http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/868.html
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電通事件で高橋まつりさんの上司を不起訴不当として検察審査会に申し立て。
かっちの言い分
http://31634308.at.webry.info/201801/article_25.html
電通と言えば広告業界の最大手で、この会社に就職することはかなり難関で、希望に満ちて仕事に当たっていたのだろう。東大出で若く有意な人材の高橋まつりさんが、命を絶ったことで、電通の異常性が明らかになった。本当に痛ましい。同じ親としてお母さんの何とも納得がいかない気持ちはよくわかる。
この事件で、初めて電通の前近代的な社訓がまかり通っていたことがわかった。「死んでも仕事を放すな」などはその象徴的な社訓である。
ネットなどの情報では、彼女が提出したものを、上司によって何度もダメ出しされたという。それで何とかするため、長時間の勤務になったという。その際、社訓をベースに、かなりきつい言葉も言われたという。これは本人同志の会話なので、どれだけきつく言われたかはわからない。上司も決して自分が不利になる証言はしないだろう。
今回の形式的な罪状は、基準よりも多い長時間労働をさせたということだ。しかし、自分の会社時代の経験から言うと、例え基準より長い時間を労働しても、それをやりがいだと認めてやれば、多少の長時間の労働でも我慢が出来る。しかし、自分が最善を尽くしても何度もダメ出しされればやる気が萎えて絶望に繋がる。今回の事件の本質は、私見では長時間労働は結果の事象であって、「パワハラ」の方が主因であると思っている。パワハラに対する具体的な罪状はない。また2人だけの間の話も命を絶った人には口は無く証言出来ない。
今回、検察審査会に申し立てたので、市民から十人前後が選ばれて審査される。労働時間だけの責任を問うなら、不起訴になる可能性がある。審査会では、長時間労働に至った背景、上司の態度、言葉などもきちんと議論されるべきだろう。
まつりさんの当時の上司を検察審査会に申し立て
https://mainichi.jp/articles/20180126/k00/00m/040/043000c
毎日新聞2018年1月25日
母幸美さん記者会見「起訴猶予にした検察の処分は不当」
電通の違法残業事件で過労自殺した高橋まつりさん(当時24歳)の母幸美さん(55)が25日に記者会見し、まつりさんの当時の上司を起訴猶予にした検察の処分は不当だとして、東京検察審査会に審査を申し立てたことを明らかにした。申し立ては昨年12月27日付。
まつりさんは2015年12月に過労自殺した。上司はまつりさんに労使協定(36協定)を超える違法な残業をさせたとして16年12月に労働基準法違反容疑で書類送検されたが、「違法性の認識が乏しい」として17年7月に起訴猶予になった。
幸美さんや代理人弁護士によると、上司はまつりさんに長時間労働を指示しただけでなく、実際の労働時間を隠すため「社内飲食をしていた」と会社に虚偽報告をするよう求めており、極めて悪質、としている。
幸美さんは「上司の処分は納得できない。個人の責任を問うことはかなり悩んだが、このような行為は絶対に許されてはならないと思った」と話した。
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