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忖度とは、他人の心情を推し量ること、また、推し量って相手に配慮することである
企業活動においても、いい意味の忖度とは、上司から具体的に指示されなくても上司の意を汲み成果を上げる事である。
一方、此れも良くある事であるが、上司におべっかを使うために上司の気に入るようにふるまうことも多い。
今回の森友学園問題での、忖度は、後の方に当たるが、形式的な忖度ではなく、実際に国有財産を横領した罪が発生している。
また、その忖度を財務省が組織を上げてやっているのも特徴であり、さらに悪いことは忖度した相手の立場を守る為に公文書の改竄と言う民主主義の根底に関する犯罪をやった事である。
これに対して忖度させた方の責任はないのか、と言う事が問題になってくる。
今までのところでは、麻生、安倍が言う、財務省が勝手に忖度したと言い逃れることが出来る。
道義的責任はともかくとして。
これを覆すには谷秘書官のFAX及びメールの内容如何による。
また、別のトンデモない文書が出て来るかもしれない。
もう一つは、財務省文書の改竄を、官邸側が指図した証拠を出すことである。
忖度を強要したとなれば、はなしが違ってくる。
国有財産横領罪であり、公文書偽造の主犯である。
これがこれからの国会における闘争となるであろう。
出来れば佐川が、明確に、何時、誰から公文書の改竄を指示されたと言ってもらいたいが、指示はされていないかも知れない。
直接的な文言でなくても、それを匂わせる様な言葉があったのではないか。
証拠が無くても、言ってもらいたいもの。
麻生、安部の糾弾は必ずしも法令にのみよるものではない。
忖度について事例を挙げて説明しておこう。
世界の歴史を学ぶと、それは日本特有の文化ではなくリーダーの資質に起因する世界共通の現象だと分かる。忖度やゴマすりは、それをよしとするリーダーがいなければ行われない。上に立つ者が理路整然としていて、手厳しい指摘や忠告を受け止める度量さえ持っていれば、忖度など存在するはずがないのだ。
示唆に富むのは、7世紀の中国を率いた2人の皇帝だ。隋の煬帝と唐の李世民(太宗)。同じ一族で、ともに肉親を殺害して皇位に就いた2代目という共通項があるが、リーダーとしての在り方はまるで違った。
権力を思うがままに振るって国を滅ぼした煬帝に対し、李世民は権力の怖さを熟知し、その行使に極めて慎重だった。有能な人材を登用するとともに的確な忠告をしてくる部下を複数身近に置き、厳しい批判や指摘にも耳を傾けた。「貞観の治」と呼ばれる理想の統治は、李世民がつくり上げた自己を律する仕組みの上に成り立っていた。
歴史上の優れたリーダーに共通するのは、権力や権限に対する感覚の鋭さだ。その感覚が鈍いと、自分はなんでもできると思い込むようになる。聞こえのいいことばかり言う部下を重用するので、都合のいい情報しか上がってこなくなる。結果として裸の王様となり、統率力を失ってしまう。
財務省に、今回の様な忖度をさせた事は、ひとえに麻生、安倍の出来の悪さ。
否、
忖度を強要したとなれば、立派な刑事犯罪。
(忖度させた罪)
安倍晋三は「私や妻が関与していたら総理大臣も議員も辞める」と豪語しました。
そして妻がお付きの方に指示し、報告を受けたことはファックスでも明らかですし、そこから忖度が始まりました。否定しても、すっかり関与しているのです。
それ以前に、
逆に官僚や役人は、権力者に評価されたくて、媚びを売ることになります。
そこまで露骨ではないにしても、権力者やその周辺に関係する方の意向を何かと忖度する、便宜を図るのはその習性の現れです。
従って、安倍晋三が何もしなくても、総理大臣夫人が名誉校長であることで廻りは勝手に忖度してしまうのです。
ましてや、お付きの方が官邸から「安倍昭恵夫人案件」として問い合わせれば、それ以上の圧力は無く、何とかしなけらばと思うのは火を見るより明らかです。
問い合わせを受けた財務省国有財産審査室田村室長は、「低地借地権契約延長」について1枚目のファックスで、希望に添うことが出来ないと解答しましたが、2枚目のファックスで、「一般的には工事終了時に精算払いをするのが基本でありますが、学校法人森友学園と国土交通相航空局との調整にあたり、予算措置が付き次第、返金する旨の了解があったと承知しています。平成27年度での予算措置は出来なかったけれど、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中」という、工事費の立て替えの予算化について言及しています。
ましてや、国交省空港局とも調整することになっており、身内の財務省近畿財務局も一役かっています。
併せて、大阪府私学振興審議会も小学校設立について異例の認可を出しました。
これが、総理大臣夫人安倍昭恵という肩書きの圧力です。
最期に利益誘導について考えて見よう。
利益誘導とは、政党や政治家が、政権維持や選挙における得票、政治献金など目的に、支持基盤とする地域もしくは業界(利益集団)に政策的な便宜を図ることである。公職選挙法(第221-223条)に規定される利益誘導罪は買収や供応など選挙活動での支援に対する直接的な支払い措置を禁ずるものであるのに対し、報道や政治経済分析で一般に用いられる利益誘導は、様々な政策手段を用い合法的に行われる政策措置のことである。主として公共事業や様々な規制措置を伴う。
ところが、森友学園問題もそうであるが加計学園問題でも、政治的な利益誘導ではなく安倍のお友達への利益を誘導している。
これはすなわち国家財産の横領である。
麻生、安倍は財務省職員に国有財産の横領を誘導していたのである。
刑法による糾弾も是非、して欲しいが。
法律だけが国家ではない。
民主主義とは市民の為のルールである。
市民の大半の利益に反する法律など、事例ごとに超越すれば良いのである。
ルールに胡坐をかき、不正をする権力者を糾弾するのに法令はいらない。
最期には、怒りをあらわし、吊し上げることである。
坊ちゃん育ちの麻生、安倍には市民の本当の怖さが解らない。
普通の感覚の政治屋ならば、この時点で身を引いている。
幸いにメディアも麻生、安倍を攻撃している。
市民デモも盛んに起きている。
これが市民の意志であるのだ。
麻生、安倍のクソ野郎!
法令を楯に逃げ切れると思うな!
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