http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/533.html
Tweet |
欧米とロシアの深刻な対立に股裂きされた安倍外交の悲惨
http://kenpo9.com/archives/3425
2018-03-17 天木直人のブログ
国会が森友文書改ざん問題で大騒ぎになっている間に、安倍外交がとんでもない危機に見舞われている。
ここにきてロシアが北方領土問題で硬化している。
3月14日の東京新聞に、サハリン州知事が色丹島に米企業によるディーゼル発電所建設が計画されている事を明らかにしたという記事が掲載されていた。
これは、北方領土への第三国企業の進出は日本の主権を侵害するとして受け入れられない、と言って来た日本政府の見解を真っ向から否定するものだ。
プーチン来日時の唯一の成果であった北方領土における日ロ共同経済活動合意にも、もちろん違反する。
そう思っていたら、今朝、17日5時のNHKニュースが流した。
ラブロフ外相が日本のメディアと会見し、北方領土共同経済活動についてロシアの法制度を適用すると。
これもまた完全な約束違反だ。
そしてラブロフ外相は、日本が米国の地上配備型迎撃システムを導入した事が北方領土問題解決の障害になっている事を改めて強調することを忘れなかった。
この、いわば「ダレスの恫喝」のロシア版である「日米同盟があるかぎり北方領土は返還出来ない」という脅しは、既にプーチンが来日したときにプーチンの口から発せられたものだ。
だから北方領土問題を棚上げして、共同経済活動などという訳の分からない合意でごまかしたが、ついにラブロフは、その唯一の成果でさえも否定したのだ。
これであの時のプーチン来日の成果は完全に無に帰してしまった。
なぜ、ここにきて、これほどまでにロシアは日本に硬化してきたのか。
プーチンが大統領選を直前に控えているということもあるだろう。
しかし、何といってもクリミア併合以来の欧米(NATO)とロシアの軍事的対立がある。
その対立は、サイバー攻撃、核攻撃を巡って更に深刻になり、ついに元スパイの毒殺事件によって、英国・ロシアの関係が最悪になり、すかさず米国はじめNATO主要国が英国側に立った。
普通なら日本は欧米、NATO側に立つところだ。
しかし、プーチン大統領との緊密な関係を売り物に北方領土返還を自分の手で成し遂げると言い続けて来た安倍首相は、プーチンを怒らせるわけにはいかない。
その弱みをついてプーチンは安倍首相に踏み絵を迫っているのだ。
文字通り股裂きだ。
それもこれも、安倍外交にまともな戦略がないからだ。
安倍首相に忖度し続けるしかない谷内正太郎NSC事務局長や外務官僚たちが、保身のために外交を放棄してしまったからだ。
少なくとも外交においては、安倍首相はこれまで築き上げてきたものをすべてをぶち壊してしまった。
その事だけでも内閣総辞職ものである(了)
ロシア外相「迎撃ミサイルは日ロ平和条約の障害」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180317/k10011368661000.html
3月17日 5時13分 NHK
ロシアのラブロフ外相はNHKなどのインタビューに応じ、日本がアメリカから導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステムが、北方領土問題を含む平和条約の締結交渉を前進させるうえでの障害になっている、と指摘しました。そのうえで、北東アジア周辺の安全保障問題はロシアも含めた多国間の対話によって解決すべきだという考えを強調しました。
ロシアのラブロフ外相は21日に日本で河野外務大臣と会談するのを前に、15日、NHKなどのインタビューに応じました。
ラブロフ外相は「日本とロシアが戦略的かつ友好的な関係を拡大するという目標に向かって前進するためには、アメリカのミサイル防衛システムが日本に配備される問題も検討しなければならない」と述べ、日本がアメリカから導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」が、北方領土問題を含む平和条約の締結交渉を前進させるうえでの障害になっている、と改めて指摘しました。
そのうえで「北東アジアを含めた地域の安全保障問題は、日米などの同盟だけで解決すべきではない。すべての関係国が1つのテーブルについて交渉を始めることが大事だ」と述べ、ロシアも含めた多国間の対話によって解決すべきだという考えを強調しました。
共同経済活動 さらに大規模事業の検討必要
日本が平和条約の締結に向けた環境整備のためにロシア側に提案した、北方領土での共同経済活動のうち、海産物の養殖や温室野菜の栽培など優先的に取り組む5つの事業については「規模がそこまで大きくない」と述べ、さらに大規模な事業を検討する必要性を指摘しました。
そのうえで、共同経済活動を実施するにあたって、日本が両国の法的立場を害さないための特別な制度を求めていることについては「必要がない」と述べ、小規模の事業であればロシアの法律に従って実施すべきだという考えを示しました。
北朝鮮への圧力維持「適切でない」
5月までに開かれる見通しの米朝首脳会談については「希望を感じている」と期待を示しました。
その一方で「トランプ大統領が、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談しすべての問題を解決する用意があると言ったが、同時にアメリカは北朝鮮に対して圧力を継続しなければならないと表明した。これは適切ではない」と述べ、前向きな動きがあるにもかかわらずアメリカが北朝鮮に対して制裁と圧力を維持する方針を掲げていることは、適切でないと批判しました。
ロシア外相「迎撃ミサイルは日ロ平和条約の障害」 | NHKニュース https://t.co/gW37g5ipQV
— いつも日曜 (@ikenmousu) 2018年3月16日
👈 ロシアのラブロフ よくもまぁ コンナ勝手気侭な事を 云ぅよなぁ〜。 😏
日本の北方領土 返さないぃ本心 日本に経済協力だけさせ 食い逃げ魂胆 透けて見える。👀
ロシア外相「迎撃ミサイルは日ロ平和条約の障害」 | NHKニュース https://t.co/p6vrQ4acCF 5つの事業については「規模がそこまで大きくない」と述べ、さらに大規模な事業を検討する必要性を指摘しました。小規模の事業であればロシアの法律に従って実施すべきだという考えを示しました。
— gorinotsukudani (@gorinotsukudani) 2018年3月16日
ロシア外相「迎撃ミサイルは日ロ平和条約の障害」 | NHKニュース https://t.co/p9kMH2QrPp
— ワッキー提督@逃 (@admiral_wakky) 2018年3月16日
”日本がアメリカから導入する地上配備型の新型迎撃ミサイルシステムが、北方領土問題を含む平和条約の締結交渉を前進させるうえでの障害に”
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK241掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK241掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。