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(回答先: 粋音舎 _ ドイツ古典フルレンジシステム販売い 投稿者 中川隆 日時 2019 年 6 月 01 日 14:25:41)
ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
https://www.klang.jp/index.php
運営者 有限会社キャリコ 小林正信
http://www3.calico.jp/index.php
https://calico.jp/
〒399-4117 長野県 駒ヶ根市 赤穂497-634
TEL 0265-81-5707
地図
https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.040733919
https://www.navitime.co.jp/maps/poi?code=00011-040733919
ドイツのヴィンテージオーディオを中心にした、楽しく奥深い音楽再生を探求する「クラング・クンスト」を運営しています。オイロダインなどの名機を目指して、世界中から愛好家が訪れます。オリジナルの真空管アンプも好評です
KLANGの会(KLK2018)5月26〜27日
クラングフィルムのスピーカーや真空管アンプなどを聴く集会を毎年1回行ないます
https://www.klang.jp/index.php?ci=10420
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クラング・クンスト ブログ
・まとめることなく雑事を書く「ブログ的なもの」
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139
・☓泥沼:◎楽しい趣味の「オーディオ入門 」
https://www.klang.jp/index.php?ci=10401
・「乱聴録」 雑多なオーディオ聴きくらべ
https://www.klang.jp/index.php?ci=10213
有限会社キャリコ オーディオ愛好家のブログ
http://www3.calico.jp/index.php?ci=10107
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クラング・クンストについて
演奏家はオーディオ装置なくして自身の芸術を時空を超えて伝えることができず、録音の無いジェニー・リンドの歌声は想像するしかありません。あまりに非科学的なってしまって評判の悪いオーディオですが、1900年ごろから音楽に少なからぬ貢献をしてきたのは事実です。ここでは、そういった歴史を踏まえた情報や理にかなった製品などをご紹介します。
オーディオ機器を開発・販売しています。これまでにアナログプレーヤー、アンプ、DAコンバーター、音響レンズ、スピーカーなどを数多く送り出しました。納得のできる製品が存在せず、わたし自身(小林です)の再生装置を完成させるために必要な機器や、ヴィンテージ品に関連した機器を中心に開発します。
主にドイツ製のヴィンテージ機器を整備・販売しています。ジャンルは限りますが、買い取りも行っています。修理は原則的に弊社で販売したもののみ対応します。オイロパなど、特に貴重なドイツ製品については、ご購入元にかかわらずご相談ください。
自社製品の評価において、「オイロダインでいい音が出ました」といっても通俗性が無いので、一般的な装置でもテストしています。機器についての相談が多くなったので、手軽なモノーラルのヴィンテージスピーカーと、小型スピーカー2台を組み合わせたシステムをお薦めしています。大きな名機ばかり使っていると気づかない音があります。
https://www.klang.jp/index.php
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ヴィンテージ品とレストア
ドイツを中心としたヴィンテージオーディオ機器を、慎重に販売しています。なるべくご来店のうえ、実物をご確認ください。使い方から歴史まで、丁寧にご説明させていただきます。申し訳ありませんが、遠方で輸送やアフターサービスが難しいなど、販売できないばあいがあります。過大入力などの不適切使用を除き、初期不良は保証します。保証期間は条件により異なりますので、ご購入前にご確認ください。
修理とレストアは原則的にクラング・クンストでご購入いただいた商品に限りますが、戦前のクラングフィルム製品など、特に貴重なものについてはご購入元にかかわらずご相談ください。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10089
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クラングフィルム オイロダイン (アルニコ) ペア
Klangfilm EURODYN (AlNiCo) KL-L439 Pair
クラングフィルム オイロダイン (Klangfilm KL-L439 EURODYN)
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クラングフィルム オイロダイン (Klangfilm KL-L439 EURODYN) 正面
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クラングフィルム オイロダイン (Klangfilm KL-L439 EURODYN) 背面
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販売するクラングフィルム製オイロダインの振動板
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/107/10772_803.jpg
クラングフィルムの情報を集積した有名なウェブサイトKlangfilm Home!のオーナー兼運営者である、ベルリンのシューベルトさんからのオイロダインです。ストックホルムの劇場から取り外されたペアを、シューベルトさんが長年保管していたもので、1957年かその翌年ごろに製造された、比較的初期のKL-L439です。オイロダインは1952年まで電磁石のフィールド型が製造されていて、過渡期を経た1954年からアルニコの永久磁石型に統一されます。フィールド型のオイロダインは200Ω入力で使いにくいため、むしろ15Ωのアルニコ型を好んでお使いになる愛好家が多い状況です。
このオイロダインは単に程度が非常に良いだけでなく、ほぼ完全にオリジナルの状態で、かつネットワーク回路を含む諸特性が良好に保たれています。アルニコのオイロダインとしては高額でコレクター向けのアイテムですが、二つの外観も音もそろっているので、音楽鑑賞用としても優れています。オイロダインは本来ステレオ用に作られているので、大型のヴィンテージスピーカーとしては異例なくらい音像定位やステレオ感が優れているので、このように特性のそろったペアには特別な価値があります。
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10089&i=10772
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パワーアンプ V2010 、V2020
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10071
アンプと電源の製品情報 (電源は付属品のみ)
パワーアンプ V2020 (試作機)
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/101/10150_801.jpg
虚装を廃した実用的なアンプを2017年夏ごろに発売予定です。価格もクラング・クンストとしては、これまでにない低価格にしました。
入力セレクターを備え、プリメインとしても使える V2010 と、
mono4stereo(モノベースの立体音響再生システム)用演算回路を内蔵した V2020 があります。
電源入力コネクタのネジ止めだけで組み上がるキット版も用意しました。
EMTのプレーヤーとクラングフィルムやノイマンのアンプで、オイロダインを鳴らしているようなベテラン愛好家のサブ用に最適なアンプ目指しました。
すでに開発済のDAC基板と同様に、色付けの少ないニュートラルな音ですので、全段トランス結合に希少球といった個性的なアンプばかり所有していて、基準となる音を見失いそうな愛好家のリファレンスに最適です。
10 W 弱という控えめな最大出力なので、貴重なヴィンテージスピーカーを破壊してしまうことが起こりにくくて安全です。さらに、マランツなどとは異なり、下の写真にあるメタルベースの EL34 といったヴィンテージ球も安心して使える回路構成になっているなど、愛好家のツボを押さえた製品です。標準ではJJなどの新しい真空管ですが、ドイツの古い真空管もオプションで選択可能です。
以上のように、ほぼヴィンテージマニアの「必要」から生まれたアンプですが、大音量が難しい環境なら、新しい小型スピーカーの多くにも適しています。音量を出せるばあいでも、B&W CM1 S2 や ELAC BS192 などに FOSTEX CW250B といったサブウーファーを組み合わせて使うなら、ローカットフィルターと高精度な L + R 出力のある V2020 が好ましい音質と十分なダイナミックレンジを実現するでしょう。
仕様
V2010、VK2010 : V2020、VK2020
使用真空管 EF86 (6267) X 2 + EL34 (6CA7) X 2 : EF86 (6267) X 2 + EL34 (6CA7) X 2
入力端子 RCAピンジャック X 4 のステレオ2系統 : RCAピンジャック X 2 のステレオ1系統
入力インピーダンス 100 kΩ : 100 kΩ
入力セレクター 2系統切り換え : なし
ローカットフィルター なし : OFF、125 Hz、250 Hz の3段階
ボリューム L、R 独立 : L、R 独立
スピーカー出力端子 バナナジャック X 8 のステレオ1系統 : バナナジャック X 8 のステレオ1系統
出力インピーダンス 4、8、16 Ω : 4、8、16 Ω
出力電力 ※ 6 W (歪率 1 %)、9.5 W (歪率 5 %) : 6 W (歪率 1 %)、9.5 W (歪率 5 %)
ローノイズ電源基板 あり : あり
mono4stereo基板 なし : あり
LINE出力 なし : L + R、L - R の各1系統 (RCA、負荷は 2 kΩ以上)
真空管カバー V2010のみあり : V2020のみあり
※抵抗負荷時の測定値で、使用する真空管によって増減します。
【仕様、および外観は予告なく変更するばあいがあります】
予定価格(税別)
V2010 ステレオアンプ 27万円
V2020 上記に mono4stereo 用演算回路を内蔵したモデル 未定
VK2010 V2010 のキット版(電源コネクター配線のみ)真空管別 未定
VK2020 V2020 のキット版(電源コネクター配線のみ)真空管別 未定
https://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10071
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mono4stereo 先行音効果を応用した立体音響 2017年5月27日
https://www.klang.jp/index.php?ci=10513
わたし(小林)は古い録音が好きなため、長年モノラル中心でオーディオをやってきました。しかし、ステレオ音源はステレオで聴くのが本来です。ステレオは立体を意味するギリシャ語が語源で、ステレオフォニックは立体音響なので3次元的に聴こえることになっていますが、一般的なステレオ再生装置は2本しかスピーカーを用いないので、スピーカー間に横一直線に分布する1次元分しか空間情報がありません(残響などは別にして)。そのほか、ステレオ再生には以下のような不都合があります。
・位相とか点音源とかうるさい制約があって大型のスピーカー、とくにヴィンテージスピーカーが使いにくい。
・肝心の中央付近の音が虚像なので、音像が揺らがないようじっと前を向いて聴く必要がある。
・逆相成分が過剰に入っていて人工的に感じ、ひどい録音だとパイプを耳に当てて聴いているようだ。
mono4stereo の動作原理のイメージ
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/105/10515_801.jpg
ステレオ再生に最適とされる小型スピーカーを入して試してみましたが、音像や定位がはっきりしている分だけミニチュアのようで安っぽく、WE15Aのような大型ヴィンテージスピーカーをモノラルで聴くほうが実体感のある広がりを感じるくらいです。しかし、WE15A は音道が4メートルほどもあるので、2本用いてもまともな音像定位は得られません。モノラルなら「広がりを与える」という長所が、ステレオでは位相ズレなどの欠点になってしまいます。また、ステレオ録音をモノラル再生すると、逆相成分(差分)が打ち消されて再生されません(エコー過剰な録音では消されて好都合なこともあります)。
そこで、モノラルの WE15A に ALTEC409D や WE594A + 31A などで L-R の差分を付加すると、定位はしないものの正しくステレオ録音が再生できるようになります。エコーを L-R のボリュームで調整できるというメリットもあります。実際にやってみると、非常に満足のゆくステレオ録音のモノラル再生ができるようになり、スパーツィーターの付加よりも効果的でした。そして、この非ステレオ 2ch システムに L と R を普通に再生するスピーカー2台を追加してみると、想像とはまったくちがう見事な音場になりました。
中央寄りの音場を予想していましたが、実際はフルレンジ2本だけに近い十分な左右の広がりが得られました。これは、直接音と反射音が混在しても、より早く耳に到達する直接音によって正しい音源位置を認識するという、聴覚の特性(先行音効果=precedence effect: 加法定位領域とエコー領域の間)によるものと思われます。WE15Aやオイロパ・クラルトンのような音道が長いスピーカーの音は遅れて到達するので、脳内で間接音的に扱われるのではないでしょうか。スピーカーが合計4台となったシステムは、左右に加えて奥行や上下への広がりが拡大されて雄大な音場になりました。なお、差分用のスピーカーは、天井に向けるのが自然でした。首を動かしても音場が安定していて楽な姿勢で聴けました。
実際に構築された mono4stereo 方式の再生システムの例 (EUROPA KLARTON とオイロダイン3台を使用)
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/105/10515_802.jpg
このように、モノラル時代に自然で立体的な音場を求めて工夫された大型ヴィンテージスピーカーの魅力を生かし、一次元しか空間情報がないという、2chステレオの欠点を補うことができました。大型のヴィンテージスピーカーは高価だったり希少だったりで1本しか入手できないことも多いですが、1本をベースにモノラルとステレオの両方に最適なシステムを構築できます。
https://www.klang.jp/index.php?ci=10513
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クラングフィルムの歴史
クラングフィルムの資料をいただいたドイツやフランスなどの友人のため、拙い英語で書いてあります。大変申し訳ありません。
ツェットン (ZETTON, 1931)
https://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10517
クラングフィルムの設立と初期のシステム (1928 - 1931)
https://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10505
クラングフィルムのスピーカー (戦前編)
https://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10394
クラングフィルムのスピーカー (戦後編)
https://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10396
クラングフィルムのアンプ(戦前編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10398
クラングフィルムのアンプ(戦後編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10399
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