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南北首脳会談で浮き彫り “吠えるだけ”安倍首相の薄っぺら
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228195
2018年4月28日 日刊ゲンダイ 文字起こし
融和ムード全開(C)AP
金正恩が脅威でなければ困るのか |
「歴史的な和解」への第一歩としては十分だった。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領のきのう(27日)の南北首脳会談。午前と午後たっぷり3時間、顔を突き合わせ、2人だけの散策でベンチに腰掛け話し込む親密さも見せ、融和ムード全開だった。
「南北は完全な非核化を通して、核のない朝鮮半島を実現するという共通目標を確認」「年内に朝鮮戦争の終戦を宣言し、休戦協定を平和協定に転換するため米国や中国を交えた会談を推進することで合意」などの「板門店宣言」に署名した後、2人は熱い抱擁を交わした。金正恩が文在寅とともにメディアの前で合意文書を発表する場面まであり、これは過去2回の首脳会談にはなかった演出だ。
注目の会談を、世界はおおむね好感を持って受け止めている。
トランプ米大統領は、<朝鮮戦争は終わる! アメリカもすべてのすばらしい人たちも朝鮮半島で起きていることを誇りに思うべきだ>とツイートして大ハシャギ。中国は外務省の副報道局長が「政治決断と勇気を称賛する」とし、ロシアも大統領報道官が「会談結果を極めて前向きに評価する」と語った。
NATO(北大西洋条約機構)の事務総長も「非常に重要な第一歩だ」と評価し、国連事務総長は「2人の指導者が一緒になって朝鮮半島の平和を前進させようとする姿に、世界の多くの人々が感動した」と手放しの賛辞だった。
■トンデモ指導者という印象操作
非核化への具体的な道筋はまだこれからではあるが、朝鮮半島が戦争状態でなくなり、平和になるのを世界が歓迎するのは当然だ。ところが、日本のリーダーは素直に喜べない。首相官邸で取材に応じた安倍首相は「歓迎」とは言いながらも、こうクギを刺すのを忘れなかった。
「北朝鮮が具体的な行動を取ることを強く期待する」
「過去の声明との比較・分析も行いながら、今後の対応をよく考えていきたい」
金正恩との直接会談の設定すらできず、トランプと文在寅に拉致問題解決を託すしかないくせに、なんともまあ上から目線のエラソーな態度なのである。
今月14日の国会前デモで、安倍のことを「歴代で最も愚かな首相」と断言した演説が話題になっている立教大院特任教授で慶大名誉教授の金子勝氏がこう言う。
「安倍首相は、金正恩委員長について『トンデモない人物』という“印象操作”を続けたい。そういうトンデモない人物と戦っている安倍首相という構図が、『外交の安倍』の演出につながっているからです。もっとも安倍首相にとって外交自体が、デフレ脱却失敗など国内の失政を隠すための“印象操作”なのですけどね」
■口先外交で蚊帳の外
安倍にとって金正恩は、いつミサイルをブッ放すかわからない狂った指導者じゃなきゃ困るのだ。
国連演説で「対話による問題解決の試みは、無に帰した」と高らかに宣言した安倍は、北の脅威をあおり、国民を恐怖に陥れることで、「強いリーダー」という幻想を振りまいてきた。北を政治利用して求心力を維持してきたのである。
だから安倍は、本音では南北首脳が笑顔で会談する姿なんて見たくない。「虚心坦懐、率直に話したい」などと真摯な金正恩も見たくない。しかし世界は、安倍の願望とは真逆の方向に動き始めている。政治評論家の野上忠興氏が言う。
「世界は安倍首相を中心に回っているわけではないのですよ。世界の各国はどこも国益のために知恵を絞って、動いている。それなのに、安倍首相は口先だけのオレ様外交で世界から相手にされなくなってしまった。北朝鮮問題では、南北の戦争の当事者でもなく、平和憲法を持っている日本だからこそ、少し引いた距離で仲介役をやることもできたはずです。それこそ本当の外交です。しかし安倍首相は、北の脅威をあおり、勇ましい発言をするだけの口先外交で結局、蚊帳の外に置かれてしまいました」
昨夜、記者から「日本が蚊帳の外に置かれてしまうという懸念は?」と問われた安倍は、「それは全くない」と即座に否定。先日の訪米時に「トランプ大統領と11時間以上ゆっくり会談したから、方針は一致している」と説明した。そんな強弁しかできないところが悲し過ぎる。
素直に喜べない(C)日刊ゲンダイ
個人的な好き嫌いで政治をしてきたツケ |
北朝鮮問題で日本にとっての最大の懸案は拉致被害者救済だが、南北会談の共同宣言や合意文書の発表では全く触れられずじまい。日本政府には落胆の色が見えたが、文在寅からの電話報告に期待をつなぎ、会談翌日のきょう、安倍は中東歴訪の出発を遅らせた。文の電話を受けられるよう、国内に滞在することにしたのだ。
つくづく情けない。安倍は26日の参院予算委でも、拉致問題について「私が司令塔となって全力で取り組む」と毎度のセリフを吐いていたが、自分でやれないから、トランプや文在寅に「首脳会談でテーマにして欲しい」と“懇願”したのであり、電話を待つしか手がないのである。
今年2月の平昌五輪時の訪韓で、安倍が文在寅に「圧力姿勢がぶれてはならない」と訴えた際、逆に「日本も対話に乗り出して欲しい」と諭されたことを思い出す。今ごろになって「蚊帳の外」「拉致問題置き去り」に慌てている安倍の姿は、日本国民として顔から火が出るほど恥ずかしい。
「かつて北朝鮮とのパイプを持っていた田中均元外務審議官を、安倍首相は個人的に嫌いだという理由で切ってしまった。その後は、新たなパイプをつくる努力もせず、他国に頼むしかないお粗末な状況です。個人的な好き嫌いで言えば、中国や韓国に対する態度もそうです。しかし、日本が植民地支配や侵略戦争をしかけたことはどう否定したって事実。そうした近隣諸国は日本に対する猜疑心も強く、謙虚な姿勢で付き合うべきなのに、それをやってこなかったツケが今、表面化しています」(野上忠興氏=前出)
■ディールができない無能
安倍は自分の外交能力のなさを、トランプとの「個人的な関係」で糊塗してきた。だが、ハク付けのためにすり寄っていることがトランプに見透かされ、3度目の日米会談は散々。TPP復帰を一蹴され、鉄鋼・アルミの輸入制限の日本への適用除外も拒まれ、「外交の安倍」は形無しだ。さすがに多くの国民が安倍の薄っぺらさに気付いた。もはや保身のための見え透いた嘘は通用しなくなっている。
「トランプは外交もディールだと思っている人。安倍首相のように、すべて言われるがまま付いていくだけでは、軽視されて当然です。それに引き換え、韓国の文大統領は五輪を利用して北朝鮮を対話に誘い込み、南北だけでなく米朝会談の道筋までつけた。北朝鮮の金委員長だって、米朝会談が決まるとすぐに中国を訪問し、習近平国家主席に会うなど、少なくともディールを実践しています。安倍首相の無能さが際立っています」(金子勝氏=前出)
安倍政治はすべて口先の出まかせだから、結局、何も実行していないし、何の成果も上げられないのである。
26日の衆院予算委の集中審議で、野党が証人喚問を求めている柳瀬唯夫元首相秘書官について、安倍は「何らかの機会があれば、柳瀬氏には知っていることを全て明らかにしてもらいたい」と答弁していた。野党が審議拒否で欠席する中での威勢のいいセリフ。だがそれなら、柳瀬氏の証人喚問を設定するよう自民党に指示すればいいだけの話だろう。その気もないのに、口先だけのやっているフリ。嘘とごまかし。これほど徳のない政治家がかつていたか。歴代サイテー首相なのは間違いない。
安倍政治はすべて口先の出まかせだから、結局、何も実行していないし、何の成果も上げられないのである。口先だけのやっているフリ。嘘とごまかし。これほど徳のない政治家がかつていたか。
— アトン (@aton_blog) 2018年4月28日
南北首脳会談で浮き彫り “吠えるだけ”安倍首相の薄っぺら https://t.co/JwbgAC0lTc #日刊ゲンダイDIGITAL
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— a.kimitoki@アッキー国会登場希望 (@kimitoki) 2018年4月28日
おいおいお二方・・・て感じ
南北歴史的和解の動きに冷や水とは・・・ 金正恩が脅威でなければ困るのか ますます際立つ安倍晋三の薄っぺら 保身のための見え透いた嘘、北朝鮮の政治利用、ハク付けのためのトランプへのすり寄り、これほど徳がない政治家がかつていたか、とマトモな識者は呆れている(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/IAicFzOjC5
— KK (@Trapelus) 2018年4月28日
北の脅威で支持率を上げてきたから、韓国と仲よくなっては困るのが、安倍の本音。
— つぶやきゴロー (@sanadagorou) 2018年4月28日
毎日心臓に悪いです。バカすぎて。
— 坂本 二夜 (@Sakamoto_Niya) 2018年4月28日
「文在寅大統領は南北関係改善と米韓同盟維持の間で板ばさみになり、苦しんでいる」という人がいるが、それは当たらない。彼らは南北関係に軸足を置いている。「米韓同盟を薄めつつ、南北関係を改善し、#統一 に向けて #北朝鮮 を説得していく」考えだ。https://t.co/XNpM3GoPk9
— 無核 (@nonucs) 2018年4月28日
南北合意は、トランプ大統領にとって、振り上げた拳を降ろす好機だった。首脳会談開催に同意したのは「意外」でも「突然」でもなく、自然だった。もし戦争になれば日本も数百万人の #犠牲者 が出る可能性が高いから、文大統領を非難するより、むしろ感謝すべきだ。#ミサイルhttps://t.co/EMNmz0ZV26
— 無核 (@nonucs) 2018年4月28日
日本は「圧力、圧力」と喧伝してきたが、世界は「対話モード」に展開し、日本の姿は見えなくなった。米国の鉄鋼・アルミ関税でも、日本は対象のままだ。こうした「#ジャパンパッシング」の背景には日本の #ナショナリズム がある。このままなら、孤立の道をたどることになる。https://t.co/K8qKPkLMfw
— 無核 (@nonucs) 2018年4月28日
安倍首相は、中朝、南北朝鮮、米朝と続く大展開に取り残されている。ただ「圧力」を繰り返すだけ。米国だけをあてにして、中国や韓国との関係改善に積極的に取り組んで来なかったツケが表れている。#対米隷属 #売国アベ #みっともない国https://t.co/iB7TFWBUV0
— 無核 (@nonucs) 2018年4月28日
同意。アレは頭の中身も「薄っぺら」。海外メディアや一部の国民は気づいているがカルト安倍に洗脳された人、安倍から小遣いをもらっている人、便宜(土地、犯罪もみ消しなど)を受けている人、頭空っぽのネトウヨは死んでも気づかないことだな(笑)#ヤバすぎる緊急事態条項 https://t.co/D0z91mnYA9
— taka_pub (@taka_pub) 2018年4月28日
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