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2018年 03月 16日
今回も財務省の文書改ざん問題を・・・。
で、メインの「ついに官邸のウソがバレる!」の話の前に、昨日、mewが一番気になったニュースを。(・・)
太田理財局長と言えば、前局長だった佐川宣寿氏に代わり、昨年から国会で「記録はない」「捜査中なので言えない」と伝統の(?)NAINAI答弁を続けている人なのだが。今回の改ざん事件が発覚してからは、ツンケン度がちょっと低下している感じが。<佐川くん以上に、「思う」他の代わりに「存じます」を多用。ちょっとウザイ。^^;>
今回の改ざんに関しても、財務省は(官邸も麻生大臣も)、あくまでも「佐川前局長のの答弁に合わせるために、理財局の一部が文書改ざんを行なった」と主張しているのだけど。
でも、そのことに関して、太田局長は14日、参院予算委員会「自分が答弁したことと誤解を招かないように決裁書を書き換えるのは、私はどう考えても結びつく話ではない」、「正直に言うと、私個人には理解ができない」と語ったというのだ。 (・o・)
『太田理財局長「正直言うと私には…」 困惑の表情で釈明
財務省が森友学園との国有地取引に関する決裁文書を改ざんした問題で、同省の太田充理財局長は14日の参院予算委員会で、前任の理財局長だった佐川宣寿・前国税庁長官について「佐川局長の関与の度合いは大きかった」と述べた。公明党の矢倉克夫氏が改ざんについて「佐川氏の関与が全くないか」とただしたのに答えた。
太田氏は予算委冒頭で「書き換えられた資料を国会に提出し、国会を冒涜(ぼうとく)するものであるとの批判は免れない」と謝罪。公明の横山信一氏に改ざんがなぜ必要になったのか問われると、「自分が答弁したことと誤解を招かないように決裁書を書き換えるのは、私はどう考えても結びつく話ではない」と困惑の表情を浮かべ、「正直に言うと、私個人には理解ができない」と釈明した。
太田氏はさらに、「徹底的にうみを出さない限り、(財務省は)二度と立ち直れないと思っている」とも語った。(山岸一生) (朝日新聞18年3月16日)』
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でしょ〜。同じ立場にいる太田局長も、よりによって局長の答弁に合わせるために、財務省の公文書を300箇所も改ざんするなんて、理解できないことだよね〜。(**)
本当に財務省を愛し、財務省官僚としての矜持がある人たちは、OBも含めて、もっともっとこの件について発言して欲しいし。現役官僚も、国民のため、日本の民主主義のために、勇気を持って真実を語って欲しいと願っているです。m(__)m
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ところで、ようやく首相&官邸のウソがバレ始めた。(@@)
首相&周辺は、今回の文書改ざん問題に関しては、あくまで官邸の外で起きていたことであるかのように、一線を画す先述をとっていて。
菅官房長官は12日に、官邸は、首相を含め、この件を把握していなかったと発言。首相も、11日になって初めて知ったと国会で答弁していたのだ。
しかし、本当は、国交省が5日に、他に決裁文書(改ざん前の物)があることを首相官邸に伝えていたたため、6日には首相や官房長官にも報告がはいっていたというのだ。 (・o・)
尚、麻生財務大臣も改ざんの事実は11日に知ったと言っていた。<後方の部下に「いつ?」ときいて「11日」との返答があったので、「11日です」と答えていた。^^;>
mewは、官邸は改ざんの件を下手すると昨年から知っていた可能性があると思うし。<下手すると、首相+αの国会での答弁を考えて、昭恵夫人や日本会議に関わる記述は消すべきだとか、改ざんに関与していた可能性すらありかと。>
また、遅くとも2日に朝日新聞のスクープ記事が出た時点で、菅官房長官は事実関係を掌握し、周辺や財務省などと、今後の対応を検討していたのではないかと思うし。遅くとも近畿財務局の職員の自殺に関して、元理財局長が8日に官邸に報告に行った時には、安倍首相にも事実関係が伝わっていたのではないかと察する(=邪推している)。
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菅官房長官は、2日に朝日新聞がこの財務省の改ざん問題のスクープ記事を出した直後は、「麻生大臣と同じ」(=捜査中なので答えられない)と発言。
その後も、「官邸は事実を知らない、調査中なのでわからない」という体で、会見に応じて来た。(-_-)
それこそ、財務省が改ざんを認めた12日の会見でも、こんなことを言ってたのだ。
『財務省文書の書き換え、首相はじめ官邸は把握せず=菅官房長官
[東京 12日 ロイター] - 菅義偉官房長官は12日午後の会見で、学校法人「森友学園」の問題を巡り、財務省が同日認めた決裁文書の書き換えについて、安倍晋三首相はじめ官邸サイドはその事実を把握していなかったとの見解を示した。
財務省の決裁文書書き換えの事実を安倍首相や首相官邸サイドは把握していなかったのかとの質問に対し、菅官房長官は「もちろんだ。総理はじめ、把握していなかった」と述べた。
また、この問題で官僚による首相官邸への忖度(そんたく)があったと思うかとの質問には「そういうことはあり得ない」と語った。
麻生太郎副総理兼財務相の責任問題については「財務省としてまず、徹底的に調査を行う。全力で対応してほしい」と述べるにとどめた。』
<ちなみに安倍首相は5日、参院予算委員会で「私は全くこの話をあずかり知らないものだから答えようがない」と答弁していた。(>_<)>
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ところが、14日になって、菅官房長官が5日に国交省から官邸に改ざん前の文書があると報告があり、首相も菅長官も6日には報告を受けていたことを認めたのである。(@@)
『<森友文書>改ざん「疑い」 首相、6日に把握
菅義偉官房長官は15日の記者会見で、学校法人「森友学園」を巡る財務省の決裁文書について、改ざんの可能性があると国土交通省が5日に杉田和博官房副長官へ報告していたことを明らかにした。安倍晋三首相と菅氏は6日に杉田氏から報告を受けたが、首相官邸は公表していなかった。
国交省は改ざん問題が2日に報道された後、財務省から過去に受け取った文書と国会へ開示された文書の相違に気づき、「国交省に保存されている文書の一部が書き換え前のものである可能性がある」と首相官邸に報告したという。
菅氏は、財務省が検察から改ざん前の文書の提供を受けたのは10日だったとして「(5日の時点では)最終的に確認できなかった」と説明。官邸の対応に「問題はなかった」と述べた。
首相は14日の参院予算委員会で報告を受けたのは11日だったと答弁していた。しかし、5日の時点で官邸が改ざんの可能性を把握していたことになり、野党が「隠蔽(いんぺい)工作だ」などと追及するのは必至だ。(毎日新聞18年3月14日)』
財務省も、国交省から5日に改ざん前の文書があると報告を受けていたのに(そのコピーまで受け取っていたらしい)、そのことは明かさず。
6日に国会に調査報告を行なった時点では、「財務省内には、これしかなかった」と言って、昨年、国会に配ったのと同じ書類のコピーを、各議員に何百枚も渡して、ヒンシュクを買った。(-"-)
尚、また太田理財局長は15日になって、財務省内にも(近畿財務局のPCの個人ファイルの奥底に?)、改ざん前の文書のデータが残っていたと答弁。「財務省には他の文書はない」というのも、結果的にはウソであることがわかった。(ーー)
『改ざん前の森友文書「財務省に渡した」 国交省が公表
森友学園との国有地取引に関する財務省の決裁文書が改ざんされた問題で、国土交通省が省内に保管していた改ざん前の文書のコピーを5日の時点で財務省に渡していたことがわかった。財務省は8日、「現在、近畿財務局にあるコピーはこれが全て」として改ざん後の文書を国会に開示したが、少なくともそのときに内容が異なる文書を本省として正式に保有していたことになる。
石井啓一国交相が13日の閣議後会見で明らかにした。国有地は国交省の所有のため、交渉を担った財務省から契約直後に関連の決裁文書を渡されていた。国交省は、文書の書き換え疑惑を朝日新聞が報じた2日、省内に保管していたこの決裁文書を確認し、国会議員に開示されていた文書と比較した。
その結果、「貸付決議書」についている「調書」の内容に差異があることを把握。5日、保管していた文書のコピーを財務省に渡し、内容が違っていることを伝えたという。
しかし財務省は8日にも国会に対し、改ざん後の「貸付決議書」を提出。参院予算委理事会で財務省の富山一成理財局次長は、他に文書があるかについて「調査を継続中」と明言を避けた。麻生太郎財務相は12日、自身が書き換えを知ったのは「3月11日」と述べた。(朝日新聞18年3月13日)』
『財務省の文書改ざん問題で、財務省が先週、国交省から改ざん前の文書を提供されたにもかかわらず、すぐに公表しなかった理由について、「まとめて発表するためだった」と釈明した。(NNN18年3月14日)』
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『書き換え前の文書 "職員のパソコンに保存されていた" 財務省
(前略)国会では、15日も民進党や共産党などが欠席する中、参議院予算委員会が開かれ、「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書が書き換えられた問題をめぐって質問が出されました。
この中で、日本維新の会の浅田政務調査会長は、今週公開された書き換え前の文書について、「証拠が残るので、普通は改ざん前の文書を破棄するはずだ。それが残っているのをどう理解したらいいのか」とただしました。
これに対し財務省の太田理財局長は、「正式の文書として近畿財務局が管理しているものにはなく、差し替え後のものが近畿財務局として保管しているものだ。ただ個人でいろんな意味で、手控えというか、残していた人間がいる」と述べ、近畿財務局の職員のパソコンに保存されていたと説明しました。
また財務省が、今月5日に、国土交通省から書き換え前の決裁文書の写しの提供を受けていたにもかかわらず、国会に報告していなかったことに関連し、太田局長は、「3月8日に、われわれなりの調べはある程度つけていたが、これが本当に最終なのかを確認できず、それを確かめるには大阪地検の協力が必要だった」と釈明しました。(NHK18年3月8日)』
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まあ、詭弁大王の菅官房長官や財務官僚のことだから、どうせまた「早くから改ざんの可能性があるとは報告を受けたが、確認しない限りは発表できない」とか、アレコレ言い訳をして、何とかごまかそうとするのだろうけど。
このブログでも当初から書いているように、財務省や官邸が、早くから事実(&大きな可能性)を知りながら、シナリオ(説明の仕方や責任の所在)を考えるために、時間稼ぎをしていたのは明白だと思われ・・・。
こちらの関係者も、どんどん事実を明らかにして、これまでもごまかしだらけだった官邸や財務省のウソを、国民に知らしめて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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