2017年07月06日 欧州の自然エネルギー、全部うそだった?欧州が言っている発電コストは、補助金をたっぷり受け取り、設備や送電費用は除外した数字 引用:http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2017/07/reuters20170701120426-thumb-720xauto.jpg 自然エネルギーのミステリー
自然エネルギーのコストが大幅に下がったというニュースを頻繁に目にするが、内容を調べるとどれも信憑性が無く、確認できない話ばかりだった。 自然エネルギーのコストは非常に分かりにくく、従来エネルギーより大幅に安いとも高いとも言われている。 アメリカは1kw当たり太陽光11円、風力3.8円、原発8円から10円とされていたが、もっと安いという数字もあります。 アメリカでは太陽光が1キロワット当たり6.5円、風力が1.6円という数字もあり、原発はやはり8から10円になっている。 日本は石炭9.5円、天然ガス10円、太陽光32円、風力22円、原発10円とされていて(2015年頃)アメリカよりかなり高い。 欧州は洋上風力10円程度、陸上風力が7円程度、太陽光発電は10円程度と見られるが、日米のようにコストの明示をしていなかった。 欧州のこれらのコストも業者の「入札価格」に過ぎないので、実は発送電にかかったコストではない。 日本に比べて欧米の自然エネルギー発電コストは4分の1程度であり、日本は遅れているのは常識として言われている。
だがこれらの数字とは矛盾するニュースが当の欧州委員会から出され、今後大半の自然エネルギーが赤字になるという。 自然エネルギーへの補助金は段階的に廃止されるのが決まっているが、ニューズウィーク紙によると欧州の風力発電は発電収入の半分を補助金で得ている。 つまり風力発電コストが7円/1KWだとしても実際には14円かかっていて、政府が7円を補填している事になる。
太陽光もこの方式で、ドイツの太陽光は安いといっても半分は政府補助金を出している。 一方日本は固定買取制度で大手電力会社に買い取らせ、最終的に大手電力利用者に全額支払わせています。 「コスト」とは何か
日本と欧米では「コスト」そのものの定義が違い、日本の数分の1の発電コストと言っても、それは補助金で補填した後の数字です。 さらに自然エネルギーのコストには不自然な点があり、日本では発電した後の設備費用や送電費用を、全て大手電力に負担させています。 太陽光は発電したらそれで終わりだが、その送電費用は原発や火力発電に上乗せされています。 欧米も同じで太陽光や風力は発電したらそれで終わり、原子力や火力が自然エネルギーの送電費用を負担させられています。
「そのくらい良いじゃないか」と思うでしょうが、日本中のすべての送電設備を再建築するとGDPと同額くらいかかるとされています。 「そのくらい」では済まない話であり、太陽光や風力にも設備負担を上乗せしたら、コストは数倍違ってくるでしょう。 仮にドイツのすべての発電を太陽光と風力だけにしたら、もう送電費用を従来発電に転嫁できないので、本当の「コスト」が現われてきます。
アメリカの場合は風力発電コストが1.6円になったと言っていますが、これも業者の販売価格であって「コスト」ではない。 補助金をたっぷり支給して土地は無償提供、業者が負担するのは風車そのものの建設費だけの費用が「1.6円/kw」なのでした。 アメリカのメガソーラーは一つの都市ほどの巨大さですが、費用の大半を自治体や政府、従来発電が負担しています。
太陽光発電の事業者が負担しているのは、パネル代と設置費用だけだと言われています。 自然エネルギーの「本当のコスト」は原子力潜水艦の性能並みに秘密にされていて、まるで国家機密のように守られています。 少なくとも日本と欧米の「コスト」は、自分で言ってるほどは違わない筈です。 http://www.thutmosev.com/archives/71652182.html 想定超える電力揺らぎ発見 再生エネ、取引が影響 2018/1/9 01:02 ©一般社団法人共同通信社
家庭や事業所に供給される電気の周波数は電力需給の変動に伴い、わずかに揺らぐ。その揺らぎが大きくなる確率が従来の想定を上回っていることを見つけたと、合原一幸東京大教授(数理工学)やドイツ・ドレスデン工科大などのチームが8日付の英学術誌ネイチャーエナジーに発表した。
風力など再生可能エネルギーや電力取引が揺らぎをもたらすことも分かり、合原教授は「大きな揺らぎは電力供給の信頼性の低下につながりかねない。電力網を効率よく、安定して運用する上で、今回の結果は役立つ」と話している。 クリーンエネルギーと称しての風力発電がありますが、あれを間近で見たことがある人がどれ程居られますでしょうか? あの、圧倒的な威圧感、不快な風切り音、そして、小さなことではありますが、渡り鳥の事故死なんてのもあります。 一番クリーンな様な気はしますが、あの巨大風車はあるべき姿だとは思え無いのですけどね・・・。 風力を利用するにしても、もっと他のやり方があるのではないかと。 そして、太陽光発電でありますが、以前にも書いたのですが、あれに使われている化学物質の処理には多額の費用がかかるのです。 耐用年数は約30年とのことですから、後25年ぐらいすると、とんでもない量の太陽光パネルのゴミが生み出されるのです。 それまでの間に処理技術は進むとは思うのですが、果たしてその費用は誰が払うのか・・・。 それと、メガソーラーの近くに行くと分かるのですが、周囲が反射熱でとんでもない事になっているのですよね・・・。 直射を受けている家なんて住みようがない位に加熱されて居たりしますし、本当にこれは温暖化を防止しているのか?と。 http://ssoubakan.com/blog-entry-2586.html 2017年12月31日 ソーラー利権 電気代の1割が太陽光補助金に使われていた 太陽光発電を増やすほど電気代は上がり、原発を稼動させないとCO2排出量も増える 引用:http://www.enecho.meti.go.jp/about/special/shared/img/pq0g-26imiecn.png 電気代の1割が太陽光補助金
日本では電気料金を政府が決めているので、全国どこに住んでいても大きな違いは無いことになっています。 多くの家庭の電気料金は1kWhあたり27円前後と思われますが、現在その1割が『再生可能エネルギー発電促進賦課金』(賦課金)に使われています。 賦課金を決めているのも政府で、2012年度0.22円/kWhだったが、2017年度は2.64円/kWhに増加しました。 これはそのまま太陽光など再生可能エネルギーの買い取りに使われていて、太陽光発電が増えるほど賦課金も増額されます。 賦課金が必要になったのは再生エネルギー特に太陽光電力の買い取り価格が異常に高いからで、最初42円でした。 太陽光買い取り価格は現在28円/kWhに下がり、将来は20円以下になると予想されているが、売電価格はほとんど変わらない。 なぜなら政府は契約時の買い取り価格を20年間変えないとしているからで、2012年に契約した事業者は2032年まで42円/kWhで買い取ります。
さらに政府は、太陽光発電の新規申し込みを制限する方針で、これ以上太陽光発電を増やしたくないと言っています。 再生可能エネルギーは4.7%で、内訳は4%近くを太陽光が占めているとみられます。 再生可能エネルギーをたった5%弱に増やしただけで、標準家庭で月に792円、年間9504円の電気代を余計に支払っています。
国全体では2017年に年間2.1兆円の賦課金を支払い、2030年には3.6兆円に増えると試算しています。(電力中央研究所) しかも「太陽光や再生エネルギーでco2が削減され地球を保護している」は真っ赤な嘘で、CO2排出量は増えました。 原発事故が作った利権
CO2排出量が増えた理由は原発を停止しているからで、原発が発電していた分は太陽光ではなく、主にLNGで発電しています。 2011年に原発が停止するとLNG発電が倍増し、原発の発電量をすべて引き受けたので、新たにCO2を排出しています。 LNG発電を補うために石炭発電も増加したが、石炭はLNGよりもっと多くのCO2を排出します。 こういう状況なのに国民と政府は「太陽光発電が増えたから環境に良い」と喜んでいました。
電気代については原発の発電コストは事故処理や保証金、廃炉費用などすべて込みで10円/kWhと言われています。(諸説ある) 事故処理などの費用を含めないと原発の発電コストは推定5円から7円、天然ガス10円、石炭9.5円、太陽光28円などとなっています。 事故前は原発7円以下、天然ガス10円、石炭9.5円でほとんどの電力を発電していました。
これが事故後は天然ガス10円、石炭9.5円、太陽光42円から28円になり電気料金を多く支払う羽目になりました。 電力会社は発電した電気を家庭に送電し、予備電力も必要なので、さらに15円/kWh前後のコストがかかっています。 自由化で参入した小売電力は発電するだけで、予備電力や送電設備を負担せず、「安全コスト」を大手電力が負担しているだけです。
原発が停止しても停電しないのを見て「やっぱり原発は要らない。火力も廃止して100%太陽光発電にできる」と言っていた人が居ました。 本当に再生エネルギーだけにすると、電気料金は事故前の数倍に値上がりし、しかも再生エネルギーは発電量を調整できないので停電が多発します。 実際太陽光や風力への依存を高めたドイツやカリフォルニアでは、停電が多発して夏に冷蔵庫の中が腐る事態が多発しています。
しかも太陽光発電は建設や製造、保守管理、廃棄に多くの工業製品や人手を要するので、トータルで本当に「地球に優しい」のか疑問が持たれています。 http://www.thutmosev.com/archives/74293927.html 2017年07月02日 孫正義のメガソーラーのせいで、 家計負担が年間2兆円 孫氏に乗せられて多くの自治体や企業がメガソーラーを建設した 引用:http://ironna.jp/file/a58fb78470410a4f64315b7cfa3d3761.jpg 孫正義が語らない成功談
孫氏がマスコミへの自慢話で決して語らないのが、2011年に熱心に推進していた太陽光やメガソーラーの事です。
孫氏は原発を廃止して全ての発電を太陽光にし、しかも東電を解体して無料で払い下げを受ける計画を進めていると、当時盛んに報道されていました。 孫正義は管直人と共謀し、東電をタダで払い下げる計画だったと、当時報道されていた 引用:https://i2.wp.com/moneypress.net/wp-content/uploads/2016/08/15c0f424.jpg?fit=823%2C553
太陽光で稼いだ金
2011年以前、ソフトバンクは電力事業に進出したがっていたが、業界の壁は厚く食い込む事が出来ずに居た。 そこへ降って沸いた『嬉しい話』が東日本大震災と福島原発事故で、日本中が東電を批判し倒産させろ、解体しろという声が高まった。 孫氏と当時の総理大臣管直人は非常に親密な関係で、孫氏の秘書が民主党員だったほか、頻繁に会合を重ね、孫正義入閣も検討されていた。 太陽光買取制度は孫氏が管首相にごり押しして実現させたのは周知の事実で、当時孫氏は「自分が実現させた」と大威張りだった。
その太陽光買取制度は総額7兆円、2017年だけで2兆円の赤字を出し、全額を電気料金として国民に負担させています。 ところがソフトバンク自体は1円も払わずに、太陽光発電買取制度で巨額の収入を受け取り続けています。 太陽光買い取りは最初42円だったが今後は20円以下になり、最初に契約した事業者は買取金額が20年間保証されます。
この42円という買取価格は発電コストの2倍という破格であり、発電事業としては世界で最も儲かる仕組みです。 しかも太陽光買取では送電や変電などの設備一切を東電など大手電力が負担し、売電企業は「発電するだけ」なのです。 孫氏は「日本の発電は全て太陽光になる」と法螺話を吹聴し、地方自治体や企業や個人に金を出させ、メガソーラーなどを推進させました。
はっきり言えば最も儲かったのはソフトバンクと孫正義だけであり、国民は孫氏の金儲けの為に7兆円を払わされました。 太陽光発電の赤字はソフトバンクの資産を没収して支払わせるべきではないのか。 http://www.thutmosev.com/archives/71605697.html FIT 発電税の導入を! 2017-07-01
さて、ザ・レントシーカー(政商)といえば、竹中平蔵氏でございますが、ザ・ショックドクトリンといえば、我が国では文句なしでFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)でございます。
FITは、文字通り東日本大震災、福島第一原発の事故という「ショック」を利用し、成立させられた再生可能エネルギー特別措置法に基づき始まりました。
FITの問題点は、今更ですが、以下の通りです。
●一般の家計・企業の所得をメガソーラなどの事業者、投資家に貢ぐレント・シーキングの構造になっている ●外国企業、外国投資家にも、日本の家計・企業の賦課金として所得が移転されている ●制度開始時点の再生可能エネルギーの固定買取価格が、諸外国と比較して高かった(太陽光10Kw以上の単価は、当初は1Kwあたり42円(現在は21円)。 ●一度、決定した価格は、最長20年間固定(途中で下げることはできない) ●固定買取価格が発電時点ではなく、認定時点で決まる(これはようやく是正されました) ●太陽光パネルを製造している日本企業にすら、ほとんど恩恵がない ●再生可能エネルギーにより発電された電気を、需要を無視して既設の送電網に送り込むため、電力サービス全体が不安定化する ●電力会社の送電網のキャパシティに不足が生じても、FIT事業者はインフラ増強の負担をしない ●再生可能エネルギーを拡大しても、現在の日本のエネルギー安全保障は強化されない(原発を動かせば済む話) ●風力と比べても不安定な太陽光に投資が集中する。電力会社は発電の不安定性をカバーするため、火力発電を待機させなければならない 安定電源(原子力発電所)を止め、電力不足を不安定電源(FIT)で補おうという狂った政策のために、わたくし達の所得からメガソーラの事業者にチャリ〜ン、チャリ〜ンとおカネが移転していっています。 FITは電力「不安定化」の政策であり、所得格差を拡大し、さらに一般の国民に「増税効果」があるデフレ化政策でもあります。
醜い太陽光パネルが並べられることで、日本の美しい景観が破壊されていっています。
しかも、需要と無関係に固定価格で長期間、買取を保証される。これほどまでに市場原理に反した政策を、わたくしは他に知りません。
なぜ、常日頃は「市場!市場!」と言っている皆様は、わたくしのようにFITを批判しないのでしょうか。
要するに、儲かれば何でもいいんでしょ。という話。
『負担は2兆円超へ 太陽光のいま http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2017_0629.html 月々の電気料金の明細を詳しく見ていますか? 「再エネ発電賦課金」という項目がいくらになっているか確かめてみてください。 再生可能エネルギー(再エネ)の太陽光発電が増え、買い取り費用が膨らんでいることで、私たちの負担がいま急増しています その額、実に年間2兆円! それが、毎月の電気料金に上乗せされているのです。地球温暖化への対応のためにも太陽光発電に期待する人は多いと思いますが、あなたは普及のためにどれだけ負担できますか?(後略)』 今更という感じですが、FITにより日本国民は、標準的な家庭の「再エネ発電賦課金」として約700円。年間で8000円を超す負担を強いられています。
再エネ賦課金の総計も、ついに2兆円を突破しました。
2兆円の所得が、一般国民や企業から、FITに投資する余裕がある投資家(外資含む)に支払われているわけです。対GDP比0.4%ですから、結構、半端ない額です。
日本のエネルギー安全保障を弱体化させ、美しい田園を醜いパネルで埋め尽くし、所得格差拡大効果、デフレ化効果があるFITは、即座に廃止するべきです。
もっとも、廃止したところで、すでに発電を始めている事業者からは、長期間(最長20年)、「固定価格」で電気を買い取り続けなければなりません。現在、FITの買取価格は太陽光発電で導入当初の半分にまで下がっていますが、これは「今から認定を受ける事業者」に対してであり、すでに発電を始めている事業者の買取価格は引き下げられません。
というわけで、彼らから所得を国民が取り戻すためにも、FIT「発電税」が必要なのです。実際、スペインは電力会社の赤字をカバーするために、発電税(エネルギーサステナビリティ税)を導入し、既存の事業者の買取価格を(実質的に)引き下げています。
FITを廃止するとともに、既存の事業者から所得を「取り戻す」ためにも、発電税の導入を一日本国民として強く望みます。 http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12288575244.html
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