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2018年03月28日 「ジャーナリスト同盟」通信
<日本会議・大罪人の走狗でしかなかった!>
政局を左右する前国税庁長官の佐川喚問が、衆参両院で繰り広げられた2018年3月27日の列島は、日本国民の怒りで燃え盛った。霞が関のエリート官僚は、売国官僚でしかなかった。「殿!ご乱心めさるな」と諫言する義務を負っている公僕の代表者だったが、実際は極右・国家主義の日本会議内閣の大罪人の走狗でしかなかった。これが今の日本なのか、悲しくて泣けてくる。
<佐川は善人にあらず>
こうなることは、ある程度、想定は出来たものの、公僕としての善人さを、わずかでも見せてくれるかもしれない、という期待を抱いた議会関係者もいたはずである。
「霞が関は偉い人たち」と信じて疑わない地方の農民は多かったろう。そうした列島の人々すべてに失望・衝撃を与えて、佐川喚問は終わった。
国政調査権も悪人に通用しなかった。佐川は善人ではなかった。公文書を改ざん・偽造して、国税庁長官という地位について満足してしまったのか。長官就任の記者会見も出来なかった、小心の佐川である。
日本会議首相・財務相に貸しを作ったのであろうが、正直なところ、わびしく痛々しい。
<「私は真っ黒」と50回以上叫ぶ>
彼は官僚でありながら、悪いことを繰り返した。それを国会の場で繰り返した。
佐川は霞が関・行政権を代表して、国権の最高機関の国会・立法府に対して、偽りの公文書を送るという、三権分立違反という大罪を犯した。日本会議首相夫妻の命令に、忠実に服して大罪を犯した。昔なら切腹だろう。いまでも終身懲役刑が相当かもしれない。
三権分立違反は前代未聞の犯罪事件である。
それでいて、佐川なる人間は、50回以上も繰り返し「私は真っ黒」と証言して、真相解明を求める議会人を、またまた欺いた。「刑事訴追の恐れがあるので証言を拒否する」という元エリート官僚に、改めて愕然とさせられる。
国会否定の佐川に国会はどう向き合うつもりなのか。特に自公の対応を注目していく必要がある。
<無念!霞が関の腐敗と日本沈没>
1972年のことだ。当時、外務大臣の大平正芳は、われわれ新聞記者に対して「日本の官僚は優秀だ」といって胸を張った。大蔵官僚OBとしての外相が、戦後史の最大課題である日中国交を回復する最高責任者としての発言である。
彼は「優秀な外務官僚」を指していたのであろうが、いまの外務官僚を友人は「御殿女中」といって吐き捨てる。この5年間、中国封じのための50兆円以上のバラまき外交を指摘しているのであろう。その通りである。
大平発言を、素直に信じてきた平凡すぎるジャーナリストに呆れるばかりだが、これは本当のことだった。
佐川は、議会と国民を裏切った。司法の出番である。
官邸が狂っても、霞が関が立て直す、と信じてきたジャーナリストの想定は、真っ向から否定されたことになる。霞が関の腐敗は、日本会議政権下、幹も枝も腐りきってしまった。そのことを代弁した佐川・国会証人喚問だった。
公僕が、こんなにも簡単に腐敗してしまう。これが不思議である。公共放送の狂った報道が事態を混迷化させている。
日本沈没は、かくして本格化する。列島が沈んでいる。沈没を止める議会人・官僚・法曹人が現れるのか?
2018年3月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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