http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/879.html
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安倍首相が裁量労働裁量答弁をあっさり陳謝したことに、この法案の重要な裏がある
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201802/article_15.html
森友学園問題や加計学園問題については、完全にアウトな状態であるが、決して事実を認めない。論理破綻をしていることは、麻生大臣、安倍首相自身がわかっていながら、ここを少しでも隙を見せれば、昭恵夫人に話が及び、ひいては本丸の自分まで影響するので、詭弁、嘘をついても絶対に認めない答弁をしている。
それが、安倍首相が「裁量労働制の人の労働時間が一般の人より短い」という答弁を、野党がおかしいと批判していたが、今まで安倍首相が厚生省のデータが間違いをあっさり認め陳謝した。民進の大塚代表は記者会見で、あれだけ絶対に認めない、陳謝もしない首相があっさり陳謝したことは、今回の誤りが、法案成立に致命的なものにならないことを恐れてのことだと述べた。それだけ、経済界にとって重要だということだ。その裏は、一般の労働者にとっては、極めて影響が大きいということを意味する。
私も裁量労働制を適用されたことがあるが、裁量とは聞こえがいい。一見残業をしないで自由に帰ってもいいと思ってしまうが、逆にいくら残業をやっても規定の20時間程度の残業代しかもらえなかった。会社の方は裁量労働者の成果で年俸を決めるので、会社の懐はなんら痛まない。
裁量制の労働者は、成果を上げないと年俸が増えない(成果が上がらないと下がる)ので、残業規制が無いだけ一生懸命に残業をしたり、仕事を家に持って帰り仕事をすることになる。
それが、経済界が裁量労働を適用させたい一番大きな理由である。残業代を払うより裁量労働制にする方が支払うお金をはるかに少なく出来るからだ。
政府がこれを何としても法制化したいのは、経済界から絶対に法制化するようにと言われているのだろう。あれだけ国会をバカにしていた首相があっさり陳謝したことは、下手に屁理屈を言えば、本当に危ういと思ったのだろう。それにしても、厚生省の役人もバカではないので、単純な間違いではないはずである。官邸からの無理な要求で、無理筋のストーリーをなんとか作ったが、野党に見破られたということだろう。
正直言って、今の労働者は残業代も大切な生活費のかなりの部分になっているのが現状である。裁量労働制を一般の職種までどんどん進めていけば、確実に賃金は減っていく。成果主義の裁量労働貧乏が増えていく。
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