出羽三山巡り・新潟五頭山キャンプ場 - We Will Rise OE/HSPな日々 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-315.html?sp 出羽三山巡り・新潟五頭山キャンプ場 2012年09月11日16:54パタ子の気づきがあってから、 落ち着いて、かなり軽くなった。 驚き。 自分には、強い無気力人格の問題もある。 その人格も、もっと見ていく必要がある。 あと苦虫噛み潰したような、 いつも面白くないって感じてる人、 それが誰なのか、今出てる人格の中にいるのか、 新しい人格か分からない。 いつもイラっとして、小言言いたくなるような。 これも父の姿とダブる。 パタ子が人に気を遣いまくって疲れるから、 家では不機嫌になるのかな、とも思ったり。 で、夏最後の旅は、 出羽三山回る事にしたが、 ヌル湯も入りたくて、 比較的山形に近い、ラジウム泉のある五頭温泉郷に、 ムリヤリ来たのだ。 前に、蛍を見るために、五頭温泉郷の、 出湯温泉に泊まった事がある。 蛍の生息できる環境を守ろうと、 合成洗剤などを、完全無添加洗剤に変えてる所だ。 自炊や素泊まりをやってる宿がなかったため、 すぐ近くの五頭山いこいの森キャンプ場の、 バンガローに泊まる事にした。 バイクに乗ったら、やけに身体が軽い。 バイクにまたがった瞬間から違う。 足着きも良くなってて、 いっつもタンデムだからシートが沈んだのか、 自分の足が伸びたのかと思ったぐらいだった。 このバイクに馴染んだ、とも思った。 バイクは、車より体力の消耗が激しい。 新潟に行く時に、いつも休憩するSAがあるんだけど、 そこまで行くのも結構疲労感がある。 ところが、パタ子の気づきで軽くなったからか、 今日はそんなに疲労を感じない。 やたら元気だ。 このまま目的地までの250km、 一気に走ろうかと思った。 しかーし、ガソリンが半分になり、 この先百何十キロGSがないと来たので、 いつものSAに入る。 とにかくこの身体の軽さは、尋常じゃない。 SAで、Mが、 今日、すごくグラウンディングしてる、と言う。 バイクが地に足ついてる、と。 やっぱ分かるのか。 今日は、乗る時から、感覚が違ったんだよね、と話す。 五頭温泉郷、 まずラジウム泉で有名な「村杉温泉」と、 38℃源泉掛け流しのヌル湯の、 「出湯華報寺共同浴場」に入ろうと思ってた。 けど、時間も迫ってきてたし、 出湯華報寺共同浴場は前にも入った事があったし、 ヌル湯は、一つのとこで 長く浸かった方がいいだろうってことで、 村杉温泉の長生館だけに寄る。 まず杉村温泉足湯の側の飲泉所で、 温泉水を汲んでから長生館へ。 この宿には、26℃のラジウム源泉風呂がある。 ヌル湯と言うより、寒湯だが。 暑い日々はもう終わり、 サクッと雨が降ったようで、この日気温が低く、 真夏なら26℃も気持ちいいだろーに、 寒くて寒くて「遅かった!」と無念。 出湯華報寺共同浴場なら、 適度なヌル湯が楽しめたのだが… しかし冷たいとはいえ、 ラジウム泉の不思議なところ、 私は歩くバランスが悪いのか、 臓器が疲れてるのか、 いつも右足の裏に、 筋肉がつってる部分がある。 普通の風呂ではいくら揉んでもほぐれないのに、 ラジウム泉で揉むと、短時間でほぐれる。 ホントにあっという間だ。 栃尾又のラジウム泉でもそうだった。 左手の浴槽が源泉風呂。 冬は確実に入れないだろう。 すぎ 感じようとすればするほど、 温泉の泉質というか、 湯の特徴と言うか、 その微妙な違いが分かってくる。 要は、湯のエネルギーを感じるようになってくる。 でもって、自分の身体に意識を向けると、 それに対して、身体の反応も分かる。 Mが、源泉風呂のとこに張ってあった 「彩雲」と書いてある張り紙を、 「彩雪」と読み間違える。 よく読んでみ、と言ってるのに、 「彩雪だ、何が違うのか」と言い張る。 何回言っても気づかないので、 「雲だろ!!よく見ろ!」と怒ったら、 初めて気づいた。 「れんげが間違って…」などと言ってるけど、 間違わないよ、フツー。 狙ってた手打ち蕎麦屋が、 ことごとくやってなかったので、 五頭で有名らしい釜飯屋「山茂登」に入る。 注文来てから炊き上げる、とか。 ここでもM読み間違え。 割り箸の袋に「山茂登」と店名が入ってて、 上に「やまもと」とフリガナがふってあって、 私は、山茂登って、やまもと、と読むのか、と フツーに思ったらMが、 「これ『やまちと』って読むんだね!」とおバカ全開。 やまちと?? 何でだよ! 一度ならず二度までも! 「本当にやまちとって書いてある? もう一度読んでみなよ」と、 最初は穏やかに言ってるのに、 「やまちとだ!何が間違ってるんだ!!」と、 よく見もせずに跳ね返す。 跳ね返す。 自分が正しいと言い張る。 あまりに強情なので、 「『も』が『ち』に見えるのか?!アホ!! 何歳だ、貴様、 なぜ人の言った事をきちんと受け取らない? なぜきちんと見ない? 温泉でもそうだったけど、 何で自分が正しいと思い込み、 他人の言うことを跳ね返す??」 と、言いたくもない説教を。 学力の問題はともかく、 思い込みの激しさと、 言われてるのにそれを跳ね返し、 間違いを認めたくないってのにカチンときた。 今度は、空が間違いました、とか言ってるけど、 人格のせいにして、 逃げてないすか? かまめし 雨が降ってきた。 一時的に激しくなり、 キャンプ場まで、 あと1キロぐらいしかないのに足止め。 管理人の人は、用事があってずっといないので、 着いたらそっち行くから、 夕方に連絡ちょーだいと言われてた。 でも結局、 明日の精算は朝でいい、鍵開けてあるから、 そのまま勝手に入って、と言われたので、 それをいい事にタラタラしてたら真っ暗。 少し雨が晴れて来たので、キャンプ場へ。 暗いので、あやうく看板見落として、 五頭山へ入ってくとこだった。 今は経験もあるし、ナビもあるから、 道を間違う事はまずないが、 昔は、道に迷って、 ここは四次元か、クラインの壺にはまったかと、 泣きそうになりながら走った事も多々あった。 それも今となっては懐かしい。 死にそうに怖かった経験も、 全て楽しい思い出に変わる。 さておき「暗いから気をつけて」と言われてはいたが、 ホント暗い。 暗い! しかもライトを忘れたと来たもんだ。 駐車場にあった看板で、 バンガローの位置を確かめたけど、 見えないってのは致命的だな。 場所的に、こっちだろうと歩く。 Mはやっぱり方向音痴。 でも、方向音痴ってのは、 要するに慣れてないだけで、 地図なんか読めなくても、 自力で行くしかないと思えば、 そのうち読めるよーになるだろ。 言い訳じゃ。 バンガローの中に、ゴキの小さいのがいた。 Mがホウキで掃き出す。 二匹目も発見。 掃き出す。 うーむ… 不潔はイヤだ… 瞑想してたら、バタバタッと、 屋根に時折落ちる雨の雫?の音が、 気になって落ち着かない。 ネガティブな感情が湧いてくる。 五頭山の自然で、 リフレッシュしようと思ってたけど、 不潔さや音などが気になって(Mにも)、 あの奇跡的な体の軽さはどこへやら。 翌日朝は、スッキリしなかった。 Mによると、ここの山に白い鹿が出るらしい。 事務所に写真が貼ってあったとかで、 ヌシがいるんだよ!と言ってたが、 それMに言われたの、キャンプ場出た後だった。 早く教えて欲しかった。 写真、見たかった。 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-315.html?sp 出羽三山巡り・羽黒山 2012年09月11日16:18 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-314.html?sp
前日、出湯温泉の、 華報寺共同浴場に入らなかったので、 せめて足湯の飲泉所で、 源泉を汲んで行こうと思った。 華報寺共同浴場の単純泉とは、源泉が違う。 出湯温泉・弘法の足湯は、ラジウム泉。 それにしても空海は、 南から北まで足跡があるのが凄いなと。 しかもいつも温泉を掘り当ててる。 期待しつつも、足湯は10時から営業で、 鍵がかかっててお湯は汲めなかった。 断念して山形、鶴岡市へ。
この日の予定は、羽黒山。 出羽三山は、羽黒山、月山、湯殿山からなり、 順番的に、羽黒山(現世利益)→月山(来世、死後の体験) →湯殿山(生まれ変わり)、と回るらしい。 新潟から山形へ、 日本海側の一般道をひたすら走るルートだが、 高速、有料道路がけっこう伸びてた。 私の持ってる数年前のツーリングマップにはなかったし、 去年買ったナビにも、なせが入ってない。 伸びた分、ナビが混乱してる。 新潟県の新発田市には、 濃ゆい温泉が色々あるらしーが、 時間ないので寄らない。 いつかじっくり回ろう。 途中、新潟県朝日町の道の駅の温泉で、温泉を汲む。 だけ。 時間がないので入らない。 施設の中に飲泉所があるらしーので、 そこで係りの人に汲んでもらった。 基本的に持ち帰りはやってなくて、 お風呂入って、その場で飲む形なので、 あまり時間をおかないで飲んで下さい、と釘を刺される。 確かにお湯は時間とともに劣化する。 鮮度は命だ。 何事も。 Mが数日前に、 やると思った時にやれ、 時間が立つと、気力も何もかも落ちる。 そのうちそれに慣れて、 やらない状態が心地良くなってしまう、 というメッセージを貰ったと言ってた。 チャンスも逃すし、先延ばしはイイ事なし。 ちなみに「笹川流れ」が有名らしいが、見るヒマもなく。 途中雨にあうが、次第に晴れる。 羽黒山の山頂には、 羽黒山、月山、湯殿山の三山の神を合祭した、 三神合祭殿がある。 2446の石段と杉並木を歩いて登るのだ。 上まで車で行けるけど、 こーゆーのは、下から歩かなきゃ意味がない。 途中国宝五重塔もある。 Mは、石段の途中の茶屋で、 蕎麦食べるんだと言ってる。 また食べること… 実は6、7年前、羽黒山宿坊「宮下坊」に泊まった事がある。 精進料理は美味しかったが、 近所のおばあさんの味付けで、 やたら甘かったのを覚えてる。 朝の祈祷で、でかい札(何て言うのか分からない) を貰ったんだけど、神棚がないと言うと、 神聖な物なので神棚がなければ渡せない、 こちらで預かる、と言われ、厳しいんだな、と思った。 月山登山なども案内してるらしい。 当時は山登りなんてまるで興味なく。 むしろイヤ。 近くの映画村なども案内すると言われたんだけど、 次の目的地まで走んなきゃならなかったから、 丁重にお断りした。 何だかんだ言って、羽黒山には4回は来てる。 ツーリング初年に、Oとも来てるし。 昼過ぎに着いた。 相変わらずの杉並木。 石段は疲れる。 歩いて、歩いて、 石段の途中の茶屋で水を買って少し休む。 その時、ちょうどSから電話。 財布なくしたり、子供のアレルギーあったり、 最近良くないことが続く、らしい。 「良くないこと」 一時的に見たらね。 良い・悪い、幸・不幸など、 人はすぐ物事をそう判断するが、 長い目で見たら、ただの経験だ。 自分の中の何が原因で、それを引き寄せ、 何を自分に教えてくれてるのか。 悪い事や不幸、苦しみ、悲しみなどは、 自分を見つめるチャンス。 ポジティブな体験だけしたいなんてのは幼稚だ。 Mの物忘れや物を失くすのは、 尋常じゃないけど、 あれはまさしく意識がどっかにぶっ飛んでて、 「今を生きてない」って事だ。 今を生きなければ、過去のパターンを繰り返すのみ。 私だって一瞬一瞬、そこに生き、 常に新しい選択をし続ける事を、心がけてるけど難しい。 同じパターンを選ぼうとするエゴ、人格。 これは、自分の思考との戦いだ。 結局やらなきゃないのは、 ここなんじゃないか。 見つめるべきとこはここしかない。 自分の思考を崩し、パターンを変える事。 パターンを変えるのは容易じゃない。 エゴや人格に気づき、離し、 一瞬一瞬、意識的に生きる努力が必要だ。 そのまま頂上へ。 朝から疲れがとれない感じで、 黙々登る。 何だかイラっとしてる。 朝、雨が降ったらしく、 濡れてるのも影響してるかもしれない。 私は湿気が苦手だ。 神々しい杉並木も、陰な感じで、 濡れてるのが、気持ち悪い。 だらしない人格もいるのに、 汚い事を極端に嫌う人格もいる。 だからキャンプ場という場所も、 楽しむ人と、 汚くてイヤだという人がいる。 この強迫的な部分は、 ジメジメした湿気と、特にトイレに関して出る。 とにかく気持ち悪い。 頂上に着き、瞑想を試みるが、 後から登ってきた、ババ達が、 大声で話してたのにイラつき、集中できない。 上で待ち合わせしてたのか、 ジジと合流し、早かったな、とか大声で話してる。 このイラつく気持ちを言葉にするなら、 「ここは神聖な場所だろ、下界じゃねえ、 私はここで瞑想したいのに、 ウルサくて集中できない!」って感じか。 私は、ちょっとした音に過敏に反応したりする。 不眠とはほとんど縁はないけど、 ちょっとした物音で眠れなくなったりはする。 大勢で瞑想してる時とかも、 誰かが「ハァ〜」と大きく息を吐いたりすると、 途端に気になって、 イライラして集中できなくなる。 そんな感じでイラつきながら拝んでると、 「マリー・アントワネット」って名前が浮かぶ。 マリー? 「散財し、民衆の反感買って絞首刑」字余り。 俳句になってしまう。 朝日新聞の日曜版にベルバラの四コマが連載されてる。 こないだは、マリー・アントワネットの、 別荘にかけた費用やら、民衆の反感がどうとか、 そんな事が書いてあったのを読んだ。 それと何が関係あるんだ?と、思った。 私のイラつく人格が、 民衆の声を聞かない=他人の声を聞かない=人と繋がれてない、 みたいなことか?と思った。 人にはそれぞれ生きる道があり、 別に神社で騒いだっていいんだけど、 私がうるせえよ、と怒ってるので、 身勝手だと言われたか? それとも私が、ジメジメや不潔なとこが実は嫌いで、 旅に出る度に「キモイ」と思い、 綺麗なとこがいいって人格がいるって事か。 その事をMに話したら、 私のイラっとするとこや、 小姑みたいにウルサイとこを嫌うMが、 「マリーさん」と、 嫌味っぽく、チャカして何回も呼ぶので、 またイラっとした。 人の人格、勝手に作らないで下さい。 Mがいつものように、 コロコロ人格に乗っ取られてるので、 それにもイラっとする。 昨日の、小学生でさえ間違えないような、 字の読み間違えといい、 そんなんでいいの?とサクッと説教してしまう。 一通り拝んだ後、 参集殿の喫茶で、抹茶とごま豆腐セット。 IMG_3025.jpg 降りてきて、坂の途中の茶屋で休む。 蕎麦と力餅、ところてん。 店の人が言うには、 朝、かなりな大雨が降ったらしい。 今は快晴だけど、そのおかげで、 下から登って来る人が少ない、と。 久しぶりの雨だったので、 木々は喜んで…と話してた。 マイナスイオン浴びれて、独占できていいでしょ、と。 確かに。 そして、受け取り方によってこんなに違うんだな。 確かに草木は嬉しい。 私は湿気や水気が、最近気持ち悪いと感じる。 いつからこんなに潔癖になったのか。 小さい頃からサクッとはあったけど、 アパートに住んでた時、 実家のだらしなさ、不潔さが、尋常じゃなく (特にトイレや風呂場といった水場が) 気持ち悪さを感じていた。 でも一緒に住んでたから、 汚さにはある程度麻痺していた。 時々実家に帰ると、相変わらず汚くて、 あまり居たくないと思うようになった。 で、昔の不潔さを思い出し、 フラッシュバックするよーにもなった。 それと、数年前に住んでたとこが、 いわくつきの山のてっぺんで、 年中、霧や湿気が多く、鬱々してた。 そこで体調も崩してる。 で、体質的に湿気が多いと、 身体がダルいとか痛いとかがあるなと分かった。 安いキャンプ場やら何やらを回ってるうちに、 そんな昔の記憶がイロイロと蘇ってきて、 年々気持ち悪さを感じるようになっってたんだ。 ずっと黙ってたけど。 羽黒山下りて、道の駅みかわで、 夜つまむ物を買う。 長沼温泉・厚生館に素泊まりだから。 庄内に来た時の定宿。 いつもお世話になってるので、お土産も買う。 で、「菜の花温泉でんでん」に寄る。 ここも、ずっと行こうと思って行けなかった温泉だ。 源泉が二種類。 源泉温度がぬるい、無臭の薄黄色のお湯と、 でんで 私の好きな油系、臭素臭?の強い、茶色いお湯。 でんでん この独特の匂い。 色、臭い共に、新潟長岡市の、 えちご川口温泉と同じ。 臭いだけなら、 新潟の雪だるま温泉、龍ヶ窪温泉、妻有温泉系。 「まるで灯油」って感じの油臭に次いで、好きな匂いだ。 香しい。 私達にしては、かなり早めに宿に着く。 とにかく私は、不機嫌で、 すぐイライラする人格が出ていた。 相変わらずイイ香りの油臭をかぎながら、 何とかせねばイカンと思った。 夜瞑想すると、Mが、 「明日は、主人格で登らないとダメだ」と言われたらしい。 「人格のせいにして逃げてる。全てはお前の責任だ」と。 おバカな子供らが暴走するか、 良子が強迫でうるさいかだったから、 心入れ替えて頑張って下さい。 私も、イラついたままではダメなのだ。 受け取れない。 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-314.html?sp 出羽三山巡り・月山登山 2012年09月11日15:15 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-313.html?sp
数日前の天気予報では晴れだったのに、 朝から激しく雨。 よりによって、月山登る日に。 月山登山は、ある意味、メイン・イベントだってのに。 で、本当は朝早く出発する予定だったけど、 少し様子を見ることにする。 私的には雷が心配。 厚生館さんでは、 素泊まり料金を安くして貰ってる上に、 今回も立派な朝食を作ってもらった。 しかも早く出るって言ってたから、 早めに用意してくれたらしい。 本当は八時ぐらいには出る予定だったのに、 この雨で、足止めくらってる。 実は朝食で肉を頂いたんだけど、 命や好意はムダにできないので、 浄化し、感謝して食べた。 浄化の時、Mが「軽くなった」と言う。 私はこういうの感じるのは鈍いけど、 とても美味しいと思った。 女将さんの好意もあるだろう。 浄化終了時「豚さんが笑ってたよ」と言うとこが、Mらしい。 そして子供だろう。 この日、肉を食べる事で、 ゆっくり噛んで食べる事を思い出した。 普段いくら野菜中心に良いもの食べてても、 この「きちんと噛んで味わって食べる」 という感覚を忘れてたので、 貴重な朝食タイムだった。 IMG_2071.jpg 八合目からの登山は、 ガイドによると往復五時間。 前にも一回登った事があるけど、 そんなにはかからなかった。 でも四時間はみといた方がいいって事で、 昼頃から雨が止み始めるという予報だけど、 11時には何があっても出たいと思った。 Mも、今日登れるか心配してたが、朝瞑想で、 「登ろうと思えば登れる」ってメッセージ。 私もOSHOタロットの「祝福」のカードが思い浮かび、 楽しむのに「雨風に関係ない」と思った。 雨止まないかな〜とダラダラしてるうちに、 時間は過ぎてく。 朝ほどではないとはいえ、 雨は止まない。 雨の日に出かけるのは、特にバイクは大変だ。 それもあって、私も腰に根が生え始めた。 11時過ぎたので、もう出ようと言ったものの、 Mは廊下のマンガ本を見つけ読み始めるし、 私もなかなか準備が進まない。 この日は山形市の温泉に宿泊予定で、 そんな遠くないとはいえ、 月山降りてから、2時間はかかるだろう。 12時になってしまったので、 もうこれはタイムリミットだと、 無理やりMに「何やってんの、もう出るよ」と言うと、 何だかグズグズ言ってる。 Mは、どれぐらい時間かかるか、 全然把握してないから悠長だ。 雨のせいで、登る気も失せたらしい。 イラつきながら、 月山八合目まで急ぐ。 羽黒山から、月山八合目までの道は狭くなる。 下ってくる車とすれ違う時、ヒヤっとする。 雨で視界が悪いし、もしバイクを見落とされたら、 と思い、注意深く走る。 Mの強迫を引き出すには充分だった。 駐車場に着いた途端、 「本当に登るの?帰り霧が出たらどうするの?! 帰り、暗くなって、霧が出たら…」 と、強い不安をぶつけられる。 私も不安になり、ヤバイかな、止めようか、と 思ってしまうほどの勢いだった。 しかし、だったら何の為に来たんだ。 「ここまで来て、登るに決まってるでしょ」と言うと、 「中止するのも勇気だよ!私達は素人なんだから! あそこで(八合目レストハウス)で、 今日登れるか聞いてからにしよう!!」 と強くグダグダ言うので、 「他に車止まってるから、大丈夫だよ」と言うと、 「私達は素人なんだから」を連発し、キレ始めた。 私も、Mの朝の態度、人任せで悠長な態度と、 この強迫の態度に頭に来て、 「朝、行こうと思えば行けるって言ってたじゃん! 自分が怖いからって人を攻撃的すんな。 だいたい帰り暗くなって、 霧がどーたらと心配すんなら、 何で私が急かすまで、ダラダラしてたんだ。 こんな言い争いしてる時間がムダだ! 明るいうちに下山したいなら、今すぐ歩け、 ふざけんな!」と怒鳴った。 良子は私を激しく睨み、 私はトイレに寄りたいんだとかなんとか言って 怒ってトイレに行ってしまったので、 M良子を置いて、私は登り始める。 登り始め、若いカップルが降りてくる。 コジャレた今時の「山ガール」スタイル。 やっぱりいるんだな〜と思った。 まあムサイよりシャレてる方がイイ。 ホラ、誰もお前(M)みたいに、心配なんかしてないじゃん、 て、心ん中で思う。 岩場の登山道は、集中して歩かないと足場が危うい。 Mへのイラつきは、すぐ吹っ飛んだ。 Mを確認すると、ついてきてる。 Mも、攻撃態度はソッコー消えたようで、 「Sちゃ〜ん!」と、不安子供になってる。 私は、萌え嫌いなので、全然カワイくないが、 あれは苦労してるようだ。 苦労しろ。 雨が晴れてきた。 風の強い場所では霧も晴れ、 庄内平野が見渡せる。 月山1 月山3 下はもう日が出てるようだ。 山歩きも結局、 バイクと一緒で、一人黙々歩く。 歩くことに集中せざるを得ない。 耳鳴りしか聞こえない、山の静寂。 ある意味瞑想に近い。 九合目の休憩小屋に着き、水を買う。 管理人の女性と犬がいる。 Mは何回も転んだと言う。 人格に乗っ取られ、 意識が離れたりすると、転ぶらしい。 何回も派手に転んで痛い、と言ってる。 「登り始めてすぐ主人格が、 『私は意志が弱くて、いつもダラダラして、 しかも強迫が強くて、やりもしないですぐ諦めて、 Sちゃんがいなきゃ何もしてない。 感謝しなきゃダメだ』と思った」と言った。 ここは風が強めだけど、 静かだ。 下界の喧噪を離れ、シンミリ。 山小屋に泊まりたい、という気持ちが湧いてきた。 また、ひたすら歩く。 月山2 頂上の月山神社15:30到着。 撮影禁止なので、外から。 月山神社 ちょうど2時間かかった。 月山だけに、狛犬ならぬウサギがいる。 「今は地道に自分の内面を見つめる時」 目を瞑ると、月山の広大な風景が広がる。 太陽が出てきた。 暑くて汗ビッショリになったが、 月山神社で風に吹かれて、今度は寒くなってきた。 手が冷たくなる。 10時頃朝食を頂いて、 消化の遅い肉とか食べたし、 しばらくいらないなと思ってたのに、 頂上に着くあたりには、すでに腹が鳴ってた。 快調に消化してる。 山登りが効いたらしい。 下り、九合目の休憩小屋でまた水を買う。 甘酒飲む。 Mは、おでんとか食べたがってたけど、 あましゆっくりもしてられない。 16:40。 上に15分〜20分ぐらいいたとして、 ここまで1時間弱。 犬が可愛い。 ここを管理してるおばさんは、 あと一ヶ月泊まり込みだと言う。 一人で犬と寝泊まりか〜、 楽しそうだな、いいなぁと思った。 晴れれば星は綺麗だろーし、 この沈黙の中、 一人夜を過ごすシチュエーションを考えると、ワクワクする。 キャンプ場は、自然の中だけど、 整備されてるし、といって、 設備が綺麗なとこばかりじゃない。 景観も良いとこばっかじゃない。 キャンプするなら、 キャンプ場じゃない所の方が、ホントはいい。 でもってジメジメは嫌いだ。 だから山小屋。 霧が出てても、カラっとしてるっつーか、 こういう高い山の清々しい空気は。 いつか、泊まろう。 ウツも過呼吸もパニック障害も、 山登らせて、山小屋に放置すりゃ絶対治る。 とにかく、孤独が寂しいと思う反面、 孤独好きなとこもある私。 昼は登山客に軽食を出し(これはちと嫌か)、 犬一匹と、 静まりかえった山の夜を過ごすのを想像し、 ロマンに浸ってた。 なので「ああいう山小屋の仕事どう?」とMに聞いてみた。 「いいね〜」と言う言葉とは裏腹に、 Mは、そこから、 いつもの良からぬ妄想が始まったらしい。 良子が「登山客に襲われる」と。 だから〜、そういう被害者意識持ってるから〜、 加害者を呼び寄せる。 全て引き寄せの法則。 嫌だ嫌だと、結局そこに意識を向けてしまう。 M主人格が、強迫されてるM良子に、 「いつもそんな事想像して。襲われたいの?」と話しかけたら、 良子は「そんなわけない!」と激怒したらしい。 そこで主人格が「そんな事思ってると、そんな目にあうんだよ」 と諭したらしい。 怖い怖い妄想。 人によって怖いジャンルは違うが、 これも根強いな。 そんな考えが浮かぶ度に、手放し、手放しだな。 八合目駐車場近くまで降りていくと、 登ってくる若い女子とすれ違う。 20代ぐらいの、やはり今時な子だが、 今時間に一人で登るなんてスゴイな。 時間的に、今日は上で泊まるんだろーけど、 一人で山小屋泊するんだ、と、 何だか、元気や勇気を貰う。 Mの姿がまた全然見えなくなった。 足場の岩場がキツくなったからだ。 私は昔から、岩場歩きは得意だった。 ストレートな徒競走はダメだったが、 障害物競争の方は速かった。 田舎で育ったからか、何かのDNAか。 Mは、あまりに遅く、 それまでも何回か心配になって、待ったりしたが、 山ガールとすれ違ったことだし、 もし何かあれば、 さっきの山ガールが発見するだろう。 と、待たないでどんどん下りる。 そーいや、メレルのモアブ、なかなかいい。 アウトドア専門なんで、 かなり丈夫。 歩きやすいのは勿論、 メッシュ部分が普通に見えて、 ゴアテックスとはいえ、 雨に降られたらどうなのかな〜、 なんて思ってたけど、全然濡れないし。 最後の方、さすがに疲れてきて、 私も三回転んで、 水溜りに足突っ込んだりしたけど、 水の侵入なし。 しかもムレない。爽やか。 さすがミリタリースペック。 そんな感じで、 月山歩いてるうちに何か吹っ切れ、 最後は転ぶことすら楽しんでた。 子供の頃、全力で走って、 わざと草むらにコケて、 楽しんでたことあるけど、 あんな気分。 今度は、30代ぐらいの男子とすれ違った。 大きな荷物なので、本格的な登山か、 上に何か運んでるスタッフの人か。 どちらにしろ、上に泊まるのかな。 いいな。 遠〜く後ろの方で、かすかにまた、 キャーというベタな悲鳴が聞こえる。 もう何回目なんだ。 何かあれば、あの男子が発見してくれる。 八合目駐車場に着いたら、綺麗な夕日。 結局Mは、十数回転んだらしい。 あまりの自分の情けなさに、 最後には泣きながら歩いたと言う。 最後にすれ違ったお兄ちゃんは、 九合目のおばちゃんが電話をかけてた相手で、 きっと息子だろう、とか空想した瞬間、 かなり派手に転んだらしい。 「歩くのも遅い上に、すぐ人格に乗っ取られ、 意識飛ばしたりして、転び、 いつもSちゃんを待たせる自分が情けない…」 と、泣いたとか。 下りは1時間半ぐらいだった。 往復3時間半。 月山八合目から下る時、 UFOだ〜とか言って撮った。 UFO雲は小さすぎて見えないが、 デカイのも不思議な雲だった。 月山雲 山を下り、宿泊先の、山形市大野目温泉へ向かう。 山形道に乗り、終点で月山道路へ。 月山道路からまた山形道へ入って、 寒河江SAで軽く夕食。 Mが、このSAをやたら気に入ってる。 明日も寄りたいと言う。 Mはリピーター率が高い。 ここで土産を買うと言う。 確かに無添加のアラレとか、 塩だけのヨーグルトとか(これがクセになる)、 地元に密着した感じで、けっこーポイント高い。 無添加ではないだろうが、 食堂も素朴な味で、意外に美味しい。 大野目温泉に着いたのは九時過ぎ。 ここは、山形一の湯量を誇るという。 温泉好きには評判が良い。 もちろん源泉掛け流し。 そして、素泊まり料金も安い。 泊まらない手はあるまい。 Hも誤解してたが、 私らは、一泊二食付きで泊まることは滅多にない。 素泊まりか自炊。 自炊宿は、昔ながらってのが多く、 私の中の潔癖症は、綺麗なとこがいいんだけど、 温泉の質や、低料金て事で納得してる。 ここは市街地に近く、建物が新しいので、 最近掘ったのかと思ってたら、 戦後あたりにボーリングしたらしい。 結構古いんだなと思った。 お温は、茶色く、金気・土類臭。 キシキシする。 24h入り放題! ドバドバいってるこのパワー! 湯量豊富なだけに、シャワー類も源泉。 キシキシしすぎて、髪は洗わないとMが言う。 あんなに汗かいたのに。 フケツ。 大野目 ↑朝の大野目温泉。 泉温47.6℃なので、長湯できないかったけど、 気持ちよかった。 お湯は鮮度が命。 何事も鮮度が命! 明日は湯殿山。 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-313.html?sp 出羽三山巡り・湯殿山麓呪い村って映画があったな 2012年09月11日13:19 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-312.html?sp
最近気づいたんだけど、 山形って、月山、朝日連峰と、 県の中央に高い山がドッカリあるんだな。 どーりで。 山形の酷道には泣かされた。 日本海側へ抜ける道も山ん中。 今回も、月山道路行ったり来たり。 最終日、快晴。 こないだ行ったばっかだけど、湯殿山。 ブナ林とかあるからか、 羽黒山の杉並木とはうって変わって、 カラッとしてる。 ジメジメが苦手な私は、 こういう山が大好き。 IMG_1676_convert_20120911131958.jpg 今回は、時間に余裕があるので、 御神体のとこまで、シャトルバスは使わずに、 行きも帰りも歩く。 Mが、主人格で回ると決めたはずなのに、 人格に乗っ取られてる。 踊ったり、鼻歌歌ったり。 フワフワした歩き方でも、誰なのか分かる。 この出羽三山巡りで、Mは、何を手放すのか。 月山と違って、歩きが厳しくないので、 完全にコロコロと人格憑依状態。 その度に指摘するんだけど… 参道、御神域に入るとやっぱり身体が軽い。 この先撮影禁止。 IMG_3606_convert_20120911132031.jpg 入り口には撫で牛がいて、 「も〜ちゃん♪」とMが、また… イイ年して、完全に子供に乗っ取られて。 おととい「いつまでも人格のせいにして」と怒られたのに。 肝心の主人格が、いつも逃げ、 人格を放置し、人格にやらせようとしたり、 人格のせいにしてると、 怒られたのに。 御神体からは、相変わらず、 高温の茶色いお湯が吹き出してる。 やっぱり温泉自体も、 パワースポットなんだな〜と感じる。 目を瞑ると、月山同様広〜い自然の景色が広がる。 言葉は特にナシ。 御神籤引いたら、やっぱ「地道に一歩ずつ行け」と。 湯殿山神社境内にある、 御神体の足湯、熱くて浸けてられない。 舐めたら、鉄味で、若干苦みがあり、しょっぱい。 石垣を見ると、蛇が二匹、 ニョロっととぐろ巻いてた。 暑いから、涼んでるようだ。 そーいや、さっき、参道でもデカイ蛇が逃げてった。 柄からするに、同じ種類のようだ。 蛇の柄、母は「美しすぎて気持ち悪い」と言った。 確かにうちのヒヨコの模様も、 羽の生え変わり時期など、 抜けた羽見てると、規則正しくて、 気持ち悪くなる。 ヘミシンクのモンロー教授によると、 蛇は大地と調和してる優しい存在だ。 触りたくなった。 蛇の腹をなでてみる。 そうそう、このブニュっとした感触。 子供の頃、蛇を触った事があるし、 動物園でも、でっかいニシキヘビに触った事あったな。 Mも、触りたい〜とはしゃいでる。 子供だ。 Mが触ると、蛇がビクっとしてる。 二匹目もそうだ。 触った瞬間、ビクつき、 終いには、震え始めた。 「何で私が触ると蛇が震えるの〜?」と言ってたが、 アナタの緊張が伝わったのです。 せっかく蛇はマッタリ涼んでたのに、緊張させて。 「噛まれたらどうしよう」って怖さがあったらしい。 私は頭の形確かめたけどね。 毒蛇じゃないから大丈夫だよ。 それにしても動物って鋭いな。 素直だな。 熊に襲われるのも同じ原理だな。 だから「怖い」とか思ってると「襲われる」と。 湯殿山参籠所に戻り、 いつものよーに、御神湯に入る。 ちょっと酸っぱい鉄味、炭酸の冷鉱泉。 御神体湯 山形と言えば、ぶっとい田舎蕎麦。 手打ち蕎麦屋はだいたい15:00まで。 御神湯入ってる時点で15時なので、 夕方、夜もやってるとこを検索。 東根市にある蕎麦屋「伊勢そば」に行く。 十割ではないと思うけど、この太さに満足。 そして量も多く、腹が苦しい。 そば Mは顎が疲れると言うが、 蕎麦は噛んだ方がウマい! まだ外は明るい。 いつも時間に追われるので、 こんなに早いうちに(17:00)、 予定をクリアするのは珍しい。 どっか寄りたい。 しかしこの近場の道の駅も、何回も行ってるし、 近くにある、古代海水泉を謳う、 「海老鶴温泉」も一回行ってるし。 東根温泉も入ったし、 本当は、山形蔵王の方にある、 「うわの温泉・天神の湯」ってのに行きたかったんだよな〜。 「海老鶴温泉行こうか」と言うと、 もう温泉はいい〜とMが言う。 疲れるからいや〜。 しつこく「行く」と言ってると、 嫌がらせだろ、と言われる。 ハイ、嫌がらせです。 おとなしく帰る事にする。 途中の山越え国道に茶屋がある。 そこ、まだ開いてたんで、 数年ぶりに寄ってみる。 最近はこの国道通っても、素通りしてた。 麦茶を出される。 お客さんには、いつも茶を出してる。 東根団子を買ったら、 おまけに一本貰った。 ゆっくり休んでって、と言われたが、 そろそろ店じまいだろう。 ダンゴ 初めてツーリング出た年も、ここで休んだ。 本当に当時は、何でもワクワクしてたなあ。 あの頃の思いカムバック。 生まれ変わるために、 帰ったらまた、地道な努力だ。 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-312.html?sp ▲△▽▼ 山形日帰り再び - We Will Rise OE/HSPな日々 山形日帰り再び 2017年01月21日20:44 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-1299.html?sp Aさんから譲られたファンカーゴで、山形日帰り2回目。 そーいや前回、Mが、道の駅でファンカーゴに、 「僕、ジャック!」と名乗られたとか言って、 ジャックだかジャッキーだか、勝手に変な名前を付けて呼んでる。 まあいいけど。 そのジャックは、後ろに傷があり、 多少凹みもあるけど、頑張ってくれてます。 オートマ、手元のギア、フットブレーキ… タイヤがやたら小さく見えるなぁ。 バイクより小さいし。 ワンちゃんデカかったんだなぁ。 攻める車以外、車と思ってない私だけど、 車検代だけで乗れるなど、本当にありがたい話です。 先週は、こちらは雪がなくて、山形も少しだけだったんだけど、 急に寒波が押し寄せ、雪模様。 Mは、一週間続けて仕事したご褒美に、 温泉と蕎麦!と意気込んでいたので、山形は雪っぷりであろう事を予想して出発。 家を出て早々、「晴れて良かったね!」とM。 甘いね。こちらは晴れてるけどね。 地域が変われば天候変わるという基本を分かってないM。 そして、奥羽山脈を越えるのだよ。 IMG_4991.jpg 案の定、県境に向かうほどに降雪量が増し。 雪が降ってきた。 IMG_4992_2017012013593978f.jpg でも冬はこうでないと。 IMG_4993.jpg 今日の予定は、先週行けなかった「東根温泉」と、 2月頭の「山形冬まつり道の駅フェスティバルの抽選会」に参加するため、 道の駅切符を5つ集めなきゃならず、 こないだは4駅行ったんで、今回は残り1駅「道の駅にしかわ」で切符を貰う。 そして、東根市の蕎麦屋と、 その近くの「道の駅むらやま」にもちょっと寄る、という感じ。 「東根温泉」での日帰り入浴第一候補だった「小関館」は、 行く途中で営業時間を聞いたら、 「昨日の大雪でナンチャラが壊れて今日は入れません」とのこと。 で、第二候補以下の宿へ予定変更。 出来れば2軒ぐらい入りたいが、時間次第。 IMG_4994.jpg 山形と宮城を繋ぐ48号線沿に、除雪車の待機基地があるのを発見した。 (帰り) ここはただのPAかもしれないが、除雪車は、 いつでも出動出来るよーに、スタンバってた。 IMG_4996_20170120135945a6d.jpg 雪降りとはいえ、まだそれでも黒い路面が見える。 IMG_4997_201701201406379f8.jpg IMG_4998.jpg
IMG_4999.jpg
IMG_5002.jpg
関山峠に近づくにつれ、雪はやはり。 IMG_5003.jpg IMG_5005.jpg
かなり怖がり始めたM。 IMG_5006_2017012014075848e.jpg IMG_5007.jpg
除雪車、新潟で見た除雪車とちょっとタイプが違う。 タイヤが斜めになってる!と喜ぶM。 IMG_5008.jpg 素敵な雪景色。 雪国って感じでステキ。 FFだからワンちゃんより滑らない?とMに聞かれたが、 (前の車の180SX) 180みたいにスタート時に滑らないぐらいで、 走ってる間はワンちゃんと変わらない。 滑るときは滑る。 IMG_5009.jpg Mは恐怖に捕らわれ始め、ハヤハヤして、 山形に入る前から「今日は早めに帰ろう!」と言い出し、 (ミヤビのかなりな悪癖。朝起きた途端に「今日は早く寝よう!」 と言ったこともある) 「まだ家出たばかりなのに、なぜ帰る話をするんだ!」と… IMG_5010.jpg IMG_5011.jpg
IMG_5012_201701201409292d2.jpg
確かに昨日までは雪なんてほとんどなかったから、 よりによってってタイミングだけど、 雪景色を楽しめばいい。 IMG_5014.jpg IMG_5015_20170120140932fc1.jpg
山形東根市。うーん、さすが山形。 IMG_5016.jpg ステキに雪一面。 全てが白い。 IMG_5017_20170120141247ada.jpg まず、前回寄れなかった「道の駅にしかわ」に行くのだが。 月山方面、湯殿山神社に行く手前にある道の駅で、豪雪地帯でもありますね。 山形中央部は、深い山を通って、日本海側の酒田・鶴岡に出るのだ。 さすがにこの国道を通る車はあまりいなかった。 IMG_5019.jpg 自然環境は抜群ですが。 IMG_5020_20170120141250ae4.jpg IMG_5021_20170120141251d0b.jpg
裏手は月山方面なので。 どっからが国立公園か。 IMG_5022_201701201415257fd.jpg IMG_5023.jpg
IMG_5024.jpg
IMG_5025.jpg
撮って、と浮かれるM。 IMG_5026_20170120141531f19.jpg ツララも撮れと。 IMG_5028.jpg さすが雪国の月山山麓の山里。 乾物が充実。左手のは「弟切草」。 昔プレステのゲームで「弟切草」をやったけど、 西洋弟切草といえば、セントジョーンズワート。 私のよーなウツ気質のある人には良いハーブだが、 国内の弟切草の効能はどうなんだろうか。 ここらでは酒に漬けるらしい。買うかどうか迷った。 IMG_5029.jpg こーゆー環境の道の駅で冬場なので、営業時間などを事前に確認したとき、 「産直コーナーは乾物しかありませんよ」と言われ、 なんだ、ないのか…って思ってたら結構あるじゃん。 地元の人の「ない」って…と思いつつ、 珍しいもんあるんでトキメキました。 IMG_5031.jpg 切り干し大根は試食があったので、 そのまま食べるのかな?と言いながら食べてみたら、甘くて美味しい。 裂きイカみたいな食感だし、オヤツになりそう。 これは目からウロコ。 IMG_5030_20170120141736df9.jpg カタクリまで! Mも「色んなの干してるねぇ」と言ってたが、 山菜から何から、塩漬けやら乾物やら、片っ端から干してるあたり、 さすが昔の冬は「陸の孤島」であったであろう月山山麓・西川町。 乾物類が充実してる。 野菜類も全くないのかと思ってたら、そんなにないわけじゃない。 IMG_5033_20170120141738964.jpg 500円ギリしか買わない予定だったのに、こんな濃い、 日本蜜蜂の蜂蜜を見つけてしまう。 IMG_5035_2017012014512020a.jpg このナメコも買ってしまった。 栽培物だが、あまりにもデカイ月山の恵み。 駐車場から出ようとしたら、車が動かない。 雪がそんなに積もってないのに。 「馬力がないからかなぁ?タイヤが小さいからかなぁ?」 とMは言って、後輪の周りの雪をどかしてたけど、 「これ、180じゃないから、後輪じゃなく前輪の雪どけないと」と。 前のワンちゃんの記憶でね。 少し雪どけたら動いた。 気をつけないとイカン。 IMG_5036_20170120142528076.jpg 「ワンちゃん(180SX)は、滑るけどパワーあったから、 これぐらいで動かないなんてなかったよねぇ」とM。 まあ、最悪チェーン撒けば大丈夫だったからね。 ワンちゃんで秋田や新潟の豪雪地帯も、 志賀高原近くの凍りついた峠も登ったんで、 (止まったらきっとアウトで、さすがに生きた心地しなかったけど) 国道なら大概きちんと除雪してるし、 気をつければそこまで怖くはないけど。 IMG_5037_20170120142530fdc.jpg 次は東根市の蕎麦屋へ。 戻る。 このときは、晴れてはいたが… IMG_5040_2017012014253191e.jpg ワイパーが凍りついてきた。 見えない。 つか、景色が全部白くて、どこまでが道なのか見えない。 慎重に運転する。 IMG_5041_20170120142533b53.jpg 民家では、家庭用の除雪機で除雪してる人達が。 IMG_5042.jpg 山形の人達、大変だなぁ。雪国は。 冬の間、雪掻きに追われて。 ちょっとした雪掻きも疲れるってのに。 腰の弱い私なんて、結構ダメ。 IMG_5043_20170120145122f59.jpg あちこちで雪掻き、雪降ろし。 車はワイパーが役に立たず。 降りては、氷と化してフロントガラスに張り付いた雪を取りつつ。 IMG_5044.jpg 道が本当に見えなくて、それがちとヤバかった。 裏道はホントヤバい。 案の定、車が1台、スピード出してて滑ったのか、 多分、対向車側の歩道の方に乗り上げていた。 3台ぐらい止まって、助けてた。 IMG_5047_201701201451240bb.jpg 民家はまだしも、実際、 道路とそうじゃない部分の区別がつかない。 IMG_5048.jpg 東根の有名な田舎そば屋「伊勢そば」着。 頑張ってくれてるファンカーゴ通称「ジャック」。 (Mがチャネリングにより命名) IMG_5049.jpg IMG_5050_20170120145420524.jpg
Mが「ここで雪を落としていかないと」と、 靴をはたきながら店の人に「アピール」すると、 (Mの良い子の傾向。他人にアピる) 「いいよ、中に入って」と言われる。 IMG_5051.jpg 懐かしい光景。 だるまストーブに子供のグローブが。 そして店の子供(孫)が、おじいちゃんの蕎麦打ちを見ていた。 Mが、祖父と孫の会話を聞いていた。 IMG_5052.jpg これが噂のぶっとい田舎蕎麦。 IMG_5053.jpg 山形の田舎蕎麦はどこも太いが、ここのはさらに太くて有名。 たまらないです。 IMG_5055.jpg 付いてるデカイかき揚げも有名なのだが、 こちらはフツーの「天ぷら粉」で揚げたジャンクなかき揚げらしく、 食べた後、上前歯の裏の皮膚が剥けていた。Mも同じく。 でも野菜は美味く、蕎麦も美味しい。 IMG_5060.jpg やはり、蕎麦は太い方が好き。 そして打ち立ての十割蕎麦ね。 碾き立て・打ち立て・湯で立てっつーのは蕎麦の極意だが、 アーユルヴェーダの理論とも一致。 IMG_5057.jpg Mは、最近太い蕎麦の美味しさが分かるようになったと言う。 「前は、細くて喉越しの良い二八蕎麦が好きだったけど、 (なぜか女性に多いらしい。柔らかいもんばかり食べて 顎の力が弱くなってんじゃないか) 今はこの噛みごたえのある太い十割蕎麦の方が、蕎麦の味がする」 そりゃそーだ。 IMG_5058_201701201458215db.jpg 細くてサラッとしたのがいいなら、素麺とか冷麦でいい。 蕎麦はやっぱ蕎麦の味がしないと。
顎が疲れる、と言ってた人もいたが、うちらは普段玄米とかしっかりした歯ごたえの野菜なんで、 噛むのには慣れてる。 でもMは結構、噛まないという… IMG_5063_20170120145824682.jpg この太さ。たまりません。 日曜は15時で終了。 IMG_5064_20170120150147f0e.jpg 雪は止むどころか、また降り出した。 Mは、恐怖でうるさくなってきた。 ちなみにこの車、まだ任意保険に入っていませんので、 気をつけて運転したいと思います。 (Aさんも、Aさんの友達の車屋も、私と似て結構ルーズ) IMG_5066.jpg Mは不安と恐怖で、顔がすでに引きつってます。 IMG_5068_20170120150150edf.jpg ワイパーがすぐに効かなくなる。 この日の計画で、次は近くの道の駅に行くと言ってたのに、 「この雪の中を山に登って温泉に行くのか?」と、 突然言い出すM。 どこからそんな情報持ってきた? 「いや、ここらは山ないし、ずっと平野だし、山の中の温泉なんて行かない! そんで、次に行くのは道の駅!!」と言ったのに、 人の話を聞いてない。 IMG_5069_201701201501514c4.jpg 真っ白な景色の中を走ってると、また、 「こんな日に山を登って、山の中の温泉に行くのか?」とM。 お前は痴呆か??? そしてここが『山の中』に見えるか?? 「次は国道沿いの道の駅だし、ここらに山なんてないし、 最後に寄る温泉も山じゃない!」 って、また同じことを言う私。 道の駅は蕎麦屋から十数分ほどのところ(通常で)。 距離だって、10kmもない。 山などない、たかがこの区間の移動です↓ IMG_5169.jpg 道の駅も東根温泉も、大通りである国道13号沿い。 ただナビ通り裏道走ってるだけで。 仙台に抜ける帰りの48号線も近いし、 たったこんだけの移動距離と、普通の田舎の平野の地形だってのに、 恐怖で人の話なんて聞いてないし、 この広い「平野」が「山の中へ続く山道」に見えてるらしいし。 IMG_5070.jpg Mの強迫は、根拠のない無知による過大妄想だが、 そもそも、ほんの少しでも位置関係、距離関係など、 地理を知っていれば(どんな人でも近場の地理ぐらい知ってる) ここまで恐怖に囚われることはないんじゃないか? 無知が妄想に拍車かけてる。 「幽霊の正体見たり、枯れススキって言葉知ってる?」 と言ったものの。 いつも人任せで、住所すら知らないから「山の中へ行く」などと、 勝手に妄想して、恐怖妄想を膨らませてんでしょ。 まずはその「無知のままでいい」ってのを何とかしてくれといつも言ってるのに。 で、その無知にさらに勝手に「ネガティヴ妄想」して妄想を膨らませ、 恐怖で身動きとれなくなるM。 ずーっとそのパターン言ってるのに。 IMG_5071_201701201507280ae.jpg 運悪く、というか、このすぐ先で↑ ナビの指示通り近距離だからと、国道に出ず裏道走ってたら、 前方に見えた車が一台、斜めになってた。 道の区別がつかないから、道脇がちょっとした段差になってるのが分からず、 寄り過ぎて脱輪したらしい。 Mの恐怖はピーク。 Mが「道が見えないよ!確かめてくる!」と言って、出て行った。 斜めになってる車の脇を抜けようとしたが、 「道が埋もれてる!無理!進めない!」と騒いでて、 近づくと本当に雪がこんもり、誰も除雪してないので、 普通の車では無理っぽかった。 1台分ぐらいの車幅の道なので、バックするしかない。 道の区別が見えないので、Mの誘導でしばらくバックする。 倉庫の駐車場があったのでUターン。 「あの車の人に声かけたんだけど、恥ずかしいのか無視されたから、 あの人ほっといて良かったよね?」とM。 「声かけて無視されたんなら大丈夫でしょ」と。 ずっと車の中にいたから、JAF待ってんだろうし。 うちら居ても役に立たないし。 で、国道へ出る。 13号線は車通りがそれなりに多いので全然オケ。 「道の駅むらやま」 IMG_5073_20170120150730716.jpg よく見かけるあの可愛い、尻尾の長い白黒の鳥っこが、 近くまで来てこちらを見てた。 餌だな。しかし何も持ってないのだ。 IMG_5074_2.jpg 結構近づいて来たのに、写真間に合わなかった。 IMG_5074.jpg ここには欲しいもんがなかったので、最後の東根温泉へ。 Mマサミは怒っていた。 恐怖から被害妄想になっていて、私を攻撃してきた。 「あの車が崖から落ちてなかったら、Sちゃんは絶対進んでたよね!」 と何だか理屈タラタラ、要は、私が「無謀なことをする性格」なので、 『私がこんなに怖い思いをしてるのは、お前のせいだ』 と言っているのだ。 またMの根性悪い癖。しかも「崖」と来たもんだ。 私が「Mの気持ちも考えず強行に、山へ登る山の中の道を進み、 前方の車は崖から落ちていた」 というふうに、Mは認識していた。 違うでしょ。何の言いがかり? 雪で道の見えない平野で、車が脱輪し、 土手でナナメになってたってシチュエーションがまず、 山の中の崖になってるあたり、おかしいし、 私は何も強行もしておらず、次の目的地へ向かって必死で運転してただけ。 責めるいわれないどころか、むしろ感謝では? 悪天候の中の運転してる私は、お前よか疲れるぞ。 怖いからと自分で運転もせずに、助手席にいて、 私を怖がらせるのはお前とばかりに攻撃して、 「せっかく働いたご褒美にマッタリしようと温泉に来たのに…」 と、今度は誰のせい? あなたが恐怖で疲れてるのは、 雪のせいでも私のせいでもありません。 私は運転で緊張はしたけどね。 そりゃ集中力使うから! お前の恐怖妄想で勝手に疲れて、私のせいにされても困る。 自分の感情の責任は自分にしかないだろ。 このMの問題は、家に到着時にまた人格追求と話し合いになった。 IMG_5075.jpg 東根温泉「松の湯」。 IMG_5076_20170120152112979.jpg コーラ色の温泉です。 IMG_5077_201701201521134c9.jpg 東根温泉は、源泉により、若干お湯の様子が違うらしいので、 宿の温泉をハシゴしたいのだが。 松の湯は、東根温泉共同組合17号源泉。 実際は写真より濃い。 IMG_5078.jpg 硫黄臭と軽い油臭で、東鳴子あたりの温泉と味や匂いが似てる。 いい感じ。 IMG_5081.jpg シャワーやカランも源泉。素晴らしい。 熱いと聞いていたが、ホースからの源泉が止まっていたので、適温だった。 しかし、源泉を入れようと蛇口を開け、 あまり熱くならないぐらいの量で掛け流し状態にして入る。 IMG_5082.jpg Mは、惚けてた。 恐怖の後に意識が飛んだか。 マサミの後にオカメが出て来て悲劇の主人公になるパターンが、 サクッと見られたが(誰かのせいで、私はこんなに辛い目に遭ってる) 温泉では抜けてた。 Mは、身体が芯まで冷えてるので、なかなか温かくならない、 と、ずっと湯に浸かっていた。 上がり際に「湯冷めしないでね!」とお湯に言われたらしい。 「何でだろう」と言ってたが、 先週の寒河江温泉「ゆーチェリー」は濃く、塩分もかなり。 だから冬場でも湯冷めしにくいけど、 塩分少ないと温まり効果がね。 東根温泉は爽やかな感じで、温まりの湯というタイプではない。 そしてお湯にまで、 「無事に帰れるように力を貸して下さい」と頼んでたらしい。 どこまで怖がり??? IMG_5083_20170120153309a33.jpg IMG_5084.jpg
渋い宿。 IMG_5085.jpg 外は雪積もり。 早く帰りたがってたMじゃないが、 私も暗くなってからの雪っぷりの夜道を走るのを心配してた。 明るいうちに帰れるように早く出るんだったな、とか。 IMG_5086_201701201533130cb.jpg しかし、雪道は逆に、夜の方が明るいということを忘れていた。 IMG_5087_201701201534273ff.jpg 昼の方が、一面同じ色で道路の判別もつかず、 見えにくいのだった。 夜になると道の境界もハッキリ分かる。空も明るい。 IMG_5088.jpg 光のイルミネーションの東根温泉。 IMG_5089.jpg 宿は何軒もあるのだが、にぎわいはそれほどなく、 (多分バブリーな頃は賑わったんじゃないか)静かな温泉地だ。 IMG_5090_20170120153431e9f.jpg やはり、すぐフロントガラスが見えなくなる。 IMG_5092.jpg 走って数分で凍り付く。 IMG_5093.jpg 13号線を南下し、48号線に入ったところで、 一旦車を止めてフロントガラスの氷を取ってたら、 後ろから追い越した車が停まり、 運転手らしい女の人がこちらに来た。 私は運転席にいて、Mが雪を取ってたんだが、Mと何やら話をしてた。 しばらくMと話をした後、その人は自分の車に戻ってった。 IMG_5095_20170120153804f2d.jpg わざわざ車降りて来て、何かアドバイスくれたらしい。 Mはその若い子にお礼を言ってた。 Mは、「これ、夏用のワイパーですよね?」と言われたという。 ワイパーにも夏用とか冬用があるとは知らなかった。 東北でも日本海側と太平洋側では降雪量がえらい違うので、 私は祖母宅で暮らしてた頃、雪だるま作りながら、 「かまくら作れるほど雪が降らないかなぁ」っていっつも思ってた。 なので「冬用ワイパー」なんぞ知らなかった。 そこまで「車通」でもないし。 確かに豪雪地帯に行き、雪がわんさか降ってると、 視界がすぐ悪くなるなと思ってた。他の車は平気で走ってるのに。 前のワンちゃんに関しては、ワイパーが古いからだろうと思ってた。 他の車はうちらみたいになってないから、 何でだろうな、とは思っていた。 わざわざ車降りて来てくれた方は地元人だそうで、 「今この状態だと関山峠は見えなくて走れないと思いますよ」 と言ってたそうだ。 Mは「東根温泉に泊まって明日の朝帰ろう!」と言い出した。 泊まる金ないんじゃ… よくよく聞いたらその人は、 「戻ってすぐの13号線沿いにオートバックスがあるから、 冬用のワイパーに替えて、帰った方がいいですよ」 と教えてくれたらしい。 なぜ泊まる、になったかM。 そして、 「ここであの人が降りて来てくれたのは意味がある!助けられたんだ!」 と騒ぐM。 「温泉に頼んだから、温泉が助けてくれた! あの人を遣わしてくれたんだ」とか何とか… どうしようかと一瞬思ったが、とりあえずオートバックスへ。 オートバックスはすぐあった。 1本2千円ちょい。 今のうちらには痛い出費だが、仕方あるまい。 「冬用は太いんだって。カバーも付いてるんだよ」と、 嬉しそうに解説するM。 IMG_5097_201701201538050f8.jpg ワイパー付け替え後の視界。 ありゃーやっぱ天と地だねぇ。 使用前と IMG_5044.jpg 使用後。 IMG_5098.jpg 「お湯が遣わしてくれた天使」だとMはずっと言ってたが、 確かにあの地元の人の親切に助かった。 名前分からないけど、ホントありがたい。 一時弱くなった雪は、関山峠あたりでまた吹雪きになり、 除雪車が何台も除雪にあたってた。 除雪車出動基地でも何台もスタンバってる。 昼も夜も大変だなぁ。 Mは「除雪されたとこがボコボコしてる。 除雪車のブルドーザーが上げたり下げたりしてるからだろうか」 などと、何を気にしてるのか、路面の凸凹が気になる様子。 新潟で、綺麗に雪壁を作るタイプの除雪車を見たとき、 Mは「楽しそう!私もやりたい!」なんて言ってたが(ミヤビ?)、 道路も雪壁もキチッと綺麗じゃないと嫌らしい。 山深い地点で道の両側の木に積もった雪が、 重みで落ちてきて待って、突然視界が真っ白に。 真っ白な煙の中に突っ込んだような感覚で何も見えなくなるので、 それだけちょっと怖かったか。 IMG_5102.jpg うちに到着。 こちらもそれなりに積もっていた。 山形の比ではないが。 この日は丁度こーゆー天候だったらしい。 Mのマサミは、まだ人のせいにして私に怒りをぶつけてたが、 1時間ほど話し合い。 IMG_5103.jpg 「頑張って働いた自分にご褒美だったのに」というM、 それが恐怖にすり替わってしまったのは、自分の問題であって→ 自分が温泉行きたいってのに場所も把握せず全部人任せ、 それゆえの無知で、山の中の温泉に無理をして行くんだとかいう被害妄想で私を責め、 雪の中を走って滑る、ハンドル操作誤る、崖から落ちる 道が田んぼより高かったから脱輪した車で、 「あの車が崖から落ちてたから進まずに済んだ!」 「崖でも雪で見えないんだよ!こんな道を行くのか!」 というバカっぷりと攻撃。 雪の恐怖で本当に山道に見えてたのだろうか? それでもMは引かなかった。 「それは例えであってなんちゃらかんちゃら」 「あの状況を山に例えて言っただけ。崖も例えで言った」(意味不明) しまいには、 「気分的にそういう受け止め方だったからだ!!(何が悪い?)」 改める気ないでしょ? 第一段階の無知・人にお任せ態度。 恐怖を感じた途端、 こうだからこうなって、きっとこういう目に遭うに違いない、 と、先までネガティヴなヴィジョンを妄想、 全然「今の現実」を見ておらず、 全く根拠のない悪妄想炸裂で、勝手に怖くなり、 それを全て「自分の安全を脅かすのはS」と、 私のせいにして最終的に私を攻撃。 これがあなたのパターンですよ、と言うのに、Mマサミが認めない。 だいたいフツーにさぁ、 運転が怖いとゆーあなたに代わってずっと運転してたのは私で、 そんな私にありがとうでもなく、 朝からずっと、早く帰ろう、怖い、お前はいつも私を怖がらせる等々、 自分の妄想ゆえの不安や恐怖、 攻撃エネルギーを隣からぶつけられながら運転してた私の身になってみろ、 もし逆の立場だったらどうなのか?ってコト。 どこまで姫様なのか。 何もやらないで助手席でぎゃーぎゃーと。 と、言ったらマサミが、 「私が何もやらないだと?バックの誘導もしたし、 フロントガラスの氷だって私が取った! 私がいるお陰で、お前は無事に運転出来たんだ! お前1人じゃ何も出来ないくせに!それを何もやってないだと」 いつものことだが、勘違いが甚だしい。 また私はお前以上にやっている、やってやってる、という反論。 いつもの「私はしてやってる、自分は出来てる」勘違い。 しつこい。 しつこいわ。 私のことをしつこいと言うが、お前の人格の言い分の方が、 毎回針の飛ぶ壊れたレコードのようで、 繰り返し繰り返しエンドレスでしつこい! しつこい強迫も、してやってる勘違いも、 全てはMの根本問題である共依存性から来てるんだから、 そこをキチッと見て下さいと。 後から反省文を書くということで、とりあえずは。 (そして内観すると言って口先で逃げ、翌日はビデオ見て、寝て放置。 その翌日にミヤビとマサミコンビがまた現れ、喧嘩ふっかけ。 だから内観しろって言っただろー!とまた喧嘩になり、 翌々日、やっとマサミが震えて、やっと反省文を書いた) 「道の駅にしかわ」の戦利品。 こんなに買う気なかったけど、黒豆は安かったし、 ヒラタケとナメコはデカいし、 人参は「雪の下人参」!雪の下に寝かせて甘くなってるとゆー。 カボチャも「ふゆうまかカボチャ」ってやつらしくて。 IMG_5105_20170120155228730.jpg 流通してる蜂蜜は、法律上全て殺菌のため加温していて すでに蜂蜜ではなくなってると聞くけど、 道の駅行くと、RAWな国産蜂蜜、結構売ってる。 蜂蜜は、ヴィーガンにとっては動物性の物だが、 (蜂から奪うので) 蜂との共存が出来てるんならいいんじゃないかね、と私は思う。 養蜂家の御主人が亡くなったとき、蜂が葬式に飛んで来て参加した、 なんて話もあったので。 卵とかもそうだけど、要はお互い良い関係を築けてるなら、 ヴィーガンの主旨を外してないと私は思う。 蜂蜜取る度に刺されるのなら、関係を築けてないと思うけど。 魚もそうだけど、逃げる生物は嫌がってるので、 そーゆーのはなるべく避けるよーにしてる。 http://onelastwish.blog.fc2.com/blog-entry-1299.html?sp
|