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福田次官を見た国民感情 「まだ柳瀬に嘘をつかせるのか」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227707
2018年4月21日 日刊ゲンダイ 文字起こし
セクハラを完全否定(C)共同通信社
「嘘つきは泥棒の始まり」「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」――。子どもの頃、こう言われて育ったものだ。保身や人を陥れるために嘘をつくのは悪いことだと教えられる。だから、普通の人間は嘘をつくと良心の呵責にさいなまれる。
ところが、現政権のメンメンには、そういう人として当然持っているであろう良識・良心の類いがまったく感じられない。安倍首相以下、誰もが平気で嘘をつく。
セクハラ疑惑で辞任した財務省の福田次官の開き直りと大嘘には、全国民が呆れ返った。
あんな恥ずかしい音声データを公開され、テレビ朝日は自社の社員がセクハラ被害に遭ったと会見をして、財務省に抗議文まで提出している。
その会見を受けてなお、福田次官は「(録音データは)一部しかとってないでしょ。向こうがお話しになっているところをとっていない」「全体をみればセクハラに該当しないことは分かる」と疑惑を全否定だ。それどころか、名誉毀損で提訴する準備をしていると表明している。鉄面皮にも程があるというものだ。
麻生財務相も、この期に及んで「週刊誌で報道されている内容は、事実かどうかまだ定かではない」とか言っている。絶対に謝ろうとはせず、無理筋の嘘と屁理屈を言い続ける神経が、国民感情の怒りの火に油を注いでいるということに、なぜ気づかないのか。
■審議を妨害しているのは政府与党
「嘘とゴマカシでその場を切り抜けられればいい、国民をだましても自分たちが助かればいいというのが、安倍政権の基本姿勢です。その最大の手本をトップリーダーの安倍首相が示しているのだから、官僚も真似するし、嘘つき体質が上から下まで蔓延している。この1年間、国会審議は嘘の上で踊らされてきた。自衛隊の日報が隠蔽された状態で安全保障問題を議論し、改ざんされた公文書をもとに審議が行われていたのです。
さらには国民に嘘をついた状態で解散総選挙まで行われた。野党は当面、国会審議を拒否する構えですが、当然の措置ですよ。国家の根幹が揺らぎ、政治の土台となる信頼が崩れているのです。『法案審議をしろ』という声もあるようですが、正常な審議を妨害しているのは政府と与党の方じゃないですか。嘘に次ぐ嘘で、もはや政府の文書もデータも何ひとつ信用できない。議会審議の前提が失われているのだから、こんな状態で法案審議なんてできるわけがありません」(政治学者・五十嵐仁氏)
野党6党は20日、国会内で集会を開き、麻生の辞任や、加計問題で柳瀬元首相秘書官らの証人喚問などを要求し、実現するまで審議を拒否する方針を確認。米国発のセクハラ告発運動のシンボルにならい、黒い服を着用して抗議の意思を示した。
加計問題でも連日、新事実が判明している。安倍の「腹心の友」が理事長を務める加計学園の獣医学部新設に特別な便宜がはかられた疑惑は、1年以上にわたって国会で追及されてきたが、ここへきて、新たな局面を迎えている。
柳瀬元秘書官は「記憶にない」を連発/(C)日刊ゲンダイ
首相自身が膿の根源であり安倍イズムが化膿菌 |
今月10日、当時の柳瀬首相秘書官が、獣医学部の新設を進める愛媛県や今治市の職員らと3年前に首相官邸で面会した際、「本件は首相案件」と発言していたという愛媛県作成の文書の存在が発覚。同日夕方には、愛媛県の中村時広知事が「備忘録」という言葉で文書の存在を認めた。
それでも柳瀬元秘書官は、「記憶の限り(愛媛県と今治市の職員に)会ったことはない」と言い続けてきたが、農水省からも同様の文書が発見された。20日には、林文科相が、獣医学部新設の件で愛媛県の職員らが官邸を訪問する予定などを伝えるメールが省内で見つかったと発表した。
このメールを送った側の職員も、調査に対して「記憶は残っていないが、写しがある以上、自分が同席して作成、送信したものと思われる」と回答したという。柳瀬元秘書官の「会った記憶はない」という発言を覆す物証が次々と出てきている。ここまで外堀が埋まったら、もう逃げられない。
加計学園の獣医学部新設に安倍がどう関わっていたのか。真相解明のため、柳瀬元秘書官の証人喚問は不可欠だ。さすがに与党も拒否できないだろう。関係者がことごとく記憶喪失になり、加計学園関係者との面会を一切認めてこなかった内閣府でも、職員がメール送信を認めたのだ。「会っていない」と言っているのは柳瀬元秘書官だけで、そろそろ記憶が戻ったのではないか。
■モリカケ問題だけ記憶喪失に
「モリカケ問題になると、関係閣僚も官僚も、みな記憶喪失になってしまう。優秀な官僚たちが、モリカケ問題だけは何も覚えていないなどということはあり得ません。安倍首相に倣って、嘘でゴマカせば逃げ切れると考えているのでしょう。
首相官邸が犯罪の巣窟になり、官邸の嘘を霞が関が嘘で補完する構図ができ上がっている。嘘をついてはいけないというのは、小学生でも知っている最低限のモラルなのに、安倍政権では公僕が国会をだまし、国民をだます異常事態が続いてきた。こんな状態は、とてもマトモな法治国家とは言えません。安倍首相は最近、何かにつけて『膿を出し切る』と言いますが、首相自身が膿の根源であり、安倍イズムが化膿菌なのです。大本を断ち切らない限り、この国は正常化することができません」(政治評論家・本澤二郎氏)
柳瀬元秘書官らを参考人招致するとしていた23日の衆参予算委での集中審議は、野党の徹底抗戦で見送られることになったが、野党は引き続き、証人喚問を求めていく方針だ。もしも与党側がこれを拒否し、罰則のない参考人招致で済ませようとするなら、柳瀬元秘書官が国会で嘘をつくことを容認しているに等しい。
「これだけ証拠の文書が出てくれば、もう『記憶にない』では逃げられません。加計学園の関係者と会ったことは間違いないと誰もが思っている。1年間ゴマカしてきたけれど、もう限界ですよ。問題は、なぜ、柳瀬氏が見え透いた嘘をついてまで、かたくなに面会を否定しなければならなかったのか。それは首相を守るためとしか考えられない。
モリカケ問題が首相夫妻案件なのは、最初から明らかです。佐川前国税庁長官もそうでしたが、安倍夫妻を守るために辻褄合わせの嘘を言わされる官僚も気の毒ですよ。最後は責任を押し付けられて、シッポ切りされる。こんな国に正義はありません。安倍政権もここらが年貢の納め時です。政治と行政への信頼という国会の土台を立て直すには、事実を明らかにするしかない。森友、加計、日報、データ捏造、セクハラなどで、すでにレッドカードが4、5枚出ているのです。信頼回復には、内閣総辞職以外にありません」(五十嵐仁氏=前出)
柳瀬元秘書官の証人喚問が実現するとしたら、連休前の27日あたりか。そこでまだ嘘をつかせるのであれば、人でなし政権と言うほかない。
福田次官を見た国民感情 「まだ柳瀬に嘘をつかせるのか」|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/Ggnc318jFF
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年4月21日
まだ柳瀬氏に嘘をつかせるのか 全国民が呆れた福田次官の大嘘 情けないことにこの国の政権に今、問われているのは小学生でも知っている最低限のモラルだ。首相以下、誰も本当のことを言わない異常な政権が今なお、嘘をつき続け、政権にしがみつく狂乱の国で果たしてまともな法治が..(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/ISXHZL0DXR
— KK (@Trapelus) 2018年4月21日
改憲までは恥でもしがみつく
— 星見おじさん (@set_ten) 2018年4月21日
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