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2018年04月10日 「ジャーナリスト同盟」通信
<世の中を変える力は老人パワー>
日本社会が完全に狂って、もう5年になる。原因がある。安倍を倒しても、軍事オタクの石破では、何も変わらない。「国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法の明治」を目指す宗教右翼団体・日本会議を、政界から追い出す運動が、根本である。内外の識者は、このことに気付く必要がある。昨日、府中市ジャーナリストのS・Kさんが、長文の手紙をくれた。彼は街頭に出て、対抗する右翼とも戦う元気な老人である。朝日新聞を購読しながら、財閥・1%のための格差政治と対決している。事情に疎い若者に代わって、戦いの先頭に立っている。明治は、地方の下級武士が決起したものだが、今は歴史を認識できる老人パワーが主体とならねばならない。社民党に「年金老人党」を名乗れ、と諫言する理由である。
<憲法改悪を目指す読売を読むな!>
政府広報紙の読売新聞を読まなくなったのは、もうかなり古い。中曽根内閣のころからである。新聞記者の一日は、手を真っ黒にしながらの新聞の切り抜きから始まるのが、当時の癖だったが、中曽根新聞になった読売を、そのころ排除した。安倍新聞づくりのナベツネが、安倍の会食に呼ばれるのは、当たり前という認識だろう。つまり、読売は新聞ではない。
日本新聞協会や日本記者クラブのメンバーになることはできない。そうしない新聞協会も記者クラブも、ナベツネに屈している。筆者はそれを跳ね返そうとして、安倍・自公批判に徹することにもなる。
新聞の内情を知らないネット関係者が多いのも、問題なのだ。言論人・ジャーナリストの矜持とは、一般人に比べて厳しい倫理観を課せられている。
したがって、政府のお先棒を担ぐ新聞に存在理由などない。当時から、宇都宮徳馬からは「言論人が権力に屈したら、民主主義は機能しなくなる」という言葉を毎日のように聞かされていた。
戦争をしない・出来ない平和憲法を改悪するという読売の背後にワシントンが付着しているのか、という疑問を抱いて、1993年3月、1か月かけてクリントン政権が誕生したばかりの、ワシントンを取材した。いま反省すると、対日工作機関のジャパンハンドラーの牙城、米産軍複合体の心臓部にメスを入れられなかったことを悔いている。
当時の国務省・国防総省・議会スタッフ・株屋・軍需産業から、日本改憲軍拡論を察知することは出来なかった。むしろ、その反対だった。読売の改憲論に腰を抜かす日本研究者ばかりだった。リベラルなクリントン政権のスタッフから、改憲を期待する声は皆無だった。
この一か月取材を「アメリカの大警告」(データハウス)にまとめ、読売の暴走にブレーキをかけた。
<反共財閥新聞の産経を蹴散らせ!>
財界の反共主義勢力のメディアが産経新聞、という真実を知るようになったのは、政治記者を卒業してからのことだった。現役のころは、親しい記者仲間に産経記者がいたことにもよる。
中曽根派担当で一緒だったK君は大学の後輩であるが、彼は産経の社長から会長に出世している。変われば変わるものである。
産経の存在は、財界右翼の健在ぶりを証明している。権力の監視どころではない。1%の世界に邁進しているわけだから、府中市のS・Kさんの大敵となろう。右翼は仲間、神社神道は、産経の支持母体ということになる。日本会議批判はタブーのはずである。
いえることは、弱者・市民のための報道機関ではない。フジテレビも、である。読売傘下の日本テレビも、市民の味方ではない。
テレビを見なくなって、かなりの年月になるが、それでもNHKは、なにやらチラシを配ってきたのには驚いた。新聞も読まない、テレビも見ないという人生を、想定したこともなかったジャーナリストであるが、別に不便を感じない。
<一つ・日本会議打倒で歴史の逆転阻止!>
自由と民主主義を破壊する極右の宗教勢力である日本会議。この日本会議が存続している限り、平和を求める日本とアジアの人々は、不安にかられることになる。女性は差別される。
靖国参拝や教育勅語重視、平和憲法破壊の神社本庁の神道勢力は、21世紀にふさわしい価値観の体現者ではない。その反対である。個人の信仰は自由であるが、公人がこれを強要しようとすると、それは戦前の国家神道の再現を約束する。
これだけは絶対にNOである。おそらく府中市のS・Kさんも、同じ思いで、街頭デモに参加しているはずだ。改憲軍拡の安倍・自公政権は、弱者・貧者のためには働いてくれない。徴兵は真っ平ごめん被りたい。
日本会議の面々に言いたい。「あなた方の家族・子弟で自衛隊を編成して、一般の家庭の子弟を巻き込まないでほしい」「そうすれば、イラク派遣の自衛隊の中から29人もの自殺者など出るわけがない」「やくざを前線に配備するのも効果的かもしれません」
99%の国民は、戦争に反対である。
戦前の侵略戦争を肯定する日本会議では、日本は国際社会で生きることなど出来ない。老人パワーで阻止する義務がある。S・Kさんも賛成してくれるだろう。彼はそのために官邸包囲デモに参加して、対抗する右翼を跳ね返しているのである。
<二つ・やくざ退治で女性が安心して暮らせる日本へ>
S・Kさんにもう一つ骨折ってもらいたいことがある。それはレイプ・麻薬・性奴隷を本業にしている、やくざを放任している日本社会を逆転させることである。
やくざ放任社会では、女性は安心して生きることはできない。
「木更津レイプ殺人事件」は、美人栄養士が恐ろしい悲劇に巻き込まれて、命を奪われてしまった。経済誌「財界にっぽん」で24回も連載したのだが、まだ世の中の全体に伝わっていない。これも宗教が絡んでいる恐ろしい悲劇である。
これの報道にS・Kさんのペンに期待したい。ペンは一本よりも二本の方がいい。オーストラリア人女性のキャサリンさん、日本の伊藤詩織さんのような、勇気ある女性でないと、日本からやくざは追放できない。
法務検察を改革する必要もある。警察庁も根本から変革しなければならない。しかし、フィリピンでは、大成功している。やればできる。やくざをかこっている政治屋追放である。
<三つ・東芝に人間の命の大事さを教える責務>
私事で、やらねばならないことは、東芝に人間の心を植え付ける作業である。息子の無念を晴らす作業である。東芝病院で命を奪われた息子を、地獄から救い出すための、父親に残された責務である。分かりやすく言うと、息子の前に出てきて線香をあげさせる、ただそれだけのことだが、もう8年もたつ。4月7日が息子・正文の命日だった。
東芝の不条理に嘆き悲しんでいた妻も、息子の後を追ってしまった。この悲劇を背負ってのジャーナリスト人生も辛い。しかし、二人は勇気をくれた。ペンに鋭さが出てきた。このブログも、その成果である。
<最後は、老人パワーで、孫子にいい日本を残そう運動!>
老人パワーは弱いようで、実は強い。S・Kさんもその一人だ。直前に、官邸と自民党本部の裏を見聞してきた老人が電話をくれた。明日書きたい重大情報である。「善は悪を憎む、これ人間の性なり」とは、老人になって初めていえる箴言である。
全国の老人の皆さん、行動する時だ。孫や子供にいい日本を残そうではないか。
2018年4月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラ会員)
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