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(回答先: 日本人は被支配者に関する情報を支配者へ知らせる密告には寛容だが内部告発には厳しい 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 14 日 07:58:50)
お人好しの国「日本」_ 悪党がいる事を考えない日本の司法制度
2020年01月05日
風と共に去ったゴーン / 悪党を考えない日本の司法制度
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68794923.html
お人好しの国「日本」
正月を迎えた年末に衝撃的な事件が起きた。何と保釈中のカルロス・ゴーン・元日産会長が日本を密かに離れ、祖国のレバノンに逃亡したのだ。昔、『逃亡者』という映画やTVドラマがあったげと、日本で実際に起きた逃亡劇の主人公はフランス、ブラジル、レバノンの国籍を持つフェニキア人。しかし、フィクションの逃亡者も似たような種族で、ハリソン・フォードは母親の血筋でユダヤ人。アイリス系アメリカ人みたいに思えたデイヴィッド・ジャンセン(本名 / David Harold Meyer)も、父親の血筋でユダヤ人であった。
年末年始で「これ」といったビッグ・ニューズが無かったのか、マスコミはゴーンの脱出劇をまるでハリウッド映画のように伝えていた。でも、これって、日本の司法制度と法律、および思考が間抜けだったという事を物語っているんじゃないか。つまり、日本人の思考様式が性善説に基づいているから、様々な“手抜かり”や“不覚”が起こるということだ。そもそも、裁判所がゴーンの保釈を認め、行動の自由を与えたんだから当然じゃないか。保釈金を“担保”にしたということは、別の角度から考えれば、それを放棄して逃げてもいい、ということを意味する。東京地裁は「15億円もの保釈金を預かったんだから大丈夫だろう」と高を括っていたが、哀しいことに、日本の裁判官は大富豪の考え方を分かっていなかった。グローバル・ビジネスを展開する外人経営者にとって、15億円なんて端金(はしたがね)だ。悪党は「もしも」の為に秘密口座を作り、裏金を貯め込んでいる。表の帳簿にだけ資産がある訳じゃないぞ。
学校秀才には理解しがたい事と思うが、“いかがわしい”国際取引をするグローバリストは、国境に囚われない永遠の旅人で、たいてい「逃亡用の資金」をどこかに隠している。日本人は御目出度い民族だから、海外への高飛びを考えない。親方日の丸を掲げる役人は、「まさか!」という事態を考えず、事が起こってから「想定外の事でした・・・」と反省するげと、安全保障に敏感な外国人なら、常に「有事」を考えている。自宅の玄関には鍵を掛けるが、国家の出入り口には不要と考える日本人は誠に脳天気だ。それとは対蹠的に、支那人はいつも用心深い。北京政府の共産党員は、日本の悪党よりも狡猾で、海外での「蓄財」なんて当たり前。信じるのは自分だけで、女房子供であっても当てにしないのが鉄則。ゴーンも同類で、ローマ人と戦ったフェニキア人は、金儲けが上手いだけじゃない。窮地に備える商業民族。「いざ!」という時の計画に抜かりは無い。村山富市とか福田康夫みたいなのは、中東アジアで生きて行けないから即死だ。
強欲なグローバリストには日本風の倫理観は期待できない。「やましさ」を自覚するゴーンは、「このまま日本の裁判を受ければ、きっと有罪になるに違いない !」と踏んでいた。だから、「何とか日本を脱出できまいか !」と考えたのである。もし、有罪判決を受けて、刑務所に10年くらい閉じ込められたら、出所する頃は70歳代後半になってしまい、しかも、長年のムショ暮らしで体はヨボヨボだ。「俺は無罪だ ! 悪い事はしていないぞ ! 日産と日本政府にハメられたんだ!」と悔しがるゴーンが、潔く日本という「外国」で裁きを受け、牢屋の中で臭い飯を喰うのか? ちょっと頭を使えば分かるけど、自分の余生を犠牲にしてまで、15億円にしがみつくことはないだろう。この程度の金額なら、ドブに捨ててもよいと判断するのが普通だ。
(左 /アンクル・モニター )
今回の逃亡劇を耳にしたマスコミは、ゴーンを非難すると共に、彼の綿密な逃走計画に驚いた。ある報道筋によると、彼は楽器の中に隠れ、プライヴェート・ジェットで地方の空港から脱出したそうだ。(ただし、真意の程は分からない。) 日本のマスコミは突然の掟破りに唖然としたが、海外メディアは別の事に驚いていた。つまり、一報を聞いた外国人記者は、「なんで、ゴーンの足首にアンクル・モニター(ankle monitor / electronic ankle tag)を附けなかったのか?」と首を捻っていたのだ。アメリカのTVドラマ『ホワイト・カラー(White Collar)』を観た人なら分かると思うけが、主人公のニールは足首に電子タグを附けていた。マット・ボナー(Matt Bomer)扮するこのニールは、贋作と窃盗を得意にする知能犯であったが、ある事でヘマを踏んでしまい、FBIに捕まってしまう。しかし、FBIは彼と司法取引を行い、捜査に協力するという条件で保釈される。ただし、雲隠れできないよう、脚には「アンクル・モニター」が附けられ、行動範囲は限られていた。これにより、ニールは何処にいようともFBIの監視下にあり、もし、この「足枷」を外せば直ちに警告サインが点滅するという仕組みになっている。だから、急いで逃げようとしても、FBI捜査官がハンターのように追跡するから、遅かれ早かれ「お縄」となるのだ。
こんなの、“よそ者”と“悪人”で成り立っているアメリカでは常識なんだけど、“善人”が前提の日本社会では赤い人権屋がはびこり、「人権無視だぁぁぁ〜」とわめ。だから、政治家は分かっていても法律化できない。馬鹿らしいけど、日本の左翼はいつも「裁かれる側の権利」を重視する。ホント、日本人は「人権思想」のせいで、どれほど損害を蒙っていることか。「人権」なんいうモノは、アフリカやアジアにいる野蛮人や劣等民族に用いる概念に過ぎない。だいたい、地球人全員が持っている「権利」って何なんだ? 犬や猫の糞じゃあるまいし、そこら辺に転がっている「権利」なんて、我々日本人が考える「権利」じゃない。支那人に対してなら、大人でも「人肉を食べちゃダメ」とか、「被疑者をリンチにかけるのは厳禁」、「嘘つきは泥棒の始まり」、「道端ですれ違った女の人を強姦してはいけません」と教えなければならないが、日本人には無用で、当たり前すぎるから笑い話になってしまう。「子供の権利」云々という説教も同じで、あれは子供の売買とか輪姦、虐待が日常的に起こる第三世界を土台としている。子供天国の日本には無用で、むしろ害の方が多い。
(写真 / 「人権」が必要な第三世界の人々 )
まぁ、「人に優しい」のは日本人の長所なんだけど、「国際化社会」とか「グローバル経済」が到来すれば、「日本的常識」は通用しなくなる。昔の日本人だと、ある揉め事で裁判沙汰にしたら、「なんで裁判にするんだ!」と逆効果。双方とも激怒し、余計に事がこじれてしまうから、示談の方が一般的だった。日本は実に平和で、テレビの時代劇を観れば、どれほどの楽園なのかが分かる。人気番組『遠山の金さん』だと、「遊び人」を装った遠山金四郎が悪党退治をするが、その場では皆殺しにせず、罪人どもを御白洲に連行して裁きを下す。そして、引きずり出された悪人どもが、御奉行様の尋問に対してシラを切ると、金さんは堪忍袋の緒が切れる。彼は背中に彫った「桜吹雪」の刺青を見せ、「ナメるんじゃねぇ。全部お見通しなんだぞ!」と凄む。すると、この刺青を目にした罪人どもはひれ伏して、土下座しながら「恐れ入りました !」と観念する。でも、この下手人どもが「さぁ、こんな刺青には覚えがありません。金四郎という遊び人には会ったことがありません」と“とぼけた”たら、金さんはどうするのか? まさか、「よく見ろ、ほら ! あの時の俺だよ ! 俺 ! あの晩、お前らと斬り合ったじゃないか !」とは言えまい。外国人は唖然とするが、日本人は犯罪者にも“正直さ”があると思っている。でも、日本にやって来る外国人には期待できないぞ。
日本の司法制度は前近代的?
ゴーンの逃亡劇を知って、日本のマスコミや評論家は、おおよそ二つの意見に分かれた。一つは非難派で、もう片方は擁護派だ。検察側に批判的な知識人は、被疑者を長期間勾留する「人質司法」を槍玉に挙げていたが、これは左翼の怨念と戦略に基づいている。もちろん、被疑者を有罪に持ち込むための長期拘束や、自白の強要は言語道断で、改善の必要はある。この件は長くなるから省略するけど、我々が議論すべきは、法律を専門とする学者や左翼ジャーナリストによる日本攻撃だ。左巻きの知識人やジャーナリストは、我が国の司法制度をケチョンケチョンに貶し、「日本の司法制度は歐米諸国に比べて遅れている」、「日本の警察は国策捜査や政治的動機で多くの冤罪を生んでいる」、「検察の取り調べは人権を無視している」とわめく。
(左 / マーク・リッチ)
でも、日本の警察や法廷はそんなに酷いのか? 歐米諸国と比べても、日本が劣ることはなく、むしろ犯罪者に対して甘いくらいだ。アメリカだと法廷に引きずり出す前に、現場で射殺というケースも多いし、たとえ容疑者が裁判にかけられ、厳しい尋問にあっても、大金を以て辣腕弁護士を雇えば、大幅な減刑を期待できる。事によっては無罪を勝ち取ることもできるのだ。アメリカでは財産のレベルで被告人の運命が左右される訳だから、公平な裁判が全国民に保障されているとは言いがたい。ここでは詳しく紹介しないが、有名な海外逃亡犯にユダヤ人のマーク・リッチ(Marc Rich / Marcell David Reich)がいた。
リッチはアメリカ国籍を有する貿易商だが、脱説や詐欺、恐喝、いかがわしい国際取引など65以上の容疑を掛けられた。ところが、逮捕される寸前、スイスへ逃亡。もし有罪となれば、300年くらいの懲役刑になっていたかも知れない。だが、リッチは強固な人脈を築いていた。彼はヒラリー・クリントンやADL(ユダヤ人組織「反名誉毀損同盟」)に巨額の献金をしていたから、亭主のビル・クリントン大統領は退任間際の2001年1月20日、このユダヤ人逃亡犯に恩赦を与え、司法省の士気を挫いてしまった。("Pardon financier Marc Rich dead at 78", CBS News, June 26, 2013.) いやぁ〜、「グレンコー・エクストラータ(Glencore Xstrata)」を創業した大富豪は凄いねぇ〜。ちゃんと、最高権力者を手懐けている。(註 : 「グレンコー」は鉱山開発や商品取引を行う多国籍企業である。)
大金を使って恩赦を手に入れたこのユダヤ人は、アメリカ国籍はもちろんのこと、生誕地のベルギー、さらにスペイン、ボリビア、イスラエルの旅券まで持っていた。ちなみに、クリントン夫妻に裏から恩赦を働きかけたのは、イスラエルのエフード・バラク(Ehud Barak)首相や元首相のエフード・オルメルト(Ehud Olmert)、大統領にもなったシモン・ペレス(Shimon Peres)元首相、後にテルアビブ市長となったロン・フルダイ(Ron Huldai)、法相と財務相を務めたことがあるヤコブ・ニーマン(Yaakov Neeman)である。("Jewsih Philanthropist Marc Rich, a Key Donor to Israel, Dies at 78", Haaretz, June 6, 2013.) スイスで大往生を遂げたリッチは、銭儲け用の“国家(アメリカ)”じゃなく、“心の祖国”たるイスラエルに埋葬されたそうだ。やはり、他人が作ったアメリカより、同胞が暮らす聖地で眠る方がいいよねぇ〜。
(左 : エフード・バラク / エフード・オルメルト / ロン・フルダイ / 右 : ヤコブ・ニーマン )
脱線したので話を戻す。日本の左翼弁護士や御用学者は、長期の身柄拘束や家族にも面会させない「人質司法」を攻撃することで、被疑者の「人権」を擁護する。なるほど、カルロス・ゴーンのような上流外国人に対し、このような仕打ちをすれば何となく後ろめたい気分になる。だが、保釈を与えられる被疑者は、必ずしも高学歴で裕福な経済犯ばかりとは限らない。もし、兇暴さを秘めた強姦魔や準強姦罪で捕まった初犯、ふて腐れたチンピラ、反省無き暴力団員、半グレ集団のメンバーなどが保釈され、被害者に「お礼参り」をしたり、「口止め工作」を仕掛けたらどうするのか? 例えば、夜道を一人で歩く帰宅途中の女性を衝動的に、あるいは計画的に襲い、後に強姦未遂で捕まった男が保釈されたら、何をしでかすか分からない。被害者女性は警察から被疑者が保釈されたとの一報を受け、底知れぬ恐怖に包まれる。強姦されそうになった女性は、毎日悪夢にうなされ、「もしかしたら、また襲われるかも・・・」と考えてしまい、滅多に夜の帰宅は出来ない。たとえ外出するにしても、タクシーを呼んだり、バスに乗らないと安心できないから大変だ。といっても、こうした不安感は被害者の勝手な妄想に過ぎないから、警察が24時間守ってくれる根拠にはならない。したがって、一度恐怖を味わった女性は、犯人が「お勤め」を果たした後でも、一生怯え続けることになる。
(左 : 英国で逮捕された性犯罪者 / 右 : フィリピンの刑務所にいる囚人)
被害者の恐怖心や不安感は理解できるものの、裁判所の判事も厳しい世論には抗しがたい。年々、裁判所は被疑者の身柄拘束を解く傾向にあり、性犯罪者や詐欺師などが「人権思想」の恩恵にあずかっている。そして、マスコミは世間の同情を惹くため、冤罪を訴える温厚そうな人物や不当な逮捕で苦しむビジネスマンなどを取り上げ、彼らが経験した壮絶な取り調べを映像や音声を交えて世間に流す。こうなれば、一般国民は“人権無視”の警察は赦せない、と怒り出しても当然だ。一方、国民の安全を守るべく、懸命に捜査を行う警察官や検事にも、悪い影響が出てくる。今まで捜査に熱心だっ警察官も、容疑者に厳しくすれば減点だと分かってくるから、適当な捜査となってしまう。検事だって同じこと。怪しい被疑者を勾留しても、「まっ、世間や裁判官がうるさいから、早いとこ保釈にしようかなぁ〜」と考えてしまうのだ。被害者がどうなろうが、自分の出世の方が大事となる。
(写真 / 強姦魔に襲われる西歐人女性)
只でさえ警察は人員や予算の不足に悩んでいるのに、さらに法律的足枷が増えるとなれば、検挙率はグッと下がるだろう。弁護士同伴の取り調べとなれば、自白は取りづらくなるから、裁判で被告人が有罪になる確率も少なくなる。もちろん、被告人の権利保護は重要だが、被害者の安全確保も大切だ。人権派弁護士は依頼人の利益を最大限にしようと努めるが、保釈中の被疑者が何をするかまでは考えないし、依頼人が事件を起こしても責任を問われることもない。つまり、「俺の知ったことではない」ということだ。刑事や検事は絶対口にしないけど、性悪な被疑者を観れば、「こいつはシャバに出したらヤバいな !」とか、「こいつ、ふてぶてしいぞ !」、「今釈放したら、証拠隠滅を謀るかも知れない !」と察知し、勾留期限を引き延ばそうとする。これは権力側の恣意的判断となるが、事件の現場と前例を熟知する警察の「勘」は軽視できない。結局、マスコミの誘導に乗った庶民は、いずれ被害者になった時、痛い目に遭うということだ。
それにしても、なぜ日本ではこうも警察や法廷に対する批判が強いのか? 敢えて率直に言えば、それは現体制を「敵」とみなす左翼が、我が国の教育界、法曹界、政界、マスコミ界を牛耳っているからだ。戦前の共産主義者を思い出してみれば解るじゃないか。暴力革命で国家転覆や皇室撲滅を夢見る左翼にとって、治安維持法など「悪法」で、仲間を“しょっ引く”特高は「不倶戴天の敵」となる。つまり、素晴らしい革命を妨害する邪魔者でしかいない。よく左翼教授が「国家権力」とか「暴力装置」を口にするけど、これは彼らが法廷に連行され、「裁かれる側」に坐るからだ。左翼陣営からすれば、「俺達は人民の為に、極悪非道の政府を倒すべく、日夜、必死で闘争に勤しんでいるんだぞ ! 今は俺達が裁かれる側だが、明日、来年、いや、数十年後、きっと俺達は裁く側の席に就いているはずだ! その時になったら、泣いても遅いんだぞ ! 未来は俺達の天下だ! 革命万歳 !」と言いたくなる。(徳田球一らの共産主義者が府中刑務所を出てくる時のエピソードは面白いので、いずれ紹介したい。)
だから、戦前からの共産主義を継承する左翼活動家や、大学とかテレビ局に就職した元全共闘の学生、共産党に属さない個人営業の赤い細胞は、何かにつけ容疑者や被告人の擁護に廻ろうとする。たとえ外国人であっても、「敵(警察官)の敵(犯人)は味方」となるから、「移民の人権を守れ!」との大合唱となるのだ。これからアジア人やアフリカ人の移民や難民が増えてくるが、日本政府にはそれに見合った治安対策は無い。緊縮財政の中で警察官の増員は見込めないし、民族ごとの租界があちこちに出来れば、そこは犯罪者の温床になるし、逃亡犯の避難所(safe haven)になったり、日本人の警官が入り込めない聖域(sanctuary)になってしまうのだ。こうなるともう、外国人や帰化人が罪を犯しても中々逮捕されないし、仮に捕まったとしても、有罪に持って行くまで、かなり苦労する。普通の日本人は想像していないが、異民族混淆社会となれば、確実に日本の治安は乱れる。警察官が人々に捜査協力を求めても、これに応じてくれる人は少なくなるから、従来の方法では聞き込みや証拠集めは難しい。しかも、外国からのシンジケートや黒社会が浸透するから、日本の警察官はお手上げだ。
(左 : 鉈を持ってイギリス人を斬り殺すアフリカ人 / 右 : 犯罪者に狙われるヨーロッパ人女性)
たぶん、将来の日本だと、高額所得者は壁で囲まれた高級住宅地に邸宅を構え、警備員に保護されながらの生活となるだろう。しかし、低所得者は「いかがわしい外人」がうろつく下町に住むしかない。家計が苦しい一般国民は、犯罪に遭わないことを祈るのみ。強姦や強盗に遭ったら、「運が悪かった」と諦めるだけ。ところが、逮捕された犯人は、人権配慮のもとで取り調べを受け、図太く「無罪」を主張する。裁判は長引くのに、犯罪は増え続けるから、日本の庶民は子供や孫を公園で遊ばせることもできない。警察は事件が起きても、雑魚ていどの犯人は追跡しないし、ちょっとした傷害事件や痴漢・強姦未遂は後回し。つまり、警官の数が足りないから、軽犯罪は真剣に取り扱わないということだ。確かに、左翼分子が称讃するアメリカやヨーロッパの社会では、法律に則った取り調べや捜査が行われているから、「人権無視」という非難は少ないが、その一方で、様々な犯罪に出くわす庶民が異常に多い。泣き寝入りする一般人は本当に可哀想だ。大学教授が理想とする北歐諸国では、強盗・殺人・強姦なんて珍しくもなく、そこら辺の巷に溢れている。よほどの兇悪事件じゃない限り、大手のマスコミが取り上げることはない。
とにかく、日本人は外国人犯罪者に疎く、従来の平和が永遠に続くと信じている。でも、これは幻想だ。2019年8月、大麻取締法違反で20歳のベトナム人留学生が逮捕されたけど、東京地裁は勾留請求を却下。これにより川口市に住む留学生は釈放され、彼は法廷に立つことはなく、保釈中のままベトナムへ逃げてしまった。1997年7月の「ひき逃げ事件」は、既に「忘れ去られた過去」となっている。静岡県の浜松市に住むブラジル人労働者ミルトン・ノボル・ヒガキは、当時16歳の落合真弓をクルマで撥ね、死亡させてしまったが、四日後にブラジルへ帰ってしまった。母国に逃れたヒガキは、後に発見され逮捕されたが、日本はブラジルとの犯人引渡条約を結んでいなかったから、この「ひき逃げ犯」を日本で裁くことはできなかった。結局、日本政府はブラジルの司法当局にお願いし、「代理処罰」を依頼するだけ。被害者の遺族は元気な犯人を目にするも、何も出来ずに泣き寝入りだった。もっと腹立たしいのは、こうした外国人を輸入した企業経営者は何ら責任を取らず、氏名や顔写真も一切公開されなかったことだ。日本人は輸入する外国人を「家畜」としか考えず、複雑な感情を有する「人間」と見ていないから、外国人を招いても彼らの犯罪を想定しないことになっている。これは「労働力不足を解決する」と意気込む与党ばかりの失態ではない。人権を叫ぶ野党も、外国人労働者の「人権」ばかり忖度して、日本の庶民がどうなるのかについて、全く関心が無いのだ。しかも、政府は帰化を希望する外人に気前よく日本国籍を贈与する。祖先の遺産を無料配布なんて愚の骨頂だ。
ゴーンは飛行機に乗って風の如く去ったが、移民や難民の嵐は続々とやって来る。彼らが日本で事件を起こせば、通訳付きで優しい尋問となるし、それが厭ならさっさと高飛びすればいい。日本にはスパイ防止法も無いから、北鮮や支那の工作員は、ひと仕事を終えたら気楽に逃走できる。もしかしたら、東京ディズニーランドで遊んでからバイバイとなるかも知れないぞ。レバノンで自由を満喫するゴーンは、日本脱出のために傭兵会社を使ったそうだが、彼の逃走劇にはフランス政府が絡んでた可能性も高い。マクロン大統領と「交渉」した悪い奴は、たぶん「裏取引」をしているから、日本で捕まっても大丈夫なように、ちゃんと命綱となる証拠を握っているはずだ。軍事力を持たない日本は外国から舐められる一方で、報復手段は全く無い。せいぜい、国内で愚痴をこぼすていど。情けないけど、これが日本の現状なんだよねぇ〜。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68794923.html
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