http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/147.html
Tweet |
(回答先: EL34 を使ったアンプ 投稿者 中川隆 日時 2020 年 10 月 22 日 04:17:42)
KT88 を使ったアンプ
「音楽&オーディオ」の小部屋
これ以上「道具」を増やしたくなかったのに・・ 2021年03月21日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/94c1d94a3906e845386b1b9954981b33
前回のブログの末尾で少し触れたように、このところ欲しいオーディオ機器がメッキリと減っている。
50年余りのオーディオ人生の中で、ピンからキリまでいろんな音を出してきたがここ10年余りは自由時間をフルに活用して「音楽&オーディオ」に専念できた結果、自分で言うのも何だがかなりのレベルに到達したような気がする。
ここまで来ると、もうこれ以上望んでも所詮は「五十歩百歩」のような気がするし、人生の残り時間も勘案すると「これ以上オーディオ機器を増やさないようにしよう」と、決めていたのだが、このほどもろくもその誓いを破ることになってしまった(笑)。
これが、その誓いをご破算にしてくれた「EL34プッシュプルアンプ」である。
出力が「プッシュプル型式」のメリットを生かして片チャンネルで30ワットあって、我が家の真空管アンプ群(大半がシングルアンプ型式)の中では一番の力持ち。
ウェストミンスター(改)の低音域(150ヘルツ以下)を担当するアンプとして、このアンプじゃないとどうしても再生できない音楽ソースがあって、のっぴきならなかったのが背景にある。
その音楽ソースとは、以前にも触れた「フラメンコ」の第2トラック「タラント・ソンソンセラ」のフラメンコ・ダンサーが「ドスン・ガツン」と床を踏み締める音。
しゅっちゅう聴く音楽ソースではないが、その時の超ド級の低音が耳に焼き付いて離れずその呪縛からどうしても抜け出せなかった。
そういえば、めったに聴かないジャズの「サキソフォン・コロッサス」で、マックス・ローチのシンバルが忘れられないばかりに「075ツィーター」(JBL)を外せないのと同じことだ(笑)。
オーディオ愛好家の「業」ともいうべき「深い暗闇」がポッカリ穴を開けて待っている。
ただし、このアンプは「中高音域」は蒸留水のようなサッパリした音で、まるでTRアンプみたいに情緒性に乏しくクラシック音楽の再生には明らかに向かないのが残念。あくまでも低音専用である。
このアンプを手に入れた経緯だが、3か月ほど前だったかオーディオ仲間のYさんがこのアンプで聴かせてくださいと持参されたことに始まった。
伺ってみると、オークションで市価の半分程度で落札されたものだが、キット製品のため完成寸前で放棄された新品だったそう。
このアンプを別のオーディオ仲間「N」さんが、ほんのチョコッと手を入れたところ音が出だしたとのこと。
結局、3か月ほど我が家で居候したわけだが、そのうちそろそろ決心せねばとYさんに「譲る気がありますか」と申し出たところ、「ハイ、いいですよ、オークションで落札した金額と同じでいいです」と、ご快諾をいただいた。お買い得品であることは間違いない。
それに、ずっと以前の話だが「ウェストミンスター」にJBLの口径38センチのユニットを容れて鳴らしたことがあり、量感はともかくスピード感に不満を感じて手放したのだが、その時のアンプは非力なシングルアンプだった。
もしかして、この強力なプッシュプル・アンプなら駆動できたかもしれないという憾みが執念深く未だに残っているので機会があればもう一度口径38センチに試してみたい気もする。
Yさんと話が決まってから、さっそく出力管のスペア「4本」(新品:近代管)をアムトランスから購入した。真空管は消耗品なのでスペアの確保は必須だし、低音専用だから近代管で十分だ。
さらに、このアンプは簡単にバイアス調整ができるので「EL34」よりも一回り大きな「KT88」真空管も挿せるとのことなので、そのうち機会があれば試してみたい気もする。
「KT88」といえばハイパワーアンプの代表選手マッキントッシュの「MC−275」に使われているので有名だ。
どなたか「KT88」(4本)余ってないかなあ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/94c1d94a3906e845386b1b9954981b33
仏作って魂入れず 2021年04月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/755d44f32224543af0be729c3275e714
ウ〜ン、口惜しい、口惜しい、口惜しい!
それに「都会のチーム」に負けたのが一層口惜しい。
人間のエネルギーの源は「怒り」「不満」「劣等感」そして「欲望」だと思っているが、このエネルギーをそっくりオーディオに向けるとしよう(笑)。
さて、「仏作って魂入れず」という言葉がある。
その意味は、ご存知の方も多いと思うが「仏像を作っても魂を入れなければ、単なる木や石と同じである」であり、そこから転じて「せっかく良いものを作っても、大事なものが抜け落ちていれば、作った努力もむだになる」とある。
そこでだが、ずっと昔に読んだオーディオ雑誌にこんなことが書いてあった。
「人間にたとえるとスピーカーは容姿にあたり、アンプはそれに魂を吹き込む役割を担っている。」
賛否両論あると思うが自分は賛成派である。何といってもスピーカーとアンプは車の両輪なんだから〜。
何しろスピーカーはアンプ次第で「聖者」になったり「悪人」になったりするし、そういう体験をこれまで嫌というほど味わってきたが、つい最近も得難い体験をしたので記録しておこう。
✰ EL34プッシュプルアンプについて
我が家のオーディオは小出力アンプで能率の高い昔のSPユニットを鳴らすというのが基本的なポリシーである。
したがって、手持ちの真空管アンプ群はせいぜい出力5ワットもあればいい方で中には1ワットクラスもあるほど。
ところが彗星のように現れたこのプッシュプル・アンプにはほんとうに驚かされた。
30ワットのパワーに裏打ちされた力まかせの低音域の鳴りっぷりに、ついフラフラッと誘惑されてしまった。謹厳実直な生活ばかりしていると、たまには浮気心を起こしたくもなりますよねえ(笑)。
このアンプを手に入れた顛末はつい最近のブログ記事「これ以上道具を増やしたくなかったのに」に記しておいた。
その末尾に「(EL34と交換可能な)KT88(4本)余っている方はありませんかね」と、あつかましく記載しておいたが、もとよりダメ元のつもりだったところ快く反応してくれたのが横浜在住のKさんだった。
ときどきメールの交換をする方だったが、「KT88(4本)余ってます。これから使う見込みがありませんので譲っていいです。ただし、真空管の寿命が定かではありませんので、ご自宅で試したうえで好きな値段を付けられてください。」
実に気前のいいお申し出にKさんの「おおらかさ」を感じたが、自分で値段を付けるほど難しいものは無い。もろに本性が露わになるのが怖い(笑)。
そこで、曖昧模糊は悪いのではっきりさせておこうと「破格のお値段で恐縮ですが、4本で1万円ではどうでしょうか。」と、事前に申し出ると「ハイ、それでいいですよ。一応使ってみて納得されたら振り込んでください。ご不満のときはそのまま返送せずに持っていて結構です」
これまた非常にありがたい成り行きとなった(笑)。すぐに丁寧な梱包とともに我が家にKT88が到着した。
そこで、27日にこのアンプの元の持ち主だったオーディオ仲間のYさんに来ていただいてアンプの説明書を見ながら「EL34からKT88」への「バイアス調整」を4本とも行った。想像していたよりも比較的簡単に終了した。
さあ、どんな低音(150ヘルツ以下)が出るか、Yさんともども固唾を呑んで耳を澄ましたところ、荒々しくて雄大な低音に二人とも度肝を抜かれた!
フラメンコ・ダンサーの床を踏み締める音が「ドスン・ガツン」から「ドド〜ン、ガッツ〜ン」と迫力が2倍になった感じ。
「EL34」が分をわきまえた上品な低音だとすると、このKT88はリミッターを外した野放図な低音とでもいえそうで、パワーはおそらく「片チャン30ワット」から「50ワット」ぐらいに増えたように感じた。
新たな「魂」を吹き込まれたウェストミンスターも、きっと「己にふさわしい低音」だと喜んでいるに違いない(笑)。
これでようやく「ワーグナー楽劇」を心ゆくまで堪能できそうだ。
Kさん、どうもありがとうございました。たいへん満足です。すぐにお金を振り込みますからねえ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/755d44f32224543af0be729c3275e714
▲△▽▼
KT88 を使ったアンプ マッキントッシュ C-22 + MC-275
マッキントッシュは音楽を聴くのには向かない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/627.html#c6
▲△▽▼
KT88 を使ったアンプ Michaelson & Austin TVA-1
パラビッチーニの真空管アンプの原点 Michaelson & Austin TVA-1
Michaelson & Austin TVA-1 \590,000(1979年発売)
https://www.google.co.jp/search?q=Michaelson+%26+Austin+TVA-1&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=MkqgU5yyGoP98QXPgIGoBw&ved=0CBsQsAQ&biw=1045&bih=924
TVA1 - KT88 Michaelson & Austin
http://www.youtube.com/watch?v=Bn2U7qfUC_w
出力管には選りぬかれたGEC製KT-88を採用しています。このKT-88の良さを最大限生かしつつ欠点を補うため、特別注文の巨大な出力トランスを搭載しています。回路構成はAB1クラスとしNFBは14dB以下に抑えられています。
管球式ステレオパワーアンプ
実効出力 70W+70W
外形寸法 幅457×高さ190×奥行280mm 、重量 32kg
http://audio-heritage.jp/MICHAELSONandAUSTIN/amp/tva-1.html
マイケルソン&オースチン TVA-1 1981年6月25日 菅野沖彦
同社の代表機種として、すでに多くの機会に紹介され好評のアンプだ。私もステレオサウンド誌上で何度も、そのよさについては書いてきた。70W+70Wのパワーは、このパワー管としてはマキシマム・パワーに近く、この点で耐久性が気にならないではないが、俗にいう管球アンプらしさを超えたパフォーマンスが魅力の製品。創りはしっかりしているが、仕上げは高いとはいい難いく、欲をいうと、もう一つ緻密な味わいがほしい。
音質の絶対評価:9
http://audiosharing.com/review/?p=792
マイケルソン・オースチン TVA-1は、初段がECC83(12AX7)差動プッシュプルです。共通カソード側は定電流回路ではありませんが、マイナスに引き込んだ電源を使い、高抵抗で定電流回路に近い動作を実現しています。ドライバ段はECC81(12AT7)を使った半直結差動プッシュプルで、共通カソード側はここも定電流回路ではありませんが、それなりの高抵抗が入れられていますので、立派に差動回路として動作します。
流石に出力段だけは差動ではありませんが、それでもこのアンプは他のプッシュプル・アンプとは一味違う音がします。大いに触発され、参考になったアンプのひとつです。
http://www.op316.com/tubes/specialx.htm
マイケルソン&オースチン TVA-1 真空管パワーアンプです。奇才パラヴィッティの設計です。
回路は普通のKT88のPPですが、75W+75W出せるのは巨大な電源トランス+出力トランスによるものです。
音は非常に派手で、ドスが利きます。 ALTECのA5が吠えます!凄い!
ところが1時間も過ぎると音が変わります!!!!
しっとり聞かせるTVA-1と言える音です。
http://www.auduo-1.com/newgoods/M-N/MichaelsonAustin/TVA-1/TVA-1.html
たかはしたかはし 2006/01/12 16:50
現在メインアンプは自作者から落札した6550三結ppで25Wぐらいのものなんですけど、今度は定格どおりの70W、マイケルソン&オースチンのTVA−1にしました。
じゃじゃ馬でしょうね。かつての憧れのアンプです。
球も消耗しますけど、何かあるとスピーカーからとんでもない轟音が発っせられるとか。ちょっと怖いですが、それでも一度は使ってみたくて・・。オークションでいろいろ売りまくって、なんとか資金ができそうなので買っちゃいました。
WaldstimmeWaldstimme 2006/01/12 17:15
TVA-1ですか、いいですね。たしか設計はパラヴィッチーニ?
届いたら、感想をぜひ聞かせてください(^^
たかはしたかはし 2006/01/14 12:47
TVA−1届きました。現在サブスピーカーで様子みてます。一応ハイパワーアンプらしい厚みが感じられます。しかし、修理に出した明細も一緒に付いてきたのですが、それを読むと電源トランスの100V入力を120Vタップに変更してあるとのこと、出力データも付いてましたが、それによるとクリップポイントで40Wあまり。Epが高いのでそうした方が良いとの説明がありました。
25年ぐらい前のアンプでしょうから、当初の性能が維持できないということなんでしょうが、それだったら最初にそれを説明してくれよ、という気分です。専門ショップを通して客の委託品を買ったのですが、これは売買契約としては重大な瑕疵ですよね。70W出力に惚れて買っているのですから・・。
修理済みですなんて言われたら当然それを期待しますよね。後で修理したところから連絡が入ることになってますが・・・。ものすごく重くて、もはや再梱包する元気もなく・・。これからメインスピーカーに繋ぎますが、いい音がしたとしても、今ひとつ心情的に乗り切れない気がします。オーディオにはそういうメンタルな部分も大きいですよね。なんだかなあ〜って感じですよ。「管球王国」の比較試聴で使っている新氏のアンプのコピーを自作者に作ってもらおうか、なんて考えも頭をよぎりますが、それだとこのアンプの購入価格の倍以上は軽くかかるでしょうし・・・。うまくいかないですね。
platycerusplatycerus 2006/01/14 13:47
たかはしさん、TVA-1は設計にかなり無理があるようで経年劣化が激しいみたいですね。。。初期性能を期待するのはちょっと無理かと(^^;;
http://topseller.jp/store/member/amp8/vv-amp/michaell/michaell.htm
にかなりの修理記録があります。
たかはしたかはし 2006/01/14 15:01
platycerusさん、ありがとうございます。メインのスピーカーに繋いでみました。エネルギッシュな音です。ただこれはいわゆるUL接続の音なんだろうな・・という感じです。修理した方とも連絡が取れて一応納得しました。
最大出力ってクリップ時の出力ということではないのですね。オリジナルに近づけたいのであれば117Vに電源を昇圧するトランスを使えばよいとのことです。まあ、安ければやってみようか、ぐらいな感じです。教えて頂いたサイトの方に修理を依頼するば、初期性能が復活するような感じですが、でも10万円かかるようですし・・、それに私には三結や2A3ppの音の方が合っているようで・・。付いていた真空管が新品なのでエージングしてみて、やっぱり合わないようならオークションに出品して、300Bppを買うときの原資にしようか、なんて考えてます。アホですね。
Waldstimme(WS)Waldstimme(WS) 2006/01/14 23:22
>たかはしさん。たしかに釈然としませんね。わたしのSA-5.1もじつは独立電源のアース回路がトランスメーカーによって変更されていてはじめのうちは戸惑いました。これは、近々自分でトランスを交換するのでもとにもどりそうですけど。platycerusさんのリンク先はなかなか評判が良くて、わたしもメンテをお願いしようと思ったことがありました。
でもせっかく憧れの機器を入手されたわけですから、しばらく音を聴くという原点を充分堪能したほうが精神衛生上いいですよ(^^
たかはしたかはし 2006/01/15 04:58
WSさん、どうもです。6時間ぐらい経過したら音が良くなってきました。当分はこれでいけそうだな、という感じです。音の透明感は2A3ppに譲るとしても、力強い低域に支えられた独特の味があって、ちょっと癖になりそうな気もします。原音とはちょっと違った方向でしょうが、情熱的な、官能的なとでも言いましょうか、オーディオならではの愉悦という感じです。
そのサイトの人に修理について相談したら、春ごろに、ということでしたので、それまでゆっくり考えようと思います。このアンプを修理した所の話では1年やそこらでは絶対に壊れないとのことですので、まあ春までだったら安心できそうです。サブシステムを売り払って修理代を捻出しようか、なんて今は考えてます。でもすぐに飽きたりして・・。
http://d.hatena.ne.jp/Waldstimme/comment?date=20060112
今使っているのはプリはマッキンのC-29ですが、パワーは ミカエルソン&オースチンのTVA-1というイギリスの真空管アンプです。
これがまた熱い音を出してくる。KT-88なんでMC-275系の音なんだろうけど力感と程良いレンジ感と鳴りっぷりの良さと余韻感、繊細感もしっかりありと、相当バランスが良いのです。
80年前後のオーディオ誌では、瀬川先生をはじめほとんどの評論家の方々も
「久々の熱い、惚れ惚れする音」
と絶賛していたのを思い出す。ちなみに、アキュのC-280とこのTVA-1が620Bを鳴らすベストな組合せとしていた。
http://www.fsinet.or.jp/~ash-k/ALTEC%20Site/altec010.htm
音を聞くと、初めTR(トランジスター)AMPと思わせる、これ真空管AMPと疑う!
この巨大(強力)なトランスがその原動力でしょう
マッキンのMC60/275の「サンドイッチ巻き+カソード帰還」による、高域の歪みの軽減の音とは対照的な、力強いく荒々しい低音の音が光ります。真空管AMPの中では、一度は聞きたい機種です
http://amp8.com/vv-amp/michaell/tva-1-7.htm
Michaelson & Austin TVA−1です。
80年代に一世を風靡した管球アンプ。これもひとつの憧れでした。で、買っちゃいました。
しかし、修理済みということで期待したところ、付けられてきた修理明細をみると、安全のため電源トランスの入力を100Vから120Vのタップに変更したとのこと。つまりこれを100Vのコンセントに繋げば設計よりも低電圧駆動ということ。
このアンプは真空管を定格どおりに働かせているところが売りだった。真空管は消耗品、ある程度早く切れても構わない、それと引き換えに、なんともエネルギッシュで「熱い」音を聴かせる、それがコンセプトだったはず。
かなりがっかり。最初に言ってくれよ、そんな大事なこと。それを事前に知らされたとしても結局は買ったとは思うが、それにしてもね、知っていたのと後から気づかされたのでは偉い違い。
修理した所に問い合わせたところ、部品の経年変化で設計どおりの電圧を掛けるのが危険だということ、それから真空管の長寿命化、そして、それぐらいの減圧は聴感上では違いがない、という長年の経験による、ということらしいが、私がこのアンプに求めているのは、そんなことではない。
目一杯働かせているという、そういう危険な香りと、その代償としての高音質、なのである。
頭に来て返品しようかと思ったが、なにせ38Kgの重量。もはや再梱包する元気もなく・・。
とりあえずサブスピーカーで音出しして様子をみた後で、メインスピーカーに繋ぐ。
たしかに「熱い」音は体感できたが、やはりいまひとつ、の感。これはUL接続の音なんだろうな、ぐらいな感想。
とあるサイトで、オーバーホールで初期性能を復活させてくれるという人のサイトを教えてもらって、見てみたら10万円かかるらしい。
ますますムカムカしてたら、そのうち音が良くなりだした。
これは・・・、いいんじゃないか。原音とはちょっと違った方向の音だが、思わず引き込まれる。力強い低域に支えられた、まぎれもなく「熱い」音である。大げさにいうと麻薬的、癖になりそうな音質。
http://blogs.yahoo.co.jp/magagiok/22580135.html
MICHAELSON & AUSTIN TVA-1
かなりのハイパワーアンプですので、チョイ寿命が短めです。もう使っている人いないかな?
何台か修理(改造)しましたので、僕なりの経験です。整流直後に入っている800μのコンデンサー二個。ブルーの奇麗なコンデンサーですが、兎に角パンクしやすいです。単にパンクだけで済めば良いのですが、其のコンデンサーの下側に電源基板があって、電解液が掛かり全てオジャン。
良質な国産に替える事をお勧めします。此れの設計者は半導体に慣れてしまっている様で、800μは大き過ぎ。精々100μ。でも此れではリップルが取れ切れない。
そこでチョークです。2〜3Hで十分です。チャントしたπ型フィルターを作って上げましょう。残留ノイズも減り、音質もはるかに上質に。更に故障も減る一石三鳥の改造です。
プッシュブルですから理論上はリップルが有ってもハムの発生は無い。との設計でしょうが、経験不足を露呈しています。
バイアス回路の22μのコンデンサーの質で、音色は面白い程変わります。好みのコンデンサーを見つける楽しみが有ります。
KT88のカソードに入っている47Ωは電流チェック用ですが、完全に狂っているのを何個か見受けました。それに気付かずに電流調整をしますと、プッシュブル動作が出来ません。シッカリとした抵抗に交換です。
トランス類は丈夫ですので、若干手を入れるだけで使えるアンプです。
http://hayashilab.syuriken.jp/autva101.htm
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。