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革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/574.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 8 月 14 日 13:00:00: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 


革命は軍や警察が国家を裏切り市民側に就かないと成功しない

2019年08月14日
香港市民に味方する香港警官が一人も居ない理由
http://www.thutmosev.com/archives/80689774.html


香港警察にも市民側に寝返る人が居そうだが一人も居ない。

彼らは武士でも騎士でもないので、自ら考えて行動することは無い


http://wedge.ismedia.jp/mwimgs/3/b/1200m/img_3b742e4f83cbd05b88489eafb7dfa151129515.jpg


香港警察が市民の為に戦わない理由

香港では犯罪容疑者を中国本土に送還する法律を巡って大規模デモが発生し、市民数十万人が参加しました。

19年8月に入ると香港警察の取り締まりが強化され、デモ側もゲリラ的な抵抗活動に転換した。

警察はデモ隊にたたいたりするようになり、黒シャツを着た黒シャツ隊がデモ隊の白シャツ隊を攻撃している。



この黒シャツ隊については香港警察の警察官が制服から黒シャツに着替えている動画が投稿されている。

香港警察が「愛国派」の市民を装ってデモ隊を襲撃し、当然ながら警察は現場に現れない。

黒シャツ隊の攻撃で警察に通報しても警官隊はわざと時間をかけて登場するのが恒例になっている。


そのくせ香港警察はデモ隊がデモを始めた時には素早く登場し、催涙弾や棒で鎮圧している。

デモを鎮圧する警察という図式は世界共通だが、中国と中国の植民地にしかない「ある現象」には注目せざるを得ない。

それは中国3000年の歴史の中で、市民や国民や農民の為に立ち上がり、皇帝や国家と戦った人は居ないという点です。


世界の多くの革命は市民の抵抗がきっかけだが、必ず軍や警察が国家を裏切り、市民側に就くことで政府が倒れている。

フランス革命やロシア革命、ソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊、東ドイツ崩壊、アメリカ独立など枚挙にいとまがない。

日本では1936年(昭和11年)に226事件が起きたが、放棄した青年将校の目的は貧困農民を救う事でした。

中国の兵士は武士や騎士ではなかった

兵士や警官が国家を裏切って、圧倒的に劣勢な市民側について戦うのは、かなり高度な教養をもった社会でないと起きない。

アフリカの独裁国家や中南米では「市民を裏切ってマフィアや権力者に就く警官」は大勢居るが、逆は1人も居ない。

同じように中国や中国の植民地だった国々では、軍や警察が市民を救うために国家と戦争をするなどという事は起きない。


北朝鮮は世界一の貧困国家で国民は常に飢えているが、一度も革命や大規模暴動が起きたことはありません。

日本人から見ると不思議でしょうがないが、武士が槍一本で国家と戦うのは、日本や高度な先進社会にしかありません。

日本の武士は天皇に次ぐ地位と権力を持ち、形式上の地位を持つ文官や貴族より遥かに強大でした。


武士は兵士ではなく「士」であるから自らの志に基づいて行動し、自分で善悪を判断する。

西洋の騎士も同じで単なる兵士ではなく貴族であり、自分で善悪を判断し自分の意志で行動する。


中国の兵士はこれとはまったく違い、最底辺の農民の息子がなるもので、決して皇帝につぐ位などにはならない。

日本と中国朝鮮は過去に何度も戦ったが、一度たりとも大陸側が勝ったことはなく、引き分けがせいぜいでした。

この理由は中国の将軍や兵士は、例え勝っても貴族になったりせず、略奪くらいしか楽しみがなかったからでした。


日本の武士団は郷土と一族の期待を一身に背負って出陣し、勝てば大名や将軍になり天下を取れた。


中国や朝鮮で軍人による革命は起きないのは、そもそも軍人や警官には意思が無く、社会的な使命もなかったからです。


清を倒した辛亥革命を起こしたのは革命家の孫文で、軍人は利害を計算して孫文に就いただけでした。


香港警察の警官が考えているのは、自分が出世したり利益を得る事だけで、武士や騎士ではないのです。

もし香港警察の警官が「民主主義のために中国と戦おう」と言って戦車の前に立ちふさがったら驚くが、そういう事は起きないでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/80689774.html  

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コメント
1. 中川隆[-8850] koaQ7Jey 2019年8月14日 13:25:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3889] 報告

2019年06月13日
香港は民主主義の夢を見るか 中国は懐柔と鎮圧で対抗



ウクライナの民主化暴動と比べると、香港がいかに生ぬるいか分かる。

画像引用:https://www.cnn.co.jp/storage/2014/02/19/4f15efa5db0a9bfb3ea6ea6900f28b0b/ukraine-protest-fire.jpg

香港の民主化デモは日本の官邸デモと正反対

香港では犯罪容疑者の本土引き渡しを可能にする条例をめぐって、数十万人の抗議デモが起きている。

同様の民主化デモは2014年にも発生したが、首謀者らの逮捕で完全に鎮圧された。

日本でも官邸前や省庁や国会前をデモ隊が取り囲み、時として10万人以上を集める事がある。



民主主義国のデモと香港のデモが決定的に異なる点があり、それは少数派か多数派かということです。

日本では国政選挙で選ばれた最大政党が与党になり政府をつくるので、抗議するデモ隊は必ず少数派です。

例えデモ隊が100万人集めたとしても、有権者の過半数は民主党や自民党に投票していました。


フランスのデモ隊も同様で、政府はデモ隊の要求を一切無視して鎮圧しても、なんら非民主的ではない。

デモ隊は「国会を停止しろ」「政府を解体しろ」「共産主義独裁を実現しよう」など必ず非民主化を主張しています、

香港はこれとは違い、選挙が行われていないので国民や有権者はいくら多数でもデモ以外で意思表示はできない。


中国への香港返還以前には、立法会選挙と行政長官委員選挙が行われていたが、現在は事実上行われていない。

立法会選挙の投票権を持つのは香港住民(子供を含む)の約半数で、行政長官委員選挙の選挙権を持つのは住民の1割に過ぎない。

そのうえ行政長官を選ぶ委員の半数は中国が任命しており、残りの半数も中国が推薦した人しか立候補できない。


立法会選挙も同様に、中国の推薦を受けた人しか立候補できず、反中国的な人に投票する選択肢はない。

このように香港の「選挙」は中国を歓迎するか、投票しないかの2つの選択肢しか用意されていない。


フランスや日本のデモ隊が民主主義廃止を要求しているのに対し、香港のデモは選挙や民主主義の実施を要求している。


プラカード持って歩いただけで政府が倒れたら、世界中の政府が倒れている
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画像引用:https://www.aljazeera.com/mritems/Images/2019/6/9/c9ba2c7cfc9546baa078f3ca51958ad2_18.jpg


香港の民主化は実現しない

2014年の香港民主化デモは学生が中心で、中心メンバーが逮捕されるとあっけなく鎮静化しました。

学生は大学生という身分が保障されているから学生なので、退学になったり拘束されたら学生への影響力を失う。

他の学生メンバーは「運動から抜ければ有利な就職ができるが、続けると家族に不幸が及ぶ」などアメとムチで飼いならされた。


学生運動は所詮こんなもので、一時的な熱狂のあとは熱が冷めたようにやる気を失ってしまう。

今回は多くの労働者も参加しているので、社会に混乱を起こして中国を困らせることはできるでしょう。

中国が困り果てて香港を手放したり民主化するかと言えば、それは大いに疑問です。


世界の独裁国家や軍事国家の民主化は、民衆ではなく軍隊の寝返りで発生することが多い。

フランス革命やロシア革命は民衆の蜂起がきっかけになったのは確かですが、政府が倒れたのは軍が寝返ったからでした。

ソ連崩壊もそうだし、明治維新での徳川幕府崩壊も旗本百万旗や徳川親藩が幕府の指示に従わなくなったからでした。


新政府軍が江戸を包囲した時、江戸城に集まった武士はわずか500人だけで、徳川軍は存在していませんでした。

北朝鮮で何百万人餓死しても革命が起きないのは軍が寝返らないからで、民衆がいくら蜂起してもそれだけで政府は倒れないのです。

香港にはそもそも香港を守る香港軍が存在しないので、軍が中国を裏切って民衆側につくのもありえません。


わずかな可能性があるとすれば香港警察が中国支配下から離脱し民衆側に就くことですが、そうした可能性も無いように思えます。

オウムの幹部はかつて「プラカード持って歩いても革命は起きない」と言ったが、現実はその通りなのです。

2014年ウクライナ騒乱のように全住民を巻き込む内戦に発展するほどであれば、国そのものが吹き飛んで倒れる可能性がある。
http://www.thutmosev.com/archives/80115932.html

2. 中川隆[-8548] koaQ7Jey 2019年9月02日 16:49:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[4210] 報告

2019年09月02日
香港民主化デモと秦の始皇帝の呪い

平将門は農民から略奪するだけの天皇に反旗を翻し、打ち取られた

だが人々は将門を崇め、ここに兵士ではない武士が誕生した


画像引用:http://blog.livedoor.jp/yaoyoroz800/archives/4773363.html

中国には農民のために戦う武士はいない

香港では中国政府による共産化に反発してデモが続いているが、中国側は抑圧的な手法で鎮圧しようとしている。

イギリスと中国が交わした香港返還条約では、香港には自治権があり中国政府はいかなる干渉もできない。

中国の警察官や公安や軍隊が香港に侵入する事は明白な条約違反だが、今では堂々と破っている。




各国メディアは「香港の中国軍」が別な部隊と交代する模様だと報じ、何の問題もないかのように言っている。

だがこれは日本軍がソウルを占領するのと同じくらい重大で、イギリスと中国が戦争になってもおかしくない。

残念ながらイギリス人にとっての香港は単なる「金づる」でしかなかったようで、民主主義を守るような意思は微塵もない。


香港デモを見ていて不思議で仕方がないのは、香港の警官はなぜ一人も市民側に加勢しないのかです。

フランス革命は国王軍が市民に寝返ったから起きたので、決して「市民が革命を起こした」のではありません。

同様にロシア革命はロシア軍が皇帝を裏切って市民(実際にはレーニン)に加担して発生し、ソ連や東欧崩壊も同じように起きた。


日本では明治維新前に無数の志士たちが討幕を掲げて立ち上がり、大半は幕府に打ち取られています。

古くは平将門が貴族の横暴と農民の困窮を見かねて武力蜂起し、これも打ち取られています。

江戸末期には大塩平八郎の乱があり、農民から年貢を取り立てる役人が、農民側に立って戦ったが数時間で打ち取られた。

中国で兵士や警官は最底辺職業

このような例は世界で無数にあるが、中国では有史以来一度もなく、1人もいない。

農民から強奪する兵士や将軍はいても、農民のために1人で皇帝軍と戦った人など存在しません。

現代の香港にも市民側に立つ警官が一人くらいいそうだが、1人も居ないのです。


これには中国3000年の統治方法が大きく影響していて、秦の始皇帝以来皇帝は農民と軍隊の離反に努めてきた。

兵士や将軍と農民が仲良くなると、平将門のように農民の為に戦う将軍が現れて自分が倒されてしまいます。

なので中国ではなるべく遠くの無関係な場所で徴兵した浮浪者やゴロツキのような兵士を好んで投入しました。


兵士は教養が高いと吉田松陰のように農民から慕われてしまうので、無知でばかで乱暴なほど好都合だった。

中国の軍隊で略奪が奨励され、暇さえあれば農民や市民をいじめているのは、こうした理由があったからでした。

現代の人民解放軍でも「まともな人間は兵士にならない」と言われて、底辺のゴロツキがなる職業です。


中国軍高官の発言を聞いても教養が無いので「アメリカの野郎をぶちのめしてやる」ようなレベルの発言を平気でします。

香港の警官というのも同じレベルで、「痛い目に遭わせてやるぜ」程度の発想しかしない人たちです。

日本の武士や西洋の騎士は高邁な思想家でもあったので、「国の為に自分が犠牲になって農民を救う」ような教養がありました。


教養はいい大学を出たから身につくものではなく、学歴や権力や金持ちかどうかともあまり関係は無い。
http://www.thutmosev.com/archives/80848324.html

3. 中川隆[-11173] koaQ7Jey 2019年9月25日 11:46:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1630] 報告

2019年09月25日
国家は収奪で衰退し、人々が自由で豊かになると栄える


インカ帝国が滅んだのは王が人々から収奪したため、王を守ろうとする者が一人も居なかったから


画像引用:https://www.nhm.ac.uk/content/dam/nhmwww/discover/llama-poop-mites-inca-empire/llama-poop-inca-empire-full-width.jpg.thumb.1920.1920.png

アフリカや南米が植民地になった理由

メソポタミア文明誕生から多くの文明や国が産まれては衰退し滅んだが、衰退したり滅んだ国には共通点があった。

『国家はなぜ衰退するのか』( ダロン アセモグル他共著)によると、栄えていた国家は何者かが収奪することで滅びる。

収奪はほとんどの場合植民地にされたとか外部の人間ではなく、その国の内部の人間によって行われる。



例えば欧米の植民地になる前のアフリカでは、王は土地だけではなく土地に住む人々も所有していた。

そこに欧州の商人がやってきて魅力的な品々を持ち込み、最初はアフリカの自然物や加工品と交換した。

だが欧州の工業製品と毛皮やコショウの価値が釣り合わないので、アフリカの王は自国の人々を交換品として差し出した。


これが悪名高いどれい貿易の始まりで、そもそもの始まりはアフリカ側が望んだことで、アフリカ自身がアフリカを収奪し貧しくしました。

もう一つの悪名高い例はスペインによる中南米侵略で、伝説ではスペインの冒険家ピサロが数万人のインカ帝国軍を打ち破った事になっている。

実際にはピサロの軍隊は100人ほどで鉄砲は数丁しかなく、インカ軍が本気で戦えば負ける相手ではありませんでした。


中南米の王と人々の関係もアフリカと同じで、人々は王の所有物に過ぎず、王の為に命がけで戦う兵士は1人も居ませんでした。

欧州国家と中国の関係も同様で、皇帝は所有物である民衆を交易品として差し出し、家来は怖いから皇帝に従っているだけでした。

こんな国が外国から攻め込まれるとひとたまりもなく、アフリカ、中南米、中国はそろって欧州列強の植民地になりました。

自国民を大事にしない国は必ず滅んでいる

だが世界で日本だけは欧州の植民地にならず、大航海時代も産業革命も近代でも互角に戦いました。

この理由は日本人が優れていたとかではなく、単に日本には「どれい制度がなかった」からだと考えられます。

アフリカや中南米やアジアは自国民を交易品として欧州に差し出して、見返りに鉄砲を買うような事をしていました。


日本では農民は米を生産する労働者で最先端技術者だったので、武士によって支配されながらも守られていました。

武士にとって農民は「納税者」であり労働者だったので、鉄砲1丁と村人全員を交換するような事はあり得なかったのです。

アフリカやインカ帝国が滅亡し日本が亡びなかったのはこれが理由で、殖民地にされた国は自分自身で自国を滅ぼしました。


朝鮮も同様で李氏朝鮮時代は非常に貧しかったので、中国皇帝から貰う下賜のお返しができず、奴婢何人を送ったという記録が残されています。

こうした国々が殖民地になったのは自分に原因があり、自国民を大事にしなかったから滅んだのです。

次に登場してもらうのはソビエト連邦で、皇帝の搾取から民衆を救ってロシア革命が起き、共産主義国家になりました。


だが共産主義の実態は農民から土地を奪い収穫物を奪い、共産党幹部だけが私服を肥やす最悪の収奪システムでした。

ロシア革命からソ連崩壊までに数千万人が飢餓や収奪などでなくなり、ロシア皇帝時代のほうがよっぽどマシでした。

中国も同様に辛亥革命で皇帝を倒したが、1970年代まで収奪が続き5000万人程度がなくなったとみられている。

人々が自由になると国が豊かになる

その中国に手を差し伸べたのはアメリカで、中国は改革開放で経済成長し豊かになりました。

この本質は中国が人民から収奪している間は衰退し続け、収奪をやめたら急成長したという点です。

同じ事は日本でも起き、明治維新で農民階級(90%以上)を開放し身分制度や年貢を廃止したらあっという間に世界の大国になった。


だが軍部が巨大化して国民を支配するようになると昭和大不況が起き、敗戦でさらに日本国民は貧しくなった。

だがGHQの支配が終わり軍部の抑圧から解放されると、再び日本は急成長して経済大国にのし上がりました。

これのポイントも徳川幕府とか軍部が国民から収奪している間は停滞し、抑圧する組織がなくなったら日本は急成長した点です。


最近の日本は「財務省」という日本軍のような組織が支配していて、国民は貧しくなっているのに財務官僚だけが肥え太っています。

収奪するのは官僚や軍人や王とは限らず、アメリカでは巨大企業が旧財閥のようになり、国民を支配し収奪しています。

マイクロソフトやアップルは最初便利な製品を販売していたが、今は人々を支配し収奪しています。


IT企業が巨大化し政治家や政府を支配し、国の経済をも支配する現象が世界中で起きていて、そのせいなのか世界は不況に入りつつある。

人々が自由になると国が豊かになり、収奪されたり抑圧されると貧しくなる法則からは、巨大IT企業の支配は多くの国を貧困化させるでしょう。

今アメリカと中国が世界の覇権をかけて戦っていますが、勝敗は金や軍事力ではなく、どちらの人々が自由で豊かかで決まると見ています。


中国が人民をより自由にし豊かにしない限り、中国の負けは最初から決まっています。
http://www.thutmosev.com/archives/81039258.html

4. 中川隆[-14813] koaQ7Jey 2019年11月20日 01:08:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1900] 報告


2019年11月19日
中国・香港では最も粗悪な人間が警官・軍人になる


中国では最も道徳心のない人間を軍人や警官にし、遠く離れた地方に派遣する。

道徳心のある者を出身地で勤務させると、反乱軍に加勢するから


画像引用:香港覆面禁止は違憲、高裁判断 デモ制圧「権利を過剰制限」 警察、理工大へ突入 - 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20191119/ddm/001/030/119000c

香港市民に加勢する警官が一人もいない理由

香港では2019年に春に始まった民主化デモが警察や公安と衝突し、中国人民解放軍や公安、特殊部隊まで投入している。

民間人を偽装した秘密警察や公安が「市民」に成りすましてデモ参加者を襲うなど、やりたい放題になっている。

まるで旧東ドイツや東欧の民主化運動にソ連軍やソ連の秘密警察、特殊部隊が介入したのを連想させる。



旧ソ連圏の東欧諸国は1989年から91年頃にかけて次々に崩壊したが、直接の原因は軍と警察がソ連を裏切ったからでした。

こうした市民革命すべてに共通するのは市民運動はきっかに過ぎず、軍と警察が革命を起こしたという事実です。

有名なフランス革命では市民が広場に集まって兵器庫から武器を奪い、バスティーユ監獄を襲撃してベルサイユ宮殿も制圧した。


この時パリには数万人のフランス正規軍がいて、襲撃した市民はたった700人ほどだったと言われている。

広場や監獄の近くにも正規軍がいたが、暴動を見逃すことで市民側に加担したので革命が起きた。

バスティーユ襲撃の成功で正規軍から脱走者が相次ぎ、国王を守る兵士はほとんど居なくなりました。


ロシア革命も同じような経緯で正規軍が皇帝を裏切ってレーニンに味方し、皇帝は捉えられて囚人になった。

明治維新はもっと極端で薩長の武士と幕府側の武士が戦って薩長が勝ち、市民はそれを眺めているだけでした。

香港でも同じ事で香港革命が起きるとしたら警察や公安が中国を裏切って市民側に就く必要があります。

中国では最悪の人間に警官や軍人をやらせる

ところが中国では有史以来兵士や武将が市民に味方して皇帝軍と戦った例はなく、あったとしても私利私欲のためでした。

中国では秦の始皇帝以来、反乱が起きると遠く離れた地方出身の兵や武将を送り込んで鎮圧しました。

おなじ地域出身の兵や武将たちは反乱軍に同情して加勢するかも知れず、信用できないという理由でした。


例えば現在の日本政府は沖縄独立運動や反基地運動の対処に、沖縄出身の警察官らを当てているが中国ではそうしない。

同じ地域の出身だとどうしても気持ちが通じ合ったり反乱者に親戚や家族や友人がいるので手心を加えてしまう。

フランス革命やロシア革命でも同じ事がおこり、現在のサウジアラビアも「おなじイスラム教徒だからイスラム国を攻撃しない」方針を取っている。


2016年に沖縄米軍基地の警護をしていた大阪府警の警官が反基地活動家に「土人」発言をして処分される事件がありました。

秦の始皇帝によれば鎮圧軍はこれで良いのであり、反乱軍に同情などしてはいけないのです。

香港の活動家を鎮圧しているのは表向き香港警察だが、実際には中国本土のどこかから来た公安警察が紛れ込んでいます。


彼ら本土の公安にとって香港人などは底辺民族に過ぎないので、一片の同情心すら抱くことはありません。

1989年天安門事件の時も地方出身の兵が鎮圧にあたり、北京出身者は逆に地方の警備にあたりました。

そして中国では伝統的に、兵士に教養があってはならず、粗暴で無知なほど良いとされています。


兵士や武将に教養があったら人々の人望を集めて反乱を起こし、自分が皇帝になってしまうからです。

このため軍は教養のないゴロツキやならず者で構成され、道徳心や使命感を持たない方が喜ばれた。

こんな理由で中国や香港の軍人・警官は日本で言えば暴力団やチンピラ程度の人間しかいないのです。
http://www.thutmosev.com/archives/81523544.html

5. 中川隆[-13569] koaQ7Jey 2020年3月22日 16:50:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1335] 報告


ロシア革命|100年後の真実





【ロシア革命】@ 10月革命は 首都ペテルグラードソビエト議長 トロツキーの演説から始まった



【ロシア革命】 A 内戦とトロツキーの赤軍創設



【ロシア革命】 B レーニンの死去 ソビエトはトロツキーではなくスターリンを後継者に選んだ



【ロシア革命】 C スターリンの時代



【ロシア革命】 D 党内派閥争いから粛清



【ロシア革命】 E 強制収容所



【ロシア革命】 F スパイ ゾルゲ



【ロシア革命】 G 祖国防衛戦争



【ロシア革命】 H ソビエト軍の満州国侵攻



【ロシア革命】 I ソビエトの崩壊



【ロシア革命】 J スターリン主義の亡霊




【ロシア革命】 K 【フランス映画】THE ASSASSINATION OF TROTSKY トロツキーの暗殺)


6. 中川隆[-7820] koaQ7Jey 2021年1月24日 19:06:30 : kqBY7beTjw : V3J5dllMME5LdEk=[42] 報告
新しく誕生したバイデン政権はどうでしょうか。なにか面白い話はありますか?

ジェームズ バイデンが大統領になって早速やったことはなにかというと軍内にトランスジェンダーを受け入れると言い出したことです。一般的な報道ではパリ協定に復帰するとかのほうを注目していますが、それ以上にバイデン政権を象徴するのは軍のLGBT化のほうです。これには2つの意味があります。1つは軍の弱体化です。軍の強さというのは命令系統の徹底です。「ここを守れ」と命じたら死んでも守るのが軍で、そうでなければ戦えませんが、LGBTはその運動からもわかるとおり、自分ファーストであることに重きをおきます。自分ファースト自体は悪い考えでも何でもないですが、こと軍人には極めて不向きです。ですから、これまで外してきたんですが、民主党がそれを推し進めるのは軍が怖いからです。

──軍が怖い? 

ジェームズ 彼らは自分たちが不正をしたことがわかっていますから、いつ軍が反対勢力になるかわからないと思っているんです。それならいっそ弱くなってくれたほうがいいんです。これは極左の特徴で、スターリンも軍が信用できずに将軍たちを徹底的に粛清しましたし、一般兵士の銃からは実弾を抜いたんです。スターリンが一番恐れていたのはクーデターだったんですが、そこに第二次世界大戦でドイツに侵攻されてしまいましたから最初はコテンパンにやられたんです。それはそうですよ、訓練もしてないし、指揮系統もバラバラなんですから。

──でも、それをやったら国が弱体化しませんか?

ジェームズ 間違いなくしますが、自分たちの利権がなくなるよりはいいと考える人たちです。その証拠がすでに議会を守る州兵たちの扱いに出ています。バイデンが大統領になって、すぐに民主党は、これまで議会を守ってくれていた軍人たちを地下駐車場に押し込めて、そこで寝泊まりしろと言い出したんです。そこは寒いですし、トイレもひとつしかありません。そこに5000人の兵士がいるんですよ。

──どういうことですか? もう守ってもらう必要がないってことなんですか?

ジェームズ いえ、守ってもらう必要はまだあります。ただし、議会内はもう安全なので「お前たちは議会の外にいろ」ということです。その前は議会内の廊下とかに寝てましたけど、議会内で寝ていると見苦しいので地下に行けということです。


──身勝手な話ですね。いままで散々守ってもらったくせに。

ジェームズ 馬脚を露わすという言葉を地で行く人々です。民主党員に他人をねぎらう気持ちはありません。逆にいつ彼らが自分たちに牙を剥いてくるかわからないので警戒しているぐらいです。しかし、外は完全に安全ではないのでガードは必要なので地下駐車場にいろ、ということです。いま軍人たちはかなり怒っていますよ。そしてもう1つ理由は、LGBT化は国をアトム化させるためにはとても使いやすい、口当たりのいい言葉なんです。それを軍にも推し進め、アメリカ社会全体にも推し進めていくんです。重要なことなのでもう一度言いますが、LGBTの人々が悪いのではなく、それを利用する人間がいるということです。LGBTは政治に利用されずに差別をなくす方法を模索するべきです。

──LGBTが進むと社会はどうなるんですか?

ジェームズ 家族が解体され、親子の絆が断絶されていきます。もちろん、LGBTの人々がそういう悪影響を持っているということではなく、LGBTムーブメントは国の解体、断絶のために使いやすいということです。これはかつてソ連のボリシェヴィキ党が行ったことです。家族を解体すると社会がアトム化します。すると、コントロールしやすくなるので、こちらを推し進めているのです。
https://tocana.jp/2021/01/post_196891_entry.html

7. 中川隆[-13544] koaQ7Jey 2022年3月09日 07:24:34 : 6RXKtDV6I6 : NldSY1NTcjE1QlE=[1] 報告
2022年03月09日
プーチン失脚の条件は軍と警察の造反

フランス革命の原因は市民蜂起ではなく、バスティーユの警備兵が市民側に寝返ったから
革命が成功するにはこうした軍の寝返りが必要

画像引用:http://www.worldfolksong.com/national-anthem/topics/french-revolution.html フランス革命とフランス国歌

プーチン失脚の条件

ロシア軍やロシア国内では色々な事が起きていますが、その中で特に注目したのは前線兵士が飢えているという情報でした。

ロシア軍は兵士が個人用スマホを持っているらしく、ある兵士がユーチューブに動画を投稿した。

その小部隊は食べ物も物資も寝場所もなく、夜は地面に寝転がるだけで、もう3日間何も食べていないと語っていた。

またロシア軍の車列が60キロ以上に伸びて停滞していて、車両のタイヤが外れた写真などがSNSに投稿されている。

ロシア軍は一般用無線やスマホで連絡を取るらしく、上官が砲兵に村への攻撃を命じたが、砲兵が「それはおかしい」と拒否する音声がスクープされていた。

これらを総合するとロシア軍がかなり困窮していて、末端の兵士は食べ物や寝る場所もなく放置され、輸送に問題が生じている。


橋を爆破されたり側面からの攻撃が輸送渋滞を作り出していて、20万人のロシア軍は困難な状況に陥りつつある。

国際社会ではプーチンへの批判が高まっていて、プーチン失脚を願う声も強まっている。

この手の独裁者が失脚するパターンはいつも同じで、市民のデモに軍が加担した時でした。


1789年7月14日にパリのバスティーユ牢獄を市民が襲い、ここからフランス革命が始まりました。

バスティーユ牢獄には武器が保管してあったので軍や警察が護衛していたが、彼らが見て見ぬふりをしたので革命が起こった。

もし軍と警察が市民デモを普通に取り締まっていたら、今もフランス王家は存在していたでしょう。


あらゆる革命は軍の寝返りで起きる

1917年2月23日、ペトログラードで国際婦人デーのデモがあり、ニコライ二世は鎮圧を命じた。

だが兵士らは次々に市民側に寝がえり鎮圧に失敗、ここから全土に革命が飛び火してロシア革命が起きた。

1917年3月15日、自身が任命した軍司令官のほとんどが造反し、ニコライ二世は退位して家族と共に捕らえられた。


2つの政府の共通点は当時として「民主的」だった事で、ルイ16世もニコライ二世も民主主義に賛同し市民運動を奨励した。

市民議会の権利を積極的に拡大したりしたので、市民らはより大きな権力を要求し王政打倒を目標にするようになった。

両国とも戦争や軍備拡大で国内が疲弊し、国民や兵士は飢えていたが有効な対策を打ち出せなかった。


だがそんな国は古来から五万とあり、多くの国では困窮する国民をさらに弾圧して不満を鎮圧している。

最後のとどめになったのは軍の造反、クーデターで、両革命とも軍幹部や司令官の多くが市民側についた。

1990年ごろのベルリンの壁崩壊やソ連崩壊も、詳しく見ると軍や警察が寝返らなければ崩壊しなかった。


東ベルリンでは壁を越えようとした群衆を警官が見逃した事で国境が崩壊し、軍も鎮圧しようとしなかった。

ソ連崩壊では市民と戦車部隊がにらみ合いになり、結局軍は市民側についてソ連を崩壊させた。

こんな風に革命を起こしたのは軍と警察の寝返りで、市民は決定的な役割を果たしていない。


もしベルリンの壁の警備兵が市民を止めていたら今も東ドイツが存在し、バスティーユの警備兵が市民を止めていたら今もフランスは王政だったでしょう。

という訳でプーチンが失脚するか、再び「ロシア革命」が起きるのかは、飢えたロシア軍とモスクワ警察にかかっている。

https://www.thutmosev.com/archives/87911005.html  

8. 2023年1月11日 15:19:23 : TmI6zdvujI : Nm1Kby85YmVNcTI=[1] 報告

2023年01月11日
独裁国家に春なんか来ない イランとアラブの例

市民が何十万人集まっても軍が寝返らないのでアラブや中国で民主化は起きません(2011年のアラブの春)

画像引用:https://www.aljazeera.com/news/2020/12/17/what-is-the-arab-spring-and-how-did-it-start

革命は実際には軍によるクーデター

アラブの春は2011年頃アラブのイスラム教独裁国家で発生した民主化運動で、今度こそアラブは民主化すると言われたが結局何も起きなかった

2022年にイランで反ヒジャブ(女性が顔を隠す布)運動が起き今度こそアラブは変わると言われたが、やはり何も起きないでしょう

こういう話は「北朝鮮の民主革命」のようなもので結局何も起きないし、民主化運動は政府に鎮圧されて終わります

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成功したあらゆる民主化運動は軍隊や警察が市民側についたのをきっかけに政変が起きていて、軍事クーデターの側面を持っていました

フランス革命が成功したのはフランス軍と警察が市民側に加担したからで、市民の情熱とか民意ではなく「軍事クーデター」でした

ロシア革命や明治維新やアメリカ独立も同じで、勝ったのは軍隊であって市民ではありませんでした


こういう目で見るとイランやサウジで民主化が起きるには軍が市民側に寝返る必要があるが、それはイスラム独裁国家では起きそうもありません

アラブ諸国は先進国が石油を買うおかげで支配層は一生働く必要が無く、兵士や軍人や家族にも十分な報酬を支払っているので軍人は寝がえりません

資金的に困窮し軍人の給与が未払いの独裁国家は崩壊する可能性があるが、北朝鮮は困窮しても厳しい統制で反乱を防いでいます


北朝鮮軍が市民のために立ち上がり国家に歯向かうかというと、それはあり得ないように思います

民主化運動が成功した国を見るとそれ以前から民主化の文化があり、例えばフランスは革命以前から市民が参加する議会があった(権限は貴族より小さかった)

貴族と市民の議会での権力配分を巡る不満から起きたのがフランス革命で、市民議会そのものにはルイ16世もマリー・アントワネットも賛成していた


軍隊が造反して新たな独裁国家を作ったと言うより、市民が立ち上がったほうが見栄えが良いのでそういう話にしています


独裁国家で民主化革命は起きない

ロシア革命も同じで革命以前からニコライ2世は近代化や西欧流の民主化を進める過程で、やはり配分や進展に不満を持った市民が暴動を起こし軍が加担した

北朝鮮は政府や金一族が民主化を厳しく弾圧しているので、こうした国では小規模な民主化運動が起きても鎮圧されてしまいます

香港では2010年代に雨傘運動が起き、もし香港がイギリス統治下なら成功していたが中国には民主的な要素が皆無なので鎮圧され終わった


成功した民主化運動のほとんどは、それ以前から政府が民主化を進め理解があった場合にだけ成功しているのが分かります

明治維新前の徳川幕府も諸藩を政治に参加させようとしていたが、一般人を政治参加させるまでには至らなかった

坂本龍馬や勝海舟、高杉晋作ら大名ではない武士階級が政治参加していたが、あのペースでは議会を作るまでに数十年かかったでしょう


時間が過ぎていく間に欧米列強はアジア諸国を次々に植民地化し強大化していて、日本には時間切れが迫っていた時に明治維新という政変が起きた

そうなるであろう変化が予想されている時に革命は起きていて、北朝鮮のように政府が変化を拒む国で民主化は成功してない

イランではヒジャブを付けていなかった女性を公安が襲撃しなくなったのがきっかけで民主化運動が起き、周辺のアラブ諸国にも広がった


だがアラブ諸国の政府は民主化を厳しく弾圧し(大半の国には選挙すらない)、石油のおかげで独裁者は潤沢な資金があり軍人は独裁体制に満足している

こういうタイプの国ではおそらく民主化革命は起きないでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/89787611.html

9. 中川隆[-12292] koaQ7Jey 2023年10月10日 03:51:25 : qFFXQaTFBY : N01JczVSLzdlZEE=[9] 報告
【ロシア革命】わかりやすく解説!ソ連の誕生!社会主義の台頭!激動の時代をロシアはどう生き抜いた?
2020/10/04
https://www.youtube.com/watch?v=JAn2VBimH4s

皇帝から国民へ
ロシアの近代化はこうして成し遂げられた!
戦争と国民の絶妙な関係性がそこにはあった…
革命に次ぐ革命!
社会主義国家はいかにして生まれたのか?
すべてすっきりわかる!!

10. 中川隆[-12289] koaQ7Jey 2023年10月10日 10:35:34 : qFFXQaTFBY : N01JczVSLzdlZEE=[13] 報告
【マルクス主義】暴力!革命!元東大生がわかりやすく解説!世界が変わるには何が必要なのか?
2020/09/01
https://www.youtube.com/watch?v=W8YyFsvZ_wA&t=0s

革命を成し遂げるには何が必要なのか!
それを徹底分析したのがマルクスです!
共産主義!社会主義!理解するためにこの動画は外せない!

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