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2018-03-09 03:44
『3種の決裁文書が出現?〜以前のコピー提出では意味なし、原本入手を+二階が麻生潰しに動く?』の続報を・・・。
財務省は8日、森友学園の決裁文書の写しなどの資料を国会に提出した。 (・・)
外形的には細かい部分で違いがあるものの、文書の内容は、案の定、昨年、国会に提出した写しと全く同じものだったとのこと。
しかも、議員たちが何度「ほかに文書がないと言えるか」ときいても、財務省側は繰り返し「現時点では、答えられない」と答えるばかりで、事実の解明にはつながらず。(-"-)
野党4党は「1ミリも進んでいない」「マイナス回答」と激怒。8日の参院予算委員会を欠席した。<与党は、委員会を職権で開会。尚、よ党・維新はしっかりと出席していた。^^;>
他方、今度は、毎日新聞などが、財務省から開示された別の決裁文書(2016年6月作成)を公表。その文書の中に、朝日新聞が改ざんしたと指摘している「特例」「学園に価格提示を行う」や「本件の特殊性に鑑み」などの文言がはいっているという。(゚Д゚)
佐川前理財局長は、昨年、国会で「売却価額を提示したことはない」などと答弁していたのだが。この決裁文書を見る限り、その答弁はウソだったことになる。(**)
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『森友文書「マイナス回答」と批判=野党、隠蔽の疑念強める―書き換え疑惑
学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書書き換え疑惑で、同省が開示済み文書と同内容とする写しを国会に提出したことに対し、立憲民主党など野党6党は8日、「マイナス回答だ」と厳しく批判した。
6野党は、書き換え前の文書を財務省が隠蔽(いんぺい)しているとの疑念を強めており、引き続き追及する方針だ。
野党側は財務省の回答に納得せず、8日午前の参院予算委員会の審議を拒否。同じ時間帯に財務省幹部を呼んで合同ヒアリングを開いた。同日提出された文書は、書き換え後のものである可能性を否定できないとして、「これ以外の文書はあるのか」と繰り返し問いただした。
しかし、財務省側は「現時点でお答えできるものはない」と明確な説明を避け続けた。希望の党の柚木道義衆院議員は席上、「ゼロ回答ではなく、マイナス回答だ」と激しく反発した。立憲の蓮舫参院国対委員長も記者団に「1ミリどころか0.1ミリも前に進んでいない。状況は後退している」との認識を示した。(時事通信18年3月8日)』
『野党側は、これが“契約をしたときに作成された原本の「写し」なのか”を質しましたが、財務省は“現在調査中”と述べるにとどまりました。
「一番のポイントは、これ以外のものが存在しているのかどうかを聞きたい」(希望の党 今井雅人 衆院議員)
「現時点で、その点について、我々としてはお答えできることはないというのが現状です」(財務省の担当者)
「なんの意味もないじゃない」
今、焦点となっているのは、“これまでに公開された文書以外のものが存在するのか”ということですが、財務省はその点について、8日も明らかにしませんでした。
「“書き換え前のものがない”と、なんで断言できないんですか」(希望の党 柚木道義 衆院議員)
「大変申し訳ございません。精力的に調査をやっておりますので、できるだけ早く結果をご報告させていただきたいと思っております」(財務省の担当者)(TBS18年3月8日)』
『学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却をめぐり、財務省は8日の参院予算委員会理事会で、朝日新聞の報道で問題発覚後の書き換え疑惑が指摘された決裁文書「原本の写し」を提出した。写しはチェックマークがついているほかは、同省が国会議員に昨年開示した文書と同じ記載内容だった。同省担当者は異なる記載内容の文書の存否について「調査中」と回答、野党側は書き換えの有無を明言していないと反発し、8日の予算委は民進、共産、立憲民主の3党と会派「希望の会」(自由・社民)が欠席のまま審議が行われた。
文書は与野党が8日中の国会提出を求めていた。財務省が理事会に提出したのは「貸付決議書」「売払決議書」の写し。それぞれ紙のものとPDFファイルを印刷したものがあり、4種類で計約500枚ある。(中略)
野党6党の幹事長・書記局長は国会内で会談し、参院予算委で与野党合意の下、国政調査権に基づき文書提出を政府に求める議決をするよう与党側に求める方針を確認した。
民進党の那谷屋正義参院国対委員長は、自民党の関口昌一参院国対委員長に会い、4党派が欠席したのに審議を進めた国会運営に抗議し、今後も審議拒否を辞さない方針を伝えた。
野党の猛反発の影響で、8日に予定されていた衆院本会議が流会し、9日の参院予算委の開会も見送りになった。(産経新聞18年3月8日)』
* * * * *
また、前記事に3種の文書があるという話を感じたのだが。さらに8日に財務省が国会に提出した資料(2つの文書のコピー&PFD複写)は、細かい部分において、外形的な違いがあるという。 (・・)
一方は、パンチの穴の影が全部、左側にあるけど。もう一方は、ページによって右または左にあるとか。確認の印のつけ方が、ビミョ〜に違うとか。(確認印が青と黄色のマーカーで「・」したものが混在しているとか。)
財務省は、決裁文書の原本は大阪地検にあるので、近畿財務局に残っていた資料を全て持って来たと説明したようなのだが。同じ文書なのに外見の異なるものが複数存在すること自体、不思議な感じがする。(~_~;)
<財務省は、4種計500枚の分厚い資料を何十人もの議員に配布。全てなのか一部なのか、カラーコピーもはいっていて。昨日、ニュース映像を見ながら一体、これらを作るのにどれぐらいの労力と時間と費用がかけたのかと思うと、あまりのムダ遣いぶりに呆れてしまった。
まあ、こうやって「時間稼ぎ」してるんだろうけどね〜。_(。。)_>
* * * * *
『財務省、開示文書で異なるチェック印「答える状況ない」
野党は8日に開催した森友学園との国有地取引をめぐる財務省などへのヒアリングで、同省が参院予算委員会理事会に開示した決裁文書のコピーにある「チェックマーク」や、書類を綴(と)じる「パンチ穴」について質問した。
8日に開示された「売払決議書」のコピーには、文章や数字の末尾に黄と緑のペンで丸いチェックマークが記されている。一方、書き換えが指摘される「調書」のチェックマークは青い斜線だった。野党のヒアリングで、マークが異なっている理由を問われた財務省の担当者は「なぜこのような状態か答えられる状況にない。職員のやり方もある」と述べるにとどめた。
また、決議書の電子データの印刷物にはパンチ穴が写っている。ただ、その位置が左側の文書と、ページごとに左側と右側に交互に開けられている文書が混在。ヒアリングではこの点についても野党議員から疑問視する声が上がった。(山岸一生)(朝日新聞18年3月8日)<詳しい記事を*1に)
さらに昨日になって、今度は毎日新聞などが、朝日新聞が扱ったものとは別個の決裁文書に関する記事を掲載。
それらによると、16年6月に作成された決裁文書の中に、朝日新聞が削除や変更を指摘した「特例」「価格提示」などの言葉が存在しているという。 (・o・)
『森友文書:別文書に「特殊性」の表現 国会開示にはなし
学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書が書き換えられたとされる疑惑で、同省が国会に開示した文書とは別の決裁文書に、「本件の特殊性に鑑み」「学園に価格提示を行う」などの表現があることがわかった。毎日新聞が同省近畿財務局への情報公開請求で入手した。これらの表現は国会に昨年提出された売買に関する開示文書にはなく、文書作成の経緯や疑惑との関連性が議論になりそうだ。
「特殊性」との表現があるのは、財務局が2016年6月、学園に国有地を鑑定価格より約8億円安い1億3400万円で売却する方針を国土交通省大阪航空局に通知した際の決裁文書。「財務局と航空局との協議」と題した項目に、「本件の特殊性に鑑み、売買契約締結後に契約書に基づき国が行う行為については、近畿財務局と大阪航空局が必要に応じて協議を行い、これを実行するものとする」と書かれていた。文書には、国有地の地中から大量のごみが見つかって新たな契約を結ぶことや、国がごみに関する責任を一切負わないとの特約を盛り込むとの記載があり、こうした経緯を特殊性と表現した可能性がある。
また、財務局が学園に売却額の予定価格を通知した際の決裁文書(16年5月)では、「学園から早期に土地を買受けたいとの要請を受け」「学園に価格提示を行う」などの記載があった。
文書は昨年9月に毎日新聞が情報公開請求し、今年1月に開示された。
一方、財務省が昨年5月、国会に提出した売却時の決裁文書にはこうした表現はなく、学園からの「要請」は「申し出」との表現になっている。
朝日新聞は今月2日付朝刊で、契約当時の決裁文書には「本件の特殊性」「価格提示を行う」などの表現があったが、昨年2月下旬以降に書き換えられた疑いがある、と報じていた。【岡村崇、宮嶋梓帆】(毎日新聞18年3月8日)』
『交渉の経緯などを記した添付の「調書」には、国が売却を前提に借地契約を結んだことを「学園からの要請」と記載。「特例処理」として本省が決裁した経緯も記していた。
また、国が学園に売却額を通知した際の決裁文書(16年5月31日)では、「学園から早期に土地を買受けたいとの要請を受けたため、不動産鑑定士に鑑定評価を依頼」「学園に価格提示を行う」などの記載があった。
一方、国会に開示された貸付・売却の決裁文書ではほぼ同じ文面なのに、学園の「要請」ではなく「申し出」と表現。借地契約に関する本省の決裁も「特例」ではなく「別途処理」と記されている。
8日の参院予算委員会で、財務省の矢野康治官房長は航空局への通知文書などについて「貸付や売却の決議書とは別で、既に開示請求や国会に提出している」と答弁した。(毎日新聞18年3月8日)』
* * * * *
この文書について、今後、また詳しい情報が出ると思うので、改めてチェックしたいと思うのだが。
こういう文言を使った文書があるということは、朝日が扱った文書にも同様の文言が使われていた可能性が大きいように思うし。また、昨年、佐川前理財局長の行なった答弁とのズレが証明されることにもなる。(・・)
<尚、保守陣営の一部が、この決裁文書を材料にして「朝日新聞が、比較する文書を間違えて、改ざんしたと思い違いしているのではないか」(=朝日新聞がミスを犯したのではないか)と指摘しているようなのだけど。決裁文書が異なれば、年月日はもちろん、通し番号も体裁なども異なるので、そう簡単に取り違えることはないと思うんだけどな〜。^^;>
昨日だけでも、新たに体裁の異なるコピーが出て来た上、同じような言葉を使った別個の決裁文書も登場して、問題は混迷状態にはいりつつある感じなのだけど。
野党もメディアも、ここで相手に息をつかせることなく、どんどん攻め込んで欲しいと願っているmewなのだった。o(^-^)o
THANKS
『財務省が資料提出も体裁異なる資料混在か 森友文書
森友学園問題をめぐる決裁文書の書き換え疑惑で、財務省は8日、決裁文書の「原本」のコピーを、参院予算委員会理事会に提出した。近畿財務局が保管していたものだとし、「現時点で提示できるのは、これがすべて」と、述べた。
ただ、書き換えの疑惑が指摘されている冒頭6ページの「調書」部分の文言からは、これまで国会議員に開示された資料と、内容が同じものだった。財務省は、近畿財務局にあった「原本」のPDFと紙の資料を、それぞれコピーしたものだと説明した。
また、朝日新聞が「書き換え疑惑」を報じた、別の資料の存否については、「調査中」を理由にこの日も、答えなかった。
一方、これらの資料をもとに行われた野党による財務省への合同ヒアリングでは、新たな「疑惑」が指摘された。
先日、近畿財務局で、実際に「原本」のファイルを目にした社民党の福島瑞穂参院議員によると、目にした資料は紙で、ファイルにパンチで留められていたものだという。コピーをすればパンチの穴が写るはずだが、提出資料には「パンチ穴の跡があるものと、ないものがある」と指摘した。
「調書」以外の他の部分には、青と黄色でダブルチェックがなされているにもかかわらず、「調書」にはチェックがない問題も含めて、財務省は、その理由について、調査中を理由に「今はお答えできない」と述べた。また、これらの資料を大阪地検に提出した時期について、再三の質問にもかかわらず回答しなかった。
立憲民主党の川内博史衆院議員は、文書が保管されていたという近畿財務局管財部以外の部局に、異なる内容の文書が存在していないか、あらためて調べるよう求めた。
書き換えの有無だけでなく、体裁の異なる文書が発覚している問題でも、財務省からすっきりした回答はなかった。財務省の担当者は、「調査は昼夜を問わず、精力的にやっている。相当の調査をさせていただいている」と理解を求めたが、内容に進展がない分、ヒアリング会場には失笑が漏れた。書き換え疑惑の有無について、回答時期に期限を決めるよう求められても、「可能な限り早く」と述べるにとどめた。(日刊スポーツ18年3月8日)』
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