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2018/03/16
<名古屋市立の中学校で2月、文部科学省前事務次官の前川喜平氏が授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データの提供を求めていたことが15日、わかった。文科省が個別の学校の授業内容について調べるのは異例。
前川氏は文科省の組織的な天下りの問題に関与したとして、昨年1月に辞任し、その後は学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐって「行政がゆがめられた」と発言している。文科省教育課程課によると、総合的な学習の時間の授業で講演したことを報道で知り、前川氏が辞任したことや「出会い系バー」の利用が報道されたことを伝えたうえで、経緯や講演内容を尋ね、録音の提供を求めるメールを市教委に送った。市教委から講演内容は伝えられたが、録音の提供はなかったという>(以上「朝日新聞」より引用)
前川氏は文科省官僚の天下り問題で引責辞任したとはいえ、前川氏が文科事務次官当時に関わった天下りではない。文科省事務官最高位の立場上、文科省の不祥事の責任を取ったに過ぎない。
引責辞任以後、前川氏は加計学園の今治市に獣医学部を新設する問題で、長年新設に慎重だった文科行政が突如として官邸主導で160人もの定員という大幅な獣医師養成課程増員を果たしたことを「行政が歪められた」と批判していた。
そうした経緯もあってか、上記引用記事のように前川氏が市立中学校で講演したことに文科省が報告を求めるという異常行動を取っている。しかし前川氏は退官後ボランティアとして夜間中学で教鞭を執っている。
幅広い文科行政の執行側も現場側も知っている人物が市立中学で講演を行うのに、いかなる不都合があるのだろうか。講演テープの提出を求めた文科省の意図が「思想調査」だったとしたら飛んでもないことだ。
いつから日本はヒラメ官僚が順調に出世して、真っ当な行政を堅持しようとする官僚が自殺したりするようになったのだろうか。安倍自公政権が闇雲に推進した官邸主導政治の間に、日本の行政は肝心のところが壊れたようだ。
官僚がヒラメ化して自由闊達な行政が委縮するのは権力側にとっては好都合かもしれないが、国民にとって良くない。そしてヒラメ官僚も佐川氏のように権力側に不都合となれば直ちに切り捨てられることをヒラメ官僚たちは知るべきだ。
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