http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/362.html
Tweet |
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-6655.html
2018/01/12 05:33
<防衛省は11日、中国海軍のフリゲート艦1隻と潜航する潜水艦1隻が沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったと発表した。潜水艦は、前日には宮古島(沖縄県宮古島市)の接続水域への進入も確認された。同省は潜水艦の国籍を明らかにしていないが、中国海軍のものとみられる。外務省の杉山晋輔事務次官は中国の程永華駐日大使を同省に呼び、国籍が特定できた中国海軍艦艇の接続水域進入について抗議した。
中国軍艦が尖閣諸島の接続水域に入ったのは2016年6月以来2度目で、潜水艦は初。防衛省が進入の意図などを分析している。
同省によると、海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」とP3C哨戒機が10日午後、宮古島東北東の接続水域内を、北西に向かって潜ったまま航行する潜水艦を確認。11日午前に同島の接続水域を出た後、北西に向かい、再び午前中に尖閣諸島の東端にある大正島(同県石垣市)北東の接続水域に入るのが確認された。
また11日午前には、おおなみと護衛艦「おおよど」が中国海軍のジャンカイ2級フリゲート艦(3963トン)が大正島北東の接続水域に進入するのを確認。直後に1度接続水域を離れたが、再び進入したため、護衛艦から無線で警告したという。潜水艦とフリゲート艦はいずれも同日午後に接続水域を離れ、領海侵入はなかった。
小野寺五典防衛相は11日夜に米ハワイから帰国、防衛省内で潜水艦の国籍について「把握はしっかりとしている」とした上で、「中国はこの海域でさまざまな行動を取ってきたので監視を行っていきたい」と述べた。
他国軍艦艇が接続水域内を航行することは、国際法上問題ないが、中国が尖閣諸島を自国の領土と主張しており、同省幹部は「安全保障上の懸念があるため、それを踏まえた行動を取った」と説明した。
菅義偉官房長官は11日の記者会見で「緊張を高める行為で、我が国として深刻に懸念する」と強調。また、「領土・領海・領空は断じて守り抜くという考えのもとに毅然(きぜん)と冷静に対応していく」と述べた。杉山次官は程大使に抗議した際、「一方的に緊張をエスカレートさせる行為だ」などと訴えた>(以上「毎日新聞」より引用)
領土拡張ゴッコを繰り返す中・露は悪質極まりない。中国政府が日本の接続水域に入って「我が領土を守る」とはどの口で言うのだろうか。
自分の領土を守るのなら、当然他国の領土を侵害してはならない、という理屈を厳守すべきだ。それすらないのなら、全くジコチューのガキ国家というしかない。
戦勝国クラブは領土に関する場合は全く機能していない。「国連」の名が聞いて呆れる。不当に他人の土地を切り取ってイスラエルを建国したのをはじめ、つい最近ではクリミア半島を「住民投票」でロシアに併合してしまった。
古くを言えばきりがないが、中国が歴史的に他国であった万里の長城以北の満州(東北部)を併合したり、ウィグル自治区を版図に繰り入れたり、チベットを軍事侵攻して併合したりと、その悪逆非道さは折り紙付きだ。その中国が尖閣諸島を「我が領土」とは笑止千万だ。
国連が領土問題で調停などで有効だったことがあるだろうか。所詮は戦勝国クラブすなわち核クラブに過ぎず、21世紀に20世紀の人類の邪悪な部分を持ち込んだ「負の遺産」でしかない。
かつて欧州諸国がアフリカを侵略して勝手気ままに権益毎に国境線を引いたために多くの部族戦争を引き起こした悲劇の責任すら取らず、欧米化を真似たアジアの帝国・中国も欧米の真似をして領土を膨張させてきた。彼らの理屈でいえば力で切り取った領土は正式な領土だ、ということのようだ。
世界平和と大きくかい離する「帝国主義」が21世紀の現代でも生きているとは、まさしく6500万年前に絶滅した恐竜を目の前にしているようだ。「国力は武力」だとして軍事力を信奉している戦勝国クラブの面々が世界平和を司る国連の幹部とは哲学的な逆説にすらならない喜劇だ。
中国の膨張主義に対しても沈黙を守り、ただただ傍観するだけの国連に一体何を望めるのだろうか。こんな何の役にも立たない国連なぞ解体して、世界のすべての国家が平等に「平和になる権利」を主張できる国際機関の設置に日本は旗振りをすべきだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK238掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK238掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。