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2011年の「福島原発事故」と、2012年の「第二次安倍政権誕生」の、
この2つが、”低庶民”にとって、大変、不幸なものになってしまいました。
この2つによって、「原発」と「安全保障」が、”反体制の主なもの”になってしまったからです。
この、原発と安全保障が、”反体制の主なもの”になってから、
一番、切実な「貧困問題」「格差問題」が、陰に潜めてしまいました。
共産党や社民党も、この7年ほどは、このことの問題について、あまり言及しなくなりました。
福島瑞穂さん 香山リカさん 山口二郎さん
これらの人たちも、小泉政権のときは、貧困と格差を招いた、小泉構造改革・新自由主義を、よく批判していたものですが、
彼らの主張も、原発と安全保障に、変わってしまいました。
忘れられた「貧困」と「格差」。
3党合意による”消費税増税”と、円安による”さまざまな輸入品の高騰”は、
低庶民の生活を、さらに苦しくさせました。
日銀総裁というのは、首相が選んで、それを国会が承認して、誕生するものですが、
安倍・黒田コンビは、量的緩和をして、その結果、円安になり、食料品を中心に物価が高くなって、それが低庶民の困窮に、拍車をかけたのです。
それでも、声を上げれないサイレント・プアたち。
そして、それを代弁しようとしない識者たち。
安倍政権は、この5年間で、GDPを60兆円ほど増やして、景気がよくなった!などと言われてますが、
それは、今、世界が好景気であって、それに円安政策が伴って、増えたものです。
それに、GDPを60兆円増やしたといっても、そのうち、賃金に回ったのは、わずか6分の1の10兆円。年間にすると2兆円です。
多くのお金が、企業の内部留保にいってしまったのです。
安倍政権の5年で、ほんとに儲けたのは、大手企業の役員。あとは、投資家や投機家だけでした。
低庶民にとって、とくに、おこぼれはありませんでした。
このような、「なんちゃって好景気」が、一番タチが悪いのです。
トリクルダウンなんていうのは、非常にナンセンスなものです。
金持ちを少なくして、中間層らしい中間層を多く増やすことが、なによりの貧乏人政策なのです。
色んな意味で、早く終わって欲しい安倍政権。
1日でも、早く終わって欲しい安倍政権。
地味で、力があまりない、”ハト派の首相”を待ち望んでいます。
それが、一番いいからです。
それが、一番いいのです。
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