>>政治風刺をやった村本大輔に注目していたが、彼は所詮、吉本の漫才師だった。 ◆そうですね。彼は吉本の漫才師です。テレビにはあまり出ていないようですが、舞台での集客力はかなりのものだそうです。 1999年 NSC入学(大阪NSC22期生) 2000年 デビュー(その後10回ものコンビ結成・解散を繰り返す。) 2008年 ウーマンラッシュアワー結成(相方は大阪NSC23期生の中川パラダイス) 2013年 THE MANZAIで優勝>>吉本としては似たようなカラーの漫才師では売れないので特徴を持たせている。それが吉本の作戦だ。 ◆村本大輔の芸風は彼自身で開拓していったのではないでしょうかね。吉本はそこまで面倒見ないと思います。ちなみに、彼にとって「笑いのスタンスの根源ってのはおれから見た声の小さい窮屈そうな少数を笑いで解放すること」であり、その「笑いへのスタンスは変わらない」そうです。 >>それを知らずに「いいぞ」と拍手した。お粗末の一席だった。 ◆ありゃりゃ。 >>それにしても元日の「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)の村本はひどかった。 ◆私はそのようには受け止めていませんが、受け止め方は人それぞれ。あなたの判断基準は何だったのでしょうね。 >>憲法を「読んだことない」と彼。 ◆彼は事前にツイートで「おれは今日は正直に、おれ何も知らないから教えて、本当のことを。をテーマに朝生でよう」と予告していましたね。「何も知らないから教えて」の役柄を自分に課し、それを実践したのですね。このテーマ設定は彼の非凡さを知るに十分であり、また実際成功していたと思います。 >>読んだことがなくてああだ、こうだ、と、どこかで耳にした「はやり言葉」を並べられても困る。 ◆私はそのようには受け止めていませんが、受け止め方は受け止める人次第ですからね。強制はできません。 >>村本大輔は「目立ちたい」だけだった。 ◆そりゃあ「目立ちたい」でしょうね。「だけ」かどうかは疑問ですが。 >>。ヨ売れたい」だけだった。 ◆たしかに「売れたい」でしょうね。「だけ」かどうかは疑問ですが。 >>法律に触れなければ、売れるためには何をやっても構わない、というのが吉本だ。 ◆吉本のことはよく知りません。ただ、戦時中も慰問団を戦地に派遣する事業などを通じて、国の中枢部とのつながりができていったようですね。 >>だから若手漫才師はみんな必死だ。 ◆そうですね。 >>売れれば、ギャラに跳ね返って来る。 ◆そうですね。 >>売れなければ4畳半一間のアパート暮らしだ。 ◆そうですね。この道に入った人のほとんどがそうなのでしょうね。 >>村本大輔は吉本の漫才師だったことをすっかり忘れていた者が悪いというわけだ。 ◆意味わかんないです。村本大輔のようにわかりやすい日本語を使ってもらえたらウレシイですね。 >>村本大輔に限らず中途半端な若者が多い。 ◆上の文脈のどのあたりから村本大輔は「中途半端な若者」の仲間入りをしたのですか? ただ、もし彼に「キミは中途半端だ」と言ったら、彼は間違いなくそれを否定はしないでしょうが。 >>ほとんどが憲法などまともに読んだことがないのではないか。それどころか新聞も読まない。スマホをいじくってネトウヨの声を拾って、憲法が「分かった気持ち」になる。 >>選挙になればサボるか、行けば「自民党」に投票する。だってネトウヨたちが「野党はダメだと書いていた」からだと若者。 >>自分で考えない中途半端な若者が、中途半端な書き込みを鵜呑みにして、中途半端な投票を繰り返し、中途半端な政権をのさばらせている。彼らが中途半端なまま、大人になっていく。中途半端な日本の誕生だ。 ◆前振りが長かったけど、言いたかったのはこの部分かな? 「村本大輔」をダシに使った? >>どうすればいい? ◆匿名でグダグダ言ってないで、村本大輔のように表舞台で真剣勝負に挑んでみてはいかがでしょうか。 *** 最後に、昨年12月17日に放送された『THE MANZAI』への大反響の中で、彼が自身のツイートに残したコメントをいくつか貼りつけておきます。 「おれは思ってないことを無理やり批判しないといけないのかい、、先輩を庇えば権力に媚びる、先輩に歯向かえば英雄、2パターンの脳しかない、一番権力を気にしてる残念な人。そこ媚びて仕事もらえるほど楽な世界じゃないしそこ批判して仕事なくなるほど残念な実力でもない。なめんなアホ」(2017年12月28日) 「だからこそおれの仕事へのリスペクトを持ってほしい。政治を批判するのこそが本当の笑いだ、と決める人はほんとうに笑いが好きな人ではない。いまの日本の笑いは確かに単一化してる、おれが政治を批判する笑いをやれば、これは笑いじゃない、これこそが笑いだ、とか。お互いが単一化させようとしてる。」(2017年12月28日) 「おれがひっかかった問題はそこなの。 おれの漫才をみて、自由に発言して素晴らしい、という人いるけど、自分達の都合のいい自由な発言、てのが頭に付く。そして自分達の考えと違ったら大クレーム。どっちを主張してもうるさいのがやってくる。これじゃ誰もめんどくさくて、主張しなくなる。」(2017年12月28日) 「あとあのネタを薄いというけど濃くすればするほどどっちかのイデオロギーに偏りがでてテレビで使えなくなる。笑い、テレビ、色んなものの間をかいくぐりあの場にあれを出せる。テレビを勉強しろ、あほ」(2017年12月26日) 「賛否両論がすごいので賛も多けりゃ否も多い。批判するならどんどんすればいい。おれの漫才も色んな対象への批判。しかしおれとお前らの違い。おれは勝ち取った場所で芸をもって批判する。お前は社会から逃げ込んできた場所で、なんの芸もなく批判してる。それが存在するか空気になるかの分かれ目。」(2017年12月20日)
|