人ほどがまとめて葬儀場に呼ばれました。そこで異様だったのは、焼香する際、喪主であるAさんの夫人が、頭を下げることなくずっとその人たちを睨みつけたままだったことです。
ほかの親族がみなずっとうつむいているなかで、夫人だけは身体を横にして会社関係者たちを一人一人、その顔を焼き付けるように見つめ続けていました」
夫の死について受け止めることができず、やり場のない感情をぶつけたのだろうか。
テレビ朝日は、'15年12月に発生した電通の過労自殺事件や'17年10月に発覚したNHKの女性局員の過労死問題を報道番組で繰り返し取り上げてきた。
そうして労働基準監督署が自社を含めたメディアの労働環境に厳しい目を向けるなかで、「働き方改革」を進めてきた。
「テレ朝では管理部門を中心に勤務時間が厳格に決められ、夏休みや連休を取ることを推奨されているんです。
5日間連続で休暇を取得すると年に一度5万円が支給される制度や、『ラッキー!フライデー』といって年に数回、全社的に休暇をとるように設定された金曜日が設けられています」(別のテレ朝関係者)
だが、そういった改善策も、子会社の社員であり、報道の現場で働いていたAさんには届いていなかったのかもしれない。
遺族の気持ち
本誌は葬儀が終わった数日後、Aさんの自宅を訪ね、インターフォン越しに夫人に問いかけた。
――Aさんには過労死の疑いがあるのでは?
「お話しするのはもう少し待っていただけないでしょうか」
憔悴しながらもはっきりした声で夫人はそう答えた。その後は、自宅に手伝いに来ていた、Aさんの30年来の友人だという会社の同僚が夫人に代わって対応した。
――Aさんに持病があったのでしょうか?
「なかったと思うんだけどね。元気なヤツだったからね」
――通夜では、奥様はテレ朝に対してすごく怒ってらっしゃるような雰囲気だったそうですが。
「労働条件がどういう状況だったかということについて、問い合わせて返事待ちをしているような状況なんです。その先がどうなるかはわかりません。
(Aさんは)一生懸命でいいヤツだった、ぐらいしか言えない……。まあ忙しかったのはそうだね。俺ともあまり酒を飲みに行けないほどだったから」
本誌はAさんが所属していたテレ朝の映像センター取材部に電話をかけて、Aさんの上司にも話を聞いた。
――Aさんの夫人が、労働環境について会社に問い合わせをしていると聞いています。
「部員もショックを受けています。もちろん亡くなったことは真摯に受け止めなくてはならないと思います。
彼が所属する文化工房を通じて、労働環境についての話はご遺族の方にさせていただくことになると思います。過労死かどうかというところまで聞いておりませんが、きちんと対応していきます」
文化工房の担当者は、「遺族の方々も深く心を痛めておられ、また個人のプライバシーの問題もありますので、お答えすることは控えさせていただきます」と回答した。
テレ朝には今度こそ、誰もが納得する適切な対応を望みたい。
「週刊現代」2018年5月19日号より
現代ビジネス:セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していたhttps://t.co/yzhzZ9r2Bi「Aさんはテレビ朝日の完全子会社である制作会社・文化工房の社員だが、その優秀な仕事ぶりが評価され、本社の報道局映像センター取材部のデスクに抜擢されていた。
— rima (@risa_mama117) 2018年5月14日
…
ここ数ヵ月は、森友学園への」 pic.twitter.com/oHlPpYLQun
引用:
— rima (@risa_mama117) 2018年5月14日
国有地売却をめぐる財務省の決裁文書の「改ざん」問題を皮切りに、安倍政権を揺るがすような不祥事が次々と発生し、Aさんの激務にも拍車がかかった。
さらに追い打ちをかけるようにテレ朝の報道局が当事者となった福田前次官のセクハラ問題が起こり、心労が増していたことは想像に難くない。
記事の内容が本当なら、セクハラ、パワハラ問題を含めて説明責任があるのではないか。自らは甘々で、政治家には糾弾するマスメディアなんて信用できないだろう。
— ひざまる〜〜 (@hizamaru7) 2018年5月14日
セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた https://t.co/G4yCAAFV99 #現代ビジネス
この通りなら、テレ朝こそブラック企業。
— 高橋 (@monsieur55) 2018年5月14日
セクハラ、パワハラが横行していそうだ。
下請けや若手タレントへのハラスメントを調査した方がいい。
セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた 未亡人は通夜の席で局幹部を睨み続けた https://t.co/4toXTUGTQj
※急死したテレ朝関係者・Aさんの業務は『カメラマンの統轄』担当。チームごとの指示だしは大変だったかと。
— オマイガリ・シンブラッド (@spoon6443) 2018年5月14日
【セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた(現代ビジネス)】 https://t.co/4j69ht7F6t
セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた 未亡人は通夜の席で局幹部を睨み続けた https://t.co/GBsAUnee4u NHKもテレ朝も自らの恥を晒して働き方改革を論じないと視聴者は納得しないだろう
— 丹下段平設計事務所 on ツイッター (@danpei_design) 2018年5月14日
子会社からの出向で管理職、日々9時から23時まで張り付きの激務……労務管理に空いている穴。 / “セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)” https://t.co/yM4sa1txbr
— medihen (@medihen) 2018年5月15日
マスメディアは自分ところの過労死は隠すのね。セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた https://t.co/MTgAro4FHZ #現代ビジネス
— ogugu (@ogurinrinrin) 2018年5月15日
現場で、第1戦で働く労働者がどんどん亡くなっていってしまう日本。どんな労働改革が必要ですか?経営者に都合のいい改革ですか?労働者が働きやすくなるそれですか?→
— fujikuro (@fujikurok) 2018年5月15日
セクハラ会見の翌日、「テレ朝」報道局デスクが突然死していた https://t.co/dJrP2Tc4ni #現代ビジネス
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