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ミサイル避難訓練の狙いは「朝鮮人差別」なのだろう 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222203
2018年1月30日 斎藤貴男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字起こし
弾道ミサイルを想定した住民避難訓練(C)日刊ゲンダイ
アベ政権における国是は「朝鮮人差別」なのだと、改めて絶望した。ネトウヨこそが、“期待される人間像”ということか。
1月22日、東京都内で初めて行われた内閣官房など主催の「弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練」を現場で見学した感想だ。東京メトロ後楽園駅周辺などで、午前10時からの数分間。
私は文京シビックセンター北側玄関に用意された取材エリアにいた。エリア外で立ち止まれば警察官に排除されると、事前に聞いていたためだ。
「ミサイル発射、ミサイル発射。建物の中または地下に避難してください」
防災無線が流れる。と、コーンとバーで囲まれた一角に集合した二十数人――動員され「訓練」のゼッケンをつけた地元住民や会社員たち――が、警察官の誘導でたちまちセンター内へ。そのまま地下に駆け下り、指示されるまま頭を抱えてしゃがみ込んだ。
バカバカしいのにもホドがある。仮想敵は明らかに北朝鮮の核ミサイルだ。落ちたら最後、普通の人間はみんな死ぬ。なのに、かくも愚劣な茶番劇が、昨年3月から12月までに、全国22道県で25回も重ねられてきた。地方では保育園や小学校も参加させられるし、学校単位の訓練なら東京でも珍しくない。
何のために? ひたすら北朝鮮への憎悪があおられる。幼い子どもたちには差別意識ばかりが刷り込まれ、歪んだ人格を植え付けられていく。訓練後の講評で、それをまた内閣官房の参事官や都の危機管理監、文京区長が口を揃えて、「本日の訓練をご家族や地域、職場の方々にも伝え、よく話し合っていただきたい」。
都民でもある私は訓練の数日前、反対グループと東京都との交渉の場に同席している。「直撃は無理でも、(訓練で)爆風の被害は軽減できる」と言うので、「差別や憎悪を増幅させるマイナスとハカリにかけたか」と尋ねたら、「考えていない。内閣府からも何も言われなかった」とのことだった。
松本清張に、「神と野獣の日」という作品がある。Z国の水爆が誤射された東京都民の行動を描いたパニックSFだが、作中の水爆落下地点はどこあろう、後楽園球場なのだ。今回の訓練でも会場のひとつに東京ドームシティアトラクションズが選ばれたのは、単なる偶然か、何者かの悪ふざけか。
このままでは、万が一の場合、関東大震災の狂気が繰り返される恐れなしとしない。最低最悪の政権に一刻も早くピリオドを打たなければ、日本人は人間の資格を失う。
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— 桃丸 (@eos1v) 2018年1月30日
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