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日本人ジャーナリストがウイグル問題を報じると こういう目に遭う
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/482.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 18 日 16:32:22: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 米中貿易戦争の本質は宗教戦争 投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 05 日 18:25:42)


日本人ジャーナリストがウイグル問題を報じると こういう目に遭う


日本で「ウイグル問題を報じづらい」3つの深刻な理由
安田 峰俊 2018/11/13
https://bunshun.jp/articles/-/9651


 最近、中国が新疆ウイグル自治区でおこなっている少数民族ウイグル人への弾圧問題が、世界でのホットなトピックになっている。国連人種差別撤廃委員会は2018年8月末、最大100万人のウイグル人が強制収容所に入れられているとの指摘を報告。米中両国の政治的対立もあり、最近は米国系のメディアを中心に関連報道が続いている。


11月上旬、ジュネーブで行われた国連人権理事会の外でデモを行うウイグルの人々 ©AFP/AFLO


ますます厳しくなるウイグル人への締め付け

 トルコ系のウイグル人が多く住む新疆は、チベット・内モンゴルなどと並び、20世紀なかば以降にやっと中国政府による直接支配が確立した地域なので、少数民族の間では独立や自治獲得を望む意向が強い。

 だが、中国では1989年の六四天安門事件後、国家の引き締めのために漢民族中心主義的なナショナリズムが強化され、また経済自由化のなかで辺境地帯の資源・都市開発や漢民族による移民が進んだ。結果、2010年前後からは追い詰められた少数民族による大規模な騒乱が増えた。

 少数民族のなかでも、イスラム教を信仰するウイグル人は、中国共産党にとっては「党以外の存在」に忠誠を誓っているように見える。彼らは人種や文化習慣の面でも漢民族との隔たりが大きく、中央アジアや中東との結びつきも強いことから、他の少数民族以上に強い警戒を持たれている。

 結果、近年のウイグル人への締め付けはいっそう厳しくなっている。中国は現在、「テロ防止」を最大の名目として国内の治安維持費用に国防費を約20%も上回る予算を投入、さらに国内に1億7000万台近い監視カメラを設置(2017年時点)したり、当局が国民のネット接続を監視したりする監視国家になっているが、その最大のターゲットはウイグル人と言ってもいい。


古くからシルクロードの要衝として栄えたカシュガル市の旧市街。こうした街並みもどんどん壊されつつある。2014年3月筆者撮影


新疆は中国の治安機関の見本市

 いまや新疆は、のどかなシルクロードのイメージとは裏腹に、強力な監視・警備体制が敷かれる恐ろしい場所になっている。筆者が2014年春に訪れたときは、街のいたる場所に制服姿の治安維持要員が立哨したり巡回したりしており、城管・公安・武装警察・特殊警察……と中国の各種治安機関の見本市のようになっていた。これらは現在、いっそう深刻になっているようだ。

 また、近年の新疆では多くのモスクが閉鎖されるなど、ウイグル人はイスラム教の信仰を事実上禁止されるに近い状況に置かれており、公教育機関でも、ウイグル人としての民族的なアイデンティティを持ちづらい教育が行われているとされる。家族や親戚を含めて、国外にいる知人と連絡を取ることも容易ではないという。
https://bunshun.jp/articles/-/9651

ウイグル問題への言及はなぜ「面倒くさい」のか?
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=2


ヤルカンド市内で携帯電話販売店の前に立つウイグル族女性。もはや漢民族経済抜きの生活は不可能だ。2014年3月筆者撮影

 筆者はウイグル問題の専門家ではない。とはいえ、過去に現地に行ったこともあれば、自分の書籍で何度か詳しく言及したこともあるため、この問題への関心はおそらく他の中国ライターよりも強いはずだ。

 ただ、正直に言ってウイグル問題に言及するのは気が重い。その理由は、日本国内でこの問題を語ったり調べたりする行為が、極めて面倒くさい事態を引き起こしがちだからだ。これは筆者に限った話ではなく、過去にウイグル報道に関係したテレビ関係者や新聞記者に尋ねても、似たような感想を述べる人が何人も見られる。

 ここでいう「面倒くさい」事態とは、中国当局の妨害や圧力だけではない。もちろん妨害も深刻だが、こちらは事前に想定ができる。日本でわざわざウイグル問題を報じようとする報道関係者にはキモの据わった人が多く、ある程度の覚悟をしている人も多い。

メディアが直面する3つの問題

 むしろ問題なのは、いざウイグル問題について調べようとフタを開けてみると、中国の政治事情とはあまり関係がない問題に数多く直面し、精神力をいちじるしく消耗する点である。結果、ウイグル問題を1度くらいは取り扱ってみても、「次」にもう一度取り組もうという気にはなれない報道関係者も少なくないようだ。

 そこで今回の原稿では、日本のメディアがウイグル問題を報じる際に直面する「面倒くさい」問題の内実を指摘してみたい。おおまかに言えば、以下のような問題が存在しているのだ。

1.中国政府からの取材妨害や情報の制限

2.在日ウイグル人民族運動と支援者の問題

3.他の日本人のウイグル・チャンネルの問題

「えげつない監視体制」


新疆西南部、ヤルカンドの街。モスクの付近では平和な日常が広がっていた。2014年3月筆者撮影


 まず「1.中国政府からの取材妨害や情報の制限」は想像が付くだろう。ウイグル問題は中国政府にとって、党の最高指導部の権力闘争と並ぶ重大なタブーだ。問題が現在進行形であり、かつ当局のコントロールが完全には成功していない点で、実は六四天安門事件や対日歴史認識問題よりも、ウイグル問題のほうが中国国内でのタブー度合いは高い。

 個人的な経験で言えば、2014年春ごろに中国国内にいる某新聞社の日本人記者と電話で話した際に、ウイグル問題に言及した瞬間に音声の雑音が増え、いきなり切れてしまったことがある。たとえ日本語の通話でも、中国のSIMカードを使った場合はばっちりリアルタイムで盗聴されているわけだ。

 ウイグル問題を取材しようと新疆に入る記者(報道ビザを持たない場合も含む)は行動を徹底的にマークされる。中国国内、特に新疆での携帯電話の通話内容やチャットソフトでの会話内容もすべてチェックされている。また街のあちこちにある監視カメラの画像も、顔認証技術を応用して解析されている可能性が高い。現代の新疆で、外国人の取材者が当局に捕捉されずに誰かと会って話を聞く行為は事実上不可能に近い。

ちょっと不満を漏らしただけで収容所送り?

 しかも、滞在中に接触した現地のウイグル人は、その後に高確率で当局による尋問や拘束を受ける。話を聞く相手が確実に当局に特定され、さらにその後で拘束される可能性が高いとなると、コメント取りが重要になってくる大手メディアの現地取材はかなり難しいと考えていい。

 加えて言えば、中国当局を過度に刺激するような取材をした場合、大手メディアの記者の場合はビザの延長が難しくなったり、中国支局に圧力が掛かったりする。フリーランスの場合は今後の入国自体が禁止される可能性も出てくる。当然、他の問題と比べて、日本のメディアがウイグル問題を取り扱うハードルは高い。


ヤルカンド市内の大通り、中国共産党の正当性を訴える看板。周囲では武装警察の装甲車がひっきりなしに走り回っていた。2014年3月筆者撮影

ヤルカンド市内の大通り、中国共産党の正当性を訴える看板。周囲では武装警察の装甲車がひっきりなしに走り回っていた。2014年3月筆者撮影

 それでも近年の日本メディアは、『朝日新聞』やNHKなども含めて、実は世界規模で見てもウイグル問題の取材に積極的なほうだ。だが、記者本人が新疆に立ち入るような取材は、監視体制が現在よりはユルかった2014〜15年ごろまでは多かったものの、近年は減った印象がある。

 2018年現在は、ウイグル人がちょっと生活上の不満を漏らしただけで収容所送りになるという話もあり、現地取材はほとんどできなくなっている。
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=2

右翼勢力の影響が強すぎる「在日ウイグル人民族運動」
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=3


 もっとも、中国当局による妨害は想定内の話だ。むしろ、次に紹介する「2.在日ウイグル人民族運動と支援者の問題」のほうが、現実が想像の斜め上を行っているという点で、心理的負担が大きい問題だとも言える。

 過去、ウイグル人の海外渡航・海外留学が比較的難しくなかったゼロ年代ごろまで、日本は彼らの留学先として人気がある国だった。在日ウイグル人の留学生やビジネスマンのなかには政治的な考えを持つ人たちも存在していた。

 2008年春ごろ、彼らの一部は日本国内で民族運動の組織を立ち上げる動きを見せ、世界規模の団体である世界ウイグル会議(WUC)もこの動きを支持した。その後、「1人1組織」みたいなものも含めて、現在までに日本国内で複数のウイグル民族運動団体が成立している。

 だが結論から言えば、これらの団体の多くは結成当初から日本国内の保守・右翼系勢力との関係が深かった。戦前からのルーツを持つような伝統右翼系の勢力と、『日本文化チャンネル桜』のようなネット右翼系イデオロギーを持つ後発勢力の双方が影響力を及ぼしていたのだ。また、いわゆる宗教保守系の新宗教団体もここに接近している。


ウルムチ〜カシュガル間で撮影したタクラマカン砂漠。2014年3月筆者撮影


メンバーがほとんど日本人という組織も

 一部の組織には、ごく少数のウイグル人活動家を除けば、実質的にメンバーの大部分が保守系の思想を持つ日本人で占められるものもあった。こうした日本側の支持者の影響は、ウイグル民族運動の上位団体であるWUCまで及んでいる。

 2012年5月にWUCの総会が東京で開かれた際、WUC総裁(当時)のラビア・カーディルを登壇させてシンポジウムを開いた団体「世界ウイグル会議を応援する日本人の会」には、平沼赳夫・石原慎太郎・加瀬英明・藤井厳喜ら保守界隈の大物の名前が並んだ。同日には藤井らが付き添う形で、イスラム教徒であるラビア氏による靖国神社への昇殿参拝もおこなわれている。

 なお、ラビア・カーディルは「ウイグルの母」とも称されるウイグル民族運動の精神的指導者で、ゼロ年代ごろまではチベットのダライ・ラマ14世とならびノーベル平和賞候補としても名が取り沙汰された人物である。2013年には宗教保守系の新宗教の傘下政党の党首がラビア・カーディルと会談し、彼らのメディアで大々的にそれを報じる事件も起きている。
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=3


支持勢力に「忖度」するウイグル人活動家
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=4


 現在、日本国内でのウイグル人民族運動の主流は2012年当時とは別の団体に移り、彼らがWUCの事実上の出先機関になっているが、やはり右翼系の勢力との関係は確認できる(ちなみにウイグル人は、世界組織のWUCも日本国内の民族運動関係者も離合集散が激しく、お互いに足を引っ張ったり誹謗中傷を繰り返すような傾向も強いため、こちらもかなりウンザリする)。

 日本でのウイグル人の民族運動の多くは、2008年の発足当初から「反中国」を理由に右翼・保守勢力と共闘する形を取っている。こうした団体に関係している在日ウイグル人活動家には、日本人支援者への忖度もあるのか、ウイグル情勢について過剰に話を演出したり、日本国内の特定の政治思想におもねるような言説を繰り返す例も少なくない。

「反中国」のアイコンにされてきた歴史


ウイグル人が多く住むポスカム県。県の中心部だが生活は貧しい。2014年3月筆者撮影

 もちろん、右翼でも左翼でも宗教団体でも、深刻な人権問題を解決するために行動しているなら構わない、カネや政治力を持つ組織と亡命ウイグル人が共闘するのも仕方ないという見方もある。

 ただ、過激な右翼色や新宗教色が強い勢力がバックに控え、ウイグル人活動家自身も支持者の政治的主張をコピーした言動を繰り返したり、新宗教団体の広告塔に使われたりしているとなると、報道が極端なイデオロギーや新宗教思想の宣伝につながることを懸念する一般メディアや記者が取材を手控えるのも納得できる話ではある。

 ついでに言えば、日本においてウイグル問題は長年にわたり右翼・保守勢力の主張のパッケージに組み込まれ、「反中国」のアイコンにされてきた歴史があるので、ネットで「ウイグル」を検索するとネット右翼的な人たちのツイートやブログ・YouTube動画ばかりが引っかかって、扇動的な情報が異常に多く表示されるという問題も起きている。

 最近は少し減ったが、数年前まではツイッターで、旭日旗アイコンを掲げながら野党批判や「反日マスゴミ」への批判をウイグル問題に結びつける投稿が大量に流れるという、意味不明な状況すら生まれていた。
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=4


「中国通」でも歯が立たない分野
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=5


ウルムチ市内のバザールで販売されていたスカーフとマネキン。ここは中東文化圏の入り口でもある。2014年3月筆者撮影


 最後に「3.他の日本人のウイグル・チャンネルの問題」は、様々な事情からあまり詳しく言及できないが、やはり浅からぬ問題が存在する。

 そもそもウイグル問題は中国についての一般的な理解に加えて、中国国家の少数民族政策・宗教政策やユーラシア史への理解、世界の民族問題への基本的なリテラシー、イスラム・トルコ文化への理解といった膨大な基礎知識がないと、なかなか全貌をつかめない。言語も中国語・英語・ウイグル語だけではなく、トルコ語やアラビア語ぐらいはできないと第一線の情報が入ってこない。

 なのでウイグル問題は、普通の「中国通」の人(筆者自身も含む)ではまず歯が立たない分野だ。中国の国土は広大で、北京や上海と新疆との距離は2000キロ以上も離れている。欧州でいえばパリ〜モスクワ間にほぼ匹敵する距離だ。仮に北京や上海に詳しい人であっても、彼らが新疆を理解するのは、フランス在住者がチェチェンやモルドバの事情を理解するぐらい大変なのである。

 むしろ「中国通」の人のほうが、身近な中国人のウイグル人への偏見(テロリストや泥棒が多い、犯罪をしても逮捕されない特権を持っている、中国国家が新疆を発展させてあげているのに騒乱を起こすウイグル人は恩知らずである……など)からダイレクトな影響を受けているので、認識をミスリードされやすいという問題すらある。

 いっぽう、たとえ中東やイスラム文化に精通した人でも、中国はイスラム圏全体から見れば辺境にあたるため、やはりウイグル問題については縁遠くなりがちだ。東西をつなぐシルクロードの民の問題は、日本人にとってかくも理解が難しいのである。

詳しい人が少なすぎる!

 ゆえにウイグル問題について、極端な政治勢力や新宗教勢力との関係を持たず、さらに現地情勢への文化圏規模での理解を持っていて人脈的なコネもある日本人の専門家は、人数がかなり限定されることになる。

 南米やアフリカの小国や、現地の特定の少数民族について詳しい日本人が少ないのと同様の問題が存在するわけだ。ゆえに、日本のメディアの関係者がこれらの問題を取材する必要が出た場合は、少数の専門家による細いルートになんらかの形でアプローチしていくしかない。

 だが、仮にこうした細いルートを担う専門家たちのなかに、情緒的に不安定なところがある人や、他者とのコミュニケーションが苦手な人が含まれていた場合は大変である。現地へのチャンネルが限られた分野だけに、そうした個人の個性に由来したトラブルが、取材全体のボトルネックになってしまう可能性があるからだ。

 もちろんウイグル問題は深刻で、広く報じたほうがいい問題だ。だが、日本国内の極端な政治勢力と距離を置くことや、さまざまな関係者とのコミュニケーションを取ることなどへのコストが大きすぎるとすれば、やはり報じるトピックとしての優先順位は下がり得る。中国は他にも多数の問題を抱えており、他に伝えるべきことも数多くあるからだ。

 国内外のウイグル人活動家が離合集散を繰り返したり、日本の政治勢力や新宗教勢力がウイグル問題を利用したり、その他もろもろの面倒な問題がグダグダと起き続けている間にも、新疆の人権状況は加速度的な悪化を続けている。中国の最深部で進んでいる強制収容所の建設や文化の抹殺は、とにかく心が痛い。
https://bunshun.jp/articles/-/9651?page=5
 

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コメント
1. 中川隆[-9519] koaQ7Jey 2019年6月18日 16:39:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2957] 報告


天安門事件から30年 漢人によるウイグル民族浄化の歴史 
宮脇淳子 倉山満【チャンネルくらら】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8J74SPS_yXY

2019/06/05 に公開

6月9日新発売!『中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実』 (WAC BUNKO 293) 宮脇 淳子
https://www.amazon.co.jp/dp/4898317936/


▲△▽▼


【Front Japan 桜】監獄都市・カシュガル探訪 - [桜R1-5-28] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JO6RTWR7CPo

キャスター:福島香織・宮崎正弘

▲△▽▼


いわんかな#24-1【ウイグル最新レポート!文化&民族浄化の現在★中国タブー!前半】
福島香織・堤堯・馬渕睦夫・高山正之・日下公人・志方俊之・塩見和子 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4iP48ywliDM

「いわんかな」〜日本の国益を考える会〜 第24回 第1部(前半)
収録日:2019年6月6日

出演:(左から順に)

日下公人(評論家)
塩見和子(日本太鼓財団理事長・国際同時通訳の第一人者)
馬渕睦夫(元駐ウクライナ大使・元防衛大学校教授)
福島香織(ジャーナリスト・元産経新聞記者)
堤堯(ジャーナリスト・元文藝春秋編集長)
高山正之(ジャーナリスト・元産経新聞記者)
志方俊之(軍事アナリスト・元陸上自衛官陸将)



▲△▽▼

【我那覇真子「おおきなわ」#72】
現在進行形のジェノサイド、野村旗守氏が語る中国臓器移植の闇[桜R1-6-7] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=JO9TpZN5tgU

【我那覇真子「おおきなわ」#73】
野村旗守〜共産党王朝の残虐性が生んだ、「臓器売買ビジネス」というジェノサイド[桜R1-6-14] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7PwxamiyWu0

2. 中川隆[-9234] koaQ7Jey 2019年6月28日 17:49:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3273] 報告

2019年06月28日
日本人が想像できない中国の信用スコアと身分証制度


オバマのパロディ身分証

こうしたもので全国民の行動が追跡管理されている


画像引用:http://image.news.livedoor.com/newsimage/f/1/f1b58_249_2010-09-26-145831.jpg

信用スコアは素晴らしいか?

最近日本では中国から始まった信用スコアを素晴らしいと褒めたたえるのが流行っています。

中国では個人の債務情報や犯罪歴、交通違反から学校の成績などあらゆる情報を国家が握っています。

この結果家賃を滞納すると信用スコアが下がり、鉄道の切符を買えないという事が起きています。




まったく無関係な事で信用スコアの点数が減点されていくので、ネットで政府への不満を書いても減点されます。

親の信用情報も影響を与えるので、チベットやウイグル人の子供は「中国人向けの」幼稚園に入れない。

ウイグル人に生まれたと言うだけで一生鉄道に乗れず、政府が決めた居住区以外への移動や集会も禁止されている。


こんな信用スコア制度の元になったのは身分証制度で、国民全員がICチップを内蔵したIDカードを義務付けられていました。

日本では報道されないが、あらゆる行為でIDカード提示が義務付けられ、常に個人情報が照会されています。

身分証くらいなんの問題もなさそうですが、例えば長距離バスのチケットを買う時、その人が「旅行する資格がある人か」自動的に照会されます。


信用スコアが一定の点数以下の人は公共交通機関を利用できないので、売って貰えないだけでなく公安に拘束されます。

鉄道に乗るにも一定の点数が必要、レンタカーを借りるにも点数が必要、ホテルに泊まるにも必要なのです。

従って信用スコアが低かったり公安に利用を禁止されている人は、カードを要求されないような手段で移動したり宿泊先を探さねばならない。

信用スコアが低いと食事も拒否される

最近おもしろいニュースがあり、中国人観光客に東京都庁のレストランが人気だと書かれていました。

都庁のレストランは600円から1000円以内で美味しい料理が食べられるのだが、中国人は別なことに注目しました。

北京庁舎に相当する東京都庁に入るのに身分証が不要で、中で食事をするのにIDカードが不要だと言う点でした。


庁舎のレストランなので東京都知事や政府要人が食事をするかも知れず、トランクに爆弾などを詰めてテロを計画する人間がいるかもしれません。

それを「敵国の」中国人を荷物検査もせずに入場させ、誰でも自由に利用できることに驚くのです。

90年代までの中国は国内を移動するにも工作証と移動許可証の携帯が必要でした。


こうした制度は共産主義国に共通で、旧ソ連圏や今も北朝鮮などで行われています。

90年代に身分証番号を記載した身分証が配布され、2003年から非接触式のICカードが使用されるようになった。

最近はスマホを持ち歩く人が多くなり、スマホを身分証にする検討もされていて、顔認証などのIT技術も使用されている。

ネットで政府批判すると一生を棒に振る

中国の主要駅全てや公共施設や街中に防犯カメラが設置され、コンピュータで通行人の顔を照会している。

信用スコアが低い人や手配中の人が防犯カメラに映ると、公安や警察に情報が伝えられ、必要なら拘束される。

このシステムは現在急速に進歩していて、数年後には中国全土でどこにいても追跡できるようになる。


こんな国で生きる人はレストランで荷物検査や身分証チェックされないだけで驚くようになる。

中国ではインターネットに書き込むのに政府の許可と登録が必要で、もちんろん信用スコアが低い人はネット利用できない。

中国でブログを開設するには政府が指定した複数の検査官の審査を受ける必要があり、かなり厳しい。


過去3年ほどで政府に批判的な事を書いた中国のブログはすべて閉鎖され、運営者が行方不明になった例も多い。

中国ではブログやSNSを書くのも命がけで、つい勢いで政府批判を書いたがために、一生を棒に振る人も居る。

中国にはどこにいても政府の監視がついて回り、隠れる場所はどこにもありません。
http://www.thutmosev.com/archives/80247613.html


3. 中川隆[-7931] koaQ7Jey 2021年1月22日 14:17:53 : S5sBIuDAsc : WW9BTlIvaG5aUVk=[25] 報告
01-22 最後のストレート・パンチが効いている
2021/01/22


4. 2021年3月29日 05:33:05 : U6kLTmD2iU : cmZlNW1GRFFJREU=[1] 報告
中国で外資批判激化 地図アプリから店舗も消えた
2021/03/28


 【北京=三塚聖平】中国で、新疆ウイグル自治区の人権問題に懸念を示した外資系企業への批判が激化し、不買運動が広がっている。外資への圧力は外交関係悪化時の中国側の常套(じょうとう)手段で、中国市場のリスクが再びクローズアップされている。

 不買運動が始まったのは24日。同自治区での強制労働疑惑をめぐり、新疆産綿花の使用停止を表明していたスウェーデン衣料品大手H&Mに対し、中国共産党の下部組織、共産主義青年団が「話をでっちあげて新疆綿花を排斥しておきながら、中国で金をもうけたいのか?」とSNS(交流サイト)に投稿。党・政府系メディアも一斉に批判を始め、中国のSNSは「中国を侮辱したブランドは使わない」と不買を呼び掛ける投稿であふれた。

 H&Mが使用停止を表明したのは昨秋だったが、欧州連合(EU)が22日に対中制裁発動を決めたことを受けて蒸し返された形だ。ネット通販サイトでは同社商品が検索できなくなり、中国ネット検索最大手の百度(バイドゥ)の地図アプリではH&Mの店舗の位置すら表示されなくなった。

 矛先は同様の“不使用宣言”をした外資系企業に拡大。米ナイキや日本のユニクロなどの名前が挙がり、各社の広告塔を務める芸能人が相次いで降板を表明する事態となっている。

 綿の持続可能な調達を促進する国際非政府組織(NGO)、「ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)」も標的となった。BCIは昨年、人権への懸念を理由に新疆綿の認証を撤回しており、これが各国企業の調達停止につながったと中国側は批判する。

 中国では、外交カードとして外資排斥が使われてきた経緯がある。2012年の日本政府による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化を受け、日本製品の不買運動が発生。韓国のロッテグループや、米プロバスケットボールNBAも標的となってきた。一連のボイコットは、中国当局により管理された政治的な運動だったとみなされている。

 中国商務省の高峰(こう・ほう)報道官は25日の記者会見で、「中国の消費者は実際の行動で反応した」と述べ、ウイグルをめぐる不買運動に理解を示した。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A7%E5%A4%96%E8%B3%87%E6%89%B9%E5%88%A4%E6%BF%80%E5%8C%96-%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BA%97%E8%88%97%E3%82%82%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F/ar-BB1f38vh?ocid=msedgntp

5. 中川隆[-6236] koaQ7Jey 2021年3月29日 12:05:32 : U6kLTmD2iU : cmZlNW1GRFFJREU=[20] 報告
人権問題には口出すな、中国で商売するのなら−習政権の戦略に変化
Bloomberg News 2021/03/29

(ブルームバーグ): 中国政府は何年にもわたり、欧米と同様に人権を尊重しており、どの国であれ中国の政策を批判する立場にはないと主張してきた。今はそれに同意しないのであれば、外国企業に代償を支払わせるというスタンスだ。

  米国と英国、カナダ、欧州連合(EU)が新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族に対する人権侵害を理由に対中制裁を発動したことを受け、中国では欧米の小売企業に対するボイコットが広がっている。

  スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)が同自治区の強制労働を巡る報道に懸念を表明した数カ月前の発表文を中国共産党の青年組織、共産主義青年団(共青団)がことさら問題視し、不買運動が始まった。

Western Brands Under Pressure In China Over Xinjiang Criticism© Bloomberg Western Brands Under Pressure In China Over Xinjiang Criticism
H&M店舗(北京)

  中国当局によるボイコット支持で、中国人セレブがユニクロやドイツのアディダス、米ニューバランスとの契約を打ち切ると、安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)や浙江森馬服飾など中国勢にとってはチャンスとなった。

  中国のアパレルメーカーは新疆ウイグル自治区で生産される綿を支援する声明を発表。26日夜にはアリババグループの電子商取引プラットフォーム「淘宝(タオバオ)」上で、700万人を超える視聴者が「新疆綿」製品の実況販売を視聴した。

地政学的リスクの最前線
  欧米とアジアの企業は以前から度々、中国でナショナリズムの標的になっていた。だだ、今広がる不買運動が示唆しているのは、米国とその同盟国とのこれまで以上の結束を目の当たりにした習近平政権が進める戦略の変化だ。

  中国共産党は、欧米企業に金銭的コストを負わせるという対応が国内で支持を集め、中国は米国と同等の立場だと示し、人権問題を通じ対中圧力を強めようとするバイデン米大統領の取り組みを頓挫させることにつながると考えているとアナリストらは分析する。

新疆ウイグル自治区を巡る欧米と中国の対立:
中国が外国企業対象に国家主導の不買運動、新疆綿巡り−米国務省米大統領、中国に指導的地位譲らず−技術革新・インフラ投資で 北京のH&M店舗、一部地図アプリから消える−ユニクロは表示中国、英国の個人・団体に制裁発動へ−新疆ウイグルで報復中国が米同盟国に厳しい反撃、力の誇示優先か−デカップリング拡大も米国とEUが中国制裁、ウイグル族などへ人権侵害−中国も即報復
  現在は新疆ウイグル自治区が大きな問題となっているが、米アラスカ州で今月開かれた米中外交トップ会談では、中国側は香港やチベット、台湾を含む「内政」だとする問題への「干渉」に関して、習政権には確固たる線引きがあることを明確にした。

  つまり中国で事業を行う外国企業は、いや応なしに地政学的リスクの最前線に立たされ得るということだ。世界中の投資家が環境・社会・ガバナンス(ESG)を重視する中で、人権問題には口を出すなと北京側から圧力を受ける恐れがある。

  中国政府のアドバイザーで全球化智庫(CCG)を創設した王輝耀氏によれば、欧米の言い分を単に否定するだけの以前のアプローチは今、「弱腰な防衛」と見なされている。新型コロナウイルス封じ込めや絶対的貧困撲滅の取り組み、経済的発展など全てが中国政府を強気にさせていると王氏は言う。

習政権のマントラ
  米ブルッキングズ研究所のライアン・ハス上級研究員は「習政権では好かれるよりも恐れられる方を良しとする『マントラ』が採用されているようだ」と指摘。中国は「やられたらやり返すというメッセージの発信」に躍起だとみる同研究員によれば、こうした一段と攻撃的なレトリックは「民主主義は普遍的なイデオロギーではなく、21世紀の課題に対する答えを持たないという見解を受け入れさせる」という戦略の一部だ。

  中国人民大学米国研究センターの時殷弘主任は、反論することで欧米が対中批判をやめる公算は小さいと認識する中国政府だが、一層の強硬姿勢により、共産党が「中国権益の最善かつ最も確固たる守り手」だと国民に対しアピールできるとの見方を示す。つまりは「非難の応酬が続き、中国と米国、ひいては中国と西側をさらに遠ざける可能性がある」との見立てだ。

原題:Xi’s Red Line on China Human Rights Makes Companies Pick Sides(抜粋)

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%8F%A3%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%AA-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A7%E5%95%86%E5%A3%B2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%82%89-%E7%BF%92%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AB%E5%A4%89%E5%8C%96/ar-BB1f3Ml2?ocid=msedgntp

6. 中川隆[-6212] koaQ7Jey 2021年3月30日 09:10:14 : Mk6i2Jm7R2 : cWt3SDk2UmtRZDY=[11] 報告
新疆綿=強制労働? 批判された中国では、少なくとも11の欧米ブランドが不買運動の対象に
3/29(月)配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/650d428b5796fc3230cbdbd3f30667c9aa898314


中国の消費者たちは、H&Mやナイキといった国際的なブランドの不買運動をしている。

ボイコットされているのは、新疆ウイグル自治区の綿を使わないと約束したブランドだ。

【全画像をみる】新疆綿=強制労働? 批判された中国では、少なくとも11の欧米ブランドが不買運動の対象に
https://www.businessinsider.jp/post-232017?mode=assets


アメリカや欧州連合(EU)など西側諸国は先週、強制労働をめぐって中国に対する制裁措置を発表した。

新疆綿を使わないと約束したことで、少なくとも11のブランドが中国で不買運動に直面している。新彊綿は強制労働によって作られていると報じられている。

アメリカ、EU、カナダ、イギリスは3月22日(現地時間)、「新疆ウイグル自治区のウイグル族やその他の民族的、宗教的少数グループに対する抑圧的行為」をめぐって、中国に制裁を課した。その後、中国のソーシャルメディア「Weibo(微博、ウェイボー)」では、H&Mやナイキといった小売業者が過去に出した新疆ウイグル自治区の人権侵害に関する声明文が拡散し、ユーザーたちは新疆綿を使うのを止めると約束したH&Mやその他のブランドをボイコットすると宣言し始めた。

Insiderでは、これまでにその影響を受けているブランドをまとめた。

H&M
スウェーデンのブランドH&Mは声明文の中で、新疆ウイグル自治区の綿はもう使用しないとした上で、同自治区にある繊維会社との関係は終了したとコメントした。声明文の中で同社は「市民社会団体およびメディアによる、強制労働の疑いを含む報告を深く憂慮している」とした。

H&Mの声明文はWeiboで拡散した。すると、H&Mの商品はアリババやJD.comといったショッピングサイトから削除され、Baidu Maps(百度地図)はH&Mの店舗の位置情報を削除した。ソーシャルメディアの投稿は、中国各地で少なくとも50店舗のH&Mがデモを恐れて店を閉めていることを示している。

ナイキ
ナイキは新疆綿の使用について独自の声明文を公表し「わたしたちは新疆ウイグル自治区の強制労働および関連する強制労働の報告について憂慮しています。ナイキは新疆ウイグル自治区から商品を調達しておらず、わたしたちの発注先も同自治区の布や糸を使用していないことを確認しました」とコメントした。

Weiboでは、人々が抗議のためエアジョーダンやエアフォース1を燃やす動画を投稿している。人気俳優のワン・イーボーは、声明に対する批判を受けて、ナイキのイメージキャラクター契約を打ち切った。

アディダス
アディダスも新疆綿を使用しないと述べた。その結果、3人の大スター、ヤン・ミー、ジャクソン・イー、ディルラバ・ディルムラットがアディダスとの関係を断ったとViceが報じた。

コンバース
新疆綿を使用しないとの約束を受け、EXOのレイ、オーヤン・ナナ、バイ・ジンティンはコンバースとの関係を終了したと、サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。

バーバリー
中国共産党の機関紙である人民日報は、バーバリーを新疆綿を使用しない企業として名指しした。

カルバン・クライン
新疆綿を使用しないとの約束を受け、EXOのレイはカルバン・クラインとの契約を停止した。

アンダーアーマー
アンダーアーマーの声明文も他の多くのブランドと同じ意見で、「アンダーアーマーは新疆ウイグル自治区および同自治区外での強制労働やその他の虐待に関する信頼できる報告を深く憂慮しています」と述べた。アンダーアーマーも不買運動の対象ブランドリストに名前が上がっている。

トミー・ヒルフィガー
新疆綿をめぐって、複数のセレブがトミー・ヒルフィガーのプロモーションを止めると発表していると、Viceが報じた。

ニューバランス
人民日報は、ニューバランスも新疆綿を使用しない企業として名指ししている。

ギャップ
ギャップは「わたしたちは新疆ウイグル自治区から一切衣服を調達していないことを確認しました」とした上で、同社には「非自主的な労働の使用に反対する厳しいポリシー」があるとする声明文を発表した。その結果、ギャップはWeiboの不買運動の対象リストに加えられた。

ザラ
ザラのウェブサイトには、新疆ウイグル自治区における強制労働に関する報告を「非常に憂慮している」とする声明文が掲載されたが、その後、削除された。ザラもWeiboの不買運動の対象リストに加えられている。

[原文:At least 11 US and European brands are under fire and facing boycotts in China for criticizing alleged forced labor cotton practices in Xinjiang]

(翻訳、編集:山口佳美)

https://news.yahoo.co.jp/articles/650d428b5796fc3230cbdbd3f30667c9aa898314

7. 中川隆[-6114] koaQ7Jey 2021年4月02日 06:57:43 : Ft8UfP6Ll6 : dnpvazRXendDazY=[24] 報告
04-02 欧州議会に「倍返し」制裁した結果のブーメラン
2021/04/02





8. 中川隆[-5998] koaQ7Jey 2021年4月05日 09:54:50 : yvoVOPRldA : cC9XWU5uS3VveE0=[13] 報告

2021年04月05日
ウイグルで踏み絵迫られる西側企業、中国に加担するか戦うか
http://www.thutmosev.com/archives/85509372.html


この日本企業は「今後も新疆綿を使い続ける」と宣言した(西日本新聞ニュース)

画像引用:https://www.simplebest-k.com/entry/2020/12/18/121748 【無印良品】新疆綿フランネルワンピースでリラックス、着心地最高! - Simple is Best

ウイグル綿騒動

以前ユニクロは中国反日暴動のころ、中国からも日本からも批判された事がありました。

またユニクロは中国工場での劣悪な労働条件を批判されていたが、この時は地方から出てきた農民工が労働者でした。

今批判されているのは欧米の有名ファッションブランドで、ウイグルで低賃金労働や強制労働させていると言われている。

中国に批判的なコメントを発表した企業は中国で活動禁止になったり、ボイコットの対象になっている。

西側諸国からはこれらの企業はスパイ企業とか中国に加担する企業と見なされて、やはり糾弾されている。

今はファッション業界の話に留まっているが、いずれトヨタやVWなど外資系自動車企業やアップルなどIT企業にも影響が及ぶかも知れない


特に問題になっているのは綿を材料とした衣料品で、米政府はウイグルで生産した綿が使用された製品を輸入禁止にした。

実際には綿は多くの生産地から集めたものを混合して使用するので、輸出後に産地を把握するのは難しい。

米税関・国境取締局(CBP)はウイグルと直接結びつく約100件の輸入を差し止めた。


CBPがある企業の製品に「疑いがある」とした場合は、疑いを晴らす義務は企業側にある。

企業は全ての綿の生産地を特定して報告すれば疑惑が晴れるが、実際には企業も把握していない。

例えば「カリフォルニア産とうもろこし」と言ってもアイダホ産やテキサス産が混ざっていたら特定できないようなものです

ボイコットを扇動するネット工作部隊

AFP通信(2020年12月16日)によると新疆ウイグル自治区の綿花収穫で、国家ぐるみ大規模な強制労働が行われている。

ナイキ、ギャップ、アディダスなど世界的なブランドがウイグルで生産した材料を使用していると名指しされている。

人権団体は、新疆に100万人以上が収容されていると指摘し、中国はテロリストの職業訓練施設だと説明している。


2020年に香港で中国の法律を適用し民主活動家全員が拘束されたが、多くは香港や中国の「教育施設」に収容されている。

教育施設と言いながら控えめに言っても教育はしておらず、目的は人格を変えたり労働させたり、共産党が金もうけする事だと言われている。

さらに大きな疑惑は中国の臓器移植産業で、こうして収容した人々と関係があると以前から指摘されている。


米シンクタンク「センター・フォー・グローバル・ポリシーは、新疆ウイグル自治区で57万人のウイグル人らを収容しているとしている。

全世界の全ての綿のうち20%、米国で販売される製品の20%が新疆ウイグルで生産されている。

英BBCの企業アンケートによると、世界の有名ブランド30社のうち新疆産を使用しないと答えたのは4社だけだった。

新疆綿を使用し続けると宣言した無印良品

日本企業のうちユニクロと無印良品は過去に、新疆綿を使用と銘打った製品を販売していた。

ユニクロは「高品質で知られる新疆綿を使用」と宣伝していたほどで、今後批判が強まるかも知れない。

H&Mやナイキは人権侵害を非難する声明を欧米向けに出したが、中国ではこれによってボイコット運動が起きている。


中国国営中央テレビや環球時報(人民日報の娯楽新聞)がボイコットを好意的に報道して世論を扇動している。

日本の無印良品が環球時報のインタビューに「今後も新疆綿を使用し続ける」と明言したのに対し、ユニクロは回答を拒否したと報道されている。(ユニクロも? 新疆綿拒否の外国製品に不買運動|【西日本新聞ニュース】)

これによって中国のネットではユニクロボイコット運動が起きたが、実は中国のSNSは公安の管理下にある。


外国メディアによると中国のツイッターと呼ばれるWeibo (微博・ウェイボー)などには、なんと50万人もの工作部隊が常駐している。

過激な政府批判の書き込みは削除するが、書き込み部隊が「中国はこんなに正しいよ」などと一般人を装って世論を誘導します。

ボイコットを扇動しているのも共産党の支持を受けたサイバー部隊だと想像できる
http://www.thutmosev.com/archives/85509372.html

9. 中川隆[-5822] koaQ7Jey 2021年4月11日 13:04:45 : QAcplW15Vw : UDVHQXBaTUZoLjY=[43] 報告
中国依存を強める日本経済 政府が恐れる組織的な「不買運動」(NEWSポストセブン)
http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/274.html

2021.04.09 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年4月16・23日号


日本が中国に「NOと言えない」背景は?(写真は習近平・国家主席。中国通信/時事)

 中国政府が新疆ウイグル自治区で100万人以上のウイグル族に対する弾圧を続けているとされる問題について、米、英、カナダと独、仏、伊などEU(欧州連合)は制裁に踏み切り、オーストラリアとニュージーランドも制裁賛成の共同声明を出している。

 しかし、日本政府はG7(主要7か国)の中で唯一、制裁に加わっていない。菅政権が及び腰なのは、親中派の二階俊博・自民党幹事長と公明党という存在がいるからだとも噂されている。

 さらに、日本が中国に「NOと言えない」背景には、日本経済が中国依存を強めていることも見落とせない。経済ジャーナリストの磯山友幸氏が指摘する。

「コロナで日本経済はとんでもない危機に陥るといわれたが、中国への輸出で助かったというのが現実です。

 日本の2020年の輸出額全体は前年比で10%以上減っているが、中国向けは逆に増えた。とくに自動車、半導体装置などの工作機械、電気計測機器といった日本の基幹産業分野の輸出の伸びが大きい。世界的に生産や需要が落ち込む中で、中国経済がいち早く立ち直ったからです。いまや中国が米国を抜いて日本の最大の輸出国になった」

 そうした関係はこれからさらに強まるという。

「日本が力を入れている脱炭素やカーボンリサイクル技術も、深刻な環境問題を抱える中国市場が最大の買い手になり、中国抜きの経済成長は難しい。だから日本政府としては人権問題で中国と完全に対立するわけにはいかない」(同前)

 日本政府が恐れているのは組織的な不買運動だ。中国では新疆ウイグルでの人権問題を懸念する声明を出したスウェーデンの「H&M」や米国「ナイキ」製品への不買運動が広がり、SNSでは無関係の日本の衣料メーカーをターゲットにする動きまである。


諸外国は中国制裁に乗り出しているのに…(写真/共同通信社)

 菅首相の地元企業も狙われた。

 中国の国営中央テレビは、毎年、「世界消費者権利デー」(3月15日)に企業の製品やサービスの問題点を指摘する番組で、外交関係が悪化した国の製品を取り上げてイメージダウンを誘うことで知られる。

 過去にアップル、ナイキ、スターバックスなどが批判されたが、今年は米国のフォード・モーターと菅首相の地元・横浜市に本社を置く日産自動車の高級ブランド「インフィニティ」のギアボックスの不具合が報じられた。

10. 中川隆[-5402] koaQ7Jey 2021年4月21日 00:46:28 : fzZb06XXLw : bDI2N25GTEVHOFU=[68] 報告
日米首脳会談“台湾問題”中国激怒で打撃を受けかねない14社
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/288126
2021/04/20 日刊ゲンダイ


日本企業への“制裁”を懸念(手前から、中国の習近平国家主席と李克強首相)/(C)共同通信社

 日米首脳会談の共同声明が“台湾問題”に触れたことで、さっそく中国政府が猛反発している。

 中国外務省は「あらゆる必要な措置を取る」と表明し、人民日報系の環球時報(電子版)は「中国を封じ込めるアメリカの戦略に日本が加わり、日中関係の改善は勢いを失った」とする社説を発表した。

 この先、中国政府が日本に報復してくる可能性は捨てきれない。懸念されているのが、日本企業への“制裁”だ。現在、中国でビジネスを展開する日本企業は約1万3000社もある。中国政府が制裁を発動したら、日本企業への打撃は計り知れない。

 中国で積極的に事業展開を進めている企業で構成される「日経中国関連株50」には、コマツ、日立建機、ピジョン、ユニ・チャーム、ファーストリテイリングといったそうそうたる企業が並んでいる。この50社はターゲットにされかねない。

 さらに、「新疆ウイグル族の強制労働に関与」と指摘された「日本企業14社」(別表)も、大打撃を受ける恐れがある。この14社も、ファーストリテイリング、任天堂、しまむら、パナソニックなど優良企業が揃っている。14社は、強制労働への関与を否定しているが、豪州のシンクタンクが2020年に公表した、ウイグル人の強制労働に関する報告書のなかで関与が指摘されている。

「14社は欧米諸国から“人権侵害に加担する企業”と批判されるリスクがあります。ただ、中国との取引を中止するとビジネスが成り立たなくなる恐れがある。たとえば、ユニクロは、高品質で安価な中国産の綿を使ってきた。脱中国となるとビジネスモデルが崩壊する危険があります。逆に中国政府が14社を揺さぶる可能性もあります」(大手商社マン)

 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「米中対立が深刻化し、日本がアメリカに協力するということになれば、中国ビジネスは相当、難しくなるでしょう。不買運動が起こる可能性は高い。これまで日本は、安全保障はアメリカに依存し、ビジネスは中国頼みでやってきたが、いずれ、いいとこ取りは難しくなるかも知れない。企業は、拠点を中国からタイやベトナムに移すなど、最悪の事態も考えるべきでしょう」

 菅政権に覚悟はあるのだろうか。

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