★阿修羅♪ > 近代史3 > 447.html
 ★阿修羅♪
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない _ イギリス人は何故そんなにケチなのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/447.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 19 日 07:58:04: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ウインザー公とシンプソン夫人の恋 _ シンプソン夫人はナチスのスパイだった? 投稿者 中川隆 日時 2019 年 5 月 18 日 20:12:09)


イギリスの高級オーディオはすべて輸出用で本国では全く売れない _ イギリス人は何故そんなにケチなのか?


英国人という人種は日本人には理解しがたいほどの吝嗇家 (ケチ) な人種なので、
安物スピーカー ハーベスの20、30万クラスの HL-COMPACT、HL-5 ですら本国ではまったく流通しておらず、生産されるすべてが外国への輸出向けの高級モデルだったのです。

どうみてもチープな作りの QUADのアンプ、あれは物量 (コスト) によって制限された製品です。

音質配慮によって決められたのではなく、あれが英国内で当時製品化できる物量の仕様だったのです。

QUAD ESL を中古で買ったサラリーマンのオーナーが英国のショップに問い合わせをした際、店主に 「ESLを使っているのに、城に住んでないのか!?」 と驚かれた笑い話があるほどです。

逆に云うと伝統的に英国エントリークラス製品は熾烈な競争によって磨かれ、異常な高水準です。

昔、テクニクスのエンジニア達がエントリークラスのプリメインアンプを製品化する際に、英国人の有名アドバイザーに試作機の意見を求めたところ、渡されたスコアシートが真っ赤になったほど、厳しい要求を突き付けられたそうです。


▲△▽▼

QUAD のプリアンプ(トランジスター式)に 5kHz のハイカットフィルターが装備されている理由

イギリス人に特有のSP盤への愛着

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html



▲△▽▼

ケチなイギリス人に一番人気があるオーディオ・メーカーは ARCAM 。


上述の高級 CDプレーヤー EAR Acute も ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。


オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html


ARCAM は一時デノンが販売を取り扱っていましたが、現在は中止しています。


March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html


ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。日本国内でも数年前から大手オーディオメーカー"DENON"が輸入代理店を努めることで本国との価格差が縮まり、近年では家電量販店などの店頭でも時折見かけるようになりました。

アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのがARCAMの魅力です。

ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。

筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。

こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。

特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)

dcs SACD/CDプレーヤー P-8I
¥1,500,000(税抜) 発売:2005年2月16日

●メカニズム:Dual laser、2channel、CD/SACD compatible
●クロックジェネレーション:Precision VCXO
●PCMデジタル出力:AES3、SPDIF(on RCA)
●PCMデジタル入力:AES3×1、RCA(現在は使用不可)
●ワードクロック入力:BNC×1(現在は使用不可)
●ワードクロック出力:BNC×1
●外形寸法:430W×95H×395Dmm
●質量:12kg
●カラー:シルバー、ブラック
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=11981


アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。


ARCAM Solo ¥230,000(2005年発売)

スリムボディにアンプ、CD、FM/AMチューナーを一体化したCDチューナーアンプ。
CDプレイヤーのD/A変換部にはWolfson製 D/Aコンバーターを採用しています。
前面にミニジャックの入力端子を搭載しており、デジタルオーディオプレイヤーを簡単に接続できます。

デジタル出力 オプティカル:1系統
アナログ入力 RCA:4系統
ミニジャック:1系統
外形寸法 幅430x高さ79x奥行355mm
重量 6.7kg
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/solo.html


ARCAM SOLO(ソロ)を店頭で試聴してみましたが、近年のアーカムサウンドを踏襲するあっさりとしたクセのない大人しめの音色で、音場がふわりと素直に出るタイプです。一体型システムで若干アンプのドライブ力に若干不安はありますが、クセのあるスピーカーと組み合わせるよりも、能率が高めで素直な音色のスピーカーと組み合わせて程々の音量で楽しむのに向いたシステムです。音楽に変な味付けをしないので広く音楽ファンに使ってもらいたい逸品です♪

私が最初にARCAMの製品を手にしたのは10年程前に遡ります。Alpha5plus(α5plus)という、当時アーカムがこだわっていたマルチビットと1ビットのハイブリット型DAコンバーターと、PHILIPSのダイキャスト製スイングアームメカ"CDM9"を搭載したCDプレーヤーです。

この当時のARCAMのサウンドは現行アーカムとはまるで音調が異なり、とにかく元気が良く、音像がクリアに描かれ、ともすると下世話な感じで、ブリティッシュロックのライブ再現の為だけにあるといっても過言ではないような独特の歌い回しと再現性は、正直クラシック聴きには手に負えないシロモノでした(笑) 逆に言えば、この音質を気に入った人には他では絶対代用出来ないリアリティと存在感のあるCDプレーヤーだったと思います。

このメーカーは、80年代、90年代、2000年と外観変更の度に音調がガラリと変わっており、現代アーカムの万人受けする個性の少なさは、当時を考えるとずいぶんと様変わりした様に感じます。《2009/03リンク本文修正》
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html

▲△▽▼

イギリスの戦後のオーディオの歴史


1945年:
Decca ffrr規格発表
LEAK  TL/12 "Point One"アンプ

1946年: EMI  Electrogram 3000 高級電蓄(モノラル)

1947年:
TANNOY  Monitor 15" デュアル・コンセントリック型同軸 2wayスピーカー
Willamson  Williamson回路アンプをWireless World誌で発表
BBC  LSU/10 モニターシステム
Decca  Decola 高級電蓄(モノラル)

1948年: VITAVOX  CN-191 スピーカーシステム

1950年: Decca LP発売開始

1952年:
EMI LP発売開始
Goodmann  AXIOM 80 スピーカーユニット

1953年:
Garrard  301 3スピード対応ターンテーブル
TANNOY  Autograph スピーカーシステム
QUAD  II型アンプ

1954年:
Mullard  5-10 アンプ(EL84使用)
Lowther  TP1 スピーカーシステム

1955年:
BBC FM放送開始
EMI ステレオ・テープを量販

1956年:
GEC  KT88 真空管
Wharfedale  SFB/3 スピーカーシステム

1957年:
QUAD  ESL 静電型フルレンジスピーカー

1958年:
EMI ステレオLP発売
BBC ステレオ試験放送開始(AM2波)
KEF  LS5/1 モニターシステム

1959年:
SME  3009/3012 トーンアーム
Decca  Decola 高級電蓄(ステレオ)
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html






 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-10355] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:01:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1971] 報告

タンノイ(イギリス)の創設者の「ガイ・R・ファウンテン」氏が一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していたという話。

タンノイの創設者ともあろう方が、最高級システムの「オートグラフ」ではなくて「イートン」を使っているなんてと、その時はたいへん奇異に感じたものだった。

総じてイギリス人はケチで、いったん使い出した”もの”は徹底的に大切にすると聞いているので「この人はたいへんな節約家だ」と思ったわけだが、ようやく今にして分かるのである。

何も大掛かりなシステムが全てに亘って”いい”というわけではなく「シンプルな響き」が「重厚長大な響き」に勝る場合があるということを。

さて、「このイートンの話はどの本に書いてあったっけ」と記憶をたどってみると、「ステレオサウンド」の別冊「世界のオーディオ〜タンノイ〜」(昭和54年4月発行)ではないかと、およそ想像がついた。

                    

手元の書棚から引っ張り出して頁をめくってみると、あった、あった〜。

本書の75頁〜90頁にわたってオーデイオ評論家「瀬川冬樹」氏(故人)がタンノイの生き字引といわれた「T・B・リビングストン」氏に「わがタンノイを語る」と題して行ったインタビューの中に出てくる逸話。

ちなみに、この瀬川冬樹さんがもっと長生きさえしてくれたら日本のオーディオ業界も今とは随分と様変わりしていたことだろうと実に惜しまれる方である。

話は戻ってガイ・R・ファウンテン氏が「イートン」を愛されていた理由を、リビングストン氏は次のように述べられている。

「彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです。(笑)」

(そういえば「ニッコー」とかいうブランドのアンプもあったよね〜。懐かしい!)

「てっきり私たちはオートグラフをお使いになっていたと思っていたのですが、そうではなかったのですか・・・・」と瀬川氏。

「これはファウンテン氏の人柄を示す良い例だと思うのですが、彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。」

「つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にしなかったようです。〜以下、略」

ファウンテン氏のこうした嗜好はオーディオの世界に”とかく”蔓延している「ステータスへの盲信」の貴重なアンチテーゼとも受け取れるが、30年以上も前からこういうことが指摘されていたなんて、今も昔もちっとも状況は変わっていない。

同じタンノイの「3LZ」とか「スターリング」とかの比較的小さなSPをいまだに愛用されている方が後を絶たないのもよく分かる。「音は人なり」とすれば、きっと良識があってバランスがとれた方なのだろう。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/41192536b1fd39025c0efbf8c17521d9


結構勘違いされている方が多いと思うのですが、通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。

Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。

一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。

モニター(検聴用)スピーカーにバックロードホーン型なんて存在しないのです。
低音域のリニアリティを求めるなら、バスレフ型か密閉型なんです。

Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用PA に位置付けられます。

スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。

Tannoy Autograph や GRF はメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。
http://vintage-audio.jp/?p=450

2. 中川隆[-10354] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:02:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1972] 報告

BBCモニター系スピーカー
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

英国放送協会(BBC)

1922年(British Broadcasting Company)として放送開始。

1927年国王の特許状にもとづく公共放送「イギリス放送協会」(British Broadcasting Corporation)に組織変更。

1946年クラシック音楽などのハイカルチャーを扱う「BBCサード・プログラム(Third Programme)」開局。夕方6時から6時間の放送。

1955年 FM放送開始。


1960年代から1980年に掛けてのBBCとスピーカー開発者(メーカー)との濃密な関係は他には見当たらないものがあると思われます。


今回はグレード1モニターのお話。


先ずは、1950年代のこちら


@ LSU/10 BBC Studio Monitors


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

Parmeko 15-inch 同軸2ウェイユニットに、Lorentz LPH65ツィーターを加えた3ウェイシステム。

LEAK社製真空管アンプが内蔵され、エンクロージャーは特殊なダブルバスレフと成っており、ワイドレンジを図られたものと思われます。

周波数特性は 40Hz-6000Hz

チーフエンジニアのDELショーターとダドリー・ハーウッド(ハーベス社の創業者)に依る設計とされてます。

A 1960年スタジオ用マスターモニター LS5/1

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

LSU/10に変わるスタジオモニターとして開発されたもの

KEFの創業者レイモンド・E・クックが開発に加わってます。

ウーファーをバッフルの裏から固定し、バッフルの開口部は円にはせずに、横幅18cm、縦30cmくらいの長方形とすることで、水平方向の指向性を改善しています。

ウーファーユニットが、GOODMAN製C129/15pr ツィーターはセレッションHF1300 を二個使用。

周波数特性は40〜13000Hz ±5dB。

ユニットを KEF製に変更されたのが LS5/1A
アンプが内蔵されたのがLS5/1ACです。

この頃から一部民間にも販売されてた様です。

⓷ 1965年スタジオ用マスターモニター LS5/5

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

1963年頃から、DELショーターあとを継いだダドリー・ハーウッドと当時入社したてのデイヴィド・W・ステビングス(チャートウェル社の創業者)に依り開発されたものです。

ベクストレーンコーンの12インチウーファーと8インチミッドレンジにセレッションHF1400ツイーターの構成です。

C 1976年スタジオ用マスターモニター LS5/8

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

年にデイヴィド・W・ステビングスに依り設立されたチャートウェル社と共同開発されたスピーカーです。(チャートウェルの PM450E が元になってます。)

チャートウェル社製12インチポリプロピレンコーンウーファーとフランス・オーダックス製のドームトゥイーターの2ウェイ。

QUAD♯405を内蔵してバイアンプリファイアーを構成してます。

周波数特性は40〜30000Hz 最大SPL:116


当初はチャートウェル社で製造されてましたが、1978年ロジャーズ社(スイストーン)買収された為1979年よりロジャーズ社で製造されるようになります。

1980年 LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用のの PM510 がロジャーズ社より発売されます。


BBCスタジオ用マスターモニターとしては最終モデルと成り、BBCモニターの完成形と言えるでしょう。


1977年ダドリー・ハーウッドがハーベス社を設立します。

これらの、モニタースピーカー開発の努力の結果、BBCラジオの音楽番組は大変に高い評価を獲ております。
しかし、スピーカー開発者が次々と会社を設立したり、既存のメーカーも含め、共通のユニットが使用されたり、よく似たモデルを作っていたりとやはり普通じゃないと思われます。

ここには、BBC が上質のプログラムをリスナー側でも再生出来るように、オーディオ環境の普及を保守的な英国人に対して促そうとする意図があったのではないかと私は推測しております。

3. 中川隆[-10353] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:02:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1973] 報告

BBC Monitor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html

@ BBC Monitor LS5/1 1958 


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


LSのナンバーが与えられた BBC のスタジオ・モニタースピーカーとして最初の記念碑的モデル。

BBC が KEF社のレイモンド・クックとともに開発したもので、コーン振動板がベクストレン樹脂になったものを 振動板の観点から第一世代と呼ぶならば、その意味でもジェネレーション・ゼロと言える。

ツイーターは後に多くのモデルに使用され、民間用スピーカーにも広がって一世を風靡したセレッションの HF1300。 このツイーターは能率が低かったためだろうと思われるが、ここでは二個遣いされている。


A LS3/5a 1975


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


BBCのモニタースピーカーで、小型のもの。

同じ規格で KEF、チャートウェル、ロジャース、スペンドー ル、ハーベスなど、各社が競って作った。小さいのに音が良いと今でも人気がある。

 一方、BBCの放送スタジオでモニター用に使われるスピーカーシステムは厳しい基準を満たしていなければならず、 耐入力だけでなく周波数特性も平坦に整えられていました。

KEFのレイモンド・クックやスペンドールのスペンサー・ヒューズ、ハーベスのダッドリー・ハーウッドといった人たちが開発に関わっていくつものモデルがあり、前のセレッションのページ

Celestion & Spendor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

の写真にとりあげた LS3/6 は70年代を代表するものでしたが、メーカーとしては他にもチャートウェル、ロジャースなど、複数のブランドが同じ型番を作る体制になっていました。


たとえば日本に入ってきたもののうち小さい方で有名なのは LS3/5a で、ユニットは KEF製の B110 と T27 でしたが、この小型の移動用モニタースピーカーは箱の規格とユニットこそ決められていたものの、製造するブランドごとに中のネットワークが少しずつ違うということがあったようです。


KEF の優れたツイーター T27 
英国 ICI 社が1950年代に工業化に成功したポリエチレン系 のフィルムであるメリネックスを振動板に用いている。

 KEF B110 14センチのベクストレン・コーンウーファー。
ベクストレンは後にハーベス社を興す BBC の技術者、ダッドリー・ハーウッドが LS5/5用に実用化した振動板材料である。樹脂のものとしては最初の世代。

⓷ BBC Monitor LS5/8 と LS5/9 1985


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


 ダッドリー・ハーウッドと、そのチームで働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッピングスがベクストレンに代わって着目した素材、白っぽい半透明のポリプロピレンをコーン振動板材料として用いている。

現ハーベス社の説明によると当初この材料のパ テントを取得したのはダッドリーのようだが、後にステッピングスのものになったようで、ステッピングスは BBC を辞してチャートウェル社を立ち上げ、QUAD のアンプを内蔵 した LS5/8 やアンプなしの PM510 などを世に送り出したものの経営不振に陥ってロジャーズに身売りし、 ポリプロピレンの特許もロジャーズのものとなった。

LS5/8 として民間に売られた多くもロジャーズのブランドで出たのである。


Audax HD13D34H 3.4センチのシルクドームツイーター


ここで少し、ウーファー用のコーンの材料について書きます。

昔からク ルトミューラー社やピアレス社など、コーン紙の専業メーカーがあって独自のノウハウを持ってきたわけですが、湿気等を含めた材料の安定性を模索するなかで、プラスチック系材料のコーンが登場してきました。

BBC でのプロジェクトとしては、後にハーベス社を立ち上げるダッドリー・ハーウッドが中心になって 60年代後半から開発が進められました。

その最初の世代がベクストレンです。

ベクストレンは事実上ポリスチ レン(スチロール樹脂)で、音が良かったけれども今は使われなくなったスチロール・コンデンサーなどと同じ系統の材料です。しかしこの材料はそのままスピーカーの振動板に使うと「アヒルが鳴くような固有振動音」 (アラン・ショー氏の表現)を発してしまうため、木工ボンドで知られている(ポリ)酢酸ビニールの系統のダンプ材、PVAを裏表に手塗りして使います。

前述の LS3/6モニターがその代表で、小型のモニター LS3/5a に使われたKEF製の B110 も同じです。

Spendor SP-1
BBCモニターではないが、70年代のBBCモニター系のシステムを代表するツイーターであるセレッション HF1300 を使った最終世代とも言えるスピーカー。
ウーファーが樹脂振動板のファースト・ジェネレーションであるベクストレンではなく、セカンド・ジェネレーションにあたるポリプロピレンに替わっている。
古い世代のツイーターと新しい世代のウーファーという、いわば過渡期的なめずらしい例。この後SP-1/2となり、ツイーターは別のものになる。


 ベクストレンはしばらく英国製のスピーカーで盛ん に使われますが、ダンプ材を塗ると振動板が重くなるため、さらに良い材料が模索されました。そして70年代も半ばを過ぎて、その仕事もハーウッドが(後にチャートウェル社を興すデイヴィッド・ステッピングス と一緒に)行ったのですが、乳白色がかった透明の樹脂であるポリプロピレンが選ばれます。ダンプ剤を塗る必要のない第二世代の振動板材料です。

このポリプロピレンを使ったスピーカーについて次に述べたいと思いますが、その前に世代の話を駆け足でしてしまいましょう。

ポリプロピレンの次の第三世代の材料としてハーウッドが次に注目したのは、フランスのオーダックス社が振動板への導入を進め ていた TPX という材料です。

ハーウッドがポリプロピレンの特許を手放した事情とステッピングスとの関係はよくわからないのですが、新しく着目した TPX の方は(ポリ)メチルペンテンという熱可塑性の樹脂で、高い温度にするとやわらかくなる性質があり、射出成形が可能でポリプロピレンより軽いのが利点です。

ハーウッドはこれを自身のハーベス・モニターHLタイプ W(後述)に用いましたし、ポリプロピレンとの複合材料としてはウィーン・アコースティックがXPPという名前で採用するなどして広がってきています。

ハーウッドから会社を引き継いだアラン・ショーの新生ハーベスでは再度ポリプロピレンに戻っているようですが、パテントの関係からか混ぜ物をした材料のようです。

TPX系振動板のウーファーを3センチ厚のハードメープル集成材の箱に入れて試してみる。

左はウィーン・アコースティックのウーファーで、右は ProAc 製。

ウィーン・アコースティックの方がマグネットが小さくインピーダンスも低く、フルレンジにして聞くと高域が細身で延びている。

一方 ProAc の方は若干能率が低めでインピーダンスが水平に安定しており、高いところまで行って最後に上昇するようなカーブを描いていた。しかし音の方はコーンからカーンという音に響く帯域に強調があり、その上が急に落ちているように聞こえる。

ツイーターは左が Infinity EMIT、右が Audax TW034。

Rogers DU125 ST-3 ポリプロピレン・コーンのウーファも試してみた。
インフィニティ・インフィニテシマル3やウィーンアコースティックS1 とは違い、ProAc 同様にマグネットが大きいため高域のエネルギーが上がり気味で、ネットワーク素子で上を十分にカットしなければならない。

同じマグネットでもベクストレンのようにダンプ剤で重くなったコーンの場合はハイの落ち方も大きい。

 さて、そんな BBC のモニタースピーカーの中にあって個人的に非常に欲しいと思ったモデルにロジャース製 の LS5/8(PM510)および LS5/9 というのがありました。

これが LS3/6 の次の世代を担う乳白色のポリプロピ レンを振動板に使ったウーファーを採用したモデルです。ポリプロピレンは接着に難があるものの、大変素直でありながら明るさも持たせられる優れた材料です。

ツイーターはフランスのオーダックス製1.5インチドーム HD13D34H で、やや口径が大きいながらも穏やかで素直、かつ弦の自然な艶も出るように調整されていました。

5/8 の方が30センチウーファーの2ウェイで大型であるのに対し、5/9 は20センチ・ウーファーの手頃な大きさで値段も手が届きやすく、何度も試聴して購入を夢見ました。しかし結局ツイーターをユニットで手に入れてロジャースの14センチのポリプロピレン・ウー ファーと組み合わせて自作をする迷妄へと進んでしまいました。

手に入れたユニットはウーファー側が DU125、ツイータが HD13と同型番号違いの TW034X0でしたが、最初 6dB/oct の緩いスロープで組んでみたところうまく行きませんでした。

同じSEAS のフレームに入った ProAc の XPP振動板のウーファーなどに色々変えてネットワークも作り直してみたのですが、マグネットの大きなものは高域が上昇してくるため、LS5/8 や 5/9では感じられなかったような高域のキツさが出てしまって成功とは言えませんでした。

ツイーター側ユニットの f0 近くの暴れも取りきれなかったのかもしれません。

BBCモニ ターの回路にならって18dB/octの急峻なスロープ回路にすると良いバランス点が見つけられました。ただこのツイーター、いずれにしても口径のせいか、同メーカーの1インチドームHD12(ハーベス・モ ニターHL用)よりもハイエンドの繊細さでは若干劣るように思います。

30センチウーファーの 5/8にスー パー・ツイーターとしてインフィニティのEMITでも乗せれば最高のバランスになるのではないかと思いますが。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html

4. 中川隆[-10352] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:03:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1974] 報告

Harbeth 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html
Harbeth Monitor HL 1980

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

1977年、BBCモニタースピーカーの開発技術者だったダッ ドリー・ハーウッドが引退後に立ち上げたブランドで、日本には モニターHLがタイプV以降のモデルになって入ってきました。

タイプWはウィーン・アコースティックにも使われた透明のXPPと同じ系統の材料TPX材を着色した黒いコーンのウーファーで、ポリプロピレンに材料が移行したときの仕掛け人であるダッドリーがやはり開発に関わっていたものです。

私が持っているのは最初に入ってきたタイプVの方で、 これはBBCモニターのLS5/8や5/9と同じく、ベクストレンに代わって導入された乳白色のポリプロピレンです。

エッジはゴム製のものが使われています。

ツイーターはフランスのオーダックス HD12D25−8(手元の個体はHD12×9D25と印字)という1インチのシルクドームでした。

他にも ハーベスはより小型のモニターである MLも出していました が、日本には恐らく入ってないのではないでしょうか。


 ハーベスモニターHLは私が聞いたイギリスのダイナミック型スピーカーシステムの中では最も気に入ったものです。

BBCの似たような構造のモニタースピーカーとは違い、のびのびした躍動感がありながらナチュラルな響きで、高域も繊細に伸びています。やや中域の張った独特のバランスで明るく感じますが、特定周波数に音圧の凹凸があるわけではなさそうです。

一方で耳に痛いキンキンした帯域とその上のチンチラしたところ(4KHz以上7KHz以下)はフラットで嫌な癖がなく、さらにその上の倍音成分を再現する帯域、細かな音の輪郭に影響する帯域はしっかりと出ています。

BBCは伝統的に男性アナウンサーの声で音合わせをしてきたのだそうですが、このスピーカーの音は生の弦楽器やその合奏の音色を知っている人の微妙な調節によるのだと思えてきます。色づけを感じさせないながら、これほど音色の整えられたものはあまり聞いたことがあ りません。


BBC Monitor LS5/5

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

ハーベス社のダットリー・ ハーウッドが BBC 在籍時代に完成させたスタジオ・モニタースピーカー。紙に代わって樹脂のベ クストレンが振動板材料として用いられた。ツイーターは初代のモ ニタースピーカーである LS5/1と同じで、セレッションの HF1300。


 音色の善し悪しは各部の材質よりも作り方に起因するのだと思いますが、とりあえずウーファーのコーン材料であるポリプロピレンは良いもののようです。

ポリプロピレンはダッドリー・ハーウッドと、彼 の下で働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッビングスがベクストレンに代わって着目した材料です。同じマグネットで同じフレーム・バスケットに入ったベクストレンと比べてみたこともあるのですが、紙やベクストレンのコーンに比べて適度に歯切れがよくて透明な明るさを感じさせます。

LF8MKVというこのユニットのフレームはアルミダイキャスト製で、 メイド・イン・イングランドながらロジャースの制作メーカーであるスイストーンのロゴが見えます。

ここではその 20センチのウーファーが十分な大きさのバスレフの箱に入れられていますが、実際、20セ ンチ・ウーファーに1インチ・ドームという組合せは2ウェイのシステムで最もバランスが良いのではないでしょうか。

重低音とは行きませんが、50ヘルツまでは フラットに出ているようで、スケール感も十分です。

ポリプロピレンはその後チャートウェルがパテントを譲り渡し、ロジャースを経て日本のメーカーが買ったらしいという話を聞いた後、スピーカー材料としてはあまり見かけなくなってしまいました。残念なことです。

 

Audax HD12D25-8 tweeter

 ツイーターがまた素晴らしく、色々な1インチドーム型を聞いたなか、適度な湿り気と透明さがあったメリネックス製のKEF−T27(LS3/5aに使われたもの)も良かったですが、倍音が繊細で自然な艶が美しいHD12は今もって最高のユニットだと思います。


  BBC Monitor LS3/7

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

オーダックスの優れたツイータ、HD12が用いられた BBC のスタジオ・モニター。


ハーベス・モニターHLは一般市場に売り出されたものだが、BBC に納入されたものとして、モニターHLのルーツの一つだと言えるかもしれない。


Harbeth monitor HL crossover network


ネットワークもまた良くできてい るようで、調べた人によると、ツイーター側のコイルのコア剤にテープレコーダーのヘッドなどにも使われる大変お金のかかった材料が用いられているのだそうで、 材料試験に出してそれがわかったという話です。私は確認してないので材料名は伏せておきます が、バラして見るとフェライトのように黒くはないメ タリック・シルバーの薄板をラ ミネートしたコアであり、目に見えないところに色々とこだわりがあるスピーカーのようです。


schematic diagram
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html


 回路はツイーター側18dB/oct、ウーファ側12dB/oct の組み合わせスロープ逆相接続で、ツイーター側にはレベル調整の抵抗が入っておらず、ウーファ側は極細の線で巻かれた鉄芯入りコイル(写真右上の青いものですが、私の測定器ではインダクタンス値が計れませんでした。)を加えた変則のインピーダ ンス上昇補正回路が用いられています。

同時期のBBCモニターに用いられたネットワークよりも若干シンプルな回路に見えますが、面白いのはBBC系統には比較的珍しくウーファー側のコイルが空芯であること、また、ツイーター側の フィルターを構成するコンデンサー3個にそれぞれ別の銘柄が使われていることです。

とくに4.4uFの部分は 2.2uFのものが二つ、緑とベージュのITT製フィルムコンデンサーがパラッてあります。

こういうことは新生ハーベスの回路がメタライズド・ポリエステル・タイプによく見かける茶色いキャンディーのようなコンデンサーにすべて統一してあったりするのからすると、なんとも不思議な光景です。音色合わせのためにこうしたのでしょうか。


 キャビネットは薄めの合板で一見安物に見えるながら、内部に黒いダンプ材が貼付けてあります。東急ハンズなどで売っているオトナシートに似た外見のベタッとした薄いものです。

吸音材はスポンジで、ユニットと端子はハンダ付けされています。
音を聞いて作ったと思われる職人の技が随所に見て取れます。


  HARBETH HLCompact 7ES-3 2006

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

 さて、このハーベスですが、HLで言えばタイプWまで出たところでハーウッド氏は辞めてしまい、弟子のアラン・ショーに引き継がれました。それが現在商売的に成功している新生ハーベスです。

その交代直後のHLコンパクトはツイーターがアルミ系のハードドームに変わったものの、今でも人気があるようです。 ただ、私はこのハードドームに変わって以降のものは音色が好みではなくなってしまいました。

振動板を硬い金属で作ることのメリットは、周波数が高くなったときに分割振動が出ることが防げるということです。

不規則 に振動板がたわんで部分的に違う周波数を再生するとなると、歪みが生じて特定の音色を生み出しやすいですし、球面波の形も崩れてしまいます。

ただ、理論的にはそうであっても、うまく作らないと 金属の振動板は特定の金属的な鳴きの音を混じらせる場合が多いと思います。それを積極的に音として利用する場合と理論通りに排除する場合とがあると思いますが、 布を成形して弾性剤などを塗ったり靱性のあるプラスチックで作ったりするソフトドームは初めから分割振動を利用しつつも鳴きが耳につきにくい性質があり、耳で聞いてナチュラルな音を追求する場合はソフトドームの方が作りやすいのかもしれません。

振動させないためにアルミ以外にもチタンやベリリウムなどの軽くて強い材料も ハードドームとして作られてきましたが、生楽器の 音を自然にやわらかく伝えるものは少なかったように思います。

それでも現在のモニター 7ES3はなかなか艶めかしい音を出しているようで、モニター HLと並べて聞いてはいないですが、分割振動を可聴帯域外の高い周波数まで追いやった B&W805Sと聞き比べてもよりしっとりしていながら色付けは同様に少なく、評価が高いわけがわかるような気がしました。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

5. 中川隆[-10351] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:03:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1975] 報告

Celestion & Spendor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

セレッションのツイーター HF1300 を 使ったBBCモニター系統のスピーカー。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

一番左は実際にBBC規格で作られ、型式承認された LS3/6 (スーパー・ツイーターは Celestion HF2000)で、

左から二番目がスペンドールのスペンサー・ヒューズが1969年、LS3/6 とほぼ同時期に相前後して完成させた派生品とも言える BC1 (Spendor BC1 /スーパー・ツイーターは Coles STC 4001)。


開発に携わっていたスペンサーがこの頃BBCを引退したのでこういう二種類のシステムが存在することになったらしい。これらはこの時代を代表するモデルとなったが音圧は出ず、88年頃までには現役から退いた。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

 右から二番目は1970年代初めにロジャースが LS3/6 を家庭用に改造したイクスポート・モニター(Rogers Export Monitor /オフセットした角形ダクトが特徴で、ウーファーはアルミ・ダイキャストから鉄プレス・フレームのものになった)。

 一番右はイクスポート・モニターから発展した同じくロジャースのスタジオ1(Rogers Studio1/スーパー・ツイーターは KEF T27)。

 どのモデルもウーファーにはベクストレン・コーンを使っており、ツイーターはセレッション HF1300 だった。

スペンドールの 'BC' が表すのは Bextrane - Celestion とのこと。

傑作だったため、同じようなユニット構成のスピーカーは下段のものも含めて多く作られた。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

左の2台は BC1の改良型であるスペンドール BC2(Spendor BC2 1973)のサランネットありとなし。

右2つは B&W で、左側がDM4、右側がDM2。

セレッションHF1300 の後期型 (Celestion HF1300U)を使っている。
スーパーツイーターはコールズ4001G (Coles STC 4001G) で、この構成のスピーカーシステムは当時の流行とも言える。

 
イギリスのコンシューマー用スピーカーはタンノイや QUAD を除いても、セレッションや B&W などがありました。

B&W は創業者から代が変わってハイテク の会社になり、現在大変人気がありますので後でふれますが、以前は BBCモニターの LS3/6 の流れを汲む、ツイーターがセレッションの HF1300/U を 用いた小型3ウェイ(DM2とDM4が日本に入って来ました)などを作っていました。

同じようなユニット構成のスピーカーに73年に出たスペンドールBC2 というものもあり、そちらは高域寄りのバランスで線が細く、明るめの音がしていました。しかしそのバランスが意外と人気があり、日本では雑誌等でも高く評価されていたようです。

チークのキャビネットでサランネットが ラベンダー・グレーの複雑な織糸風であり、所有欲を刺激する外観でしたが、音色はちょっと不自然だった気が します。


Celestion HF1300U tweeter


 このセレッションの HF1300/ U、樹脂をしみ込ませた布の円錐形 ドーム振動板にディフューザーキャップが付く独特のデザインで、13キロヘルツまでしか再生しないものの、音はタンノイ のホーンとはまた違った癖のある艶を持っていて魅力的でした。

その後 KEF の T27 やオーダックス製のものなどが英国製システムによく使われるようになりましたが、この当時最も優れたツイーターのひとつだったのではないかと思います。とくに弦の音はきれいでした。

このユニットを手に入れて自分のシステムに組み込んでみたことがありますが、ハイファイというのとは違い、一個遣いでは能率も低かったために結局メインのシステムには採用できず、 ロジャースの LS2 という小型のシステムにツイーターだけ交換する形で別室で使うことになりました。


ロジャースLS-2の箱にセレッションHF1300 Uを入れ、ウーファーにKEFのB110を組み合わせてみた。独特の艶とムードのある音。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html


セレッション・ディットン25(左)と 66 (Celestion Ditton 25, 66 1975) 大らかに響いて艶があり、うっとりする個性的な音。

 そしてそのユニットを作ったセレッション本家では、BBCモニター LS5/1 に似た構成のディットン25 というモデルにこのツイータが2個使われていました。

その上には ディットン66というモデルもありましたが、若干違うバランスながらどちらも独特の響きを持った魅力的なスピーカーでした。どんなソースもきれいな色で朗々と鳴らしてくれたのです。

とくに 66の方は大きめの箱に入ったややグラマラス なパッシブ・ラジエーターの低音でリアルな音ではないなと知りつつも、ホールのような響きが加わった、それにしかないくつろいだ音に降参してしまいます。

スーパー・ツイーターがついているのでレンジは狭くないのですが、ちょうど昔のクレテンザやエレクトローラといった蓄音機がナローレンジだったにもかかわらず甘く美しい音色を響かせていたのに若干似ているかもしれません。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

6. 中川隆[-10350] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:04:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1976] 報告

KEF 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html


KEF 104aB 華やかさはないものの、良いバランスの音だった。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

LS3/5a のツイーターである T27 を使ったスピーカー・システムで3/5a 以外にもうひとつ、なかなか魅力的なものがありました。

ユニットの親元のKEF製 104aBです。

ウーファーは B200 という、 LS3/5a の B110(14センチ)より一回り大きな20センチの黒いベクストレーン・コーン(紙に代わるプラスチックの振動板で、ダンプ剤を塗って使う)で、さらに B139 という楕円型のウーファーの磁気回路を取り除いた パッシブ・ラジエーター(ドロン・コーンとも言い、バスレフの代わりに低音を拡張できるもの)を備えていました。

比較的小型だったにもかかわらずバランスが良く、同時期の国産スピーカーがどれも癖のある高音で目立ちっ子競走を繰り広げていたなか、生の楽器の音を知った全然次元の違うバランスで驚かせてくれたものです。

KEF の創業者であるレイモンド・クックは前述したように BBC の技術顧問だった人で、彼の作り出すスピーカーはどちらかというと生真面目 な、無機的な意味ではなくフラットで色付けを感じさせないものが多かったように思います。

代表作のように言われたリニアフェイズで階段状の 105 は高域が前へ出るせいか分析的で響きに余裕がなく、あまり好みではありませんでしたが、104aB 以外にも魅力的なス ピーカーがありました。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

KEF Cantata 低域まで伸びた、どっしりしたバランスのフロア型。

当時勤めていたオーディオ店にあったカンタータというもので、ウーファー に B139 という楕円のものを使い、中音ユニットは LS3/5a と同じ B110 でした。フロア型のやや大きな箱 に入っていて、モニターシリーズとは違う家庭向けのラインだったと思います。

高音ユニットが T52 という、T27 より大きな 1.5 インチのものだったこともあり、高い方の倍音があまり繊細には出ませんでしたが、中域が充実していてどっしりとした良いバランスでした。B139の特性か、量感はあまりないものの低域がかなり下の方まで伸びていたのも魅力的でした。

このシステムを手に入れて T27 のユニット(以前は単体で売っていました)に交換することを夢見ましたが、それも貧乏な若者の精神活動に終わりました。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

KEF LS50 最近の英国製のスピーカーの中ではクリアながら音像が前へ出過ぎない。


クック亡き 後、最近のものでは KEF の創業50周年を記念して作られた LS50 というモデルがちょっと気になりました。

それまでの UNI-Q シリーズのスピーカーはどうも好みの音ではなかったのですが、同じ格好をしたコアキシャルのユニットを使っていながら、高域が出しゃばらず癖がなく、楽器の音がナチュラルでバランス良く聞こえます。

最近の流行でウーファー は金属製のコーンなのがちょっと心配でしたが、アルミとマグネシウムの合金ということで、嫌な鳴きはないようです。マグネシウムは内部損失が大きく、金属の中ではコーンの材料として適しているものの、腐食の問題があってむつかしいところがあったようです。ここでは合金にすることでクリアできているのでしょうか。

内部は二次以上のネットワーク回路を使っているようですが、現在のチーフであるマーク・ドットが開発時間に余裕を持って好きなように音を聞いて作ったと雑誌等で書かれていることが十分納得できる音だと思います。

買って家で聞き比べたわけではないのであまり詳しく書けませんが、値段が高くないことも合わせて考えると、かなり良いのではないでしょう か。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

7. 中川隆[-10349] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:05:07 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1977] 報告

BBCモニター系スピーカー グレード2 LS3モデル
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html


先ずはこちら

@ LS3/1 1958年頃

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

Plessey又は、parmicoの15インチペーパーコーンウーファー 、
ツィーターは、セレッションHF1300を2個使用。

LS3/1Aでは、ウーファーがGOODMAN製C129/15prに変更され、
ユニット構成が LS5/1 と同様になっております。

LS3 と言うモデルナンバーは、スタジオ外での使用を表すようで、
シルバーのハマートーン塗装と、両側に取り付けられた取っ手を見ると、
ラフな場面での使用を目的とされたスピーカーかと思われます。


次は、こちら

A LS3/M 1967年

Goodmans社製 MAXIM スピーカーシステムをモニターシステムとして使用していた時期がある様です。

当時、世界最小の真のハイファイスピーカーと言われたモデル。
小型モニターを求めていたBBCの、後の LS3/5A の原型とも思われるスピーカーです。
BBC仕様では、両側に取っ手が付けられてた様です。


そしてこちら

⓷ LS3/5 1974年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

SPENDOR社の創業者スペンサー・ヒューズとダドリー・ハーウッドが開発に関わったとされております。

ウーファーが、KEF社B110、ツィーターが KEF社 T27 を使用、デバイディングネットワークは BBC製 FL6/16 というものでした。

BBC研究所内で少量作られた様です。

LS3/5A 1975年

LS3/5 の、ユニットの改良、エンクロージャーの共振の改善、
デバイディングネットワークは、FL6/23に変更され、グレード2モニターとして採用されたモデルです。

製造は、ロジャーズ社、ユニット供給は KEF社で行われました。

取手はこのモデルには付かなかったのですが、専用の小型アンプと共に、アタッシュケースに詰められて、ローケーションなどに持って行かれたそうです。


HH electronic AM8/12


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

このモデルで初めて、正式に一般のメーカーにもライセンスが与えられ、ロジャーズ社ほか数社で、製造、販売されます。


1975年から1978年 ロジャーズ、チャートウェル、オーディオマスター 

1979年から1981年 ロジャーズ、オーディオマスター、ラム 

1981年から1983年 ロジャーズ、ラム、スペンドール

1984年から1987年 ロジャーズ、スペンドール、グッドマンズ 

1988年から1993年 ロジャーズ、スペンドール、ハーベス 

1994年から1999年 スペンドール、ハーベス、KEF


以上のように3年から5年の間隔で3社にライセンスを与え、製造されてた様です。

1999年KEF社は、LS3/5A 用のユニットの製造を終了します。

1988年のデバイディングネットワークの変更は(15オームから11オームへの変更)
BBC から KEF への依頼によって KEF社により行われました。
(ユニットも改良されます。T27 SP1032、SP1228 B110)

1990年 KEF よりの提案のデバイディングネットワーク SP2195 への変更とバイワイヤリングを BBC は承認します。

同一モデルで、ここまでのバリエーションがあるスピーカーは、どこを探してもありません、
マニアには、そんな所がたまらないのか、世界中にコレクターがいたりします。

このモデルに影響を受けたこんなスピーカーも生まれます。

JR JR-149

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

ジム·ロジャーズ氏に依るこちらの円筒形の小型スピーカー、ユニットは LS3/5A と同じものと成っております。
ユニットが金属棒で宙づりに成ってる所に個人的には興味があります。

HARBETH LS5/12A 1995年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html


BBCモニターの最終モデルと成ったのがこちらのスピーカーです。
LS3/5A に替わる小型モニターとして設計されたスピーカー、

ユニットは Dynaudio社製。

KEF LS50 2011年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

KEF社50周年記念モデルのこのスピーカー、設計は Mark Dodd氏。

LS3/5A のモダンバージョンとして作られたモデルです。
設計時には、LS3/5A の音をコンピューター解析し、発展させたとの事です。

LS3/5A の事について、私の最大の疑問は、なぜ BBC は複数のメーカーにライセンスを与えたのかと言う事でした。
今回いろいろと調べた結果、その理由は、ユニットの大量生産によりコストを下げるのが目的だった様です。
・・・なるほどです。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

8. 中川隆[-10348] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:06:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1978] 報告

2015年7月 BBCモニタースピーカー 比較試聴 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pypcte13N2A
https://www.youtube.com/watch?v=iyCdMg0EeSw
https://www.youtube.com/watch?v=xSGWU-C4FKs

BBC License Monitor Speaker 3モデル 音質比較テスト 2015年7月 逸品館代表 清原裕介 
https://www.ippinkan.com/LS35_59_58.htm


Stirling Broadcast LS-3/5a V2
Graham Audio LS-5/9
Graham Audio LS-5/8


BBC(イギリス放送協会)は、日本で言えば NHK のようなものです。
その BBC が放送局用モニタースピーカーとして製作したモニタースピーカーは、日本にも輸入され、オーディオマニア垂涎の名品となりました。

今回はその BBC がライセンス(音質認証)する復刻モデルから、Stirling Broadcast LS-3/5a と Graham Audio LS-5/9、LS-5/8 を聞き比べました。

これらの製品は、オリジナルモデルを生産していた Rogers が廃業(現在の Rogers は名前だけが継承され、当時の人間は在社していない)してしまったために、一度はすべてのモデルが生産完了となったのですが、

生産完了後も世界的な需要が見込める(スタジオだけではなく民生用としても)ことや、これらのスピーカーの音質を愛好するファンが多いことなどから、

Stirling Broadcast社が「LS-3/5a」と「LS-3/6」を、

Graham Audio社が「LS-5/9」と「LS-5/8」を

当時そのままに復刻し、BBC のライセンスを得て新製品として再発売を開始したのです。

オリジナルが日本に輸入されたモデル(LS-3/6 はオリジナルは輸入されませんでした)の発売年度と当時の価格、再発売年度と現在の価格を比較しました。


@ Rogers LS-3/5a
・輸入開始 1976年
・発売時価格 \79,000(1本)

Stirling Broadcast LS-3/5a
・発売開始 2011年
・希望小売価格 \280,000(ペア)


A Rogers LS-5/9
・輸入開始 1985年
・発売時価格 \330,000(1本)

Graham Audio LS-5/9
・発売開始 2014年
・希望小売価格 \650,000〜(ペア)


⓷ Rogers LS-5/8
・輸入開始 1979年
・発売時価格 \790,000(1本)

Graham Audio LS-5/8
・発売開始 2015年
・希望小売価格 \1,700,000〜(ペア)


_____________


LS-3/5a を除いて、意外なほど当時と値段が変わりません。けれど値上がりしているように感じる LS-3/5a も、SEAS社と協同で完全なクローンユニットを作成し、オリジナルをさらに改良し、出荷前に全数がヒヤリングテストを行われている「手間暇」を考えれば、それほど不当な価格とは思えません。そして、その音を聞いてみれば、その価格は望外なほど「安い」と思えるようになるはずです。

この一連の BBS モニターの特長として

「保護グリル付き、ソフトドーム型ツィーター」と「ポロプロピレンコーン採用ウーファユニット」が使われていること、

バッフルの4角が突き出していること、

ウーファーユニットがバッフルに奥まって取り付けられていこと


などが挙げられますが、これらの特長のほとんどは「音を回折させる(悪い反射を引き起こす)」という理由で最新型スピーカーでは廃止されています。

けれども、実際にそれらの音を聞いてみると、むしろこういう「音を悪くする」と考えられていた「無駄(間違い)」がそうではなく、それがあるからこそ「スピーカーがよい音で鳴っていた」と考えられるのです。


音質テスト

PC などによる解析を得ず、人間の耳と手で生み出されたスピーカーには「楽器」に近い味わいがあると思います。現代スピーカーでは失われつつあるその「味わい」を引き出すため、今回の試聴ではスピーカーが生産された当時の「音源」と「アンプ」に合わて、CDプレーヤーには「アナログレコード」に最も音が近い一体型CDプレーヤー AIRBOW CD3N Analogue を選び、アンプにも最新型トランジスターアンプのような「複雑な電子回路(電子ボリュームなど)」を搭載せず、ある程度スピーカーの影響を受けやすい(スピーカーとアンプが共鳴するように動く)シンプルな増幅回路を持ち、さらに「スピーカーを生かせる音色の良さ」までも実現しているプリメインアンプとして、AIRBOW PM7005 Applause を選びましたが、試聴を終えてこのチョイスは正解だったと感じました。


さらに今回、電源ケーブルには「AIRBOW KDK-OFC/2.0m」という普通の電源ケーブルを使いましたが、接続にはイギリス最大の AVケーブル専門メーカー「QED」の最高級 RCAケーブルとスピーカーケーブルを奢っています。

Stirling Broadcast LS-3/5a には、AIRBOWの高音質ジャンパーケーブル「Silver Jumper/VT」を標準のジャンパーに変えて使いましたがこれらの効果も大きく、結果としてそれぞれのスピーカーの音質は最大限に発揮できたと感じています。

______


試聴ソフト

Della「せせらぎ」
Decca「Your Best Tunes」
Grace Mahya「Last Live at DUG」
noon「500 Miles」
DENON「新世界」


▲△▽▼


Stirling Broadcast (スターリング・ブロードキャスト) LS-3/5a V2
メーカー希望小売価格 280,000〜(ペア・税別)


音質評価

せせらぎ

まったく違和感のない自然な音が出る。水の流れは滑らか。鳥の声は遠近がキチンと出てリアル。スピーカーのサイズが全く気にならない。

こういう評価はほかのスピーカーでも行っているが、LS-3/5aはそのレベルが飛び抜けて高く。低音〜高音への音のつなぎ目の違和感や、再生限界付近で音が消失する感じ(ここから音が消えているのだろう)が全くない。だから、スピーカーが鳴っているとは思えず、スピーカーの存在感が完全に消える。

唯一不思議に思うのは、TAD R1 Mark2などワイドレンジのスピーカーでせせらぎが完全に鳴ったときは、目の前にせせらぎが出現し、リスナーは川辺に立っているように感じられるのだが、LS-3/5aの「せせらぎ」は川辺の家屋の「明け放れた窓」の向こうを流れているように感じられることだ。つまり音源までの距離を感じる(せせらぎまでの距離が遠い)だけで、それ以外は完全に違和感のない100%自然な音が出てくる。


セレナード

冒頭での弦の厚み、重厚感が素晴らしい。このサイズのスピーカーはともすれば、楽器の数を端折ったように音数が減り、ハーモニーが寂しくなるのだが、
LS-3/5aは良質な弦楽器が、数多く鳴っている事がストレートに伝わってくる。低音も出ていないはずなのに、それがまったくわからない。コントラバス帯域の音階やメロディーもきちんと感じられる。素晴らしく美しく、感動的な音でセレナードが鳴る。素晴らしい生演奏を聴いているような気持ちになる。


モナリザ

ギターの音が鋭く、余韻は甘い。ボーカルの透明感、艶やかさは比類がなないほどだ。もちろん、サイズや価格の影響がないはずはない。けれど、そういうネガティブな点をまったく感じさせない完璧なチューニングが実現している。だから、演奏を、音楽を聞くのに、何ら不足を感じないだけではなく、その美しいメロディーとサウンドに終始心を奪われる。音ではなく、音楽が聞こえる。


500 Miles

イントロのピアノの音が「スッと出る」ことに驚かされる。多くのスピーカーは、このイントロのピアノの立ち上がりが遅く、打鍵感がスッキリしない。また、ピアノの響きも濁りやすい。

ここでピアノの濁りについてわかりやすくするために、少し音階について説明する。「純正律」という音階がある。純正律の音階は、それぞれが完全に割り切れる倍数の関係にあり、複雑に音が重なっても澄み切ったハーモニーが生み出される。しかし、純正律では「転調や移調」が非常に困難になるため、一般的には、1オクターブを単純に12分割して得られる「平均律」が使われる。楽器には、バイオリンのようなフレットを持たない弦楽器のように奏者が音階を自由にコントロールできるものと、鍵盤楽器のように奏者が音階を変えられないものがある。キーに応じて音階(発生する周波数)が決められている鍵盤楽器から複数の音を出したとき、響きには割り切れない周波数の「唸り」が生じる。しかも、ギターのように音源が少ない楽器(ギターの弦は6本)とは違い、ピアノは100本を超える弦(音源)が同時に共振する。ピアノから良い音を引き出すには、それらの響きを「上手く混ぜる」ことが重要になる。ピアニストのタッチでもその響きは変わるし、もちろん会場の温度や湿度でも音が変わる。熟練の調律師は、この「唸り」を絶妙に分散して、それをピアノの「味わい」に変えている。

本来は濁っている音を澄み切った響きとして聞かせているピアノの音をオーディオで再現するときに、スピーカーを始めとする再生系に「よけいな響き(人間に不愉快な響き、楽器のが発生する振動とは違う成分の響き)」が発生していると、その音が「複雑だけど美しい音」から「濁って不快な音」に変わってしまう。

大きなスピーカー(キャビネット)から生まれる響きは大きいが、小さいスピーカーからは小さな響きしか生まれない。LS-3/5aはこの小型スピーカーの利点の大いに生かし、ピアノを濁らせずに再現するという難しい仕事をいとも簡単にこなしてしまう。当然、ピアノよりも響きのシンプルな人間の声も美しさもすばらしい。

LS-3/5aが聞かせる500Milesは、演奏が生きている。アーチストの魂が見えるような音が鳴る。この音を聞いてしまえば、ほかのスピーカーでボーカルを聞きたくなくなるほど、素晴らしい音だ。


新世界

イントロから低音がまったく不足しない。ただステージは原寸大よりも正確に縮小され、ホール最後方か、あるいはホールを覗ける「開け放たれた窓」を通して演奏を聴いているような雰囲気になる。これは弦楽セレナードを聴いたときと同じ感覚だ。

けれどその縮尺のスケールは、一切の狂いがないので、LS-3/5aで音楽を聞いていると、必要な情報はすべて得られる。

演奏のすべてがわかり、すべてが伝わる音。実に知的なスピーカーだ。REVOX G-Miniも素晴らしかったが、LS-3/5aはそれに匹敵、あるいはそれを凌駕する。個人的には、MAGICO Q1よりも素晴らしいと思う。なぜならば、限られたコスト、限られた技術で、Q1と同じような完成された音を聞かせてくれたからだ。


 Carpenters 「Gold」から「Rainbow Connection」を聞きました。

LS-3/5aにマッチした楽曲として、カレン・カーペンターの僅かに憂いを秘めた美しい声、玩具のピアノの感そうな響き、ラストでの子供達とのハーモニーなど、磨き抜かれたシンプルなメロディーの良さを引き出してくれると考え、カーペンターズ「Rainbow Connection」を選んで聞いた。


総合評価・使いこなしのポイント

LS-3/5aは、小型スピーカーの「名機」に名を残すスピーカーだ。今までに数百を超える小型スピーカーを聞き、自分でも作ってきた(AIRBOW IMAGE11/KAI)が、最も欲しい小型スピーカーを3機種選べと言われれば、最初にLS-3/5aを挙げるだろう。次点は、Sonus Faber Minima。そして、IMAGE11/KAIを付け加えよう。LS-3/5aの素晴らしさは、「盆栽」のようだ。音楽のサイズ、演奏のスケールこそ縮小されるが、内包する「宇宙」の深さとサイズは変わらない。こんなスピーカーは、もう二度と現れないかも知れないとさえ思う。LS-3/5aには音楽再生にかける人間の情熱と英知が感じられる。オーディオと音楽の関わりを深く知れば知るほど、このスピーカーの「良さ」が滲みてくる。そういうスピーカーは他にない。

Stirling Broadcast LS-3/5aは「ネット付き」で音質がチューニングされている。試聴時には必ず「ネットを付けて」聞いて欲しい。また、仕上げで若干音質が異なる。お薦めの仕上げは「ウォールナット」だ。


▲△▽▼


Graham Audio(グラハム・オーディオ) LS-5/9
メーカー希望小売価格 \650,000〜(ペア・税別)


音質評価

せせらぎ

LS-3/5aよりも中域に厚みがあり、川の流れがゆったりとしている。ツィーターの口径がかなり大きいが、鳥の声のシャープさはLS-3/5aに勝るとも劣らない。ステージが広がり、家の中(窓越しに)から川辺に降りたった感じがする。


セレナード

S-3/5aよりも音に力があり、中域の音が熱い。ユニット、あるいはキャビネットが共振しているのか、透明感、精密な感じ(精緻さ)では、LS-3/5aには及ばない。LS-3/5aよりもステージ寄りの、前方の座席で聞いているイメージ。


モナリザ

ギターの切れ味の良さはLS-3/5aだが、音の太さ、余韻の甘さではLS-5/9が優れている。ボーカルにも力強さが出て、演奏に余裕とゆとりが感じられる。

それぞれの音を車のエンジンのフィーリングに例えるなら、LS-3/5aが1.6LでLS-5/9が2.4L(どちらも4気筒)のように思える。LS-5/9はトルクフルだが、回り方(回転フィール)がやや雑な感じだ。

500 Miles

バスレフの遅れや、中低音の膨らみは感じられないが、イントロのピアノのアタックがLS-3/5aよりも僅かに丸く、響きも少し濁ってくる。ボーカルはとても力強く、表情も豊かに再現される。LS-3/5aでは感じなかった、ボーカルの息づかいのようなものが伝わってきた。


新世界

中音に厚みとパワーがあり、力強く新世界が鳴る。ツィーターの切れ味は素晴らしく、金管楽器の音がひときわ鮮やかに力強く鳴る。

バランス感覚と正確さでは、LS-3/5aが勝るが、音の濃さや厚み感、力強さではLS-5/9が勝っている。

 Melody Galdot 「My One End Only Thrill」から「Baby I'm a Fool」を聞きました。(このソフトのお求めはこちら)

中域の厚みと力強い表現力が魅力的なLS-5/9にマッチした楽曲として、メロディー・ガルドーを選びました。19歳の時に交通事故に遭い、それを乗り越えて生きている「喜び」と、事故の後遺症による過敏症から来ると思われる独特の「流れるようなメロディー」が心を和ませます。彼女の声は、まるで「楽器」のようです。その流麗なメロディーとボーカルの甘さをLS-5/9がさらに引き立ててくれます。


総合評価・使いこなしのポイント

LS-5/9の総合的なバランスはLS-3/5aに敵わない。たぶんそれは、ツィーターの口径がLS3/5aの19mmから34mmへと大きくなっているのにもかかわらず、クロスオーバー周波数を3kHzと変えていないことが原因だろう。200cm口径のウーファーから3kHzを歪みなく出すのは難しい。ウーファーの高域上限3kHz付近では、コーン紙(ポリプロピレンのユニット)が分割共振を起こしているはずだ。だから中域が濁るのだろう。けれど、大型で厚みのあるユニットで高域を出しているからこそ、その魅力的な中域の厚みが実現する。このLS-5/9の癖を利用すれば、他のスピーカーでは得られない甘美な世界が開けるだろう。女性ボーカルやチェロなど中音が魅力の楽器にはとても良くマッチする。

LS-5/9を「ネット付き」と「ネット無し」で聞き比べると、ネット付きでは音がネットを通過するときネットの繊維が揺れる「サラサラ」という音が聞こえた。LS-5/9はS/N感が向上し、中域の音抜けも良くなる「ネット無し」がお薦め。


▲△▽▼


Graham Audio(グラハム・オーディオ) LS-5/8
メーカー希望小売価格 \1,700,000〜(ペア・税別)


音質評価

せせらぎ

LS-5/8は、LS-5/9よりも寸法が随分大きく、バッフルからの反射の影響も大きいはずなのに、音像は逆にコンパクトにまとまり、小型スピーカー(LS-3/5a)のような自然な音の広がりを実現する。こんなに巨大な「箱形」のスピーカーから、どうすればこんなに優れた立体感が得られるのか想像もつかない、

ピントがシャープで、音像がキリリと引き締まり、川の流れ、鳥の声が原寸大で再現される。スピーカーが大型化したにもかかわらず、LS-5/9よりも自然な(違和感のない)音が出て驚かされた。

精密さやバランスの良さは、LS-3/5aに匹敵するが、LS-3/5aが窓からせせらぎを眺めていたのに対し、LS-5/8では目の前をせせらぎが流れている。


セレナード

LS-5/8よりもLS-5/9の方が中低域に厚みがあり、低音楽器の音は逆にあっさりした。けれどそれは出ていないのではなく、LS-5/9が少し「わざとらしいほど出ていた」ためだ。LS-5/8の低音はさらりとして、見かけほど「ごつい」低音は出ない。

このソフトでも小型スピーカーのような違和感のない音の広がりと、コンパクトでシャープな定位が実現する。このサイズのスピーカーの存在感がこれほど容易く消えてしまうのは驚異だ。LS-3/5aに比べ、チェロの音が魅力的に感じられた。


モナリザ

ギターの余韻の空気感がリアルで、音が会場の隅々に行き渡り、消えて行くのがわかる(たぶん、それはエフェクターで作られたエコーだろうけれど)。LS-5/8の音はLS-5/9よりも自然で上質だ。常にその音質にスピーカーの介在を感じさせる「TANNOY」とは対照的に、LS-5/8はその姿を消し音を鑑賞する邪魔をしない。音楽だけではなく、音質までもがギャランティーされている。BBCがライセンスする「モニター」の面目躍如である。


500 Miles

イントロのピアノの音はLS-3/5aと同じく、「スッと出る」。どういう魔法を使えば、こういう大型のレトロな(最新技術で作られていない)2wayスピーカーから、こんな違和感のない音の立ち上がりと、立ち下がりが得られるのだろう。

再現される曲のバランス、癖の無さはLS-3/5aに近いが、LS-3/5aでは聞こえなかったピアニストがペダルを踏む音が聞こえることで、このスピーカーが大型だと気づかされる。すべてのバランスは保たれたまま、音楽がLS-3/5aの縮尺モデルからLS-5/8では等身大に変わった。


新世界

ステージが原寸大よりも正確に縮小されたLS-3/5aとは違って、その精密さを保ったままホールが原寸大の大きさになる。ホールの空気感や気配感、あるいは空気の揺らぎのようなものまで伝わり、もはや生演奏を聴いている気分にさせられている。

 Keith Jarrett 「The KÖLN CONSERT」から「1曲目を途中まで」聞きました。(このソフトを注文する)

LS-3/8の低音の再現性と、全体の透明感を生かせるソフトとして「ピアノ曲」を選びました。ピアノには100を超える弦が張られていますが、それらは「平均律」という「割り切れない音階」でチューニングされています。そのため複数の音を同時に鳴らしたとき、ピアノの音は必ず「濁り」を生じます。調律とはピアノの音を正確に合わせるだけではなく、この「割り切れない濁り」をどれだけ「味わい」に変えるかが腕の見せ所。それを環境(温度や湿度)と演奏者(ピアニストの好み)に合わせます。けれどスピーカーに濁り(キャビネットやユニットの共振)があると、ピアノの音は不必要に濁り、その美しさが損なわれます。

現代的な高性能スピーカー、TAD R1 Mark2やMAGICOは技術的にこの問題を解決し「共振を極限まで低減」することで美しいピアノを再生します。しかし、そういう技術がなかった当時は「スピーカーの共振を楽器になぞらえる」ことで、美しい響きを生み出していたのです。LS-5/8は共振しますが、その共振は楽器の響きと完全に一体となり、私達には楽器の音とスピーカーの共振を聞き分けることができません。これが、冒頭から言い続けていた「魔法」の正体です。

LS-3/8が「魔法」使って再現する、美しいピアノの音を聞いてください。蛇足ですが、AIRBOWのプレーヤ−、CD3N Analogue、プリメインアンプ PM7005 ApplauseもLS-5/8と同じ「魔法」がかけられています。オーディオ機器の開発に必要なのは、理論、技術、測定を遙かに超える「人間の耳」というのは、今も昔も変わりません。

総合評価・使いこなしのポイント

LS-5/8は見かけの「粗雑さ」とはまった裏腹に、透明でバランスの良い音を聞かせる。LS-5/8を聞いていると50年近くオーディオは「変わっていない」ことを実感する。ハイレゾ、DSDとデジタル技術はどんどん進む。けれど、オーディオの真意は「アナログ」にある。なぜならば、楽器は50年前からそれほど大きく変わってはいないし、マイクもレコード時代とそれほど大きく変わってはいない。変わったのは、制作側の都合による「アナログ」から「デジタル」への変化が最も大きい。けれど、音楽を録音するには「アナログ」の方が適していると最近特に思う。最終的にデジタル化するのはよいと思うが、録音とミキシングまではアナログの音が良い。また、微妙な音量調整などもアナログがやりやすい。デジタルでは割り切れないものがある。技術では、計り知れないものがある。

LS-5/8を聞いていると、オーディオ技術が「忘れてきたもの」を思い出す。そしてそれがどれほど大切なものであったかを実感する。これは、ただの「レトロ」なスピーカーではない。BBC モニターとは、お金に糸目を付けず、国営放送が開発したスピーカーなのだ。それだけの価値は、今もある。

こんなに大きいスピーカーなのに小型スピーカーのように使いやすい。けれどもそれを生かすには、ある程度の部屋の広さが必要になる。15畳程度以上の部屋で鳴らすのがお薦め。ネットは、外して聞いて欲しい。


▲△▽▼


試聴後感想


BBC(イギリス放送協会)が開発したモニタースピーカーが、BBC Monitorと名付けられた4つのモデルです。

イギリスとは面白い国で、古くても良い物は「捨て去らない」という風潮を大切にします。伝統を重んじると言い換得られるこの風潮が、何でも新しいものをありがたがるアメリカ人とは決定的に違います。アメリカ人は新しいものにこだわり、イギリス人は伝統にこだわる。これは、国を出た人たちと、国に残った人たちの「対比」を表しているようです。

そういう「古くても良い物は守る」彼らが、一度は生産が完了になり消えてしまった「スピーカー」をわざわざ現代に蘇らせたのが、今回試聴した3機種のBBC Monitorです。この3モデルに、Stirling BroadcastのLS-3/6を加えた4モデルすべてが復刻され、BBCが再びライセンスを与えました。これがどういうことかと言えば、日本なら、NHKと「個人」が手を取り合って、30年以上前のスピーカを正確に蘇らせるようなものです。

そんなことは、イギリス以外の国ではあり得ないでしょう。また、これほど「こだわりに満ちた」スピーカーが他にあるでしょうか?

間違いなく、BBC Monitor 4モデルは、オーディオの「歴史的財産(ヘリテイジ)」だと言いきれます。オーディオマニアなら、その音を聞かずしてオーディオを語れない。それほどの意味と価値を持つのが、この4つのモデルではないでしょうか。

では、なぜそれほどのスピーカーが日本では「無名」なのでしょうか?最大の理由は、オーディオ雑誌や金に目のない評論家たちは「我田引水」にしか興味がないからです。彼らは褒めても金にならない製品を、褒めたりしないのです。もちろん、昔からそう言う風潮はありました。けれども昔の評論家や雑誌は、「本物」であれば、損得勘定抜きにでもその情報を提供してきました。それが、彼らの見識であり、良心の証でした。けれど今の雑誌社の編集部や評論家連中に、そのような「見識や良心」を求めることが無理です。だいたい、オーディオと音楽についての知識すら怪しいのですから。

もう一つは「オリジナル」を必要以上に珍重する一部のマニアの存在です。音がわからないからこそ、オリジナルにこだわるのです。名機だから、音が良いと盲信する。間違ったことです。本当に善し悪しがわかるなら、オリジナルや何らかのアイコンにこだわる必要などありません。常により良い物が生み出されるからです。それが、進歩であり、本当の意味での技術革新です。

オリジナル以上の音質を実現して、現代に蘇ったBBC Monitor。

復刻されたBBC Monitorとは、そういう「信用できない連中」ではなく、イギリス放送協会がライセンス(認証)を与えた新製品です。BBCが認定していることが、すなわち信頼の証です。

もちろん、その音は現代にもまったく問題なく通用します。

音楽を聞くためのシンプルな道具。プロの道具。それが、BBC Monitorなのです。一度は聞いてみてください。もしかすると、あなたのオーディオに対する考え方が変えられるかも知れないのですから。
https://www.ippinkan.com/LS35_59_58.htm

9. 中川隆[-10347] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:06:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1979] 報告

Stirling Broadcast ls-3/6 ls-3/5a v2
2012年1月 逸品館 代表取締役 清原裕介
https://www.ippinkan.com/stirling_broadcast_36.htm
 


Stirling Broadcast LS-3/6 メーカー希望小売価格 ¥700,000(ペア・税別 / チェリー・ウォールナット仕上げ)

Stirling Broadcast LS-3/6 メーカー希望小売価格 ¥750,000(ペア・税別 / ローズウッド・エボニー・ゼブラノ仕上げ)

逸品館がお薦めする "Stirling Broadcast LS-3/5a V2" は、1972年 LS3/5a が誕生してから自社の放送局に導入された LS3/5a のファンとなって以来20余年 LS3/5a を修理してきた DougStirlingさんが、90年代の後半 LS3/5a の生産が停止された後に経験を生かし初期の LS3/5a モデルの構造を継承する新たな製品として開発したモデルです。

"Stirling LS3/5a V2"と名付けられたその製品は、薄壁のエンクロージャー、ネジ留めリアバッフルなど、外観は初期モデルと同じ設計を採用しています。

さらに搭載されるユニットの SB4424 と SB4428 も英国放送局内にしか存在していない LS3/5a の最高峰 BBC 001/002 のユニット(もちろんKEF)の特性をコンピューター解析し、デンマークの Scan-Speak とノルウェーの Seas と共同開発して作り出した 001/002 のほぼ完全なクローンユニットです。

オリジナルを忠実に模したキャビネットとユニットに、Stirling が自社開発した"Super-Spec"ネットワークが組み合わせられ、限りなく BBC 001/002 に近い音質が得られるのが Stirling Broadcast社の"LS-3/5a V2"です。

この"新型"は、名実共に名機 LS3/5a の名に恥じない製品であり、なおかつ低域の伸びやダイナミックレンジが歴代の LS-3/5a よりも優れているとイギリスでは高い評価を受けています。この評価には、私も全く同じ意見です。

このように "Stirling LS3/5a V2" は BBC からライセンスを受けて生産される正真正銘の現行製品であり、すでに海外の多くのスタジオでは、使い古された LS3/5aが "Stirling LS3/5a V2" に取り換えられていると聞きます。 すべての完成品は DougStirlingさん自らがテストしてから市場に送り出しています。

逸品館が注目する、その Stirling Broadcast社から LS-3/5a の上位機種、LS-3/6が発売されました。

届けられたカタログをちらっと見て 3Wayスピーカーと確認しただけで、詳細を見ずとりあえず音を出してみました。3Way と言うことで「細やかな中域」を期待したのですが、出てきた音は 2Way の LS-3/5a とそれほど変わらない音でした。

しばらく聞いていると、LS-3/5a よりも高域が良く伸びていることと、サイズなりの低音が出ることが確認できましたが、PMC のように本格的な中域ユニットを奢っている 3Way に比べて中域の「情報量」がかなり少なく、その音質から 2Way + スーパーツィーターという構成が感じ取れました。カタログで詳細を調べるとずばりその通りでした。


LS-3/6の構成

LS-3/6 はキャビネットの大型化に合わせてウーファーのサイズが LS-3/5a の 85mm から 220mm へと一気にサイズアップされています。このサイズアップに伴う低域の量感と厚みの改善は、十分感じられます。


高域は LS-3/5a と同じ 19mm 口径のツィーターのクロスオーバーツィーターを 3kHz から一気に 13kHz に上げてスーパーツィーターとして使い、新たに LF/3kHz:HF/13kHz を受け持つ 27mm 口径のドーム型ツィーターが採用されています。


聴感上の音質は、このスペック通りに 2Way にスーパーツィーターが加わった感じ本格的な 3Way スピーカーほど中域は細やかではありませんが、LS-3/5a よりも明らかに中域が細かく、高域がスッキリと伸び、厚みのある低域が再現されます。

この期待の新製品、LS-3/6 の試聴テストを行いました。


製品の概要

Stirling Broadcast LS-3/6 

方式 3Way バスレフ

スーパーツィーター 19mm(SB-4436)
ツィーター 27mm(SB−4434)
ウーファー 220mm(SB-4432)

最大入力 150W
インピーダンス 8(オーム)

感度(出力音圧レベル) 87dB/1W/1m

周波数帯域(−6dB) 45Hz-17KHz
クロスオーバー周波数 3000Hz/13kHz

外形寸法(突起部含む) H630×W300×D300mm
質量 18.5Kg(1本)

入力端子 Bi-Wire対応 φ4mm

仕上げ チェリ−、ウォールナット、ローズ、エボニー、ゼブラノ

LS3/6 と LS3/5a のサイズの違い-
https://www.ippinkan.com/stirling_broadcast_36.htm

試聴テスト

最初音が少し硬く低音も出にくかったのですが、連続で 100時間ほど鳴らし続けると中域の音が細かくなり、高域が柔らかくなりました。低域もかなり良く出るようになって、音の広がりも格段に改善されました。テストは、この「初期エイジングが完了したと考えられる状態」で行いました。

 

1) Mariah Carey / マライヤ・キャリー "1's"

ス−パーツィーターが追加されたにも関わらず高音が出過ぎず、まろやかに広がるのが印象的です。かといって、切れ味のない丸い音かと言えば、そうではなく芯の強さと透明感、切れ味が兼ね備わっています。

ボーカルは現代の水準のスピーカーを基準にすると、とても柔らかくニュアンスが細かく深く抜群の説得力が感じられます。音場はスピーカーを取り囲むようにまろやかに広がります。

LS-3/6 の音質は故郷を同じイギリスに持つ、逸品館ベストセラースピーカーのハーベス "HL-5"に似ていますがそれよりも中域が濃く、高域が滑らかでマイルドです。低音は HL-5 と同じくらいか、少し少ない程度です。

HL-5 の良さは 2Wayならではの繋がりの良い滑らかで自然な音質を持ち、聞き疲れしないことでした。

LS-3/6 はそれに非常に近いイメージでマライヤ・キャリーを鳴らしますが、HL-5 より中域が濃くニュアンスが細かいことと、高域の切れ味が少し弱くアタックがマイルドに感じる点が違います。

相対的に LS-3/6 は、HL-5 よりも周波数エネルギーバランスの「かまぼこ形」の山が高く、耳当たりの良い「音楽の美味しいところがより濃く再現される」エネルギーバランスに仕上げられているようです。

直前に Vienna Acoustics The Music (240万円/ペア・税別)という高価なスピーカーで同じアルバムを聴いていたのですが、LS-3/6 に切り替えた途端に色気がグッと増したことに驚かされました。

オーディオ全盛期には、スピーカーの音質を JAZZ 向きのカラリとした「アメリカンサンド」と、クラッシック向きの柔らかい「ヨーロピアンサウンド」に二分していたことがありましたが、LS-3/6 は当時の代表的な「ヨーロピアンサウンド」に仕上がっています。

決して押しつけがましくはないのですが、

「音楽はこうして聞くんだ」
「音楽を聞くには、スピーカーはこうあるべきだ」

LS-3/6は私にそう訴えているように聞こえます。

歴史が育んだ素晴らしい音楽スピーカー LS-3/6 は、肩肘張らずに毎日音楽を聞き続けられる懐の深い音でマライヤ・キャリーを情緒深く鳴らしました。


2) Come away with me Norah Jones

新品の LS-3/6 でノラ・ジョーンズを鳴らしたときは完全に低域が不足し、この音なら LS-3/5a で十分だと感じられました。しかし、100時間ほど鳴らし込むと LS-3/6 の低域はかなり分厚くなり、中域の表現力や高域の解像度もグンと良くなってきました。

ギターやシンバルの切れ味は、高域が 13kHzで 2分割され新たにユニットが追加されたことで LS-3/5a を確実に上回り、アタックもしっかりしています。

音の細やかさ(解像度)も明確増え、LS-3/5a では聞こえなかった「奏者のタッチノイズ」までハッキリと聞き取れるようになっています。

強化された高域の音質に合わせて中域にしっかりとした厚みが加えられ、高音を薄っぺらく感じさせないのはさすがです。この厚みと色気のある中域を支えるように、膨らみすぎない程度の響きが演出されたふくよかな低域が加わり LS-3/6 の音は作られています。

初期エイジングが終わったと考えられる状態でも、LS3/6 の低域はキャビネットサイズを考えれば再生周波数帯域下限はそれほど低くないのですが、人間が低音を豊に感じるボリュームゾーンの 100kHz 近辺が少し持ち上げられているような感じがあって、スピーカーから出た低音がふわりとした響きを少し残しながらすっと消えて行く様は現代的なスピーカーとは違う心地よさを感じさせます。

BBC の基準に沿って音楽を色づけなく再生するために作り上げられた LS-3/6 の 3ユニットが奏でるハーモニーは素晴らしいバランスです。何の抵抗もなく音楽が心にすっと入ってきます。熟練の手によって練り上げられた生演奏との違和感を全く感じさせない老練なサウンドは、オーディオの一つの到達点だと確信します。

 


3) From The New World / Neumann , Czech Philharmonic orchestra

クラシック、中でも交響曲を鳴らすと LS-3/6 は全く別のスピーカーの表情を見せ始めます。

あの小さな LS-3/5a ですら交響曲を聴くとサブウーファーの必要性を感じないほど豊かな「低音感」が得られることに驚かされましたが、サイズがより大きい LS-3/6 は確実にそれを凌駕します。マライヤ・キャリーやノラ・ジョーンズを聞いているときは、低音がやや不足気味なために「素晴らしく自然だけれど、スピーカーが作り出した心地よい仮想現実を聞かされている」という感覚があり、心のどこかにスピーカーで音楽を聞いている感覚が残っていたように思います。ところがソースを交響曲に変えた途端その感覚が完全に消え、まるで現実のコンサート会場に放り込まれたように感じます。

ピアニッシモからフォルトに移行するときの一気呵成な盛り上がり感、透明で見通しの良い空間に弦の繊細な音が漂う感覚、コントラバスが生み出す圧力感、それらが非常に生々しく現実的な音質で再現され、目の前で鳴っているのはリアルなコンサートとしか感じられません。

LS-3/5a が再現する交響曲は、ホールサイズを 100-200人規模にやや縮小した「ミニチュアライク」な演奏でした。

LS-3/6 が再現するホールサイズは 500-1000人規模に拡大され、LS-3/5a で避けられなかった縮尺感覚が完全に消えたリニアなサイズで交響曲を楽しめます。

今までにかなりの数のスピーカーを聞いてきましたが、交響曲を鳴らすことにかけては LS-3/6 の右に出るスピーカーはそれほど多くありません。

また、交響曲に関して LS-3/6 は、ハーベス HL-5 を遙かに超えています。

LS-3/6 は素晴らしく完成度の高い、高度にチューニングされた「楽器」。
この音には、心の底から敬服します。


総評

BBCモニター LS-3/5a を製作したスピーカーメーカーは、Rogers、KEF、Spendor、Harbeth の4社です。

この中で Rogers は一度倒産し、技術の継承がなされていません。

KEF は新しいデザインの製品に移行することで生き残りを図りました。

残された Spendor と Harbeth の 2社だけが、現在も当時の流れを引くスピーカーを作り続けています。

最初にご紹介しましたように Stirling Broadcast社は、1990年代に新しく作られたメーカーで当時の Rogers社とは関連がありません。しかし、設計者の DougStirlingさんが LS-3/5a を完璧に修理できると言うことは、彼が LS-3/5a を作り出せると言う証明です。

BBSモニター LS-3/5a の完璧な復元という挑戦から生まれた Stirling Broadcast LS-3/5a V2 に私はすでに最高級の評価を与えています。

しかし、オークションでは未だに「音の劣化したオリジナル LS-3/5a が考えられない高価な価格」で落札されています。

「コレクション」という趣味を持たない私には、劣化した古い個体が「それより新しい個体よりも価格が高い」ことが理解できません。

オークションにかけられる多くのビンテッジ製品は、当時の面影を留めないほど状態の悪いものが多いか、巧妙に修復された個体が多いにも関わらず、異常な高値で落札されることが少なくありません。

昔名声の高かった製品を「一度で良いから聞いてみたい」という考えは理解できますが、工業製品である限り経年変化による劣化は避けられないことを忘れないように頂ければと願います。

正統派の復刻モデル LS-3/6 は、前回試聴した LS-3/5a に違わず素晴らしい音質でした。音楽、特にクラシックを深く理解するお客様にお薦めしたい、素晴らしいスピーカーです。
https://www.ippinkan.com/stirling_broadcast_36.htm

10. 中川隆[-10346] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:07:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1980] 報告
QUAD 11L Signature vs LS-3-5a Rogers stirling 
2011年7月 逸品館 代表取締役 清原 裕介 
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm


2004年に日本に上陸した Quad 初のダイナミック型スピーカー「11L」はリーズナブルな価格と高音質が市場で高く評価され、このクラスの製品として爆発的なヒットモデルとなりました。

QUAD11L(Piano Black) メーカー希望小売価格 ¥100,000(ペア・税別)生産完了

2007年には、ツィーターやネットワークなどが改良され「11L2」へと進化を遂げています。

QUAD11L2 メーカー希望小売価格 ¥118,000(ペア・税別)生産完了

このモデルは 11L に比べ明瞭感とレンジ感が拡大し確実に音質が改善されていましたが、価格が若干値上がりしたために「11L」ほどの数は出ませんでした。それでもモデル終了間際には円高還元で実売価格がかなり「11L」に近づいたため、再び当初の人気を取り戻したのです。そして2011年「11L」は、日本限定モデルの「11L Signature」へと進化を遂げました。


QUAD 11L Classic Signature
メーカー希望小売価格 ¥90,000(マット仕上げ・ペア・税別)、¥120,000(光沢仕上げ・ペア・税別)


このモデルから特徴的だったキャビネットの形状が「袴/スピーカー下部の突起」がなくなり、通常のブックシェルフ型に変更されています。また設計者が変わっており、これらによる音質の変化がどのようなものか?興味のあるところです。


この期待の新製品、QUAD 11L Signature の試聴機が届けられたとき、Rogers からオリジナルを可能な限り忠実に再現した新発売レプリカモデルの LS-3/5a が届きました。

LS-3/5a のレプリカというと Stirling Broadcast から発売されている LS-3/5a を逸品館では取り扱っています。この Stirling LS-3/5a は、オリジナルを作った設計者が現代に LS-3/5a を蘇らせたモデルです。


QUAD 11LSignature と LS-3/5a は、価格帯は違いますがサイズは割と似ています。そこで QUAD 11L Signature に、オリジナルの設計者が蘇らせた LS-3/5a と、製造データーなどが残っているかもしれないオリジナルを作ったメーカー Rogers(会社は全く別物です)が復刻した Rogers LS-3/5a を加え3機種のスピーカーの聞き比べを行うことにしました。

Rogers LS-3/5a 65Th Anniversary Edition 市場販売価格 ¥158,000(ペア・税込)

Stirling Broadcast LS-3/5a V2 メーカー希望小売価格 ¥280,000(ペア・税別)

____


QUAD 11L2 (Piano Black)
¥118,000(ペア・税別)生産完了しました

ツィーター 25mm(ソフトドーム/テキスタイル)
ウーファー 125mm(ケブラー)
最大入力(RMS) 150W
インピーダンス 6(オーム)
感度(出力音圧レベル) 86dB/1W/1m
周波数帯域(−6dB) 45Hz-28KHz
クロスオーバー周波数 2200Hz
外形寸法(突起部含む) H190×W330×D263mm
質量 6.3Kg(1本)
設計責任者 スティーブ・ヒューレット

_____


QUAD 11L Signature (Piano Sapele Mahogany)
¥120,000(ペア・税別)
マット仕上げは¥90,000(ペア・税別)

ツィーター 25mm(ソフトドーム/テキスタイル)
ウーファー 125mm(ケブラー)
最大入力(RMS) 300W
インピーダンス 6(オーム)
感度(出力音圧レベル) 87dB/1W/1m
周波数帯域(−3dB) 48Hz-22KHz
クロスオーバー周波数 2200Hz
外形寸法(突起部含む) H190×W310×D263mm
質量 6.3kg(1本)
設計責任者 ピーター・コモー
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm

______


Stirling Broadcast LS-3/5a V2
(ウォールナット)¥280,000(ペア・税別)

ツィーター 19mm
ウーファー 110mm(ダイキャストフレーム)
85mm(ポリプロピレンコーン)
インピーダンス 11(オーム)
感度(出力音圧レベル) 83dB/2.83V/1m
周波数帯域 78Hz-20KHz ±3dB
クロスオーバー周波数 3000Hz
外形寸法(突起部含む) H300×W188×D168mm
質量 4.9Kg(1本)
備考 バイワイヤリング対応

_____


Rogers LS-3/5a
65Th Anniversary Edition OPEN価格 (実売¥158,000/ペア・税込)

ツィーター 19mm
ウーファー 138mm
※V2との違いは採寸によるもの
インピーダンス 11(オーム)
感度(出力音圧レベル) 83dB/2.83V/1m
周波数帯域 70Hz-20KHz ±3dB
クロスオーバー周波数 3000Hz
外形寸法(突起部含む) H188×W304×D185mm
質量 4.9kg(1本)
備考 バイワイヤリング対応
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm


LS-3/5a V2(以下V2)と LS-3/5a 65Th Anniversary Edition(以下65Th)の正面写真。V2の板厚が65thより少し薄いことが分かります。

ウーファーとツィーターはパット見似ていますが、よく見ると全然違うものが使われていることがわかります。ウーファーの口径はカタログでは随分違いうのですが、実際に計るとほとんど同じで大きさの差はありません。

細かい部分ではサランネット固定用のマジックやツィーター周りのフェルトの配置が違います。

見た目がオリジナルに近いのは65Thです。


 オリジナル の LS-3/5a
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm


スピーカー端子も形状は似ていますが、大きさなどが違っています。
また正面の仕上げはほとんど同じでしたが、裏側の仕上げが全く違っていることが分かります。

底板の部分もV2は四隅に小さなゴム足が使われており、65Thには何もついていません。キャビネットのサイズは、ほぼ同一です。

11L Signature と LS-3/5a 65Th のサイズを比べてみました。
幅と高さはほとんど同じですが、奥行きがかなり違っています。
寸法の違いはわずかですが、実際には 11L Signature が一回り以上大きく見えます。

音質テスト


CD/SACDプレーヤー AIRBOW SA15S2/Master

アンプ AIRBOW PM15S2/Master

スピーカー・スタンド Acoustic Design AD-35a


試聴ソフト


forplay
Restless Night
Sheherazade

今回テストしたスピーカーは Bi-Wire に対応していますので、付属品のジャンパーのままでスピーカーケーブルをどの端子に繋ぐと音が良いかをテストしました。結果すべてのスピーカーで、プラスを上、マイナスを下の端子に繋ぐとバランスが良く自然な鳴り方になったため、テストはこの接続で行いました。

Bi-Wire 対応スピーカーにスピーカーケーブルを使うとき繋ぎ方で音が変わるのは、聴感上の「音のタイミング」が変わるからです。

このタイミングの違いを示すのに「位相」という表現が使われますが、この言葉はオーディオとしては正しのですが、医学的には人間は位相を聞き分けられないので「タイミング」と言う言葉が正しいと思いますが、どの端子にスピーカーケーブルを繋ぐかで「低音〜高音」への音のタイミングが変わります。

この「タイミング」とはアコースティック楽器が「物理法則」に沿って音を出すとき、その一連の音の変化が「一定の法則=物理的に正しい動き」をきちんと反映しているか?(タイミングが合っている)あるいは反映していないか?(タイミングがずれている)を指しています。たとえるならTV映像と音声のリップシンクのような感じですが、このタイミングがずれていると音の広がりや倍音構造に違和感を生じ、音が不自然な感じに聞こえます。

タイミングの整合を判断するためには、タイミングがずれていない録音(マイク構成がシンプルなライブ録音などが好ましい)と倍音をきちんと聞き分けられなければなりません。

ケーブルの接続方法の違いで音が変わるのも、ジャンパー線などで音が変わるのも、電気的な理由に加え「物理的な理由」が影響すると考えられます。測定できないほどのわずかな、電気系の振動(ケーブルやネットワークのパーツ)が反映される、スピーカーの音の変化を私たちは敏感に聞き分けられるのは驚きです。

音質評価

それぞれのスピーカーの音質評価は、

サランネット付き
サランネットなし
サランネットなし+AET SCR-Jumper
サランネットなし+NVS-Jumperの4通り行いました。


____


1) (fourplay/1曲目)

(サランネット付き) 

ギターの音色が甘く、透明な響き(濁りのない響き)がとても心地よく感じられます。エンクロージャーの響きは多いのですが、その響きが音を濁らせず楽器のエコー成分(響き)として聞こえるので電子楽器がアコースティック楽器のように響きよく鳴ります。

低音の量感はサイズよりも多く、サブウーファーの助けを借りなくてもベースの音階やリズム感、力強さは十分に再現されます。特にベースの音が中高域と混じらず、きちんと分離して聞こえることにはサイズと価格を考えると驚きです。中高音も従来の11シリーズより明らかに癖が少なくスムースで、ウーファとの繋がりが抜群です。

Signature では、スピーカーとしての基本的な性能である聴感上の音域の広さや、再現される音の細やかさ、立体感などが確実に改善され、またそれらのバランスがグッと良くなって、完成度が非常に高い製品に仕上がっています。

音は明るく軽快で音楽を聴いていることが楽しくなります。若干高域の芯が緩く感じられることがありますが、楽器の音色変化の鮮やかさ、演奏者のタッチ変化の繊細さ、ハーモニーの美しさなど、音楽を一切の不満なく楽しく聞かせてくれるその能力の高さに感銘すら覚えるほどでした。


(サランネットなし) 

ネットを外すと音が一層細かくなりますが、バッフルの反射の影響なのでしょうか?音の広がりに違和感を覚えます。また、それぞれの楽器が奏でるハーモニーもバラバラになりがちで、サランネット付きで感じたあの素晴らしい魅力が半減しました。音の響きや粘り、厚みも後退して、悪い音ではないのですが少し安いスピーカーが背伸びしていい音を出そうとしているように感じられました。


11L Signature は中途半端に HiFi な音を狙わず、このスピーカーの持ち味であるバランス感覚を引き出すような鳴らし方がお薦めです。また、ほとんどの場合はサランネットのあるなしでこれほどまでに印象が変わることはありませんが、11L Signature はサランネットを付けた方が良さそうに思いました。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

音の密度がグンと上がって HiFi感が増し、低域も深く太くなりますがなぜか高域が弾みません。音質は向上しているのでがそれと引き合えに、11L Signature が本来持っている開放的で明るい感じが後退して、演奏がやや暗く沈んだ感じに変化しました。

しばらく聞き続けているとオーディオ的音質向上による満足感は上がってきますが、11L Signature を最初聞いたときの「いい音で楽しく音楽を聴いている!」という感動は薄くなります。バランスが崩れ、安いスピーカーが背伸びして良い音を出そうしているように痛々しく感じてしまうことがありました。

SCR-Jumper を使うことで音質はかなり向上して楽器の音がリアルになり、演奏も緻密で整ってくるのですがこういう音のスピーカーならPMCなど他にもあり、当然ですが11L Signature はそれらに叶いません。11L Signature は神経質にならず音楽をざっくりと、お洒落に鳴らすことでその持ち味が最大限に引き出せるように思えます。ある程度の鷹揚さ加減で楽しく聞かれることをお薦めします。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

ジャンパーを NVS に変えるとネットを付けていたときのように音が上手くまとまります。11L Signature が本来持っている音色の美しさや、優れた立体感、スムースな繋がりの良さは全く損なわれないままに、透明感と音の細やかさがグッと向上します。緻密になった分やや演奏は静か(静的な印象)になりますが、細部の細やかな表現の向上がそれを補ってあまりある改善がもたらせれます。

楽器の音のリアルさ、楽器の操作(タッチ)のデリケートさは、同じスピーカーを聞いているとは思えないほど向上し、低音も低く深くなり、やや芯が甘く薄く感じた高域もきちんと補正されて不満が消えました。うるさいことを言うならば、演奏が少し暗く静かな方向に振られた感じがありますが、fourplay という曲自体あまり快活な演奏ではありませんから、この程度は許容できる範囲でしょう。NVSはSCRほど音質改善効果は大きくありませんが SCR よりも雰囲気が良く、音楽ファン向けの当たり外れの少ないチューニングとしてお薦めできそうな音質だと思いました。


_____


2) (Restless Night 9曲目)


(サランネット付き) 

fourplay で感じたようにイントロのギターの透明な音色がとても美しく聞こえますが、そうとはいえギターの質感の高さにはやはりスピーカーの価格を感じさせる限界があります。

ボーカルは濁が少なく魅力的ですが、発音の細部が聞こえにくくやや大味な感じがあります。これも価格を考えると粗探しをしていると行った方が良いでしょう、

アコーディオンとギターの音色の違い、ハーモニー部分の掛け合いが正確に描き分けられます。これは価格を考えると驚異的です。さらに驚かされたのは、ベース音が濁らずにきちんと分離して聴き取れることです。このクラスのスピーカーはコストの関係でどうしてもキャビネットが共振するため低い音が濁りやすいのですが、11L Signature はその低い音を濁らずきちんと分離して鳴らします。これは凄いことで、少なくともこのクラスこのサイズのスピーカーではあまり耳にしない質の高い低音を聞かせてくれました。しかし楽器はかなり魅力的に鳴るのですが、ボーカルの質感は楽器ほど高くなく、若干不満が残りました。


(サランネットなし)

サランネットを外すとギターの音は少し荒れますが、不満を感じたボーカルがグッと魅力的になって細かくて聴き取れなかった部分が聞こえるようになります。カーラボノフの声は透明感を増し、女性らしい色気や切なさ、哀しい恋の物語としての説得力がぐっと増します。

アコーディオンとギターの掛け合いも分離感と明瞭さを増し、魅力が大きくなりました。発音も聞き取りやすくなり、男女コーラス部でも分離も明確になりました。この音なら文句はなく聞いていて楽しいスピーカーと言えます。11L Signature は、価格や存在感を忘れて音楽に引き込まれる愉悦を味わえる希有な製品です。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

これは凄い!ギターの質感が全く変わってしまいました。カーラボノフのボーカルもため息まで聞こえてきそうなほどリアルで繊細、そして何とも言えない色気が出ます。元々静かで暗いイメージのこの曲には、SCR の静かで緻密な感じが抜群にマッチします。その場で演奏が行われているのかと錯覚するほど、すべての音のクォリティーは大きく上がり、分離や解像度・・・、あらゆる部分が素晴らしく向上します。

低音も厚みとエネルギー感を増し、fourplay で不満を感じたのが嘘のようにSCRを使うことで素晴らしい音が出ます。ギタリストが弦をリリースした時のアタックの強さの再現は比べものになりませんし、ボーカルの発音の細やかさも同様に比べものになりません。鳴らす楽曲でこれほどイメージが変わるとは想像していませんでした。今までの経験でもこれほどのドラスティックな変化を経験したことはありません。それほど劇的に音が変わりました。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

この曲に関しては NVS は SCR に音質が遠く及びません。しかし、ボーカルの優しさや深みはなかなかのもので、音楽的なまとまりや表現力は十分に高く評価できます。ギターはSCRと比べると輪郭がまろやかですがエコー成分がグッと多くなり、1〜3弦よりも4〜6弦のウェイトが大きくなります。アコーディオンも切れ味よりも響きの成分がより強く感じられますが、ベースは少し肥大して響きが止まりにくくなりました。

総じて中低音の量感が高まり、穏やかで滑らかな音に変化します。刺激感は非常に小さく、システムの音を滑らかにしたいとき、きつさや硬さを軽減したいとき、立体感を補いたいときにこのジャンパーを使うと音がまとまりそうです。


____


3) (シェーラザード 2曲目)

(サランネット付き) 

スケールは原寸よりも小さいが、ホールでコンサートを聴いている感じが上手く出ます。音はやや濁り、倍音に曇りを感じますが、こういうウォーミーな音は生演奏でもありがちですから特に嫌な感じはしませんし、別段不満も感じられません。ただし高域の伸びや解像度感が不足しがちで、その部分では SACD を聞いているという満足感はあまり大きくなく、どちらかと言えばレンジ感よりも音の細かさや繋がりの良さ、密度の高さに SACD の良さが感じられました。

バイオリンの音は滑らかで刺激が少なく甘く魅力的です。オーボエの音は切れ込みが少し甘いですが、響きはの再現は秀逸です。金管楽器の高音がやや低級に感じられますが、バランスや雰囲気は問題ありません。

本来、このクラスのスピーカーで交響曲を不満な聞こうというのは無理な注文なのですが、11L Signature はその難題を上手く解決しています。ある程度の枠の中にすべての音を凝縮しバランス良くまとめることで、演奏を自然な感じで再現しスピーカーやコンポの存在を忘れて聞き手を音楽に引き込ませます。これはなかなか絶妙のチューニングです。Quad の名に恥じないスピーカーの音作り手腕の高さを納得させられました。


(サランネットなし)

サランネットを外すとバイオリンの音の曇りが取れて、倍音がすっきりとして透明感が増します。2台のバイオリンの分離感も向上し、ハープやオーボエの音も澄み切って美しさを感じます。後で鳴るコントラバスやチェロも「台数」がかなり増え、交響楽団の人数が倍くらい増えたと感じるほど音の数が多くなりました。

音の広がりも自然で違和感がなく、透明感と自然な立体感が見事にマッチしたPHILIPS録音らしい良さが感じられます。ホールの静寂感もアップし、音楽の表現かより細やかく深くなります。金管楽器は厚みを増し、ネットを付けていたときに感じた軽くざわついた感じが完全に消えました。エネルギー感や躍動感もアップします。

サランネット付きの音も悪くありませんが、サランネットを外した時の澄み切った音の世界を味わってしまうと、サランネット付きには戻れません。Restless Night の試聴で SCR-Jumper を高く評価しましたが、その時に感じたドラスティックな変化が、このソフトではネットのあるなしで得られました。ソフトによって表情や使いこなしが変わる 11L Signature はなかなか奥が深く、面白いスピーカーかも知れません。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

バイオリンの音が引き締まって、密度がグッと高くなります。各楽器の音の分離も大きく向上し、演奏の質感が一気に高まります。静寂感も向上し、バックグランド(暗騒音)の無駄な音がほとんど消えてしまいました。静かな空間の中に美しい物語が展開する様が素晴らしいのですが、躍動感パワー感はやや減少した感じです。

荒々しいタッチで演奏を描くのが付属のジャンパープレートの音なら、細やかなタッチで繊細かつ写実的に演奏を描くのが、SCR-Jumper の音です。どちらがよいかは好みもあるでしょうが、細やかな部分まできちんと再現される SCR で聞くシェーラザードはより本格的で高度な演奏に聞こえました。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

交換することで解像度と透明感が非常に高まった SCR の音は、舞台袖で演奏を聞いている緊張感を伴いました。対して、NVSの音は適度な開放感がありコンサートホールの一番良い席で演奏を聴いているように感じられます。音の生々しさは SCR が優れていましたが、雰囲気の生々しさは NVS が優れているように感じます。

それぞれの楽器の音の質感やハーモニーの音の関係、倍音構造に全く違和がありません。音が立ち上がって減衰するまでの音の変化や、エネルギー(音の大きさの変化)の流れがとても自然で、生演奏を聞いている時と全く同じ感覚で楽器の音が味わえます。自然な感じで生演奏を聴いているような雰囲気がとても心地よく、さすがに音楽家が手作りした製品だけのことはあると感じさせる音です。

音だけではなく音楽的バランスも非常に高く、安心して演奏に浸れます。NVS を使うと 11L Signature はかなり高級なスピーカーにも全く劣らない「雰囲気」と「表現力」でシンフォニーを聴かせてくれます。この懐の深さやチューニングの絶妙さも他メーカーのジャンパーとは一線を画します。音楽の真の深さを聴き取れる音楽ファンにこの音を捧げたいとすら思うほどです。音を止めるのがためらわれるほど、素晴らしい音でシェーラザードが見事に鳴りきりました。


___


4) (fourplay/1曲目)

(サランネット付き)

QUAD 11L Signatureの音も良かったのですが、65Th の音はさらに質が高く引き締まっています。ギター、シンバル、ピアノの倍音の質感が高まり、楽器がワンランク以上上質になったように感じられます。中域のエネルギー感も凝縮され、音楽が楽しく弾みます。ベースは音階もリズムも明瞭に再現されますが、量感は少な目です。ウーファーのサイズと密閉型という形式を考えるとこれは目を瞑るべきでしょう。しかし、それを除けばそれぞれの楽器の音の美しさや緻密さは大きく向上していますし、表現も確実にアップしています。

スピーカーを 65Th に変えるとスピーカーが良くなったというイメージではなく、楽器の音質の良さが改善し生楽器の音色の美しさが磨かれる感じに聞こえ方が変化しました。11L Signatureの音も滑らかで絹濾し豆腐の味わいでしたが、65Th の音はそれよりも遙かにきめが細かく、上質なイメージです。しかし、滑らかな中にもきちんと芯があってピアノのアタックやベースのリズムもしっかりと再現されました。

(サランネットなし)

11L Signature で感じたのと同じく楽器の音の質感は上がるのですが、ちょっと荒れてがさつな感じがします。しかし音の広がりは非常に自然で、スピーカーのすぐ側で音を聞いても圧迫感やユニットから音が出ている違和感がほとんどありません。高域の自然な感じはツィーターに被されている金属のカバー(小さな穴が空いた金属製の保護グリル)やツィーターの周囲に配置されたフェルトが効いているのだと思われます。

ネットを外すと不思議と低音の量感が増し、この量感なら特にサブウーファーを欲しいとは思わないでしょう。高域はアタックの鮮烈さや切れ味が向上しますが、引き替えに音の粘りやハーモニーの厚みが少し後退します。しかし、65thでのネットのあるなしは QUAD 11L Signature のように明確ではなく、好みで使い分ければよいと感じる程度でした。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

ネットを外した事による高音のざらつきやがさつな感じが完全に消えて、音質の向上が快感として感じられるようになります。11L Signature に SCR を組み合わせると、少し暗く元気がなくなったように感じられました。65Thでもその傾向が感じられますが、音質や密度感の向上、細部の再現性の向上、低音の力感の向上などがそのマイナスを帳消しにします。特に低音の力感の向上がめざましく、最初に感じた低音の不足感は完全に消えました。

ギタリストが弦をリリースしたときに生じるアタック感が強くなり、エコーの強さや透明感も改善してギターの「むせび泣く感じ」が高まります。演奏の躍動感はやや小さくなりますが、それ以上に静かな部分が沈み込もことで演奏の奥深さが高まります。ノリノリで聞く音ではなく、演奏をじっくりと鑑賞させるように再現するのが SCR の特徴です。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

低音の量感や力感は SCR から後退します。また中音の密度感や輪郭のきちっとした感じもやはり後退します。しかし、滑らかさや響きの良さ、音楽のノリの良さは向上します。低音楽器はややぼけて膨らみますが、不思議とリズムは弾みます。ギターは断弦した瞬間のアタックの力や切れ味は緩くなりますが、サスティン(余韻)部の変化が大きくなって左手で弦に掛けているテンションの変化が明確に伝わります。

音としては緩くなりましたが響きが増え、演奏は弾んで楽しくなります。とても心地よい音ですが、電子楽器的な「響きの少ないドライな感じ」が薄くなって、fourplay がまるで生楽器の演奏のように聞こえました。NVSは音楽を楽しく聞かせますが、モニター的ではないようです。


_____


5) (Restless Night 9曲目)

(サランネット付き)

ギターの音色は適度に金属的で心地よい感じです。ボーカルはややドライでたどたどしい感じを覚えますが、声の質感や表情には艶があります。低音が若干少ないせいか、ギターの包み込まれるような広がりは 11L Signature ほどではありません。ボーカルも同じで音は立体的に広がりますが、音楽が限られたサイズの空間にぎゅーっと凝縮されたような鳴り方をします。箱庭、盆栽的なこの感覚はオリジナルの LS-3/5a とよく似ています。

アコーディオンの音色は繊細で儚く、この曲の雰囲気にとても良くマッチします。これで高域にもう少し鮮烈さ、アタックの鮮烈さが加われば、申し分のない音になりそうです。

(サランネットなし)

サランネットを外すともう少し欲しいと感じていたアタックの切れ込みの鮮烈さや、超高域の倍音が出て高域の透明感と鮮やかさが増します。ギターは生々しくなり、金属弦を使っているフォークギターらしい味わいが出てきます。5弦6弦の太さも良く出るようになりました。ボーカルは舌足らずさが消えて、成熟した女性の魅力が感じられるようになり、アコーディオンも透明感が増してギターとの掛け合いの部分のそれぞれの音色の変化がよりハッキリと繊細に描き分けられます。

ハーモニーの男性ボーカルがメインボーカルのカーラボノフの声を聞きながら、それを補助してハーモニーの厚みを増すように歌っていることがきちんと伝わります。国産品やHiFi一辺倒のスピーカーを使うと、全部の音がハッキリしてハーモニーの男性ボーカル(脇役)がメインボーカル(主役)に被り、演奏が乱雑(へたくそ)に聞こえることがあります。そんな音を聞いていると音楽のなんたるかを理解できない人が音を作ったのだろうと感じ、いらいらして音楽を聴くのがつまらなくなってしまいます。65thは全くその逆で、音楽を音楽らしく実に上手く再現しました。ただ、エイジングの影響もあるのでしょうが、65Th の音はオリジナルよりも少し硬くドライな感じに聞こえました。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

ギターの音色は繊細さと色彩感を増し、楽器の質がかなり上がったように聞こえます。5弦6弦の音と1〜3弦の分離感が向上し、低音部と高音部のメロディーの違いがハッキリと伝わります。ボーカルも緻密さを増すのですが、少し元気がなく暗い感じに変化しました。アコーディオンも繊細さを増しデリケートな音になって、ハーモニー部分も美しく繊細になりますが、やはり少しパワー感が足りないように感じます。

11L Signature でも感じたのですが演奏するソフトとの相性で SCR は緻密さと引き替えに、パワー感を損なう傾向があるようです。わずかな投資で上級モデルのSIN-Jumperが入手できますし、SIN-Jumperならこのような副作用は感じられませんから、どうせ購入なさるならSIN-Jumperを選ばれる方が間違いありません。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

ギターの音色が開放的で明るくなります。SCR では弦の直接音の変化が主体にギターの音が再現されましたが、NVSではギターの胴鳴りもきちんと感じられるようになります。それと引き替えに低音がやや緩くなり膨らみますが、全体的な音調はSCRよりも魅力的です

カーラボノフの声は発音の細部が聞き取れなくなりますが、雰囲気が良く表現に艶が出ます。アコーディオンの音色は、空中を漂うように響きが大きく広がります。ハーモニー部分では女性と男性がそれぞれの表現を気遣い、まるで恋人が寄り添って歌っているような実に良い感じに再現されました。NVS に変えると SCR よりも躍動感やパワー感が向上して感じられますが、絶対的な「量」はSCRと変化していません。NVS の音が良いと言うよりは、SCR が音を細かく聞かせすぎて演奏がやや神経質に聞こえていたようです。映像の場合、粒子が粗ければ躍動感が演出されますが粒子が細かくなれば大人しく滑らかな画像に変化します。音も全く同じで、音質向上と音楽性を両立させるために細やかさとパワー感のバランスが非常に重要です。


____


6) (シェーラザード 2曲目)

(サランネット付き)

バイオリンは適度に硬く適度に柔らかい音が出て心地よいのですが、エイジングが足りないのか高域にやや硬さを感じます。オーボエ、コンサートマスター、伴奏の分離とハーモニーは LS-3/5a の名に恥じない素晴らしさですが、やはりエイジングが足りないのか前後方向への広がりがやや浅いのが残念です。

ベースの音はサイズを感じさせない量感があり、音階の変化もきちんと伝わるのはさすがです。フォルテの部分でも音が団子にならず、金管楽器も混濁せずきちんと一歩前に出ます。演奏全体の組み立ての正確さ(自然さ)や躍動感の演出は価格やサイズの限界を感じさせず不満なく音楽に没頭できます。この絶妙にチューニングされた感覚は、オリジナルのLS-3/5aを彷彿とさせました。

(サランネットなし)

ネットを外すとバイオリンの高次倍音がすっと上に抜けて、若干気になっていた硬さが消えました。オーボエはまろやかさと深みが増しました。コントラバスは音色の深みが増し、位置がすっと後に下がって前後方向に奥行きが深くなりました。ピチカートで演奏されるチェロの分離も向上します。演奏全体の表現の深みが向上し、演奏のスケールも一回り大きくなったように感じられます。

気になっていた音の広がりも改善され、ほとんど不満がなくなります。このサイズ、この価格でシンフォニーをこれほど本格的に鳴らせるスピーカーはそう多くないはずです。復刻とはいえ LS-3/5a の能力は侮りがたいようです。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

SCRによる各楽器の音質改善は圧倒的で、バイオリンの繊細さハープの音色の美しさが格段に向上します。聞こえなかったホールに反射て戻ってくるバイオリンの音が聴き取れるようになります。オーボエもリードが震える音がきちんと聞こえるようになります。特に弦楽器の数が一気に増え細かな音が怒濤のごとく流れ出してくるのは圧巻でした。

SCR の音質改善に伴うシンフォニーの再現性の向上は相当大きく魅力的です。またカーラボノフで感じられた躍動感・パワー感の減退は、シェーラザードでは一切感じられず、演奏の緻密さや美しさだけが大きく向上しました。各々の楽器の持っている音色の特徴がきちんと描き分けられ、それが実に楽しく音楽を弾ませます。こういう音で聞けなければシンフォニーは面白くありません。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

バイオリンの高次倍音は SCR ほどスムースに伸びず、適度にロールオフします。オーボエもリードの音は聞こえませんが、木管らしいリッチな響きが感じられるようになりました。コントラバスの低音は少し量感が少なくなり、音階がやや曖昧になりました。クラリネットもオーボエ同様に響きが多くなるのと引き替えに、輪郭がやや曖昧になりました。高音のメリハリが減少し響きが多くなることで、ホールでの座席位置が少し後に下がったような印象を受けます。

オリジナルのジャンパーより相当音質が改善しているのですが、シンフォニーに関しては先に聞いた SCR の効果があまりにも大きすぎたようで、NVS はやや物足りなく感じます。各楽器の音が SCR よりも混濁し音場が濁ってしまうのですが、音楽全体のまとまりや表現力はなかなか素晴らしく、しばらく聞いていると音質の低下がまったく気にならなくなって、音楽に自然と引き込まれました。

_____


7) (fourplay/1曲目)


(サランネット付き)

65Th と比べると高域が柔らかくそれが原因で低域も少し膨らみ加減になりますが、各々の楽器の音色の分解能は65Thを明確に凌ぎ音が心地よく分離します。低音も音は少し膨らみますが、リズム感や音程の再現性は抜群で楽曲が実にリズミカルに躍動します。驚くのはエレキベースの低音の再現性で、実際には出ていないはずの低音まで聞こえ、肌が振るえる感覚まで覚えるほどです。

高い音の質感と音色の鮮やかさが素晴らしく、シンバルのメリハリの効いたアクセント感、リードギターの"走る"感じがとても楽しく音楽が弾みます。ピアノの音も非常に美しく響き、演奏者のタッチや感覚がダイレクトに伝わります。下手なスピーカーで聞くと、このアルバムは「それぞれの楽器が勝手に鳴って演奏者の存在感が薄いものとして再現」されてしてしまうのですが、V2の奏でるサウンドは非常に有機的で演奏者の存在感が強く伝わります。低音の若干の緩ささえ許容できれば、V2 で聞く fourplay は満点に近いイメージです。ピアノの音の良さとエレキベースの押し出しの強さが、最後まで耳に残りました。


(サランネットなし)

ネットを外して高域が伸びた65Thと違って、V2 は高域がほとんど伸びません。シンバルの音も鮮烈さを増すはずが、逆に力が抜けてしまったように感じられます。ピアノの音も粘りがなくなって、グランドピアノがアップライトピアノになってしまったように厚みがなくなりました(実際はシンセサイザー・キーボードの音のはずですがそのように聞こえます)。

低音の押し出し感が後退し、演奏全体のパワー感も損なわれました。普通はサランネットを外すと、音は鮮やかさを増し特に高音がすっきりするものですが、V2はそうなりません。非常に不思議なことです。それだけ V2 のチューニング、音作りが雑妙なのでしょう。サランネットを外すとV2本来のまとまりの良さが後退し、魅力が半減しました。V2 はネットを付けて聞いた方が良さそうです。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

ギターの密度感が大きく向上します。感じられなかった空気感が出て、音が大きく広がります。エレキベースの低音が1オクターブくらい低くなったように太くなり、パワー感が増大します。ピアノも密度感と質感が大きく向上しました。しかし、高域はわずかに重くなったように感じられ、輝きが少し薄れます。ベースもパワー感は向上しましたが、タメが感じられず「空振り」しているように聞こえます。

なんだかな?と思いながら、念のためにサランネットを取り付けてみると、中低音の厚みが増し演奏にタメが出て音楽が非常に楽しくなりました。V2 はネットがなければモニター的な素っ気ない音ですが、その音はモニターとして非常に優秀で素直な音です。ネットを付けると表情が一気に変わり、音楽的で聞いて楽しい音に変化します。もしV2 の制作者が意図して、サランネットのあるなしでモニター・スピーカーと音楽・スピーカーを切り替えられるように作っているとすれば(実際、そのようにしか感じられないのだが)これほど巧妙なチューニングは、他に例がありません。これほどレベルの高い音作りがなされた V2 の素晴らしさを理解できるかどうかが、オーディオマニアの卒業検定になると行っても良いほどこのスピーカーはレベルが高く仕上げられています。恐ろしいほどです!


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

ジャンパーを NVS に変えると、ギターの音色が太くなります。ギタリストがより甘く、胴鳴り(ボディーの鳴り)が多いギターに持ち替えたように聞こえます。ベースはリズミカルですが分離は SCR よりもかなり悪く、低音も膨らんでメロディーラインとリズムセクションが混じります。ベースプレーヤーが弦を強くリリースしてアタックの高次倍音を強調しリズムラインを明確にしようとする試みがあやふやになって、リズムを刻む正確さと押し出し感(ベースの音が前に出てくる感じ)が失われます。

話は変わりますが、低音が前に出ないから低音に強いアンプに買い換えたいという相談を受けることがあります。しかし、スピーカーから出る低音自体はサブウーファーのようにふわふわしているだけでアンプを変えてもそれはあまり変わりません。重要なのは低音楽器が発する高次倍音をきちんと再現することです。そうすることで低音は前後に広がり、リズムがきちんと刻まれるようになるのです。スーパーツィーターを追加すると低音が変わるのはそのせいです。オーディオの技術者やオーディオマニアは、もっと「演奏者(達人でなければならないが)が楽器の音をどのようにコントロールしているか?」を学んで欲しいと思います。そうすることでより合理的にオーディオの音をチューニングできるでしょう。電気的に音を分析しデーターから音を理解しようという試みは、非科学的で時代遅れです。


____


7) (Restless Night 9曲目)

(サランネット付き)

上手く表現できないのですがギターの音色、ボーカルの声が実に「しっくり」きます。違和感が一切ない自然な音で、ただただ音楽に聞き惚れてしまいます。あらゆる音が自然であらゆるバランスが適正。それ以上に表現するべき事は何もありません。素晴らしいV2は人に感動を与えるスピーカーです。耳の肥えた私を感動させる製品などそうそうないのですが、V2は私の耳を遙かに超えた高いレベルでオーディオという製品の底深さ、スピーカーというプロダクツの可能性を見せてくれます。

大金をはたけば音が良く性能の良いスピーカーはいくらでも手に入ります。しかし、V2 のように「作り手の真心」を感じさせてくれる製品は、お金を払っても巡り会えるものではありません。オリジナルの LS-3/5a 以上に V2 を高く評価します。さすがにオリジナルの設計者が復刻した製品です。


(サランネットなし)

この楽曲ではサランネットを外しても V2 の音楽性はほとんど損なわれずサランネットを外したことでよりリアルに一歩音源に近づいたように演奏が再現されますが、ギターは少したどたどしくなりボーカルに緊張感が感じられるようになります。アコーディオンはすぐ側で弾いているかのように、繊細に倍音が分離して聴き取れます。男性ボーカルと女性ボーカルは、マイクの前で歌っているような感じに変化します。結果として演奏に少し力が入りすぎ、ややぎくしゃくした感じに聞こえますがこちらが本当の演奏に近いのかも知れません。

V2 はサランネットを外すとがらりと雰囲気が変わり、レコーディングの状況やマイクが捉えた音がどのようなものであるか?などが非常に細かくかつ正確に伝わるようになります。サランネットを外した音はレコーディングモニター的で非常に精度が高いものです。ネットあるなしの作り分けの見事さにも舌を巻かされます。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

SCR は V2 のモニター・スピーカーとしての性格をより強めます。解像度は高くなり、楽器のデリケートな音の変化まで驚くほど細やかに再現されます。ただし、ギターの弾き方は繊細になりますが少し力が弱くなり、ボーカルもデリケートになって艶も乗ってきますが、やはり少し元気がなくなります。SCR を使った音を聞いていると、これほど緊張して音楽の内面に向かわず、もっと開放的で楽しく演奏をしても良いのではないか?と感じます。もし、私がレコーディングの現場に立ち会っていたとすれば、ティーブレイクを取って軽い冗談でも言いプレーヤーの緊張を解くように務めるでしょう。

以前、プロの女性フルート演奏家の練習に立ち会ったとき演奏がどうすればさらに良くなるかというアドバイスを求められた事があります。その時私は、聴衆の存在を忘れ虫や花に演奏を聴かせているように無心に吹けないだろうか?とアドバイスしました。するとどうでしょう?演奏ががらりと変わったのです。人間という器を捨て場のエネルギーや地球あるいは宇宙の波動と奏者が融合したとき、とてつもない美しい音が出ることがあります。演奏者がすべての欲を捨てて心の力を抜き、「無心」になったとき楽器は最上級の美しい音を出します。

天上の音楽と言っても過言ではないそういう素晴らしい演奏を再現するためには、オーディオ機器も欲のないバランスの取れた音、癖のない自然な音作りが求められます。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

音が出た瞬間にギターの音が、生々しいことに驚きました。ボーカルの質感や表現力も抜群で今回の試聴でこのソフトにベストな音が出たように思います。NVS は SCR よりも音が太く、暖かく、有機的で躍動感を感じますが、V2 がそうであるように NVS も実に丁寧に音楽を聴き作られているのでしょう。

NVS のサウンドは確かに SCR のように明瞭度や解像度が最高に達していませんから、その部分にオーディオマニアは不満を感じるかも知れません。しかし、音楽を表現するのに必要なものは「対比」であって「絶対値」ではありません。熟練した画家なら鉛筆一本でも今に動き出しそうな人物像を描けますが、それは「絶対値」ではなく「対比」によって対象を表現することに長けているからです。オーディオも大切なのは「音作り(絵画の表現力)」であって「音質(絵の具の種類や良さ)」ではありません。音質と音楽性のバランスに迷ったら、V2 から学んで下さい。V2にはオーディオで音楽を再生するために必要なすべてのエッセンスがバランス良く詰まっているのですから。


____


9) (シェーラザード 2曲目)


(サランネット付き)

ぱっと聞くと特に感動しない音に感じますが、それはあまりにも自然で普通の音だからです。しかし、曲が始まって1分もしないうちに演奏にどっぷりと聴き入っていることに気づきます。

ハープの美しい響きに乗ってコンサートマスターが表現する、シェーラザード姫の心模様。オーボエがそれを繰り返し、クラリネットが新たな展開を予感させる。シェーラザード姫が舞っているような弦楽器の流暢なメロディーにうっとりしていると、やがてそれぞれの楽器はクライマックスに向けてリズムを早めます。しばらくすると再び静かで儚いメロディーへと回帰する。V2で演奏を聴いているとシーンが目に浮かび、脳裏にドラマが展開します。

言葉がなくても、言葉がないから、より深くそして大いに想像力がかき立てられる。それが交響曲の最大の魅力です。これほどの完成度で再生音楽を味わってしまうと、下手な生演奏では満足できなくなります。


(サランネットなし)

バイオリンの音は繊細ですが、少し細くなります。オーボエも緻密ですが、少しあっさりした音になります。サランネット付きで感じた音場の理想的な球形の広がりが失われ、生演奏を彷彿とさせる音がモニター的で未完成なオーディオの音に変化しました。

オーディオの難しさを「煮込み料理」にたとえて表現するなら、煮込みの「加減」が難しいのだと思います。煮込みが足りないとそれぞれの素材の味がばらばらなままで「煮込みの良さ」が出ません。しかし、煮込みすぎると今度はそれぞれの素材の味が消えてしまい「良質な材料を使った味わの良さ」が消えてしまいます。素材の新鮮さや良さを感じさせる程度に煮込むのがポイントです。この微妙な「煮込みのさじ加減」がオーディオに通じます。

V2 に話を戻しましょう。サランネットを付けているV2は絶妙の煮込み加減で音楽を再現しますが、サランネットを外すとそれぞれの素材の味が強くなり煮込みが少し足りない感じに変化します。素材それぞれの味を確かめたいのならサランネットを外し、完成した料理の素晴らしさを味わいたければサランネットを付ければそれが味わえます。V2 でサランネットを付けたり外したりしながら、それぞれの味わいを確かめると勉強になるはずです。


(サランネットなし) + (SCR-Jumper)

バイオリンとハープの緻密さが大きく向上します。エコー(響き)部分の再現性と解像度が大きく増加し、ホールトーンがほぼ完全に聴き取れるようになります。オリジナルのジャンパーではサランネットを外すと楽器の音が分解されたように聞こたのですが、SCR を使うと解像度が増加しホールトーンが再現されることで演奏にまとまりが感じられるように変化します。結果としてサランネットなしでも、生々しくリアルに生演奏の雰囲気を味わえます。

サランネット付き+オリジナルジャンパーは、生演奏を違和感なく思い起こさせるバランスの取れた音でした。サランネットなし+ SCR は、よい音ですがほんのわずかにオーディオ機器の存在が感じられ、高度にチューニングされた再生システムで生演奏をリアルに再現しているように聞こえますが、ある意味ではこれがオーディオとして到達しうる最高レベルのバランスのように思います。

V2 はネットを付けるとオーディオの限界を超え、オーディオがこれまでに到達したことがないほどの素晴らしいバランスで音楽を聴かせてくれます。V2 の巧みな音作りにリスナーは完全に騙されます。音楽への興味が大きければ大きいほど、オーディオに興味が少なければ少ないほど、V2はその思いに堪えられます。サイズ、価格を超越した素晴らしい音楽性を持つV2の音は、オリジナルの LS-3/5a の伝説に恥じず、それを塗り替える可能性すら感じさせます。


(サランネットなし) + (NVS Copper2-Jumper)

サランネットを外しているのでまだ少しオーディオを感じさせる音が残っていますが、SCR に比べると NVS は遙かに生演奏を聴いている雰囲気に近い音を出します。NVSの最大の美点は楽器の音色の変化や奏者のタッチの違いがきちんと伝わってくることです。NVS を使うと音を通じて演奏者の考え(シンフォニーでは指揮者の意図)が正しく読み取れる(正しく読み取れると感じられる)気がします。

高域が適度に減衰することで中域の厚みが増します。高域の減衰に合わせたかのように低域の量感が後退し、全体のエネルギーバランスは適正に保たれます。何とも言えない生楽器の音色の良さが深まり、ホールトーンの美しさが伝わります。NVS は音楽をく美しく再現し、演奏を楽しく聴かせるV2の味わいを深めます。音楽家はこういう音で演奏を聴いて欲しいのだろう、あるいは聞きたいのだろうと感じさせる音です。NVS のサウンドからは、音楽を何よりも大切にしたいという制作者の意図がハッキリと伝わりました。


___

総合評価


11L Signature は、11L2 を大きく超える完成度の高いスピーカーでした。

音は細かくなり、周波数レンジが広がり、ウーファーとツィーターの繋がりが改善していますが、本来の持ち味である自然で癖のない音に磨きがかかっています。この音ならどんなアンプと組み合わせても、あるいはどんなジャンルの音楽を聴いても素直に追従するでしょう。外観の美しさは変わりませんから、この価格帯ではもっともお薦めな素晴らしいスピーカーに仕上がっていると思います。

Rogers LS-3/5a 65Th Anniversary は、先に発売されたLS-3/5aのあまりの変貌ぶりにその出来映えをかなり心配していたのですが、予想は良い意味で裏切られオリジナルの LS-3/5a に近い雰囲気に仕上がっていることを確認できました。

サイズを感じさせない高い音楽表現能力、こんなに小さなスピーカーなのにサブウーファーの必要性を感じさせない十分な低域再現能力、演奏をコンパクトにまとめ上げて、リスナーに不満を感じさせない能力などは、オリジナルの LS-3/5a を彷彿とさせるものでした。価格も安く(65Thと比べると同クラスのヨーロッパ製品は割高に感じられます=65Thは安くてもライバルよりも音が良いと考えて頂いて大丈夫です)自信を持ってお薦めできるスピーカーに仕上がっていました。

Stirling Broadcast LS-3/5a V2 は、その外観がオリジナルの LS-3/5a と少し違います。しかし、それはオリジナルを超えるために変更されたと考えるべきです。V2 はオリジナルを作った設計者自らが復刻した製品だけあって、外観や音質の変更はすべて「LS-3/5aの正常進化」のためであったと納得させられます。

オリジナルの LS-3/5a も素晴らしいスピーカーでしたが、復刻された V2 はそれを上回るより素晴らしいスピーカーに仕上がっています。オーディオの終着点に相応しい作品、それがこの LS-3/5aV2 ではないでしょうか?

このスピーカーの良さをおわかりいただけるオーディオファンを一人でも増やすことが、オーディオという趣味の厚みを増すことに繋がると思います。しかし、残念なことに V2 はまだわずかしか売れていません。インターネットだけでは、良い商品をお客様に紹介しきれないもどかしさと力不足を強く感じます。Stirling Broadcast LS-3/5a V2 は、歴史に残る素晴らしいスピーカーだと私は確信しています。一聴していただければ、光栄です。
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm

11. 中川隆[-10345] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:08:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1981] 報告

Rogers 現行スピーカー一覧
http://www.rogers-japan.com/1.html


ロジャース(Rogers )


ロジャース(Rogers)は、英国放送協会(BBC)の研究開発部門にいたジム・ロジャース(Jim Rogers )によって1947年に設立されたイギリスのオーディオメーカーである。1970年代に英国放送協会のスタジオ・モニターに採用されたLS3/5aを始めとするスピーカーでもっともよく知られている。

1993年に香港の企業グループであるWo Kee Hong Groupに買収された後は製品の方向性が大きく変わっており、日本での販売は行われていなかったが、2008年に入りロジャースラボラトリージャパンが設立され、同社製品の取り扱いを開始した。


LS3/シリーズ 小中型のBBCモニター。

LS3/5a(1976年発売) - ロジャースのモニターの中では最も有名である。

BBCの定めた規格に従いハーベス、KEF、スペンドール等からも同型同名のスピーカーが発売されていた。

ツイーターは2cmドーム型、ウーファーは10cmベクストレン(Bextrene )製コーン型。後に別売でスタンド兼サブウーファーAB-1が販売された。


LS3/6 - 中型のBBCモニター。日本には輸入されなかった。

___


LS5/シリーズ 中大型BBCモニター。

LS5/8(1979年発売) - 大型。
クォードのパワーアンプ405をバイアンプで使用する。

ツイーターはソフトドーム型LS2/15ユニット、ウーファーは30.5cmポリプロピレン製コーン型。


LS5/9(1985年発売) - 中型。
ツイーターはソフトドーム型LS2/15ユニット、ウーファーは20cmポリプロピレン製コーン型LS2/14ユニットを使用する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B9_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)


▲△▽▼


2014年4月29日
BBCモニター復活!ロジャース「LS5/9(65th Anniversary Edition)」の魅力に迫る!
http://blog.joshinweb.jp/hiend/2014/04/bbcls5965th-ann-e24b.html


本日は、イギリスBBC(英国放送協会)モニターで有名な老舗スピーカーブランド、ロジャースのスピーカー「LS5/9(65th Anniversary Edition)」の魅力に迫ります。オーディオの魅力や奥深さを知り尽くした方にこそお勧めしたいスピーカーです。


ロジャース 2ウェイバスレフ型スピーカー LS5/9 (65th Anniversary Edition)


■ ロジャース(Rogers)というメーカー

ロジャースは、第2次大戦直後の1947年に設立。紆余曲折を経て、現在は香港の企業グループの傘下にあります。ちなみに、日本国内の発売元は、ロジャース・ラボラトリー・ジャパンとなっています。

BBCのモニタースピーカーの型番には必ず「LS」が付いています。これは「Loudspeaker」を意味し、BBCのモニタースピーカーの規格名になります。続いて、「LS」の次の数字は用途、「/」(スラッシュ)の次の数字は開発順を表しています。ちなみに、LS3はスタジオ用小型モニターのことで、超有名な「LS3/5a」は小型で5番目に開発されたモニタースピーカーの規格ということになります。今回取り上げる「LS5/9」は中型で9番目に開発されたスピーカーであることを意味しています。あくまで規格であるため、過去には多くのスピーカーメーカーから同規格のスピーカーが発売されていました。

■ BBCモニターとは

ここで、BBCモニターの歴史を少し紐解きます。1号機は1958年の「LS5/1」で、ツイーターも後に一世を風靡したセレッションのHF1300が使われていました。その後の「LS5/5」には、ウーファー振動板にスペンドールのBC2などでもお馴染みのベクストレン樹脂が採用されました。

70年代には「LS3/5a」「LS3/6」などの小型モニターが開発されました。特に「LS3/5a」は超小型の移動用モニタースピーカーで、ユニットには有名なKEFの「B110」と「T27」が使われていました。「LS3/5a」は、KEF、ハーベス、スペンドール、チャートウェル、そしてロジャースなど、多くのメーカーから発売されていました。箱の規格とユニットは決められてはいるものの、内部のネットワークは各社で少しずつ違いがあり、実際音も少しずつ違いました。私は、能率が非常に低いながら、音のしっとり感とヌケの良さからロジャースの「LS3/5a」を大いに気に入り、手に入れました。

そして、80年代後半(私がJoshin三宮1ばん館に赴任していた時代)に大ヒットしたBBCモニターが、ロジャースの「LS5/8(PM510ファイブテン)」と「LS5/9」でした。当時の私は、その暖かく柔らかで包容力のあるサウンドに憧れました。たくさんのお客様にご購入いただきました。今回、その「LS5/9」が「LS5/9(65th Anniversary Edition)」として約30年ぶりに発売されたのですから、大注目しないわけには参りません。

■ LS5/9の復刻版が発売に!

「LS5/9(65th Anniversary Edition)」は、1985年頃にBBCの中型モニターとして発売された「LS5/9」の復刻版で、当時と全く同一の仕様となっています。オリジナルの「LS5/9」同様、ポリプロピレンコーンのミッドバスとソフトドームツィーターを搭載した2ウェイバスレフタイプです。ロジャース65周年記念として発売されたもので、オリジナルのエンクロージャーの色は、チークとローズウッドがありましたが、今回の復刻版はシックで落ち着いた雰囲気のローズウッドのみとなっています。大変魅力的で綺麗なデザインです。オリジナルは発売当時、チークよりローズウッドの方が高く、価格は約40万円したとのことですが、今回の復刻版がほぼ同一価格を実現していることは驚異的です。

オリジナル「LS5/9」の特徴はユニットにあり、ツイーターには当時の主流であったソフトドーム(34mm)を採用し、ウーファーには振動板に半透明のポリプロピレンを使った200mmコーン型を採用しています。また現在ではあまり見られないフロントバッフル上部に、大きく口を開いた左右対称配置のバスレフポートも大きな特徴となっています。

復刻版のウーファーのポリプロピレンコーンは、かつてのような半透明ではなく、かなり透明度の高い改良型となっています。ツィーターはオリジナルと同様の34mmソフトドームです。ただグリルは、バッフルのマジックテープが丸見えと言うデザイン的な面だけでなく、音質の面からも取り外さない方がいいようです。

ちなみに、ポリプロピレン樹脂は、初期のBBCモニターや民生用スピーカーに採用されていたベクストレンが、本来その素材が持つ固有の振動音を抑えるために塗るダンプ材により振動板自体が重くなってしまうため、さらに特性の良い材料が研究されました。70年代の半ば過ぎ、ダンプ剤を塗る必要のない乳白色がかった半透明の樹脂であるポリプロピレンが選ばれたのです。これがBBCモニターにおける第2世代の振動板材料であるポリプロピレンというわけです。

■ 魅力的なサウンド

そのサウンドは、BBCモニター特有の懐の深さを持っており、大らかで肉厚な中低域、滑らかで艶っぽい中高域は大変魅力的で、音楽のジャンルを選びません。クラシックでは、大編成のオーケストラは開放感たっぷりに、小編成のストリングスはストレスのない豊かな響きが、ボーカルはその温かくナチュラルな肉質感が、そしてジャズは軽やかで屈託のない開放的なサウンドが魅力的です。近年流行の高解像度スピーカーとは一線を画する別の魅力がありました。

「LS5/9(65th Anniversary Edition)」は、決して現在的なスピーカーではありません。正直、オーディオが最も華やかかりし、良い時代のヨーロッパ系スピーカーの中でのタンノイと並ぶ一方の雄です。いわゆる、JBLをはじめとした米国系モニター系の音とは真逆の、ニュアンス豊かなサウンドに、ゆったり包み込まれるような聴き方にピッタリのスピーカーだといえます。オーディオの魅力や奥深さを知り尽くした方にこそお勧めします。
http://blog.joshinweb.jp/hiend/2014/04/bbcls5965th-ann-e24b.html

12. 中川隆[-10344] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:09:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1982] 報告

ハイファイ堂メールマガジン
第660号 「LS3/5A」の「15Ω時代」 京都商品部
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/160923/index.html


さて今回のメルマガでは、前回に引き続き「個人的に愛してやまない」シリーズで、世界中でたくさんのマニアさんがいらっしゃるRogersのBBCモニタースピーカー「LS3/5A」の「15Ω時代」について調査してみました。

発売されたのが1975年で、1999年まで販売されていたようです。(ユニット製造時の金型が破損し、代替の金型を用意する費用の捻出が難しく、断念したのが原因で製造中止になったと言われています。

ちなみに現在も新生 LS3/5A が販売されていますが、ユニットが違うものになっているのでこれはさておき)

約25年もの期間、販売されていただけに途中に幾度かの仕様変更があったようです。

大きいところでは1987年に15Ωから11Ωに変更があった事が有名ですが、この15Ωの中でも幾度かマイナーチェンジをしているので今回はそこらへんを調べてみました。

まずはサランネットのバッジ。
一番初期のものは金バッジだったようです。
相当レアです。

僕もお目にかかった事はありません。
しかも字体も3種類くらいあるようです。
サランネットにベロがついているのも特徴のようです。
海外に所有されているマニアの方をちらほら見かけます。
確認できている分ではシリアル3000番台くらいまででした。

続いては黒バッジ。
これは当社でも過去に入荷がありました。

当時代理店だったオーデックスジャパンさんのカタログにもこの黒バッジ3/5Aが載っています。(冒頭のカタログです)
おそらくシリアル10000番台くらいまでではないでしょうか。

海外ではこの頃までのモデルを「EARLY」や「GoldBagde」と呼び、大変人気があるようです。

続いてはRogersの下にLS3/5aと書いてあるバッジ。
これは金仕様と黒仕様とあるようです。
比較的、金のほうがよく見かけます。

僕の調べでは当社の入荷でシリアル165xx~248xxの頃でした。

海外ではホワイトベリーといって白仕様が主なようです。

最後はお馴染みRogersロゴ。

最終型までこのバッジで販売されていたようです。
当社入荷のもので252xx~500xxまででした。

ただこれらのバッジも変えられてしまっているものもあるため定かでないところもあります。

さて、サランネットをはずして、まずはツイーターT27(SP1032)です。

これも知る人ぞ知る、初期は片側の線が青線なんですね。
調べたところ、当社入荷でだいたいシリアル138xxまではこの青線でした。
以降は両側黒線になるのですが、当初のと後半のとでは振動板周りの板がザラザラしたものになっていました。

18xxx以降くらいからこの仕様になっているように思われます。

続いてはウーファーのB110(SP1003)。

ウーファーなんて見た目で違うとこあるのか?と思うとこですが、よーく見てみると少し違いがあるように思います。

初期に比べシリアル17000以降〜30000頃はセンターキャップ周りの接着剤がやたら厚めになっているものが多いと思います。

そして後半(31000番台後半)になるとコーン紙の質感、エッジの縁幅が変わり、これはおそらく後期に使用されている(SP1228)に変わっていると個人的には推察しています。

そして背面にまわりましてシリアル部。
これも最初期のものは激レアです。
写真は027/028です。

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/160923/index.html

ネット上で001/002も確認できましたが、このタイプでした。
海外のマニアサイトでは1000番台くらいまではこのタイプが出回っているとの事です。

シリアルも連番で販売されているようです。


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/160923/index.html


その後は紙素材のユニオンジャック入りのものになりました。
この頃からA、Bをシリアルの後に付け始めたようです。

左右、似てはいますが一番下のMADE BY~というのがあるのとないのと、ビミョーに3/5A周りの字体も変化してますね。

先程の初期シリアルの番号に重複してくるのですが、左側のは400番台後半〜1000番台前半、右のは1000番台前半〜8000番台前半までが確認できております。(調べたところ、およそ1000番台前半で1976年頃の製造と推測されます)

そしてやっとお馴染みのシリアルステッカー。

でもお気づきでしょうか?
この左右で違う所があります。

見づらいかもしれませんが、実は住所が変わっています。

Rogers社の歴史を調べると、1981年にそれまでのロンドンから郊外のサリー州ミッチャムへ製造本拠地を移転しているようです。

ですので、このミッチャムシリアルがだいたい20xxx〜なので、これ以降のものは81年以降の製品と推測出来ます。

ロンドンのほうは当社入荷で81xx~181xxでした。

ただこのステッカー、金色だったり銀色だったりがあるのですが、混ざっていてどういう違いなのかはまだよくわかりません。

そして15Ω最後のシリアルステッカーがこちらもお馴染みですね。
当社の入荷では286xx〜354xxでした。
これも金だったり白だったりします。

そして最後にスピーカーターミナル部分。
初期〜ロンドンシリアル時代はバナナジャックが主だったようです。
たまにXLRのものもあったようです。

お馴染みのシングルになるのはシリアル20000番台頃からのようでした。
シリアルステッカーもこの頃より所在地がミッチャムになっているので、一緒にターミナルも変更になったのかもしれません。

いかがだったでしょうか?
15Ωの時代にこれほどの小変更があったとは。

しかし、ただでさえレアな初期モデルは、まだまだ情報不足ですので不確かな部分もあり、あくまで参考程度でお願い致します。

今回は外観上での年代による変化についてわかる範囲で調べてみましたが、引き続き調査を進め、更なる3/5Aの世界をあらためて報告させていただきたいと思います。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/160923/index.html


▲△▽▼

>ちなみに現在も新生 LS3/5A が販売されていますが、ユニットが違うものになっているのでこれはさておき)

まず、“Rogers”について簡単に説明しましょう。

Rogersと言えば、知らない方がいないほど有名な「イギリスの名門スピーカーメーカー」でした。イギリスの国営放送局BBCとコラボレートしてRogersが生み出した、あの LS-3/5A を知らないオーディオマニアはいないはずです。

一世を風靡したRogersですが、やがて深刻な経営難に陥り 1993年遂に香港のファンド会社に買い取られ、イギリスでの歴史を閉じました。

Rogers を買い取ったファンド会社は、その後 Rogers の名前でアジアで作られたスピーカーや真空管・トランジスターアンプの再発売を開始しました。

この新生 Rogers は日本にも“Rogers Japan”を設立し、販売を拡大しましたが(逸品館でも新しい Rogers はそれなりに売れていました)、日本法人を軌道に乗せるほど売れなかったのか?数年で Rogers Japan はなくなりました。このような経緯から、私はRogersはてっきり“消滅した”と思っていたのです。

確かにイギリスの名門“Rogers”は、1993年に香港企業に買い取られた時点で消滅しています。

血筋はそこで一旦絶えていますから、今残っているのは“Rogers”の名前だけと言うことになります。昔の Rogers から引き継いだ技術は、何も残っていないはずなのです。

今回テストする真空管アンプ“E20a、E40a”もRogersの名前は付いていますが、設計はイギリスではありません。それを“Rogers”と呼ぶべきなのか?“Rogers”と呼んで良いものか?どうお考えになりますか?

視点を少し変えてみましょう。人の名前が付いている著名なオーディオ・メーカーは複数あります。

例えば“Mark Levinson”、“JBL(James B. Lansing)”などがそれに当たります。

しかし、現在それらのメーカーに設立当初からの設計者はいませんし、創始者もいません。それらのメーカーの新製品の「音」は、初期のそれとは似ても似つかないものです。同じなのは「ブランドのロゴ(バッチ)」くらいでしょう。

会社こそ潰れたことはありませんが、経営者やオリジナルの設計者がいないのは Rogers と同じです。

皆が知っている「ブランド」とは、そういう曖昧なものなのです。

言い換えるなら「メーカーの宣伝戦略」によって作られた「虚像」がブランドそのものかも知れません。少々強引かも知れませんが、そういう意味では今の“Rogers”も”Rogers”と読んで差し支えがないと私は思います。
https://www.ippinkan.com/rogers_e20a_e40a.htm


新生 Rogers が復刻した LS3/5A


・Rogers LS3/5A BBC モニタースピーカー : ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。 28.8万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/
http://www.rogers-japan.com/1_1.html

・Rogers LS3/5A XLR BBCモニタースピーカー: ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。28.8万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/
http://www.rogers-japan.com/1_4.html

・Rogers LS3/5A (65th Anniversary Edition) (2011) : 16.2515万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_5.html
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm

・Rogers LS3/5A (70th Anniversary Edition) (2016): 42.984万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_250.html

Rogers - LS3/5a(ペア)《JP》
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/


Rogersの名器“LS-3/5A”を現代の技術で復活させたのが新生 Rogers の LS-3/5a です。

このモデルは入力インピーダンスの11ΩやBi-Wireに対応している点などはオリジナルを守っていますが、ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。

新生 LS-3/5a は、明るく明瞭度が増して現代的にリファインされていますが、オリジナルの Rogers LS-3/5a が持っていた“翳り”が薄くなっています。

同じ音のスピーカーと言うよりは、違うものと考えて評価されることをお薦めいたします。
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/

13. 中川隆[-10343] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:12:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1983] 報告

「音楽&オーディオ」の小部屋

オーディオ意欲が減退する SP ユニット 2018年09月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9c795a8b4ace56ec3221fc45bceb3fd9


口径30センチのSPユニット「トライアクショム」(グッドマン)が我が家にやってきたのは忘れもしない8月31日のことだった。

         

それから2週間、このユニットとじっくり向き合ってきたがおよそ欠点らしい欠点が見当たらないのに驚いている。いや、けっして自慢するつもりはありません。ありのままの感想です(笑)。

オーディオ機器の中でもスピーカーやアンプなどは「あちら立てれば、こちら立たず」みたいなところがあって、長所と引き換えに短所には片目をつぶるのが「我が家における常識」だった。他家でどうかはいざ知らず・・。

とりわけ「音像定位」と「周波数レンジ」はなかなか両立せず、たとえばフルレンジは音像定位にとって理想的だが周波数レンジではどうしても劣るし、2ウェイとか3ウェイシステムは周波数レンジは確保しやすいが音像定位の面でどうしても劣る。

どちらを優先するかはそれぞれの好み次第だが、このトライアクショムは「同軸3ウェイ」だけあって「音像定位」と「周波数レンジ」が両立している。もちろん口径30センチのユニットだから重低音を期待するのは無い物ねだりというもの。

生演奏とは違って電気回路を使ったオーディオ機器に100点満点を期待するのは愚かなことだと、ずっと割り切ってきたつもりだがその常識がまさに覆されんとしている(笑)。

ただし、一方では困ったことが起きている。

これまで我が家では「一つのエンクロージャーで3つのSPユニット」を入れ替えながら楽しんできた。

          

左からJBL「D123」、グッドマン「AXIOM150 マークU」、ワーフェデール「赤帯付きマグネット」だが、それぞれに捨てがたい味があって日替わりメニューのように重宝してきた。

今回、これに4番目のユニットとして「トライアクショム」が加わったわけだが、この出現で他の3つのユニットの出番がまったく無くなってしまったのである。

まあ、気分転換という面では存在価値があるかもしれないが「いい音」の基準とされるあらゆるポイントで凌駕しているのだからどうしようもない。

ちなみに、そもそも「いい音って何?」という方に、とあるオーディオメーカーの主張を載せておこう。異論がある方もいると思うがどうか「ワンオブゼム」として受け止めていただきたい。

「原音に近づく正しい音とは」

1 ボリュームを上げてもうるさくない音で会話が楽にできる。

2 音は前には出ない。後方に広がり自然に消える。

3 音像は左右後方に定位し、左右フラットに定位しない。

4 小さな音でも明瞭度が下がらない。

5 スピーカーの近くでも離れても後方でも音質、音圧の変化をあまり感じない(音は空気の波紋である)

6 音は思っている程、迫力、パワー感のあるものではない。

7 試聴上、歪(物理特性ではない)が小さくなると音像が下がり、音階、楽器の音色が正しくなる。

8 長時間聴いても疲れない。連室でも音が邪魔にならない。

以上のとおり。

しかし、欠点が見当たらないユニットも考えもので、オーディオ意欲が減退して張り合いを失うのも事実である。

これははたして贅沢な悩みなのだろうか(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9c795a8b4ace56ec3221fc45bceb3fd9

▲△▽▼


ゲットした「究極のSPユニット(口径30センチ)」2018年09月06日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/efa3150409eedb9f02cffb5bc0137fef

先日のブログ「一つのエンクロージャーで3つのSPユニット(口径30センチ)を愉しむ」シリーズを連載したことを覚えておられるだろうか。

グッドマンの「棺桶型エンクロージャー」を改造し、3つのユニットをそれぞれ簡単に入れ替えが利くようにしたもので、その再掲画像がこれ。

     

左から「JBLのD123」、「グッドマンのAXIOM150マークU」、そして「ワーフェデールの赤帯マグネット付き」だが、出てくる音質にそれぞれ捨てがたい味があって日替わりメニューのように入れ替えて楽しんでいたが、いよいよ新たな決定版の登場でそれにも終止符を打つ時がやってきたようだ。

長年探し求めていた幻の「TRI AXIOM 」(以下「トライ・アクショム」)(グッドマン)がオークションに出品されたのだ!

             

解説文を見てみよう。

「Goodmans Tri Axiom Model T88 12インチ( 30センチ同軸 3way ) 16オーム アルニコマグネットです。

TRI AXIOM としては初期のもののようでおそらく1960年代後半頃と思われますが定かではありません。

これ以降のものはたまに見るんですがこれと同じものをほとんど見たことがなく十数年前に入手し使っていました。

エッジに補修跡があります、動作には特に問題ありませんが、あまりに細かいところはご容赦ください。しばらく使ってなかったのでツィーター用のアッテネーターはガリありですが回していれば取れてくると思います。」

以上のとおりだが、通常の口径30センチのユニットではせいぜいダブルコーン方式(2ウェイ)までだが、「トライアクショム」は同軸3ウェイとしてツィーターまで付いているのがミソである。

あの中高音域の艶やかさに定評のあるグッドマンだからさぞや素晴らしい音質だろうとはおよそ想像がつく。また、実際に所有しているオーディオ仲間からも「べた褒め」で、耳にタコができるほどその凄さを聞かされてきた。

やはり執念というものは恐ろしい、とうとう「トライアクショム」を見つけ出したのだから〜(笑)。

こういう希少な逸品ともなると、お値段を問う気にもならず「即決」(もちろん常識の範囲内だが)で落札した。さっそく自宅に届いたユニットを並べてパチリ。

           

輸送中の事故も無く致命的なダメージもないようだ。マグネットの形状が明らかに「アルニコ」タイプなのでひと安心。これが「フェライト」タイプになると平べったい形状になる。

そもそも「アルニコ」と「フェライト」とで音質にどのような違いがあるかは有識者の間でも論争があるところだが、我が経験ではこれまで「フェライト」タイプで気に入った音が出た試しがない。

早くバッフルに取り付けて音出しをしたいのでさっそく工作に取り掛かった。こういうこともあろうかと余分なバッフルを2ペアほど準備していたが、本体に取り付けるためのネジ穴合わせ、直径30センチの穴のくりぬき、そして塗装などたいへんだった。

午前9時から作業に取り掛かって、ようやく音出しができるようになったのが昼食をはさんで午後2時頃のことだった。猛暑の中の玄関先での作業だし、やはり老骨には少しこたえた(笑)。

先日お見えになったオーディオ仲間が一連の「SPユニットの工作」を見て「とてもそこまでは”やる気が起こらん。」と仰っていたが、やはり相当な熱意の後押しがないと無理のようですぞ。

          

ご覧のように、グッドマンにはおあつらえ向きの純正の「ARU」(背圧調整器)がエンクロージャーの下部に付いているので「おかしな音」の出ようはずがないが、こればかりは実際に聴いてみないと分からない。

それくらい、周辺機器とのマッチング次第でスピーカーの音は変わるが、取り分けグッドマンのユニットは繊細なのでアンプを選ぶことでも有名である。

さあ、いよいよ待望の音出しだ!

以下、続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/efa3150409eedb9f02cffb5bc0137fef


「トライ・アクショム」 VS 「アクショム80」2018年09月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/79b8c46396c68e1860ea86f10c76601a

前回からの続きです。

かねてから憧れの的だったSPユニット「トライ・アクショム」(グッドマン)を手に入れ、所定の作業も完了していよいよ音出しへ〜。

              

こういう瞬間は何とも言いようがない不安と期待が交錯する。おそらくオーディオ愛好家ならこの「はらはらドキドキわくわく」感がきっとお分かりのはずだろう(笑)。

日常生活ではめったに味わえない緊張の一瞬だが、じっと耳を澄ましてみるとノイズはしない代わりにやたらにハイ上がりの音が出てきた。慌てて付属のツィーターのレベル調整器を最低にしたところ、見事にバランスの取れた音が出てくれた。まずはひと安心で、後はじっくりと音楽鑑賞に浸った。

つまるところ「トライ・アクショム」は低音とか高音がどうのこうのというよりも「気品のある音」に尽きるようだ。

けっして舞台で大見得を切るような音ではなく、まるで渋〜いイギリスのゼントルマンを思わせるような音だが、こういう音じゃないと伝わらない音楽があることもたしかだ。

そういえば、同じ「AXIOM80」愛好家のSさん(福岡)から次のようなメールが届いた。

「おめでとうございます。私は、トライアクショムがグッドマンユニットの中においてアキシオム80と双璧だと思います。20年ほど前に、知人がイギリスから持ち帰ったトライアクショムSPをQUAD‖+22アンプで聴かせて貰いましたが、その時に受けた衝撃からブリティッシュサウンドの虜になった事を思い出します。

優雅な猫脚のキャビネットに入ったそのトライアクショムは、その後に肥後細川家次代当主の護光さん宅へ嫁いで行きました。もしも、単体ユニットで音楽を完結させたいのであれば、トライアクショムは史上最高のユニットなのではないでしょうか。〇〇さんは、またまたオーディオの歴史的遺産を手に入れられましたね。羨ましいかぎりです。」

Sさん、無断引用お許しくださいね。

ただし、こういう音が出てくれると他の3つのユニットの出番が当分回ってきそうにないのが悩みの種だ(笑)。

翌日、例によって近くにお住いのフルートの名手「Y」さんに来ていただいて試聴していただいたところ、一聴するなり「音の傾向はAXIOM80(以下「80」)と随分似通ってますね。」との第一声。

「そうなんです、爽やかな雰囲気が実に似てますね。これでもツイーターのレベルは最低に抑えているんですよ。」

次から次にいろんな試聴用のCDをかけたが、Yさん持参のCDの中に「佐藤久成」さんの演奏があった。

先年、亡くなられた「宇野功芳」さん(音楽評論家)が高く評価されていたヴァイオリニストだが、それに関連して話題になったのが可憐な「有山麻衣子」さんの歌声。

これも宇野さん一押しの歌手である。「プロの歌手からは絶対に得られない声」と解説にあるが、まったく心が洗われるような清純そのものの声である。

           

以後、これをテスト盤にしてアンプとの相性探しを愉しんだ。

         

左が「WE300B」(1988年製)シングルアンプ(以下「WE300B」)、右側が「6A3・300B兼用」シングルアンプ(以下、「6A3・300B」)である。

後日のためにアンプの概要を記しておこう。

「WE300B」アンプの前段管は「171」(トリタンフィラメント)、整流管は「274A」(STC)、インプット&インターステージトランスは「UTC」、出力トランスは「PSMプロダクト製」の手巻きによるもの。

次に、「6A3・300兼用」アンプの前段管は「AC/HL」(最初期版:英国マツダ)、整流管は「CV378」(細管:ムラード)、インプット&インターステージトランスは無名の国産もので、出力トランスは「タムラ」(特注品)。

なお、この「6A3・300B」アンプは半年ほど前にアンプ製作歴が40年以上になるKさん(大分市)にお願いして「インターステージトランス」(国産)を組み込んでもらったところ、音の解像力が見事に向上して我が家のエース級に昇格した経緯がある。

総じて我が家の真空管アンプの救世主は「インターステージトランスにある」といっても過言ではないほど。

さて、Yさんのご感想といえば「WE300Bでは有山さんがいかにも18歳の乙女らしい声がしますが、6A3では22歳くらいの少し艶めかしい声がします。どちらがいいとか悪いとかはちょっと判断がつきませんね。」

結局、原音に忠実な音となるとWE300Bアンプに軍配が上がり、音に色気を付け加えて聴きやすい音となると6A3アンプになるということで、いずれも甲乙つけがたし。

ただし、自分の場合は「音に色気が有ること」が「好きな音」の一番の判断基準になっている(笑)。

最後に、原点を確認する意味で「AXIOM80を聴いてみましょうかね」と、スピーカーを交換したところ二人ともアッと驚いた。

音響空間がまるで枠を取り払ったように際限なく広がったのである!

「音の透明度」の向上が如実に感じ取れたので、二人して「こういうシンプルなソースになるとAXIOM80の独壇場になりますね。編成が大きくなるとトライ・アクショムの出番ですから、これら二つのセットがあるともう鬼に金棒!」と、感嘆したことだった。

「トライ・アクショム」と「アクショム80」の両方を毎日愉しめるなんて、もうオーディオ冥利に尽きますわいなあ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/79b8c46396c68e1860ea86f10c76601a

▲△▽▼
▲△▽▼


魅惑のSPユニット(口径30センチ)の愉しみ 2018年08月02日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/84bbe3e0a68f2541bad87747f0963ffe

前々回のブログで述べたように「AXIOM80」を自作のエンクロージャーに移し替えてから始まったSPユニットの「玉突き異動」に大いに楽しませてもらっている。

最後に行き着くところはグッドマン指定のエンクロージャーにどのユニットを納めようかということになった。

候補は3つあって、いずれも口径30センチの旧いユニットになる。

1 JBLの「D123」(初期型グレイ:16Ω)

2 ワーフェデールの赤帯マグネット付きユニット(8Ω)

3 グッドマンのAXIOM150マークU(15Ω)

これまで口径10センチから38センチのユニットまでいろいろ使ってきたが、耳が肥えた人は口径20センチクラスのスピード感を愛でる人が多いが、自分の場合は口径30センチが好き。

前述の3つはそれぞれブランドによる音の特徴があって「D123」は浅いカーブの形状のコーン紙による反応の速さに優れ、グッドマンはクラシック向きの雰囲気感の再現性に優れ、赤帯マグネットは丁度両者の中間あたりに位置する。

このエンクロージャーはバッフルと本体のネジ穴を鬼目ナットで合わせているので、自由自在にユニットの入れ替え可能である。つまり、一つのエンクロージャーでスピーカー3台分が楽しめることになる(笑)。

ただし、いずれもフルレンジとして聴けないことはないが、高音域がちょっと物足りないので相性のいいツィーターを組み合わせる必要がある。

まずは「D123」を装着してみた。クロス1200ヘルツのネットワークを使った2ウェイ方式である。「JBLのD123+パナソニックのホーン型ツィーター」。

          

これで2日間ほど聴いてみたが明るくて澄んだ音には大いに共感を覚えたものの、クラシックにはもう少し湿り気と情感が欲しいところ。

一抹の未練を残しながら今度はワーフェデールの「赤帯マグネット型2ウェイ」に入れ替えてみた。

         

高音域担当のコーン型ツィーターに1200ヘルツは無理なので、クロスオーバー4000ヘルツのネットワークに変更。

「非の打ちどころがないとはこういう音をいうのだろうか。これ以上欲張ると罰が当たるかもしれない。」と、思うほどの素晴らしい音に感激した。

丁度29日(日)にご近所にお住いのYさんに来ていただいたので、聴いていただいたところやはり赤帯マグネットの音の素性の良さに感心されていた。

「これをウェストミンスターに入れてぜひ聴いてみたいですね、どんな音がするんでしょう。」

「ああ、それなら予備軍としての赤帯マグネットをもう1ペア持ってますよ。無理を言って静岡県のTさんに譲っていただいたものです。惜しいことにボイスコイルのタッチがあってノイズが出ていますが、丁度いい修理屋さん(長野県)が見つかったところです。取り付け用の補助バッフルもすでに作ってありますよ。」

   

これで楽しみがまたひとつ増えたことになる(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/84bbe3e0a68f2541bad87747f0963ffe

魅惑のSPユニット(口径30センチ)の愉しみ〜その2〜 2018年08月04日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1eb0debac31b9b0227ccd76f545b2eae

日頃から懇意にさせていただいているメル友の「I」さん(東海地方)は現在、母屋を改造中とのことでしばらくメールが途絶えていたが、久しぶりに近況報告をいただいた。

「前略。〇〇邸のAXIOM80の木製ホーンが取れてしまったのは少々寂しい気がしますが、システムはますます進化をしているようですね。

ARUについては、どこかの本で「無限大バッフルと同じ効果がある」という解説を見た記憶があります。私も小型ボックスで効果を感じたことがあります。いずれJBL130Aウーファーボックスにも応用したいと考えていますが、でかくて手を付けるのが億劫で・・・

今は、オーディオをいじれる環境にないため、ブログでいろいろな人の記事を拝見しています。ジャズファンのブログも見だしました。

私は「オーディオは人それぞれ」というのが基本なので、ブロガーが何を書かれていても、割と素直に読ませていただくのですが、ことジャズになると話は変わってきます。

贔屓のジャズメンの違いです。

〇〇様には私のジャズの好き嫌いを申し上げても何ら差し支えるものは無いと思って申し上げます。差し支えましたらお詫びいたします。

例えばピアニスト!

当方の贔屓は、年代順にいいますと、バッド・パウエル セロニアス・モンク ビル・エバンス もう少し足すとして ウイントン・ケリー マッコイ・タイナー くらいです。

ジャズブロガーの方で、私の好みとダブル場合ももちろんありますが、なんでこのピアニストをと思うこと多々ありです。その方が多い!

なんでやねんピアニスト達 オスカー・ピーターソン マル・ウォルドロン ハンク・ジョーンズ レッド・ガーランド トミー・フラナガン チック・コリア キース・ジャレット フレッド・ハーシュ等々 何度聞いても魂に響いてこないピアニストの皆さん・・・

薄暗いジャズ喫茶の壁際の席の体験が、当方のジャズライフ及びオーディオライフを今だに支配しているということでしょう。」

以上のとおりだが、当方はジャズに疎いもののパウエル、エヴァンスなどの「自己埋没型」のピアニストの良さは大いにわかるつもりです(笑)。

ところで、文中の「オーディオは人それぞれ」という言葉には大いに勇気づけられた。

実を言うと、日頃からいろいろ好き勝手にブログを書きなぐっているが、あまりの(オーディオに対する)「執拗」さに「この人ちょっとおかしいんじゃない」と、読者から奇異の目で見られているのではないかという意識が常に頭の片隅につきまとっている。

別に変人扱いされても実害はないのだが、少なくとも外聞に無関心ではおられない性質(たち)なのでまったく気にならないといえばウソになる。

したがって、「オーディオは人それぞれ」と気楽に読み流していただくと、当方もそれこそほんとうに気楽になります(笑)。

そういうわけで、またもや同じ傾向のお話を。

さて、前回のSPユニット弄りでは「ワーフェデールの2ウェイ」がバッチリうまくいったのでひと安心だが、やはり気になるのはJBLの「D123」である。

やや乾き気味の音がクラシックにそぐわないとアッサリ廃嫡したが、何とか復活できないものか。実はこういうことを考えるのが、もう楽しくて楽しくて・・(笑)。

そこで、現用中のネットワークがスイッチ一つで「2ウェイ → 3ウェイ」に変更できるので試行錯誤をやってみた。3ウェイの場合のクロスオーバーは「500ヘルツ&4000ヘルツ」である。以下、後日のために実験結果を記録しておくことにしよう。

第1案

〜500ヘルツ → JBL「D123」

500ヘルツ〜4000ヘルツ(スコーカー)→ グッドマンのミダックス

4000ヘルツ〜 → ジェンセンのホーン型ツィーター

手っ取り早く画像の方が分かりやすい。

   

これまで、3ウェイ方式はスコーカー(中音域担当)の調整が難しくて何となく敬遠していたが、実際にやってみると位相調整さえうまくいけば「音のたるみ」が少なくなって予想以上の良さを感じた。

D123(口径30センチ)をクロス500ヘルツでハイカット(−12db/oct)するメリットがたしかにあるようで、このクラスの大きさの箱ならむしろこちらの方が正解かもしれない。

ますます欲が出て今度はツィーターだけ取り換えてみることにした。   

以下続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/1eb0debac31b9b0227ccd76f545b2eae


魅惑のSPユニット(口径30センチ)の愉しみ〜その3〜 2018年08月07日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f367e71a1bedb9e993d0cc2111ed9dd4

前回からの続きです。

「SPユニット(口径30センチ)を愉しむ」シリーズも早くも3回目となった。当初はこんなに続けるつもりはなかったが、「理屈」をグダグダこねるよりも「実践編」の方がグ〜ンと(アクセスが)好評のようでして〜。

どうやら「文章を読む」よりも「画像を見る」方が好きな人が多いらしい(笑)。

前回で示した第2案は次の画像のとおり。

         

この3ウェイの構成を述べておくと、

〜500ヘルツ → JBL「D123」

500〜4000ヘルツ → グッドマンの「ミダックス」(スコーカー)

4000ヘルツ〜 → テクニクス「EAS−25HH22」(以下、「EAS」)

今回の特徴は「EAS」の起用とホーンを取り外したことにある。このEASは1000ヘルツから使える優れものだが、4000ヘルツ以上で使う場合は付属のホーンを外した方がよりクリヤーになって良かった。

ただし、そのままでは音がきつ過ぎるので丸い木製の球を置いて音を拡散してみた。

   

これで、第一案よりもずっとよくなったがまだ十分ではない。やはり弱点はグッドマンのミダックスにある。このスコーカーは500ヘルツ以上を担当しているが、能力自体は700ヘルツ以上からしか使えないのでちょっと無理をさせている。

出てくる音に明らかにその兆候が表れていて、500〜1000ヘルツあたりの音の押し出し感が弱いために全体的に「線の細い」音になっている。ただし、このくらいは好き好きの範疇ではあるが・・。

そこでスコーカーだけ代えて、グッドマンの楕円形ユニットを登場させたのが第3案。

        

もともとフルレンジ用なので500ヘルツ以上の使用はお手の物のはず。ただし、ウーファーの「D123」の音圧レベルが102dbと高いので、その辺がちょっと見劣りするが仕方がない。

ただし「EAS」がすっかりおとなしくなって拡散用の「木製の球」が不要になったのは不思議。

ツィーターとスコーカーは切っても切れない縁があって面白い。

この第3案でアンプをいろいろ試してみた。

すると「6A3シングル」は低音域が出すぎてアウト。「PX25シングル」は比較的低音域が薄いのでどうにか対応できた。

一番良かったのは「71Aシングル」(レイセオンのST管:赤ラベル)だった。前段管に例のヴァルボの「△△△」(ドイツ:バリウム昇華型フィラメント)を使ったやつ・・。何しろ出力1ワット前後だから前二者に比べて低音域がやや薄めだがそれが逆に長所となった。中高音域の抜けの良さは言うまでもないところ。

     

プリアンプのボリュームをぐ〜んと上げられることで低音域と高音域のバランスが見事に取れた。

アンプはスピーカーに助けられ、スピーカーはアンプに助けられの「持ちつ持たれつの関係」であることを改めて痛感した。

それにしても何と「バランスのいい音」だろう。汗水流して獲得した音は格別のようでして!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f367e71a1bedb9e993d0cc2111ed9dd4


魅惑のSPユニット(口径30センチ)の愉しみ〜その4〜 2018年08月09日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/84a1647a9e334db28286e31856f17d3c

このシリーズもいよいよ「その4」へと佳境に入っていく。お天気も暑いがブログも熱い(笑)。

前回の第3案「JBL・D123の3ウェイ」に味をしめて、「柳の下の2匹目のどじょう」を狙ってみた。

「ワーフェデールの赤帯マグネット」を3ウェイに使ってみたらどんな音が出るんだろうか・・・。

思い立ったが吉日ですぐに行動に取り掛かった。そのためにはスコーカーとツィーターにきちんとした箱とバッフルを作ってやらねばいけない。

そこで日曜日(5日)の午前中、猛暑の中を玄関先で「木工作業」に取り掛かった。ドライバドリルとジグソーの大活躍である。

木屑が辺りに飛び散るので家内が嫌〜な顔をしながら「後できちんと片付けておいてね!」、「フン、そんくらいのこと言われんでもわかっとるわい。」(笑)。

素人のずさん工事で採寸ミスがあったりして散々だったが半日ほどかかってどうにか完成した。

         

スコーカー(グッドマンのユニット)の箱は後面開放にし、ツィーター(ワーフェデール)は平面バッフルにして分けてみた。音像定位に有利なのでユニットの配列を「縦一文字」にするのが何よりの狙いだった。

これで胸をワクワクさせながら聴いてみると、ウ〜ン・・・。

2ウェイのときの素晴らしさが鮮明に記憶に残っているので、どうも音の響きにイマイチの感あり。

3ウェイでは音の密度感が増した感じはするものの、肝心の「音の響き」が少なくなってはどうしようもない。そもそもイギリス系のユニットは人間の耳にとってことさら敏感な1000ヘルツあたりまでは振動板の違うユニットを組み合わせないように作られているのかもしれない。

ワーフェデールは2ウェイで聴くに限るようだ。

このことを胸に刻んで、さあ、最後はいよいよグッドマンの「AXIOM150マークU」(以下「マークU」)の登場だ。

    

今回の「魅惑のSPユニット」シリーズの掉尾を飾る真打の登場である。

画像左からJBLのD123、真ん中が「マークU」、その右が「ワーフェデールの赤帯」だが、ご覧のとおりアルニコマグネットの大きさが並外れており、重量は他のユニットの1.5倍ほどある。

このマグネットで悪い音の出ようはずがない!(笑)。

イギリスのユニットなので頭から3ウェイは除外して2ウェイ方式のネットワーク(クロスオーバー:4000ヘルツ)により聴いてみた。

たしかグッドマン指定のクロスオーバーは5000ヘルツだったと記憶しているので準拠しているはず。

   

4000ヘルツ以上を受け持つツィーターはワーフェデールの「コーン型ツィーター」(赤帯マグネット)である。

いやあ、参った!

さすがに旧き良き時代のグッドマン、気品があって深々とした響きがクラシックにはもってこいの音である。

人生の酸いも甘いも噛み尽くしたような老成した音と言っていいかもしれない。ワーフェデール(口径30センチ)が淡いパステルカラーの水彩画のような音だとすれば、この音からは明らかに濃厚な油絵の匂いがする。

「もう言葉は要らない、あとはただひたすらモーツァルトに耳を傾けるのみである!」と、書いたら格好のつけすぎかなあ(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/84a1647a9e334db28286e31856f17d3c


魅惑のSPユニット(口径30センチ)の愉しみ〜その5〜 2018年08月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/54dfcf595d156d78471fb7fcf04c286f

連日の猛暑により「ブログにも夏休みをいただこう」というわけで、たっぷりと英気を養わせてもらって5日ぶりの投稿となった

さて、「魅惑のSPユニットの愉しみ」シリーズもとうとう5回目となった。

          

画像左からJBLの「D123」、グッドマンの「AXIOM150マークU」、ワーフェデールの赤帯マグネット」と、いずれも口径30センチの面々で、一つのエンクロージャーでこれら3つのSPユニットを入れ替えながら愉しむという企画だったが、頭で考えるのと違って実際にやってみると想像以上に新しい発見があった。

そのうちの一つが「3ウェイ」方式と「2ウェイ」方式の比較だった。我が家のオーディオ環境ではという限定付きの話になるが、イギリス系ユニットは3ウェイには向かないということが分かった。

そこで疑惑の目を向けたのがJBLの「D123」である。アメリカ系のユニットだが、もしかしてこれも2ウェイの方が向いているのかもしれない。

よし、「D123」に「175ドライバー」を組み合わせて2ウェイにしてみようか。同じJBL同士である。すぐに取り掛かって、ものの10分とかからずに完成。

             

ネットワークのクロスオーバーは1200ヘルツである。

ワクワクしながら音出ししてみると、想像した以上にGOOD!

イギリス系の音ばかり聴いていると、ときどき無性にJBLを聴きたくなってしまうが、澄み切った秋の青空を思わせるような爽快な音で躍動するJBLサウンドに感激〜(笑)。

そこで調子に乗って、ワーフェデールにも「175ドライバー」を組み合わせてみた。

         

興味津々だったが、これは明らかにアウト。両者の響きが合わず、木に竹を接いだような感じでやはりアメリカとイギリスのお国柄の違いがもろに出た。ワーフェデールには純正の「コーン型ツィーター」がベストのようだ。

これで結局「魅惑のSPユニットの愉しみ」シリーズの組み合わせ結果は次のとおりとなった。

1 JBL「D123」+「175ドライバー」

2 ワーフェデール「赤帯マグネット」+「コーン型ツィーター」

3 グッドマン「AXIOM150マークU」+「コーン型ツィーター」

まあ、順調なところかな(笑)。

なお、1のJBLの組み合わせで思い出すのが往年の名器「ランサー101」である。

            

これは「LE14A」(口径36センチ) + 「175ドライバー」の2ウェイ方式だが、もしJBLで本格的にクラシックを聴こうと思ったらこれに限るという話を知人から聞いたことがある。

おそらく、我が家の1の音と「よく似た音だろうなあ」という気がしている。

「ランサー101」について、ネットの記事を詳しく読んでみると「エンクロージャーのトッププレートに大理石を採用することで最低共振周波数を大幅に下げることに成功している。」とあった。

そこで思いついたのが「AXIOM80」を容れている自作のエンクロージャーである。板厚わずか1.5センチなので共振させるにはもってこいだが、もう少し重量を増やしてやると量感が増えるかもしれない。

加える重量の最適バランス点があるのだろうが、そこで実験的に載せてみたのが075ツィーターである。削り出しのステンレスホーン付きなので重さは10kgぐらいある。

          

これで実際に聴いてみると心なしか量感が増えたような気がする。

「ツィーター」を「重し」代わりに載せる例はおそらく世界広しといえども我が家だけだろうが(笑)、まあ、いずれ適当な庭石を見つけることにしよう。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/54dfcf595d156d78471fb7fcf04c286f





96. 中川隆[-13643] koaQ7Jey 2018年9月15日 08:01:15: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18547] 報告
▲△▽▼

Goodmans Tri Axiom Model T88 12インチ( 30センチ同軸 3way ) 16オーム アルニコマグネット
- ヤフオク!
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p627510266
即決価格 45,100円(税0円)
入札件数 : 1


商品説明


Goodmans Tri Axiom Model T88 12インチ( 30センチ同軸 3way ) 16オーム アルニコマグネットです。

TRI AXIOM としては初期のもののようでおそらく1960年代後半頃と思われますが定かではありません。

これ以降のものはたまに見るんですがこれと同じものをほとんど見たことがなく十数年前に入手し使っていました。

エッジに補修跡があります、動作には問題ありません。箱は今まで使っていたので撮影していますが参考イメージにてオークションには含まれません。

動作は特に問題はありませんが、あまりに細かいところはご容赦ください。しばらく使ってなかったのでツィーター用のアッテネーターは
ややガリありですが動作には問題ありません。回していればガリは取れてくると思います。


1. 動作の様子はこちらでご覧いただけます。箱に入れて撮影していますが 出品は箱はつきません。箱がご希望の場合は無料でおつけしますが送料が高くなってしまいます。 また箱はやや小さめでダクトチューニングの共振周波数が高めですので低域の量感は少なめですが素性はある程度掴んでいただけるのではないかと思います。変な共振も感じられず素直な質感で細かいところもよく出ると思っていました。置いておこうかと思っていましたが置き場所が苦しいことともう歳ですのでいつまでも持っていてもしょうがないので出品することにしました。


2. 詳細画像は

こちら
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-bidjgw3yxdjd3q6va3echh34gu-1001&uniqid=289c2169-654c-4f53-8e03-cfaf36ef7f5d


でご覧いただけます。同じく箱は参考イメージで出品はアッテネーター付きスピーカーユニットのみです。

外観では若干のシミ、などが見られます。またエッジの一部が補修されていますのでコレクション向きではなく実用品としてご検討ください。また一個のユニットの裏面のラベルに少々破れがあります。

30センチ3ウェイ(メカニカル 2wayに ホーンツイーターを加えた構造です。ホーンツイーターのおかげで高域不足は感じませんでした。。
もともと ユニットのみ購入してONKYOのE-83Aのユニットを取り外しこのユニットを移植し使っていました。


このスピーカーはコーンが軽く高能率ですので箱は100リッターくらいはあった方がが良いと思います。70リッター前後でしたらバスレフか後面解放が良いのではないかと思っていました。


なお古いビンテージユニットですので普通に歪みなどなく音は出ていますが、細かいところがご容赦いただきましてノークレークでお願い致します。


発送はゆうパック140サイズになると思います。着払いでお願い致します。この価格でしたら十分楽しめると思いますが、いかがでしょうか?

直接引き取りもか歓迎しますが終了から1週間以内でお願い致します。

以上宜しくお願い致します。

14. 中川隆[-10342] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:12:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1984] 報告

Goodmans(グッドマン) Axiom 22mk2 VintageAudio  2015/06/01
http://vintage-audio.jp/?p=341

Goodmans最強のフルレンジスピーカーユニットのご紹介です。Goodmans最強と言うことはある意味英国最強と言い換えれるかも知れません。AXIOM(アキシオム)とはGoodmansのダブルコーン型フルレンジシリーズのシリーズ名称の事です。

Goodmansのダブルコーン型フルレンジユニットといえば、国内ではAxiom80やAxiom150(Axiom301)が有名かも知れませんが、Axiom22が最上位機種となります。

1950年代後半のカタログには、Axiom80 は$52.30 Axiom150mk2は$43.50、そしてAxiom22mk2は$65.00ですから価格的にも最も高級ユニットなのです。

例えば同時期 ALTEC 600Bが$60.00ですね。

1930年代から続く構造で強力なマグネット、強靭なフレーム、良質なカーブドコーン紙が特徴です。高域用のサブコーンは特殊な表面加工が施され、まるでベークライトかプラスチック素材の様になっています。これで周波数帯域は30-15kHzとなります。

組み合わせるパワーアンプはLeak等ダンピング特性の高い管球式 HiFi系のアンプが最適ですが、現在の感覚ではナローな感じは拭え切れません。しかし、例えばGoodsellやRogersのウィリアムソン型パワーアンプで駆動してやれば、フルレンジでここまで出るか!?と思えるくらいのHiFiサウンドを奏でます。

ハイダンプ型パワーアンプで駆動するフルレンジの音は、マルチでは絶対に出ないスムーズな音の繋がりが最大の良さであり、ハマる方も多いのです。

個人的にはフルレンジユニットの中では英国だと、このAxiom22mk2、米国だとRCAのSL-12がお気に入りです。
http://vintage-audio.jp/?p=341


__________

Vintage Audio(ヴィンテージ オーディオ) (株式会社サイバーメディア)

1950年代のHiFi Audio販売・修理・レコード販売
1950年代のオーディオ機材/レコード(初期盤)/修理・レストア

取締役 大塚健夫

〒709-1203 岡山県岡山市南区西紅陽台2-58-449
TEL 08636-3-0808
http://vintage-audio.jp/?page_id=3

〒706-0224岡山県玉野市八浜町大崎430-12
TEL : 0863-55-1133
http://vintage-audio.co.jp/

15. 中川隆[-10341] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:13:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1985] 報告

GOODMANS「AXIOM22 Mk2」 2014/3/4
https://blogs.yahoo.co.jp/loverysugichan/38211017.html


本日急遽、こばさんに連れて行ってもらいました、秋葉原ですよ!
滅多にすれ違う車なんかない館山道を、車は一路秋葉原はアンディクス・オーディオへ^^


目的はこれ!

https://blogs.yahoo.co.jp/loverysugichan/GALLERY/show_image.html?id=38211017&no=0


銘柄はGOODMANS「AXIOM22 Mk2」(箱入り)という30cmサブコーン付きフルレンジです。
訳あって、さっそく我が家の2階和室に納まりました^^


ユニットは30センチフルレンジなんですが
その音は30センチという、フルレンジとしては少々大柄なイメージは皆無で
女性ボーカルの声の出方は8cmフルレンジを彷彿とさせるもの。
何か聴いていて狐につままれたと言っても言い過ぎではないですね〜


アンディクスのフロアーで鳴っていた音とは違って
我が家の2階の和室6畳間での「AXIOM22 Mk2」の音はタイトな感じです。

和室だからでしょうが、細かい音がよく聴こえます。
ほんとに小口径のような出音で、こういうスピーカーがあるんだな〜というのが
正直な私の感想であります。


こばさんがお帰りになるまでの短い時間の中で、次々とソフトを変えて聴きたくなる
久々に本気モードにさせられたスピーカー、それがGOODMANS「AXIOM22 Mk2」なのです。

コメント


杉ばあさまを魅了したグッドマン!
まさに「グッド」ですね(笑)

大口径のフッレンジってどんなんなんだろうか??
こばさんのレポも楽しみにしておきます*^^*

2014/3/4(火) 午後 9:07男のカワサキ
.


杉さん 今晩は。

本日は急も急、せっかち爺にお付き合いいただき、かつ力仕事まで無報酬でやっていただき、感謝感謝です。

早速、写真並びに出音の特徴をあげていただき、ありがとうございます。

どうか存分に調教願います。(笑)


業務連絡
「GOODMANS」ではないでしょうか。。

2014/3/4(火) 午後 9:07こば
.


たもちゃん、こんばんは〜^^

大口径のフルチン・・いやフルレンジ^^;
おそらく想像もつかない音だと思います。

こばさんは大満足でしたよ^^

2014/3/4(火) 午後 9:14loverysugichan
.


おーなんかすんごいモノを…
これってアルニコの外磁ですよねっ
もしかして買ったんですか…こばさんが

2014/3/4(火) 午後 9:16アイアン主婦
.


こばさん、お疲れ様でした〜^^

今日はほんとに街に出られて幸せでございました。
アンディクスの社長さんのお人柄も特上級で、何故か安堵しました(笑)

無報酬どころか、こんなお付き合いだったらいつでもご遠慮なく!^^
誤字、御詫び申し上げます^^;

2014/3/4(火) 午後 9:20loverysugichan
.


凄いですねぇ〜(^^;) こばさんの行動力には脱帽です。杉さん、小口径フルレンジのような30cmフルレンジ。素晴らしい表現ですね。

2014/3/4(火) 午後 9:21[ le8t ]
.


こんばんは^ ^

良いな〜!秋葉原〜^ ^

グッドマン! 渋いですね〜。 自分も知ってるメーカーですよ。ls3/5aも出しているメーカーの一つだと思います。
変わった形式のフルレンジのようですね!

いいな。いろいろ楽しみが増えすぎて、次はカメラですね^ ^

2014/3/4(火) 午後 9:21[ にっぱー ]
.


鉄さん、今晩は^^

そうなんですよ、こばさん、一目惚れしちゃいまして^^
でも、目に狂いはなかったようです。

アルニコの外磁って、どういうものなのか分からんですが
きっとそのとおりかと思います^^
ユニットの価格、そうとうなもんらしいです。
それだけの音がしてると思いますよ^^

2014/3/4(火) 午後 9:25loverysugichan
.


le8tさん、今晩は〜

^^;、いや、そうとしか言い様がない音なんです。
ありがとうございます。

其方にもいよいよ届いたとの知らせ・・
BACもこうなると、一皮も二皮も剥けたってところでしょうか^^

2014/3/4(火) 午後 9:29loverysugichan
.


にっぱーさん、こんばんは^^

秋葉原、今度ご一緒しましょう!
グッドマンのLS3/5a、それは知らなかったです。
イギリスのスピーカーは、日本人の耳に合ってるんでしょうかね〜・・
良いですよ、このスピーカー^^

こばさん、カメラは買わんと言ってますが分からないですよね〜^^;

2014/3/4(火) 午後 9:34loverysugichan
.


にっぱーさん、雪まるださん、flattwinさん。
ナイス、ありがとうございます^^

2014/3/4(火) 午後 9:35loverysugichan
.


こんばんは^ ^

このユニット、アキシオムシリーズの最上位機種ですね。

どんな音なんでしょう。いつかは聴いてみたいです。^ ^

2014/3/4(火) 午後 10:59[ にっぱー ]
.


にっぱーさん、どうも〜^^

最上位機種でしたか、こばさんも良い耳してますね^^
暫くお預かりしてますので、いつでもどうぞ。

2014/3/4(火) 午後 11:07loverysugichan
.


こばさん…アンディクスに行くたび誘惑されてるみたいですね(爆)

あそこの社長もこばさんを思い浮かべながら仕入れしてるんでしょう(笑)

しかし…これも相当大きなSPに見えますが(爆)

2014/3/4(火) 午後 11:15エディ
.


エディさん、こんばんは^^

あの社長さん、中々良い味出してました。
がに股が又、人柄に通じていそうで良かったです^^

大きいですよ。
VLZとは大違いです。
音も大違い^^、芯のある心地良い音がします。
何でもいけそうです。

意外でしたか?
そう言われると・・・そうですか?(笑)
次は何を狙いますかね。。。

2014/3/4(火) 午後 11:21loverysugichan
.


ひょっとして
一旦そちらで待機ですか?

こんな俺でも
その気持ち
なんとなく分かります!(爆)

2014/3/4(火) 午後 11:56Zジジイ
.


12インチだと301はよくオークションにも出品されてますけど、22とは珍しいですね。

モノラルなんですか?

2014/3/5(水) 午前 0:22おやじ sp.
.


ヘロヘロコーンの恐ろしく鋭い音のするスピーカーですね!
使いこなしが難しいというか、アンプの素性がモロに出てしまいますね!

2014/3/5(水) 午前 6:28[ kumataro845 ]
.


杉ちゃん様
おはようございます。これはまた凄いスピーカーですね。80の上級機種という位置付けでしょうか。きっと深みのある音で、それでも「タイト」というのが良いですね。30cmのフルレンジというのは珍しいでしょうが、バランス良好の優れ物かと思います。ブリティッシュサウンドの魅力の極みと拝察しました。

2014/3/5(水) 午前 6:46[ リラ ]
.


ゼットさん

そうですね、夏ごろまでとおっしゃってましたが
もう少しお部屋の整理がつくまでということでしょう。

ゼットさんはアナログに再チャレンジするしかないだろうと
巷では噂が噂を呼んでますよ〜

2014/3/5(水) 午前 8:17loverysugichan
.


おやじsp.さん

珍しいスピーカーらしいですね。
一期一会で終わらせないところが
こばさんらしいです^^

これはノーマルにステレオです。
モノラルではないです。
すいません、2本一緒に撮れば良かったです。

2014/3/5(水) 午前 8:53loverysugichan
.


くまさん。

何でも聴いてらっしゃいますね^^
くまさんの言われる「鋭い」が私には心地いいです。
でもうるさいとは全く思わないですね。
中音の素晴らしさを教えてくれる銘スピーカーなのでしょう^^

2014/3/5(水) 午前 8:58loverysugichan
.


リラさん。

おはようございます。
さすがにリラさんも良くご存知らしいですね。
私なんか見るもの聴くもの、その多くが新鮮です^^;

出音は非常に好感のもてるものですが
セッティングで追い込めば、可也な高バランスで聴けそうです。

英国製は日本人の耳に合ってるのかどうか分かりませんが
その多くが期待を裏切らないように思いますね^^

2014/3/5(水) 午前 9:05loverysugichan
.


altum さん、リラ1890 さん、ロバートプラント さん。
ナイス、ありがとうございます^^

2014/3/5(水) 午前 9:08loverysugichan
.


こんにちは。

これはこれは、楽しい預かりものですね。

「小口径みたいな鳴り」というのは、新鮮な印象記でした。(*^-^*)

2014/3/5(水) 午後 3:57たっちん
.


たっちん、こんにちは^^

楽しくて大きな預かりものです。
大きいです^^
そのイメージが強烈なので
余計に音がぎゅっと締まって聴こえるのかな〜・・・

たっちんが聴いたら又違うでしょうが
音を鮮烈に感じる今の印象だと「小口径」がぴったりです^^

2014/3/5(水) 午後 4:07loverysugichan
https://blogs.yahoo.co.jp/loverysugichan/38211017.html

16. 中川隆[-10340] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:14:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1986] 報告

109.3kg Bell&Howell(Goodman’s AXIOM22)は超ワイドレンジ !! 2018/08/20
https://91683924.at.webry.info/201808/article_15.html


https://91683924.at.webry.info/201808/img1_15.153472838247639526179.html

 (ベル・ハウエルの上にフォステクスT900Aを乗せました。コレが無くてもAXIOM22はすこぶるワイドレンジでしたが !!)

 先日 AXIOM22前駆型をベル・ハウエルの箱に入れた移動式映画館用スピーカーをGetしたことを書きました。

 旧い映画を見るのに使用していますが、ナカナカ良い音です。設置前に机の上において、F特を測ってみましたが、再生周波数は120Hz〜8KHzくらいでした。

 休みを利用して、スツールの上に乗せ、バスビンのウィング、オイロダインのバッフルに後方、側方を囲まれ、サウンドスクリーンの裏側の定位置に設置して再度聴いていますと、もっとワイドレンジに聴こえます。特に低域は下まで伸びているようです。

 半信半疑で再度F特を計測しますとびっくり!!

https://91683924.at.webry.info/201808/img2_15.153472851776428662179.html

 30Hz〜15KHzと表現しても間違いではない驚きのF特です。少なくとも60Hz〜10KHzはフラットですね !!

https://91683924.at.webry.info/201808/img3_15.153472854540336678179.html

 前回、机の上に置いて計測したF特が上のグラフですから、大違いです。

 最初は先でツィーターやサブウーハーを追加しようと思っていましたが、上側のグラフを見る限り、これでもう完成ですね。驚きました。

 さて、これで終了で良いのですが、ツィーターくらい載せてもバチは当たらないでしょう。

 最初は昔手に入れて死蔵している、同じグッドマンのトレバックスを予定していたのですが、AXIOM22の高域がここまで伸びているのなら、トレバックスでは意味がないかもしれません。
 
 先日、ラ・スカラを長期休養としましたので、ラ・スカラに使用していたフォステクスT900Aが余っています。これを乗せてみましょう。

https://91683924.at.webry.info/201808/img4_15.153472858309133016179.html


 AXIOM22はそのままとし、1.5μFの箔巻コン(フォステクス)一個の6db/oct、クロスオーバー13KHzの簡易なネットワークでT900Aを乗せたのが上のグラフです。

 ATTは手持ちのトランス式ATT(フォステクスR100T)、減衰量は−12db、逆相接続です。

 高域が20KHzまで伸び、10KHz以上が滑らかになりましたね。聴いて違いが分かるかなとSACDでいつものR・シュトラウス、ロートローゼンを聴いてみましたが、高域の自然さ、透明感が増したように思います。
 少なくとも悪くはないので、このまま行きましょう。

 それにしても、この小さな移動映画館用スピーカーが、これほどワイドレンジとは驚きました。
 流石にグッドマンもベル・ハウエルも一流メーカーですな。実際の使用条件での音をよく計算して作ってあるんですね。

 いや、AXIOM22はベークダンパー、フィックスドエッジのユニットですから、エージングが進んでレンジが拡大しただけかもしれませんね。
https://91683924.at.webry.info/201808/article_15.html



▲△▽▼

108.2kg 6F6パラp.p.をWE13aシステムへ&LeakアンプをAXIOM22へ(前編) 2018/09/09
https://91683924.at.webry.info/201809/article_10.html

https://91683924.at.webry.info/201809/img1_10.153648830315019790178.html

 (是枝式6F6パラp.p.に足を付け、WE13aに使用しています)

 先日から鳴らしているG.B.-Bell&Howell箱入りのAXIOM22+ALTEC3000Hですが、どう聴いても良いです。

 最初は旧い映画用に、冗談半分でGETしたのですが、音楽がすごく良くなります。
 ビル・エバンスのアルバムを聴いていると、従来聴いた事がないほどの見事なラファロのベース。弾むような音色で素晴らしいです。

 オーケストラは無理だろうとヴァントの未完成ライブを聴いてみましたが、実にバランスが良い。

 ダイナミックレンジや解像度、情報量ならVITAVOX、ロンドンWE、WE13aなどのシアターシステムには敵わないのですが、音楽を一人でジックリ聴くという用途なら、もしかすると一番かもしれません。

 過去40年余のオーディオ歴が否定されちゃいそうで、ちょっと焦っているのですが良いものは良い。

 このスピーカーは江東区のG.T.K.オーディオでgetしたのですが、こうなるとG.T.K.のイチオシ、LEAKのアンプ(varuslopeVプリ+TL10パワー(コメント欄からのご指摘を受け訂正))で鳴らしてみましょう。

https://91683924.at.webry.info/201809/img2_10.153648919265649863178.html

 WE13aの間に収まるのは、Leakのアンプ群とプレーヤー(ガラードT(B)+DECCA XMS)です。これもG.T.K.オーディオの砂入キャビネット装着です。

 入口から出口までG.T.K.オーディオのラインナップ、英国製・家庭用ビンテージで揃えてしまいました。

 音はますます良いですね。太いだけではなく弾んで美しいです。

 我が家のオーディオ評論家も、Bell-Howell+3000Hを見た目でナニこれ、古臭いと馬鹿にしていましたが、聴かせるとビックリ。
 とにかく音楽が鳴ります。

 私は「バランス」だの「まとまり」だのに逃げ込むのは男らしくないっ !!と気張っていましたが、この音をマルチアンプのデカいホーンで出すのは自分には無理です。

 こういう世界も大いに価値を感じますね。 
https://91683924.at.webry.info/201809/article_10.html


____


108.2kg 6F6パラp.p.をWE13aシステムへ&LeakアンプをAXIOM22へ(後編)2018/09/09
https://91683924.at.webry.info/201809/article_11.html

https://91683924.at.webry.info/201809/img1_11.153649059021521927178.html
https://91683924.at.webry.info/201809/img2_11.153649060993893973178.html

 (6F6パラp.p.に外装を付けました)


 さて、Bell&Howell箱入り AXIOM22(+3000H)に充てがった LeakのアンプはWE13aシステムのドライブに使用していました。ですからWE13a用のパワーアンプを何か考えないといけません。

 現在手元に有る真空管パワーアンプで、使用可能なものは是枝式6550p.p.と同6F6パラp.p.です。前者は60w、後者は20〜30wですから、後者が安全でしょう。しかしゲインは後者が高いので、S/N比には少々心配もあります。

https://91683924.at.webry.info/201809/img3_11.153649105012258176178.html

 6F6パラp.p.は数年間上の写真の様にセットしていました。なんでこんなヘンな格好かといいますと、実はこのアンプ、横向きにして既製品のシステムラックにセットしていました。

 どこに使っていたかといいますと・・・

 大阪暁明館病院の礼拝堂に収めていたものです。
 5年前に大阪暁明館病院が移転新築したときに礼拝堂も新しくなりました。私は礼拝堂のPA装置を寄付しました。

 スピーカーはタンノイのスーパーレッドモニターの38cmコアキシャルを外して壁バッフルにしました。アンプは既製品のミキサーに、是枝式6F6パラp.p.です。

 しかし1年ほどでパワーアンプが同時に2台壊れてしまいました。パワー管が8本とも一度にパンクしたので、アンプが原因ではなく、AC電源の異常か変な入力が入ったかだと思います。

 是枝さんに修理してもらいましたが、礼拝堂から火事でも出したら大変です。
 新しく既製品の業務用トランジスタパワーアンプを寄付して、6F6パラp.p.は引き取ることにしました。

 そういう訳で、6F6パラp.p.はこんなヘンな格好をしているのです。

 裏に手を入れると感電するし(電源を切っても電解コンがチャージされていますから)、ホコリも入るので、以前から外装を付けようと思っていましたが、この機会にやってみました。


https://91683924.at.webry.info/201809/img4_11.153649182813150637178.html


 別に大したものじゃないです。バーチ合板の端材を丸鋸で適当にカットして組み立て、墨汁で塗装、ホームセンターで売っているゴム足を貼り付けただけです。

 別にテキトーに作っただけで、デザインなんか気にしていなかったのですが・・・

 一番上の2枚の写真、(前編)の冒頭の写真を見てください。
 なんだかえらくカッコイイ。そう思いません?

 W、D、Hのバランスが偶然ですがバッチリ決まりました。

 板取りも塗装も木ネジもいい加減ですが、すこし歪んだり汚れたりしているところが雰囲気出てますぞ。

 アンプを外装の板箱に留めるネジはクラシックなブロンズのマイナスネジが工具箱にありましたので使用、さらにクラシックな感じになりました。

 ちょっとウエスタンエレクトリックのアンプみたいじゃない?言いすぎかw

 プリは是枝式プリを使用しましたが、スケールの大きな美音です。心配したとおり、ゲインが高すぎてノイズが出ましたので、ゴールドポイントのATTを挟んで入力を少しだけ絞るとバッチリです。

 なお、このアンプはAVサラウンドのリアプレゼンススピーカー(シーメンス・コアキシャル)用に使用していたのですが、そこにはBell-Howellを鳴らしていたBOSE 1200W、BTL接続を流用しました。

 板材は木っ端、ネジ類は工具箱からGET、塗料も買い置きの墨汁、ゴム足、ATTも手元にありましたので、コスト・ゼロで完成です。

 週末は雨続きでしたが、たっぷり遊べました(土曜日は岡山大学皮膚科の新教授就任パーティーがあったので、仕事もしましたが)。

 さて、明日からは仕事、頑張りますw

 えっと、礼拝堂のPAアンプが良い音かって?

 なーに、ALTEC1568や1569も駅や飛行場や学校のPAアンプだったそうですから、大丈夫ですよ、たぶんwww
https://91683924.at.webry.info/201809/article_11.html

17. 中川隆[-10339] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:15:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1987] 報告

ピンチはチャンス〜前編〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年10月22日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0aff4676e310eb9635a420f64d801c7c?fm=entry_awp

オーディオ機器を使っていると残念ながら故障(ピンチ)は付きものだ。

とりわけ我が家の場合は1日で10時間以上は確実に稼働しているのでなおさらだ。たとえば真空管の寿命到来をはじめハンダの劣化による接触不良やトランスの断線など枚挙にいとまがない。

そういうときはほんとうにイライラするしガッカリするが、結果的に振り返ってみると逆に「いい方向」に転ぶことが多いのが我が家の特徴だ。

まことに「ピンチはチャンス」を地でいっている気がしてならない(笑)。

今回もそうだった。顛末を記録しておこう。

「ガリガリ、バリバリ、ギャギャ〜ン」と、真空管アンプ「PX25シングル」のスイッチを入れたとたんにメチャ凄い音がして慌ててスイッチをオフしたのはたしか1年前くらいのことだった。

原因は出力管「PX25」の故障だとすぐにわかった。

急いで我が家の真空管の主治医「北国の真空管博士」(以下「博士」)に送付して診断してもらったところ「管内のエアリークですね。修繕は不可能です。」との冷徹な宣告があった。

自分でいうのも何だが「かなり高価で希少な真空管」を失ってがっくりきたが「どうせ消耗品なので仕方がない」とすぐに気持ちを切り替えた。

そして今度は1か月ほど前のこと、同じ真空管アンプのスイッチをオフしたときにキュイ〜ンという変な音がする。これも出力管が原因だろう。我が家ではPX25真空管は鬼門だなあ!

二度とあのギャア〜という凄まじい音を聞きたくないのですぐに「博士」にご相談すると、「エアリークの可能性が高いですね。使わない方がいいです。波及的に大切なトランス部分などが故障する可能性がありますよ。」

「PX25真空管の音はたいへん気に入っているんですがどうもちょっと”もろい”ようですね。残りがあと6本ほどありますがこの際なので寿命の測定をしていただけませんか?」

すると、「ハイ、いいですよ。まとめて送ってください。それから私が以前に改造したそのアンプですがインターステージトランスにUTC(アメリカ)の「A19」が使ってありますよね。

いいトランスですがPX25にはちょっと規格が小さすぎるように思います。心当たりのトランスがありますので入れ替えるともっと良くなるような気がしますが。」

一も二も無く「ぜひお願いします」と、乗り気になったのは言うまでもない(笑)。

博士は本業の農業のかたわら「ご母堂」の介護、そしてたくさんのバックオーダーを抱えておられているのでご多忙の中たいへん申し訳ない気がするが、このアンプばかりは乗りかかった船として許していただくことにしよう。

そして待つことしばし、測定の結果「真空管はすべてOKでした」とのことでうれしい限り。

ただしアンプの方は紆余曲折があったみたいで、お目当てのインターステージトランスをわざわざ手に入れられて2個ほど試されてみたものの、結局「UTCのA19には及ばず」とのことで「A19をよりよく生かす」方向へと方針変更。

この辺はとてもシビアで安易な方向に流されない博士に心からの信頼感を覚えた。

ほどなくして「裏技回路を含めてありとあらゆることをやってみました。ご要望があったハムノイズの軽減もどうやらうまくいったと思います。まあ、聴いてみてください。」

ようやく1か月ぶりぐらいに戻ってきた「PX25アンプ」に、懐かしさのあまり頬ずりしながら(笑)さっそく試聴に入った。

ここでPX25真空管アンプの画像をと手持ちのデジタルカメラでパチリとやろうと思ったらウンともスンとも動いてくれない。どうやら故障したみたいだ。カメラには興味が無いので安物のデジタルカメラを使っているがもう7年以上くらいになるので寿命かな〜。

そこで以前撮った画像を再掲させてもらおう。

    

このアンプ群のうち上段右側の大型の「ナス型真空管」が挿入されているアンプがそれである。

スピーカーをグッドマンの「トライアクショム」(イギリス)にして、期待に胸を弾ませながらさっそく聴いてみたところ・・・・。

以下続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0aff4676e310eb9635a420f64d801c7c?fm=entry_awp


_____


ピンチはチャンス〜後編〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/62be7d3077dc396617fe2096d00d0a63


前回からの続きです。

オーディオの愉しみというのは「好きな音楽を好きな音で聴ける」ことに尽きるが、そのほかにも新しい機器を購入したりあるいは改造した後で「はたしてどんな音が出るんだろう」と、興味津々で耳をかたむける瞬間にあると言っても過言ではあるまい。

この心理はオーディオ愛好家であれば手に取るように分かりますよねえ(笑)。

まったく胸がわくわくする瞬間だがその結果、出てきた音に「喜ぶ」かそれとも「哀しむか」の確率から言えば我が家の場合は五分五分といったところだろうか。まことに「丁か半か」の博打みたいなものだといえないこともない(笑)。

その点、今回改造を終えて到着した「PX25シングル」アンプの場合は、博士の秘術を尽くした入魂の作品なので良くなっていることは確実だが、それがどの程度までかというのがハイライトである。

デジタルカメラのご機嫌が直ったみたいなので画像を挙げておこう。

     

前段管は「SX112」(トリタンフィラメント)だから不足はない。トリタンフィラメントのスピード感と情報量の多さは酸化被膜フィラメントがとうてい及ぶところではない。

繋いだスピーカーは「AXIOM80]と並んで我が家の至宝ともいえる「トライアクショム」(グッドマン:イギリス)だ。

     

ここで思うのがオーディオ愛好家には2種類のタイプがあって、期待どおりの好きな音が出てきたときに「笑いが止まらないタイプ」ともう一つは逆に「しんみりして感涙に咽ぶタイプ」(笑)。

前者はネアカ、後者はネクラといったところだが、自分は秘かに後者に分類されると自覚している。

改造後の「PX25シングル」と「トライアクショム」の同じイギリス勢同士の組み合わせを聴いて「やっとここまで来たか!」と思わず涙ぐんでしまった。

ブリティッシュサウンドの神髄とでもいうべきか、音にそこはかとなく気品が漂うのが何よりも素晴らしい!イギリス人というのは老獪というのか、やっぱり一括りに出来ない人種だなあとつくづく思い知らされる。

それに周波数レンジが広くなっており低音域の沈み込みが明らかに違う。また改造前は無音時にごく微かにブ〜ンというハム音がしていたのがまったく皆無となっている。

念のため「どこをどう弄ったのですか?」と博士にお訊ねすると「前段管の切り替え部分の抵抗を整理してシンプルにしたことと、リップルフィルター関連のコンデンサーの容量を3倍にしました。」

エッ、リップルフィルターって何? 素人の悲しさでサッパリ(笑)。

それはさておき、これには後日談があって博士から「実はアンプの裏蓋をつけ忘れてしまいました。そのままだと芸がないので私のお気に入りの「6SN7WGT」(シルヴァニア:クロームトップ)を2本同梱して送付しておきます。」

    

以前、我が家の「6SN7GTアンプをグレードアップしたいのでいい真空管を教えてください。」とお訊ねしたところ「6SN7はピンからキリまでありますが、コスパから考えますとシルヴァニアのクロームトップといったところでしょう。手元に10本以上ありますので2〜3本なら譲ってあげてもいいですよ。」

「ハイ、そのうちお願いします。」で終わっていたのだが、何とタダで手に入ってしまった。

まことに初めから終わりまで「ピンチはチャンス」だった(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/62be7d3077dc396617fe2096d00d0a63

18. 中川隆[-10338] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:17:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1988] 報告

GRFのある部屋 2019年 05月 06日
https://tannoy.exblog.jp/30578455/

二年ぶりに千葉からお越しいただくMyさんは、何時もクォード愛好会の会長のK社長さんと来られるのですが、今回はK社長さんの体調がいまいちと言うことで、お一人で電車で来られました。お越しになる二時間前には、成田を出たとの連絡が入りました。前夜は、マラソン大会の初日だというのに、HarubaruさんとK&Kさんと盛り上がってしまったので、ご連絡いただいてから、また一寝入りしていました。


前回のご訪問の時は、前半がTroubadour80とTW3のホログラフィックな音像と、後半はレコード三昧でデコラまで聴いていただきました。そのDecolaもその年の夏に素晴らしい環境のなかにお嫁に行きました。自分の感覚の中では、ついこの間だと思っているのですが、最近は昨日と一昨日、昨年と一昨年の差が判然としなくなってきました。Myさんも同じだと笑っておられましたから、こればっかりは仕方がないことでしょう。

今回は、やはり和室から聴いていただきました。やはり、Quad-ESL57 や Hartley Concertmaster、そして Decola との音の比較にはなしが向かいます。私自身は、何時までも、ESL57 の音色から逃れられないと感じています。それは62センチの超大型ウーファーを使った Hartley も Decola も同じ音でなっていたからです。デコラとハートレーが同じ音とは、聴かないと信じられないでしょうが、岡山の是枝さんもまったく同感だとおっしゃっています。

その話から、同じ人が、徐々にバベルの塔のような回り階段を登っていくときには、どの時点においても、同じ塔を同じ人が登っていることには変わらないので、究極同じような音がなるのだと思います。目的地が同じならば、どのような舟を使っても、見えてくる景色は同じだからです。オーディオの恐ろしさは、究極その人の歴史、感性、経験からは逃れられないことです。それはすべてのことにも言えるのですが、本人はなかなか気がつきません。

https://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=30578455&i=201905%2F06%2F99%2Ff0108399_07541360.jpg

もっとも、最近は高級な時計を次から次へとコレクションしてならべるように、オーディオ装置を金額で評価する人たちも増えてきているようです。そういう人が、中国のお金持ちや中近東の王子様のような買い方をするようです。20年以上前から秋葉原の高級オーディオ店では、お店の入り口に、高級レストランのメニューの様に、本日の価格が書かれています。総額4,800万円とか、6,700万円とかです・・・オーディオ雑誌の広告を見ても、プレーヤーでもアンプでも数百万円のタッグが普通に付くようになっているのです。

もっとも、その光景は、60年以上前の銀座のオーディオ店でもみられました。マランツやマッキントッシュの高級品は、その頃も高価でした。今の感覚から言えば、400万ぐらいでしょうか?とても手が出せる金額ではありません。外国製品が高価だったのは、1ドル360円の固定レートに加え、関税や輸入費用が高かったからですが、今と同じに台数が出ないからでしょうね。マランツは中古になってからベストセラーになりました。

それらの高級オーディオの後を何十年してたどっているのが、ほとんどのマニアの道のようです。ヴィンテージオーディオは、投資する対象を見極めれば、骨董品と同じで価格が下がることが少なく、長い目ではとても安定した趣味なのかもしれません。
https://tannoy.exblog.jp/30578455/

19. 中川隆[-10337] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:22:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1989] 報告

ブリティッシュサウンドにメロメロ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1405668065/

1: ジークフリート :2014/07/18(金) 16:21:05 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ・・って程のもんじゃありませんが・・・音の良し悪しも解らないままオーディオに熱中した若かりしあの頃の熱い思いを胸に秘めながら、歳とともに?陰影たっぷりの落ち着いた音に癒され、空間に消え入る際の響きの美しさに耳を傾ける。
オーディオ装置と悪戦苦闘してきた方もそれ程でもない方も、そろそろ落ち着いてイイ音で良質な音楽を染み染みと楽しもうじゃあぁ〜りませんか?てなスレッドでございます。


2: すってんてん :2014/07/18(金) 16:52:31 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 四半世紀昔から既に、其の境地でゲス。

御免ヤッシャ。

3: 薬漬け :2014/07/18(金) 18:02:22 HOST:s647028.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 新スレおめでとうございます。

しかし私が書くと、落ち着くどころか武闘派になりそうですね。(苦笑)
タンノイスレがあるので、こちらでは80その他で…。

4: ジークフリート :2014/07/18(金) 18:13:42 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉3 新スレ
有難うございます。懐古録に参加して以来十数年目にして初めて立てたスレッドです。

5: くろねき :2014/07/18(金) 21:20:10 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp 初スレ立ておめでとうございます。

オーディオ装置と激闘を繰り広げた挙げ句、
その音にロメロスペシャルをキメられた後の
ブリティッシュ・サウンドもまた格別なんでしょうか。
メロメロだけに(略)

こういうのは方向違いかもしれませんが、
例えばアーカムなど、日本にも輸入されている
ベーシックでブリティッシュな機器を
見ているとイイなと思うことがありますね。

6: SAT-IN :2014/07/18(金) 23:07:57 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑(メロメ;)←こんな感じ?

7: ジークフリート :2014/07/19(土) 00:22:55 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉5・6
有難うございます。激闘の挙句?というよな大したもんじゃなく、個人的には装置の取っ替え引っ替えで実際はヘロヘロという方が妥当な線かもしれません。

アーカム・・・別スレでバジェットオーディオ検討中てな書き込みして、安価なケンブリッジオーディオを発注手前まで行ったこともありましたけど・・・かつてのメリディアンとかネイムとかも含め、そんな小粋な装置で英国製スピーカーを上手いこと鳴らせればある種の理想的ブリティッシュサウンドが得られそうな気もしますよね。
ご存知のようにブリティッシュサウンドと一口に言っても、ヴァイタボックス〜ローサー〜タンノイ辺りの本格派からBBC系とかいろいろ(へそ曲がりな私が選んだのは、そういった本流?からはハズレていますが)あって、小粋なアンプ群が似合うものもそうでないものもあるワケですが・・・(デザインだけじゃなく、米国アンプのようにデカさを武器にゴリ押ししないところが最も小粋?)

まぁそれにしても、「果たしてブリティッシュサウンドとは?」てな難しげな辺りはあまり追求せず、気が向けばテキトーに書き込みさせていただこうかな?てな魂胆で「メロメロ」というタイトルにしておりますよ。

8: RW-2 :2014/07/19(土) 07:39:42 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >果たしてブリティッシュサウンドとは?」てな難しげな

「ブリティッシュサウンド」とは、リバプールサウンドと称されるビートルズから始まり、
ハードロック、プログレッシブロック等に発展していった一連の英国ロック(=VOXのアンプ、
セレッションユニットの音)に対する総称のことであって、オーディオ界では、括りとしては
あまり「ブリティッシュサウンド」とは耳にしませんね。

というのは、タンノイ、ローサー、バイタボックス等々、それぞれ主張が違うからでしょか。
しいて「ブリティッシュサウンド」と言うならスペンドール、KEF、ロジャース、ハーベス
あたりのBBCモニター系でしょうか。となりますとパルジさん言われる、陰影たっぷりの
落ち着いた音がまさに当てはまるでしょね〜。BBCモニター型番のBCとはベクストレン・
セレッションの略ですから、結局ここでもセレッションに戻ってしまいましたよ〜 (略)

9: すってんてん :2014/07/19(土) 09:13:42 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >「ブリティッシュサウンド」と言うならスペンドール、KEF、ロジャース、ハーベス
あたりのBBCモニター系でしょうか。

でつね
わかります。

30余年昔々、ディットン25をタンノイアーデン&イートン&クォードESLと
和室に同居させてますた。あまりに暗く重たい音(アメゴム?のドロンコーン)
に殆んど出番無のアリサマ。

英国のブッシュの高級?ラジオのSPはセレッションでゲス。
3台隠匿中・・・・ビバ!ビートルズ&ストーンズ&クリフ・リチャード
レッツ・メイク・ア・メモリー♪

10: ジークフリート :2014/07/19(土) 09:14:19 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉8 それぞれ主張が違う

確かにそうなんですよねぇ。
ただ、ウン十年間アメリカンサウンド(西海岸系)にドップリだった耳で聞くと、やはりブリティッシュサウンドだ!と。(高忠実度再生を目指して調整してきたATCも、ひと段落してみればブリティッシュサウンドの特徴が随所に。嬉しいよな、寂しいよな。)

11: 前期 :2014/07/19(土) 09:43:28 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>8

てこたぁ 王室放送局サウンドということでつかね?
何しろ海外在住の英人が短波放送のアナウンスを聞き取りやすくするために
あの奇妙な発音を考え出したという説まであるぐらいですし。
無論今は違いますね。BBCもアナの出身地固有の訛りをあえて修正しない時代です。
そのうち英国製スピーカも中身は中国製でブリシナ・サウンドになったりして?

12: RW-2 :2014/07/19(土) 10:16:14 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >暗く重たい音

BBC御用達SPは確かに根暗な音が多いですね〜。霧の都たる文化に根付いてるんでしょか。
米西海岸勢の反対方向の音です。スピーカーのみならず業務用のアンプにしても、アル
テックなんかは単純な回路でストレートな音ですが、英国製のアンプは電源はデカップ
リングだらけ、信号回路には各所に積分回路を入れて発振防止。追試して作ってみまして、
覇気のない暗い音・・・とは書けませんからクラシック向きの安定した音と (略)

13: 前期 :2014/07/19(土) 12:44:29 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >覇気のない暗い音・・・

しからば無帰還にするとエエかといえば今度は元気だが野蛮な響きになり松。
それならってんで6dbぐらいの中途半端な負帰還かけるとどっちつかずのツマ
ラナイ音に。
オデオというのは本当に難しいものです。

14: SAT-IN :2014/07/19(土) 16:43:17 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >「ブリティッシュサウンド」
旧い英国製フルレンジユニットに関しては、ガッチリして重そうなアルニコの円筒形磁気回路がカギのような気がします。

15: ジークフリート :2014/07/20(日) 07:51:42 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉古い英国製フルレンジ〜磁気回路がカギ

ローサー 〜 アキショム80 〜 モジュールユニットなどなど、デカイ音よりも高感度狙いなところに好感度高し。

しかし、80がローサーほど振動系の軽量化を図っていないのは?・・・果たしてその答えがモジュールユニットに見られるか?

16: SAT-IN :2014/07/21(月) 10:57:05 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ドイツ製フルレンジのマッチ箱のようなマグネットも有ればローサーの壺型マグネットも有ります。
磁気回路が大きければ良いというものでもありませんが、アルニコ時代のワーフェデールやリチャード・アレンやグッドマンのストレートな円筒形からは、どことなくシクラメンならぬブリティッシュ?な“かほり”が漂って参ります。
蒸機で言うとC11でもD51でもなくC51かC53あたりでしょうか?
たかが円筒されど円筒で御座います。

17: ジークフリート :2014/07/21(月) 19:37:57 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉8 しいてプリティッシュサウンドと言うならBBCモニター系でしょうか

BBC系以外はブリティッシュサウンドとは言えないとなると・・・ヴァイタボックスもタンノイも、ローサーも、ジョーダンワッツも英国らしさ無し?では果たして何者なのか?(こんな面倒臭え話はしたくないと最初に書いたはず。米国製でも日本製でもメーカーにより違いがあるのは当たり前。)

18: ジークフリート :2014/07/21(月) 22:32:48 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp クオード303にクオリティを期待しているワケじゃござんせんが、DIN端子にチープなアダプターとか繋ぎたくないし、SP端子にヘタなバナナ突っ込みたくないし・・・てなワケで、手配した303がマトモに動作するか未確認。
数年前に某同軸スピーカーを鳴らしていた303の印象が良かったので、頼りはその記憶のみ。

19: RW-2 :2014/07/22(火) 00:43:16 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >タンノイも、ローサーも、ジョーダンワッツも英国らしさ無し

タンノイはコーンが独逸製ですし、ローサーはケント紙(画用紙)、ジョーダン
ワッツは金属板。売女箱は正真正銘ブリティッシュサウンドでしょ (略)

20: すってんてん :2014/07/22(火) 21:47:43 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >売女箱は正真正銘ブリティッシュサウンドでしょ (略)

でつね

わかります。

21: 前期 :2014/07/23(水) 10:12:41 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp どうなんでしょうねぇ。Bサウンドなるものがあるかどうかわかりませんが
何となくその国の臭いがするような音ということなのですかね。
オデオに限らず工業製品全般に言えると思いますが固有の文化みたいなもの
を感じることは確かにあると感じます。

22: RW-2 :2014/07/23(水) 14:49:12 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >固有の文化みたいなもの

'65年頃〜'75年頃までの三菱郡山製作所のダイヤトーンは盟主たる存在でしたね。
ブランドイメージたるCMをTVでやったのはダイヤトーンくらいでしょ。
ダイヤトーンブランドはステレオ産業の申し子といってよかったと思います。

23: SAT-IN :2014/07/23(水) 17:53:57 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>21
>オデオに限らず工業製品全般

機関車見てるとドイツ型、フランス型、イギリス型、アメリカ型、日本型
それぞれ個性が見受けられます。
製図器には独式と英式の二種類が有って、見た目がかなり違います。
今は英式を作れる職人がイギリスに居ないので日本にしか存在しないのだとか。
ちなみに自衛隊は英式を採用しています。

24: RW-2 :2014/07/23(水) 18:06:55 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp WW2時代の戦車。日本の戦車はヘナチョコでしたがエンジンはディーゼル!
日本とロシアはディーゼルだったそうな。アメリカ、英国、ドイツはガソリン
エンジン。戦車用のディーゼルエンジンを作れなかったらしい。ホントか。

25: 前期 :2014/07/23(水) 18:47:36 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp あまり兵器のことを書きたくないのですが・・・・・

潜水艦ではUボートが有名ですね。正にドイツの精密機械。
一方我が日本には革命的な潜水空母というものがあり、実戦には間に合わな
かったものの敗戦後それを捕獲した米軍はその卓越した独創性を高く評価、
当時敵国になりつつあったソ連に技術がわたることを恐れてハワイ沖で海の
墓場に埋葬したことは有名な史実です。

26: ジークフリート :2014/07/23(水) 22:03:11 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 最近驚いたこと・・・長年オーディオやってそうな人にも「ブリティッシュサウンド」が通じないこと。

27: くろねき :2014/07/23(水) 22:30:49 HOST:wb92proxy15.ezweb.ne.jp >長年オーディオやってそうな人にも「ブリティッシュサウンド」が通じない

あらら。

試しにブリティッシュサウンドで検索すると、
音楽や楽器関係に混じってこのスレも出てきますが(笑)、
ビートルズを気持ち良く聴きたくて
オールブリティッシュなシステムの構築に乗り出したとか、
以前から英国メーカーの製品が好きで、クォードESLで
改めてブリティッシュサウンドの良さを感じたとか、
某ショップがProAcのスピーカーを薦めていたりとか、
結構認識されてる感じですけどね。

長年やってそうでいて、実は正味の経験時間が少ない人だったりして(略)

28: SAT-IN :2014/07/23(水) 23:51:17 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >長年やってそうでいて、実は正味の経験時間が少ない人だったりして

ギクッ!スルドイ!
滞空時間は長かったりして…

29: 薬漬け :2014/07/24(木) 01:02:03 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>26

多分ここ30年ぐらいの間に、機器の「インターナショナル化」が急速に進んだ結果ではないでしょうか。
タンノイの音も最近「燻し銀」の形容とはご縁が無いし、JBLにしても「カリフォルニアの青い空」とは
程遠くなってきています。機器の改良進歩の結果といえばそれまでですが…。
ことほどさように、音における機器の“土地柄”が希薄になってきているのではないでしょうかね。

また以前は、「代表的機器」とかもありました。それが醸す音が「ブリティッシュサウンド」であったり、
「西海岸サウンド」「東海岸サウンド」とされたものですが、様々な機器の台頭により、そうした比較も
相対的になりました。お国柄という大括りよりももっと細分化された音のカテゴリーになってきているの
かも知れませんね。

(熱のあとで頭が回っておりません(汗))

30: すってんてん :2014/07/24(木) 01:13:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >最近驚いたこと・・・長年オーディオやってそうな人にも「ブリティッシュサウンド」が通じないこと。

ワロたでつ。

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

オイラ、作日未明に新品のクロノグラフ
触って壊したでつ。


誰かも壊れて松根。

えらそうに・・・・・・・・・・・・・(;一_一)


31: すってんてん :2014/07/24(木) 01:46:36 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
購入金額分「泣きますた」♪

結論

音は英国も半島も日本も同じでつ。

音に代わりは、有馬温泉。


ヤッパシ


相変わらずの上から目線&温泉、草津の湯でも直りません。


美作三湯では火に油・・・・・・・・かも

32: SAT-IN :2014/07/24(木) 02:01:53 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 新品のクロノグラフやってしまった?!
合掌( ̄人 ̄)

33: すってんてん :2014/07/24(木) 02:16:16 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >新品のクロノグラフやってしまった?!
合掌( ̄人 ̄)

月イチのデキゴト&謂わば風物詩でつ。

本日、修理屋に直行でつ。

電池切れに付き動作未確認にすれば良かったでつ。
欲とオクの皮が・・・・・・・

備前辺りで藁人形が・・・

マサカ&多分!?

ヨクオクにメロメロ
&毎日流し聴き10時間のアリサマ・・・・リバプールより市民プール

アビーロードよりオタクの花道 

色違いは日曜日に某オクに見参!(最低落札価格で損失補填)

BBC規格&御用達とブリティテシュサウンドは別物

34: SAT-IN :2014/07/24(木) 02:23:13 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 何処かに「ブリティッシュ・トーン」と書いたハズだと思ったら、これでした。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1267522956/729
月日の経つのは早いものです。

35: RW-2 :2014/07/24(木) 10:28:32 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 「ブリティッシュサウンド」がオーディオ人に通じないのはそういうカテゴリーが
オーディオ人には浸透してないからでしょう。ひとカラゲで捉えられませんから
西海岸サウンドのように括ることができない。

「ブリティッシュサウンド」と言ったら、ブルース/R&B〜R'n-Rを基礎としたアメリカ
ロックに対する英国ロックのことで、VOXやマーシャルを使ったトーンを指します。
典型的代表なら、英国人バンドによるマーシャル+ギブソンギターサウンドでしょう。

オーディオ人が「ブリティッシュサウンド」と問われれば、BBCモニター系と言うお方も
おれば、タンノイを思い浮かべるお方もおれば、ワーフェデール、グッドマン、EMI等の
フルレンジの音と称するお方もおるでしょう。セレッションやKEFもありますしね。

36: 薬漬け :2014/07/24(木) 13:55:32 HOST:s674133.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>35

S派教授、こんにちは。
(今は病院内なので、熱だしても心配ないや…ってそーゆー問題でないと。ハイ。)

思い出しましたけど、昔、某SS誌に別冊で「British Sound」なるものがありましたね。
おそらくは五味康祐氏のオートグラフへの憧憬の延長線上にあったのではなかったかと
思いますが、マニアの側でも一定のコンセンサスがあればこその企画とも思えます。
(五味氏は機器のみならず、レコードも「made in Great Britain」の“音”に親近感を
覚えておられたようですね。)

してみるとブリティッシュサウンドにもメルクマールがあるだろうとは想像がつく様な
気がするのですね。
もしゴミ山(汗)から当該雑誌が見つかりましたら、一度評論家諸氏のご意見を通覧して
みたいと思っています。

37: SAT-IN :2014/07/24(木) 14:10:43 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>36
薬漬け学長こんにちは。
さて>>35はR様のやうな?・・・

38: 前期 :2014/07/24(木) 14:21:20 HOST:115.165.107.96 得意(?)の横レス失礼します。
我々の年代は1ドル360円なのに1ポンド千円でしたからね、オデオに限らず
英国製品なんて高くて買えやしない。
英国製の洋服生地、英国製の傘(重くて使いにくい)、MGに代表される古風な
オープンカー、英国と名がつけばなんでも高級に思えた時代でした。
庶民が入手できない憧れの的でしたね。
聴いたことなくてもブリティッシュ・サウンドもそういう音のイメージなんでしょう。

39: 薬漬け :2014/07/24(木) 14:28:38 HOST:s576099.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ご、ご、ご無礼仕りました!!
S派教授様、R尊師様、失礼の段、何卒平にお許しください。(_ _ )/ハンセイ
(やはり熱ボケだった…(大汗))

因みに私目、学長は愕長に等しで、皆様と違いそんな柄にございません。
何卒ご容赦を。(用務員さんなら承ります(略))

40: RW-2 :2014/07/24(木) 14:35:31 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 音楽界のブリティッシュサウンドも当初はリバプールサウンド(日本でしか通用しない
造語)と言われてたでしょ。ビートルズに掛けてそう呼んだんでしょうけど、リバプー
ル出身じゃなくとも、英国出身のバンドであれば当時そう称されていたんですね。

リバプールサウンドから始まった英国ロックは、プログレッシブロック化したり、サイ
ケ化したり、ブルースに回帰したりいろいろと変遷していったわけです。それでも広意
でブリティッシュサウンドと呼ばれるのは、ジャンルではなくバンドの音色(トーン)の
ことですから、括りとしては成り立つんでしょね。

オーディオで言うところのブリティッシュサウンドも、英国セットであれば名乗れるのか、または
相対的にある定まったトーンを指して言うのか、難しいところでしょうね。タンノイをクオードで
鳴らしてるからブリティッシュサウンドなのだ〜と言われれば、そうですね〜としか言いようが
ありませんが、アキュフェーズで鳴らしてたらどこがブリティッシュじゃいと・・・ (略)

41: 前期 :2014/07/24(木) 14:46:18 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp アキュでタンノイを鳴らす? いい音かもしれませんがブリティッシュ・サ
ウンドとは言わないんじゃないでしょうか? どこかイメージがちぐはぐ。

42: 薬漬け :2014/07/24(木) 15:03:53 HOST:s576099.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp アキュをタンノイにつなぐ場合、アキュはプリだけ、それも最新型番でないものがベターと
思います。個人的感慨ですが。(パワーはどうも…。)

(ちなみにSPUをC-280(初期型)のフォノイコを通じて300BPPでドライブしてみたら、
オートグラフがなかなかどうして良く鳴りました。味付けプリとしてのアキュは面白い面が
ーー古い、個性の強い個体として、ですがーーあるように思います。)

なお、アキュの個性が面白いと言ってもそれはモニターレッドとのコラボの結果であり、
基本的にはレッドの音色が支配的ですから、その意味ではブリティッシュサウンドたる
色調を失っていないようには思えます。

43: RW-2 :2014/07/24(木) 16:53:29 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >どこかイメージがちぐはぐ

拙者なんかソニーのアンプで松下やビクターのスピーカー鳴らしてまっせ〜。
「β」vs「VHS」バトル時代には踏絵的組み合わせで口外できなかった (略)

タンノイにはLUXのアンプ。JBLにはサンスイのアンプ。広告やイメージや評論家
によって推奨組み合わせが決まってしまう。タンノイにオーレックス、JBLに
デンオンでも良いじゃないか。ダメか (略)

44: SAT-IN :2014/07/24(木) 17:59:34 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 仮にクォードでアルテックを鳴らしてアメリカンサウンド(本人談)と言っても
でつね!とニッコリ笑ってお茶と羊羮又はコーヒーとケーキをよばれたほうが
世界平和に繋がると思いまつ。
うちへ帰ってから掲示板に正直な感想文を書きまちょう。???

45: 前期 :2014/07/24(木) 18:10:55 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp 44 SAT-INさん、今晩は。

そうそう、それは立派な音かもしれませんがアメリカン・サウンドじゃないでしょうね。
以前にも書きましたが〇〇サウンドと国の名前をつけるなら、そこに固有の臭いがないとイケナイと考えます。
好き嫌いはともかく選択した下着やシーツから臭うヤードレー洗剤の臭い、それがなきゃ英国じゃありません。
薄暗い部屋で再生音を聞くとき、そこに「薄汚く古びた」街角が浮かび上がるような響きこそブリティッシュ・サウンドでしょう。

46: SAT-IN :2014/07/24(木) 18:29:35 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 前期さん、どうもです。
小生ビクターのプリメインが逝ってからガレージメーカーの球やサンスイで
某英国製一発を鳴らし「ブリティッシュ・トーン?」との賜ったヒト科の生き物でして、あまり厳密なことは言えない立場ではあります。
お察しくださいまし。

>薄暗い部屋で再生音を聞くとき、そこに「薄汚く古びた」街角が浮かび上がるような響き

↑蓋し名文でございます。

47: フォルテ :2014/07/24(木) 20:31:55 HOST:203.133.218.92 私のお手軽システムのサウンドを評するならベネチアン・サウンドですね。ベネチアングラスの如く
多彩な色合い(音色)がその特徴でございます。多分諸兄ご自慢の重厚且つ長大なシステムではまず
実現不可能なキャラではないかと鑑みますです。^^

48: ジークフリート :2014/07/24(木) 21:12:19 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉36
薬漬け先輩。例の別冊は手元にあるんですが、モジュールユニットもしっかり(ちゃっかり)掲載されてまっせ〜。

ま、そんなことはどーでもイイんですが・・・今回の冗談みたいなスピーカー導入で、ある種のブリティッシュサウンドの実現と、古レンヂ路線への何度目かの回帰、念願の小口径による高感度追求と、一石三鳥?狙いでございますヨ。

49: 薬漬け :2014/07/24(木) 21:58:56 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>48 ジーク大先輩、こんばんは。

おやおや、そうでしたか。あの雑誌も抜け目が無いなあ(笑)。
どちらかというと、巻頭言あたりでどなたかがどういうイメージを示していたかを再確認したかったの
ですが…。

しかし「冗談みたいなスピーカー」の正体、どういうものなのでしょうね?
とまれ、当方は対抗して?小口径でも大口径でもないAXIOM80を、どのアンプでドライブして幻惑の世界を
現出させようかと思案中です。

50: SAT-IN :2014/07/24(木) 22:15:52 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >冗談みたいな
わっと驚く3本のベリリウム鋼製カンチレバーでNEW-Golden80作って欲しかったな。
たぶん買えませんけど。


51: ジークフリート :2014/07/24(木) 22:38:37 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉50
その次は・・・カンチレバーも無くしちゃって、ニュー・アンコールワッツ?(見事、カンボジアサウンドに?)

52: ディラン :2014/07/24(木) 22:52:01 HOST:FL1-119-241-62-173.kyt.mesh.ad.jp 特性の事は言いたくは無いですけどAXIOM80ってのは凄い特性ですね〜。
能率は如何なんでしょうかね?
ヒノで二発入りを聴かせて貰った時はピンと来なかったが有れは小生の耳の問題か。
その点、ALTECは鳴らし易いな〜。アメリカンウエスタ〜ンサウンドか。

53: SAT-IN :2014/07/24(木) 23:40:38 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 能率ですか?
0.5Wのヘッドホンアンプでもソコソコ聴けるので、かなり高く感じます。
耳につく音域にピークの有る右肩上がりの特性が余計に能率の高さと反応の良さを感じさせるようです。
3Wくらいの球アンプでも充分な気もしますが、矢張ある程度大きいほうが安定感が出ますね。

54: 薬漬け :2014/07/25(金) 00:37:37 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>52

某SS誌の別冊では、特定条件下ということで、97dB/W/mとしていますね。

ディランさんがピンと来なかったと仰られるのは、何となく判ります。
世間では「じゃじゃ馬」と評されることが多いものの、そういう「苛烈な音」が出てくるという
感じではなくて、表情としては(私感では)むしろ逆で、接続相手を一つ間違えたが最後、実に
「しょーもない音」しか出してくれないSPという感じです。
しょーもないから耳や心の琴線に触れることも無いといった感じでしょうか。そういう意味では
実に御し難いワガママSPです。(その別冊では「天上天下唯我独尊」であると。けだし至言?)
あの「麻薬的な音」が出てきていなかったなら、とうの昔にオーディオの歴史の舞台から去って
いたでしょう。

55: ディラン :2014/07/25(金) 08:18:53 HOST:FL1-119-241-62-173.kyt.mesh.ad.jp 薬漬けさん、お早う御座います。

>あの「麻薬的な音」
聴いてみたいですね。条件が揃えば出ると言う事ですね。
その筋では大凡の処は有るんでしょうかね。
箱、アンプ、空間等必要条件も煮詰まっていると素人考えでは思うのですが。
其れもその時々などと為ればう〜ん。??。

56: 前期 :2014/07/25(金) 09:39:23 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>52 ディランさん、おはようございます。

同感ですね。基本的にアメリカ人というのは気さくでおおらかが取り柄でしょう。
英国人は少々気難しい皮肉やという感じで音にもそういう文化的背景がある
ような気がしますね。「だからアメリカン・サウンドなんてつまらない」とい
う向きもありそうです。

57: RW-2 :2014/07/25(金) 10:11:07 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 一般のユニットはエッジ/ダンパーからフランジ/フレームに振動余波が伝わって
振動板振動を収束させるように働いているわけです。AXIOM80は点接触に近いベーク
ダンパーですからフランジ/フレームへ振動を逃すことができず、振動板内振動
収束となります。ダンプされていない振動板の周波数特性はノコギリ状にピーク、
ディップを繰り返し、さらに振動が収束しないうちに次から次に信号が立て続けに
入ってきますから、一聴コヤカマシイ再生音と感じます。

面白いのは、科学的には正確な音の真反対にある音なんですが、聴感上は非常に
リアルな音と感じられますから一部のマニアには未だ絶大な人気があるんでしょね。

昔流行ったんですけど、ダブルコーンユニット(強力磁気回路の軽量コーンが宜し)の
ダンパーを外し、エッジを切ってコーンを糸釣り式に改造しますとAXIOM80風の音に
なります。打てば響く、スピード感最高ですが大入力に弱いのでバロック向きでした。

58: ディラン :2014/07/25(金) 10:33:12 HOST:nptky402.jp-t.ne.jp >>56
前期さん、お早うございます。私には高能率のアルテックが性に合っている様です。屈託が無い能天気さも良いと思っております。

59: ディラン :2014/07/25(金) 10:45:47 HOST:nptky407.jp-t.ne.jp アキショム80の麻薬的な音でベン ウェブスターのサックスを聴いてみたいです。

60: SAT-IN :2014/07/25(金) 10:59:43 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp AXOM80で聴く
>ベンウェブスター

ミーツ・ジェリー・マリガン or ドン・バイアス
合法魔ヤク痺れまっせ。

61: SAT-IN :2014/07/25(金) 11:15:49 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp モンクの「ラウンド・ミッドナイト」これも文句なしにイイ!
チャーリー・ラウズのサックスが咽び、ジョー・ゴードンの喇叭が突き刺さります。

62: フォルテ :2014/07/25(金) 11:21:19 HOST:baicb85da5c.bai.ne.jp AXIOM80の音が麻薬的かどうかは知りませんが、フリーエッヂ、フリダンパーによって創られる音が
如何様なものかぜひ一度聴いてみたいですね。試聴できるところをご存じの方紹介お願いいたします

63: SAT-IN :2014/07/25(金) 11:30:04 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp A7でブラスバンドも大概ぶっ飛びますが、AXOM80はコーンの位置にマウスピースが有って吹いているようなリアリティーがあります。
Wコーンの魔力?ですかね。

64: フォルテ :2014/07/25(金) 11:59:00 HOST:baicb85da5c.bai.ne.jp ジャズトランペットで息を吹き込む感じをわざと出してるプレヤーがいますが、あんな感じなんでしょうね

65: ジークフリート :2014/07/25(金) 21:51:36 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉54,61,63
80の付帯音を善意に誤解できる方にはそう聴こえるんでしょう。

かつてフルレンジファンは80派とローサー派に割れていたとか。
個人的には、今ならローサーかな?

66: すってんてん :2014/07/25(金) 23:50:13 HOST:122.196.12.44 >善意に誤解

文法を勉強しませう。

善意に「解釈」でつね。
考えが浅い、知恵が足りませんでゲス。

ブリティッシュを語るなら、
ハートレーコンサートマスターY(米国製)。

オリジナルGRF(RED)と遜色無し。多分!?

67: すってんてん :2014/07/26(土) 00:12:49 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >文法を勉強しませう。

訂正
日本語(漢字)を勉強しませう。

68: 薬漬け :2014/07/26(土) 01:04:52 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>65 ジーク大先輩、こんばんは。

「善意に誤解」とは手厳しいですね(笑)。正道音命の大先輩ならではですね。
まさにそうなんですよ。80は制動がやたらめったら難しい一方、いろいろな解釈に堪えられるだけの
キャパシティをもっています。だから普通のSPならば聴いてられない歪の塊が80から発せられると
「美味しい歪」と大化けする。それはSPの挙動ないし音からすれば正道ではないのですが、それを
美しい、得がたい美音と「誤解」する(したがる?)私たちがいる訳です。
(実際、どこかに書いてましたが、演奏家が聴いたら「本物はこんなに美しくない」と言ったとか。)
ちゃんと調整して鳴らせば然るべき音で鳴ることは判っていても、あえてそれを選択しない。

これは80特有の現象というべきか、サテ。
でもやはりあれは罪な「魔性の音」…麻薬的な音です。正道ではないと判っていても、それに惹かれる。
タンノイやその他ではヤイヤイ言いながらチューニングしているくせに…と。
そこは「美味しい誤解」ということで見逃して下さい。(汗)

69: RW-2 :2014/07/26(土) 01:08:24 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >かつてフルレンジファンは80派とローサー派に割れていた

'70〜'80年代のマニアの話しですかね。どこでも買えるシロモノじゃないし。
ラ技やMJ、SS誌等を読んでないすてれおファンは存在も知らなかった。オー
ディオベクターとかTP1あたりは大型オーディオ店でも見たことがなかった。

一般的には国産連合軍 VS JBLでしたでしょう。LE-8Tに追いつけ追い越せ。
そういう意味じゃやはりLE-8Tは影響力絶大でしたね。あの時代の製品として
信じられない程上手く作られておりましたね。

70: SAT-IN :2014/07/26(土) 01:35:41 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >フルレンジファンは80派とローサー派

自分は全く関係ないですね。
ただただ80のあのフォルムから想像される音を具現化したかっただけです。
どこかに誤解や妄想が有るとするならば、実際に使うことで理解へと変わります。

71: RW-2 :2014/07/26(土) 03:57:30 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp フルレンジもシングルコーン派とダブルコーン派はあるかもしれませんね。
ただ、シングルコーンなのにボイスコイルボビン直結キャップのメカニカル
2ウェイもあるからややこしい。この場合はダブルコーン派の仲間なのか?

見掛けメカニカル2ウェイに見えるオンキョーのFR-16Aは実はシングルコーン
だし、シングルコーンに見える再版の三菱P-610はメカニカル2ウェイなのだ。

メカニカル型で困るのはエセ修理屋がキャップを交換すると、ボビンではなく
コーン紙に貼り付ける。これでは動作が変わり音も変わりタマッたもんじゃない。

FOSTEXのキットも付属ボンドでボビン、コーン、キャップ一体で貼り付けた場合と、
ボビンとコーンは軟性ゴム接着剤、ボビンとキャップは硬質エポキシで貼り付けて
メカニカル2ウェイとした場合では音が違う。この辺はオモシロイところですよ〜。

72: ジークフリート :2014/07/26(土) 04:17:23 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉68 美味しい歪(ATC聴きながら爆睡していたらもうこんな時間に)

薬漬け先輩。あの付帯音なくして80の魅惑無し・・・毒か薬か?ビミョーなところなんですよねぇ。(これが755Aやパンケーキ辺りになると明らかに毒なんですが・・)

しかし、コーン紙のカサカサ感と、ベークライトの硬〜いキツさが私を我に返えす。あ、やっぱり毒だわ!と。(あの硬さにチョット疲れる)

まぁそれでも、毒も薬も何にもないよりは面白いんじゃないでしょうかね。

73: SAT-IN :2014/07/26(土) 04:56:08 HOST:s590117.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >シングルコーン派とダブルコーン派

どっちかと言えばダブルコーン派ですね。
何故かわからないけど、厳密な聞き比べをして買う訳でもないので見た目が好きと言うしかないです。
シングルコーンの755に関しては一種の開き直った感がまた魅力でもありますから、物によりけりに落ち着きます。
P-610はチタンドーム?を仕込んだ時点で開き直ってはいませんね。
これはこれでイイ意味での悪あがき感が好きです。(省)

エアコンが古く、小まめな調節は人力になりますから、落ち着いて寝てられない(笑)

74: フォルテ :2014/07/26(土) 10:20:50 HOST:203.133.218.92 皆さん、おはようございます。本日もくそ暑くなりそうですね。熱中症などで救急車のお世話に
ならないよう、お気を付け下さいませ^^

>見た目が好きと言うしかないです

私の場合は聴いた目が好きということになるでしょうか?ユニットの構造とか材質とかは直言すれば
どうでもいいのです。何故ならどんな構造が最良なのか、どんな材質が最良なのか分かりませんからね
もしこの構造が最良、この材質が最良というものがあるなら、世の全てのSPはその構造、その材質で
作られている筈ですからね。

ヴァイオリンであれば重音の怪しい魅力、ピアノなら高域の球を転がすような美しさ、中低域の側板の
響き、ギターだとアルペジオやトレモロの粒立ちの良さ、管楽器やヴォーカルだとその存在感を強く
感じさせるもの、そういった諸々を楽しめるSPならそれで十分ですね。

75: 薬漬け :2014/07/26(土) 11:09:20 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>72 大先輩、おはようございます。目、覚めました??

確かに755Aと比較すると面白いですね。755Aは「正統派」美音ですね。魔性的な要素は余り無い。
ちょうど昨日、シゲティのバッハ無伴奏(米Vanguard-Bach Guild)を聴いていましたが、流石に
見事な鳴りっぷりでした。大らかな鳴り方ではなくて、非常に緻密なというか、音の詰まった鳴り方。
明快であり挑発的でもあるけど、肩の凝る鳴り方ではない音。そんな音で魅了してくれました。

これと比べると、――正道?で鳴らした場合の80はやや大人しい、緻密だけど柔らかい質感の音を
出してくれます。この辺がアメリカン・ブルースカイとロンドンの霧の差になってくるのでしょうが、
一方で80の裏の(実際は表の?)顔である魔性のユニットとしては(そういう鳴らし方をすれば)、
755Aに緻密さにおいて似ているけれども、ご案内の通り特に高音の質感が妖しい。正宗と村正?
どちらも魅力的ですが、やはり80には不健康な魅力を感じますね。(苦笑)

ちなみに大先輩のユニットのベークライトは交換されたものでしょうか。拙宅の個体のベークライトは
フラフラ?で、よく言われる「息を吹きかけるとコーン紙が動く」ような状態で余り硬さは感じないの
ですが…。
その代わり入力レベルには気を使わざるを得ませんね。

76: ジークフリート :2014/07/26(土) 14:07:08 HOST:011019171106.wi-fi.kddi.com 〉75
薬漬け先輩、お早うございます。

当方が使った80は復刻版ですから、もう少し制動が効いていて息を吹きかけてもフラフラしないんですよ。(それでもトランジスタアンプで制動かけながら駆動した方が暴れは少なかったですが・・)

復刻版でも、スペクトラルのアンプで駆動しましたら、惚れ惚れするよな音色で・・・しかし、残念ながら時々ヤハリ我に返る。

まぁ、それにしても、先輩がおっしゃるように、チョット奥ゆかしいところなんかは、ブリティッシュサウンドそのものですね。

77: ジークフリート :2014/07/29(火) 22:04:09 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp オーディオの装置には、使い手に寄り添ってくれるものと、使い手側が寄り添わなきゃならんものがあると思いますが・・・個人的には、強引にでも寄り添ってくれなきゃオサラバだ!てな気持ちで使ってきたので、一つ一つ壁をクリアした段階で、「おっ、まだイケるね!」というような喜びというか安心感あり。

ところが今度のサブシステムの場合、「こちらが寄り添ってあげなきゃにゃならんのだろーなぁ?」てな、初めて感じる諦めといいましょうか、新鮮さと言いましょうか・・・
寛大な気持ちでいつ迄サブのワガママを許すことができるか?
全ては、サブシステムの出来次第です。

78: すってんてん :2014/07/31(木) 11:48:41 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 貴兄の腕前「凄腕らしい」なら100人に聴かせても大丈夫・・・・・鴨。

79: ジークフリート :2014/08/01(金) 18:02:17 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 明日はESL57(ブロンズ)を聴きに行く予定。
ステレオラより良かったらどーしよう?(なぁーんて、実はステレオラに使われているパンチングメタルと「ブロンズ」のパンチングメタルの質感の比較をしたいだけとか)

80: 薬漬け :2014/08/01(金) 19:28:07 HOST:west22-p165.eaccess.hi-ho.ne.jp ブロンズは確か希少種ですね。音の質感が通常のものと違うのでしょうかね。

81: ジークフリート :2014/08/01(金) 21:28:10 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉80 希少種
薬漬け先輩。初期のブロンズの後は塗装仕上げでブロンズほどキレイじゃないんですよね。

ただ、塗装ものでも既に健全な個体が少なさそうですから、今となっちゃ「ブロンズじゃなきゃ・・・」てなこと言ってる場合じゃないかもしれません。

今回の個体は、まだとりあえず振動幕は大丈夫みたいですけど、ESLのように磁性体を振動幕に塗装しただけではないマーチンローガン(磁性体は打ち込み)でさえ既にヤバイ状態ですから・・・

82: すってんてん :2014/08/01(金) 21:34:28 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 英国の音響製品(ラジオ含む)に使われているパンチングメタルは
量産品、普通に流通しているものでつ。

83: すってんてん :2014/08/02(土) 14:05:40 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >>1
>ブリティッシュサウンドにメロメロ

英国製品にへべれけでつがアメリカンも好きな我儘オヤジでゲス。

>>74
ピアノなら高域の球を転がすような美しさ、中低域の側板の
響き、ギターだとアルペジオやトレモロの粒立ちの良さ、管楽器やヴォーカルだとその存在感を強く
感じさせるもの、そういった諸々を楽しめるSPならそれで十分

別板に、イヤミタップリテンコ盛、これ見よがしに貼っときますた。
御心が18歳未満の方、度量と引き出しの少ない殿方の、ご入場&ご閲覧はご遠慮くださいまし・・・

ご気分「逆撫で????」

でつね、ワカリマス。♪(*^_^*

84: 前期 :2014/08/02(土) 14:14:26 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>83

引出はあるんですけどオンボロで底が抜けており松!?

85: すってんてん :2014/08/02(土) 14:36:33 HOST:122.196.12.44 >ピアノなら高域の球を転がすような美しさ

ハープシコード(チェンバロ)も“らしく”なりまつ。

凸等もクォードESLも・・・

86: ジークフリート :2014/08/02(土) 17:47:45 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉81
ESL57を見て来ました。ブロンズ未だ色褪せず!
ステレオラのパンチングメタルと並べると網目のパターンは同じデザインですが、目の大きさが違いました。
そして、ステレオラはブロンズじゃなく、もう少しゴールドに近い色。

それにしても、今までゴールドムンドのミメイシス2と3で聴いていたステレオラを、本日はジェフローランドのプリ〜45シングルアンプで聴いてみましたらかなりガッカリな状態。(スピーカーだけ50年代のバロンに替えたりしたので余計にそんな感じ)
60年代中盤以降のスピーカーなので、やはりトランジスタアンプがお似合いなのかな?とか、まだ聴いてないクオード303への不安と期待が入り乱れる。

87: すってんてん :2014/08/02(土) 19:24:44 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 約30年昔の記憶が確かならESLもゴールドに近かった、

ふと、そんな気がすて。でつ。

ゴールドムンド・・・・・ヤッパシ

88: ジークフリート :2014/08/03(日) 22:00:50 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 昨日、某所で珍しいものを見かけた。アキショム80(片チャンネル1本)用のネットワーク。(勿論メーカー製にあらず)
中身は、果たして故青木周三さん設計のものや否や?という興味のみですが・・・その朝、友人の80(ウーハー:アキショム301、スコーカー:80、ツイーター:ケリー リボン)やローサーについて話し込んだ後だったので、因縁めいたものを感じる。

89: くろねき :2014/08/03(日) 23:16:19 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp ☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

>>86
>ジェフローランドのプリ〜45シングルアンプ

という組み合わせがそもそも合ってないような。
片や現代ハイエンド、片や古典的球アンプでは・・・。

プリがパス・ラボラトリーズとかだったらもっと合わなそう。
X0というド級機があって、下流側の機材の音を
全部押しのけちゃうプリだと聞きましたが、
むしろそこを利用するつもりならかえって使いやすい?
というか、ジェフ・ローランドもお持ちでしたか。

90: すってんてん :2014/08/04(月) 01:29:21 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >組み合わせがそもそも合ってないような。
片や現代ハイエンド、片や古典的球アンプでは・・・。

でつね
わかります。

ヤッパシ♪(*^_^*

91: 前期 :2014/08/04(月) 09:50:50 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp 組み合わせと言えば、もう時効でしょうが、昔S先生が雑誌に紹介されたそれ
が多分実際には試していないだろうと噂になったことがあります。
無論 奇想天外な取り合わせが好結果を生むということもあるでしょうから
やってみる価値はあるかもしれませんね。

92: 薬漬け :2014/08/04(月) 10:19:41 HOST:s640177.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 奇想天外までのものかどうか分かりませんが…。
拙宅のレクタンギュラーヨークには、ゴールドムンド・ミメイシス2aに300Bプッシュプルが
結構いい結果をもたらしました。音の渋さと濃さと緻密さが調和したような。
(しかしミメイシス2aでは、もはや現代ハイエンドとはいえませんね。既に温故知新の世界…)

だからという訳ではないですが、大先輩も今一度、ミメイシスで再調整してみられては?

93: RW-2 :2014/08/04(月) 11:49:23 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp マランツ#7イコライザー→デジタルアンプは今や定番。#7プリ出力→デジタル
アンプも定番。前者は繊細クリア、後者はパワフル。なんてったって超省エネ。

94: ジークフリート :2014/08/04(月) 12:58:45 HOST:KD182249240080.au-net.ne.jp 〉89〜93

クオード303に接続する4ピンDINプラグの入荷が遅れている関係で、例の冗談みたいなスピーカーはまだオーディオ店に置いたままでして、支払いは済ませているんですが、上手く鳴るのを確認してから納品してもらう予定なんですよ。
なので、ゴールドムンドもジェフローランドも所有しておりません。

アンプは、一組しか持っていないので、プリアンプ以前はATCとの共用です。

プリアンプ以前の装置は個性の強くないものを選んだつもりですから、まぁ年代の違いはあっても、冗談と303の相性がどうかという辺りを心配する程度かな?と考えとります。

95: くろねき :2014/08/04(月) 19:16:26 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

あ、例のお店にまだ置いてあるんですか。
失礼しました。

しかし、長いお付き合いで店主さんにいろいろ見通されてるようで(笑)。

96: ジークフリート :2014/08/04(月) 21:04:00 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉92,95
ミメイシス3が買えないことも見透かされていたようで・・・

最初期のゴールドムンドの音(分析的に聴かせず、高域に爽やかな艶が乗る = 流石、スイスメイド)に似合うスピーカーがあれば欲しかったんですがねぇ。

(ただ、そういう明らかな着色を個人的には好まないもんですから、サブシステムにしか使えないし・・・と、グズグズしてる間に、トンビに油揚げ。もし買ってたら、このスレッドは「ウインナーサウンド?にメロメロ」だったかも。)

97: すってんてん :2014/08/05(火) 17:25:50 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ミメイシス3が買えないことも見透かされていたようで・・・

でつね
わかります。

どこの誰だか知ってるが♪良い子は皆んなが知らないふり♪

ホラ吹き仮面のおじさんは♪・・略・・

疾風のように現われて ヤバクなると去っていく♪・・・・・略

98: すってんてん :2014/08/07(木) 16:23:25 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 抱腹絶倒危惧種でつ。

99: ジークフリート :2014/08/10(日) 09:19:42 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉77 使い手に寄り添う

只今、ATCのブリティッシュサウンドらしさをチョット緩和しようかな?と、中域辺りのハリとか質感を調節中。
量や硬さは変えることが出来ても、血統?を変えられないのはこのスピーカーでも痛感。

100: 薬漬け :2014/08/10(日) 10:55:47 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp ジーク大先輩、おはようございます。
そちらは台風は大丈夫ですか?

流石にATCといえども、ユニットや構造体の音的特質からは逃げられないとしたもので、そこは
ブリティッシュ・サウンド以上に頑固かも知れませんね。
中域あたりのハリということは、ちょっとヴァイカウントの質感に郷愁があられるのでしょうか。
下衆の勘繰りですが。

101: すってんてん :2014/08/10(日) 11:04:03 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 11号は只今播州赤穂の天空でつ。

綾里旅館「呑海楼の露天風呂」で台風を鑑賞
風流?かも

102: ジークフリート :2014/08/10(日) 11:35:29 HOST:36.52.160.106 〉100
薬漬け先輩、こんにちは。
名機のスレッドに書いたように、もう一度バロンでD130を?てな考えも無きにしも非ず、といったところですが・・・まぁサブシステムの方は冗談みたいなスピーカーで落ち着きたい(多分、音質があーでもない、こーでもないとか右往左往しなくても諦めの境地で居られる)もんですから、堂々巡りをするつもりはないんです。

中域のハリとかを調節しているのは、ソースによっては大人し過ぎる、若しくは控え目過ぎるんじゃないかな?と感じる場合がありまして、正にそれはブリティッシュサウンドの特徴の一つではないかな?とは思うのですけど、違和感を取り除きたいのが先決でして、ここ数週間は対策を施したり元に戻してみたり、対策のバリエーションがまた閃けばまた試したり、という次第です。

103: すってんてん :2014/08/10(日) 12:25:45 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ソースごとに替える

てー変だ!

オタフク 薔薇 ブルドック イカリ カゴメ オリバー 泥・・・・・etc

ボンビーに暇なし

ワカリマス。

104: 覗き人 :2014/08/10(日) 14:12:38 HOST:i114-187-155-19.s41.a017.ap.plala.or.jp 100のじじいっ、
こんなところへ出現しないで、きちんと答えろ。

105: RW-2 :2014/08/10(日) 14:26:09 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >オタフク 薔薇 ブルドック イカリ カゴメ・・・

ヒカリソースいうのが旨いと聞いたんですけどアチコチ探しても売ってないんです。
西日本流通なんでしょか。通販で買うしかありませんね。

106: 薬漬け :2014/08/10(日) 15:11:52 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>104
また場違いな方が来られたようですね。
答えるだけ阿呆らしいと思い放置しておりました。
ただ、貴殿はどうでもいいけど皆さんにご迷惑なので、アチラに書きましょう。

107: SAT-IN :2014/08/10(日) 16:30:30 HOST:s590200.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >ヒカリソース

自然食品を扱う店に置いているケースが多いですよ。
でも探す手間を考えると通販でしょうね。
ソースだけでも、ご飯にかけて食べたくなる味です。

108: フォルテ :2014/08/10(日) 17:33:23 HOST:baicb85da5c.bai.ne.jp >>104
いきなりとても刺激的なレスが目に飛び込んで来て吃驚仰天、いったいなんのこっちゃと
過去レスを遡ってみましたところ、素人評論家のレスにプロの演奏家が噛みついたという
ことのようですが、噛みついたということはつまり放置できなかったからなんでしょうが、
噛みつく相手を間違えましたね。例えるなら子供にからかわれて激怒する大人と一緒だと
思いますよ。

まあ、我慢できなかったんでしょうがそれならそれで洒落っ気のある窘め方をなさった方が
よろしいかと^^

109: すってんてん :2014/08/10(日) 18:36:26 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp とやな〜〜ぁ おったん

110: ディラン :2014/08/10(日) 19:59:05 HOST:nptty303.jp-t.ne.jp ↑
みんなでションベン掛けて火消してもたれ〜。じよ〜じょ〜。鋳かけ屋と言う一席でございましたと。

111: すってんてん :2014/08/10(日) 20:29:54 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp とやな〜〜ぁ おったん

ゲイの為なら・・・

112: ディラン :2014/08/10(日) 20:39:47 HOST:FLH1Act127.kyt.mesh.ad.jp いよっ!春団治。

113: すってんてん :2014/08/10(日) 20:49:20 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 新宿2丁目・・・・・・・・マサカ!??

114: くろねき :2014/08/10(日) 21:17:40 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>みんなでションベン掛けて火消してもたれ〜

インターネット放送で、その仕草を
リアルにやっちゃったのがエガちゃん。

 「消火〜ぁ消火〜ぁ!」

 (ノ▽いよっ!春団治。
>新宿2丁目・・・・・・・・マサカ!??

そういえば桂一門の現役噺家で、
そーゆーキャラの人いたような・・・
そうだ!宮治さんだ。

115: 薬漬け :2014/08/24(日) 00:53:28 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>102 ジーク大先輩、こんばんは。

ブリティッシュ・サウンドとはかつて五味康祐氏も書かれたように「控えめの美」のようなところがあり、
機器もそうですがソースもその性格を引きずっていますね。やはり風土的なものでしょうか。
だからこれはもう心中してその響きをとことん「愛する」か、そうでないかのような感を呈しますが…。

では他はどうなのだというと、独はハードはシーメンス、ソフトはエレクトローラに代表されるとおりで、
度が過ぎれば鼓膜から血が出る?仏はパテじゃないけど少し陽性。米はソフトで行けばどうも少々ダル。
(JBLなどハードはちょっとソフトと路線が異なり、また国内にあって風土的性格が異なりますが)。
ブリティッシュだけでなく、やはり風土性・お国柄というものからは逃れられないようで…。
ある程度、どういう路線を愛するか、という割りきりが必要なのかも知れませんね。

さりとて、全方位対応ということで私のようにヤマタノオロチの9割増を飼えとは申しませんが(略)

116: ジークフリート :2014/08/27(水) 08:24:20 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉115 全方位対応

薬漬け先輩。基本的にATC一組で何でも聴こうとしている当方といたしましては・・・ブリティッシュサウンド若しくはモニターサウンド?に片寄り過ぎることを警戒しておるワケでして・・・

JBLやTADの頃聴けなかったクラシックがアキショム80導入の頃からやっとクラシックらしくなって来て、ATCにしてようやく「ま、こんなところかな?」と思えるようになってきた。
反面、JBL〜TADならではのある種のJAZZ再生で、ATCが果たして使い物になるのか?という心配・・・

スピーカー一組だけで色んなものを聴こうとすると、「落とし所」の判断も要るのかもしれませんが・・・まぁ、自分に似合う(違和感が少ない)装置に出逢えれば、一式でも全方位対応はなんとか出来るんじゃないかな?と思いますよ。

で、今回導入する冗談スピーカーでは、今のところ全方位対応は目指しておらず、思いっきりブリティッシュサウンドへ振ってみようかな?という計画です。(かつて、瀬川冬樹がアキショム80の後に愛用した(メインシステムのスコーカーなどとして)モジュールユニットが、今時どこまで通用するか?という、イヤラシイ興味も無きにしも非ずですが)

117: 薬漬け :2014/08/27(水) 11:34:33 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp 大先輩の、その辺の微妙なバランス感覚には太刀打ちできませんねえ。
私はすべからくその辺がイイカゲンで(汗)。

確かに…TADは使用経験が無いので分かりませんが、拙宅でもJBLでのロックとクラシックというと…
前者のハマリ具合に対して、後者は独特の緻密さで鳴ってくれる一方、「味わい」という点でいくと少々
物足りないのですね。美味しい水をちょうだいと言うには適しているけど、京風吸物ではない。少々変な
喩えですが。
一方で、以前に拙宅のウエストミンスターやオートグラフで試しましたが、タンノイでもロックは朗々と
鳴る。しかしJBLのような“鳴り方”にはならない。
その両者のエッセンスの、全ては無理にしても一部を共有できないか…。相当緻密な音のベクトル管理が
必要になってくるような感じですね。

この辺は、鳴らす音楽のジャンルにも拠る所大でしょうが。(大先輩はレパートリーが広すぎる!)
私もブリティッシュロック、なかんずくプログレ系統…ピンク・フロイドやELPとかあたりでなら、
ウエストミンスターだけで満足しているのかも知れません。

それにしても、その冗談のような(失礼!)モジュールユニットがどの様な英国調の渋さを演出するか、
楽しみですね。

118: すってんてん(借金漬け) :2014/08/27(水) 14:49:27 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >微妙なバランス感覚には太刀打ちできませんねえ。

天才でつ。多分!???
降参しますたでゲス。


>タンノイでもロックは朗々と鳴る。・・・・・

ロックを朗々と?・・・でワロタ

>しかしJBLのような“鳴り方”にはならない。

辺り前田のクラッカーでつ。

SS誌の受け売り押し売り「お断り致します」

119: 前期 :2014/08/27(水) 18:46:22 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp 薬漬けさんの仰ることは痛いほどよくわかります。

なぜならここ2年ほど国際オデオ・ショウのTannoy Boothには英本国から
数名がおしかけエゲレス語でデモしているからです。彼らの目玉はロック
の王様エルビスが自身のプレイバック・モニタに指定していたのがTannoy
だと誇らしげに説明し、その原版を聞かせてくれました。Take One! なんて
彼の声も入っていました。その音は暖かく決して気取ったものではなかった
と申し上げておきます。

120: ディラン :2014/08/27(水) 19:07:49 HOST:nptky403.jp-t.ne.jp 言われて見ればエルビスのレコードにはちょっとエコーが掛けてある物が多々見られますタンノイはあの甘いセクシーボイスを再生するには良かったのかも。

121: ジークフリート :2014/08/27(水) 21:23:39 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉117 ブリティッシュロック

薬漬け先輩。
ロック・・・というと、個人的にはハードロック意外は全部ポップスだと認識していますので、ロックなら私の場合はレインボーとかブラックサバスとかディープパープル辺りでして、大音量でも斬れ味鋭く、しかも低音がかぶらないことが最低条件・・・この辺りが小口径指向の発端なんですが・・

とは言え、リズム主体のアメリカンハードロックとは違ってメロディ重視のブリティッシュロック(今時はそんな垣根も無く、皆ヘビメタとか何かで一緒くたの扱いでしょうけど)の場合は、適切な英国スピーカーを用いれば更にドラマチックに聴かせてくれるんじゃなかろうか?と思いつつ、早くもウン十年経過。
そんなスピーカーには未だ出逢えておりません。(リッチー・ブラックモアのモニタールームで、プロアックのスモールモニターを見かけました。あんなので聴いてみたい!)

122: ジークフリート :2014/08/27(水) 21:26:32 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 意外 → 以外

123: すってんてん(借金漬け) :2014/08/27(水) 22:59:20 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >大音量でも斬れ味鋭く、しかも低音がかぶらないことが最低条件

残念!

イマドキノロックは真逆でつね

ボヨヨ〜〜〜ん&ドン&ジャリでゲス


サントリー RED
ノー チェィサーでお願いちまつ。

>そんなスピーカーには未だ出逢えておりません。

有馬泉でつ。

124: くろねき :2014/08/27(水) 23:57:02 HOST:wb92proxy13.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>残念!

>イマドキノロックは真逆でつね

>ボヨヨ〜〜〜ん&ドン&ジャリでゲス

特に日本のイマドキノロック(ジークフリートさんがポップスに
類別するもの含む)だと、むしろこういうのがありがちなような?

要は安易なマーケティング理論に基づく音作りの
結果であるなど、いろんなことが言われてまつが、
音圧や周波数スペクトラムの時間的変化が少なく、
即ち全体にホワイトノイズに近い。

そして歌詞が聞き取れない、いわゆる「ドンカマ負け」。
コレが何とも!
低音がかぶるというか、ボーカルにそれ以外がかぶるのが問題。

こんな楽曲で「メッセージを受け取って欲しい」
なんて言われた日にゃ(いるかなこういうバンド?)、
すってんてん(借金漬け)さん式に言うと「イテマウド!」。
その前にまずドンカマ負け直せっての。

ボーカルを邪魔しないように演奏を工夫するとか、
ステレオであればボーカルと楽器の音像分離を良くするとか、
方法はいろいろ考えられまつでしょうが、
肝心のボーカルの力量が足りない場合は・・・ガッ、クシ・・・

125: すってんてん(借金漬け) :2014/08/28(木) 01:43:37 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ボーカルを邪魔しないように演奏を工夫

流石でつ。

今宵?はUチューブで佐良直美の「ひとり旅」
島倉千代子の「この世の花」
都はるみの「好きになったひと」なんぞをご鑑賞しますた。

オデオ再生のキメテは日本人のヴォーカルが自然に聴こえること(ラヂオの音)でゲス。

126: つづき :2014/08/28(木) 09:59:49 HOST:d-117-74-15-104.d-cable.katch.ne.jp 16センチフルレンジで西郷輝彦や舟木一夫を聞いていますが
歌詞は良く聞き取れるし良いですねぇ、日本語の歌は・・・。

127: すってんてん(借金漬け) :2014/08/28(木) 11:44:31 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
王道でゲス。

橋幸夫もヨロピク♪(*^_^*

128: SAT-IN :2014/08/28(木) 14:44:35 HOST:s876222.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >16センチフルレンジ

たしか池田圭氏をして思いがけず再生された孫娘の声に一瞬生か?とドッキリさせたのも6半でしたね。
(音の夕映えor盤埃集より)

129: 薬漬け :2014/08/28(木) 15:24:17 HOST:s865076.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 前期さん、ディランさん、こんにちは。

確かに、タンノイのオールドユニット、モニターシリーズはその使用用途においては
“中立”なのでしょうね。
スタジオやPAでも多用されていたようですし。

(DECCAのffrr録音に採用されたということで、何気にクラシックに意識がいきますが、
DECCAといえばローリング・ストーンズなんてのもありますから、ロックが鳴らないでは
済まされなかったでしょうね)。
ただ、やはりそこにタンノイの香気は然るべく漂っていた…。

エルヴィスのタンノイが何だったかは非常に興味が湧きますね。やはりアメリカタンノイの
何れかだったか、それとも特注モニターだったのか。

130: 薬漬け :2014/08/28(木) 15:25:52 HOST:s865076.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>121

ジーク大先輩の分類でいきますと、私のリストでもパープルやツェッペリン、クリーム辺りが
ハードロックで、それ以外はポップスになるかも知れませんね。
(この辺の定義は案外難しいですが。)
私はもう少しロックの外延を広く考えているので、フロイド等はブリティッシュ・ロックの
範疇に入れることになるのですが…。

仰る通りブリティッシュ・ロックのメロディアスなナンバーには、拙宅では結構ウェストミンスターが
良い効果を醸しています。
この場合、少しクラシックの駆動ラインより明晰にするのがミソで、例えば「狂気」「エコーズ」のような
ナンバーには、Ortofon MC30Super〜Cotter MKIIL〜レビンソンML6L〜ML2Lのラインで鳴らすと、
例えば狂気の「TIME」冒頭の目覚時計の大合唱、エレキギターの香気、「虚空のスキャット」の
不気味さと倦怠感、「望みの色を」から「狂気日食」までの音の洪水、各々が絶妙な雰囲気で鳴ってくれます。
ML6Lという“狂気アンプ”が間に挟まっているせいでもないでしょうが(笑)。
(4333Aが入ってからも、考えたらこの辺のナンバーはミンスターでしか鳴らしていませんね。)

探せばーーひょっとしたら大先輩の“冗談スピーカー”などでも、面白い効果が期待できるのでは、等と
無責任な期待をしております(汗)。

131: すってんてん(借金漬け) :2014/08/28(木) 15:34:56 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ロックにオルトフォン&凝ったU・・・・・ワロタ

ロックにはRED&ホワイト&富士山ロック&シュアーM44が王道でゲス。
下品に鳴らしてこそロック!モチのロン ノーチェィサー

132: SAT-IN :2014/08/28(木) 18:18:54 HOST:s876222.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp オーディオを始めた70年代は結構Hi-fi調或いはオーディオ思考のロックが有ったやうな。
なかでもピンクフロイド「The Dark Side of the Moon」等は意思を持ってサラウンド化されているようですから、しかるべき復調器を通して聞いてみるのも一興でしょう。

133: RW-2 :2014/08/28(木) 21:12:24 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 音楽で言うところのブリティッシュ・ロックとブリティッシュ・サウンドは似て非なるなるモノです。

オーディオで言うところのブリティッシュサウンドとはおそらく評論家達の造語であって、コレと
言った正解はないでしょ。昔のタンノイやワーフェデールのように箱鳴りを利用した朗々と鳴るシス
テムを充てる方もおりますし、まったく音の違うクォードを指す方もおります。BBCモニター系を
押す方もありますが、スペンドール、ハーベス、ロジャースそれぞれ音が違います。最近においては
B&Wがブリティッシュサウンドと言ってよさそうですが、往年のファンは納得しかねるでしょう (略)

結局なんのことはない、英国製スピーカーの総称であって、な〜んか国産スピーカーとは違うよな〜。
ってな雰囲気を表したのでしょう。そうは言ってもやはり英国勢は弦楽器の再現には長けております。

134: 前期 :2014/08/28(木) 21:19:25 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>129 薬漬けさん、今晩は。

エルビスが指定していたタンノイの型番は知りたいものですね。ショウで訊けば
教えてもらえると思いますが、今年は野暮用と重なっているので行けるかどうか・・・・
エルビスという人は録音ではマイクも自社(?)のRCAじゃなくて菱形印を
使っていたそうですから案外欧州趣味の人かもしれません。彼の歌自体もバリバリ
のアメリカンというよりどこか哀愁がありますしご婦人方は母性本能をくすぐられたでしょうね!

135: つづき :2014/08/28(木) 21:39:32 HOST:d-117-74-15-104.d-cable.katch.ne.jp >橋幸夫もヨロピク♪(*^_^*

あ、好きです。良い歌一杯あります。カラオケでも歌います。

あとピンク・フロイドはプログレッシブ・ロックのはしりですね。

136: すってんてん(借金漬け) :2014/08/28(木) 22:01:42 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ハードロック意外は全部ポップスだと認識(;一_一)

オイラの場合はフリーJAZZ&ヒップホップ&現代音楽、さらに
インド&アフリカ&民族音楽以外はPOPS(ポピュラー)でつ。

それにしてもチミは五字分を孤高の人に祭り上げるのがお上手鴨?
ヤッパシ♪(*^_^*

小口径でロック・・・・・(〃^∇^)o彡☆あははははっ

137: RW-2 :2014/08/28(木) 23:01:46 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >エルビスが指定していたタンノイの型番は知りたい

時代的に恐らく製品ではなくてオーダーでユニットを箱入れしたモノでしょね。
当時のアメリカさんのスタジオはスピーカーはJBL、レコーダーはアンペックス、
RCAのコンソール、マイクはシュアー等々、世界の一級品がありましたので他に
依存しなくても良かったわけですが、エルヴィスのハード&メロウのセンスが
発揮され「JBLのほかにタンノイも用意してよ〜」なんてことだったのでは?。
事実だとすればユニットはモニターシルバーでしょね。

138: ジークフリート :2014/08/29(金) 00:00:21 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉130 狂気アンプ

狂気好き?な薬漬け先輩には・・・ジューダス・プリースト辺りは如何でしょうか?
狂気アンプで聴くそれは、サブリミナル効果も絶大かもしれませんョ。

なーんちゃって、それにしてもML6Lの左右ボリュームレベルがちゃんと合うのだろうか?などと今更ながら心配になります。
現行の後継機種では、確かモータードライブのボリュームが連動?で便利になっているらしいですけど、コレはコレで果たしてキカイが信用出来るのか?とか・・・
クレルの最初のプリとか、JC80とかも憧れたもんですが・・・しょせん買えない私のヒガミかぁ〜。(最近チョット試したセータのプリアンプ。フェーダー式ボリュームが、左右レベルが合わなくて・・・不揃いなツマミ達?)

139: すってんてん(借金漬け) :2014/08/29(金) 02:09:40 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp レビンソンの狂気?を語るなら国産ではパイオニアCZ‐1、MZ‐1で充分でつ。

ロックならSAE2500で充分。

五味氏&瀬川氏&長島氏の似非真似よりは・・・・・・・・♪(*^_^*。

ボンビーオデオ「鉄男の方舟」で、2泊3日のご静養を奨める♪(*^_^*

140: すってんてん(借金漬け) :2014/08/29(金) 02:15:08 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 窓際が良いらしい・・・

141: すってんてん(借金漬け) :2014/08/29(金) 12:50:14 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ボンビーオデオ「鉄男の方舟」(誤)

ボンビーオデオの方舟「徹男の部屋」(正)

142: 薬漬け :2014/08/29(金) 13:15:43 HOST:s642222.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>134 >>137

プレスリーが使用したというスピーカーは、タンノイ社がFacebookで公開していましたね。

ttps://m.facebook.com/Tannoy1926/posts/423258861101020

今も個人宅で使われているそうです。
1954年のレコーディング(これはWikipediaの解説とも合致します)と同じ年に、タンノイ本部?と
エンジニアの手によりこのスピーカーが導入されたようです。(そのレコーディングのモニターに
直接使われたかは不明確ですが。)

今手元に資料が無いので、アメリカタンノイのラインナップが不分明ですが、余り見たことの
無い個体ですので、RW-2さんが仰るように特注品かも知れません。
またユニットも、モニターブラックの可能性も捨て切れませんが、年代から見てシルバーの
可能性が高いですね。

143: 前期 :2014/08/29(金) 13:59:45 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>142 薬漬けさん、今日は。

レスありがとうございます。よく調べられましたね。箱は言所有者が新たに
製作したのかもしれません。Tannoy Goldの記載がありますがそれがユニット
を指すのでしょうか???

144: 薬漬け :2014/08/29(金) 14:13:37 HOST:s642222.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>138

ジーク大先輩ご推奨のそのディスクは、恥ずかしながら存じ上げませんでした。

一般に、ウェストミンスターがモノを言うのは余り効果を強調しないーー純粋にhi-fiに録られた
演奏が合うみたいです。フロイドの「狂気」の英EMIソリッドブルー盤と4ch盤(微妙にミキシングが
異なります。個人的には4chバージョンが好き)、EL&Pの「展覧会の絵」とかがナカナカ。
Michael Honigの「Departure from Northern Wasteland」なんてのも結構聴かせます。

ML6Lは、ボリュームは意外とスッと収まるんですよ。慣れもあるでしょうが、使用経験者は
結構同じ様な印象を持たれるようです。
ちなみに拙宅のML6Lは、悪友からふんだくり借りたままの状態。奴が何も言って来ないので
取得時効を狙っています。(汗)

145: 薬漬け :2014/08/29(金) 14:27:55 HOST:s642222.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>143 前期さん、こんにちは。

このゴールドの由来は分かりません…。
因みにこれとは別に、プレスリーがモニタリングしている姿と共に写真に写っている個体がありまして、
こちらにはモニターゴールドが装着さるているとかのコメントが。
ただこの箱も見た覚えはありませんで、特注品が多かったのでしょうかね。
してみるとプレスリーは結構長きにわたってタンノイを使っていたのでしょうか。

プレスリーの欧州趣味?では、ヒット曲にカンツォーネの「この胸のときめきを」がありましたね。

146: RW-2 :2014/08/29(金) 14:50:56 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ↑見ましたが、「Paul Deelmanさん」が1954年製のユニットを自作箱に入れた
写真を「Tannoyさん」のラインにupしたんですね。タンノイゴールド称して
いますが間違いでしょう。もしゴールドであれば1954年製記述が間違いでしょね。

それを受けた「Tannoyさん」が1954年製タンノイユニットとあったので、同年時
売り出していたプレスリーを引き合いに出し、タンノイはこの時代からハイク
オリティーで優れており、そんなユニットを使って「Paul Deelmanさん」が
2013年に自作箱に入れたのがコレ・・・ってな説明を付けてシェアしたのでは。

業務で使うような形態じゃありませんものね。センターキャビと一緒にオシャレな
デザインで作ったモノでしょう。

147: RW-2 :2014/08/29(金) 15:53:20 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >プレスリーがモニタリングしている姿と共に写真に写っている

タンノイではなくRCAのLC-1Aですね。オルソン博士作の15㌅同軸マウント。
コブコブウーハーで、真ん中に蝶々がとまってるヤツ。

148: 前期 :2014/08/29(金) 18:12:59 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp エルビス死して謎を残す、というところですかね。Tannoyの歴史書というのが
あるそうで、それにはいろいろ技術的なことが書いてあり専門家向け(素人
には理解できない?)と注釈つきですが絶版なのが残念です。どうせ読んでも
わからないから関係ないか!

149: 前期 :2014/08/29(金) 20:32:43 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp 追伸。面白い記事があります。
www.elvis.com.au/presley/interview_with_elvis_presleys_sound_engineer_bill_porter.shtml

初期のエルビスの録音を担当したビル・ポーターの話が載っています。
タンノイのタの字も出てきませんね。
RCA 6L6 の12ワット・アンプでA7を駆動していたとか。
エルビスほどの大物になればいろいろなスタジオで録音したでしょうから中には
タンノイというのもあったかもしれませんが、オデオ・ショウにおけるデモは
英国一流のジョークかもしれません。

150: すってんてん(借金漬け) :2014/08/30(土) 12:07:36 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
でつね

ワカリマス。

誰かがタンノイ タンノイ と騒ぎすぎ(位置ビリ)ザマス。

エルビスの声なら当時物のアルテック&エレクトロヴォイスがベストマッチ。

151: RW-2 :2014/08/30(土) 13:47:35 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >タンノイのタの字も出てきません

サンスタジオには見あたりません。RCAスタジオでのプレイバックモニターは↓写真左のよに
RCA LC-1A。メンフィスのチップス・モーマンのアメリカンスタジオ↓写真右にはエルビスの
後方にモニターSPが見えますがやはりLC-1A系に見えますね。

ttp://bbs8.fc2.com//bbs/img/_344600/344586/full/344586_1409373429.jpg

152: RW-2 :2014/08/30(土) 16:08:39 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ちなみに↑のチップス・モーマンは拙者のフィバリットシンガーの一人、ジェイムス・カー様の
「The Dark End of the Street」も作っております。ダン・ペンと共にエルヴィスを復活させ、
かの名盤『エルヴィス・イン・メンフィス』も作りました。

ちなみに「The Dark End of the Street」は数多くのシンガーがカヴァーしておるほどの名曲です。

153: RW-2 :2014/08/30(土) 16:28:52 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ↑「The Dark End Of The Street」
ttps://www.youtube.com/watch?v=HC3AXQ8dPJM&feature=youtube_gdata

154: 前期 :2014/08/30(土) 17:29:30 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp こうなるとメンフィスに行って確かめたくなるのが人情ですがあの世が近い
爺には無理な相談です。それにサン・ストゥディオは今や単なる観光スポット
に過ぎないという話もありますし。

155: すってんてん(借金漬け) :2014/08/30(土) 23:14:17 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp あの世が近い爺には無理な相談です。

晩御飯からエンゲル係数&ボンビー度を秤にかけますた。

あと50年はダイジョービでゲス。  多分!?

156: すってんてん(借金漬け) :2014/08/31(日) 00:09:17 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
大きな問題は「ボンビー度」と鑑みます。♪(*^_^* 多分!?

157: 前期 :2014/08/31(日) 08:15:00 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp ↑ スルドイ!

158: くろねき :2014/08/31(日) 08:25:32 HOST:wb92proxy11.ezweb.ne.jp ↑もうひとつの問題は「借金する勇気」鴨?

159: すってんてん(借金漬け) :2014/08/31(日) 10:08:52 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
>もうひとつの問題は「借金する勇気」鴨?

勇気はあるが担保がないのでつ。

ガックシ

160: RW-2 :2014/08/31(日) 11:10:25 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 「先週の日曜日寄ったら不在だったね」
 「ああ、ニューヨーク行ってたからね」
「ふ〜ん、豪勢だねェ」
 「出るわ出るわ5箱積んだよ」・・・・・・友人との毎度の会話です (略)

161: すってんてん(借金漬け) :2014/08/31(日) 11:56:11 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp オイラの裏技&特技も「ほんの5グラム」尿淡白でつ。
滞在先は神戸三宮

コレで英国車買いますたでつ。♪(*^_^*

マムシの銀次と呼ばれておりやした。

御免なすって!

162: RW-2 :2014/09/01(月) 13:56:03 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >マムシの銀次

サウス・トゥ・サウスに「むかでの錦三」ちゅう名曲ありまっせ〜。

163: ジークフリート :2014/09/01(月) 14:15:45 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp くだらん雑談がクド過ぎ。

164: すってんてん(借金漬け) :2014/09/01(月) 14:54:09 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑チミの似非講釈より読み応え有松。

チミの薀蓄にメロメロ♪(*^_^*

165: 薬漬け :2014/09/02(火) 00:25:52 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>154 前期さん、こんばんは。

私も飛行機に乗ることができないので、メンフィスは無理ですね(笑)。それで、こうなりゃ本丸だと、
タンノイ本社に質問をぶつけてみました。そしたら以下のような回答が来ました。

Dear ****** San,
Thank you for your enquiry. Randy Kling used to do all the mastering on Elvis Presley albums. I think
Randy must have fully retired now as I can’t trace his website that he had which always prominently
displayed Tannoy monitors. We were in touch with Randy many years ago, however, I suspect the trail
has now gone cold (much like Elvis!).
Best Regards
******, Tannoy Support

(仮訳)お問い合わせ頂き有難うございます。
ランディ・クリングが平素、エルヴィス・プレスリーの全てのマスタリングを行っていました。私が思うに、
ランディは今となっては完全に引退し、それゆえ私は彼のウェブサイトを追跡することが出来ません――
そのサイトは何時も非常に目に付く形でタンノイのモニターを映し出していました。
私達は何年も前にランディに連絡をとりました。しかしながら思うに、この追跡は冷たくなってしまった
ように思えます……ずっと、エルヴィスのように!     敬具 タンノイ・サポート
(訳注:回答者名と質問者名は記載がありますが伏せさせていただきました。)

非常に示唆的な回答です。彼の記憶が確かなら、プレスリーのマスタリングがタンノイのモニターで
なされた可能性は周辺状況から非常に高いのではないでしょうか。
ただ、彼が自ら所有したかどうかは言及がありませんし、もう件のエンジニアに聞くこともできない
状態ゆえ、――最後はこれこそ英国人一流のblack jokeでしょうか、「エルヴィスと同じでこの追跡は
死んだよ」と訳せそうな文章には参りました。(Merriam Websterでも調べましたが、coldには
coolのような反語的な意味合いはありませんでした。まさに文字通り。)

ともあれ、確証は得られず、謎的な要素は残ったようです。…ずっと、エルヴィスのように!

166: くろねき :2014/09/02(火) 00:42:38 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp >>165 ☆薬漬けさん☆
こんばんは。

お坊さんが普段言いにくいことを語っているのを
テレビでたまたま観てましたが(笑)、
和式な表現で言うと、事の真相は二人が墓場に持ってっちゃった、
ってとこでしょうかね。

 /Ω<ち〜ん・・・
 (-人-)

167: SAT-IN :2014/09/02(火) 00:48:56 HOST:s1733020.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 日本人のアベックがメンフィスへ行く映画
「ミステリートレイン」
サン・スタジオも出てきますし、メンフィスへ行った気分にさせてくれる映画です。

168: RW-2 :2014/09/02(火) 03:42:07 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ttp://www.discogs.com/artist/388057-Randy-Kling

エルヴィスが亡くなってから1枚マスタリングしただけみたいですが・・・
ttp://www.discogs.com/Elvis-Guitar-Man/master/193298

169: 前期 :2014/09/02(火) 09:10:55 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>165 薬漬けさん、おはようございます。

恐れ入りました。これだけの回答を引き出した貴兄の語学力に敬服するものです。
工作員さんのご指摘にもありますがRandyがRCAで多くの仕事をしたことは事実
でしょうが東京におけるTannoyのデモはジョークの類でしょう。
意地悪な見方をすればTannoyイコール・クラの評判が強すぎて日本ではイマイチ
人気がない。そこで「土から土に、灰から灰に」帰った人を持ち出して宣伝
活用したのでしょう。騒ぎ(?)が大きくなったので今年のショウでは自粛すると思いますよ!

170: 薬漬け :2014/09/02(火) 10:13:02 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>169 前期さん、あちらこちらでおはようございます。(笑)

ついでというか、エルヴィスではなくてRandy Klingで検索してみましたら、いくつかヒットしました。
全てを通覧した訳ではないものの、
Randy Klingのディスコグラフィ(マスタリング・エンジニアとしての)にエルヴィスの作品が載って
いること、
これはRandy Klingとは関係がありませんが、ヒットしたビルボード誌を見ていたらマスタリング会社の
広告が出ており、中には使用機材としてNeumannの他にQuadの名も見受けられました。
もちろん餅は餅屋的な選択なのでしょうが、米国製に限ったということでもなく、英国製機器にも
興味はあったのだろうな、という“推察”はできそうです。

今年はもし聞かれたら、担当者はどう言うのやら…。でも、Jokeは言っても嘘は言わないのが英国人。
前期さんが聞かれた「Take One!」はby Tannoyだったと思いたいですね。

171: RW-2 :2014/09/02(火) 11:09:03 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ディスコグラフィにエルヴィスの作品が載っている

↑にはたった1枚(1980年リリース)ありましたが、↓ではみつかりませんでした。

ttp://www.allmusic.com/artist/randy-kling-mn0000394572/credits

172: 前期 :2014/09/02(火) 11:34:38 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp www.mixonline.com/mixline/kling-mastering-nashville/

どうやらRandy Klingは録音技師ではなくマスタリング屋さんだったようです。
東京のオデオ・ショウにおけるTannoyの説明は嘘ではないまでも飛躍が過ぎると考えます。

173: SAT-IN :2014/09/02(火) 12:38:27 HOST:s1733020.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp エルビスとタンノイ

印象として、リ○バイスの昔のCMでジェームス・ディーンの映像を使ったような感じですね。
実際に彼が映画(理由なき反抗)の中で穿いていたのはLeeのジーンズでした。
ディーンがプライベートでリ○バイス501を穿いてた可能性は勿論あり
その映像も有るらしいのですが、確認は出来ていません。

174: RW-2 :2014/09/02(火) 13:24:56 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp サン時代は年代から考えてもタンノイが使われた可能性は低いと思います。RCAに移ってからは、
レコーディングモニター、ミックスダウン後のプレイバックモニターはRCAのモニターSPが使われ
てるのは写真で判ります。マスターテープがマスタリング屋さんに渡ってからタンノイが使われた
可能性があるということでしょうね。

175: 前期 :2014/09/02(火) 13:41:57 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>174

同感です。2年間にわたって東京でTannoy本社の連中が苦しいデモ(音は素敵
でした)をしたのは彼らが期待するほど売れていないからでしょう。
オデオ業界の苦しい内情が透けて見えるようです。

176: RW-2 :2014/09/03(水) 12:33:00 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 英国では'50〜'60年代にはタンノイがスタジオモニターとして相当数使われていたと思われます。
米国ではどうだったんでしょね。シアターやホールではWEやRCAやアルテックが使われていたよう
ですが、スタジオモニターとしてJBLやアルテックが入ってきたのは'70年以降と思われます。

それまではスタジオではRCA、EV、ユニバーシティ等が使われていたんでしょか。オクスフォード、
ウタというメーカーもありました。WEに納入していたマグナボックス〜ジェンセンも老舗です。
その時代のスタジオモニターの変遷は興味がありますね。

177: 前期 :2014/09/03(水) 14:37:07 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>176

なんせあの国ではタンノイが拡声器の代名詞だそうですからね。日本でホチキス
と言えばステープラーのことを意味するようなものでしょう。
岡先生がステサンに書かれた解説では米国では70年以前から604はかなり普及
していたようですね。70年代に入るとAltec,JBL系が大半を占めていた、と解説されていました。
有名なオルソン先生の作品は骨董品になりつつあったのかも?

178: RW-2 :2014/09/03(水) 21:12:55 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 三菱の2S-660が1955年、2S-305が1958年ですが、今でもそこそこ十分な音と解釈すれば
オルソン先生のモニターSPもHi-Fiと言えずとも、味わい深い音がしてるかもしれません。

179: ジークフリート :2014/09/07(日) 20:09:40 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 本日はESL57ブロンズの試聴。
右チャンネルの音圧が低くて左右のバランスを調節してみたものの、やはり右側の抜けは悪いわ高域は出ないわで、もはやジャンク品。
暇つぶしに・・・元ソニー技術者が発売する5wアンプとかシンプルなUSBダックが良いらしいとか・・・◯枝クンの本音やらアンプやらについて地元ならではの考察とかで話しに花が咲く。

ESL57を防塵フィルム無しで聴いてみたい願望が叶うのはいつの日か?
ESL63の防塵フィルム無しは、一度だけ聴きましたか、やはりこれも草臥れていて却下。(あ〜、マーチンローガンが在ったらなぁー、と今更後悔ではありませんが・・)

180: くろねき :2014/09/07(日) 20:28:39 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>ESL57ブロンズ・・・やはり右側の抜けは悪いわ高域は出ないわ

不調の右側は振動膜が弛んでいるか、
あるいは汚れでも付いてるのかもしれませんね。

ESL型では、電極板と振動膜の間に塵があると
ノイズが出るのは知られていると思いますが、
膜の表面に油脂などが付いていると静電気が弱まって、
音が小さくなることがあるようです。

ESL型は、空気のキレイなところで使ったほうが良いのかも?

181: くろねき :2014/09/07(日) 20:45:02 HOST:wb92proxy09.ezweb.ne.jp ↑あ、それと振動膜のバイアス電源関係にも
怪しい箇所があるかもしれませんね。

182: スッテンテン(借金漬け) :2014/09/07(日) 20:53:21 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ESL型は、空気のキレイなところで使ったほうが良いのかも?

わかります。

性根と御心のキレイな・・・(略)追加しとき松。

でつね?♪(*^_^*

183: 薬漬け :2014/09/08(月) 19:28:22 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>179

ジーク大先輩、ESL57の防塵フィルムは“とるべき”ものなのでしょうかね?
日本のスピーカーは確かにユニットストレートの状態で「音作り」がなされていますが、海外製は概ね
サランネットを介した状態で音作りをしていると仄聞します。
してみると、ESL57の音は「防塵フィルム込みの音」ではないのかな、と…。
いらぬお世話であることを恐れます。(汗)

場所があればESLも脳裏にチラチラしているのですが(大汗)、流石に状態が状態…。
聴き終えれば片付ければいいんだから…と、そういう問題でないと(略)

184: 薬漬け :2014/09/12(金) 22:01:33 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp Elvisの話題で先にTannoy本社に聞いてみましたが、もう少し何か分からないかと助兵衛根性?を起こし、
「もう少し何か情報なーい?例えば東京に行ったスタッフが何か知ってるとか?」等と再度ボールを投げて
みました。そしたらTannoyも律儀なもので、次のようなメールを送ってくれました。

Dear ****** San,
To our knowledge, Randy Kling, Elvis' mastering engineer used 15" Tannoy Monitor Gold drivers during
recording sessions with 'The King' but I'm afraid we have no evidence to suggest that Elvis was a
Tannoy user in his own home.
I have attached some information on the Monitor Gold for you. This speaker was used extensively throughout
the 1960's and 70's and some still remain in many major recording studios around the world today.
I have passed this message to our sales manager who covers the Japanese market as he was the likely
speaker at the trade show in Tokyo that day, but he cannot recall any further information than what has
been mentioned already.
I hope this helps.  Best Regards  ****** - Tannoy Support
(仮訳)
私達の知る限りでは、エルヴィスのマスタリング・エンジニアであるランディ・クリングは「The King」の
レコーディング・セッションの間、タンノイのモニターゴールド15インチを使用していました。
ただ私としては、私達が、エルヴィスが彼の自宅においてタンノイ・ユーザーであったと推測させる証拠を
持ち合わせていないということに危惧を覚えます。
私は貴方のためにモニターゴールドに関する幾らかの情報を添付します。このスピーカーは1960年代から
70年代を通して幅広く使用ました。そのうちの相当数は今日でも世界中の多くの大手レコーディング・
スタジオに引き続き設置されています。
私はこのメッセージを日本の市場をカバーするセールスマネージャーに伝えました。何故なら彼が(昨年の)
東京でのトレード・ショウにおける話し手のように見受けられたからです。しかし彼は、既に述べた内容に
付け加えるだけの情報を想起することができずにいます。
これらのことが助力となることを祈念します。  敬具  タンノイ・サポート

やはり謎は残りました。付き合ってくれたタンノイ社員には感謝の一念です。また珍しいパンフレットを
送ってくれましたが、個人的にくれた可能性もあるのでアップはちょっと控えさせて頂きます。
好奇心本位の個人的なアクションでした。シツコイ奴とお笑い下さい。(汗)

185: RW-2 :2014/09/13(土) 08:47:04 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 2007年に英国でリリースされた2枚組ベストCD「The King」においてランディ・
クリングがリマスターの際にモニターゴールドを使ったということでしょうね。

186: 前期 :2014/09/13(土) 11:02:15 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>184-185

ますます謎が深まりますねぇ。
ところでKlingのKは発音しないのかもしれません。根拠? なんとなくそんな気がするだけで得意のあてずっぽうです(汗)。

187: 前期 :2014/09/13(土) 12:46:32 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp 追伸: ウェブに載っていました。クリングで正解のようです。失礼しました。

188: ジークフリート :2014/09/13(土) 15:41:18 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉180 ゴミでもついて

くろねきさん。あのESL57は電気系に問題があるようですが、よくあるケースは、振動膜に塗布した磁性体の剥離とか、絶縁不良とか。
マーチンローガンなら、ゴミがついても電極ごと水洗いできますけど、ESL57じゃ、そんな乱暴なことは無理でしょうねぇ。

189: ジークフリート :2014/09/13(土) 16:02:58 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉183 フィルムはとるべきか?

薬漬けさん。
個人的にはフツウのスピーカーでもサランネットは外したくない方でして・・・しかし、クオードESLの場合、サランネットどころか、ビニールハウスの中で振動膜が鳴っているような状態で、直接音は全く聴けない。
キレイな言い方をすれば?、オブラートで包んだ音を聴いてるようなもの。(これもESLらしさの基になっているハズですが)

折角の繊細さがオブラートに包まれている?・・・と、一旦オツムにこびりついてしまうと、一度はあのベールを剥がしてみたいという願望がフツフツと。(ビニールハウスがヘロヘロしてるのが視覚的にも気になりますし)

(クロスビー オーディオワークスというところが、ESL63のビニールハウスを取り除いたものを販売していたことがあって、実際聴いて見ましたけど、残念ながら不調で、その実力は未だ味わえず。)

190: RW-2 :2014/09/13(土) 19:38:59 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp パルジさんジャズ好きですから英国サウンドよりやはり米国の老舗が良いんじゃないでしょか。
ジェンセンのH15という同軸。製造は1940年代初頭から中頃。タンノイは604に衝撃を受けましたが
原型としたのはH15でしょう。タンノイと違ってホーン貫通型。よって磁気回路は604のように独立。

実はオーディオ店にたのんで20年探しておりましたが入手出来ず。そのうちビクターのモニター用
同軸を入手したのでH15計画はご法度に。今ならあんがい入手する手立てがあるかもしれません。

191: ジークフリート :2014/09/14(日) 01:45:18 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉190 ジャズ好き

RW-2さん。実は、友人からも「ジャズを聴くならイギリスもんじゃ駄目やろ。やっぱりJBLがないと!」とか言われておりまして・・・では、何を使うか?と、時々想像してみるワケですが、使いたいものが一向に思い浮かばないんですよ。

それから個人的には・・・出逢えるかどうか分からないものを追い求めるより、出逢いを大切にしようとか、ブツにこだわるのはよそう!とか決めたのほいつのことだったか忘れましたが・・

・・その結果、我が家の音は果たして・・・

192: 薬漬け :2014/09/14(日) 09:10:08 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>189>>191

ナルホド。英国的葉隠の美と「リアルネス」の共有ですか。これはなかなか強敵ですね。

ところで、ジーク大先輩はアメリカ“東海岸”系のものは何かお使いになられました?
自分で使わずに言うのも何ですが(汗)

193: ジークフリート :2014/09/14(日) 09:55:58 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉192 東海岸系

薬漬けさん。エレクトロボイスとかボーズのちっちゃいスピーカーは使いましたが、本格的なものは使ったことがありません。
好き嫌いが別れるボザーク辺りが東海岸系の特徴が濃厚と思いますが、巨大ボザークを聴いた際、その音の広がり方がステレオデコラに通ずるものがあるな?と感心したことがあります。(ボザークさんてのは、英国人なんですよね。ただ、英国人が作ったスピーカーでも、米国で作ると陰影が出ない!てな辺りは非常に興味深く思っておりますよ)

194: アラン・ドロン :2014/09/14(日) 15:02:56 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
アメリカ東海岸の会社にはボストン・アコースティックと言うのも
ありますね。

195: ジークフリート :2014/09/20(土) 11:07:43 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp クオード303を導入した後で電源スイッチが無いことに気付く。
しばらくは壁コンセントに直接抜き差ししていたものの、貧乏性ゆえか、なんだか気が引けるので、全て廃止していたテーブルタップを一個だけ引っ張り出して来て接続。
ウ〜ム。低音が汚れる・・・

そこんとこは、メインシステムなら許せなくとも、ま、冗談スピーカーならこんなとこか?てな感もありますが・・・

とりあえず、案外?意外?に冗談スピーカーが強敵なことに気がついたぁ〜。

196: RW-2 :2014/09/20(土) 13:15:28 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 午前中は家人も不在のため堂々と松田聖子ちゃんの名盤「風立ちぬ」(デジタルマスタリ
ング盤)をブリティッシュサウンドで堪能しました〜。青春の名盤。懺悔時代の回想 (略)

ラインナップはマランツ#7イコライザー(カップリングコン全交換済み)→付録デジタル
アンプ(自作高速リニア電源仕様)。プレーヤーはくだんの自作ロクロ型ベルトドライブ
(裏板2月9日)。カートリッジはCECの名も無く価格も無い(付属品だから)名機MC-20 !

スピーカーは全面真っ黒けのミッション700LE   ttp://535.teacup.com/knisi/bbs/5257
音像小さく音場広大。繊細で、透明で、キレが良く、低域は躍動。この時期の聖子ちゃんの
微妙な変声状況が克明に判ります。ちなみにケーブルは5C-FVと切売り100円/mのOFC線です。

197: ジークフリート :2014/09/21(日) 09:29:34 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉音場広大、繊細、透明〜低域躍動

ブリティッシュサウンドの要素の一つとして「内向性」は外せないと考えておりまして・・では、この内向性の「素」は何か?・・・なんてぇのは、長年オーディオやってりゃなんとなく解ってくるハズですが・・・
この「素」をなんとか加減して、内へ内へと奥深〜く、音楽を展開させたい。

近頃、我が家のATCでは、この内向性を忘れフツウのスピーカーに成り下がっておりましたが、チト反省して、加減しているところ。(冗談スピーカーに学ぶ)
この内向性を何処まで広げるかが、目下の課題。

198: RW-2 :2014/09/21(日) 10:22:00 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ブリティッシュサウンドの要素の一つとして「内向性」

スピーカーの場合は重い振動板、こねくり回したネットワークが素か。拙者の700LEや
アキシオム80はこの対極にありますが、これもブリティッシュサウンド。セレッション
G12系のタイトな低域・輝く中域のマーシャルサウンドもブリティッシュサウンド。

アンプの場合は各段に設けた積分回路、出力端子に入れたCR。すべて発振防止の安全策。
溌剌感が失われますが、陰影が出てクラシックには良いとか。そう褒めるしかないのです (略)

199: 薬漬け :2014/09/21(日) 10:23:09 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>197 ジーク大先輩、おはようございます。

内向性というのは音に触発された個人の内面の心的活動でしょうから、なかなか音には表現し難いものが
ありますね。
拙宅なら4333Aにはそれが感じにくいし、ウエストミンスターならばそれの塊といったところ?
やはりブリティッシュサウンドにはそういう要素が内在していそうな感じですね。

総じてモニターライクにしていくと、音の翳りが少々希薄になる。陰翳礼讃ではないですが音に翳りとか
襞が欲しくなる。ただ余りそちらにシフトすると光が欲しくなる。匙加減は微妙です。

200: でしべる :2014/09/21(日) 11:43:03 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp 歴史や気候風土のイメージが強く影響しているような・・・
霧の都ロンドン、いい意味で霧がかかった音?

201: RW-2 :2014/09/21(日) 22:21:02 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 昨夜の>>196ではモニター的なスリリングな音をソフトドームの2ウェイで堪能しましたが、
今日は自作の小型ホーン2ウェイで聴いてみました ttp://535.teacup.com/knisi/bbs/5377

プレーヤーはくだんの37mmベースのベルトドライブ。カートリッジはソニーのVM型です。
打って変わって、濡れたビロードのような、艶っぽい、ドキドキするよな美しい歌声です。
HFは1μFのオイルコン1個だけ。おかげで安モノも高級ツイーターのような鳴り方がします。

202: SAT-IN :2014/09/21(日) 23:29:10 HOST:s662169.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>200
同じユニットでも気候風土で音が違うことは有ると思います。
要は平均的な湿度の違いでしょうけどね。

日本でも夏場と冬場・晴天と雨天で変わるとしたら気にしても仕方ないかな?

203: 前期 :2014/09/22(月) 20:02:48 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >>201

確かにユニットさえまともなら箱、ツイータ、ネットワークを細工していろ
いろな音に化けさせることができますからね。
これぞ本当の三位一体?

204: RW-2 :2014/09/22(月) 21:16:55 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 昔のすてれお評論家さんたちはソフトドームはクラシック向き、ホーン型はマニア向き、
ってな解説でしたから、皆さんそのご高配を鵜呑みにしちゃったんでしょね。NS-10Mも粗
捜し用だからリスニングルームにゃ向かないとかね。そんな御方たちが音頭を取りあって、
剛性剛性、重量重量ってな進行で結局はメーカーも潰され、オーディオファンも廃れて
いったんじゃないかと思っております。ケーブル替えるだけで100万のアンプに匹敵とかね (略)

205: ジークフリート :2014/09/22(月) 21:50:34 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉199 個人の内面の心的活動

薬漬けさん。内向性を感じるか否かは気持ちの問題ってことですか?

個人的には・・・スピーカーならば箱の柔らかさだとか、放射パターンとか、籠り具合・・・装着全体ではエネルギーの強さ、音の飛び具合・・・リスニング環境では、ライブ/デッドの按配、直接音/間接音の配合・・とか、そんなことが複合的に絡み合って「内向性」を醸し出すものと考えておりまして、気のせい?じゃなく、聞けば明らかにその度合いは分かりますよ。

因みに、例えばJBLでも、私が使用した#4343Bなんかは、それ以前のJBLに比べれば内向性の度合いは高いと思いますが(陰影なんかは無理ですけど。)・・

てなワケで、内向性てのは、ある程度は操作出来ても、使い手側が手の出しようがない部分もあるんですよねぇ。

206: ジークフリート :2014/09/22(月) 21:54:56 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉200 いい意味て霧がかかった音?

ベールがかかった音にはならないよう留意したいものです。

207: 薬漬け :2014/09/23(火) 01:15:18 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>205 ジーク大先輩、こんばんは。ボルターガイスト退治やっていました。(他スレだと。ハイ)

二つの要素を混濁して書いてしまいましたね。失礼しました。
心的要素というのは、個々のスピーカーの物理的特性を踏まえた上で、以前に書いた評論家の土屋赫氏の
意見(スピーカーに音楽性は無く、それを聴いた人の音楽性が触発されたというのが「オーディオにおける
音楽性」の実体)の延長上で考えたものでした。

しかし大先輩の言葉を反芻するに、「ブリティッシュ・サウンド」の心的要素を因数分解していくと、
構成要素はオーディオ的因子に相当な部分が帰結するのも事実ですね。
ただ何がブリティッシュ・サウンドか、その「感覚」の根源は本人の知覚要素に後天的に内在するもので
あり、それを“くすぐる要素”を有しているのがブリティッシュ・オーディオ機器ということになるので
しょうか。(このa posterioriに体得された感覚=ブリティッシュ・サウンドという側面に力点を置きすぎ
ああいう表現になってしまいました。舌足らずで失礼しました。)
その意味では「気のせい」というよりは実体験や心象体験が音を“触媒”にして、どうフィードバック
されるか、という点も大きいのでは、と考えた次第です。その意味では「操作」の次元を超える部分が
ある事も仰せのとおりだなーと思います。

4343Bの「内向性」は分かるような気がしますね。4343Aなら多分その感覚は希薄になるのでは。
ちょうど拙宅のウエストミンスターに、オートグラフ以下アルニコ・オールドタンノイが未だキャッチ
アップできていない部分…。まさに陰翳礼讃の部分です。(もちろん、逆の意味でオールドタンノイが
持つものをウエストミンスターが保有できないということもありますが。)

ボルターガイスト退治?で血圧上昇気味。支離滅裂お許しを。(汗)

208: すってんてん :2014/09/23(火) 01:34:44 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >4343Bの「内向性」は分かるような気がしますね。4343Aなら多分その感覚は希薄になるのでは。

内向性と云うよりは陰でつね。マイナーな音でゲス。
依ってズージャに合うのでつ。

音の求道士(勿論似非)???○25の講釈、始まりますたでつね(;一_一)

209: でしべる :2014/09/23(火) 04:22:54 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp 本日、Missionのスピーカーを聴くミッションに
ラックスブースへ行ってきます^^
ゆ〜うらくちょ〜で〜あいましょお〜♪

210: ジークフリート :2014/09/23(火) 07:55:02 HOST:36.52.160.106 〉207 ポルターガイスト退治 〜 他スレ

薬漬け先輩。他スレでゴーストバスターズの助言もらってるから、いろんなとこ確認しなきゃ!って・・・草臥れない程度に。

ま、それにしてもLNP-2Lの圧倒的ゲインは、BBC系のナンパなブリティッシュサウンドにはどうかと思いますけど、硬派なブリティッシュサウンドには似合わないことはないかもしれませんねぇ。

211: RW-2 :2014/09/23(火) 11:14:42 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp LNP-2Lにヴァイカウントの組合せだったらゾクゾクしますね〜。

212: ジークフリート :2014/09/23(火) 11:16:53 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 近頃クラシックを聴くことが多くなっているものの、スピーカーの調節には未だにフュージョンが欠かせない。
特に低域の感触はクラシックじゃよくわからない。

今朝、冗談スピーカーを調節する時間がやっととれたので、「ネイザン 東 イースト」でムチ入れがてらの調節をする。

帯域が広くてエネルギーが強いスピーカーの調節ほど難しくはないハズだけど、ナローレンヂなりの落とし所がつかめればと。

で、ある時点でメインシステムにかなり感触が近づいていることに気づく。
ワザと違いを強調するか?、率直に調節して素性の違いを聴くか?、いずれにせよそれぞれの存在価値はしっかり確保したいところ。

ところでこの「ネイザン 東 イースト」。ヤマハが発売したCDだけあって、アップライトベースやピアノからヤマハ臭がプンプン。

213: ジークフリート :2014/09/23(火) 11:35:01 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉211 ヴァイカウント

もう済んだことに振り返らない!前向きに!
(あのヴァイカウントはパーチクルボードの箱でそれなりの音でしたが、最近出逢ったバロン(おそらく50年代に製造された合板箱にランシングシグネチャーのユニット、バスレフポートは筒なしで、スッキリ綺麗な響きでした)ならば、もう少しは続いていたかも)

214: 薬漬け :2014/09/23(火) 11:54:15 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>210

ジーク大先輩、ご心配いただき有難うございます。まあ無理する体力もありませんので…(汗)

LNPのハイゲインは確かにブリティッシュ・サウンドとは…と一瞬思えるのですが、これが意外に
悪くなかったのです。(近所のお店でアメリカ向けGRFに入ったシルバーを鳴らしていたのを聴いて
そう感じました。)

LNP-2Lは当時でこそハイスピードアンプの代表みたいなものでしたが、今となっては結構味の濃い、
個性的なアンプと思えます。また、音色自体も(これは当時から言われていましたが)必ずしも
アメリカンとは思えない。ヨーロピアン的な性格を持っているように思えます。
そういうことごとが相乗してか、拙宅で試してもタンノイとの相性は(ウエストミンスターは実験済
でしたが)、オールドタンノイでも悪くない感じでした。
特にシルバーやレッドが持つちょっと硬質なキャラクターと、LNP-2Lの濃さとエッジの立ち方とが
今はうまくマッチしています。(ゴールドはユニット自体の味の濃さと相乗して一瞬「どひゃー」と
思いましたが、決してこれも悪くない!)

もちろんこの辺はソフトの性格でも変わってくるでしょうが、その辺は後に控えている諸システムが
分担してくれるでしょうから、…結局LNP-2Lもそういう意味ではone of themなのですが。(苦笑)

215: すってんてん :2014/09/23(火) 13:35:18 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >スピーカーの調節には未だにフュージョンが欠かせない。

ワカリマス

電気の音で常

>ナローレンヂなりの落とし所がつかめればと。

某オクで小銭に替える イチオシでつ。 多分!!!?


人工≒不自然
わかります

久しく(〃^∇^)o彡☆がははははっ

216: 薬漬け :2014/09/23(火) 15:59:56 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>212

やはり面白いところですね。不思議とどんなスピーカーシステムを使っていても、余程意識しないと
知らず知らずのうちに「自分の音」に引きずり込んで行き、最終的にはイコールとは言いませんが、
一寸聴きには似たような音に仕上がってしまう…。
やはり個人個人のチューニング作法があるから、最終的にはそうなるのでしょうね。

こういう時は“気まぐれ”で、他人に楽しませてもらう感じで無責任に?音作りをしていくのも
一つの方向でしょうか。アイツはこんな時こんなことを試していたなあ、とか。

低域の質感は、大先輩はフュージョンですか。
実は私の場合はテストソースとして、ドリカムの「決戦は金曜日」を使っています。ヴォーカルの
自然さとともに、低域の自然な切れを試すことが多いですね。これである程度見えたら次の段階は
カルロス・クライバー=VPOのベートーヴェン第7の第4楽章。これも低域、なかんずくティンパニの
切れを「見ます」。
都度だと飽きてくるけど、テストソースは固定するとチューニングには便利です。

217: ジークフリート :2014/09/24(水) 22:52:52 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉216 低域の切れ

薬漬けさん。個人的には、スピーカー調節の際、低域について確認するのは、骨格と肉付きのバランスや放射パターン、違和感の無さ辺りでして・・・低域の切れ具合については、既にスピーカーの物理的・構造的な面でほとんど勝負がついていて、接地方法以外は使い手の手の出しようがないと思っていますので、あまりチェック対象とは考えておりませんよ。

218: 薬漬け :2014/09/25(木) 00:19:13 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>217 ジーク大先輩、こんばんは。

音を表現するのは難しいですねえ。私の言い方は人格そのもので「大雑把」なんですよね。(苦笑)
その大雑把な人間が表現した「低域の質感、切れ」を因数分解していくと、大体は大先輩が詳細に
説明された中身になっていくと思います。

骨格と肉付きもある意味「切れ」具合に関連しますし、音放射のパターンにより切れ具合も変わってくる。
違和感はある意味質感の対偶ですしね…。私の表現が稚拙でどうもすみません。(汗)

一方で切れ具合ですが、これも私の駄耳がそう受け取っているだけなのですが、真空管アンプスレに少し
書きましたとおり、拙宅はパワーアンプに管球式が多いこともあって、低域のバランスや切れ具合などは
往々にして球で調整することも多いです。(もちろん大枠の骨格が変わる訳ではありませんで、あくまで
微調整ですが)。これにケーブル等の組み合わせで、低域も含め案外「表情」は変わると思っています。

私の駄耳のなせる技ぐらいに流しておいてください。(笑)

219: でしべる :2014/09/25(木) 08:12:47 HOST:115-179-150-216.east.fdn.vectant.ne.jp Missionのスピーカーを聴くミッション失敗
ラックスブースに展示してありましたが音聴けず(ToT)
低価格商品は、インターナショナルオーディオショーには馴染まない?

220: ジークフリート :2014/09/26(金) 00:44:24 HOST:36.52.160.106 〉219
ミッション インポッシブルてやつですかね?

221: RW-2 :2014/09/27(土) 01:40:28 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >Missionのスピーカーを聴くミッション失敗

まだスピーカー作ってたんですね〜。拙者がベタ褒めしとる700LE。2セットめを
寝室用にまで。さらに万が一を考えてユニットだけ2ペア探し出して買いました。

今のミッションも相変わらずウーハー、ツイーター上下逆配置なんですね。にしても
12cm2ウェイとずいぶん小っこくなったものです。700LEは16cm2ウェイでしたから。

222: ジークフリート :2014/09/27(土) 03:59:19 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉216,218

薬漬けさんも、フォルテさんも、低域の確認にティンパニーを聞かれるとか・・・当方は間接音を多量に含んだ録音では、なかなか確認し辛いんですが、クラシック音楽ツウの方はヤハリ違いますねぇ。

薬漬け先輩がおっしゃるように個人個人のチューニング作法があるとともに、確認に使いやすい音源の傾向も人それぞれ。
なので、結果(音)が人それぞれなのも当然ですねぇ。

223: 薬漬け :2014/09/27(土) 11:45:52 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>222 ジーク大先輩、おはようございます。

ティンパニは便利なんですよ。オケマンのスティックの使い分けでソリッドな低域や響きの豊かな
低域など、様々な要素が混じるので、いろいろチェック項目が多いのですね。

あとは、コントラバスがどれだけ旋律を歌ってくれるかとか…。これもまた各人各様でしょう。

ただし私は到底「ツウ」ではありませんので、念のため。(汗)

224: ジークフリート :2014/09/28(日) 02:10:06 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉223 薬漬け先輩、今晩は。

ティンパニがある程度連続して、安定的に出て来る録音が要りそうですね。
最近入手した、アーノンクールのモーツァルト後期三大交響曲集とか聴いてるとティンパニが主役か?てなくらい終始ドンドンドンドン。
調節には使えそうですけども、鑑賞用としては、昔の録音の方かな?とか・・・下手に昔の録音を持っていると比較したくなったり・・・
で、何やってたか忘れちった!てな始末。

225: 薬漬け :2014/09/28(日) 10:33:43 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>何やってたか忘れちった

よくあるパターンですよね。聴き比べてチェックしているうちに、しまいに曲に聴き惚れて、
気がついたら一枚丸ごと聴いてしまっていて何をチェックしていたか忘れていたと。(汗)
本の整理でもよくあるパターン…。

なので、チェックする時は「ここからここまで」と位置と、聴取する楽器を特定して極力
それ以外は聴かないようにしています。いかに集中するか…雑念の払拭ですね。
(陰の声:お前の一番苦手なヤツじゃの。よろず「雑念」の払拭とは?! …ヤカマシワイ!)

ちなみにマーラー5番の最終楽章を使うのは、特にフィナーレの部分で、強奏から弱音の
トレモロ(それもオケの合奏のバックで微妙に消えていく)とかバリエーションがありますので、
チェックにはもってこいと思っています。
モーツァルトの最後もそんな感じだったですかね。ジュピターしか愛聴しないのであまり
気づきませんでした。(苦笑)

226: ジークフリート :2014/10/04(土) 21:07:22 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 一部屋にスピーカーを複数セットした時のヘンな音にガマン出来ず、過去何度も1組だけに戻してきたところですが、懲りたのを忘れたおバカがまたまたの挑戦。
今回は、元凶をそのままにメインスピーカー側で調節出来ないかと今までゴソゴソやって参りましたがヤハリこれも断念。
本日からは元凶側に対策を施すことに。ホントはこちらが当然のヤリ方のはずだが・・・

とりあえずの緩和策は、一聴で効果が確認出来たものの、これで良しとするかどうかは時間をかけて色々聴いてみなきゃ分からない。

今日聴いたのは、ステイシー・ケントにしては駄作のCD。
ま、それにしても、チャップリンの「スマイル」を幾つかの録音で聴きますが、ハズレを引いたことなし。なかなか味のある曲ですナ。

227: ジークフリート :2014/10/05(日) 20:58:42 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ATCの調整に若干の目処がついたところで、ステレオラで耳休め。
リヒターのヘンデルが艶やかに深〜く鳴って、癒される〜。
メタルコーンらしさをチョット残すくらいがフツウ過ぎなくてよろし。

228: すってんてん :2014/10/06(月) 11:05:53 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 講釈疲れの骨休めも必要鴨???

多分。

229: ワフデル :2014/10/08(水) 16:21:32 HOST:FLA1Abj068.osk.mesh.ad.jp 物置に眠ってたWharfedale Super 8RS/DDを出してきた。
想像と違ってコーン紙やエッジの湿気による劣化はない。
サブコーン裏のウレタンが剥がれ落ちていて付け替えた。
25年ぶりにドリスデイ聴いたが昔と変わらず明るくイイ音。

230: ジークフリート :2014/10/09(木) 02:51:36 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ワーフデールの20cmフルレンヂを1度だけ聴いたことがありますが、そう言えば、エアデールとやらを未だ聴いたことがありません。

音の広がりを重視したシステムに近頃チョット興味あり。

231: すってんてん :2014/10/11(土) 00:12:55 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp SPを明後日か一昨日の咆哮にに向けて下さいでガス。

232: 薬漬け :2014/10/11(土) 11:36:13 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>226 >>227 >>230

ジーク大先輩、同居作戦はいかがですか。
あまり神経質にならない、97%スタンスが一番ですよ…とは自分のことですが。
何はともあれ「艶やかに深〜く」鳴ってくれるのであれば、以って瞑すべしではないかと。

エアデールはかなり以前に聴いた記憶がありますね。
上品な鳴りっぷり…タンノイと違い角を落としたような音だったような記憶があります。

233: ジークフリート :2014/10/12(日) 08:46:14 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉232 97%?
薬漬けさん。お早うございます。
何%鳴っているか?というのは皆目見当がつきませんが、個人的には、かなり良くても70〜80%くらいが精々じゃないかな?と想像しておりまして・・・
しかし、そーいうことではなくて、良いか悪いか。許容範囲か否か。気にいるか入らないないか。の違いの問題でして・・・備前長船兼光の業物(最上大業物までは未だ未だ)が只のなまくら刀になったような音の甘さ?ボケボケな音に、なんともガマンが出来ない状態なんですよ。

今回ジョーダンワッツを仕入れたオーディオ店主に、今まで何度もこんな事があってサブシステムを諦めてきたことを話しましたら、「そんなこと言うのはアンタだけだ。大概のマニアはブツが入っただけで満足するんですが・・」と、変人呼ばわり。

で、このことは、昔この掲示板にも書かせていただいて、色んな方から御意見をいただいたワケですが・・・にも関わらず未だに似たようなことやってるというレベルの低さに、我ながら呆れたもんだ!てな感じも。

具体的には、おそらくサブスピーカーの「共振若しくは鳴き」と、「吸音体的性質」の問題では?と考えまして、只今、幾つかの対策の組み合わせを試しているところでして・・・兼光の斬れ味を知らなきゃOKかも?てな雰囲気もチョイと感じられるレベル辺りで足踏み状態でございます。

234: 薬漬け :2014/10/12(日) 09:57:10 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>233 大先輩、おはようございます。

大先輩に私のようなペーペーが申し上げるのは畏れ多いことではありますが。
97%とはまさにそういう大先輩の心情のバランスポイントかな、と思ったのです。70%や80%で
納得されるはずもなし、しかし100%しか認めないのでは(つまり備前長船兼光の業物も上物でないと
我慢ならないでは)疲れてしまう…。そのバランス店の「イメージ」ですね。実数に意味はありません。

店主の方は売れればいいのかも知れませんが、本当はそこで「止める」か「口を挟む」ご主人であって
くれればベストなんですけどね。私事、私の近所の店主は私の好みをほぼ知り尽くしてくれていますから
私が興味を示したブツが合わないと感知すると「それはね…」とやんわりとお止めなさいと示唆する。
お店も売るだけで終わりではないと思うんですがね…。それに買ったら終わりではオーディオマニアでは
なくてただのコレクターですしね。買うだけでポン置き、後は放ったらかしというなら音もヘチマも
ないでしょう。(釣道具でも何でもそうですが、飾物でない限り趣味品は買った後が大変なのですから。)

ただ大先輩が私と違うのは耳が鋭過ぎること…。これは喜ぶべきか悲しむべきかですが、私なら平々凡々
聴き逃している点が我慢がならない。これはもうどうしょうもないと諦めるしかないですね。
それを前提として、二者択一(1システムに限定するか、2システム並存時の最大公約数を検出して、
それが仮に85%位でも「自分の思い」を熟知されているならば、同じ事を繰り返さないように以て
瞑すべし、とするか)になるのですが、大先輩の場合は本道は前者でも後者の思い絶ち難しとするならば、
どの位のレベルの音で自分で納得されるかになってくるのでしょうね。

ただ部屋の特性とは魔物ですから、まだまだ「スィートスポット」は隠されているかも知れません。
その可能性を徹底探索するのも――「難儀するのも」またオーディオの楽しみではないでしょうか。
はるかに低次元の“音数を増やすための機器の増設並べ替え”で青息吐息の阿呆もいますし。(汗)

235: ジークフリート :2014/10/12(日) 16:00:31 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉234
薬漬け先輩。毎度優しいアドバイスをありがとうございます。

では果たしてサブシステム導入前が何%鳴っていたか?と言うと、せそんなに大したもんじゃない・・・チョイとイイ感じじゃない?てな場面が時々ある程度で、そんな状態を守ってみたところで、守株待兎なおバカさ丸出しなんじゃないかと思いまして・・・
この際ついでに?スピーカー1組の時よりイイ音が出せないかな?てな陰謀を画策しているところでございますよ。

236: すってんてん :2014/10/12(日) 17:07:24 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >レベルの低さに、我ながら呆れたもんだ!てな感じも。

でしょう

わかります。

237: 薬漬け :2014/10/12(日) 17:47:11 HOST:s642120.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>235

視点を変えてみるのも良いかも知れませんね。
今の視点で同じことをやっても結果は同じでしょうから、少しpoint of view を変えてみると。

大先輩位になれば「良い音」も単線的ではないでしょうから、今度はこんな音もいいかもな…と
やんわりとスタンスを変えてみるのはどうでしょう。
今まで追求してきた音も立派だったけれど、まあ女性の好みよろしく微妙に“求めるところ”を
変えてみるんです。(注:私はモテた事はないので推測で申しております(汗))

ファクター一つ変わるだけでも、調整シロは変化しますから、案外瓢箪から駒が待っているかも
知れませんよ。(陰の声:何時もながら無責任なやっちゃの〜)

238: すってんてん :2014/10/12(日) 20:39:40 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >視点を変えてみるのも良いかも知れませんね。

でつね
ワカリ松

SP&システムを一新したほうが・・・(替える)

多分!?

239: ジークフリート :2014/10/13(月) 09:22:41 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉237 ファクター一つ変わるだけでも

薬漬けさん、お早うございます。
そうなんですよねぇ。オーディオが上手く鳴らないのは、装置のせいにされがちですが、大概は使い方の問題で・・・如何にちゃんと鳴らしてやれるかが我々の経験とウデとセンスにかかっている。
当方が日夜取り組んで来たのは主に環境整備面ですが、いままで棄ててきた数十組のスピーカーも、もしコレが上手くいってりゃイイ音で鳴ってたんじゃないか?と。反省しても後の祭り。
しかし、今の装置が揃うまでにはカナリの犠牲を払ってきましたから、今回はスンナリ諦めるワケにはいきません。

240: ジークフリート :2014/10/17(金) 07:33:11 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 重々しくてたまにしか聴いていなかったバッハのチェンバロ協奏曲(リヒター/ミュンヘン バッハ管)・・・クオード303+ステレオラはコレを聴くための装置では?と言いたいくらいなハマり具合。
現在、0.6mm単線で接続していますが、これをメインシステムと同じリボン型単線に替えればさらにググッとエネルギー感が増して奥行きが出るのでは?とか色んな妄想が次々浮かぶものの・・・何事も、過ぎたるは及ばざるが如し!と肝に命じて我慢我慢。

241: すってんてん :2014/10/17(金) 19:07:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 我慢は精神にもお体にも良く有馬泉。

是非変えてくださいでゲス。

結果は・・・・・・言わずもがな鴨。 多分でつ

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

242: すってんてん(借金漬け) :2014/10/17(金) 23:32:58 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 泉替えたけど ヤッパシ

美作3湯よりも草津の湯???

湯アタリして気分はメロメロ

そうじゃ有馬泉こと・・・

243: 薬漬け :2014/10/18(土) 10:55:51 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>240 ジーク大先輩、おはようございます。

システムを変えたら瞬時次々にカット・アンド・トライという行き方もありますが、今は大先輩には
辛抱してその音としばらく付き合ってみるのも一法かと。
よく言いますでしょう、韜晦な作品ほど本質にふれるには何度、何十度と聴き返して、はじめて
良さに分かると。
大先輩のシステムも――現状そうかどうかはともかく、先ずは本質を見極めるためにまずは寄り添って
みてはどうでしょう。気長オーディオも悪くないものですよ。

ではそういうお前はどうなのか?と言われると、…まとめてはワヤクチャにする繰り返しですか(汗)。
(陰の声:悪友の誘いにホイホイ乗っているからの?! …それだけはいわんといてくれ〜(涙))

244: ディラン :2014/10/18(土) 13:17:49 HOST:nptky303.jp-t.ne.jp 私はアルテックが好きでA5に決めてからはひたすらA5に寄り添っていますがツイ−タ−を足したりマルチに走ったりイロイロ遣るのですがA5は良い顔を見せてくれなく標準的な鳴らし方しか受け付けませんでした。今、こんなに素晴らしいスピーカーは無いと改めて思う様に為りました。有りのままに鳴らし込むと言うことの意味が解りました。

245: 前期 :2014/10/18(土) 16:21:33 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp >有りのままに鳴らし込む・・・・・・

以下同文です。小生も4320にスーパーツイータ追加したりいろいろ「余計な」
ことをしてみて初めてオリジナルがいかにバランスがいいかわかりました。
無論クロスのCを更新したりアンプを業務用にしたりする必要はありましたが。

246: ジークフリート :2014/10/18(土) 16:33:39 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉243 今は辛抱

薬漬けさんこんにちは。
スピーカーを入手したら先ずはジックリ聴いて素性を確認してから必要な修正をするか、それとも初っ端からあーでもない、こーでもないとヤルか・・・当方の場合は、音に違和感があると落ち着いて音楽に浸れないので、ついつい最初からあーでもないこーでもないとヤってしまいまして、その中で本性らしきものを嗅ぎ分けて修正していくのが毎度の流れになっております。

しかし、音に不満がない時は下手にイジらない方がイイんですよねぇ。

ただ、とりあえず接続した0.6mm単線てのは被覆のない先っぽ辺りでポッキリ折れやすいんですよ。
他のスピーカーを聴く際にはクオード303から一々バナナを引き抜いてショートさせて、てなことやってますから金属疲労でそのうちポッキリいくはずだと思うとどーにも落ち着かないと言いましょうか・・・

それでも、薬漬け先輩ほど色んな装置を所有していないだけに、あーでもないこーでもないてのも、たかが知れている。(寂し〜!侘し〜!

247: ジークフリート :2014/10/18(土) 17:08:35 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉244 私はアルテック

ディランさんはアルテック一筋で、それがディランさんには当たりクジだったてのは、全く幸せな話しですねぇ。
当方が今まで使ったスピーカーは、努力次第でまぁそれなりには鳴りましたけども、今思えばハズレだったのかな?と。(きっと、今ならもっと上手く鳴らせただろうナ?とは思いますけど)

今のATCにしても、ジョーダンワッツにしても、ようやく当たりクジかな?てな雰囲気にはなってまいりましたが、一等クジかどうかは未だ分かりません。(今後の方向性として、ジョーダンワッツ用にクオード33辺りでも充てがうか?とか考えとりますが、最近、日本のガレージメーカーがちっちゃくてノスタルジックな装置を発売しているのを知って、コレも面白いかも?とか・・・どーも私の性格からして流れ者みたく同じ場所には止まれそうにありません)

248: ディラン :2014/10/19(日) 00:58:44 HOST:nptky101.jp-t.ne.jp 今、思うと音の洗礼を受けたのは1965年高校生の頃から1970年位で当時のジャズ喫茶にはアルテックかJBLしか無かった。アルテックはデュプレックスを鳴らしている処は無くA7かA5多分圧倒的にA7が多かったんです。然しながら聞いていた機種はパラゴンやバックロードプラス木製ホ−ンのバリエーション多数とJBLの方が多かったのですが何故かアルテックに行ったんです。あの時JBLに行ってたら随分違った道を歩く事に為っていたでしょうね。DIGではなくLE8Tを最初に買ってたら。ジ−クさんが仰せ下さったように大当りの果報者だと思います。勘違いかも知れませんが、鰯の頭も信心と言いますからね。

249: すってんてん(借金漬け) :2014/10/19(日) 01:48:55 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >有りのままに鳴らし込むと言うことの意味が解りました。

あんたわかっているのね♪
だから言ったじゃないの♪
蟹の板にやってくる
薀蓄誰の云うことを バカね♪
ほんきにほんきにするなんて
まったくあんたは うぶなのね
罪なやつだよ講釈誰♪

松山のお恵ちゃんもヨロピク♪(*^_^*

250: SAT-IN :2014/10/19(日) 01:55:37 HOST:s878209.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 松たか子 & Mey..Jもよろしく。

251: SAT-IN :2014/10/19(日) 01:57:16 HOST:s878209.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp あ、May.Jでした。

252: ジークフリート :2014/10/19(日) 09:05:58 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉248 何故かアルテック

アルテックとJBLは血統は同じでも音の傾向はかなり違います(ロカンシー以降は特に)から、ディランさんには、やはりアルテックだったのでしょう。

当方には、ヤハリ?陰影を出せるスピーカー!(コレなしじゃクラシックを聴く気がしない)

253: すってんてん(借金漬け) :2014/10/19(日) 14:16:02 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >陰影を出せるスピーカー!(コレなしじゃクラシックを聴く気がしない)

クラシックだけでは有馬泉・・・ケッシテ

254: 前期 :2014/10/19(日) 18:33:34 HOST:h115-165-107-096.catv02.itscom.jp もう度々言っていますが・・・・・
クラシック用のシステムとか戦争映画用の装置とかプロは備えているんでし
しょうかね?
だとすれば毎日システムを変更せねばなりますまい。

255: すってんてん(借金漬け) :2014/10/19(日) 18:42:57 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ですね

わかります

模範解答でつ。♪(*^_^*

256: くろねき :2014/10/19(日) 19:10:31 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆前期さん☆

こちらには、クラブDJものけぞる数のターンテーブルを
常備してらっしゃる元プロの方とかもいらっしゃいますし、
そこんとこは穏便に・・・

そこはホラ、こういう掲示板ですから、懐古機器をできる範囲で、
ひとつでも多く手許に置いて愛でる、みたいな・・・。

使い分けが曖昧なのに、メインシステムとサブシステムを
横に並べてるのもここにいますし(汗)。

257: 薬漬け :2014/10/19(日) 19:12:00 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>254 前期さん、こんばんは。

その点は難しいですね。
まさに「プロ」と「アマ」の違いということではないでしょうか。

プロは不特定多数の嗜好を考慮せねばならず、まずは「そのディレクターの音」ないしは会社として
統一的な音作りをしなければならないでしょう。自ずと単一システムになると想像します。それでも
プロデューサー毎の個性が出るのは必然的な帰結で、無味乾燥にはならないものですが。

アマもそういう道を進む方もおられれば、曲想に合わせてシステムを変える方もおられると思います。
そこはオーディオマニア、自主的に判断されて“自分に”最適な方式を構築するのが適切かな、と。
評論家の意見やプロのスタンスを参考にしつつ、私たちは主体的に音作りをしたいな、と思います。

258: すってんてん(借金漬け) :2014/10/19(日) 19:35:07 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >プロは不特定多数の嗜好を考慮せねばならず

じゃんねん

プロは大多数の・・・略・・と適正利益でつ。

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

259: RW-2 :2014/10/19(日) 21:00:23 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >「陰影」を出せるスピーカー

陰も影もどちらも「かげ」ですね。これは『グラデーション』による微妙な変化でしょ。
一般的に低能率なスピーカーシステムが長けておりますね。BBCモニターにもある
渋く、極めるような鳴り。またSX-3系のテカらずに濡れた感じが判り易いでしょね。

対して「明晰」が得意なスピーカーシステムもあります。こちらは『クリアネス』で
表現するタイプです。アルテックや初期のJBLはこちらでしょう。大砲の炸裂音は
独壇場ですが、愛の囁きから虫の声まで明瞭です。ハイスピードでストレートな音です。

どちらにも属さないのが日本製品に多いのです。欧州のスピーカーを聴き、西海岸
スピーカーを聴き、生まれたのが「明暗」で聴かせる『コントラスト』を重視した表現。
繊細微妙に陰影も醸し出しながら、イザという時には炸裂もする。良いとこ取り。
双方満点とはいきませんが万能。NS-690系やNS-1000Mはこのタイプの成功例でしょう。

日本のマニアは未だに舶来品万歳ですが、海外では昔から日本のスピーカーが好まれて
いるところを見ると、外人の方が耳が良いのか、信頼性を買っているのか、安いのか (略)

260: ジークフリート :2014/10/19(日) 22:40:21 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ステレオラ導入直前のATCは元気良く音が前へ前へ飛ぶ傾向になってしまって、陰影も薄くなったことがちょいと悩みのタネでしたが、ステレオラ導入後の調整やり直しでかなり取り戻せたように思います。
陰影の濃さによって、間接音が多く含まれた録音での音の消え入り際の美しさや、儚さとか気配の表現なんかでかなり違いが出るんですよねぇ。

軽やかでも陰影たっぷりなステレオラに比べるとATCは自在な鳴らし方が可能なだけに、やはり侮れない(テキトーなことでは上手くいかない)なぁ〜と感じた次第。

まぁ、そんなこんなで、転んでもただでは起きない私のしぶとさか?ATCもようやく実りの秋を迎えそう。

261: すってんてん(借金漬け) :2014/10/20(月) 09:56:59 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ATCもようやく実りの秋を迎えそう

と、思った瞬間

天空にわかに駆け曇り「雹に混じって雨霰&ご近所様からもアラレモナイ石ころが」・・・
収穫祭どころか凶作に・・・

可哀相にぺんぺん草が立ち枯れジャンキーに

マサカ????????(;一_一)

心或るままに・・・合掌!

大阪南港「ATCフリーマーケット」から生中継(フィクション&ハクションでつ)

262: ジークフリート :2014/10/25(土) 09:29:50 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉海外では日本のスピーカーが好まれて

日本人には日本の装置の淡白さと言うか淡彩さが気にならないのかもしれませんけど、ロカンシーが指導したTADでさえ淡彩さを発揮していましたねぇ。

263: すってんてん(借金漬け) :2014/10/25(土) 20:12:53 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp JBLの43シリーズも淡彩でガス。

(〃^∇^)o彡☆クェ クェ クェ ♪(*^_^*
ワーイッ♪ヘ(^ω^ヘ)(ノ^ω^)ノワーイッ♪

264: ジークフリート :2014/10/26(日) 09:04:37 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp あるプロトタイプのDACとの出逢い。
ワディア2000スレッジハンマーもそろそろ引退かな?と思わせるほど、「好みの違い」などでは済まされない違いあり。
目新しい?技術は何も用いず、CD再生の原点に立ち戻って根本的なところを丁寧に仕上げただけなのに・・

・・てな出来事があったものの、ブツさえ有れば!てなワケには行かないのがオーディオ。
もう少しワディアで頑張って(誤魔化して)みるか!

265: 薬漬け :2014/10/26(日) 09:49:16 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>264

大先輩の好みがワイドなので的が絞りにくいのは理解できますね。
独断と偏見で言えば、Studer A730あたりを(もし個体があれば、ですが)お試しになられては?と。
古いのでメンテが欠かせないでしょうけど。

266: すってんてん(借金漬け) :2014/10/26(日) 13:49:02 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ブツさえ有れば!てなワケには行かないのがオーディオ。

でつね
わかります

銭がいるのでつ。

世間では等価交換とも称す。

267: ジークフリート :2014/10/26(日) 17:41:01 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉265 A730?
それって薬漬け先輩が試したいキカイでしょ?

好みがワイドてのも先輩のことですね。(M5が似合うスピーカーなんて所有しておられないのでは?と思いきや、そー言えばビクター ゼロなんとか?てぇのがあるんですよね?)

268: 薬漬け :2014/10/26(日) 18:04:37 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>267

まあ誰かが下さるのであれば遠慮なく。(笑)
というか、私の場合はCDはRevox-B225で間に合っているので、あまり執着はないのですね。

まさに独断と偏見で、「ブリティッシュサウンド」という翳の部分を出すのに、ワディアは
眩し過ぎないか…ちょっとそういう要素のあるA730はどうなのかな、と思ってみたのです。

M5はただの預かり物なので放っておいてもいいのですが、「適当に使ってくれた方が機械が
痛まないので助かる」とのことなので周りを見渡しただけでして…。見渡したところで、
タンノイしか無いんですけどね。(苦笑)

ただ当方も“消し忘れのできる”パワーアンプが欲しかったところなので(上記のとおり、
マランツ9はリペアマンから内部部品をいたわる上での限界時間を言い渡されています)、
ならばとたまたま店でシルバーに合わせてみたら、あにはからんやという結果だったと。
上向いて口開いていればボタモチが落ちてくることもあるものらしいです。

ちなみにVictor Zero3Fineはサンキュッパのブックシェルフで、ちょっと回りのスピーカーや
アンプとは今となっては釣り合い難いですね。
(しかし若い貧乏時代はプレステージ〜ウエスギのアウトプットがこれでした。内部を少々
弄って、それなりに奮闘してくれたものでした。懐かしや。)

269: SAT-IN :2014/10/26(日) 18:11:50 HOST:s1436044.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >銭がいるのでつ

ま〜ね〜ブツどころか、戯れ言ひとつカキコするにも銭が要りまつからね〜。
通信料高杉なんだよ!doc○moさん。(省)

270: すってんてん(借金漬け) :2014/10/27(月) 00:35:35 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp でつね

わかります。

271: すってんてん(借金漬け) :2014/10/27(月) 00:40:44 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >マランツ9はリペアマン

おいらは備前の先生とマランツサービスが贔屓でつ。
少々お高いが、安心料でゲス。

このあたりのブツを愉しむなら、それなりの覚悟が要り松。

素人に毛が生えた程度のお方ならば尚更でつ。

272: ジークフリート :2014/11/02(日) 19:10:46 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp スピーカー2組になった時の音の酷さといったら、もうズンドコじゃなかったドン底てな感じでしたが、ようやく復旧か?・・・という辺りで、ヤケに静かで空間感のでるDACに出逢った衝撃・・・一週間も経てば早くもその記憶は薄れ、「うちのワディアでももっと奥行き出しゃイイじゃない?」・・・てな思いで早速その方向へ。

・・・そんなことよりも、カラダは一つ、スピーカーは2組。
2組あっても、ジックリ聴いてやる時間がないのがなんとも不憫!
今のところ、冗談スピーカーは平日の夜用。ATCは休日用てな使い分け方。
4組も5組も持ってる方は、きっと暇過ぎて困ってるんだろナぁ〜。

273: RW-2 :2014/11/03(月) 00:17:13 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp オーディオ店から#2402の美品入ったからどう?と言われたけど、バックロードで4001も1601の
U型も使ったし、今になってパルジさんと経験交流会やってもどもならんのでスルーしてしまった。
ちょっと欲しかったんだけどね〜。あのバームクーヘンのラジアルホーンが (略)

274: くろねき :2014/11/03(月) 02:43:40 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆RW-2さん☆
こんばんは。

例のLo-D HS-400“R-Spec”(←勝手に名付けちゃいますた・笑)
並みに気合い入れたシステムに仕立てて、
そのお店で売ってもらう、という手もありましたね〜。

製作は手間でしょうが、板ネタや楽しみにもなるでしょうし、
賢く売れば結構な酒代に化けたかも?

275: ジークフリート :2014/11/03(月) 09:20:20 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉273,274
アレは音楽観賞用のスピーカーじゃないですから、スルーで正解。
楽器の音触や場の雰囲気が出ない装置が少なくないのは悲しいもんです。

最近、面白いナ?と思っているのが、名機マニアというかコレクターの皆さんの品揃え。
なんで皆さん同じようなものばっかり揃えているんだろう?と。
(実は昨日、ある方から「普段は誰にも見せないんだが・・」なんちゃって、所有品のリストを渡されて・・・見たくもなかったリストを見ると、やはりお決まりの品揃え・・・日頃からそんなリストを持っていることからして、不思議でたまらん!てな感じ。)

276: RW-2 :2014/11/03(月) 10:16:59 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >例のLo-D HS-400“R-Spec”

最近はコレで聴くことが多いです。当初は変哲の無い音だな〜というイメージで冷や飯
状態でしたが改装後メイン昇格。他のSP軍の個性を浮き上がらせる絶対基準でもあります。

>所有品のリストを渡されて・・・日頃からそんなリストを持っている

気色悪ィ〜。あ〜やだやだ (略)

277: アラン・ドロン :2014/11/03(月) 10:34:20 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
RW−2様へ

コイズミ無線のカタログ集に、PYRANDというメーカーのTW47という
ツイーターが、JBL2402と似ております。

278: アラン・ドロン :2014/11/03(月) 10:37:01 HOST:softbank219168067040.bbtec.net 訂正

PYRANDではなく、PYRAMIDでした。

279: すってんてん(借金漬け) :2014/11/03(月) 10:44:58 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >なんで皆さん同じようなものばっかり揃えているんだろう?
>やはりお決まりの品揃え

「うちのワディア」の方向へ。

ワカリマス。

280: ジークフリート :2014/11/03(月) 21:38:15 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 昨晩、新しいワイルドターキーを開封してATCが立ち直った祝杯を挙げたところですが、本日は、あとチョット、奥行き方向の抜け具合と、
音の硬さを調節。
引き締まり過ぎと言うか、音が解れない感じが如何にもモニター調といった雰囲気で、緊張感ばかりじゃデレ〜っとできないし、落ち着けない。

てなワケで、女性ボーカル聴きながらその硬さを解して、仕上げはトラジコメディアの「アンナ・マグダレーナの音楽帳」で奥行きと消え入り方の確認。とりあえずヤレるとこまではやりました!てな感じ。

転んでもただでは起きない性格からか・・・冗談スピーカー導入前より良さげです。

さて、明日からは、冗談スピーカーとの格闘か?(そもそも、メインスピーカーみたくキリキリ調整したくないから選んだ個性派ですが・・・モジュールユニットのメタル臭さを抑えようとすると立体感が減退してしまう症状。これをなんとかいいとこ取りしたいだけ。)

281: すってんてん(借金漬け) :2014/11/04(火) 15:26:42 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ボンビーから立ち直ろうとあがいてみたものの・・・ヤッパシ
開封済みの一番安いジムビームで暫し寛ぐ

マランツの蓄音機型CDP(アンポンタン&冗談SP内蔵)でヘイリー・ロレンなんぞを聴く
仕上げは三菱の610-B(平面バッフル)で青春歌謡を歌う/天童よしみの世界で
貧乏臭さが倍増

「月がとっても青いから」♪「ボンビーに幸あり」♪な秋の夜長でゲス

昨夜も残業・・・・・トホホのホケキョ

282: ジークフリート :2014/11/09(日) 01:41:05 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 近頃あまり語られなくなったが、装置が大編成向きか小編成向きかということが、最近気になっている。

曲者ステレオラは特にそれを意識させる鳴り方で、小編成が不得手というだけではなくて、大編成では音楽の全体像を上手くまとめて聴かせる何かがあると言うか・・大編成だけ聴くならメインスピーカーよりイイんじゃないか?てな感じも。

先週から、曲者ステレオラで何でも聴けるよう修正を始めたところですが、果たして小編成がどこまで鳴るようになるか?

283: すってんてん(借金漬け) :2014/11/09(日) 13:28:34 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ステレオラで何でも聴けるよう修正を始めたところですが・・・・・・・

ナニを修正するので塚?

終生(終世)の塚なら・・・・・・ワカリマス。

284: ジークフリート :2014/11/15(土) 11:16:03 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉264
プロトタイプだった例のDACが製品化されたので本日試聴の予定。
更に音質アップしているというが・・・

透明度高く音場感に優れる・・・って、ある種の個性がそう思わせているのでは?と、意地悪なこの耳にどう聞こえるか?(ミイラ取りがミイラにならぬよう気をつけなくっちゃ!)

285: すってんてん(借金漬け) :2014/11/16(日) 11:18:01 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp すでにミイラ、過去の御仁でつ。

286: 薬漬け :2014/11/16(日) 17:09:04 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>284

ジーク大先輩、こんにちは。

そうですか、製品化されましたか。ワディアとの(イメージングでの)勝負はサテ?と言う所でしょうか。
しかし、リプロダクションである以上、何らかの個性はある…。その多い少ないが問題ではありますが。
それが好ましいものなら、ミイラになるのも一手ではと?!(と、常時ミイラになっている私が言っても
仕方ありませんが。(苦笑))

ちなみに、>>265で大先輩の好みがワイドと言った対象は聴かれる音楽のことで、機器ではありません
でした。舌足らず失礼しました。

ちなみにタンノイ以外のブリティッシュということで、80に持って行くアンプを211シングルにしました。
(ただに置き場所の組み合わせ上の都合ですが(汗))
前の6L6シングルでも大概大編成を平気で鳴らしていましたが、今回も基本的要請は「80」でワーグナーが
聴けること。音は球の差もあり、ちょっとスッキリするかも知れません。

287: ジークフリート :2014/11/16(日) 19:35:09 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉286
薬漬け先輩、今晩は。
例のDAC、2回目の試聴はスピーカーとパワーアンプを替えての実施で・・・音質的にはまだワディアでもイケるかな?って程度のものでした。
しかし、ワディア2000スレッジハンマーも既に20年もののコンピュータですから、電源部の激しい発熱を考えるといつ逝ってもおかしくないシロモノ。(先般、我が家で試聴した初期ゴールドムンドのDACも電源ユニットの変色がヤバそう?と思って返品しましたら、案の定、実際導入した人のところで電源トランスがお釈迦に)

それでも・・・良質な5Wアンプ発売予定のウワサに、ウチのステレオラにどうかな?とか、6台買ってATCを駆動したら?とか・・・かつて愛用した「幻のカートリッジ」再現間近!(既に値段も決まっている)とか・・・接点無しの抵抗切替式プリアンプも発売予定とか・・・気になる情報が色々ありまして、どれに・し・よ・う・か・な?てな感じなんですよ〜。

ところで、ハチマルを211シングルで?
当方も復刻版を845シングルとかで駆動しとりましたが・・・近頃、クオード303が案外使えそうなので、ステレオラ以外も、何かテキトーな古レンヂでも使ってみたいナぁ〜とか、画策中で御座いますよ。

288: すってんてん(借金漬け) :2014/11/17(月) 09:32:51 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >返品しましたら
。。。。。。。


十八番でつね
ヤッパシ・・・・・・(;一_一)

289: 薬漬け :2014/11/17(月) 12:07:04 HOST:s867087.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>287

大先輩も悩み果てしない様ですね。(蔭の声:ソレお前に言われたら終わりだろ?!)
ワディアはそんなに発熱していましたか…。拙宅のREVOXはその辺はしぶとい様ようです。

80は他のアンプも悩んだのですが、シングルが出力的に安心できるし、そうなると現状勢力では
300Bか211ということになるため、300Bはレクタンに行ってもらうことにし、211を80に…という
オチになったものです。
もっともまだ音を出していませんので、聴いた途端にガラガラポンの可能性も否定できませんが(汗)

290: ディラン :2014/11/18(火) 23:01:49 HOST:FL1-119-238-197-44.kyt.mesh.ad.jp 今日は久しぶりにWADIA6でベタですがカラヤンのアダージョを聴きましたが只々泪でした。
拙宅のWADIAはこの数年間電源を切った事が有りませんが熱く為らないし健在ですよ〜。
松金29→300B→A5ですが、中華300Bから何とも言えぬ味が出て来ました。
755Eはアキュのチューナーから中華デジアンが相性が良いです。ネットラジオは便利が良いですが音はチューナーの方が生きますです。

291: ジークフリート :2014/11/22(土) 09:52:40 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉289、290
今度の(って、未だ買ってませんが)DACは、今時なのでUSB端子が付いているんですね。
ウチのオーディオ部屋にもそろそろPC導入か?とか、しかしプラスチックの不細工な物体なんて置きたくねぇし・・・とか、やはり悩みは尽きないんですが・・・

それにしても、ステレオラ導入以来、3つの対策(ステレオラからATCへの影響が三つある・・・共鳴、吸音、反射)を施して来て、「過ぎたるは及ばざるが如し」の領域まで行きましたので、後はそれを加減してテキトーなとこで止めるだけ。
この間、ステレオラは一切聴かず(睡眠時間も1日2〜3時間しか!)に来ましたから、この連休で「テキトーなとこ」を確定して、早くステレオラを聴きてぇなぁ〜。てな感じですが、暫く放ったらかしていただけに、こちらにもまた不安あり。

292: 薬漬け :2014/11/22(土) 11:01:38 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>291 大先輩、おはようございます。

ある程度こなれたスピーカーシステムは、案外簡単に現状復帰すると思いますよ。
おそらく大先輩に相当調教された(失礼!)個体であるならば、――エージングはとうの昔に
終わっているでしょうし、慣らし運転としても時間はとらないでしょう。

(拙宅のウエストミンスターは、私が入院で数ヶ月空けていても、帰ると「お帰り〜」と実に
普通に鳴ってくれています。げに付き合いの長さというか。入院で耳がボケた影響なきにしも
あらずですが。(汗))

293: すってんてん(借金漬け) :2014/11/22(土) 14:36:38 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >未だ買ってませんが
ワカリマス。

>ウチのオーディオ部屋
チョッピリ自慢の箪笥部屋♪(*^_^*

>過ぎたるは及ばざるが如し」の領域まで行きました
マ、マサカ!!!?

>睡眠時間も1日2〜3時間
明日は勤労感謝の日
額に冷や汗、全身寒イボのご努力、痛み入ります。
 
察しますた、だつた。

294: ジークフリート :2014/11/24(月) 09:44:59 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉292
ステレオラの方は未だ鳴らし方を確立出来ていませんから、聴かせていただいてるようなよそよそしさ
があります。(しかし・・・メインシステムみたく練りに練って自分の音にしてしまうより、その方がイイかもしれません。多分、やり過ぎるとブリティッシュサウンドが薄れるんじゃないかな?と考えています。)

295: 薬漬け :2014/11/24(月) 11:36:39 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>294

なるほどですね。何となく雰囲気は分かります。

確かにSPの能力に依存して、ある程度“放し飼い”にするのもいいかも知れませんね。
自分の方向性は一つ持っておきつつ、ユニットにある種野放図に鳴るだけ鳴ってもらったら、
どういう世界が拓けてくるか。それも興味津々ですね。

296: ジークフリート :2014/11/24(月) 14:30:12 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 先日、近所のオーディオ店を訪れましたら、70前くらいのお年寄りが、初期のガラード301(ハンマートーン、グリス仕様)を入手して、本当にシアワセそうな表情で店主と会話していました。

自分も、むかし憧れの装置を入手したときはああだったのかな?と、チョットほっこりした気分。(今や、音が気に入らなきゃ情け容赦なくポイッと・・ガリガリ亡者みたいになってしまいましたが・・)

ただ・・・このお年寄り。DACとプリアンプの機能の違いも知らないご様子。大丈夫かなぁ〜せっかくの301なのに。

(そのおじいちゃんの前じゃ聞けませんでしなが、ガラード301のハンマートーン?がヤケに綺麗だったのは後日店主にしっかり確認しときました。「ぼくも、なんか薄いなぁ〜とは思ったんですが・・・」とかなんとか、抜け抜けと。)

297: すってんてん(借金漬け) :2014/11/25(火) 10:45:03 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ガリガリ亡者みたいになってしまいましたが・・

でつね
ワカリマス。

298: ジークフリート :2014/12/07(日) 08:30:24 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ひょんなことからステレオラ 〜 クオード303の不健全さ解消。
ジャズもへっちゃらな?ブリティッシュサウンド?に。

その違いを覚えているうちに、若干の不健全さを取り戻すべきか考えよ〜。

299: すってんてん(借金漬け) :2014/12/07(日) 09:54:29 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ジャズもへっちゃらな?ブリティッシュサウンド?に。

まさか&またか&はじまりますた・・・

300: 薬漬け :2014/12/07(日) 10:19:52 HOST:zaqdb73570e.zaq.ne.jp >>298

大先輩、おはようございます。

これは憶測ですけれども…。お互いAXIOM80の洗礼を受けた身。多少の音のワルサないしは
媚薬的要素が無いとやはり寂しいとか?!

301: ジークフリート :2014/12/07(日) 11:51:09 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉300 アキショム80の洗礼

薬漬け先輩。ステレオラは80の血族だと思っておりますよ。
モジュールユニットのカンチレバーといい、ユニット背面やバックロードの出口にもARUみたく音響抵抗が仕掛けられていますからねぇ。
再生音も、高域に振動板の固有音が乗ってバイオリンなど聴きますと、チョット似た感触があります。

80と違うのは、小口径アルミ振動板ならではのペコペコする感じ。ペコちゃんとでも呼ぼうかナァ〜、なぁ〜んちゃって。

302: すってんてん(借金漬け) :2014/12/08(月) 02:18:30 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ポコちゃんもヨロピク

303: RW-2 :2014/12/08(月) 10:45:22 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ステレオラのような反射音と回析音だけで直接音は聴かないシステムは長岡さんも
よく作っておりましたが、ほとんどBGM用でした。センターユニットがずらり並び
ますから中央定位はモノラル的に良さそうですね。

304: ジークフリート :2014/12/08(月) 12:44:37 HOST:KD182249240081.au-net.ne.jp 〉303 反射音と回析音だけ

うちのペコちゃんは、Rさんがご存知のモジュール8発入り国産品とは違って、モジュールが左右1発づつ真正面向いてるんですよ。
横向きにはモジュールとツィーターが一発づつ。ほんでもって、これのバックロードの開口部は背面に開いておりましまて、国産品と共通なのは左右のウイングで反射音を調節できることだけ。
タンノイ劇場ならぬ冗談劇場は、奥行きの展開が得意技です。(劇場に入れてもらえず、ロビー辺りで聴いてる感じかも。)

305: RW-2 :2014/12/08(月) 13:55:25 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp あ、じゃ正面ユニットで中央定位を作ってウイングで指向性を拡げる音場型ですね。
なら天井飛ばし型のような変な音にはならないでしょね。

306: RW-2 :2014/12/08(月) 13:56:18 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 昔、友人が正面サブロク1枚(90cm×180cm)奥行きが35cmの巨大バックロードホーンを
造りました。ユニットがやはりサイドに付いてウイングで音を前に反射させるタイプ。
上に機械を並べられるので以外にスペースファクタが良かった。モジュラーホーンと
名付けてご満悦。機械の重量も乗るのでモノ凄い低音がしましたよ。数年前に家の外
デッキに出されてパーティーテーブルになりました。天下っても役に立っております (略)

307: ジークフリート :2014/12/11(木) 23:35:55 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ゲテモノすれすれスピーカーも楽しいもんですが、飽きずに何時まで使えるか・・
長持ちしなくても、楽しいと思えるだけまだマシか。

308: すってんてん(借金漬け) :2014/12/11(木) 23:53:55 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp わかります。

心中お察しいたすます。 謹んで合掌!でつ。

309: すってんてん(借金漬け) :2014/12/13(土) 22:05:27 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ゲテモノすれすれスピーカーも楽しいもんですが、飽きずに何時まで使えるか・・

一生ものと鑑み松。

お大事に・・・・・・・キワモノに合掌♪

310: ジークフリート :2014/12/15(月) 09:28:03 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp LS5/9やLS3/6等のBBCモニター やヴァイタボックス191が復刻されるなど、ブリティッシュサウンドの愛好者もまだまだ健在の様子。
ここ数年、隣町にあるらしいLS5/1を聴いてみたいと願っておりますが、未だ叶わず。

311: ジークフリート :2014/12/29(月) 09:12:53 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 新しいDACの入荷が遅れている関係で、年末年始はアナログのみで過ごすことになった。
今度のDACのメーカーは、企画から製作まで一人でやっていて、アンプやプレーヤーまで作ってるもんだから、結構注文が入ってしまうと大忙し。どーも草臥れちまったみたい。
年末納品の約束でしたから、責任を感じて「試聴機を貸し出しましょうか?」とも言ってくれましたが、「まぁアナログがあるから大丈夫!」と、強がってしまいました。

実は、未だステレオラでLPを聴いたことがないので良い機会かな?てな感じなんですが・・

中古レコード屋から届いたダンボール箱を抱えて、昨日レコード洗浄器にかけに行って来たので、年末年始用のネタ(盤)の方も準備万端。

312: ジークフリート :2014/12/31(水) 07:59:58 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp ズラリとキカイが並んでいるのを見るとゾッ(きっと音はそれなりなんだろなぁ〜)とする今日この頃、4個体のワディアが無くなって、かなりスッキリ!
キカイの配置の自由さと余裕が有難い。

313: すってんてん(借金漬け) :2014/12/31(水) 15:46:04 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 塵も積もれば山となる

ワカリマス。

314: 薬漬け :2014/12/31(水) 19:28:12 HOST:s2908165.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>310>>312 ジーク大先輩、こんばんは。

大先輩も、LPが増えておられるのでしたら、洗浄機を一台置いておかれると便利ですよ。

それにしても、レコードで仏SAXFと英SAXを聴き比べるにつけ、やはり英国サウンドの微妙な
翳りに独特の魅力を感じます。(SAXFの明るさも無論捨て難いですが。)

あの質感をとことんまで突き詰めたらCN191になっちゃうのかな?等と勝手な当て推量をしたり
しますが、あそこまで渋くなると個人的には少し…なので私はやはりタンノイということで
落ち着きそうです。(笑)

拙宅は自由度は異様に少ないですが(汗)、それでもウエストミンスターとはまた違った翳りを
各々のタンノイから出してみたい…。来年の宿題になりました。

315: ジークフリート :2015/01/01(木) 17:54:50 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉314
薬漬け先輩。こんにちは。
レコード洗浄器ですか〜。購入もチョット考えたことがあるんですけど、某オーディオ店主が「そんなもん買わなくてもウチでやってあげますょ」と言うし、我が家での置き場所とか、年に何回使うかな?とか考えて、取り敢えず某店主に甘えられる間は甘えようということにしているんですよ。(しかし、いざ買うとなると・・・高価なキカイもありますよねぇ。プレーヤーより高かったりして?)

それにしても、「翳り」と「渋さ」・・・関係なさそでありそな?ブリティッシュサウンドには欠かせないこの二つの要素ですが・・・
例えばCN191とオートグラフは同じ列なのかな?と考えると、どーも別ものなんじゃない?てな気がするんですよねぇ。しかし、同じグループとも思えますし・・・

ブリティッシュサウンドも古いタイプから並べると・・・@アキショム80、ローサー AA)ヴァイタボックス、タンノイ AB)EMI、ワーフデール BBBC系 CセレッションSL6系 DATC、プロアックなど・・・渋さ?もそれぞれと言いましょうか、どれを何列の何番目に並べるか?どのグループか?な〜んて暇そうなこと考えてしまいますねぇ。(実際、正月でヒマなんですが)

316: RW-2 謹賀新年 :2015/01/02(金) 15:09:49 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ブリティッシュサウンドも古いタイプから並べると

英国製のスピーカーであればブリティッシュサウンドというのであれば、昔は
タンノイだったけれど今じゃB&Wがそれらの代表ってなことになるんでしょか。

しかし拙者はメーカーや機種ではなく相対的な音調だと思うんですよね。アメ
リカンサウンドに比してのブリティッシュサウンドという捉え方ですね。

オーディオでいうところのブリティッシュサウンドを、音楽ジャンルとしての
アメリカンロックに対するブリティッシュロックと同じように対比させたと
しましょう。アメリカンロックは躍動的でクリアで快活な音楽。簡単に言えば
カントリーロックとその波及系ウエストコーストロック。一方ブリティッシュ
ロックは暗く重く太い。=ブルースロックおよび、派生したハードロック。

オーディオにおけるアメリカンサウンド、ブリティッシュサウンドも上記の
ロックと同じような風情になるんじゃないかと思っております。そうしますと
アルテック、JBL VS ヴァイタボックス、タンノイ。これが一番理解しやすい。

尤もアルテックとJBLはぜんぜん違う、ヴァイタボックスとタンノイはぜんぜん
違うという御仁もおられるでしょう。そのような御仁はそもそもブリティッシュ
サンンドなんてな括りはしないでしょうから、御仁のお考えで問題ありません。

317: ジークフリート :2015/01/02(金) 21:51:11 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp アメリカンロックとブリティッシュロックの違いは、個人的にはリズム重視かメロディー重視かの違いだと思いますので、Rさんのおっしゃる「暗く重く太い」辺りがオーディオのブリティッシュサウンドと共通するということには同意しかねます。
いろんな盤を聴いて、例えばスピーカーの段階で、何でもかんでも「暗く重く」されたのでは観賞用には使えませんでしょう。

318: くろねき :2015/01/02(金) 22:14:15 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆様あけましておめでとうございます。

個人的には、アメリカンロックというとCCRのイメージが。
曲調は明るいけど、音はどちらかというと荒っぽいイメージ。

対するブリティッシュロックというと…
やっぱりビートルズとかストーンズが王道でしょうか。
そういえば日本にデー○ン小暮という人(悪魔)がいますが、
(世を忍ぶ仮の)日本人ロッカーの中では数少ない、
正統派ブリティッシュロックの歌えるボーカリストという評価があるとか。

319: RW-2 :2015/01/02(金) 23:45:27 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >リズム重視かメロディー重視かの違い・・・何でもかんでも「暗く重く」
>ビートルズとかストーンズが王道

ブリティッシュロックとブリティッシュサウンドは違うものでしょね。
そこを理解しませんと同じ土俵でお話はできないということでしょう。
本来というか根本的にブリティッシュサウンドとは、オーディオのくくりとしての
ジャンルではないでしょう。
オーディオに関しては英国のメーカーほど音も構成も新規参入も多種多用です。ロー
サーはブリティッシュサウンド。セレッションもブリティッシュサウンド。タンノイも・・・
限が無いでしょ。

ブリティッシュサウンドという語彙の本質はギブソンやフェンダーとマーシャルによる
サウンド。仕方ないので天邪鬼な拙者がオーディオに無理やりかこつけただけですよ (略)

320: ジークフリート :2015/01/03(土) 01:01:07 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 限りが無いって・・・英国製なら全てブリティッシュサウンドだなんて言ってませんょ。
アルテック・JBL対ヴァイタボックス・タンノイが一番解り易いとおっしゃいますが、あまりにも違い過ぎてブリティッシュサウンドの何たるかが解らない方には余計に解らなくなるんじゃないですか。
個人的にはボザーク辺りと比べる方が面白いんじゃないかと思いますがね。

321: すってんてん(借金漬け) :2015/01/03(土) 01:46:54 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ブリティッシュサウンドの何たるかが解らない方には余計に解らなくなるんじゃないですか。

メデタイ正月早々・・・・・・・・・始まりますた(;一_一)

?まさか、BBCモニターの形容詞???・・・・・マサカ

ジパングサウンドも教えてくんろ♪(*^_^*

322: RW-2 :2015/01/04(日) 15:35:45 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ジパングサウンドも教えてくんろ

ずばり、50年の歴史を誇るフォスター電機(フォステクス)のFE-103と族系。
8mm映写機にも、パチンコ台にも、デパートでも、駅にも、病院でも、教室
でも、体育館でも、教会にも、市場にも、アーケードにも、いたるところに
ひっそりと、隠されて、風雪に耐え、けなげに使われておって、全国民が
聞いている。海外○○ヶ国にまで渡り、生産数○○○万台。もはや文化遺産。

323: ジークフリート :2015/01/12(月) 00:21:26 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 64倍オーバーサンプリング相当のデコーディングコンピューターから16ビットノンオーバーサンプリングの原始的?DACに交換して数日経過。
デジタルケーブルとインターコネクトも併せて交換したので、エージングと言うかバーンインと言うか、只今耳馴らし中。

そんな中で、従来から気になっていた箇所が如何にネックであるかが露わになってきた。
要するに?割れ鍋に綴じ蓋式でたまたま結果オーライだった辺りがギスギスになっちまったワケで、綴じ蓋が無くなった今、そろそろ割れ鍋解消を迫られているみたい。

324: ディラン :2015/01/13(火) 12:01:15 HOST:nptky104.jp-t.ne.jp >>323
CDに納められたデジタル情報をアナログ信号に換えて如何に音、音楽を再生構築行くか。ジ−クさんの執念、熱烈な意思に感服いたしております。
小生は思考停止状態に付き現状に甘んじておりますが、逸れなりに満足感も感じています。
今後の経過を楽しみにしています。ご検討を祈っております。

325: すってんてん(借金漬け) :2015/01/13(火) 16:43:27 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >思考停止状態に付き現状に甘んじておりますが、逸れなりに満足感も感じています。

俗に云う「達観」と云う名の仕業でつ。♪(*^_^*
エライ!流石!!人生は短い!!!

>CDに納められたデジタル情報をアナログ信号に換えて如何に音、音楽を再生構築行くか。

徒労と云う奴でゲス。

石炭は石炭、磨いて万年でもチビルだけ
執念、熱烈な意思(正月早々、始まった 始まりますた)にあきれております。(;一_一)

326: ジークフリート :2015/01/13(火) 23:23:55 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉324
そう言ってくださるのはミュージックラバーのディランさんのみ。
ディランさんこそ、当方なんぞよりも追求しておられると思いますョ。

ところで・・・既に次の宿題が・・

327: すってんてん(借金漬け) :2015/01/14(水) 00:21:41 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ヨイショかも???

マサカ 多分 ヤッパシ・・・・・・・・・・etc

オイラは今年も風任せの浮雲暮らしでゲス。

328: SAT-IN :2015/01/14(水) 15:31:49 HOST:s661206.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >ジパングサウンド

パブリックな音響に配慮するようになったのは比較的近年でしょうか。
昔はただ聞こえりゃいいって感じしかなかったような。

329: すってんてん(借金漬け) :2015/01/16(金) 12:44:37 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 半世紀以上昔でつね

わかり杉。

330: 前期 :2015/01/16(金) 18:08:18 HOST:h115-165-106-028.catv02.itscom.jp >>329
>半世紀以上昔

そうです。帝劇のシネラマの音に腰を抜かした小生は日本の音はどこか抜本的に間違っているのではないかと思ったものです。

331: RW-2 :2015/01/17(土) 00:50:49 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 国力も購買力もないのでみみっちいマグネットしか使えない。
増幅器も非力だったので能率を上げるためにコーン紙は薄く軽くがモットー。
さらに、梅雨時にはグダグダになるのでパリパリに乾燥した硬質のコーン紙。
再生音はカーカーコーコー。日本の夏、日本の音。

332: SAT-IN :2015/01/17(土) 01:19:05 HOST:pl029.mas1901.n-otemachi.nttpc.ne.jp 某商店街としておきますが、有る意味有名な?カステラ屋が在るのです。
とにかく年がら年中店頭のラウドスピーカーが何やらガナリたてている怪しい店で、客が入っているところを一度も見たことがありません。
それは自分が子供の頃から変わらないで続いていたのです。
今思うと音源は主の声を吹き込んだテープでしょうけど、時代からみてレア過ぎる!?

さすがにもう廃業しただろうと調べたら、なんとまだ存在しているらしい。(ガナリは未確認)
これが私の意識するジパングサウンドのルーツです。

333: RW-2 :2015/01/17(土) 02:27:08 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >これが私の意識するジパングサウンドのルーツ

漁港桟橋からその周りのストアにまで響き渡るトランペットスピーカーの
大音響演歌!ホーンスピーカーの正しい使い方です。

334: SAT-IN :2015/01/17(土) 17:20:12 HOST:pl029.mas1901.n-otemachi.nttpc.ne.jp ↑サタデーナイト・フイーバー。

335: SAT-IN :2015/01/17(土) 17:22:37 HOST:pl029.mas1901.n-otemachi.nttpc.ne.jp あ!サタデーミッドナイト?・フイーバーだった・・・

336: 神戸っ子 :2015/01/17(土) 21:51:39 HOST:zaqd37c3787.zaq.ne.jp 332・・・某商店街・・・それって元町商店街ですよね。
半分腐った脳みその記憶ではケネディ大統領の新聞記事が店頭にディスプレイ
されていたような?
今日は天皇陛下の来神で警備が凄かったけど有難いことです。大感謝。

337: SAT-IN :2015/01/17(土) 22:15:59 HOST:pl029.mas1901.n-otemachi.nttpc.ne.jp ↑主は90才くらいらしいです。
一度しっかり覗いて音源を確認してみたい。

意外と渋い名機だったりして?w

338: すってんてん(借金漬け) :2015/01/18(日) 00:31:25 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >今日は天皇陛下の来神で警備が凄かったけど有難いことです。大感謝。

本日、元町に降臨須磨すた。
南京町の某JAZZ喫茶に行きビックラ仰天
テーブルに「店本意の薀蓄掲示物」。

再生音も言わずもがな・・・・・トーシローはコワイ 合掌!

339: アラン・ドロン :2015/01/18(日) 09:12:29 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
JBLやアルテックの歴史と、タンノイや他のイギリスメーカー、
ヨーロッパメーカーの歴史を、ネット等で見ると、アメリカの方が
面白いです。
どうしてだろうかと思います。

340: ジークフリート :2015/01/18(日) 19:55:57 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉323
サブシステム導入とDAC更新のショックからようやく立ち直り、只今サブシステムの要となるプリアンプを検討中。
パワーアンプとお揃いのプリを選ぶか、最新鋭機とするか?てなこと考えている最中、来月辺りに面白そうなブツにお耳にかかれることに。
当初、パッシブプリと聴いて、こりぁダメだと思っていたところ、アクティブに変更されたとの朗報あり。
果たして我が家のブリティッシュサウンドの行方は如何に!

341: すってんてん(借金漬け) :2015/01/19(月) 15:23:21 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >果たして我が家のブリティッシュサウンドの行方は如何に!

行方よりも行く先と其の存在自体が・・・・・

ワカリ松。

342: すってんてん(借金漬け) :2015/01/19(月) 15:52:54 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
行く末も・・・・・・(追加計上)

343: くろねき :2015/01/19(月) 19:38:02 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>340 ☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

検討中が実は一番楽しい時間だったりして?
気付いたらワープしててヒース野のど真ん中で伸びてた、
なんてことになりませんように!

344: すってんてん(借金漬け) :2015/01/20(火) 14:48:13 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 春休み当方漫画祭り!! ドヤ!ェもん『伸びたと薀蓄獣』ロードショー迫る!

前売り券 好評発売中!

345: 前期 :2015/01/20(火) 19:20:15 HOST:h115-165-106-028.catv02.itscom.jp ↑ 売り切れますた。

346: すってんてん(借金漬け) :2015/01/20(火) 20:50:53 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 流石!オデオ界の珍獣 ん? もとい「重鎮」

*下馬評&本場場気配 ×▲▲●
ハナ息荒くイレコミ過ぎて「音の魔術師」メロメロ&ヨイヨイ

ヤッパシ期待通り、予想通り、血統通り・・・・・合掌。

347: すってんてん(借金漬け) :2015/01/20(火) 20:55:44 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp 姑息な反則(返品地獄技)がバレ オデオ新春杯 失格!

ズッ ズガ―――ン♪

348: すってんてん(借金漬け) :2015/01/20(火) 21:05:46 HOST:122.196.12.44 追加計上

ライバルめがけパドックで放尿と脱糞 ξ 
条件:アラブ古馬未勝利 10諭吉未満 左巻き800m ダート&障害(諭吉)

349: 薬漬け :2015/01/21(水) 22:48:31 HOST:zaqdb734f70.zaq.ne.jp >>340 大先輩、こんばんは。

大先輩も新年からいろいろと濃いですね。私も別の意味で濃かったですが。(汗)
最近のプリはどういうキャラなのか、ごく一部の機種以外はとんと試聴もしておらず
想像の域を出ませんが…。ともあれ見つかったプリがいい個体だといいですね。

拙宅ではブリティッシュ・サウンドのお古ばかりを平素担当していますが、ちょっと
おニューの英国系が(もちろんSPではなくて(汗))アナログで入ってきました。
Wilson-Benesch Act2 トーンアーム。これとても一昔前ではありますが、何せまわりが
タンノイやSME、QUADでかたまっているので、これでもオニューなのです。(笑)
雑誌や店頭でモノは見ていましたが、間近で改めてしげしげ見ると実にケッタイな風情。

近所のお店でも一度か二度聴きましたが、シャープな音像という印象が強いです。
そこで、タンノイスレでああ書いておきながらまた自分でガラガラポンをする訳ですが、
モニターシルバーの「強靭さ」に、この新鋭英国器の音はどう絡んでくれるか?を、
見極め(聴き極め?)たくなった次第。
シルバーの“味”を出すラインは構築しつつあるので、むしろシルバーを正調「モニター
スピーカーユニット」として扱い、とびきり分解能の高い入力系で同じ英国オリジンの
アイテムを手合せさせてみたら、新旧コラボはどういう音を奏でてくれるか?が関心の
中心です。

こんな相手だからカートリッジも英国製…と思いましたが、たまたま悪友宅に寝ていた
MC-Rohmannを強奪に成功?したので、これが来たら合わせてみようと。
さて、拙宅のほうのブリテイッシュ・サウンドの行方は如何に??
(蔭の声:半ばムチャクチャを楽しんどるだろ?! …アラ、バレました?(汗))

350: すってんてん(借金漬け) :2015/01/21(水) 23:42:14 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp シルバーがマトモに鳴るのは、#7+#8or#10だけでつ。

あくまでも個人の嗜好につき、そこんとこヨロピク。

351: すってんてん(借金漬け) :2015/01/21(水) 23:47:02 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp ↑
訂正

>#7+#8or#10だけでつ。(誤)

#7+#8or#9、#10だけでつ。(正)

たとえば、飢えすぎ&アキュならギスギスの・・・・・ダメよダメダメ
お察しくだちゃい。

352: 前期 :2015/01/22(木) 10:05:13 HOST:h115-165-106-028.catv02.itscom.jp >ギスギスの・・・・

確かに日本の音響製品は良く言えば上品、悪く言えば貧血気味な音が多いですね。

353: RW-2 :2015/01/22(木) 13:09:38 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >日本の音響製品

国産品は、舶来品のように蓋隠しすれば(タ○ノイやJ○L等の安物ネットワークやマラ○ツや
Mレビ○ソン等の安物パーツ)ツメが甘いと怒られ、理詰めで作っていくと音が面白くないと
評価される。舶来品は野放図・傍若無人に鳴っても開放的でイキが良いと褒められるが、国産
品は制動不足・時期尚早とタシナメられる。国産のオーディオ用500Wアンプより、舶来の重量
1/2、歪率10倍のPA用500Wアンプの方が音が良いらしい。

ベ○ツやB○Wは手放しで誉めちぎるがク○ウンやレ○サスは何回モデルチェンジしてもいつも
イマイチらしい (略)

354: 前期 :2015/01/22(木) 13:24:08 HOST:h115-165-106-028.catv02.itscom.jp >>353
工作員さん、今日は。

小ベンツはしばらく乗りましたが実によくできた車でしたね。
なんというか運転者の意思がリニアに車輪に伝わるという印象でした。
日本車はおあいう「ダイレクトな」感覚に欠けるのです。
日本製のオデオ機器の音にもそういうモドカシサを感じます。

355: すってんてん(借金漬け) :2015/01/22(木) 14:42:02 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >日本車はおあいう「ダイレクトな」感覚に欠けるのです。
>日本製のオデオ機器の音にもそういうモドカシサを感じます。

でつね
ワカリマス。♪(*^_^*

オイラも英国のスモールリムジンMINIを27年乗っております。
運転者の意のままに、走ります。自然でつ。

景品のテディベア欲しさに、ヴィッツを試乗しました。
ケッタイナ感覚で(;一_一)(;一_一)
オマケにテディベアも貰えずじまい(;一_一)

今回モデルチェンジしたクラウンのヤンキーさにも唖然!
ショッキングピンクの限定車は京阪神に隣接する地域の恥さらし(カッペ)の
御用達に・・・・・ ヤッパシ

356: RW-2 :2015/01/22(木) 14:50:25 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 拙者もちょい乗り用にオペルのちっちゃな2ドア買って転がしてました。
DOHC1.4Lで小気味良く走りました。国産車と違ってゴテゴテ感皆無で殺風景な
室内でしたが、剛性が高いのでカーブでもヨレヨレしません。さすが独逸車。

4年乗って甥っ子の就職祝いにプレゼントしました。今だに使ってるところを
見るとやはりイイ車ではあるのでしょう。くれてやってから娘が私が乗りた
かったとオカンムリ・・・。後でエラい目に・・・(略)
ウインカー、ワイパーが逆なので女子には危ないと思ったのが災い。

357: 薬漬け :2015/01/22(木) 14:58:29 HOST:s664180.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>353 R教授、こんにちは。

相変わらず舶来品がお嫌いなようですね。(笑)
部品の高価廉価でなくて、出てくる音が全てと思いますよ。教授は私などと違い機器の
中身が解るが故のご発言と思いますが、私などは部品のグレードとかは解りませんし、
安物でも音が良ければオーケーなんですよね。(例のバンブルビーの様に。)

ちなみに海外製と言っても最近(も少し以前?)から怪しいですしね。
私のSMEのフォノイコとプリアンプをある人が「あれは良い音ですね。流石は英国の
薫りです」と。その満足そうな顔を見て、設計者が長島達夫氏で大半が東京と大阪の
部品で作られた国産品ですよ、ブランドだけ英国ですけどね、とは流石に言うことは
出来ませんでしたが(略)

358: RW-2 :2015/01/22(木) 15:04:37 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >MINI

RAV4もレガシーも3ナンバー化して憤ってたら、今じゃミニもビートルもゴルフも
皆3ナンバー。ミニだけは止めて欲しかったね〜。タクシーの5ナンバークラウン
なんか未だに走ってるのに (略)

359: RW-2 :2015/01/22(木) 16:10:34 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >相変わらず舶来品がお嫌いなようですね

いや大好きですよ〜。拙者のアンプなんか中覗いたら、アンフェノール、シンチの
ソケット、端子。マロリー、スプラグ、ASCのコンデンサー。デール、オーマイト、
アーレンの抵抗器。ベルデンの配線材。キースターのハンダ。球も舶来、全部舶来。
ディバイディングネットワークもスプラグ、エアロボックス、サンガモが酒池乱立。

ちなみにポールダ○サーもスト○ッパーもあちらさんが好みで・・・ (略)

360: すってんてん(借金漬け) :2015/01/22(木) 16:16:02 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ミニだけは止めて欲しかったね〜。

ワカリマス。

MINIと云うよりは、ドイツ版マーチでつね
面白みの無い大衆車でつ。
MINIの帽子(景品)欲しさにBMWのディーラーで試乗こきますた。
くさい走りっぷりにお坊ちゃまオーデオが浮かびますたでゲス。

361: くろねき :2015/01/22(木) 19:42:32 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>今じゃミニもビートルもゴルフも
>皆3ナンバー。

そこ行くとフィアット500はエラいですよね。
3ナンバーになっちゃったらさすがに
チンクェチェントとは呼べないでしょからね〜。

362: ジークフリート :2015/01/24(土) 10:17:51 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉349 最近のプリはどういうキャラ

薬漬け先輩、お早うございます。
個人的には、キャラを感じさせず、しかし音楽を愉しませるキャラであることを理想としておりまして・・・今使っているヴィオラのカデンツァなんかもその方向なんですが、本日試聴予定のプリアンプはキャラがもっと薄いらしく、デザイン的にもボリュームツマミすら付いていない模様。
一方、もう一つの候補としてクオード303パワーアンプとお揃いものも考えていて、当然ながら濃いキャラで・・・それなりの楽しさと、将来的発展性の無さを併せ持っているワケでして・・・

まぁ、サブシステム用のプリアンプ選びですから、先ずはサブシステムの用途といいましょうか、サブシステムが如何にあるべきかという辺りが明確ならどんなプリアンプを選ぶべきかもハッキリするハズ。

フツウの人ならばメインシステムとは異なるものを選ぶのかもしれませんが・・・ワタシゃフツウの常識的な
人じゃないし・・・実は、結果良ければメインシステムのプリアンプ交代も?などと密かに?思わないでもなく・・・

・・・てな想いを胸に、本日試聴に行ってまいります。

363: すってんてん(借金漬け) :2015/01/24(土) 15:52:47 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ヴィオラ

寒さに強く新春から夏期迄花が楽しめ初心者でも扱安い品種(スミレ科)でゲス。

>家電ツァ???

ガーデニングツアーでは???
違う!!!・・・ヤッパシ

>ワタシゃフツウの常識的な人じゃないし・・・

でつね
わかり松。

364: ジークフリート :2015/01/25(日) 20:58:15 HOST:106.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉362
昨日、例のプリアンプ(未だプロトタイプ)を聴いてきました。
いゃ〜、酷かった。
店主は自慢げに聴かせてくれましたが、低音ボソボソで、ピュア路線にはあるまじき抜けの悪さ。

しかし、アンプの背後に接続されたラメ入り水道ホースのような電源ケーブル(誰かがネットで買ったものを臨時に借用したらしい)を発見。
「こんなんじゃダメでしょ!」と、早速フツウのベルデンに替えてもらいましたら、即座に晴れ晴れとした空間出現と相成りましたが、既に購買意欲は何処へやら。


ところで、ロトのストラビンスキーやヘレベッヘのハイドンを仕入れてきまして昨日から聴いているところですが、DAC更新の後遺症が未だ残っていることが判明。クラシックCD屋のオヤジがソニーのシスコンで鳴らしたストラビンスキーに負けている!

・・・てなワケで本日は修正〜確認で、イイ感じに。
昨年アル・ジャロウが出したジョージ・デュークの追悼盤も即入手しましたが、本日はザ・スタンリークラークバンドが演るブラジリアン・ラブ・アフェアーなど楽しんでおりますよ。

365: くろねき :2015/01/25(日) 23:49:19 HOST:wb92proxy10.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

>ソニーのシスコンで鳴らしたストラビンスキーに負けている!

え゙!!!
せっかく思い切って機材更新したのに!?それヤバいじゃないっスか。
「イイ感じに」なったということはとりあえず解決されたのでしょうが。

そういえばシスコン同士でも、安物のほうが
かえって音がまとまってた、なんてことがあったりしますね。

>いゃ〜、酷かった。
>店主は自慢げに聴かせてくれましたが、低音ボソボソで、ピュア路線にはあるまじき抜けの悪さ。

>早速フツウのベルデンに替えてもらいましたら、即座に晴れ晴れとした空間出現と相成りましたが、既に購買意欲は何処へやら。

↑あらら、お得意さんの購買意欲削いじゃった、あ〜らら。
お店に商品託したメーカーさんカワイソス。
電源ケーブルのメーカーもいい迷惑?
こりゃこの際「こんなんじゃダメでしょ!」と店長を(略)

366: RW-2 :2015/01/26(月) 16:20:55 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ソニーのシスコンで鳴らしたストラビンスキー

某オーディオ屋さんでは舶来某社の裸ユニットを床に転がしててラジカセか
なんかにつないで音出ししてる。凄いイイ音がするのですよ。エラく感動してね。
でもその時は金がなくて買えない。いつか買おうと心に決める。

10年も経ってやっと買った。で、高級なアンプを使い、どんなたいそうな箱に押し
込んでさえあの時の感動は無し。こうしたりああしたりですてれおライフが続くのです(略)

367: 前期 :2015/01/26(月) 16:44:28 HOST:h115-165-106-028.catv02.itscom.jp >こうしたりああしたり・・・・・

煩悩に惑わされないように業務用機器を購入されることをお勧めします。

368: RW-2 :2015/01/26(月) 16:44:40 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ラメ入り水道ホース

最初はバイクのプラグケーブルでしたね。名目はロスを減らしてプラグは大火花。
金ラメ銀ラメもビジュアル的に目立つが勝ち。それが車のプラグケーブルにまで
移行。あげくカーオーディオの電源ケーブルやアース線にまで普及。そうしてる
うちにオーディオマニアを侵食。

オーディオマニア様方。バイク乗りに負けてまっせ。ガンバレ〜 (略)

369: ジークフリート :2015/02/01(日) 13:08:38 HOST:144.99.234.111.ap.yournet.ne.jp 最近のゴタゴタで検聴耳になっておりましたが、

370: ジークフリート :2015/02/01(日) 13:38:04 HOST:144.99.234.111.ap.yournet.ne.jp ・・観賞耳に切り替えようと、今朝はモーツァルトのクラリネットクインテット(アルカントカルテット)、午後からはハイドンの四季(ヘレベッヘ)。

先日試聴した安価なプリアンプがウチのプリより良かったら・・・またしてもゴタゴタか?てなことがチラリとオツムをよぎったこともありましたか、どうやらそれは無さそうで、安心安心。

371: 薬漬け :2015/02/08(日) 10:26:01 HOST:zaqdb734f70.zaq.ne.jp >>370 ジーク大先輩、おはようございます。

システムが安定傾向で何よりです。
シスコンは音をそれなりにまとめる方向で設計されているものが大半と思いますから、
こちらのシステムが構築途上で音が“まとまっていない”際には往々にしていい音に
聞こえるものですが、
一たび当方のシステムが能力を発揮してくれば、自ずと差は明らかになるものでしょう。

しかし電源コードも恐ろしい時代になりましたねえ。
拙宅では全てあてがいぶちのコードばかりゆえブランドも判りませんが(勿論太さなど
通常のACコードで知れたものです)、一人悪友に、一時期このテに凝った野郎がいます。
最後は放り出しましたが、理由は「太く硬くて取り回す腕力が無くなった」。(笑)
ケーブルの重要性を無視するわけではありませんが、過ぎたるは…という面もあるので
しょうね。

拙宅のアナログ環境は通院が壮絶で遅々としていましたが、やっとWilson-Beneschの
ATC2をトーレンス124に「半ば強引に」配し?、どうにかMC-RohmannもSMEの例の
ゲージでトラッキングエラーはギリギリに詰めました。
昇圧だけ悩んでいたのですが…最初は出番待ちBenz Micro:PP1をと思っていましたが、
これは別途Rubyにセレクターで充てることとし(これが純正)、その周辺のガラポンで
出てきたPartridge:TH9708にしてみようかなと。ATC2が相当高分解能型であり、相方の
MC-Rohmannもオルトフォンの影を引きずっているとはいえ今の世代。ここは昇圧手段も
ムーディーよりはトコトン型にしてみようということです。

これで頭の中の理屈上は高解像型入力系のできあがり。まだ鳴らしていませんが。(汗)
高解像型にした理由は、またタンノイスレにでも。

372: ジークフリート :2015/02/08(日) 23:16:16 HOST:144.99.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉371 安定傾向
薬漬け先輩、お久しぶりです。
安息の日々はもう少し先のようでして、更新したばかりのDACが早くもバージョンアップされることになりまして、来週辺り山梨へ里帰り予定。
それから、念願のプリ〜パワー間のインターコネクトとかサブシステム用のプリアンプを手配中ですから、まだまだバタバタな日々が。

それにしても、本日は、初代光悦のローズウッドと雅スタンダードを聴きに行きまして、我が家のアナログプレーヤーもたまには聴こうかな?と、正月休み以来聴いていない初代ライラが少々不憫に。

373: すってんてん(借金漬け) :2015/02/09(月) 23:14:22 HOST:122.196.12.44 >初代ライラが少々不憫に。

でつね
わかります。

ライラ♪ライラ♪ ライラ♪ライラ♪ライラ♪・・・・・・・・

冬の稲妻♪ 帰らざるアンポンタンの為に・・・

有りそうで なさそうで アリん?ス

不憫と云うよりイタイケでつ。

374: ジークフリート :2015/02/21(土) 12:53:43 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉372
DACのバージョンアップが2項目から5項目になったという知らせがあって、来週辺り試聴してからバージョンアップを頼むことにしました。
良いパーツを使ったので音質アップは必至!とかなんとか言われたって、自作マニアの自己満足じゃあるまいし、そんなイイことばかり有るわきゃない!てな感じ。
しかし、現状でちょっくら気になるところもあるし・・・なんと言っても無償バージョンアップてぇのが有難い。

ところで、我が家のブリティッシュサウンドは暫くお休み中。
どーも個人的に、薬漬け先輩のように色んな装置の個性を楽しみたいタイプではなくて、サブシステムに切り替えるのも面倒で面倒で。(と、言いながら冗談システム用のプリアンプどプレーヤーなど密かに手配していたりはするが)

冗談スピーカー導入の悪影響は、2項目の対策でなんとか回避出来ており、メインシステムの邪魔にはなっていないので、まぁボチボチと整えればイイかな?と思っております。

375: ディラン :2015/02/22(日) 21:42:03 HOST:FL1-60-238-252-28.kyt.mesh.ad.jp ワディアから更に新たな追求を始められたジークさん、楽しんでらっしゃいますね。
小生はレコード以外はずぼら道を追求して居りましてついにUSB DACを挿入致しました。
いやいやいや、青天の霹靂PCのヘッドフォン端子からの音とは天と地の違い。
サブにALTEC755Eを使って居りましたがマタマタ欲望が湧いて来ました。
ALTECとは180度違うSPが欲しく為りました。蛇蠍の様に嫌悪、敵対して居りました最新のSPがね。

376: RW-2 :2015/02/23(月) 12:08:33 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp オペアンプ依存のDACは周囲の数個のCRの精度/性能と電源およびアースラインであらかた音が
決まります。今や音はパーツに依存するしかないのです。良いパーツほど生産中止となり残念。

パーツもチョイスが重要で、数Vしか掛からないところに単1電池のような大きさの600V耐圧の
箔巻なんかをぶら下げてるマニアもいます。チップ抵抗を剥ぎ取って煙草のフィルターより
大きなDALEをぶら下げているマニアも見ました。文系のお方は素直で宜しいのですが、高価格
=良い音なんです (略)

377: RW-2 :2015/02/23(月) 12:47:57 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >蛇蠍の様に嫌悪、敵対して

昔はJBL派、アルテック派、タンノイ派なんてものがあって、信仰を超えた宗教に近いものが
ありましたね〜。他はすべて敵。敵を壊滅しろ!ってな意気込みでした。
新しくウエスタン信仰なんてものもマニアの一部ではあるようですが。

今じゃ、JBLやらアルテックやらタンノイ使ってますなんて言うとあらららとウスラ笑いを
浮かべられる始末。FOSTEXもB&Wもダリもウイーンなんたらもカタログだけは持ってんで〜(略)

378: ジークフリート :2015/02/23(月) 23:04:37 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉375
ディランさん。PCオーディオですか?
当方のDACもUSB端子が付いてますけど、自分のPCが無いので試しようもありません。

新たにスピーカーを導入されるとなると、どんな聴き方をされたいかあらかじめイメージを持っておられるものと思います。(想像つきませんけど)
4ウェイモニター機を使っておられたくらいですから、いざ使って見れば最近のスピーカーもそんなに違和感なく使えるんじゃないですかねぇ。(ゴミみたいなスピーカーを選ばなければ)

当方のサブシステムも、イメージどおり構築できるかどうか分かりませんが、冗談スピーカー、クオード303に続いて、ようやくプリアンプが入ってきそうです。(また4ピンDINプラグが要るのがツラし!)

379: ディラン :2015/02/23(月) 23:36:26 HOST:FL1-60-238-252-28.kyt.mesh.ad.jp 蛇蠍の様に嫌悪、敵対して

ホール設計の第一人者T先生がこれからはハイレゾのような音を目指して
なんて言っている時代ですからね。そりゃ古のスピーカなんか馬鹿にされる訳です。

381: ジークフリート :2015/02/24(火) 22:01:30 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉379 老人は荒野を目指す

ディランさん、ますますクラシックが楽しくなるんじゃないですかね?
ご経験は 、A5の鳴らし方にもフィードバック出来るものと思います。

情報量については触れておられませんが、情報量の欠落を極力避けたシステムでは、「こんな音まで入っていたのか!」と、今更?ながら驚かれるかもしれません。

382: ディラン :2015/02/24(火) 23:11:22 HOST:FL1-60-238-252-28.kyt.mesh.ad.jp ジークさん、有難う御座います。
情報量の欠落が事実上は無い遣り方も仕入れましたので期待はして居るのですが
何分、PCについては不慣れなもんで何処まで遣れるかは?
あと、アンプとの相性とセッティングが難しいSPなので苦戦覚悟です。
今週末には音出しですが久しぶりに年甲斐もなく興奮状態です。

383: RW-2 :2015/02/26(木) 03:11:43 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp これぞ!というシステムにて聴いておっても、もう1〜2組のシステムを設置したがる
のがオーディオマニアの常套であって、マニアたる所以でありましょう。なぜなら
ソフトによる、他機械との組合せの妙による、聴く時間帯(音量の大小)による、体調
による、気分によっても求める音が違いますから、複数システムは有効ですね。

1組ですべてを賄うのが真実かもしれませんが、言う割には1組だけというお方は皆無。
#4343の足元にSX-3があるのは音オンチにならないための常備薬でしょう。

384: ディラン :2015/02/27(金) 21:18:12 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp 今日、鳴らすのが難しい、変なデザインのスピーカーが来ました。
755Eは引き取られて行きました。又逢う事は有るのだろうか良いスピーカーでした。
新入りのSP、最初音出した時、唖然としました、失敗したかな〜と思う程酷い音。視聴時より悪い。
広帯域の筈なのに帯域が狭い、低域が出て無い。
音場感なんて望むべくもない。
スピーカーはアンソニーギャロのリファレンス3です。
今失意の内に悪戦、苦闘中です。(涙)

385: すってんてん(借金漬け) :2015/02/27(金) 22:07:18 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >リファレンス3
リファレンス・・・・・・・
どんなものかは知らないが「名前(ネーミング)」から怪しい・・・

オイラの初期タイプのJBLハークネスのオイシイ情報が有りますた。
いかんせん設置場所&諭吉欠乏症故、断念!

>視聴時より悪い

ワカリマス。
試聴は1分もあれば充分と鑑み松。

386: ジークフリート :2015/02/27(金) 22:55:32 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉384
ディランさん、最初から上手く鳴らないのは当たり前のことですよ。
後はディランさんの耳とウデとセンス次第。
箱が無い(に近い)だけに、今までのジョーシキが通じないところもあるかもしれませんね。

387: すってんてん(借金漬け) :2015/02/27(金) 23:07:49 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >最初から上手く鳴らないのは当たり前のことですよ。

マサカ

388: ディラン :2015/02/27(金) 23:10:25 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp この怪しいSPは何とか為りそうな予感が?してきました。
最初から上手く鳴って貰っては困りますよね。楽しみが無く為りますからね。
絶対諦めませぬと覚悟を決めて居ります。悪戦苦闘は想定内です。
しかし乍ら、小癪なSPです。其の内、大化けさせて遣る。

389: すってんてん(借金漬け) :2015/02/27(金) 23:10:27 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >広帯域の筈なのに

広帯域・・・・・・コレが曲者でつ。

390: くろねき :2015/02/27(金) 23:23:51 HOST:wb92proxy15.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


☆ディランさん☆
こんばんは。

>アンソニーギャロのリファレンス3

それはまた、アルテックとは随分と方向性の違うスピーカーですね。

RW-2さんの「にょろちらす」みたいな置き方がいいのかな?
サイドウーファーのシステムは、ウーファーを内側にするか
外側にするかでも違ってくるみたいですね。

391: ディラン :2015/02/27(金) 23:34:43 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp くろねきさん、今晩は。
ALTECとは方向性の違う音を目指して居ります。
サイドウーファーは矢張り外向けです。内向けにすると出音が中央に寄りますね。
其れは私的にはマズいのですよ。あくまで指向性は広くかつ楽器の定位はキッチリと。
当分苦闘しますでつ。

392: RW-2 :2015/02/28(土) 02:36:47 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >内向けにすると出音が中央に寄ります

50〜60Hz以下ですと方向感が無くなりますが100Hzですと定位が判別できますから
サブウーハーは難しいんです。ホントは下向きか上向きが良いのですが、床面積が
大きくなりますから横に取り付けたんでしょうね。

393: ジークフリート :2015/02/28(土) 07:20:37 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉391
ディランさん。
スピーカーの指向性の広さと音像定位位地の関係は単純なものじゃなくて、現出する空間の広さや広がり方、音像のサイズ、前後左右及び上下の定位いち

394: ジークフリート :2015/02/28(土) 07:29:06 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp (続き)などは、聴き手側で操作しないことには、想うような音場は展開しませんから・・・音場再生に重点を置いた装置てのは、A5のように、否応なく音像を前へ前へと押し出す装置とは使い勝手がかなり違うところではないでしょうかね。

395: ディラン :2015/02/28(土) 09:16:24 HOST:nptky402.jp-t.ne.jp ジ−クフリートさん、お早うございます。おっしゃる通りの様で今までのやり方では望む再生は出来ない様です。今までの手法は一次忘れて零から一つずつ決めて行かねば為りません、駄耳を頼りに。
然しながら、このアンソニーギャロってのはなかなか面白いスピーカーです、向き、左右間、壁面との距離、どれも少し変えるだけでA5以上に変化が多いです。

396: すってんてん(借金漬け) :2015/02/28(土) 14:50:52 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >向き、左右間、壁面との距離、どれも少し変えるだけでA5以上に変化が多いです。

わかります

イマドキノSPに垣間見れる事象でゲス
広帯域はカバーしているが、全体の能率がバラバラ
(中域が貧弱で高域が元気すぎる?&低域がゴムマリ??)
(大事な中域が滋養不足???)・・・・・・・・・かも

個人的想像でガス。

音決め&SP決めは自己責任の領域。
大いに格闘してチョンマゲ。それも良かれかも???・・・・・

397: ディラン :2015/03/02(月) 22:54:19 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp アンソニーギャロが来て四日目、やっと位置設定も此処と言う場所を見つけた。
平行でウーファーは外向き。
兎に角、今までの音に対して持って居た概念を外して聴かねばこのSPに良さは解からない。
ベタな言い方ですが情報量、スピードが全く違う。艶も有るし、中域抜けも無いですよ。
最初は全く鳴らなかったのが二日目位から唄いだした、疲れる位だったが慣れて来た。
兎に角、楽しい痒い処に手が届く様に全て音が聴こえる。
で、今日A5を鳴らしてみたら改めてA5の鳴り方素晴らしさが解かった。A5は素晴らしい。
だが、此れは比べるべきではないと思う。其々、表現の仕方が違うのだから。
棲み分けが出来る。此れなら2組のシステムを持つ意味もあるというもの。
狙いは当たったが、そのうち又新しいアンプが欲しく為りそうで怖い。

398: ディラン :2015/03/03(火) 08:20:32 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp 小生のDACはニューフォースのUDAC−3と言う安価なモノ。
今朝、中華デジアンを試してみた。RCAケーブルも短い物に換えて。
嫌味な音はしない、クリアーで力感も出ているスタジオライブのアコギは生々しさが出ている。
SPケーブルはベルデンのオレンジ黒の捩り。ストレスフリーです。
音の儚く消えていく余韻が良いです。

399: ディラン :2015/03/03(火) 22:52:12 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp インターネット ラジオは今まで世界のFM等で検索していたのですが
TUNE INを使うとめっちゃ便利です。ジャンル別に世界の局が選べます。
ブルーノート何て局も有ります。
ブリティッシュサウンドにメロメロスレからは逸脱して居りまして申し訳有りません。

400: ジークフリート :2015/03/04(水) 01:20:07 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp ディランさん、こんばんは。
アンソニーギャロとニューフォースの近未来的イメージに似合うアンプは?・・・と考えてみましたが、なかなか思い浮かびませんねぇ。
個人的には、デミアン・マーチン(初期のスペクトラルのデザイナー)が関わっていた頃のニューフォースは聴いてみたかった!

それにしても、メインシステムとサブの棲み分け方というか、使い分け方は人それぞれなのでしょうね。
当方のサブは、ステレオラ 〜 クオード303に加えて、この度33を確保しまして(ブリティッシュサウンドまっしぐらてな感じ?)、後はプレーヤー選び?てな段階で・・・コレ、仕事から帰って時間があまりない時にチョコっと聴くための装置てなイメージでシステム構築中でございますョ。
ホントはメインシステムだけで事足りるので、只のお遊びかナ?・・・お互い、飽きたらポイッてならないよう気をつけましょう。

401: ディラン :2015/03/04(水) 10:01:23 HOST:nptky404.jp-t.ne.jp >>400
ジ−クさん、お早うございます。宛がうべきアンプがねぇ−。金に糸目をつけなきゃ有るのですが、困ったものです。ブリティッシュサウンドは着々と完成ですね、うらやましい限りです。

402: ジークフリート :2015/03/08(日) 09:12:27 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉401 金に糸目

お金持ちでイイ音出している人はおそらく少ないハズだと信じておりますが・・・

403: ジークフリート :2015/03/08(日) 09:57:19 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp (続き)安定的にずーっと音楽が楽しめるほどのクオリティ確保てのは、なかなか難しいもんですねぇ。

只今バージョンアップに出しているDACは、中二日で戻って来るハズが既に一週間経過。
その間には5項目の変更から9項目の変更に変わったというウワサもあり、肝心な音が一体全体どう変わるのやら皆目見当つかず。(もう出しちゃったので後戻りは出来ませんけど、設計者自身がコツコツと丁寧な手作業(しかも無償で!)でやってくれているので、まぁDAC単体レベルでは良くなるものと期待しておきましょう。)

・・・そんなワケでここ一週間は、アナログプレーヤー大活躍・・・と行きたいところながら、現実はそう甘くはないんですねぇ。
暫く放ったらかしたイメディアrpm1は音楽が聴けるレベルではなく、アームの高さや色々調整して・・・今朝、クナのスーパーアナログディスクを聴いて、ようやくホッと出来たところ。

ところで本日は、ダルキストのスピーカーでも聴いてみようかな?と考えております。
アレって、ソウルBマランツ氏が設計に参加したことを今更知りました。まぁ、そんなことは私にゃ全く関係ありませんがね。

404: ディラン :2015/03/08(日) 11:10:00 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp ジークさん、お早う御座います。
>お金持ちでイイ音出している人はおそらく少ないハズだと信じておりますが・・・
如何なんでしょうね?小生には余り関係無いと人は人、自分は自分と割り切っています。(多少の羨ましい気持ちは有りますが)

DACのバージョンアップ、コンピューター技術の追求、進歩は早いですからね。
任せる他有りませんよね。単体レベルで良く為れば全体もOKでしょう。

当方はアンソニーギャロにメロメロでしてCD,PC,AD色々試して居りますが
こういうスピーカーは初めてなので新たな音世界にのめり込んで居ります。
当然、アンプに関心が行くわけでして今日も視聴に行ってきます。デミアン・マーチン作のプリを。

ALTECは既に完成しているのですが新たな入口、アンプでどう変わるかも楽しみに為ります。
レコードプレーヤー、球プリ(もう少しで完治する予定)、300B、A5のラインは終の棲家で手放す事は無いでしょう。

405: ジークフリート :2015/03/08(日) 18:08:03 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp ディランさん、こんにちは。
オーディオがもしお金持さえかければ良い音が得られるようなものなら、我々一般庶民には夢も希望もないし、こんなにツマランことはないでしょう。
しかし、我々でも、センスとウデと努力次第で、案外良い音が聴けて、それなりにウットリできるとなると、オーディオもまだ捨てたもんじゃないな?てな気になるじゃないですか。所詮こんなものか!と諦めたらお終いでしょう。

先般、サブシステムはお遊びだと書きましたけど、音楽を楽しむための色んな可能性を探るには良い経験だと思うんですよ。
ディランさんのアンソニーギャロ導入も、A5の鳴らし方に何らかのフィードバックがあるんじゃないかと期待しておりますよ。

ところで、デミアン・マーチンのアンプって、ニューフォースですか?
当方は、スペクトラルを手離してしまいましたが、お似合いのスピーカーでもあればちゃんと使ってみたいと未だに思っています。(世界最速メガヘルツアンプにはやはりマーチンローガンが・・)

406: ディラン :2015/03/08(日) 18:29:54 HOST:nptky207.jp-t.ne.jp >>405
ジ−クさん、今日は。今日聴いて来たのはお察しの通りニューフォースでした。組み合わせられたパワーはパス、スピーカーはセンモニ。予想以上のパフォーマンスを出しセンモニの欠点も暴き出していました。勿論良い所も。さてと、財布と相談です。

407: ジークフリート :2015/03/08(日) 22:49:49 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉406 ディランさん、今晩は。
早くもプリアンプ決定ですか?アレってデジタルアンプですよねぇ。

当方のプリアンプは、某オーディオ店主が確保はしているものの、ナカナカ引き渡さないので、別の選択肢も考えておりますよ。
本体には電源スイッチしかなくて、セレクターとボリュームはリモコンで操作するというパッシブプリとか、プリアンプにも使えるヘッドホンアンプとか・・・ゲテモノすれすれというか、そのもというか。

408: すってんてん(借金漬け) :2015/03/09(月) 12:33:32 HOST:122.196.12.44 >某オーディオ店主が確保はしているものの、ナカナカ引き渡さないので

ワカリ松

履歴を見れば・・・

ヤッパシ(;一_一)

409: ディラン :2015/03/10(火) 17:12:57 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp ジークさん、今日は。
このプリの増幅回路は、信号系路上に、DCカット用のカップリングコンデンサもDCサーボ回路も存在しないとの事です。
ハイ今、鳴ってます。勢いデスネ。パワーは此れもニューフォースの一寸ランク下のデジアンです。(生産完了の店頭在庫なので格安入手)
アンソニーギャロ(此れも生産完了)は難しいスピーカーだと思います。
低域、高域は指向性が広いのですが中高域はクロスオーバーレス?では有っても矢張り
10センチの目玉スコーカ―も効いて居て設置はシビア―です。
音の調整はSPの位置、インシュレーター、ケーブルでしか出来ないのですよ。
ま〜、私はトンコンやラウドネスは不要と思ってますから良いのですが。
ずぼら道のイコンUDAC3から意外な展開に為ってしまいました。
音楽を楽しく聴く視点が変わりました。

このプリに球パワーを繋ぎA5を鳴らしてみたらなかなかのモノです。
A5は矢張り球デスネ。球プリは何時退院できるのか?

410: すってんてん(借金漬け) :2015/03/10(火) 22:59:45 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >A5は矢張り球デスネ

わかります。

敏感なのでガラクタアンポンタンならガラクタの素性がより強調され松。
名器たる所以。・・・多分!?

でつね

411: RW-2 :2015/03/10(火) 23:45:54 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >私はトンコンやラウドネスは不要

実は銘機と呼ばれてるアンプは知らんぷりして回路に入れてあるんですね。
回路図には書いてませんけど。だから小さい音量でも音が痩せない。
ウエスタンの球アンプも初段に掛けるNFでブーストしてたりします。

拙者なんかは入力でローカットしてSEAで32Hzを上げて使うことも多かったです。
A-5/A-7の場合は高域の8〜16KHzもアップしてました。ぜんぜん違いました。

412: くろねき :2015/03/11(水) 00:09:45 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>NFでブースト

なるほど、定数を見ないとわからないわけですね。

私はラウドネスだけ使う派です。
うちのアンプはラウドネスの低音だけみたいなスイッチがありますが、
スピーカーによってはコレが無いと、という感じです。
オンにすると大変なことになる場合もありまつが(略)

413: 前期 :2015/03/11(水) 09:33:15 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>411
>知らんぷりして回路に・・・・・・

魔金凸朱なんかわざと高域で位相を遅らせるようなことをしてますしね。
始めて彼等の最初のCDPを聞いたときはなんてなめらか〜な響きなんだろう、
さすがマックと感心したものです。
あとで中身はCD34そのもので出口にオペICによる高域カットフィルタを
追加しただけと知ってな〜んだ、の世界でした。

414: ディラン :2015/03/11(水) 11:04:23 HOST:nptky106.jp-t.ne.jp そうなんですか。知らぬが仏、秘すれば花なんでしようがブランド力でぶったくられるのは勘弁ですね。そう言うブランドは駆逐されます。多分。

415: RW-2 :2015/03/11(水) 13:13:19 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >CD34

マランツのCD-34。画期的でしたね。舶来製造なのに5万円台の安さ。初の4倍オーバー
サンプリングなのにDACは2ビットケチって動作の確実性重視。ダイキャストシャーシ。
30年経ちますがまだ使ってるお方がいるんじゃないでしょか。拙者のCDPも30年選手
ですが未だに稼働しております。

416: すってんてん(借金漬け) :2015/03/11(水) 15:11:22 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >そう言うブランドは駆逐されます。多分。

版元&御用評論家&ギョーシャへの毒饅頭で越後屋の呈
悪貨は良貨を駆逐?????

お察しください。

417: ディラン :2015/03/11(水) 16:57:36 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp >版元&御用評論家&ギョーシャへの毒饅頭で越後屋の呈
悪貨は良貨を駆逐?????

すってんてん(借金漬け)さん、勝てば官軍、勝つ為には何でも有りは世の常。
「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴 こそ 新しいものを欲しがるもんでございます。
どこに新しいものがございましょう。 生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、 右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」
と嘆いているのも癪なんですよね。今はネット社会なので嘘はすぐ暴かれるのです。
しかし乍ら、ネットの書き込みも玉石混合、結局自分で確かめるしか無い。

418: すってんてん(借金漬け) :2015/03/12(木) 11:10:01 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >ネットの書き込みも玉石混合

ゴロタ意志が大半と鑑み松。

419: ディラン :2015/03/13(金) 18:09:10 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp バーブ ジュンガ―のディランカバーアルバムとスティーリー ダンのガウチョをハイレゾ音源で送って貰いました。
Iチューンで再生。初めてですが、なかなかの世界です。
好みデスネ此れは。聞こえない位の音が明確に聞こえるのは確かですが余りに咋になるのが良いかどうかは好みでしょうね。
若いのが、ヴィンテージを小ばかにする意味が解りました。やっぱり若いのです。そこはかとないと言う事が良い場合も有るのです。

420: ジークフリート :2015/03/14(土) 11:15:23 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 焦らすのが好きなのは某オーディオ店主の性癖か?サブシステムのプリアンプが一向に納入されない。(ついでに・・バージョンアップに出したDACも未だ戻らない。)

しかし、プリアンプ設置以前の話しとして、装置の配置とDINケーブルによる接続をどうするか考えるよい機会かも。
プレーヤーをケチってメインシステムと共用するのが当初の計画でしたが・・・どうやらクオード33〜303〜ジョーダンワッツ ステレオラに似合うプレーヤーも段取りした方が良さそな雰囲気。

・・・なぁ〜んて考えていると、リヒターのバッハとかルビンシュタインのショパンが無性に聴きたくなってくるぅ〜。
最近、メインシステムの方ではヴェルディのレクイエムとか時々聴いておりますが、あ〜いうドンパン節は、ブリティッシュサウンドの装置じゃ聴きたくないんだよねぇ。

421: すってんてん(借金漬け) :2015/03/15(日) 00:44:33 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >サブシステムのプリアンプが一向に納入されない。

ワカリ松

決済不履行(踏み倒し)&返品(十八番)がチラついてアタマから離れない

ワカリ松

422: ジークフリート :2015/03/18(水) 12:47:19 HOST:KD182249240069.au-net.ne.jp チョイ聴きですが、昨夜やっとダルキストのスピーカーを聴くことができました。
ESL57のパクり的容姿でも、出て来る音はしっかりアメリカン。

しかし、それより気になったのは、ヴァーサダイナミクス1.0という非常に大掛かりなアナログプレーヤー。
音の安定感の凄さよりも、ハイエンドな方はこんな凄いことやってるのか?と。例えばEMT927もフツウのプレーヤーじゃね?てな感じ。

423: ジークフリート :2015/03/29(日) 08:35:31 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 相変わらずサブシステムの出番なし。多忙のためサブまで聴く暇がないのと、メインシステムの方もDACのバージョンアップで不安定な部分(音触的に)を抱えているのがどうしても気になるからですが・・・1ヶ月先には遠方からお客様が聴きに来られるかもしれない予定もあり、それまでに少しは安心してお聴かせできるレベルに持っていけるか?非常に不安なところ。

ところで、最近面白いな?と思っているのは・・・
知らぬ間に揃ってしまったモーツァルト後期三大交響曲集が4組(アーノンクールの新旧盤、ブリュッヘンの盤、ムンディ盤)の比較(今のところアーノンクール盤の出番が多い)とか、ロト指揮の春の祭典の不気味さとか・・・
で、今年一番の収穫かも?と思っているのがイスラエル人が演るジャズ。
アヴィシャイ・コーエン・トリオの「フロム ダークネス」てな盤ですが、ゴンサロ・ルバルカバ登場の頃の熱さ(ドラムスによるところ大)が蘇る想い。

424: ディラン :2015/03/29(日) 21:48:08 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp >アヴィシャイ・コーエン・トリオ

ジークさん、今晩は。何時も良いのを紹介して頂き有り難く思って居ります。
って、言っても私は今Uチューブで聞いて居るのですが。最近は素晴らしい音源がアップされています。
バージョンアップされたDACとATCで聴くアヴィシャイ・コーエン・トリオは迫力、スピード、広帯域文句ないんじゃないですかね。

425: ジークフリート :2015/03/31(火) 21:00:22 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉迫力、スピード、広帯域

そういうことを意識させない再生でありたいもんですねぇ。
昨夜から、ステレオラをつないで、フォーレのシシリエンヌやパバーヌなどひっそりと鳴らして実在感を楽しんでおりますが、今夜はラベル。万華鏡を覗くような色彩感。

426: フォルテ :2015/03/31(火) 21:18:41 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>425
>フォーレのシシリエンヌやパバーヌ

バッハのシチリアーノも良いですよね。シチリアーノ、シチリアーナ、シシリエンヌは
同じというかルネサンス期の舞曲のことらしいですね

427: ディラン :2015/03/31(火) 23:38:55 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp ジークさん、今晩は。

〉迫力、スピード、広帯域
こういう事を好んで楽しんで居ります。今までは縁のない処に居りましたもので。

アンソニーギャロは滑らかさも表現致しますのでフォーレのパペーヌ、パッヘルベルのカノン等聴いて眠りに。

428: RW-2 :2015/04/01(水) 12:52:59 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >今までは縁のない処に居りましたもので

やっぱりそうなりますよね。得手不得手はありますから。いくら一つのシステムで
すべてのソースをこなすのが王道と上段に構えても、追い込んだところで、どんな
ソースもそれなりには鳴るでしょうが、それ以上にはなりませんでしょ。

腕が悪いと言われればそれまでですが、素質のないものからそれ以上は引き出せない。

429: ディラン :2015/04/01(水) 13:34:14 HOST:nptky306.jp-t.ne.jp >>428
そうなります。
納得です。

430: アラン・ドロン :2015/04/01(水) 17:54:25 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
メロメロメロドラマ

431: ジークフリート :2015/04/04(土) 13:47:58 HOST:186010171106.wi-fi.kddi.com バッハのシチリアーノは音楽帳に入ってなかったかな?とか

432: 薬漬け :2015/04/04(土) 14:51:25 HOST:zaqdb734f70.zaq.ne.jp 無伴奏Vnソナタ・パルティータの旅とかは如何でしょうか?

しかし、ハーンやクレーメル(旧盤)などの優秀録音でしたら、確かに余り機器を選ばないのかも
知れませんが、シゲティやエネスコあたりの古いものになってくると、古いシステムがじわじわと
威力を発揮してくるような…。妄想かも知れませんが。(笑)

433: フォルテ :2015/04/04(土) 17:22:55 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>431
フルートソナタ第2番 変ホ長調 BWV1031で音楽帳に入っているんじゃないですか?

>>432
>シゲティやエネスコあたりの古いものになってくると、古いシステムがじわじわと
>威力を発揮してくるような

それは言えるんじゃないですか。古い録音には往年の名器が威力を発揮するんじゃ
ないですか?しかし私のお手軽オデオではシゲティは無理でもグリュミオーなら
良い音で聴けるかもしれませんね

www.youtube.com/watch?v=JslmIE41oMY

434: 薬漬け :2015/04/04(土) 17:53:21 HOST:zaqdb734f70.zaq.ne.jp >>433

グリュミオーはもともと優秀録音なんですよ。年代が古い割には。
いわゆる6桁時代の産物で、流石に「HIFI STEREO」は持っていませんが、何とか6桁小豆色は
キープしています。
よく美音調とか軽いだけの演奏のように評されがちですが、この辺の解釈は難しいですね。
ともあれ、フィリップスの録音とマスタリング技術の高さにはいつも感心します。

435: くろねき :2015/04/04(土) 20:09:37 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

フィリップスといえば、波線の上に星が浮かぶマーク。
あれはレコードのスクラッチノイズと、大海の上の星空みたいな
優雅なイメージをかけて図案化してるような気がするんですが、
あれ見てるだけで音良さげなイメージが(笑)。
看板に偽り無し、でしょうか。

フィリップスのオーディオ機器には縁がありませんが、
うちには昔、フィリップスの空気清浄機がありました。

叔父が使っていたもので、直径十数センチばかりの
ファンというよりプロペラで下から空気を吸い込むものでしたが、
小さ過ぎて能力不足だったのか、効いているのかどうか
イマイチわかりませんでした。

436: フォルテ :2015/04/04(土) 21:41:52 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>435
空気清浄器をお使いだったというのは珍しいですね。喘息の患者さんがいらっしゃったとか
ですかね?或いはタバコの煙とか臭いが嫌いだったとか?自分の喫煙は気にならないけど
他人様の喫煙は気になるなんて人もいますからね。(^^)


我が家にはそのようなものはありませんが、ガスファンヒーター使ってますので時折換気します
それと除湿機はオデオに必須なので使ってますね。

437: ディラン :2015/04/04(土) 23:12:51 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp >>433
小生のずぼら道システムでもwww.youtube.com/watch?v=JslmIE41oMYは十分美音で有ります。
バッハ、ブラームス、ベートーベン4時間連続で聴けます。

438: くろねき :2015/04/05(日) 00:06:36 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp >>436
元喘息患者の喫煙者ならいましたね(笑)。

当時としては確かに珍しかったかもしれませんね。
マジレスさせて頂くと、叔父がいつもの気紛れで
買ったのが転がり込んできた、というだけで。
使ってみて手放した理由がよくわかった、と(笑)。

バス通り沿いの、居間からバスの見えるマンションの一室で、
あまり空気の良い場所ではなかったですけどね。
フィルターは汚れるので働いていたことは働いていたと思われますが、
小さな植木鉢くらいの大きさでフィルターも小さかったので、
そんなに効かなかったのかもしれません。

439: フォルテ :2015/04/05(日) 10:35:43 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>437
>バッハ、ブラームス、ベートーベン4時間連続で聴けます

you tubeにUPされているものは結構音質は良いですよね。まあ音質を自慢したいから
UPするというのもあると思いますけどね。それにしても三大B様を4時間ですか?
ちょっと肩こりません?間にエルガーとかフランクとか挟むとかしないと4時間は
とても無理ですね、私には^^;

>>438
ようするに叔父さんは初物食いでしたということですね。当家では父がそうでしたね。
幸い私には遺伝しておりませんが

ところで私事ですが、先日絵を観るために出かけた際にマスクを忘れ、しっかり風邪を
うつされました。鼻水が止まりません。今日は安息日とせざるを得ない状況です(_ _);

440: 前期 :2015/04/05(日) 15:20:34 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>435 くろねきさん、こんにちは。

フィリップスの空気清浄器って上面がやや斜めになっていて専用のフィルター
を使うやつでしょ? いまどきのイオン式と違って古めかしい機械式。
家にもありましたが全然効果がなかったような。

441: ジークフリート :2015/04/05(日) 16:37:10 HOST:159.167.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉432 昔の録音は昔の装置で?
当時の新品を揃えられたとしても、得られるのは「当時のイイ音」レベル。

昔の録音を、現代の高性能機で!・・昔の録音でも、こんな音まで入っていたのか!とか、「今にしてようやく判る昔の盤の魅力」てな面もあると思いますョ。

それにしても、グリユミオーと聴くと、何故かハスキルが聴きたくなる・・・

ところで、昨日、ステレオラからATCに切り替えました。
ついでに、例の悪法で輸入が途絶えてしまった電源ケーブル(2コブ付き)をお試し中。
電源フィルター付きならではのヘンな音。某オーディオ店主には、今朝早速駄目出ししておきましたけど、定評のあるブツですから、暫くバーンインしてどれだけ変化してくれるか?チョット楽しみ。

442: 薬漬け :2015/04/05(日) 16:55:53 HOST:s665097.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>441 大先輩、こんにちは。

だから妄想かもしれないと(笑)。
でなけりゃモニターシルバーにWilson-beneschとMC-Rohmannなどあてがいはしませんですよ。
(あ、MC3000の着け場所忘れてた(汗)。…当面SAEC308SXにするとして昇圧手段がちとばかり
悩ましい…)

443: くろねき :2015/04/05(日) 18:09:27 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。


>>440 ☆前期さん☆こんばんは。

>上面がやや斜めになっていて専用のフィルター
>を使うやつでしょ?

↑それそれ!側が木目のやつ!
不織布で覆ったようなフィルターを底に付けるやつ。
やっぱり効きませんでしたか。

444: 前期 :2015/04/06(月) 20:20:21 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>443

全然駄目でした。 オランダなら効くのでしょうかね?

445: くろねき :2015/04/06(月) 20:51:59 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp ☆前期さん☆
こんばんは。

「フィリップスの空気清浄機」で検索してみたら、
あの空気清浄機を平べったくしたようなのが出てきてワロタでつ。

どうも車載用みたいですが、このくらいの空間じゃないと
効かないというのがやっとわかった?

446: ジークフリート :2015/04/12(日) 06:51:18 HOST:d28.Wst16LN10FMBiz4.vectant.ne.jp メインシステムのパワーアンプ用電源ケーブルとして試していたMITのZコード2が、なんとか良さげな雰囲気になってきたことに伴い、クオード303を配置変え。

ステレオラまでの距離が倍になった関係でチョット音が鈍った感があるものの、実はサブシステム用のプレーヤーとプリアンプを設置するための模様替えでもあるので、止むを得ず。

とは言え、果たして斬れ味減退冗談SPが何処まで使い物になるか?
昨夜聴いたマイルスのスティーミン(チェンバースのベースは、今時の録音ではあり得ないドボドボ)くらいは、まぁなんとか雰囲気は出るが・・

447: すってんてん(借金漬け) :2015/04/12(日) 13:03:23 HOST:zaq7ac40c2c.zaq.ne.jp >パワーアンプ用電源ケーブルとして試していたMITのZコード2が、なんとか良さげな雰囲気になってきた・・・
>ステレオラまでの距離が倍になった関係でチョット音が鈍った感があるものの・・・・・

春の陽気と気のせいでつね? 多分!!!?

448: くろねき :2015/04/12(日) 18:02:33 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>とは言え、果たして斬れ味減退冗談SPが何処まで使い物になるか?

使いこなせるかどうかでオデオのスキルが判る、まさに「ステレオ裸」、なんちって。
案外、サブシステムにしようというようなもののほうが
腕が問われるような気がします。

私は冗談にもならないスピーカーで冗談にもならないことをしてまつ。

449: RW-2 :2015/04/13(月) 12:08:07 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >冗談にもならないスピーカーで

メイン機の天板に乗せている大理石1枚の値段にもならない塩ビ管システムが大活躍。
ユニットの素質も良かったのか中高域の質感も負けてません。あ〜、今まで数十年の
すてれおらいふのアレやコレは何だったのか。ひとり赤面 (略)

この冗談スピーカーを使いこなすにはテクニックも必要です。低域はトーンコーンの
ターンオーバーに250Hzを選びブーストした上で50Hzのローカットフィルターを入れ
ます。高域はターンオーバー5KHzを選びブースト。9KHzのフィルターはソフト次第。
このような選択は多機能プリ/アンプ(TA-2000F使用)でないと出来ませんので、むしろ
グライコの方が仕掛けやすいでしょね。10cm一発ですよ。ホント驚きまっせ〜。

450: ジークフリート :2015/04/20(月) 22:35:44 HOST:d28.Wst16LN10FMBiz4.vectant.ne.jp メインシステムのある部屋から撤収したステレオラのために、三方塗り壁のスペースを確保。ん〜む・・ヤハリこうでなきゃ!てな結果で、ブリティッシュサウンドが艶やかかつ更に重厚に。(たった10cmのフルレンヂなのにねぇ〜)

コパチンスカヤがプレッセンダの弦をガット弦に張り替えて演奏したベートーベンのヴァイオリン協奏曲も、ガット弦らしさがちゃんと出て、リヒターのチェンバロ協奏曲(JSバッハ)なんかハマりまくりでしょ!てな感じ。

それにしても、バッハが小川さんだったとは知らんかった!

451: 薬漬け :2015/04/20(月) 23:14:55 HOST:zaqdb734f70.zaq.ne.jp >>450

ベートーヴェンが「Bachはbach(小川)でなく「大海」と呼ぶべきだ」と言ったという逸話も
残っていますね。

452: すってんてん(借金漬け) :2015/04/21(火) 02:06:32 HOST:zaqb4dd7bd4.zaq.ne.jp バロック様式よりバラック様式でつね?

ワカリ杉松。

453: ジークフリート :2015/04/26(日) 17:23:50 HOST:d28.Wst16LN10FMBiz4.vectant.ne.jp 昔の装着にはケーブルもヴィンテージものが似合うかも?

・・・てなことは、誰でも思いつきそうなもんで、実際やってる方も少なくないハズですが・・・テレフンケンの通信用ケーブルが手に入ったので我が家の冗談スピーカーでも早速試してみた。

結果は・・・雲泥の差で、今まで使っていた単線(スピーカー内部配線用)の方がイイ感じ。
当然ながら、サブシステムとはいえ、イイ音で聴けなきゃワザワザ別室で聴く意味もないので、早速、元の単線に戻す。

454: すってんてん(借金漬け) :2015/04/26(日) 18:57:56 HOST:zaqb4dd7bd4.zaq.ne.jp >昔の装着にはケーブルもヴィンテージものが似合うかも?
>・・・てなことは、誰でも思いつきそうなもんで、実際やってる方も少なくないハズですが・・・

ご冗談でつね!!!?・・・わかり杉松。

>雲泥の差
マサカ!!?

455: 解かって無いディラン :2015/04/28(火) 08:15:29 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp 昨日は、もう夏のような気候で球アンプもさること乍らA5さえも暑苦しく思い
全て別室に収納。アンソニーギャロの1システムのみを配置、アンプはニューフォースのプリ、パワーともう一つのデジパワー。
スピーカーコードはモンスター。
この冗談のようなSPの魅力はストレスの無い広帯域と可成りの緻密さ。
久し振りにエディヒギンスのブラック&ホワイトを聴くとシンバルの広がりやブラシワークとベースの沈み込みが良い。
フォーレのレクイエムが良く響いて満足しました。
夏は此れで行くか?

456: 前期 :2015/04/28(火) 20:25:05 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>455

なるほど、季節によってシステムを変更するというのもアイデアですね。
土台アルテックとかJBLは暑い音かもしれません。

457: 解かって無いディラン :2015/04/28(火) 20:56:03 HOST:FL1-119-242-211-111.kyt.mesh.ad.jp 前期さん、今晩は。

夏システムで聴くのはボサノバや今風のピアノトリオJAZZも良いですね。

458: ジークフリート :2015/04/29(水) 10:18:20 HOST:KD182249240074.au-net.ne.jp 〉457 夏システム

ディランさん、毎年二度は模様替えされるんですか?
毎度、音が変わってしまいそうですが・・・ディランさんのことですから、まぁ、きっとその辺りは記憶を基に上手いことされるのでしょうねぇ。

当方の冗談システムも天然空調室?へ設置してしまいましたから、時候の良いときしか聴けません。(プリアンプとCDPが一応揃いました。後はDINケーブルを調達すれば、とりあえずシステムの出来上がり。)

459: ジークフリート :2015/05/03(日) 07:34:58 HOST:d28.Wst16LN10FMBiz4.vectant.ne.jp CDPが入荷。(と言っても、某オーディオ店にプリアンプとともに預けたままですが)
我が家の冗談システムは、とりあえずマランツCD-34 〜 クオード33 クオード303 〜 ジョーダンワッツ ステレオラという構成になりました。
アナログプレーヤーは、お似合いのものでも見つかれば検討。

・・・てな出来事はあるものの、キョーミの対象は専らメインシステムの音の改善でして、冗談システムの方は「まぁ、そのうち成るように成るさ!」てなヤル気の無さ。(にもかかわらず、先般遠方より来訪の客人2名様は、メインシステムより冗談システムの方に興味津々のご様子)

460: RW-2 :2015/05/03(日) 16:48:54 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >我が家の冗談システム

40年前のアンプと30年前のCDPを使い続けてこそ懐古マニア。
来訪の客人2名様もまた判っていらっしゃる。

461: 前期 :2015/05/04(月) 08:36:30 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>460
>30年前のCDP

CDM-1 の凄さですね。製造元は赤字だったんじゃないでしょうか。
以後あれほど良心的な製品は出ないですね。

462: RW-2 :2015/05/04(月) 09:54:48 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp クオード303はデザインがカッコ良い。画期的でした。当時はホンモノが買えなかったので、
ケースを買って恰好だけ真似して作ったものです。中身はサンケンのパワーパックでモノ仕様!。
実はエニグマのバナナ専用も303からインスパイアされとります。サトーパーツ \(^o^)/ (略)

ttp://bbs8.fc2.com//bbs/img/_344600/344586/full/344586_1430700485.jpg

463: ジークフリート :2015/05/04(月) 11:32:06 HOST:d28.Wst16LN10FMBiz4.vectant.ne.jp 四角いバナナ端子のオレンジ色とパイロットランプ、クオード303の文字がデザインのポイントですが、細いバナナしか使えのがチト不便。

464: RW-2 :2015/05/04(月) 12:20:33 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp クオード303は電源フィルターに2000μF2本という英国的ケチ振りなんですね。
国産の安モノアンプだって10000μFが2本でしょ。デカくすると電源ON/OFFの
ポップノイズが大きくなりますからリレーが必要になります。リレーのコストを
上げたくないのでケチるんですね。ただ、あっちこっちに発振防止や周波数の
ためのCRを仕掛けたりの徹底振りも英国的。なので相対的に音は箱庭的になります。
合理的に単純化したアメリカアンプの豪放な鳴り方との対比は面白いですね。

465: ジークフリート :2015/05/06(水) 12:19:49 HOST:d28.Wst16LN10FMBiz4.vectant.ne.jp 昨日、マランツCD-34の音を確認に行ってきました。
試聴装置は、プリアンプがヴィオラのカデンツァ、パワーアンプはグラスマスター、スピーカーはダルキストDQ-10。
細かい音までは無理なのと、音場が小ぶりだったり、スイングメカの宿命(音が甘い)は仕方ないとして、雰囲気ままずまず。
あわよくば、メインシステムのサブCDPに?てな考えもありましたが、それはよしておいて、サブシステム用に(本命CDPが入手出来るまでは)は案外イイんじゃない?てな感じでした。

466: ジークフリート :2015/05/31(日) 18:04:31 HOST:127.33.236.182.ap.yournet.ne.jp 普段はボックスものをほとんど聴かない(長過ぎて)んですが、本日はバッハの室内楽曲集(ムジカ・アンティクワ・ケルンの5枚組CD)を通しで堪能。
接地方法などを見直したATC(細身のスパイク4本で床に直刺しを止めて3種類のインシュレーターで5点支持)のお陰か?暇な日曜日のお陰か?(平日は仕事疲れで、音楽をかけた途端に爆睡)は分かりませんが、フラウト・トラベルソやヴィォラ・ダ・ガンバをジックリ聴けたのは久しぶり。

467: すってんてん(借金漬け) :2015/05/31(日) 18:26:50 HOST:zaqb4dd7bd4.zaq.ne.jp 普段はズージャLPものをほとんど聴かない(邪魔臭い)んですが、突然の来客が有り
本日はブルーノートを適当に堪能。

接地方法などを気にしたことも無く(ポン置き)のお陰か?暇な日曜日のお陰か?
(毎日遊び疲れで、音楽をかけた途端にウトウト)は分かりませんが
パラゴン&コーナーヨーク&ハーツをジックリ聴けたのは久しぶり。

(〃^∇^)o彡☆がははははっ ホーホケキョ♪

468: 前期 :2015/05/31(日) 18:51:17 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>464

基本的に英国人というのはしみったれですからね。

469: SAT-IN :2015/05/31(日) 19:10:41 HOST:s576007.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >英国人というのはしみったれ

英国的しみったれは嫌いじゃないです。(省)
なんか洒落て見えますね。
といってもオーディオの例を挙げられるほどは親しんでませんが。
侘・寂めいた魅力を感じます。

470: 薬漬け :2015/05/31(日) 19:18:25 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp >>466

歳をとると、なぜかバッハを聴く機会が増えますね。

若いころ、その道の先輩に「必ずカルテットや無伴奏を聴く年齢が来る。そのために今から準備して
おいて損はない」と言われて「そうかねー」と同時は半分右から左だったのですが(但しレコードは
それなりに集めていましたが)、それを実感するようになってしまいました。

471: くろねき :2015/05/31(日) 20:03:58 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

玉○カルテットと相撲甚句・詩吟(←無伴奏)に行った、なんて人いないかな。
どこぞのすってんてんな方とか逝ってそう(略)

そういえば最近、妙な気持ちになったのを
夜中にバッハ聴いたせいにした歌が流行りましたっけ。
そういう作用もあるんでしょうか。彼らはまだ若いですけどね。

472: 前期 :2015/05/31(日) 20:23:55 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>470 薬漬けさん、今晩は。

ドカン派の小生には無縁のバッハですが、なぜか若いころのほうが今より
聴いていました。
プロテスタント教会のオルガン弾きだったんですよね。
主の御許が近ずくとバッハから遠ざかる?

473: すってんてん(借金漬け) :2015/05/31(日) 20:54:11 HOST:zaqb4dd7bd4.zaq.ne.jp >玉○カルテットと相撲甚句・詩吟(←無伴奏)に行った、なんて人いないかな。

地球の上に朝――!が来た
夜がクスクス笑うから  欲オクが恐い♪スッテンテンが恐い(*^_^*

474: フォルテ :2015/05/31(日) 22:31:32 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>466
私もボックスものはめったに購入しないですが、先日オルガンの協奏曲ばかりを
収録した5枚組のボックスを購入しました。夫々のCDから数曲を試聴しましたが、
音質的には良好なのでこれからじっくり楽しめそうです。

ところで面白いお話(人によると思いますが)をひとつ。コンサートで全ての
プログラムが終了して拍手の鳴り止まない中、今までは居なかった楽員がこっそり
舞台に出てくることがありますが、これに気付くとさてはアンコールの曲を何か
用意してるなと分かるもんですが、昨日のコンサートではとても楽器には見えない
小道具みたいなものを持ってこっそり入ってきた楽員が居ました。私にはその
小道具みたいなものが何かさっぱり見当つかなかったのですが、アンコールで
「白鳥の湖」の”スペインの踊り”が演奏された瞬間に、その小道具が何なのかが
はっきり分かりました。実際の映像をご覧あれ↓

www.youtube.com/watch?v=jp5-V9ejLfk

475: ジークフリート :2015/05/31(日) 23:13:18 HOST:127.33.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉470 歳をとると、なぜかバッハ

ガキの頃、FMで「朝のバロック」を聴くのが楽しみでした。
ラジオで聴いたバロックよりイイ音で聴けるようになったのは、つい最近のような気がします。

476: ジークフリート :2015/05/31(日) 23:19:33 HOST:127.33.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉474 スネアのおっさん?

アレもスネアなんですねぇ。
スナッピーは付いていないんでしょうけど・・

477: くろねき :2015/05/31(日) 23:44:51 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp >>475
日付がちょっと古いですが…
  ↓

 クラシックはNHK-FM!
 進化し続ける番組の素顔
 www.nhk.or.jp/fm/read/20090205.html

一応、近年のNHK-FMのクラシック関連番組を
ざっと見渡せる資料ということで。
しかし、あの“ベスクラ”のライブ中心スタイルって、
'80年代に入ってからだったんですね。

「あさのバロック」は「バロックの森」を経て
「古楽の楽しみ」として続いている模様。
放送時間は「あさのバロック」時代のまま。

478: 薬漬け :2015/06/01(月) 00:33:04 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp >>472 前期さん、深夜に失礼します。

私もそうした先輩やレコード屋の店主の影響もあってか、若い頃聴いたバッハでは
リヒターのマタイやヴァルヒャのオルガン全集など声楽・器楽系を結構集めていましたが、
一番聴いたのはリヒターの管弦楽組曲(独Archiv)でした。
まだそこまで枯れていなかったということでしょうか。
(第3番の序曲は、ドカン派?の前期さんにもお薦めの名演奏です。)

ところがいつの間にか、無伴奏がえらく集まっていました。不思議なものですね。
この曲、表現も演奏者によって本当にそれぞれ。懐の深い曲なのだあと思います。

479: フォルテ :2015/06/01(月) 11:41:58 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>476
〉474 スネアのおっさん?

スネアのおっさんは関係ないです。そのおっさんはあくまでスネアの演奏家で
紹介した映像ではたまたまタンバリンを叩いていますね。

何やら正体不明の小道具のように見えたのはカスタネットでした。演奏し易いように
あのような形(支持棒の先にとりつけた)になったんでしょうね。紹介した映像では
右後方で演奏してます。

ちょっと説明不足で申し訳なかったです

480: ジークフリート :2015/06/07(日) 19:51:45 HOST:127.33.236.182.ap.yournet.ne.jp カスタネットも奏者が女性であって欲しい楽器の何番めか(1位は当然ハープ)ですが、カスタネットのおっさんが一生懸命やってるの見ると、まっイイか?て感じですねぇ。

ところで、近頃(ATCのスパイクを外す前辺りから)、客観耳から主観耳への切り替えが難しくなっとりましたが・・・本日、フォーレのレクイエム(何枚か持っていますがコルボの2006年盤が好み)〜カインド オブ ブルー(何枚か持っていますが、本日は2006年リマスターの紙ジャケCD。ブルー イン グリーンが特に良いね〜)など聴いてようやく切り替え。

ジョンスコの「ラウド・ジャズ」の爆弾ドラマー、デニス・チェンバースの重量感も辛うじて再現で、TADを棄てて以来封印しているチャーリー・ミンガスの豪腕がそろそろ聴く気になれるかも。

481: くろねき :2015/06/07(日) 20:26:10 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>カスタネットのおっさん

 カ〜ス〜タネット〜のおっじさぁんは〜♪
 仕っ事〜がキ〜ライ〜なワッケじゃ〜ない〜♪
 出て出て休んで休んで…

世代なもんで、つい…


オーケストラではシンバル奏者がよく槍玉に挙げられますが、
実はいろんな楽器を掛け持ってて忙しいんですよね。

ちなみに、休みがちなスポーツ選手のことを「カスタネットおじさん」と呼ぶそうで、
その語源が↑の歌(というかテレビの自虐コント)なんだそうです。

482: フォルテ :2015/06/07(日) 23:08:52 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>480

ハープシコードも女性奏者の方が良いです。逆にティンパニとかトランペットの
女性奏者というのはど〜もですね。

レクイエムと言えば久しぶりにヴェルディのレクイエムを憂さ晴らしに聴きましたが、
返って疲れました。^^;

>>481

カスタネットの出番というのはまあめったにありませんね。シンバルはそこそこに
ありますが、たった一度の出番を長らく待たされると言うシンフォニーもありますね
待ってる間にうとうとしてしまったりしたら大変ですが、いよいよ出番というときの
緊張感は凄いかもですね。チャイコの楽曲などにはシンバルの出番は多いですね。

483: RW-2 :2015/06/08(月) 11:17:25 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >カスタネットも奏者が女性であって欲しい

カスタネットやシンバル一発でもピアノ、バイオリン弾きまくりでも楽団員の
演奏料(日当)は同じと何かのTV番組でいっておりました。ホントなんでしょか。

高級バイオリンだと数百万〜数千万。カスタネットやシンバルはいくらなのか (略)

484: ジークフリート :2015/06/08(月) 21:46:35 HOST:127.33.236.182.ap.yournet.ne.jp パーカッョン奏者の場合は、色んな曲に対応するため色んな道具が要るんでしょうから、結構大変(それぞれ意のままの演奏がちゃんと出来るのかな?と)なんじゃないでしょうか。

それにしても、三大レクイエムくらいは一応揃えました(ヴェルディはムーティのEMI盤)けど・・・レクイエムに限らずイタリアもんは、どーも大袈裟と言いましょうか、騒々しいイメージがあって、あまり聴きません。(土管派?の方がお好きな録音とは別の喧しさ)


ところで、昨年度はカスタネット部下?に往生しました。
辞めてしまえ!と言えないツラさ。

485: フォルテ :2015/06/08(月) 22:21:55 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>484
>ところで、昨年度はカスタネット部下?に往生しました。

ボレロのスネアのおっさん見習え!と一喝なさっては如何かと^^

486: くろねき :2015/06/08(月) 22:40:06 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp ↑忘年会でカスタネットマンのコントとか。

 「で、今日は?」
 「わかんない♪」
 「来て!来て!」

487: フォルテ :2015/06/10(水) 22:03:23 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp ブリティッシュな話題ではないですが、ドイツ生まれの作曲家James Lastさんが
お亡くなりになられたそうです。私には全く馴染みのないお方ですがyou tubeで
お目にかかりましたところ、なかなかユニークな(癒し系の)音作りをするお方と
お見受けしました。一枚手持ちに入れとこうかな?

www.youtube.com/watch?v=r_tLTWm4c2w

488: ジークフリート :2015/06/11(木) 12:35:38 HOST:KD182249240097.au-net.ne.jp 癒し系・・・
身も心もフッとチカラが抜けて失禁するくらい気持ちイイ音楽を聴いてみたいもんだと、かねてから願っておりましたが、年齢的に?いろんなところが緩んでくると普段でもヤバいのに、フッとチカラが抜けたりした日にゃどーなることか?と、近頃は心配に。

489: フォルテ :2015/06/11(木) 15:52:07 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>488

数多ある癒し系(作曲家がそれを意識していたかどうかはともかく)のなかで、
私的にはエンヤの'a day without rain'が正に”身も心もフッとチカラが抜けて
失禁するくらい気持ちイイ音楽”ということで最高の癒しになります。


私の場合はジークさんとは反対に、あれもやりたいこれもしたいが寄る年波には
勝てまへ〜んという苛立たしさを慰めてくれるこのような癒しの音楽は無ければ
ならないものですね。もし無ければ?出家するしかない^^;

490: 薬漬け :2015/06/11(木) 16:27:08 HOST:s3507190.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp カタルシスも癒し系に入るかなあ…。拡大解釈?

491: フォルテ :2015/06/11(木) 21:56:00 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>490

カタルシスの後に一杯やれば、その一杯が癒しだと思いますよ^^

492: 薬漬け :2015/06/11(木) 23:11:09 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp アルコールは医者に止められているところがツライところですね。(苦笑)
コーヒーにしておきましょうか。

493: ディラン :2015/06/12(金) 07:07:55 HOST:nptky204.jp-t.ne.jp >>490
時にカタルシスを得る為にレクイエムを聴きます。ハ−ドロックの歳はとうに過ぎました。
癒し系と言う言い方はどんな物かと、段々頑固になるのかハタマタ無我になるのか判りませんね。

494: すってんてん(借金漬け) :2015/06/12(金) 11:05:13 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 天童節「終戦歌謡」天童よしみを聴きませう。

誰か故郷を想わざる♪

495: アラン・ドロン :2015/06/12(金) 17:43:54 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
カタルシス=昇華ですか。

郷ひろみ----若さのカタルシス

496: ジークフリート :2015/06/14(日) 04:00:30 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp 昨日は町内の草刈でお疲れモードの中、スキャットが上手い人大会。
クラーク・テリー(オスピートリオ+1)に始まり、カーメン、マクレエ(シングス モンク)、、締めはフォルテさんがお好きなエンヤからの連想?でボビー・マクファーリン(ボキャブラリーズ)。
遠近感と広がりが感じられるコーラスものが、やはり個人的には癒しというか快感が得られる最右翼か。

・・・とは言え快感なんてのはパッカーンと弾けるスネアの一撃でも感じられるワケで、如何にいろんなものから快感を得られるかはオーディオシステムに頼るところ大なのは言うまでもなし・・
これがまた、自然な音さえ出れば全て良しというワケでもありませんから、そー言う意味で別室に冗談システムを構築しつつあるところでありまして、ここ数ヶ月探していたクオード用の既製品DINケーブルがようやく届く手はずになり、サブシステムがやっと完成しそう。

そんな安堵感からか?安息の日々に縁遠いのか?数日前から、メインのスピーカーもそろそろ替え時かも?と検討中。(取っ替え引っ替えやってるうちにこだわりは次第になくなって、只の道具と化して行く)

497: すってんてん(借金漬け) :2015/06/14(日) 18:09:06 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ↑
奮闘努力・・・・・・痛み入り松。

安堵の道も一歩から・・・・・・合掌♪

498: フォルテ :2015/06/14(日) 20:25:39 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>496
町内の草刈りボランティアお疲れさんです。我が町内会には草刈りはありませんが、
冬に夜回りがあって火の用心を拍子木に合わせてハモります。その後にお疲れさんの
一杯がありますが、それ目当てに来る人もいるようです。わざわざ断るのもなんですが、
それは私ではありませんので一言申し添えます。

スキャットと言えば日本では由紀さおりさん、あちらではダニエル・リカーリさんが
有名ですが、私的にはスキャットよりも口笛が好きですね。どちらも人間楽器ですが、
口笛の方が気楽な感じで良いんですよ。

ところでスキャットは現代の歌唱法(ジャズのジャンル)のようですが、オペラ魔笛の
「夜の女王のアリア」も一部スキャットではないのかな?但しアドリブ的な要素は全く
ありませんが^^

499: フォルテ :2015/06/14(日) 21:39:18 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp 本日のN○Kの番組「クラシック音楽館」でスネアのおっさんが見れるかもです。
番組表では「レズギンカ舞曲」の演奏が放映される予定なので、そのなかで
スネアのおっさんのショットがあれば見れる筈です。但し91年当時の映像なので
現在と同じ奏者かどうかは不明。

もし放送を待てない人はこれを↓観て下さい。頭から1分23秒ごろにスネアのおっさんの
ショットがあります。その映像の中でスネアのおっさんの左後方でシンバル持ってるのが
過日話題になったカスタネットのおっさんですね。やはりパーカッションの奏者は出番が
少ないので色んな楽器を掛け持ちしますね

www.youtube.com/watch?v=cayGtNPXpG8

500: 薬漬け :2015/06/14(日) 22:42:01 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp >>466 ジーク大先輩、こんばんは。

>>こだわりは次第になくなって、只の道具と化して行く
音と音楽への純化ですか。なかなか簡単なことではないですよね。

当方も平素は「レコードに仕えるパラメーター」などと思っている一方で、個々の機器に対する
思いも捨て難くで、結局は中途半端な要素が残っています。まあ、無理が道理を押し退けてで、
ほどほどに併存を保っていますが。

501: ジークフリート :2015/06/15(月) 12:12:13 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp 昨日から、口笛が聴きたくて未だに手放せないクインシー・ジョーンズの「メロウ・マッドネス」を何度かかけてみたものの、肝心な最期の曲まで気力がもたず、いつしか夢の中へ。(今朝は3時半に気が付いて寝床へ移動)
研究熱心なフォルテさんなら口笛の録音もいろいろ持っておられるのでしょうね。

〉音と音楽への純化?
薬漬け先輩。音だけ聴いて次のスピーカーが決められれば、そうなのかもしれませんが・・・結構気に入っていたランサーを棄てたのは汚なさが我慢できなかったとか・・・昨日は「もうこのコンデンサースピーカーで決定!」と言い放ったものの、素性や傷が気になったりとか・・・棄てたハズの物欲の片鱗は未だ未だ残っているようでして・・・
それでも今回は「最期のスピーカー」を選ぶつもりで、チョット真剣に考えようかナ?と、「しかし昨日のコンデンサースピーカーは・・」と腹黒店主へメールしたところでして・・・良い出逢いがあればイイんですがね。

ところで、昨日からバーンスタインの新マーラー全集を聴き始めました。
昨日は一番好きな5番。本日は今まであまり聴いていない4番(こんなボーイソプラノが入っていたの?とか初めて聴くよな新鮮さ)。

502: すってんてん(借金漬け) :2015/06/15(月) 12:35:19 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp オートグラフ(オリジナル)orザ・パトリシアンWをお勧めしますでつ。

傷は年代を考慮すれば「当たり前田のクラッカー(チーズ添え)」どすえ

503: すってんてん(借金漬け) :2015/06/15(月) 12:44:00 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ↑   ↑
男の甲斐性も必要でつが・・・・・・多分!?

504: フォルテ :2015/06/15(月) 22:59:04 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>501
>研究熱心なフォルテさんなら口笛の録音もいろいろ持っておられるのでしょうね

結論から申し上げますと持っていません。そもそも研究熱心ではありませんし、
録音の良い口笛協奏曲とか口笛ソナタなんてのは有りませんでしょ?(^^;

マーラーの4番は普通ソプラノですが、ボーイソプラノのヴァージョンもあるんですね
それはどうしてなんでしょう?歌詞が少年をイメージさせるからですかね。詳しい方が
おられたら教えてほしいですね。ちなみに私手持ちのものはソプラノです。

505: 薬漬け :2015/06/15(月) 23:46:52 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp バーンスタインの好みでしょうかね。
以前、「大地の歌」でもアルトをバリトン(フィッシャー=ディースカウ)に差し替えていましたし。

506: フォルテ :2015/06/16(火) 11:39:18 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>505
>バーンスタインの好みでしょうかね

何やらご冗談とも受け取れないじゃないですか^^;

507: ジークフリート :2015/06/16(火) 12:45:20 HOST:KD182249240065.au-net.ne.jp 〉506
無学な私としては・・・聴き手もある程度のバリエーションの中から好きなタイプを選びたいかも?なんて思っておりまして・・・

例えばフォーレのレクイエムでも、ロスアンヘレスのおばちゃんと、若いお姉さん、ボーイソプラノどれが聴きたいかとか・・・ヘンデルのメサイア、今日はカウンターテナーじゃなくコントラルトのバージョンで聴きたいナ?とか・・・個人的には盤を選ぶ時のポイントだったりもしますが・・・

508: すってんてん(借金漬け) :2015/06/16(火) 17:34:25 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >無学な私としては・・・

わかりまつ。

509: フォルテ :2015/06/16(火) 18:36:33 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>507
ジークさんはかなりレベルの高い楽しみ方をなさっておられるようですね。私こそ無学なので
そのような楽しみ方はとても真似できないです。ヘンデルのメサイアやカルミナ・ブラーナなど
カウンターテナーが聴ける曲はカウンターテナーの方を選びますが、それはカウンターテナーが
聴ける曲はそんなに多くないからという単純な理由ですね。

音楽に限らず色んな趣味でもその楽しみ方の幅広い人は良いですよね。凡人(私のことですが)が
及びもつかない楽しみ方をなさっているのを知ると、その趣味の深さを感じますね。

510: フォルテ :2015/06/16(火) 23:01:53 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp カウンターテナーのアリアにどんなものがあるかyou tubeでうろうろと探していましたら
こんなのにぶちあたりました↓

www.youtube.com/watch?v=C4sQlOHcvjI

Lascia Chio Pianga(私を泣かせてください)はヘンデル作曲の歌劇「リナルド」に出てくる
アリアで普通はメッゾソプラノかソプラノで歌われますが、カウンターテナーで歌われているのも
なかなか良いですよね。これなんか夫々の味わいがあってどれを聴こうか迷いますね

511: ジークフリート :2015/06/17(水) 02:06:41 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp 当方は、馬鹿のひとつ覚えでついつい似たようなものを集めてしまいましてお恥ずかしい限りです。
カウンターテナーでしたら、名前を覚えているのはアルフレッド・デラーくらいしかいなくて・・・ムンディ盤「music for a while」(デラーと、ヴィォラダガンバ、ハープシコード、オルガンなど)が具合が良かったので、調子に乗って「キング アーサー」とか「ザ インディアン クイーン」とか箱物を入手したものの、ジックリ聴けるのはいつの日か〜!てな感じです。

512: すってんてん(借金漬け) :2015/06/17(水) 09:09:37 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 遥々聴いたぜ箱だけ♪

「箱館のひと」でつね?
わかりまつ。

513: フォルテ :2015/06/17(水) 10:36:04 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>511
ジークさん、皆さんお早うございます。

you tubeで聴きましたが「music for a while」良いですね。Henry Purcellの作曲には
こういうのもあるんですね。私の手持ちにはtp協奏曲しかありません。

バッハのカンタータも良いですね。キリスト教徒でもありませんがカウンターテナーの
透き通った歌声を聴くと何かしら敬虔な気持ちになりますね^^;

www.youtube.com/watch?v=6fAWqTW1H2s

514: くろねき :2015/06/17(水) 17:44:39 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>大地の歌

ヤッサッサ〜、ヤッサッサ〜♪って曲でしたっけ。

さらに無学な私は馬鹿のひとつ覚えで、同じ「大地」なら断然、
純国産の定番合唱曲「大地讃頌」派だったりしまつ。
「大地」で「歌」ときたらすぐ連想。困ったもんだす(略)

515: 薬漬け :2015/06/17(水) 19:33:28 HOST:s869036.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp >>514

>>ヤッサッサ〜、ヤッサッサ〜♪って曲でしたっけ

うーん、第1楽章冒頭がそう聞こえなくもないような…。
第3楽章は、以前に○ン○リーがCMで使って一時ブームになりましたね。

516: すってんてん(借金漬け) :2015/06/17(水) 20:04:47 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp お猿の籠やでつね

わかりまつ。

517: くろねき :2015/06/17(水) 20:43:38 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp >ヤッサッサ〜、ヤッサッサ〜♪

↑これ、誰ぞが作った日本語版合唱だったワサ…(汗)

某ウェブ百科に「大地の歌」のアルト・バリトン選択の件が出てましたが、
バリトン選択バージョンの演奏が少ないのは、初演時の指揮者でもあった
マーラーの直弟子ワルターが一度しかやらなかったのも一因だったようです。

ただ、バーンスタイン以外にもバリトン選択演奏の録音を
残している指揮者が何人かおり、クリップス、クレツキ、ラトル、サロネン、
ケント・ナガノなどが指揮した演奏が挙げられるそうです。

518: フォルテ :2015/06/17(水) 21:16:45 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>515
薬漬けさんって真面目なお人なんだなあ・・私も見習わなくちゃ

519: すってんてん(借金漬け) :2015/06/17(水) 21:43:11 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp おぼっちゃまでつから・・・・・・・・

520: ジークフリート :2015/06/18(木) 20:57:16 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp そー言えば、昔、陸上競技をやっていた頃、某大学名物?エッサッサ体操というものを習いまして、面白がって暫くは続けておりましたが・・・今更ながら本場物を見てみますと、やはり迫力が全然違いますねぇ〜。

本場物のカンタータとかモテットなるものも、勿論ナマで見聞きしたことはないワケですが、音楽の場合はCDなりLPなりで雰囲気程度はまぁなんとか味わえているのか?・・・昨夜もフォルテさんに触発されてバッハの「六つのモテット」(カンタータとの違いもよく解っとりませんがかっこ

521: ジークフリート :2015/06/18(木) 21:06:39 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp (送信ミスの続き)を聴きまして、こういう合唱ものの再生の難しさを改めて痛感。
装置のSNの悪さと言うか、ダイナミック型スピーカーの限界?を思い知らされた感じです。

我が家のメインスピーカー交替がほぼ確実となった今、この辺りが次のスピーカーに期待するところですが果たして・・・

522: すってんてん(借金漬け) :2015/06/18(木) 21:14:20 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >そー言えば、昔、陸上競技をやっていた頃、

そーくると、オイラも昔々、相撲、水泳、テーブルテニス(温泉ピンポン)etcを
カジってますたでつ。

バッハのバロックよりバラック&西洋古事記(ルンペン)が郷愁を誘いまつ。
と・・・いっておきまつ。

523: フォルテ :2015/06/18(木) 23:26:07 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>520
>カンタータとの違いもよく解っとりませんが

私も分かっとりませんのでネット参考書で調べたところ、モテットには独立した器楽の
声部がないのでカンタータよりも地味とありました。カンタータですら2枚ほどのCDしか
所持しておりませんので、モテットに食指が動くのはかなり先になると思われます^^;

合唱ものの再生にご不満があるようですが、それはどのようなところなんでしょうね。
単に録音のせいかも知れませんし?

524: ディラン :2015/06/19(金) 00:00:02 HOST:nptky205.jp-t.ne.jp メインスピーカーの入れ替えは相当の不満か、否、替わりのスピーカーに対する想い入れかプレーナ−型ではなく静電型ですか。う〜ん、楽しみですね。ATCに勝るか。

525: すってんてん(借金漬け) :2015/06/19(金) 00:36:16 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >静電型ですか。う〜ん、

女性ヴォーカル&室内楽をメインに楽しむ(特化&特価)ならでつが
でつ。

ATCは大阪都構想の火種でゲス。
ATCはトミカ博限定!?かも

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

526: ジークフリート :2015/06/19(金) 21:29:51 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉520 録音のせいかも

それは大いにあり得ると思います。

527: ジークフリート :2015/06/19(金) 21:51:04 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp (続き)なるべく最近の録音の方が有利かな?と思いまして、リヒターのアルヒーフ盤をお蔵入りさせて、近頃はフィーレーベルのコレギウム・ボカーレ・ヘントなどを聴いています。
ただ、特に、合唱団の喉がビリビリッと鳴る辺りとかで透明感が低下しがちなところなんかは、装置や聴き手側の問題もあるものと考えています。

・・・まぁ、そんなこんなで・・・マーラー全集を聴き始めたのも、既にスッカリ忘れちまってました。

528: ジークフリート :2015/06/19(金) 22:09:38 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉524 スピーカーに対する思い入れか

未だディランさんのように愛着がもてるスピーカーに出逢えておりませんが、

529: ジークフリート :2015/06/19(金) 22:28:25 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp (続き)ATCもワタシのウデでは、今後の伸び代がもうあまりないのかな?と思うようになりまして・・
・・まぁ愛着はもてなくても、面白そうなことがあればやってみようじゃないの?てな考えで、ミニスピーカーなんかも一応候補には入れているんですが、果たして・・

530: ディラン :2015/06/19(金) 23:07:30 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp 出逢いが有れば別れも有る訳で又来る出逢いは何だろう。(寺山修二がその様な詩を詠んだような)
3WAYATCを極められたジークさんの気持ち解かる様な気がします。
私もアルテックに出逢ってそれなりに鳴らした様な気がして居りましてアルテックの呪縛から解かれる時期が来そうです。
一所に定住し過ぎた様な気がします。
何時かジークさんは小生の事をミュージックラバーと仰せでしたがそうなんです。
只、音楽が楽器が好きなだけで其れも移り気で雑食性です。
面白そうな出逢いが有れば寂しいけれどA5とさらばしても良いと思って居ります。

531: すってんてん(借金漬け) :2015/06/20(土) 00:18:15 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オイラの拙い経験では
オーディオに限らず、例えばクルマ道楽?でも
とっかえひっかえされる似非趣味人が結構おり松。

よくよく観察すれば、結局、深層まで行く根性や知識&感性&甲斐性も無く
ただただ流行に敏感で感染されやすくウワズミだけを楽しんでいる
カッペ(個人的見解でつ)?が棲息しており松。

何処で仕入れたのか経験や体感もせず、情報だけを頼りに薀蓄のたまう似非趣味人は
ヨイショこそすれお付き合いは御免させてもらっている今日この頃。

この人種は決まってセコイ&甘党!?でガス。

A5・・・・・入力&アンプの実力が問われる名器でゲス。
多分!!?

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

532: ディラン :2015/06/20(土) 00:56:46 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp すってんてん(借金漬け)様

お言葉をば頂きました。小生趣味人ではござんせん。
深層まで行くなどと言う不遜な了見も持ち合わせて居りません。
甘党結構、軽佻浮薄で結構。、多様な名器を愛でる時間も金ももう持ち合わせて居りません。
頑固で了見の狭い人間で終わりたくないだけです。
反応は致しましたが別に喧嘩を売っている訳でも反発して居る訳でも無い事だけはご理解頂ければ幸いです。

533: すってんてん(借金漬け) :2015/06/20(土) 02:26:26 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp でつね
ワカリ松。

あえてこき松。
スピーカーに完全無欠など有馬温泉。
折角の名器が泣いており祭る。
(石&意志)の上にも10年。
限り有る時間、とっかえひっかえする軟弱な似非マニアの
薀蓄&講釈に「ご用心あそばせ」

着け喰えるならばA5は鳴りっぷりが良すぎるのでつ。
(一例)JazzはJBL ヴォーカルはA5、その他はタンノイと住み分けしませう。

・・・・・合掌

534: すってんてん(借金漬け) :2015/06/20(土) 02:33:34 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 追加計上

あらてのメロメロ詐欺に要注意!

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

535: くろねき :2015/06/20(土) 07:44:44 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp 皆さんおはようございます。

まだ「おさらば」が具体化している訳ではないと思いますが、
ディランさんはA5歴何年でしたっけ。
でもまぁ、カネが何とかなることはあっても、
時間というやつだけはどうにもなりませんからね〜。

スピーカーの場合、最低3年は使ったほうが…と以前書きましたが、
10年以上ならば元オーナーとして十分胸を張れるのではと思います。

前向きに未練を断ち切る?という方向性は見習わなければ、と思います。
金策などの退っ引きならない事情無しに、A5のような大物を
手放すというのはなかなかできないことのような…。

536: ディラン :2015/06/20(土) 09:32:41 HOST:nptky202.jp-t.ne.jp >>535
くろねきさん、お早うございます。さて、A5にして何年に為りますかせいぜい3年間前後位でしょうか。ハイ、具体化は未だ未定ですが状態の良い個体があればと考えておりますよ。A5を封印するか手放すかはその時に為らないと判りませんが多分両刀使いはしないでしょうね。場所があれば気分でとイケますがそういう優雅さは持ち合わせて無いですから。
未練、情を持つと機器で満載、音楽どころでは無くなります、私の場合はです。

537: ディラン :2015/06/20(土) 09:35:05 HOST:nptky302.jp-t.ne.jp ↑
新品を買いなさいね。

538: すってんてん(借金漬け) :2015/06/20(土) 09:52:54 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 3刀流「宮本むなし」をお勧め済ますでつ。

音楽が楽しめ松。
オイラはサブを含めると7当流でゲス。(約20〜30年機器は不動)
アレコレいじりまわしません(追い込む???)
そしてポン置き。

オデオの醍醐味&真髄はスピーカーの選択でキマリ

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

私の場合はでつ。

(〃^∇^)o彡☆ぐぅははははっ

539: ディラン :2015/06/20(土) 10:12:07 HOST:nptky102.jp-t.ne.jp >>538
参りました。降参、勘弁して下さいませ。

540: 薬漬け :2015/06/20(土) 10:41:13 HOST:s870039.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ディランさん、おはようございます。

「ご自分のための」趣味です。ご自分の感性が下した判断を最大限尊重してあげて下さい。

541: アラン・ドロン :2015/06/20(土) 10:58:38 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
=オデオの醍醐味&真髄はスピーカーの選択でキマリ

その通りですね。その他の物は、ある程度気に入ったのをを買ったら、
あとは、スピーカーのみに関心を持つーーーー

これが一番ですね。

542: ディラン :2015/06/20(土) 11:48:49 HOST:nptky302.jp-t.ne.jp 薬浸けさん、お早うございます。お言葉、有難うございます。

アラン・ドロンさん、スピーカーに関する思いは同じです、有難うございます。
この掲示板の皆さんの書き込みはとても楽しくて嬉しいです。
感謝しております。

543: RW-2 :2015/06/20(土) 17:36:37 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >手放すというのはなかなかできない

オートグラフやパラゴン、パトリシアン800みたいのでしたら工芸品に近いのでけっこう後ろ髪
惹かれるでしょが、ステージ用のプレハブ造り塗装モノであればまぁ、以外にサッパリかも (略)

544: すってんてん(借金漬け) :2015/06/20(土) 22:19:26 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >「ご自分のための」趣味です。ご自分の感性が下した判断を最大限尊重してあげて下さい。

でつね
あたり前田の・・・・・・・・・・・・おぼっちゃま


(〃^∇^)o彡☆がははははっ

545: 前期 :2015/06/20(土) 22:27:12 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp さよ、さよ。自分がよければそれでイイのです。但し個人的な感性をもって
普遍性があるかのように言うのはどうかと思いますが。
普遍的な価値観となるとやはりプロの世界でどれだけ普及しているかという
ことになるでしょう。

546: ジークフリート :2015/06/20(土) 23:30:49 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp 本日は、ATCの後釜第一候補を試聴。聴くのは3度目のブツ。
確かにATCより良い面はあるものの総合的には・・・てな具合で、来週辺りで第二候補を試聴することに。

・・・そんなことより、数日前に中古レコード店から届いていた段ボール箱を開封して、VPIでレコード洗浄。いゃ〜、楽チン楽チン。
明日からまた暫くはレコード三昧か。

547: ジークフリート :2015/06/21(日) 08:24:43 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp クオード33のプッシュスイッチ。
押すと隣がロケットパンチみたく飛び出して、嫁の嘲笑を浴びる。

548: アラン・ドロン :2015/06/21(日) 11:01:42 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
大型スピーカーを手放すことは中々出来ないですね。
第一、箱が勿体無いではないですか。

何らかの不都合が起きてユニットを交換しなければならない場合は、
してしまえばいいですからね。

中古品でもいいなら、比較的安く購入できるかもしれませんし。

アルテックA-5ですか。一度部屋に入れたら、家族のように大事に
しなければ?-----です。

549: すってんてん(借金漬け) :2015/06/21(日) 18:36:48 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >「ご自分のための」趣味です。ご自分の感性が下した判断を最大限尊重してあげて下さい。

エライ!

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

税金?贅金??は有効に・・・・・・・

550: すってんてん(借金漬け) :2015/06/21(日) 20:07:53 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >アルテックA-5ですか。一度部屋に入れたら、家族のように大事に
しなければ?-----です。

ますますエライ!

お主タダモノでない!
お坊ちゃまでもない!

551: くろねき :2015/06/21(日) 22:01:30 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>ロケットパンチ

取り付けが緩くなってボタンが飛んだんでしょうか?
それとも銘機渾身のイングリッシュジョーク?
私もワロタでつ。

552: ジークフリート :2015/06/22(月) 00:30:18 HOST:20.166.52.36.ap.yournet.ne.jp ロケットパンチは11発装填されていて、その内3発に昨日ボンドを。
しかし、今日も他の1発が発射された。

553: RW-2 :2015/06/22(月) 13:16:13 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp プッシュ部にマイクロスイッチと電飾仕込んで、押したノブが発光するのがカッコ良いな〜。

554: ジークフリート :2015/06/28(日) 08:33:19 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 冗談システム(マランツCD34 〜 クオード33+303 〜 ステレオラ)は、定在波除去とCD34の振動対策程度で早くもイイ感じに。
昨日からミシェル・コルボのバッハとか聴いとりますが、ヨハネ受難曲の彫りの深さ・・・合唱ものは、やはり奥行きがでてナンボのものなんですよねぇ。

で、頑張ってるサブシステムに比べ、メインシステムはどーもこのところ伸び悩み状態。
てなワケで、ATCの後釜候補第二番を昨日試聴。とりあえず?このスイス製小型スピーカーで決まりです。

555: フォルテ :2015/06/28(日) 11:23:40 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp 合唱がお好きなジークさんにはマーラーの8番などは必須だと思われますが、どうですか?

LPでこれが巧く再生できるようなシステムなら合格だと思いますね^^

556: ジークフリート :2015/06/28(日) 23:55:03 HOST:36.52.161.116 フォルテさん。残念ながらマーラー8番のLPは所有しておりませんが、録音も再生も難しそうな曲ですね。
もしや、フォルテさんがアナログを諦める原因となった盤かも?とか、勝手な想像しておりますが・・・当方が持っているCDでは、これがまた非常に音が悪くて(バーンスタインが亡くなったため、新マーラー全集を完成させるようと、ラジオ用の古い音源で間に合わせたもの)、一応持っているだけの盤となっています。

557: フォルテ :2015/06/29(月) 17:18:03 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>556
>フォルテさんがアナログを諦める原因となった盤かも?

アナログからディジタルに移行した最大の理由はシフォンフォニーを聴いている最中に
盤のA面、B面をひっくり返したり盤を替えたりする必要がないので、こりゃ良いわ!と
思ったからですね。そしてアナログでは音に影響するメカニカルな部分が多すぎるので
それもディジタルに移行した理由のひとつです。

>ラジオ用の古い音源で間に合わせたもの

ディジタルでは録音やその後の加工処理の良し悪しがもろにでますから、半世紀以上も
前の古い録音はそのままアナログで聴いた方が良いと思います。アナログは解像度が
低いのでぼろがそれほど目立ちませんからね。

先日買ったCDのひとつは半世紀以上前の酷い録音の見本みたいなCDで、その音たるや
コンサート会場で盗聴録音したような音質の代物で、即お蔵入りとなりました。^^;

558: ジークフリート :2015/07/02(木) 02:05:46 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉557 アナログは解像度が・・

キチッと調整されたアナログシステムよりも音が良いデジタルシステムを未だ聞いたことがありませんが・・・
CDが何時まで聴けるかな?(もう、ロクなCDPが発売されない)という不安を、最近益々感じておりまして・・・
CD以外のデジタルは知らない(良い音が聴けるとは思えない)し・・・

・・・てな感じで、安息の日々はまだまだ遠い!(メインスピーカー更新後は、パワーアンプ、それからまたDACも?)

ところで、バーンスタインの旧マーラー全集のうち、取り敢えず5番を手に入れました。(未聴)
取り敢えず、と言っても全部揃えるほどの意気込みはありませんがね。

559: 薬漬け :2015/07/02(木) 08:10:48 HOST:s1160097.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp 若い頃の、NYP を振っていた頃のバーンスタインはあまり好きになれませんが(ラプソディー・
イン・ブルーは例外)、マーラー全集は流石でしたね。
米Columbia:MS で始まるオリジナルは大体2つ目ですが、3番と4番だけが確か6つ目だったと
思いますのでご参考までに。

アナログは底なし沼的な情報量ですから、それをどう引き出すかが醍醐味の一つですね。

560: すってんてん(借金漬け) :2015/07/02(木) 09:21:46 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >キチッと調整されたアナログシステムよりも音が良いデジタルシステムを未だ聞いたことがありませんが・・・
>アナログは底なし沼的な情報量ですから、それをどう引き出すかが醍醐味の一つですね。

でつね
わかりまつ
たまにでつが、マトモなご意見でつ・・・・エライ!

561: ジークフリート :2015/07/04(土) 21:23:00 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉底なしの情報量

CDはデカい音が得意なのに対して、LPは微細な方向への底なしみたいですね。

しかし、メジャーレーベル等の新譜発売がCDである限り、私ん家ではCDがメインかな。(それも風前の灯火か?)

562: フォルテ :2015/07/04(土) 22:53:04 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >私ん家ではCDがメインかな

CDオンリーの当方としましてはそのようなお方が増えることを期待いたします。
色んなCDの情報が得られるからですね。(^^)

>それも風前の灯火か?

これは音楽配信が将来主流になるのではないかという危惧ですか?私はその心配は
いらないと思いますけどね。将来主流になるだろうと私が思うのは全てこみこみの
一体型アンプというかプロセサー (processor) というようなものだと思いますね。

563: ディラン :2015/07/05(日) 08:46:11 HOST:nptky106.jp-t.ne.jp キ−ス ジャレット−ケルンコンサ−トのLP、CD、配信ハイレゾ音源を現有アルテックシステムで聴く時LPは最も手間が掛かるものの一番音の質感は良い。配信音源をパソコンから鳴らすとなんとも言えない静寂感を得られる。システムとソフトは同期と言うかお互いに良い所を消さないように揃えないとと思います。
最新録音をビニールに落としているのは疑問視しています。
CDは残って欲しいです。
と言うもののニューヨ−クからのブルーノ−トラジオを聞いている時間が多いなあ〜。

564: すってんてん(借金漬け) :2015/07/05(日) 10:33:34 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >現有アルテックシステムで聴く時LPは最も手間が掛かるものの一番音の質感は良い。

当然&必然の帰結でゲス。
あたり前田のクラッカーもヨロピク

565: フォルテ :2015/07/05(日) 11:31:41 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>563
>CDは残って欲しいです

製作コストの回収&儲けを考えればCDは無くならないと思いますよ。それにCDジャケットや
ライナーノーツも配信には無い魅力ですね

566: ジークフリート :2015/07/05(日) 13:53:45 HOST:220019171106.wi-fi.kddi.com 〉こみこみの一体型
玩具みたいなクオードでもセパレートですよ〜。
一般大衆向けには、始めは良いかもしれませんけど、音が良く(音楽が楽しく)なきゃ結局 音楽離れしていくんじゃないでしょうかね。

個人的に心配しているのは、ナイスなCDプレーヤーが発売されない辺りでして、CD盤はあってもPCみたいなもんで聴こうとは思いませんからねぇ。

〉最新録音をビニールに
CD前提の録音ならCDで聴く方が良いのでしょうね。
米国辺りじゃレコードが復活するそうで、レコード前提の録音だったらレコードで聴きたいなぁ。
(てなこと言いながら、実はアナログ時代の貴重な音源がCD化されたらセッセと購入)

567: ディラン :2015/07/06(月) 23:51:48 HOST:nptky107.jp-t.ne.jp >>563
まあ、そんな事でCDリッピングを含めたパソコンから鳴らすのに最適な〔当然ビニールもより良い〕スピーカーを求め、探しておるのですが先日は落とし穴に落ちそうに為りましたが。
近い内に良い玉が有ると聞きましたので遠征試聴して来ます。久しぶりに楽しみです。ルンルン気分で行って来ます。

568: フォルテ :2015/07/07(火) 10:55:12 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>567
CDはやはり評判の良い(データがどうのこうのとは言わない?)CDPで聴かれるのが
よろしいかと。PCの場合にはオーディオボードがどうのこうのと言われる可能性が
ありますね。リッピングの際などに単に音をチェックする分にはOKでしょうが。

CDの再生にはスピーカーユニットのコーンは軽くて剛性の高いものが良いですね。
コーンの口径は許容入力が許す限り、つまり聴く際の必要音圧で破綻しない範囲内で
なるたけ小さい方が良いと思いますね。これは試聴の際、爆音で再生しても音が
つぶれなければOKですね。お店の方は嫌がるかもですが^^

スピーカーの構成は口径の小さな中高域のスピーカーとSWの組み合わせがお薦めですね。
この際SWが中高域を濁さないよう配慮する必要があります。例えばSWを横向きに置くとか?
冗談じゃなく^^

ところでウェールズでは雷の直撃で2名が死亡2名が怪我をしたそうですが、季節柄皆様には
雷にはお気をつけ下さいませ。先ず命より大事なオデオなどの電源は切っておかれた方が
よろしいかと・・

569: ディラン :2015/07/07(火) 11:53:12 HOST:nptky207.jp-t.ne.jp >>568
フォルテさん、アドバイス有難うございます。PCからの再生に関しては未だ試行錯誤中なので仰せのようにCDPが安定しています。然しながら書き込みしました様に海外のネットラジオがドキッとする音を出すんですよ。これは新境地の可能性大と直感しました。
リッピングに関しても試行錯誤中。
スピーカーのウ−ファ−コ−ンの口径は今までは絶対大口径、大エンクロと信じていたのですが私の嗜好が少しばかり変わったのかも知れませんが他も有りと感じます。

570: フォルテ :2015/07/07(火) 13:58:28 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>569
>海外のネットラジオがドキッとする音を出すんですよ

海外のネットラジオを聴いたことがないので、先ほどカントリーとクラシックを聴いて
みましたが音は悪くはないですね。ディジタルデータはノイズに強いので、元の音に
極めて近いものが聴けるからですね。ただトラフィックの影響はあるかも?

>スピーカーのウ−ファ−コ−ンの口径は今までは絶対大口径

私のお手軽システムで使っているSWの口径は20cmそこそこですが、ときおり奈落の底に
落ちるような超低音を感じることが出来ますよ。大口径を否定はしませんが場所取りと
無駄なパワーが必要になりますね。まあ広い所で大音量で再生するなら話は別ですが・・

CDを良い音で再生するには先ずCDPそのものが信頼できるものであることは言うまでも
ないことですが、電源をクリーンにし、電磁波ノイズや振動の影響を受けないように
対策するなどが必須ですね。エラー訂正の頻度が音質に影響するからですね。

アナログでもターンテーブルのモーターからの電磁波ノイズや振動の影響を避けるため
糸ドライブなんてのでモーターとカートを極力遠ざけましたが、それと同じことですね

571: くろねき :2015/07/07(火) 19:49:12 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>570
>電源をクリーンにし、電磁波ノイズや振動の影響を受けないように
>対策するなど

>エラー訂正の頻度が音質に影響する

↑というより、ドライブのサーボ回路が働く頻度が増えて
そのノイズが回り込んだり、電源ラインのノイズが
出力系に直接乗ったりする影響のほうが大きいでしょうね。

そんな状態で使う人はいないでしょうが、
極端にガタついてたりすると音飛びするでしょうし。

572: RW-2 :2015/07/08(水) 06:05:48 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >電磁波ノイズや振動の影響を避けるため・・・モーターとカートを極力遠ざけ

糸ドライブはモーター振動をターンテーブルへ伝えにくくするためと大慣性質量の
プラッターを使いたかったためで、電磁波ノイズの影響を避けるために遠ざけた
ってなことではないような気がします。

573: くろねき :2015/07/08(水) 06:46:22 HOST:wb92proxy05.ezweb.ne.jp ↑フォノカートリッジの場合、電磁波というより
強い磁場があるとそちらが影響することが考えられますから、
モーターが変に近すぎないほうが望ましいには望ましいんでしょうね。

カートリッジにもシールドがあるのである程度耐性はあるんでしょうけどね。

574: RW-2 :2015/07/08(水) 08:25:42 HOST:59.156.229.159 >電磁波というより強い磁場があるとそちらが影響する

そちらのほうが重要ですね。MMカートリッジからカンチレバーを抜いてプラッター上の
あちこちで挙動を見てください。ベルト機では動きませんがモーターが真下にあるDD機
ですとモーターのマグネットとカンチレバーのマグネットが反応してクルッと廻る場合
があります。

DD機の場合は、モーターが低い位置にある(スピンドルシャフトが長い)、プラッターの
高さのあるものが良いのです。厚みの薄いプラッターやプラッター裏面にマグネットが
仕込まれたタイプはダメなんです。実際にはゴムシート+レコードの厚み距離でなんとか
救われてはいますが。

575: フォルテ :2015/07/08(水) 10:41:58 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>571
レスが遅くなって申し訳ない。

>↑というより、ドライブのサーボ回路が働く頻度が増えて
>そのノイズが回り込んだり、電源ラインのノイズが
>出力系に直接乗ったりする影響のほうが大きいでしょうね。

以前にも同じようなことを書いておられたように記憶しますが、それはあくまで
ノイズの話であって音が良くなる話ではないと思いますが、如何でしょうか?

また、上記の対策として何かやっておられるのであればそれも教えて頂ければ幸いです。

>>573-574
>電磁波というより強い磁場があるとそちらが影響する

磁場と言うのは磁気の影響が及ぶ範囲と理解していますが、その磁気はどこから
来るんですかね?電磁波によって磁場が発生するのではないのですか?
とても初歩的な質問で申し訳ない^^;

576: RW-2 :2015/07/08(水) 12:10:25 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >電磁波によって磁場が発生するのではないのですか

磁場(磁界)が電場(電界)に押し込まれると電磁波(電波)が発生するんでしょね。
モーターの場合は、磁石だけ、またコイルだけでは電磁波は出ないわけです。

577: フォルテ :2015/07/08(水) 15:35:51 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>576
ちょっと出かけておりましたのでレスが遅くなり申し訳ない

>磁場(磁界)が電場(電界)に押し込まれると電磁波(電波)が発生するんでしょね

wikiには”空間の電場と磁場の変化によって形成される波(波動)である”とありますね。

>モーターの場合は、磁石だけ、またコイルだけでは電磁波は出ないわけです

つまり稼働状態でなければ電磁波は出ない、逆に言えば稼働状態であれば電磁波が発生する
と理解しても良いのでしょうか?そうすると”電磁波というより強い磁場があるとそちらが
影響する”の意味が分からないのですが?強い磁場があるとその影響を受けるのであれば
強力な永久磁石をカートに近付ければノイズが発生するということになりますね?

578: RW-2 :2015/07/08(水) 16:46:54 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >強力な永久磁石をカートに近付ければノイズが発生するということになりますね

電磁波より磁場が(オーディオ的に)影響するとの意は、電波ノイズとしてではなく、
カンチレバーの磁石がモーターの磁石に誘因されて、挙動的にスタイラスからの
信号(振動)を妨げてしまうという意味ですね。

DD機のプラッターの上に下敷き乗せてMMカートリッジのカンチレバーを乗せて
あちこち移動してみてくださいまし。カンチレバーが動き、廻るのが見てとれまっせ。

>稼働状態であれば電磁波が発生すると理解しても良いのでしょうか

だと思いますよ。古い大きなモーターが廻わるとラジオにバリバリ音が入るでしょ。モーター
からの電磁波はメガHz帯でしょうから低周波増幅機械(オーディオアンプ)には影響が少ない。
とはいっても、電磁波はやはり防御した方が良いので銅シールド巻いたりアルミ貼ったりですね。

きちんと設計された工業用モーターはコンデンサーやバリスタ等で電磁波対策をしてるでしょう。
近代オーディオで使われるのは整流子の無いブラシレスモーターですからその部分からの電磁
ノイズは出ないでしょう。整流子替わりの半導体のスイッチングノイズはまた別です。

579: くろねき :2015/07/08(水) 19:26:06 HOST:wb92proxy05.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

☆RW-2さん☆

>カンチレバーの磁石がモーターの磁石に誘因されて、挙動的にスタイラスからの
>信号(振動)を妨げてしまうという意味

フォローどうもです。

>MMカートリッジからカンチレバーを抜いてプラッター上の
>あちこちで挙動を見てください

うちのテクニクス機はまさに
「プラッター裏面にマグネットが仕込まれたタイプ」なので
早速やってみましたが、確かに軽く「こてっ」となるところがありますね。

ただしそうなるのは、アームがリターンを始めるポイントよりさらに内側の、
レコードにレーベルが貼られている部分の下であり、当然ではありますが
影響が最小限になるよう配慮はされているようですね。

ちなみにCDプレーヤーでも、実はこんなケースがあるそうです。
というのは、CDのレーベル印刷に磁性のあるインクが使われているケースがあり、
マグネットクランプの磁石などで帯磁するとピックアップレンズの駆動系を
誘引してドライブの動作に影響し、最悪の場合再生できなくなるというものです。

CDの消磁装置というのがありますが、こういう存在理由もあるようです。

580: フォルテ :2015/07/08(水) 19:52:51 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>578
>カンチレバーの磁石がモーターの磁石に誘因されて、挙動的にスタイラスからの
>信号(振動)を妨げてしまうという意味ですね

これはさもありなんと想像できますね。当たっているかどうかは私の知るところでは
ありませんが

>DD機のプラッターの上に下敷き乗せてMMカートリッジのカンチレバーを乗せて
>あちこち移動してみてくださいまし。カンチレバーが動き、廻るのが見てとれまっせ

アナログから離脱した私には確かめようがないですが、しかしこんなことは当たり前の
ことでしょ?よくテーブルの下にマグネットを忍ばせて、テーブルの上の人形をくるくる
躍らせたりする手品もどきはどなたも一度は見たことがあるんじゃないですか?

>モーターからの電磁波はメガHz帯でしょうから

げげ、そんなに高周波の電磁波がモーターごときの機器から出ているとは俄かには
信じがたいですね。電力線からの電磁波は高々60Hzでしょ?

それにしてもこのような議論をしていると大抵一人か二人の横レスが入るものなんですが、
今回は誰一人乱入する人がいなくて実に静かですね。特に最初の言いだっしぺのお方は
どうしたんでしょうね?RW-2さんに丸投げ?^^

581: フォルテ :2015/07/08(水) 19:58:10 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp ↑訂正
>特に最初の言いだっしぺのお方はどうしたんでしょうね?RW-2さんに丸投げ?^^

この部分カットして下さい。^^;

ついでながらくろねきさん、>>575でお願いしたレスはどうなりましたか?

582: ジークフリート :2015/07/08(水) 20:05:18 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp どこのメーカーでも理科のお勉強ができる技術者はゴロゴロしているんでしょうが、音楽が解るセンスの良いヤツがいないのが悩みのタネですね。日本のメーカーは特にですねぇ。

「日本の常識は世界の非常識」てえのが、我々のオーディオかぁ〜。トホホのホ。

583: くろねき :2015/07/08(水) 20:26:00 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp >その磁気はどこから
>来るんですかね?電磁波によって磁場が発生するのではないのですか?

コンデンサーモーターの場合は全てコイルですから、
電力が供給されていないと磁場は発生しませんが、
永久磁石を使うDCモーターなら常に磁場がありますね。

いずれにしても、プレーヤーが稼動状態であれば、
モーターから磁場(磁界)は発生していることになります。

>そんなに高周波の電磁波がモーターごときの機器から出ているとは俄かには
>信じがたいですね

AMラジオのそばで工具などの金属類をガチャガチャやるとノイズが入りますし、
FMでもロッドアンテナをドライバーなどでこすったりするとノイズが入ります。

回転しているモーターでも、コミテーターや
回転軸と軸受けなどの金属が常にこすれていますから、
このことを知っていればさもありなんと想像できます。

584: ジークフリート :2015/07/08(水) 20:29:49 HOST:36.52.161.116 〉567
ディランさんがウイルソン5.1を導入されたら、装置も総入れ替えかな?と心配しておりましたが、メインシステム更新の可能性も未だ残っているようですね。

当方も、メインシステムのスピーカーを14cmウーハーのちっちゃなものに替えることに決めておりますが、路線変更ではないので、一緒に替えるのはパワーアンプくらいで済むかな?と・・・これだけでも結構悩ましいんですがね〜。

585: くろねき :2015/07/08(水) 20:40:52 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp >音楽が解るセンスの良いヤツがいない

↑今、レコード会社でも似た状況があるそうですよ。

シンガーソングラ.イターなどアウトサイダー系の人材が幅を利かせすぎ、
正規の音楽教育を受けた人材がほぼ皆無だそうです。
作曲家で、J-POP業界は業界の体をなしていないと指摘している人もいます。

586: フォルテ :2015/07/08(水) 21:35:45 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>583
>↑というより、ドライブのサーボ回路が働く頻度が増えて
>そのノイズが回り込んだり、電源ラインのノイズが
>出力系に直接乗ったりする影響のほうが大きいでしょうね

この対策として何かやっておられますかと>>575でお訊ねしたのですが、その件は
どうなっているのでしょうか?有意義なお答えが頂ければ当方もぜひ試してみたいと
思っていますのでよろしくお願いします。

587: ディラン :2015/07/09(木) 11:47:45 HOST:nptky206.jp-t.ne.jp >>584
メインシステムの入れ替えの余地、意志はマグマのように抱えておりますよ。でなければ遠征試聴には行く必要も無い訳でして。
居心地の良い所から荒野をを目指すつもりであります。

588: すってんてん(借金漬け) :2015/07/09(木) 14:08:55 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp わかりまつ

オイラも今日はお久しぶりに2トラ38の爆音を浴びておりまつ。

結論、ダンモズージャはハーツがピッタンコ

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

589: ジークフリート :2015/07/11(土) 11:33:37 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp ここ一週間ほど、ステレオラでショパンの夜想曲(ルビンシュタイン/RCA)をちょくちょく聴いて、まったりとしておりました。
昨夜からは、バッハのヴァイオリン協奏曲集(ムローバ/Onyx)で、深〜い陰翳を。

・・てな感じで、メインシステムの存在価値が危うくなりそな今日この頃。
先般から、次のメインスピーカー用にと考えていた7.5wモノラルアンプがようやく発売になりまして、本日これから試聴の予定。
過去には845シングルとか45シングルなど球の小出力アンプは使ったことがありますけど、今回はトランジスタ式のハイスピードアンプ。
箱も中身もちっちゃなこのアンプが果たしてメインシステムのエンヂン足り得るか?
ちっちゃなスピーカーにちっちゃなアンプを組み合わせて・・・メインシステムとサブシステムの使い分けは如何に?と、我ながらそれぞれの存在意義が更に不鮮明になりそな予感。

590: フォルテ :2015/07/11(土) 17:34:51 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>587
試聴の結果はどうだったんでしょう?差支えなければお聞かせください。

591: ディラン :2015/07/11(土) 17:40:25 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp フォルテさん、今日は。
視聴は明日の約束なのです。行って来ます。

592: アラン・ドロン :2015/07/12(日) 09:22:10 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
菅野沖彦氏は、オーディオ文化と言っておりますが、残念ながら、
文化というレベルには達していなくて、ひとつの趣味です。

オーディオに関心のない人も、認めてこそ文化と言えるのですよね。
彼は、オーディオ界の徳大寺有恒ですね。

その製品が作られた経緯、動機、そういうものを大事にする人ですね。

今やオーディオ評論は、無用ですかね。むしろ、中古オーディオ
専門の評論家が必要ですね。

593: すってんてん(借金漬け) :2015/07/12(日) 10:06:00 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ↑
核心をスルドク暴露! エライ!

>彼は、オーディオ界の徳大寺有恒ですね。
>その製品が作られた経緯、動機、そういうものを大事にする人ですね。

オミヤが大事、「ごっつあんでつ」の響きを大事にしますでつ。

594: ディラン :2015/07/12(日) 23:07:42 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp 視聴(見て聴く)に行って来ました。
予想を上回るものでした。
ブツは以前聴いた1バージョンアップされたものとはいえ15年前発売の中古です。
プリはアキュとレビンソン、パワーはヴィオラとユニゾンリサーチ、CDPは度忘れしましたが普及品を所望。

590
フォルテさん、今晩は。
行って良かったです、何時も聴いて居るCDを数枚古いJAZZ,新しい録音のJAZZ、
アーノンクールのメサイア、中島みゆき、ディランのローリングサンダーレビュー、など。
絶品は中島みゆきでした、「蕎麦屋」。又アーノンクールは此処まで広がり、緻密だったかと感心しましたが
唯一、欠点を言えば低域が出過ぎる。処理は拙宅ならしなくてもOKと判断、バックのバスレフポートにタオルを詰めて調節も出来ました。
此れなら家で聴いてみたいと思いましたです。

595: すってんてん(借金漬け) :2015/07/12(日) 23:09:31 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >彼は、オーディオ界の徳大寺有恒ですね。

でつね
わかりまつ

「間違いだらけのオミヤ選び」
わかり杉松

596: フォルテ :2015/07/13(月) 10:31:57 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>594
ディランさんおはようございます。

随分沢山のソフトを用意されたんですね。ディランさんの容易ならぬ意気込みが
感じられます。どのような構成のシステムを試聴されたのかは分かりませんが、
とにかく帯域バランスが良くなければいけませんね。

低域が出過ぎに感じられたそうですが多分80〜100Hz辺りに山があるんでしょうね。
おっしゃるようにダンプト・バスレフにしてみるのも一考の余地ありですが、ただ、
今迄聴いておられたシステムでは低域不足だったということも考えられます。

広がりについてはスピーカーの存在を感じさせない、緻密さについては音色の変化の
多彩さとかキレの良さでしょうね。ただそれを診るときにどのソフトを使うかは
悩ましい問題ですね。^^

597: ディラン :2015/07/13(月) 15:40:55 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp フォルテさん、今日は。

低域の出過ぎと言うのでは無くその処理が上手く為されて居なかったということです。
今、家ではコンポの小さな2WAYを繋いでいますが部屋の反響等調整しますと十分な低域が得られます。
ユニット其の物の性能、は変ええられませんが我々はユニットの音、スピーカーの音をだけを聴いて居るのでは無い事が良く解かります。
ですから、優秀な小口径のユニット構成のスピーカーも部屋の環境を考えれば素早しい音が得られると遅まき乍ら再認識致しました。

598: フォルテ :2015/07/13(月) 18:07:31 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>597
>ユニットの音、スピーカーの音をだけを聴いて居るのでは無い

おっしゃるとおりですね。スピーカーの音だけを聞くには無響室でないと駄目ですね。

無響室で思い出しましたが、ピアノの音を収録するのに無響室にピアノを持ち込んで
録音し、それに電気的なリヴァーブを加えてCD化しているようなお話を聞いたことが
ありますが、ピアニストは無響室でまともに演奏できるんですかね?勘狂うというか
異様な感じが否めないんじゃないかと思うんですけどね。

599: ジークフリート :2015/07/13(月) 20:23:00 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp ディランさんがウイルソンのシステム6を?(ハイエンドですねー)
・・となると、やはりカートリッジからアンプ、ケーブルまで総入れ替えになりますねぇ。
どこらへんが良かったですか?

600: ディラン :2015/07/13(月) 21:40:09 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp ジークフリートさん、今晩は。
最終的には総入れ替えに為ると思いますが予算も有りますしね。
何処までの処まで鳴らせるか一寸ずつ遣って行くつもりです。

>どこらへんが良かったですか?
総合的な再現性+密な味わいを楽しめると言う所でしょうか。音楽にのめり込めます。そう言う可能性を感じましたね。
楽しめたのはA5もそうなんですが言葉では言い難いですが極めて曖昧さが無いと言うか。
知る、見る、聴こえる事で脳は真実を知りほんの少し自由と得ると私は思う人間なんだな〜と思います。
満たされると人は幸福感を感じますし希望も生まれます。
何て御託を並べることは出来ますが只音楽をもっと楽しみたいんです。
音楽は深い、オデオも深いですからね。

601: すってんてん(借金漬け) :2015/07/13(月) 22:42:00 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >やはりカートリッジからアンプ、ケーブルまで総入れ替えになりますねぇ。

(〃^∇^)o彡☆あははははっ
(〃^∇^)o彡☆ほほほほほっ
       !!!
Wでワロタ

ハイエンドと云うより「ハイ それま〜〜でよ!」でゲス。

602: ディラン :2015/07/13(月) 23:38:06 HOST:FL1-118-111-160-204.kyt.mesh.ad.jp >やはりカートリッジからアンプ、ケーブルまで総入れ替えになりますねぇ。
今、鳴らして居るコンポの小型2WAYが今のニューフォースのプリ、パワーで本来の性能を発揮している現実を鑑みると
アナログ入口に関してはカートリッジのみターンテーブル、アームに関しては絶対的信頼感を持って居ります。
しかし乍ら、増幅器が変わる可能性は十分あり、今の機器で何処まで性能を発揮出来るかは繋いでみないと解りません。
ケーブルに関しては悩ましい処です。
ハイエンドと言う意識は全く持って居りません。価格でも有りません。

603: ジークフリート :2015/07/14(火) 18:17:51 HOST:36.52.161.116 〉600 〉602 総合的な再現性+密な味わい

ディランさん。静かで信号追従性の良い装置で聴く音楽は、今まで埋もれたり潰れたりしていた微細な部分もちゃんと聞こえるようになって、氷山の一角しか聴こえていなかったことに気づかせてくれますよね。(特にオーケストラものなんか、昔の装置とは全然違うんじゃないですか?)

音楽のヴァイタリティーを確保しながら、整然と、気配までも感じさせる・・・そんな再生が出来るといいですねぇ。

604: すってんてん(借金漬け) :2015/07/14(火) 19:31:45 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >静かで信号追従性の良い装置

ナヌ・・・・・・解せん。

605: ディラン :2015/07/18(土) 18:33:08 HOST:nptky402.jp-t.ne.jp 明日、新しいスピーカーが来ます。インピーダンスが4オ−ムなので300Bのバランスシングルの8オ−ムに繋ぐとまずいんでしょうかね。ニューフォ−スは4からイケますのですのでこちらは問題無いのですが。後、内に有るパワーはケンソニックこれは4から16でスレッショルドの方式だそうなのでこちらもOK。然しながら300Bが使いたい。ボリュームを上げなければ鳴らせるように思いますが不安感は有ります。定番のアンプを使うのが常識でしょうが、繋いで音出ししないとなんとも言えません。

606: すってんてん(借金漬け) :2015/07/18(土) 19:05:56 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >ボリュームを上げなければ鳴らせるように思いますが不安感は有ります。

ボリュームを上げて聴いて臭い。OK!でがす。
自己責任の範疇でゲツ。

浅学で無知なオイラ奈良4Ω何ぞは見向きもしません。多分!?

607: すってんてん(借金漬け) :2015/07/18(土) 19:14:10 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ↑
今し方、昭和残響伝が似合う下町、新開地の世界長本店より帰還。
本来なら25度の麦焼酎でつが、千年の雫(芋焼酎原酒43度)を「ストレート・ノーセイサー」シデカシマシタ
メロメロになりませんですた。
4Ωor8Ω、・・・・・同じようなものでつ。多分!?

608: アラン・ドロン :2015/07/18(土) 19:30:27 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
4オームは、直列に繋いで8オームにするためにあるですかね。
ツインドライブですが。

それ以外は、私は判りません。博識ならぬ、薄識です。

609: アラン・ドロン :2015/07/18(土) 19:38:48 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ついでに、思いついたことを書かせていただきます。
テクニクスに30PL-120というウーハーがありますが、周波数特性は
上は、8000ヘルツまであります。フルレンジと言っていいのでは
ないですかね。

それと、ネジを留める孔が開いていないのです。
どうやって、バッフルに取り付けるのですかね。
JBLタイプみたいにクランプ式で留めるしかないですかね。

610: 薬漬け :2015/07/18(土) 20:07:23 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp >>605 ディランさん、こんばんは。

低インピーダンス・スピーカーだと、アンプには辛いかも知れませんね。300Bシングルだと、
何かあった時の保護回路、という訳にもいかないでしょう。
関係が逆だと、まだましなのでしょうが…。

拙宅にR120プッシュプルのアンプがありますが、デフォルトでは8オーム接続になっています。
これをオートグラフやコーナーヨークのいわゆる16Ω組に接続する際は、面倒でも裏蓋を開けて、
トランスへの配線箇所を8Ωから16Ωにハンダ付けし直して使っています。
やはり音のマッチングの面からも、機器への負担感の面からも気にならないですし。

それ自体は簡単な作業ですので、一度裏蓋を開けて中身を観察してみられては。但しコンセントを
事前に抜いて、十分注意して行われてください。

611: SAT-IN :2015/07/18(土) 20:07:36 HOST:pl171.mas1901.n-otemachi.nttpc.ne.jp 真空管アンプは原理的に低いインピーダンスのSPを繋ぐと歪みが増えたり特性が悪化したりする傾向がありますね。
二次側の負荷が変われば一次側も変わって最適なロードラインから外れるからです。
ただしSP自体のインピーダンスは1kHzでの値ですから全体としてみた場合、実際にどうなるのかは不明(ケースバイケースでしょう。

612: RW-2 :2015/07/19(日) 07:10:44 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >インピーダンスが4オ−ムなので8オ−ムに繋ぐとまずいんでしょうか

一般的な球アンプのSP端子には何のために4Ω、8Ω、16Ωがあるかちゅうことですね。
8Ω設計の端子に4ΩのSPを繋ぎますと、トランス一次負荷が見かけ2倍換算となります。
となると結果的にそのアンプの設計者が計算意図したものとは違うデータ、音になります。
8Ω表示SPは実際は6〜7Ωだったりを考えると4Ω表示のSPは3Ω前後の可能性もあります。

ちゅうのが物理的な解釈ではありますが、8Ω端子に4ΩSPを繋いでも音は出ます。SPの
インピーダンスは一定してるわけではありませんしね。音を聴いて不満がなければそれで
良いのです。オーディオとは科学ではなく感性だからです (略)

613: ジークフリート :2015/07/19(日) 11:31:31 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉605
ディランさん、実行が素早いねぇ!
当方なんか、スピーカーは一応決めましたが、お似合いのパワーアンプが見つからないので、おあずけ。
良い条件が揃わなきゃ、今のATCのままでイイや!て感じです。
サブのジョーダンワッツだけでもクラシックからジャズまでイケますしねぇ。

ま、しかし、この冗談システムも、ギャングエラーで不便を感じておりまして、こちらの対策が早い方がイイかも?

614: ディラン :2015/07/19(日) 13:31:29 HOST:FL1-118-111-155-26.kyt.mesh.ad.jp 午前中にセットが終わり約1時間聴いて居ります。このSPは鳴らし易いSPです。
運んで来てくれたお店の人が最初に球で鳴らしてびっくりして居られました、鳴りますね〜。
ニューフォースと比較すると少し緩めかな?位です。5.1を聴いた衝撃が蘇って来ました。
視聴した時とはふた皮剝けた音です、矢張り部屋の環境、電源廻りが違いますから自室で聞かないと駄目ですね。
当分はニューフォースで楽しみたいと思って居ります。

615: すってんてん(借金漬け) :2015/07/19(日) 22:53:39 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >運んで来てくれたお店の人が最初に球で鳴らしてびっくりして居られました、鳴りますね〜。

わかりまつ。

616: ディラン :2015/07/20(月) 08:21:56 HOST:nptky201.jp-t.ne.jp 昨日は深夜まで新しいスピーカーをCD、LP、PCで鳴らしておりました。玩具を与えるられて子供のように。時にハッとしたり、今までと変わらなかったり、然しながら部屋の空気は一変している。さらばアルテック。

617: すってんてん(借金漬け) :2015/07/20(月) 08:39:41 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >さらばアルテック。

まっ まさか!!?


>昨日は深夜まで新しいスピーカーをCD、LP、PCで鳴らしておりました。
>然しながら部屋の空気は一変している。

深夜は外部が静かになるので(小さな音まで良く聴こえる)・・・・・・多分!

618: ジークフリート :2015/07/20(月) 19:25:07 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 一度に冗談システムが聴けるのはCD2〜3枚が限界。早けりゃ1枚目でもうウンザリ。
一聴では気付かない喧しさがヒタヒタと迫ってきて我慢出来なくなるこの感じは、昔味わったことがある・・・原因は多分CDP(CD-34)。
実は既に次の候補はないことはないのだが・・

619: すってんてん(借金漬け) :2015/07/20(月) 22:51:36 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >実は既に次の候補はないことはないのだが・・

幻の名ラジカセ(Wウーハーの底力)、シャープ「ザ・サーチャー」がイチオシ

目の付け所がシャープでつ。

620: くろねき :2015/07/20(月) 23:29:29 HOST:wb92proxy05.ezweb.ne.jp >実は既に次の候補はないことはないのだが・・

国際勢だとソニーやマランツの可変デジタルフィルター
内蔵機か、デノンS10シリーズあたりでしょうか?

同じブリティッシュ勢なら、アナログライクな音が売りの
「RADS」D/A変換システムを内蔵したREGAとか。

621: ディラン :2015/07/23(木) 14:59:03 HOST:FL1-118-111-155-26.kyt.mesh.ad.jp 今日、ケンウッドL−−01Aをウイルソンに繋いでみました。
真に相性とは恐ろしいと思いました。
300B、ニューフォースを遥かに凌駕するパフォーマンスを聴かせてくれてます。
スピーカーが別物に為った様に活き活きと唄います。
こりゃー、大変な事に為りそうな予感が致します。悪魔の囁き(ケンウッドでこれだけ変わるのなら?)
いやいや、L−01Aが良いのである。

622: ジークフリート :2015/07/24(金) 22:04:07 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉621
ディランさん。ケンウッドのアンプでもそれだけイイのなら、音楽鑑賞用のまともなアンプ持ってくりゃ、心臓バクバクもんだと思いますヨ。
当方、TADの頃にマッキントッシュからスペクトラルに替えましたら、ホントにバクバクでした。(せいぜい2日間でしたが)

623: ディラン :2015/07/24(金) 22:25:02 HOST:nptky201.jp-t.ne.jp >>622
ジ−クさん、今晩は。本当にそのように思います。L−01Aに繋ぐと明晰さと豊かさが共存しつつ音場が前後、左右に広がり、イキイキしますし低域は今まで聞いた事がない位深く為ります。方向を決めないとアンプを選べないと思っております。やっと本当に望んでいたSPに出会いました。

624: すってんてん(借金漬け) :2015/07/25(土) 00:18:07 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >ケンウッドのアンプでもそれだけイイのなら

ど素人がメーカーを古馬蟹!!!?・・・
嫉妬からくる「十八番の↑から目線」でつね!!? ヤッパシ

>音楽鑑賞用のまともなアンプ

教えてチョンマゲ

マ マサカ、出入り禁止になっている天敵のKマエストロ???
又は地元のナカクニ痴方の冷やかし中華アンポンタン?

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

625: すってんてん(借金漬け) :2015/07/25(土) 00:44:47 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >TAD&スペクトラル 

ご立派な成金システム(ア○加減が超ワイドレンジ)
羨ましい・・・・・

626: RW-2 :2015/07/25(土) 12:14:52 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp トリオのアンプはチューナーの音の良さに引き擦られて(デザイン合わせで)購入していた
方も多かったと思います。その当時のトリオのアンプはドンシャリ的で賑わったような音と
感ましたが'75頃から変わりましたね。離脱したアキュフーズに取り残された面々方が一念
発起したのか、ワイドレンジでソリッドな音に変わりましたね。ボリュームは中央にドン!。
アンプもトリオの時代到来でしたね。

627: すってんてん(借金漬け) :2015/07/25(土) 13:08:40 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >トリオのアンプはドンシャリ的で賑わったような音と
感ましたが・・・・・

でつね
ワカリ松。


TAD&スペクトラルも○金御用達のドンシャリ&チャリンでつね
ワカリ松。

オイラが惜譲したケンウッドのL-02Tも然りでつ。
潤いの有るL-01Tと艶の有る10Bを残しますたでつ。

628: ジークフリート :2015/07/25(土) 16:20:43 HOST:KD182249240102.au-net.ne.jp 今週はずっと冗談システムの調整でメインシステムはお休み。
クオード33のギャングエラーを使用上あまり気にならない辺りまで持って行けたので、残る問題は音の汚なさ。
今のところ、CDPを替えずに誤魔化す方向でやっとりますが・・・本日、散髪の帰り道で次期候補のCDPを聴きましたら、コレご安物なのにイイ感じ。
冗談システムよりメインシステムのCDトランスポートを替えるべきか、それとも2つとも替えるべきか?・・・てなこと考えていると、メインスピーカー入れ替えの話しも忘れてしまいそう。

629: RW-2 :2015/07/25(土) 16:43:45 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >クオード33のギャングエラー

バランスで左右の音量合わせれば良いだけでは?

630: 前期 :2015/07/25(土) 17:44:07 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>629

そういう風に合理的に考えられないところがマニアなんでしょうね。
そしてギョーシャの餌食に?

631: すってんてん(借金漬け) :2015/07/25(土) 18:30:44 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >ギョーシャの餌食に?

上前を撥ねたりして・・・

恐るべし「備前魂」   ヤッパシ

632: くろねき :2015/07/25(土) 19:30:14 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

ってか、クオード33ってボリュームのギャングエラー調整できましたっけ?
ゲインを調整して左右のレベル差を追い込むのならできるんでしょうが…。

633: ジークフリート :2015/07/25(土) 22:05:33 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉629
Rさんの下衆なお友達のご期待には沿えないかもしれませんが・・・クオード33を使った人なら分かると思いますけど、バランスツマミは、頻繁に微妙な調節をするようなことは想定外の作りだと思っています。

〉632
検索が得意なくろねきさんなら分かっていただけると思いますが、クオード33の背面パネルには、テープアダプターとフォノアダプターのカード(基盤)が刺さっていますヨ。

634: フォルテ :2015/07/25(土) 22:30:33 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>633
ギャングエラーがレベルの大きさで変化するのならバランスつまみをしょっちゅう
弄らないと駄目ですよね。そんなことはジークさんのみならず誰もしたくないですね。

まあお頭の中身を疑いたくなるような方々のご意見はスルーがよろしいかと^^

635: くろねき :2015/07/25(土) 22:44:40 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp ☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

>テープアダプターとフォノアダプターのカード

もしかして、テープアダプターのレベルプリセット機能を活用するとか?
選別した素子への付け替えとかもするんでしょうか。

>バランスツマミは、頻繁に微妙な調節をするようなことは想定外

これはクオード33に限ったことではありませんよね。
ボリュームの位置がいつも決まっていれば、バランスつまみや
二重ボリュームで対応するのも容易なんでしょうけどね。

636: RW-2 :2015/07/25(土) 23:20:26 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp クオード33はデザイン有りきのアンプ。バランスはスライド式⇔つまみを回転に変えるような脆弱な
カラクリですから。ギャンググエラーを気にするようなマニア様が使うような仕様では設計されて
ないのでしょう。精度の高い東○光○製にでも替えてしまえばマシになるんでしょうけど。

>ギャングエラーがレベルの大きさで変化するのならバランスつまみをしょっちゅう弄らないと駄目

英国製のミニコンポなので頻繁な微妙な調節なんかまでは想定してないんでしょね。

637: くろねき :2015/07/25(土) 23:42:22 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp >バランスはスライド式⇔つまみを回転に変えるような脆弱な
>カラクリ

クランクの部分が折れやすいらしく、チェーンの切れっ端を
利用して補修した事例がとあるブログに載ってました。

スライド式のバランスつまみといえば、
似たようなサイズだったオットーDCA-1400はスゴかったっす。
ボリュームよりもバランスつまみのほうが目立つアンプで、
ストロークも長いんで従姉がバランスつまみで遊んでたっけ(略)

638: 前期 :2015/07/25(土) 23:56:16 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>631

教祖様はいっとき具合が悪いという噂でしたがもう回復されたんですかね?

639: すってんてん(借金漬け) :2015/07/26(日) 00:18:55 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >まあお頭の中身を疑いたくなるような方々のご意見はスルーがよろしいかと^^

真正でゲス。疑う余地無し♪既に壊れており松(*^_^* 仲間入り拒まずの太っ腹!
ワーイッ♪ヘ(^ω^ヘ)(ノ^ω^)ノワーイッ♪

>教祖様はいっとき具合が悪いという噂でしたがもう回復されたんですかね?
同郷の冗談がお好きな似非マニアならオデオで鍛え抜かれた地獄耳ご存知かも?

640: 前期 :2015/07/26(日) 10:16:32 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>639

当方は細腹ですからそこんとこヨロピク。

641: アラン・ドロン :2015/07/26(日) 12:34:59 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
全く関係のない話を2つほどしたいと思います。

タイムドメイン理論がありますが、これは、理論として確立
していないですね。
タイムドメイン社の由井(よしい)社長の文章を読んだことが
ありますが、彼は、今までのスピーカーはフリケンシー理論
(縦軸に出力音圧レベル、横軸に周波数)に対し時間軸を中心に
考えたと言いますが、そういうものは、どういう風に調整
できるのでしょうかね。

彼の理論----にもなっていないですが、小口径の
フルレンジユニットに、箱は、円柱型、卵型、球体のいずれかなら、
全てタイムドメイン理論になります。

これは、単なる変り種スピーカーですけれど。

もうひとつは、JSP方式と言うスピーカーがありますが、あれは、
バッフル面の4隅にバスレフダクトを4つつけただけです。

方式と、呼べるものではありません。マルチポートバスレフです。
正方形に近い箱に、比較的小口径のフルレンジユニット
(20センチ以下)をつけています。

4つあると、ダクトの長さの調整を細かく出来ますけれど、
それだけの事ですね。

それと、見た目が格好悪いです。四隅にダクトが4つですよ。

何だか、批判めいた事ばかり書きましたが、以上です。

642: 前期 :2015/07/26(日) 15:00:22 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >全く関係のない話・・・・・・

これぞブリティッシュ・ジョーク、それとも夏の怪談?????

643: くろねき :2015/07/26(日) 15:56:25 HOST:wb92proxy05.ezweb.ne.jp スレの流れとか、前後の文章よく考えらんないんじゃ?
「考えない」んじゃなくて「考えらんない」。
と言ってみるテスト(略)

しかし暑いですな…。

644: SAT-IN :2015/07/26(日) 16:28:28 HOST:s875149.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp それはそれで何が飛び出すかとw私は愉しく拝見しておりますよ。
一応全く関係ない話とことわっておられますからね〜(省)

しかし、暑い!!!・・・・

645: 前期 :2015/07/26(日) 16:42:43 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp これからもっと怖いお話が出て背筋が・・・・???

646: SAT-IN :2015/07/26(日) 17:09:20 HOST:s875149.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑望むところです。(少しでも涼しくなりたい)

647: すってんてん(借金漬け) :2015/07/26(日) 19:14:57 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 本日は某カフェで水の入ったガラスコップを粗相(ヒッ繰り返しテーブルが水浸し)

帰宅するも、アイスコーヒー×2が客人の面前でお盆の上に転倒(;一_一)、
カーペットにコーヒーが飛散し悲惨な状況に・・・まもなくお盆

お迎えが近いのか?、道連れは誰に???・・・・・・・

合掌♪

648: SAT-IN :2015/07/26(日) 19:21:27 HOST:s875149.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp ↑それは脳の血流関係の警告かも知れませんよ。
もし指先が痺れたり感覚が鈍ったりしたら病院で検査してもらったほうが良いでしょう。

以上全く関係のない話でした。

649: 前期 :2015/07/26(日) 20:13:39 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>647 すってんてんさん、今晩は。

それは「営業妨害」という名前のお化けの仕業でつ。
普段は聖なるギョーシャの墓場というところに潜んでいますが毎年お盆の前に
夜昼関係なく出没いたします。裏飯屋〜 あ、ここもキューリー現象が・・・

650: すってんてん(借金漬け) :2015/07/26(日) 20:30:16 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >それは「営業妨害」という名前のお化けの仕業でつ。

(;一_一)(寒イボ&失禁)・・・・・ヤッパシ。

近くに鎮座中の、本日入札ありの2寅38テープにもう少しでコーヒー飛沫が・・・
クワバラ クワバラ 裏飯屋「冷やかし中華始めますた!」

美作三湯辺りでワラ人形に釘!法螺話に釘!!
「ギョへー」・・・・・・・・・

651: RW-2 :2015/07/27(月) 23:12:38 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >チェーンの切れっ端を利用して補修

昔、拙者に持ち込まれた時は、割れたパーツの型を歯科用印象材で採取して石膏を流し、
熱重合レジンで再生品を作ってレストアしました。まぁ一般の御方は何言ってるのか
判らんでしょうけど、プラモデラーならすぐピンと来るでしょう。石膏型にレジン粉と
溶剤を練って流し込むのです。煮た後取出してバリを取って形成。

もっと力が加わるようなパーツはワックスアップして埋没。炉で焼いた後、金属鋳造
します。ってなことを詳しく説明してもしょうもありませんので割愛。オーディオ界は
レストア屋よりもブランドマニアやケーブルマニアのほうが格式が高いのです (略)

652: 前期 :2015/07/27(月) 23:40:39 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >ブランドマニアやケーブルマニアのほうが格式が高い

ということにしておかないとギョーシャさんがお困りかと。

653: RW-2 :2015/07/27(月) 23:57:49 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp 2000円のトランスを1000円のケースに入れて正体がバレないようにピッチ詰め。1000円で
ハンマートーン塗装。30000円で売ります。買ったマニアはコアのアースなんか知りません
から無くともお構いなし。その音でテレフンケンやらムラードを語るのです。ここに幸あり。

654: くろねき :2015/07/28(火) 00:07:29 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp >ワックスアップして埋没。炉で焼いた後、金属鋳造

ロストワックス技法でつね、わかります。

レジンキャスティング(うちの父は「信○シリコーン」を使ってました)にしても、
鉄道模型のスクラッチビルドでよく使われる技法。
レストア屋やるなら模型が必須科目?

655: 前期 :2015/07/28(火) 00:14:00 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>653 Rさん、今晩は。

>ここに幸あり

そんなこと言って後ろから刺されても知りませんよ!

656: RW-2 :2015/07/28(火) 00:58:26 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >レストア屋やるなら模型が必須科目

拙者は電子工学部出身の鋳造屋でした。今は錬金術師を名乗っております。へへ。

>後ろから刺されても知りませんよ!

なのでデュポンケブラーのサラシ巻いております。ちなみにトランクスは30年来
J・プレスですが、ステテコは最近ユニクロであります。はい (略)

657: くろねき :2015/07/28(火) 02:20:43 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp >>655-656
刺された後で魂呼び戻されて、鎧みたいのが体になったりして。
あ、「人体錬成」は禁忌ですよ、くれぐれもご注意を(謎&略)

658: すってんてん(借金漬け) :2015/07/28(火) 03:18:57 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >拙者は電子工学部出身の鋳造屋でした。今は錬金術師を名乗っております。へへ。

拙者は某工業高校電気科出身のボンクラでした。
就職先は映画興行が主の総合レジャー産業会社、定年後は極楽トンボで自転車操業中、
スッテンテンでつ。トホホ&ガックシ(;一_一)


>ちなみにトランクスは30年来 J・プレスですが、ステテコは最近ユニクロであります。はい (略)

当方、スーツ&ジャケット類は30年来J・プレス(オンワード樫山)ですが、
若かりしころはVAN&KENTでキメテおり中島みゆき族だつた。
インナー類は10年来ユニクロでつ。はい(大幅に略)

659: RW-2 :2015/07/28(火) 22:07:53 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >魂呼び戻されて、鎧みたいのが体

娘がそのマンガ読んでおりました〜。なので拙者も錬金術師に (略)

660: くろねき :2015/07/28(火) 22:35:04 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp  ↑
Σ(°Д°;)娘さん、ハガレン世代でしたか!
しかしあの兄弟、瞬間接着剤のCMに起用すればいいのに(謎)

661: ジークフリート :2015/08/14(金) 10:05:22 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp ジョーダン・ワッツ ステレオラの音もだいたい落ち着いてきて、本日はクリュイタンスのラヴェルやらあー

662: ジークフリート :2015/08/14(金) 10:25:44 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp (続き)アーノンクールのドツレクなどを呑気に聴いておりますが・・・やはり音量高目にすると音の粗さと汚なさが露呈して、CD1〜2枚聴くのが精々なところ。
これって昔のCDプレーヤーの駄目なところがモロに表れているようで、早々に取り替えたいナ?と先頃から考えてはいるものの、その候補さえ我がオツムには全く浮かんでこないのがツライ。

663: ディラン :2015/08/14(金) 19:26:12 HOST:nptky401.jp-t.ne.jp >>662
ジョ−ダンワッツのフラッグシップモデルステレオラの性能を引き出すCDPが存在するか微妙ですね。
ウイルソンシステムはそれなりに鳴りますが性能を引き出すアンプを物色しています。
チェルビダッケのブルックナ−を聴いていて爆睡してしまいました。

664: くろねき :2015/08/14(金) 20:05:38 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

>その候補さえ我がオツムには全く浮かんでこないのがツライ

同じブリティッシュモノということで、NAIMとかどうですかね?
妙な開き方のトレイが付いたのがあったと思うんですが。

というのは、同じステレオラを小型プリメインの
NAIT2で鳴らしている人を見つけたから
(しかし、定格出力はまだしも、消費電力も表示しないのは
当時の電取法的に大丈夫だったのかこのアンプ?)。
クオードによく似た接続法のアンプです。

665: ジークフリート :2015/08/14(金) 20:47:03 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉663
ディランさん。ステレオラはしょせん昔のスピーカー。バックロードや間接音、それに箱鳴りなどを駆使?した冗談劇場が聴きどころのものですので、それほどポテンシャルは高くないのです。

一方、ディランさんが入手されたウイルソンは、ハイエンドオーディオの代表格。その計り知れないポテンシャルを引き出すには、努力と耳とウデが必要なんだと思います。
ディランさんほどの情熱があれば、きっと発揮できるものと楽しみにしておりますよ。

ところで当方、ブルックナーはクナかヴァント辺りを聴いておりまして、残念ながらチェリビダッケの盤をまだ所有していません。(ディランさんもクラシックの割合が増えているみたいですね)

666: ジークフリート :2015/08/14(金) 21:09:11 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉664 妙な開き方の

くろねきさん。あのネイムのCDPも確かスイングメカでしたよね。
実は、クオード33+303やCD-34を探す際に、ネイムのCDPやアンプも探したんですが、玉数や価格の関係で今の装置を選択。
ネイムにしておけば、もっとセンスの良いシステムになったのでしょうが・・・(英国製の装置は、昔はDIN端子が多かったみたい)

ところで、同じステレオラ?って、モジュール計8本入りでしょ?
まさか、当方と同じ片側にモジュール2本+ツィーターではないですよねぇ?

667: くろねき :2015/08/14(金) 21:37:36 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp ☆ジークフリートさん☆
666踏ませてしまって申し訳ない。


>ところで、同じステレオラ?って、モジュール計8本入りでしょ?

そうですそうです。
確か2タイプあったんでしたね、ジークフリートさんのは違うほうでしたか。

そうか、NAIMってあんまり玉数出てないんだ…それは残念ですね。
他のブリティッシュ勢なら、もうちょっと入手し易そうなアーカムとか…
NAIMよりずっとコンベンショナルな感じにはなると思いますが。

ミュージカルフィデリティも浮かびました。
横浜駅西口のヨ○バシのオーディオコーナー(私がスタックス買ったトコ)に
ありましたから結構入手し易いのではないでしょうか。
リンもアチラのメーカーですけど、ちょっと方向性が違うでしょうか?

668: すってんてん(借金漬け) :2015/08/14(金) 23:33:05 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp でつね
ワカリ松。

669: アラン・ドロン :2015/08/15(土) 09:16:40 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
瀬川冬樹の音の系譜=彼の最後の著作----
を、読んだら、KEFの#104は、良い音と書いておりました。

1973年発売、定価69000円でした。
20センチウーハー、2.5センチソフトドームツイーター、
横長の楕円形のドロンコーンです。

670: ジークフリート :2015/08/17(月) 21:44:12 HOST:116.161.52.36.ap.yournet.ne.jp ワディア2000スレッジハンマーを手放して約8カ月。3日前からATCがようやく好調に。(スピーカー入れ替えのハズだったにも関わらず)

以来、30年間一度も聴かなかったショルティのマーラー3番やら、フルニエのバッハ無伴奏やら、嬉々としていろいろ聴きましたが・・・果たして、この感覚が何時まで続くことやら。(得るものあれば、失うものあり・・・もちろん、全てが良い方向へ向かうことはあり得ませんがね)

671: すってんてん(借金漬け) :2015/08/17(月) 22:23:46 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ●傾向
ATC/SCM100SLPT、VIOLA/Cadenza、Symphony、CDT/落研、wateahoya2015

●対策
SP後ろに木やガラスの板を置く。
額縁でもチューニングが可能。
SPはスパイクで床に直刺し!!!

★結果
痛み入り松。(;一_一)

672: ジークフリート :2015/08/28(金) 20:08:19 HOST:127.97.234.111.ap.yournet.ne.jp 発注したCDトランスポートの納品が遅いと思いきや、箱がアルミからステンレスへグレードアップ?されるそうで、さらに首長に。
それまでにリモコンを活用し易く配置換えでもしようかな?と今朝から考えとりますが、良いアイディア浮かばず。

673: くろねき :2015/08/28(金) 20:36:47 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp ☆ジークフリートさん☆
こんばんは。

>>672
工作用に売っている光ファイバー(三菱レイヨンの「エスカ」という商品が有名)で
リモコンの赤外線を導光するのはどうでしょうか?

本体側は懐中電灯みたいな反射板を付けると良いかなと思いますが、
光を取り込む側をどうするか…本体側同様でもいけるかもしれませんが、
アクリルやガラスの透明な塊で光を集めるのもいいかも。

それを効率良く光ファイバーに受け渡すには…
なんか英国面っぽい仕掛けだなぁ(略&勝手に妄想)

674: ジークフリート :2015/08/28(金) 23:51:16 HOST:127.97.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉673
リモコンにメガホン状の反射板を取り付けると、かなり飛ぶとか。
オーディオファンなら?余ったラッパでも使ってみるか?(その効果が試せるほどのスペースが欲しいもんですがねぇ)

675: ディラン :2015/09/01(火) 17:45:57 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp 日曜日の夜もう寝ようかとPCを切ろうとしたらやたら広告にアンプが多い。
PCは賢くて此奴はアンプばかり見たり、検索しとると思ったらこれも有るぞ、あんなのも有るぞーってな具合デスネ。
厭にLINNの広告が多い。
で、結局何時までも仮アンプではと思って探したら2,3か月前に逃したアンプをゲッット!
プリと対に為りました。勿論ですが生産終了の中古です所謂デジアンですネ。
クレル、レヴィンソンなども考えて居ったのですが音出して正解でした。私の好きな音です。
LINNだったらブリティッシュサウンドが混じったのですが残念!!

676: RW-2 :2015/09/02(水) 12:26:56 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >LINNだったらブリティッシュサウンド

昔はアナログオーディオの雄でしたが今じゃデジタルオーディオというかネットワーク
オーディオの雄。すさまじいです。タンノイとは大違い。松下さんにもそのくらい頑張って
欲しかったですね〜。

677: SAT-IN :2015/09/02(水) 12:45:41 HOST:s866054.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp あっ、LINNね、一瞬 LINEかと思いました。
ネットやってるとアナタにお薦めの商品はコレです、とか出ますね。
中にはトンデモナイ逸品まで!?
アブナイ頁にちょっかい出した名残りでしょうか(汗)

678: RW-2 :2015/09/02(水) 12:55:09 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >アブナイ頁にちょっかい出した名残りでしょうか

エラい広告ばかり上がって。他人には見せられませんで〜
酒や時計や模型くらいはイイのですけど・・・ ・・・ ・・・(略)

679: ジークフリート :2015/09/02(水) 20:54:10 HOST:127.97.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉675
ディランさん。管球アンプ〜A5からえらい変わり様ですねぇ。現代的というより、近未来的と言った方が良さそうですか・・・
しかし・・・結果(音)は、いずれもディランさんの音に違いなし!とか。

680: すってんてん(借金漬け) :2015/09/02(水) 21:06:14 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp メーカー(機種)のおとでつね

多分?

ワカリ松。

681: ディラン :2015/09/02(水) 22:03:51 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp ジークフリートさん、すってんてん(借金漬け)さん、今晩は。

>いずれもディランさんの音に違いなし!とか。
>メーカー(機種)のおとでつね

ディランが選んだ音ですね。転向した訳です。
しかし乍ら、本当に求めていた音でもあります。

682: ディラン :2015/09/02(水) 22:20:02 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp ↑
クリフォード ブラウンのメモリアルアルバムがこういう風に鳴るのは感動です。
痒い所に手が届く、納得出来るってか。

683: すってんてん(借金漬け) :2015/09/02(水) 23:11:59 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >ディランが選んだ音ですね。転向した訳です。
>しかし乍ら、本当に求めていた音でもあります。

でつね
ワカリ松。

補足する予定ですた。
パクリでは有馬温泉。

残念!

684: ディラン :2015/09/04(金) 10:25:51 HOST:nptky106.jp-t.ne.jp 球アンプとアルテックからデジアンと比較的新しいウイルソンに換えて感じますのはどんな道具を使おうがその出す音に心奪われる刺激、感情移入、魂奪われるかどうかが道具選びなんだと思います。ましてや演奏、録音が星数多有りますからね。アルテックの生々しさとウイルソンの生々しい表現力はやっぱり違うのですがそこが心地好いかどうかで使う道具は変わるんでしょうね。

685: すってんてん(借金漬け) :2015/09/04(金) 10:40:29 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 弘法筆を選ぶ・・・

でつね
ワカリ松。

686: ディラン :2015/09/04(金) 11:04:11 HOST:nptky206.jp-t.ne.jp ↑
手厳しいお言葉、痛み入り末。

687: ジークフリート :2015/09/04(金) 14:40:09 HOST:KD182249240100.au-net.ne.jp 〉684 心地よいかどうかで

ディランさん。心地よ良いかどうかは、経験を積めば(良い音を知れば)違ってくるんですよねぇ。
昔憧れた装置でも、もう今更聴く価値もないとか。面白くもなんともなくなったとか。
心地良さがずーっと続いて欲しいもんですが、ナカナカそうもいかないビミョーな面がありますよね。

688: ディラン :2015/09/04(金) 17:47:35 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp ジークフリートさん、今日は。
仰る通りだと思います。(ー経験を積めば(良い音を知ればーは自信有りませんが)
憧れた往年の名器には興味が無くなりました。大きい、重いが鈍重に結びつきます。

689: すってんてん(借金漬け) :2015/09/04(金) 23:06:10 HOST:211.135.54.6 ↑
異常気象による新種の更年期障害(後年&高年)にみられる
マサカ!??の症状(重症)でつ。

カーオデオや現代オデオの不自然な音etcを浴び続けるとさもコリアン?。

暫くは御用邸で静養、如何でせう。・・・・・ヤッパシ♪(*^_^*

690: ディラン :2015/09/04(金) 23:41:52 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp >カーオデオや現代オデオの不自然な音etcを浴び続けるとさもコリアン?。
この不自然な音と言うのが焦点と思います。
私も其の様に思い感じて居りましたが実に自然な音も出るのでアリマス。
一旦そう感じると今までの音が実に古色蒼然とした佇まいに感じてしまうのでアリマス。
新種の更年期障害、症状であれば世界のオーディオファイルに蔓延しておる様でありますよ。
決してヴィンテージを否定して居るのでは有りません。WEの鮮烈な音、タンノイの豊潤で熟成された音は素晴らしいと思います。
しかし乍ら、オーディオは変化しつ続けるのも確かでありその魅力に魅せられる者も居るのでアリマス。

691: すってんてん(借金漬け) :2015/09/05(土) 01:50:43 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp デッ デキル!(;一_一)

一皮ムケますたでつね???
ワカリ松。

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

ガックシ・・・・・・・・

>不自然な音
エネルギーが足りない、ニオイがしない、空中に漂う、戦艦ポチョ無菌?・・・・
所謂、お坊ちゃまオデオの真髄。

オイラのレスはご冗談が大半(お遊び)
真正直に受け取るとdでもないアリサマに

ココロのスキマ広がり松・・・・・合掌♪

692: くろねき :2015/09/05(土) 08:10:24 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp 皆さんおはようございます。

>エネルギーが足りない、ニオイがしない、空中に漂う、戦艦ポチョ無菌?

「今まで全部カレー味だったんだ!」
「クソっ、タップリ○の素が入ってやがった!」
とハッキリ気づいたときが一皮ムケるときかもでつね(略)

693: 前期 :2015/09/05(土) 11:05:19 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp ↑ そうでしょうね。オデオの老舗(たとえば魔金凸朱)は上手に香辛料を使いますが我々はその魔法に痺れるわけでつ。

694: ジークフリート :2015/09/05(土) 19:52:07 HOST:127.97.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉690 古色蒼然

古い装置も、今でも通用するものがいくらかは有るんじゃないかナ?と、セカンドシステムはその方向でやっています。
実は、まだ試したい昔のスピーカーもありまして、今の冗談システムがまだ暫くは使えそうなので、更に試すとなれば三組目のシステムが?とか、既に構想も・・・

695: すってんてん(借金漬け) :2015/09/06(日) 01:30:51 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >古い装置も、今でも通用するものがいくらかは有るんじゃないかナ?

名器と呼ばれている一部の機器(OH済み)ならば現在の機器より遥かにマシと鑑み松。
特にスピーカー。

696: 前期 :2015/09/06(日) 08:22:28 HOST:h115-165-108-224.catv02.itscom.jp >>695

A5 がそうでつね。ある意味であれほど贅沢なシステムもないでしょう。
あの巨体を置ける屋敷を所有されている方が羨ましいでつ。

697: アラン・ドロン :2015/09/06(日) 08:49:41 HOST:softbank219168067040.bbtec.net >古い装置も、今でも通用するものがいくらかは有るんじゃないかナ?

たくさんあると思います。スピーカーに限らずコンポ全般にです。
私は古い物が好きですね。

698: ジークフリート :2015/09/06(日) 10:04:53 HOST:127.97.234.111.ap.yournet.ne.jp 〉684
・・・とはいうものの、お遊び用サブシステムとしては面白くても、音楽を聴くためのホンネのメインシステムとしては昔のオンボロじゃ無理ですねぇ。

699: すってんてん(借金漬け) :2015/09/06(日) 20:25:17 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >昔のオンボロじゃ無理ですねぇ。

でつね
わかり松。

昔からガラクタは、今もガラクタでござい松。
昔からモノホンは今じゃヴィンテージ。

お察し下さい。  合掌♪

700: すってんてん(借金漬け) :2015/09/07(月) 10:16:27 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >音楽を聴くためのホンネのメインシステムとしては昔のオンボロじゃ無理ですねぇ。

●ー●・ノンフリートさんもATC使いです。SCM100SLPTをお使いで、これをVIOLAのアCadenza、SymphonY
47研のCDT、Wadia2000、それから結局良く分からなかった銘柄のレコードプレーヤー、真空管フォノイコという構成で使われています。
(某ブログ主様の過去ログより、無断引用)

(;一_一)(;一_一)(;一_一)
ワカリ松。

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

701: ディラン :2015/09/10(木) 22:23:49 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp ゲットしたパワーアンプは所謂デジタルアンプではなくD級アンプなんです。
最近はテクニクス、レビンソン、ムンド、LINN等々この方式の新製品を続々と出してます。
拙者がゲットしたのはNUFORCEなんですがバージョンが最新では無いのでバージョンアップの期限は
過ぎているのですが輸入代理店に聞いた処可能性は有るとの事。
でもその担当者はバージョンアップが必ずしも良いとお思いに為るかどうかは解かりませんよとの事。
本人は旧タイプの方が好きだと仰せでした。

702: RW-2 :2015/09/11(金) 13:34:48 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >デジタルアンプではなくD級アンプ

D級アンプ=デジタルアンプなんですよ。A級〜C級はバイアス方式で分類していますが、
D級/E級はデジタルアンプという分類なのです。スイッチング電力増幅方式です。

NUFORCEのSTA-120は電源にはスイッチング方式を使わずにリニア電源を使ってますが、
拙者が裏板で4年前に発表しております。パクられました (略)
ttp://userimg.teacup.com/userimg/535.teacup.com/knisi/img/bbs/0005035.jpg

703: ディラン :2015/09/11(金) 15:39:58 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp RW−2さん、今日は。
DはデジタルのDでは無いんですね。
ニューフォースではアナログスイッチングアンプと言うそうですよ。
良く解からないです。
因みに当方の入手したものはリファレンス9V2と言うものです。

704: RW-2 :2015/09/11(金) 16:45:26 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp アナログ信号をスイッチングで電力制御して送ります。その制御方法が今までの
やりかたと違うということで独自性を出してるんでしょね。

今後のハイクラスアンプはみなデジタルアンプになりそうです。当初は時代の要求
(効率。電力を喰わない、熱を出さない)でカーステレオやAVアンプが関の山と思わ
れていましたが情勢が変わりましたね。聴き続けていますがまったく問題ありません。

705: くろねき :2015/09/11(金) 19:31:59 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

E級アンプは信号レベルに応じて電源またはパワーアンプごと
切り替えるもので、増幅自体は普通のプッシュプルですね。
商品化されているものは2段階切り替えがほとんどではないかと思います。
切り替えには一種のフィードバック回路が必要。

D級アンプは入力信号で電源を直接スイッチングして電力増幅とするもので、
入力信号を電力スイッチング用に変換するモジュレーターが必須。
モジュレーターの方式でいろいろあるんでしょうね。
PWM方式というのが多いですが、これもモジュレーターの一方式
(パルス・ワイズ・モジュレーター)です。

>アナログスイッチングアンプ

オーディオフィジックが「ナユー・デジタル」方式と称した、
似たようなコンセプトのものを出してましたね。

706: ジークフリート :2015/09/12(土) 21:44:03 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp スピーカーケーブルで音触を操作するのは好まないものの、冗談システムにメインシステムと同じものを使用するのも芸がないかな?と、時々物色。
もしやドイツ軍の通信用だったかも?と言われるテレフンケンの電線も試してみましたけど、ボケボケで役立たず。
今の0.6mm単線よりお似合いのものが果たして見つかるか。

707: くろねき :2015/09/12(土) 21:55:21 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>もしやドイツ軍の通信用だったかも?と言われるテレフンケンの電線

ブリティッシュなシステムに敵国の電線はダメでしょう(略)

ブリティッシュにこだわるなら、ベタなところでは
オルトフォンとか某金婆電線とかでしょうか。

708: すってんてん(借金漬け) :2015/09/13(日) 01:28:45 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >スピーカーケーブルで音触を操作するのは好まないものの
>冗談システムにメインシステムと同じものを使用するのも芸がないかな?と、>時々物色。

??????????????????????????
なんのこっちゃ(;一_一)でせう。

ウマシカでは有馬温泉???と鑑み松。

電線病には電線音頭♪でチューニング
「太閤の湯で湯治」を勧める

重症のばやいは草津の湯&雄琴温泉で泡踊り

709: ジークフリート :2015/09/14(月) 19:41:22 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉707 敵国の電線はダメでしょう

聴いてる本人も敵国人だし。
それにしても、フツウの単線てのは、いつポキッといくか心配がありましてねぇ。

710: ジークフリート :2015/09/19(土) 21:11:35 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 本日、デコラ(グッドマン三発入りモノラル)、LS5/1A(グッドマン入り最初期)とフラゴン(アルミじゃなく焼き物)を拝聴した帰り道で、JSバッハのハープシコード協奏曲(シュタイアー/ムンディ)やらプロコフィエフ(ムローバ/ONYX)やら入手。

リヒターのチェンバロ協奏曲の重厚さに加えて、シュタイアーの盤では更に深い奥行きと濃い陰翳が・・・う〜む、ATCもブリティッシュやねぇ〜て感じ。

711: フォルテ :2015/09/19(土) 23:02:50 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>710
ジークさん、お久です

私手持ちのチェンバロ協奏曲はコープマン、プロコのVn協はスターンの演奏ですが、
チェンバロ協が重厚と言うのは?なんですけどね。どちらかと言えばお気楽な感じ
じゃないですか?

一方プロコのVn協はシュールな感じですね。この曲が好きだと言う人はあまり居ないと
思いますが、ふっとこの曲を聴いて気分転換したくなるような曲ですよね

712: すってんてん(借金漬け) :2015/09/19(土) 23:29:34 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >チェンバロ協が重厚と言うのは?なんですけどね。どちらかと言えばお気楽な感じ
>じゃないですか?

でつね
ワカリ松。

鈍より曇った(篭った)音をブリティッシュと勘違い
ワカリ松。

713: ジークフリート :2015/09/20(日) 11:46:29 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉711
フォルテさん、こんにちは。
コープマンの盤はそんな感じなんですねぇ。
確かにリヒターの盤もチェンバロ協奏曲第2番以降はサロンのBGMっぽくなりますが、第1番は出だしから「なんじゃこりゃ〜(松田優作風に)」てほど重苦しいと思うんですけど、速度や低音楽器の活躍し具合で印象は変わりそうですね。
(個人的には、1番から聴き始めて、2番がかかる頃には既に爆睡中だったりして、2番以降の印象が薄いとか)

プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲は、まだ一回しか聴いておりませんが、聴きやすいですよ。(当方、オーネット・コールマンやチャーリー・ミンガスなども平気で聴きますから?)
それに、このところ、バロック系を聴くことが多かったので新鮮です。

714: ディラン :2015/09/20(日) 21:35:23 HOST:FL1-125-198-237-194.kyt.mesh.ad.jp オーネットコールマンゴールデンサークル、コルトレーンの至上の愛、クルセママ
等を聴いた後のスタンダードのボーカルが又楽しみでした。

715: フォルテ :2015/09/20(日) 21:45:31 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>713
ジークさん、こんばんわ

>このところ、バロック系を聴くことが多かったので新鮮です

音楽には色んな音楽が楽しめるから良いんですよね。物語性のあるものや、時代背景が
偲ばれるもの、魂を奪われるような美しい旋律もあれば、恐怖心を誘うような不気味な
旋律もあります。

はたまたロートレックやモネ、ミレーなどの絵を思い浮かべるものやシャガールやダリの絵を
思い浮かべるようなものもあります。その時々の気分で様々な楽曲のなかからさて何を聴こうかと
沈思するのもまた楽しきかなですね

716: ジークフリート :2015/09/21(月) 12:38:53 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉715
フォルテさん、こんにちは。
お互い、音楽のリアルさを求めながらも、実は連想される色んな情景を楽しんでいるというのは面白いですね。(個人的にはドビュッシー、ラヴェル、フォーレなどが、情景が浮かびやすいです)

音の好みてのは、絵画の好みと共通するところがあるかもしれません。(ベルナール・ ビュッフェとかアルフォンス・ミュシャなんかが好みでして、恥ずかしながら部屋中額縁だらけ)

717: すってんてん(借金漬け) :2015/09/21(月) 15:25:11 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >恥ずかしながら部屋中額縁だらけ

でつね
ワカリ松。

レプリカ(印刷)の水洗?も有ったような・・・・・

718: フォルテ :2015/09/21(月) 18:26:58 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>716
>ベルナール・ ビュッフェとかアルフォンス・ミュシャなんかが好み

なかなかお好みが渋いですね。残念ながら両画家とも作品の実物を観たことが
ありません。アルフォンス・ミュシャの作品はぜひ実物を観てみたいですね^^

私の好みはモディリアーニとかクリムトなんですが、両画家ともその作品の
実物は観たことがあります。クリムトの画はCDジャケを飾っていたりしますね。

719: ジークフリート :2015/09/22(火) 07:39:48 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉718
フォルテさん、お早うございます。
クリムトのジャケットといえば・・・マーラー辺りですかね?
ビュッフェは、リトグラフがエラ・フィッツジェラルドのガーシュイン ソングブックシリーズのジャケットに採用されているんですよ。

最近、チョッと嬉しかったことがあるんですが・・
ベートーベンのピアノ協奏曲1番(アシュケナージ/メータ/ウイーンフィル)のジャケットになっているベートーベンの胸像が、どーも気になりまして裏ジャケをよくよく読みましたら隣街にある大原美術館所蔵のブールデル(ロダンの弟子)の作品でした。
大のデッカが、隣街にある胸像を採用てのが、なんとも嬉しい!

720: ジークフリート :2015/09/22(火) 12:20:19 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉714 オーネット 〜 コルトレーン

今時のサックス奏者のCDは、ほとんど聴きませんけど・・
駄作が多いブランフォード・マルサリスがチョッチ面白いことやってくれました。(独奏)
サンフランシスコのグレース大聖堂でのライブ録音「IN MY SOLITUDE」(OKEh)・・・長く奥行き深い残響に相応しい、ジャンルを超えた演奏。
そんな中でもでもブランフォードがあっち向いて演奏しているのも判るとか、イイとこでサイレンの音が入ったりなんてのは、好きな方は好きかも。

721: フォルテ :2015/09/22(火) 15:00:42 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>719
ジークさん、こんにちわ

>クリムトのジャケットといえば・・・マーラー辺りですかね?

ベートーベンのシンフォニーでアバド指揮:VPOのシリーズものですね。
私手持ちには2,3,7番があります。

www.youtube.com/watch?v=6jf1cHaLju4

>ベートーベンのピアノ協奏曲1番(アシュケナージ/メータ/ウイーンフィル)

私も持ってます。愛聴盤のひとつですね。ちなみにロダンはマーラーの胸像を
作っていますね

722: フォルテ :2015/09/22(火) 22:36:01 HOST:bai859bbfbd.bai.ne.jp >>721
>ベートーベンのピアノ協奏曲1番(アシュケナージ/メータ/ウイーンフィル)

今頃気付くのもなんですが、これは5番「皇帝」の間違いです。お詫びして
訂正させて頂きます。m(_ _)

723: ジークフリート :2015/09/23(水) 08:47:26 HOST:110.160.52.36.ap.yournet.ne.jp 〉722
フォルテさん、お早うございます。
当方も、何を持っていたかなんて、うろ覚えですから、同じCDを買ってしまったことも何度か。(何故か三枚目てのは未だやらかしておりませんけど)

触発されて、昨夜はアシュケナージの「夜のガスパール」を聴きました。
しばらく聴いていないと、印象も結構違うもので、装置の違いか?記憶の呆けか?・・
ちなみに、当方の「皇帝」は、グルダ/VPO/シュタインのLPでして、コレも印象は記憶の彼方へ。

724: ジークフリート :2015/10/13(火) 00:19:08 HOST:58.99.234.111.ap.yournet.ne.jp 近頃、休日はLP三昧。
・・と言っても、冗談システムでBGM流しながらレコード洗浄機でせっせとLPをクリーニングしておるワケですが・・・既に何日をこの作業に費やしたことか?
とりあえず聴きそなLPをやっつけるには未だ10日くらいかかりそう。

近頃流行りのPCオーディオ?でもやってりゃ、こんな手間はかからないのにねぇ。
CDプレーヤーなんてものも、そろそろ過去の遺物になりそな雰囲気を感じて、ハイレゾでも?と考えてはいるものの、果たして趣味の対象たり得るか?暫くは見極めを。

725: RW-2 :2015/10/13(火) 13:36:18 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp ストーンズの『ライブ・アット・ザ・マックス』 GET! 嬉しい!!!。
DVDじゃありませんで。ブルーレイです。音も凄いが映像の細やかさ、奥行き、
美しさに驚愕。HD化はやはり違いますね〜。VHSやDVDとは雲泥の差です。

726: ジークフリート :2015/10/18(日) 14:37:34 HOST:58.99.234.111.ap.yournet.ne.jp 宣告を受けた知人は直ぐにオーディオ装置やLPを売りに出しましたが、処分が済まないうちに亡くなってしまいました。
遺品を見聞きすると、彼のオーディオがどんなものだったかが偲ばれる。

727: ジークフリート :2015/11/03(火) 20:03:31 HOST:205.221.54.36.ap.yournet.ne.jp 別の知人も宣告を受けていて、こちらは只今やりたい放題。
先日も、一枚もLPを持っていない彼なのに、百数十万円(中古なのに)のアナログプレーヤーを導入。
果たして存命中に何処までのクオリティが得られるか?・・・と考えると、もう健闘を祈るばかり。(そう言えば、肝心なフォノイコやカートリッジは何を選んだのだろーか。)

一方、我が家の冗談システムは・・・何時間でも聴いていたいメインシステムとは違い、半日も聴いてると何故かウンザリ。
多分、昔のCDプレーヤーからヘンなものが出てるんだろーナ?とか予測はしておりますが、ここら辺の原因解明と対策が今後の課題。

728: すってんてん(借金漬け) :2015/11/03(火) 21:47:11 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >何時間でも聴いていたいメインシステムとは違い
まっ まさか!!!?じゃ有馬温泉?

半日も聴いてると何故かウンザリ。
でつね
ワカリ松。

課題は自然と資本の摂理、鴨?
ヤッパシ!

729: 玉の井 :2015/11/05(木) 07:43:53 HOST:ai126249072057.22.access-internet.ne.jp >>727 ここら辺の原因解明と対策が今後の課題

お耳の掃除と聴力検査も是非お試しを
耳掃除の後は高音がくっきり聴こえます。耳鼻科に行くのが

730: 玉の井 :2015/11/05(木) 07:44:44 HOST:ai126249072057.22.access-internet.ne.jp 続き・・・耳鼻科に行くのがお薦めです。

731: すってんてん(借金漬け) :2015/11/05(木) 12:21:47 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >耳鼻科に行くのがお薦めです。

精神科では有馬温泉!!?

732: SAT-IN :2015/11/05(木) 18:53:52 HOST:dcm1-221-170-51-138.tky.mesh.ad.jp >精神科では有馬温泉!!?

定義温泉には「逆上引き下げの湯」というのが有るそうです。
有馬は精神にまで効能は無いでしょう。
リラックス効果は有るかも知れま泉。

733: 前期 :2015/11/05(木) 22:21:49 HOST:h220-215-129-102.catv02.itscom.jp ↑ 何やらコワイ話に・・・・・・

734: すってんてん(借金漬け) :2015/11/05(木) 23:24:44 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >「逆上引き下げの湯」

逆瀬川「宝塚温泉」では有馬線(阿漕電鉄・有馬口乗換え)か???

清く正しく美しく・・・でつね
わかり松。

735: SAT-IN :2015/11/05(木) 23:49:58 HOST:dcm1-221-170-51-138.tky.mesh.ad.jp 定義温泉で検索してみて下され。ここで披露するのは憚れます。「つげ義春」ファンの方ならピンとくるでせう。

一応…当方はリーズナブルな英国製ユニットで鳴らしております。
ブリティッシュ♪ブリティッシュ♪?

736: すってんてん(借金漬け) :2015/11/06(金) 00:14:13 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 紅い花(裕次郎のこぼれ花、地獄花)、鹿児島の長崎鼻、ねじ式(右ネジの法則)・・・

グレート グレート グレート

遂に情緒不安定症候群に・・・・・・

合掌!(〃^∇^)o彡☆がははははっ
合唱♪(〃^∇^)o彡☆ガロ ガロ ガロ

737: 玉の井 :2015/11/06(金) 07:32:54 HOST:ai126249072057.22.access-internet.ne.jp >731 精神科では有馬温泉!!?

たぶん耳鼻科でメチコバールを処方され、精神科では追加でデスパ、マイスリーを処方
されてしまいます。。
それから先は行きつくところ「くすり○け」生活の始まりです。
あな恐ろしや。

738: 前期 :2015/11/06(金) 09:29:39 HOST:h220-215-129-102.catv02.itscom.jp >>735

スレタイにあわせて Wiloughby Institute もヨロピク???

739: すってんてん(借金漬け) :2015/11/06(金) 11:51:59 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >行きつくところ「くすり○け」生活の始まりです。

でつね
わかり松。

タンノイ「命」でつね
健康保険対象害でつね

おぼっちゃまにヨロピク???

740: アラン・ドロン :2015/11/06(金) 17:22:51 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
玉の井様へ

メチコバールは、以前、飲んでいました。赤いパッケージですね。
足のひりひりを緩和する薬です。その他にも用途はありますが。

精神安定剤は、デパスですね。これは有名ですね。
私は、ほぼ同じ効能のエチゾラムを飲んでいます。
一般名もエチゾラムだったと思います。

741: くろねき :2015/11/06(金) 19:34:15 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>定義温泉

って、一般客お断りの湯治場ぢゃあ〜りませんか。
4年前の震災以降、営業再開できてないみたいだし。
アブラゲ喰って帰りましょ〜(略)

ちなみに北海道の登別カルルスなど「心に効く」「あたまに効く」
とされる温泉は全国にいくつかあるみたいでつね。
泉質はいろいろですが温度がぬるめ(人肌くらい)なのが共通していて、
精神医学の方面で古くから温熱療法の効能が
知られているので、ここがポイントとも考えられるとか。

742: 玉の井 :2015/11/09(月) 12:25:45 HOST:ai126249072057.22.access-internet.ne.jp アラン・ドロン様へ

エチゾラムですか、皆さんけっこう飲んでるものなのですね。
オーディオで疲れた頭の神経を癒すのにはいいのでしょう。
デパスは副作用があるとかで服用をやめた過去があります。

743: アラン・ドロン :2015/11/09(月) 17:57:30 HOST:softbank219168067040.bbtec.net 特に副作用はないのですが、依存性が高いですね。
デパスに限らないのですが。精神安定剤に限りませんが、
薬には同じような効能でも効き目が小さい物、中位のもの、大きいもの
というように、3段階位ありまして、デパスは、効きが強いです。

喉が渇くくらいでしょうか。飲みすぎたら頭ふらふらとした感じがします。
最高一日で6錠までです。それを超えて飲んではいけません。

744: 玉の井 :2015/11/12(木) 12:43:36 HOST:ai126250171212.11.tss.access-internet.ne.jp はい、たまに一晩8錠飲んでしまうことがあります。
翌日ぼーっとしてしまいます。

745: アラン・ドロン :2015/11/12(木) 18:09:56 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私も他に、睡眠薬、ワそラン=カルシウム拮抗薬等、飲んでいます。
一度服薬すると、もうやめられないです。

746: 玉の井 :2015/11/13(金) 07:39:57 HOST:ai126166135034.48.access-internet.ne.jp
実はソラナックも併用しています。夜に2錠。これぞ真のくすり○け。
オーディオに依存する性質の人誰もがその危険性ありということでしょうか。
ソラナックに関しては緊張する場面に遭遇すると分かっている時は、昼間でも使用します。
ストレス緩和に。

747: アラン・ドロン :2015/11/13(金) 17:53:27 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
オーディオに依存とは関係ないと思いますが。
服薬し続けても、何ら問題はないと思いますが、止められないというのが
ありますね。

748: 玉の井 :2015/11/14(土) 19:41:05 HOST:s82.HhokkaidoFL1.vectant.ne.jp
止められない・・・依存では。
オーディオも薬も紙一重の部分が。

749: アラン・ドロン :2015/11/15(日) 08:47:04 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
1978年の高校入学時にパイオニアのシステムコンポを父に
買ってもらって以来、37年が経過しました。

オーディオ製品の中身の事はさほど勉強もしないで年月が
経過しました。

買ってもらったコンポはもうとっくの昔に売りました。
私は物を大事にしない気質だったのです。
今は違いますが。今は、比較的安い製品が沢山部屋にあります。

10年位前からオーディオ誌、単行本は増えてきた感じですが、
いつ頃まで続くのかなですね。

750: アラン・ドロン :2015/11/15(日) 08:59:12 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
最近読んだ、オーディオ本を紹介します。

オーディオ粋学入門---石原俊 著

オーディオ常識のウソ・マコト、続、オーディオ常識のウソ・マコト

751: アラン・ドロン :2015/11/15(日) 09:00:15 HOST:softbank219168067040.bbtec.net 訂正です。
粋学ではなく、粋道でした。

752: 玉の井 :2015/11/16(月) 12:32:23 HOST:ai126155117034.29.access-internet.ne.jp
その昔五味さんの「オーディオ教室」という本がゴマ書房からでていました。
もう一度読みたいと思っているのですが、オク、アマにもありません。
再版されていないですよね。

753: アラン・ドロン :2015/11/16(月) 17:59:48 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
再販はされていないと思います。audio sharingと検索
してみて下さいませ。
そして、ピープルをクリックします。

その中に五味氏のものもあります。全てネットで見れます。

754: 玉の井 :2015/11/18(水) 07:29:57 HOST:ai126144082124.33.access-internet.ne.jp
>747 
ようやくマイスリー日4錠のペースに落とすことができました。
明らかに体調が違います。渇きも激減しました。
その分オーディオに没頭できます。
でも目標は日2錠です。

755: 玉の井 :2015/11/18(水) 07:35:42 HOST:ai126144082124.33.access-internet.ne.jp
>753
情報ありがとうございます。
練馬区役所の五味さんのオーディオ聴いてみたいですね。
駄目もとで応募してみます。

756: 玉の井 :2015/11/18(水) 07:39:53 HOST:ai126144082124.33.access-internet.ne.jp
>748のHOSTがHhokkaidoになっているのは週末仕事で道南に出張ホテル泊したためです。
在住者ではありませんので、念のため。
こちら南関者です。

757: アラン・ドロン :2015/11/18(水) 18:06:35 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ネットで見ましたが、練馬区役所に五味さんの生前のオートグラフが
あるのですね。

どうして区役所においてあるのでしょうかね
年に4回音楽会を開催していて、抽選倍率は5倍位と
書いてありました。

758: 玉の井 :2015/11/19(木) 07:32:03 HOST:ai126155055121.29.access-internet.ne.jp
>757
先月か今月のSTEREO SOUND誌にこの記事が載っているようです。
モニターシルバー、モニターブラックも置いてあるんだとか。
見てみたいですねえ。

759: アラン・ドロン :2015/11/19(木) 18:31:43 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
五味氏の本は、ネットで見れるやつは全て読みました。
個性が強いですね。ハード面には詳しくないようです。

彼の生前の服装は、テレビに登場するときは和服でした。
当時もそのような服を着ている人はいなく、一種独特の風情でした。

760: 玉の井 :2015/11/20(金) 07:43:30 HOST:ai126155055121.29.access-internet.ne.jp 同意

761: 玉の井 :2015/11/20(金) 07:46:05 HOST:ai126155055121.29.access-internet.ne.jp 女性についても独自の理論がありました。

762: 玉の井 :2015/11/20(金) 07:48:01 HOST:ai126155055121.29.access-internet.ne.jp 色恋エッセイ面白いです。

763: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/23(月) 12:24:46 HOST:113x32x15x182.ap113.ftth.ucom.ne.jp 先日右の手足の先が痺れてきたので脳外科へ。
MRIの結果、末梢神経の炎症と診断。
出てきた薬がメチコバール。耳鼻科と変わらず。
しかしこのMRIの音、高音、低音の生音が耳に響きまっせ。
オーディオ並みのリアルサウンド。

764: ジークフリート :2015/11/23(月) 13:34:34 HOST:233.218.54.36.ap.yournet.ne.jp たまに聴きたくなる無伴奏バイオリン・・・何故かCDが段々たまって・・・と、思いつつ、昨日もイブラギモヴァのイザイと、五島みどりのバッハを入手。
アキショム80に似たある種の固有音を感じさせるメタルコーンで聴くか、フツウのソフトドームで聴くかはその日の気分次第だが・・・
某所で聴き馴染んでいるミニスピーカーを我が家へ導入すればさぞかし・・・などと、想いを巡らす今日この頃。
次はジャパニーズサウンドか?(日本人が作ったスピーカーに魅力を感じたことはほとんどないのにねぇ)

765: すってんてん(借金漬け) :2015/11/24(火) 02:33:35 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp ナカクニ痴呆のお方はナカクニ製がジャストフィット♪

766: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/24(火) 08:41:16 HOST:ai126166041189.48.access-internet.ne.jp
五島みどりのバッハ、いけてますか。
購入しようかちょっと迷っています。

767: ジークフリート :2015/11/24(火) 21:10:53 HOST:233.218.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉766
トーシローの私としては、スリーピングビューティほどフツウ過ぎず、クイケンの二度目よりヘンじゃない、塩梅の良さを感じています。
馴染みのクラシック専門店のオヤジに言わせれば、一つの問いに対して十の答えが返ってくる演奏だとか。

768: アラン・ドロン :2015/11/25(水) 17:19:22 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
メチコバールは以前服薬していました。

私には殆ど効かなかったです。腰部脊柱管狭窄症と
腰椎椎間板ヘルニアの手術前でした。MRIは、
独特の変な音がしますね。

工事現場のドリルのような音ですね。
勿論音はそんなにうるさくないですが。
私の病院のは、東芝製です。

私は中枢神経ですからね。末梢神経に関しては日進月歩で
再生医療が進んでいると精神科の医師が言っておりました。

769: くろねき :2015/11/25(水) 19:17:14 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

> MRI

スットンスットンズッダーン…という音がすると、
三谷幸喜の随筆に書いてありましたね。
恐ろしく単調なプログレバンドの演奏みたいだ、と(笑)。

スットンスットンについては三谷氏も質問したようですが、
説明されても理解できなかった様子。
ただ文面から察するに、機器を保護するための
シールド装置か何かの音だったようです。

770: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/26(木) 07:38:29 HOST:ai126155131067.29.access-internet.ne.jp
>768
抹消神経を病んでいると手袋、靴下をつけているとザワザワ感がでてきて我慢
出来なくなります。
オーディオ聴くときは靴下をとり、肌に密着しない服を着て聴いています。
日に3錠の服用。

771: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/26(木) 07:40:20 HOST:ai126155131067.29.access-internet.ne.jp
>767
録音はいかがですか。ぎすぎすしていませんか。

772: ジークフリート :2015/11/27(金) 02:46:01 HOST:233.218.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉771
ツヤ(間接音)は多からず。
しかし、いわゆるバロックヴァイオリンほど厳しい音ではないですから、ギスギスか否かは聴き手側の環境にもよるんじゃないないですかね。(耳の穴かっぽじるとか、そんな意味ではなく。)

773: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/27(金) 07:42:19 HOST:ai126197114079.18.access-internet.ne.jp
>772
購入してメチコバール飲んで耳なり抑えて聴いてみます。

774: アラン・ドロン :2015/11/28(土) 09:48:56 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私は今は、トラムセットという薬を飲んでいます。
トラマドール塩酸塩、アセトアミのフェンと、薬のパッケージの裏に
書いてあります。

775: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/30(月) 07:30:14 HOST:ai126197114079.18.access-internet.ne.jp
>772
発注しました。レコード芸術で特選になっていました。楽しみ。

776: 玉の井(処方箋漬け) :2015/11/30(月) 07:44:30 HOST:ai126197114079.18.access-internet.ne.jp
>774
痛み止めですね。
この季節は中枢神経は寒さもこたえるかも知れませんね。

777: AD :2015/12/02(水) 09:38:57 HOST:61-45-193-229.cust.bit-drive.ne.jp >> 774 さま   >> 775 さま   お大事に
 
「お薬スレ」かと思ってしまいました・・・ (^^)Y

778: 玉の井(処方箋漬け) :2015/12/02(水) 12:33:04 HOST:ai126197114079.18.access-internet.ne.jp >>777さま

ここをご覧になっている方は50歳以上の方がほとんどでしょうから、
皆さん何がしか「お薬」のお世話になっているのでは。

こちら、まず朝にトータルで10.5錠、昼1錠、夜9錠、「お薬」を
いただいています。

779: SAT-IN :2015/12/02(水) 18:28:11 HOST:12.78.239.49.rev.vmobile.jp ブリティッシュサウンドで薬情報に最初は面食らいましたが、元はと言えばワタシの逆上ネタから始まったような訳でして・・・・
キャパシティが広い当掲示板の←(勝手に決めるな?)持ち味でせうね。
ワタシも年が年だけに、せいぜい参考にさせていただき松。

780: くろねき :2015/12/03(木) 06:29:10 HOST:wb92proxy07.ezweb.ne.jp 皆さんおはようございます。

逆上…?ああ、>>732のことでつね。
うちでは私も両親(60〜70代)も、病気などしたとき以外は風邪薬くらい。

昔は母と「ノンパース」(確か葛根湯か何かの漢方薬)
なんて飲んでましたけど、それも随分前でつね。
クロレラやブルーベリーなんかのサプリメントも摂ってましたが、
以前から摂ったり摂らなかったりで最近はご無沙汰。

漢方といえば以前姉が針治療と共に漢方に凝ってましたが、
実はその当時が一番体調が優れなかった模様。
亡くなった祖父(どうやら大きなストレス元だった模様)が
施設に入り、本格的にランニングを始めたら好転しました。
サプリメントはまだやってるかな。
母も昔から体を動かしてますが、鍵を握るのはストレス源除去と運動かも?

781: つづき :2015/12/03(木) 13:30:33 HOST:d-117-74-25-245.d-cable.katch.ne.jp クスリは飲んだことがないし、飲みたいとも思いません。

782: RW-2 :2015/12/03(木) 16:15:59 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp ですね。拙者もまったく神経薬など必要ありません。血圧も血糖値も尿酸値も正常ですから薬は
いっさい使用しておりません。神社の階段をバイクで駆け上がり、境内で刀を振り廻しておる
頑強な肉体と健全な精神には無用なのです。アルコールから活力、ニコチンから安息をという
王道なのです (略)

783: SAT-IN :2015/12/03(木) 17:25:22 HOST:dcm1-125-192-245-99.tky.mesh.ad.jp ワタシはビタミンCを飲んでおります。
まぁ知らぬがパリ、じゃなくて仏で医者に行かないだけですがに。

784: くろねき :2015/12/03(木) 19:40:35 HOST:wb92proxy06.ezweb.ne.jp > 神社の階段をバイクで駆け上がり

↑太ももえぐられたのはその因果だな(略)
皆さんこんばんは。

例えば癌は温存したほうが良いケースもあるといい、
陛下の執刀医で有名な某心臓外科医が「念のため手術」を批判しているようです。

結果論にはなるでしょうが、知らぬがリヨン、
じゃなくて仏が案外正しい場合もあるようです。

785: 玉の井(処方箋漬け) :2015/12/04(金) 10:29:43 HOST:ai126197114079.18.access-internet.ne.jp N○T東日本病院で睡眠導入剤が大量に盗まれたとか。
おそらくマイスリーだと思います。
導入剤の中でも比較的安心な部類のもの。
人気があるので闇で捌かれます。

786: ジークフリート :2015/12/05(土) 22:58:32 HOST:233.218.54.36.ap.yournet.ne.jp 近頃、音楽を聴くだけならクオード33〜303〜ジョーダンワッツ ステレオラだけでも十分かナ?と思うことたびたびあり。
しかし、若かりし頃コレに出逢っていたらどうだったか?

まぁ、一度は15インチウーハーと大型ホーンでドッカンバッシャンやらなきゃ気が済まなかったろうナ?とは想像するが・・・迫力がとりえのオーディオが良いオーディオだと昔は思えたんだから、仕方ない。

787: アラン・ドロン :2015/12/06(日) 08:44:50 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
15インチウーハーと、扇形のホーンスコーカーとツイーター、
もしくは、ツイーターのみは、フォステクスT-90Aみたいな小さいやつ、
こういうのがひとつの理想でしたね。昔は。

T-90Aみたいのは、ショートホーンとは呼ばないのですね。
元々、高い周波数からしか使えないのは、それはそれで
フルサイズのホーンであり、ショートホーンとは、本来の長さを
2/3でカットしたものを言うのですね。

788: くろねき :2015/12/06(日) 23:30:22 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

こちらでも時々話題に上る指揮者のニコラウス・アーノンクールさんが、
5日に引退を表明したそうです。

理由はわかりませんが突然のことで、病気のため先日代役を立てて
休演したウィーン公演のプログラムに自筆メッセージが挟まっており、
そこに引退の意向が綴られていたとのこと。

今日が86歳の誕生日。
そういえば少し前に、アーノンクールさんよりずっと若い
宮本文昭さんが「疲れたから」と指揮者引退を宣言した話をしましたが、
指揮者は肉体労働だそうですから、高齢で病身ともなると大変なんでしょうね。

789: 薬漬け :2015/12/07(月) 00:52:34 HOST:zaqb4dd453f.zaq.ne.jp アーノンクール引退ですか…。確かに激務ですしね。
しかしそうしてみると、ストコフスキーはやはり怪物だった?!

790: 玉の井(処方箋漬け) :2015/12/07(月) 07:31:34 HOST:ai126160003141.39.access-internet.ne.jp 先週全身蕁麻疹を発症
ザイザルを処方されました
全身ザワザワでオーディオにはノータッチ

791: 前期 :2015/12/07(月) 08:37:05 HOST:h220-215-129-102.catv02.itscom.jp >>788
>指揮者のニコラウス・アーノンクール・・・・

引退ですか。ピリオド奏法とやらが大嫌いな小生ですが、それでもロジャー
爺さんよりまともな音楽に聞こえました。

792: ジークフリート :2015/12/07(月) 12:40:07 HOST:KD182249240070.au-net.ne.jp 〉788 指揮者引退

チェロ奏者に戻るか?ウィーンコンツェントスムジクス解散か?それとも別の展開があるか?興味深いところですねぇ。

793: 玉の井(処方箋漬け) :2015/12/08(火) 08:20:18 HOST:ai126160003141.39.access-internet.ne.jp アーノンクール、この人のモーツァルトはいただけない。
ぎすぎあすしていて気持ちが悪くなる。
先日BBCでカラヤン特集の番組をやっていたが、けっこうカラヤンを礼賛していた。
不思議な感じがした。
最近の彼は帝王の振る舞いと似たものがあった。

794: ジークフリート :2015/12/23(水) 19:37:42 HOST:KD182250251007.au-net.ne.jp 昨夜、ローサーPM4を視聴。
ちっちゃなバスレフ箱との組み合わせで、「過ぎたるは及ばざるが如し」の典型的な鳴り。

795: すってんてん(借金漬け) :2015/12/24(木) 10:14:11 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 「過ぎたるは及ばざるが如し」

でつね
わかり松。

自戒と自責
わかり松。

796: ジークフリート :2015/12/27(日) 19:24:18 HOST:KD182250251008.au-net.ne.jp 本日はウィーンコンツェントスムジクスの「四季」やら、イスラエル人のジャズやら聴いて暇つぶし。
ところで、冗談システムを今後如何に深化させようかと画策している矢先、オールドムンドのセットの入手も夢ではないことが解り、ちょっくら悩み中。
しかし・・・初期ムンドの分析的にならず、しかも清々しい・・・コレって結構個性的で、ブリティッシュサウンドじゃなくなってしまうんですよねぇ。
・・てなワケで、DAC(一度我がで試聴したミメイシス10)だけでも?と考えておるところですが、ミメイシス10とクオードって、見た目が全く似合わないんだよねー。
それにベルギー製のCDPの不細工なことと言ったら・・

797: すってんてん(借金漬け) :2015/12/28(月) 00:34:54 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >ベルギー製のCDPの不細工なことと言ったら・・

同居中のドタ福でつね

わかり杉松。・・・・・・・・・・・・マ マサカ!???

798: アラン・ドロン :2015/12/29(火) 17:50:08 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ベルギー製のオーディオ製品があるのですか。
中身もベルギー製なのでしょうかね。メカ部とか、半導体とか。

799: ジークフリート :2016/01/03(日) 00:20:16 HOST:224.215.54.36.ap.yournet.ne.jp メイドインベルギーのマランツCD-34が発売されたのが1985年。ちょうど30年が経過したワケで、こんな安物がよくもまぁ今まで生き延びたもんだ!と、御神酒でも供えてやりたい気分ですが・・・御神酒は代わりにオイラがいただいて・・・
イヤ〜それにしても、我が家の冗談システム〔CD-34 〜 クオード33+303 〜 ジョーダンワッツ ステレオラ〕の快調なこと。とても10cmモジュールユニット+フィリップスツイーターが鳴ってるとは思えない鳴りっぷり。バックロード様々か。

800: すってんてん(借金漬け) :2016/01/03(日) 00:47:32 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp 祝 800GET!

>我が家の冗談システム〔CD-34 〜 クオード33+303 〜 ジョーダンワッツ ステレオラ〕の快調なこと

たしか課題がテンコ盛だつたハズ??????

801: ジークフリート :2016/01/10(日) 07:39:17 HOST:224.215.54.36.ap.yournet.ne.jp たまにチョイ聴きするだけの冗談システム。おとといの夜には、曲によってはボイスコイルが擦れるようなズビズビ音がフと耳について、早くもステレオラとお別れか?と、一晩ガ〜ッカリ。

しかし、よ〜く聞いてみると、忘却の彼方へ飛び去っていたステレオラのパンチングメタルの鳴きなんですねぇ〜。
コレがクオード33のSNの悪さと相まって、モジュールユニットが済んだように聞こえたワケ。

試しにメインシステムのプリアンプからクオード303へ信号を供給してみましたら、ボリュームを上げてもしなやかで、スッとよく抜ける感じがイイじゃあ〜りませんか!・・当然ながらそんなことでパンチングメタル鳴きは解消されないものの、クオード33の固くて糞詰まりのような〔巷ではこーいうのを「濃い音」と言うらしい〕音とは格段の違い。(逆に、僅か数万円で入手したクオード33にヴィオラ並みの再生をされても困るんですが)

・・てなワケで、冗談システムのアンプ探し再開。(CDPも候補は決まっているんですか、フタのないトップローディング式なだけに、使い勝手的にチト悩み中)

802: アラン・ドロン :2016/01/10(日) 10:07:44 HOST:softbank219168067040.bbtec.net ベルギー人

ジャン・クロード・バンダム=55歳
元、ヨーロッパ・マーシャルアーツ・ミドル級チャンピオン

身長178センチ=そんなにありますかね?

803: RW-2 :2016/01/10(日) 10:31:20 HOST:159.229.156.59.ap.yournet.ne.jp >トップローディング式

友人がCECの新型トランスポート使っております。10万円ちょいだったとか。
超Hi-Fiってなタチではありませんが、なめらかで潤った音でなかなかでしたよ。
ちなみにDACはアキュフェーズでした。この辺は好みですがさすがに破綻しません。

804: くろねき :2016/01/10(日) 11:59:33 HOST:wb92proxy04.ezweb.ne.jp 皆さんこんにちは。

> ステレオラのパンチングメタルの鳴き

Fo.Qとかで対策できませんかね?
ただ、そこまでやると冗談システムらしくなくなるかな。

805: すってんてん(借金漬け) :2016/01/10(日) 18:55:41 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >冗談システムのアンプ探し再開。

わかり杉松。

栗巣キットのアンポンタンで充分と鑑み松。
この際でつが・・・・・・・

806: ジークフリート :2016/01/10(日) 19:33:22 HOST:224.215.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉803 トップローディング
CECのトップローディング式も貴重な存在になってまいりましたねぇ。
当方のメインシステムでは、トップローディング式(CECではない)は3代目になりますが、余計なものが付いていないシンプルさがお気に入り。値段があんまり安いんでセカンドシステムにも充てがおうかナ?てな魂胆ですが、寝床オーディオにハラワタ剥き出しのCDPてのは風呂敷でもかけとかなきゃ中までホコリだらけになるんじゃないかと、まぁそんなくだらん悩みでして・・・

〉814 パンチングネット鳴き止め
ハーツフィールドのゴールドウイングなら075代わりに上手いこと鳴いてくれますけど、ステレオラのゴールドネットは音響的ご利益なし。
木枠で固定しているだけなので外すこともできますが、コレ抜きじゃ見た目のブリティッシュ感半減なんですよ。
ま、どーせ、どこまでも音質を追求するよなシステムじゃありませんから、パンチングネットが鳴く曲は聴かないか、若しくはちっちゃな音で聴くつもりです。(てなこと、言いながら・・・ムクの楓の箱に12cmメタルコーン1発搭載したスピーカーがこの度発売されるとのウワサが非常に気になっていて(プロトタイプは試聴済)、今週末までには試聴の予定。我が家の冗談システムは風前の灯火かも。)

807: すってんてん(借金漬け) :2016/01/13(水) 12:00:21 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >3代目になりますが、余計なものが付いていないシンプルさがお気に入り。
>値段があんまり安いんでセカンドシステムにも充てがおうかナ?

でつね
わかり杉松。

メロ メロ メロンの気持ち♪

余計な者は破門、「がま口組3代目」でつね

風前の灯・・・・・・・・クワバラ クワバラ

808: ジークフリート :2016/01/31(日) 09:04:11 HOST:8.211.54.36.ap.yournet.ne.jp 開けてビックリなんとやら?
ステレオラ不調のため、箱を開けてみましたら、雑誌等で見慣れたモジュールユニット(白いバスケット)ではなく、精悍な?黒いバスケットが。
マーク3ユニットではありますが、初めてお目にかかりました。

もっとも、モジュールユニットを使って色んなシステムを作り上げたジョーダン・ワッツのこと。目的に合わせてユニットのカスタマイズをやっていたことくらい、知っている人なら知っている。
色が黒いからって、どーということはないんですが、なんでフツウのユニットにしなかったのか?どこがどう違うのか?とか、ちょっくらキョーミ深いナ?という程度のもの。

・・と、まぁそんなこともありましたが、不調は難なく解消。
ついでにアルミコーンもキレイにお掃除。気分も響きも爽快爽快。(これくらいなら、CD-34 〜 クオード33+303のラインナップも暫くは安泰か?)

809: 薬漬け :2016/01/31(日) 09:46:14 HOST:zaq31fb5518.zaq.ne.jp >>808 大先輩、まずは不調解消、よかったですね。

で、ここはついでにCDPにメリディアン200シリーズとか、サブアナログにRoksanとかで
ブリティッシュサウンドを拡張されては?!とけしかけてみる(笑)。

810: ジークフリート :2016/01/31(日) 22:44:44 HOST:8.211.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉809
ありがとうございます。
セカンドシステムでは、「追求しない、お金をかけない」てなことも課題としておりまして、しかし、雰囲気とある程度の質もやはり確保したいですから、装置選びは結構難儀するんですよ。

本日は、ステレオラ復活を祝して、ちょっくらゴソゴソやっていましたら、スピーカーケーブルが何度目かのポッキリ。(単線なので)
不本意ながらフツウの電線に交換。今までの奥行きは何処へ〜!

811: すってんてん(借金漬け) :2016/02/03(水) 19:21:53 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >「追求しない、お金をかけない」てなことも課題としておりまして

・・・・・「お金をかけない」は納得
・・・・・「追求しない」は過去の履歴は虚偽でつか?

ヤッパシ

812: ジークフリート :2016/02/13(土) 17:59:11 HOST:165.39.236.182.ap.yournet.ne.jp 凝りもせず本日もメタルコーンフルレンヂのスピーカー(プロトタイプ)を試聴してきました。
やはり金属音が鼻について聴く気がせず。
オマケにオーディオ店にトグロを巻いている輩の、知ったかぶり講釈と鼻唄で妨害され、早々に退散。

そんなもんわざわざ聴きに行かなくなくても、我が家にもメタルコーンがあるんですがねぇ。(ブリティッシュサウンド復活しました!)

813: すってんてん(借金漬け) :2016/02/13(土) 20:25:26 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >知ったかぶり講釈

安心してください
聞き覚えの有る声&薀蓄、木霊でつ。

吐いて松。

814: ジークフリート :2016/03/06(日) 06:25:24 HOST:93.216.54.36.ap.yournet.ne.jp 音質に文句無しな我が家の冗談システム。ただ、このところ、かけたCDが傷物(外周付近に薄っすら擦り傷)になっているようで、おそらくCD-34のトレイとの接触が原因ではなかろうか?と想像してCDP更新を検討中。
・・・ではありますが、なんとか傷物にならない工夫をして、症状は幾らか軽減されたもよう。
トレイ式とは早目にオサラバしたいと思いつつ、コレゾ!てなCDPがなかなか無いので悩ましいところ。

815: 薬漬け :2016/03/06(日) 08:57:08 HOST:zaqb4dd4625.zaq.ne.jp >>814

大先輩、やはりルボックスB225か、メリディアン206B(どちらもユニットローディング)
をお勧めいたします。いい個体があれば。

816: ジークフリート :2016/03/06(日) 15:54:29 HOST:93.216.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉815
先輩、両機とも誰かさんがお使いのブツではないかな?と思いますが・・・・良い出逢いのないことにはどうにもなりませんので・・・

出逢いと言えば・・・今のところ、他の二つの出逢い(CDPじゃありません)が始まろうとしているところでして、使い物になるか否か、安易な妥協は避けたいなと肝に命じて臨む所存です。

817: 前期 :2016/03/06(日) 18:57:59 HOST:h220-215-129-102.catv02.itscom.jp >>815 薬漬けさん、得意の出しゃばりヒツレイします。

B226 もエエですぞ。CDM-1 が立派です。魔金凸朱の初代 CDP もイイですね、
いずれもメカの魔法ですが、古い機械ですからご自分でメンテできない人は
手を出すと火傷するかもしれません!?

818: 薬漬け :2016/03/06(日) 20:41:31 HOST:west43-p236.eaccess.hi-ho.ne.jp >>816 大先輩、お示しの通りです。(笑)
自分で使っているだけに、お勧めできるだけの実体を備えていることは自信を持っていえますが…。
それにしても、「他の二つの出会い」とは?!!

819: 薬漬け :2016/03/06(日) 20:42:02 HOST:west43-p236.eaccess.hi-ho.ne.jp >>817 前期さん、こんばんは。

B226、いいですね。マッキンのMCD7000も。
単にこれらを推挙しなかったのは、ジーク大先輩の前提(トレイ式とは早めにオサラバしたい)という
点を斟酌したもので、他意はありません。いずれ劣らぬ立派な機器…。そしてそれらが、全てPhilips
メカによってもたらされたものであることは意味深ですね。

820: ジークフリート :2016/03/07(月) 23:35:11 HOST:241.214.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉818 他の出逢い

英国製古レンヂのエッヂ交換が終わって、箱の整備中(マグネット部を乗っける棚をこれから作るみたい)なんですが、果たして我が家まで辿り着けるかどうか。
使ってみたい古レンヂの最後の一つですので、上手いこといけば有り難いんですがね。

821: ジークフリート :2016/03/13(日) 09:09:41 HOST:241.214.54.36.ap.yournet.ne.jp 3月6日に亡くなったアーノンクール追悼の意味で、本日はヘンデルのメサイアに始まり、次は一番聴き馴染んだモツレクを。
LPもテレフンケンのダス・アルテ・ヴェルクシリーズを中心に何枚か所有しておりますが・・・まぁ、似たようなものばっかりでは集中力が持ちません。

ところで、メサイアと言えば、無意識のうちにいろんな盤が集まってしまいますが、先日久しぶりに聴いたクレンペラー盤の展開の遅さといったらもう・・・そんな盤もチャキチャキっとハギレの良いフルレンヂで聴けば・・・とか想像しながらローサーPM4の仕上がりを待つ。(ハギレが良いとは・・・言い方を変えればオーバーダンプ丸出しじゃね?って、ワケ知りな方には図星かもしれませんがね)

822: ディラン :2016/03/13(日) 12:21:59 HOST:FL1-27-127-102-185.kyt.mesh.ad.jp ジークフリート様
お早う御座います。今日は何も予定が無く私もアーノンクールのヘンデルメサイアを聴きました。
日々の汚れた心が洗われる様でした。
午後は大文字に登って帰りにレコード屋さんに寄ってみようと思って居ります。

823: ディラン :2016/03/13(日) 22:34:32 HOST:FL1-27-127-102-185.kyt.mesh.ad.jp 結局今日はレコードの掘り出し物は無かったが
コシュナーのヴェルディ ミサ デ レクイエム(モツレクとの2枚組値500円)をゲット。
此れは録音も演奏もなかなかの物でしたスロバキアフィルと有るので「我が祖国」も探してみようと思って居ります。
コシュナーも早くして既に鬼籍の人との事ですが来日は多く彼が指揮すると楽団が活きたらしいです。

824: ジークフリート :2016/03/13(日) 22:56:22 HOST:241.214.54.36.ap.yournet.ne.jp 〉822 心が洗われる

ディランさん、音楽の力ですねぇ。(もちろん、オーディオも良くないと、それは叶いませんね。)
因みに我が家では、一枚しかない「我が祖国」もアーノンクール(ウイーンフィル/レッドシール)です。

825: ディラン :2016/03/13(日) 23:26:46 HOST:FL1-27-127-102-185.kyt.mesh.ad.jp >824 音楽の力ですねぇ。
ジークフリート様、仰せの通りですね〜。
ク―べリック/チェコフィルの「我が祖国」を聴く時はその背景を思う時、熱い物が込み上げます。
とは言う物のここ数十年、政には全く興味を無くし国民の権利も行使して居りません。
イマジンでも聴きます。

826: すってんてん(借金漬け) :2016/03/14(月) 09:07:04 HOST:zaqd3873606.zaq.ne.jp >(もちろん、オーディオも良くないと、それは叶いませんね。)

そんなカバナ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でつ。

久しくワロた

827: 玉の井(処方箋漬け) :2016/03/14(月) 10:24:02 HOST:ai126249019212.22.access-internet.ne.jp >(もちろん、オーディオも良くないと、それは叶いませんね。)

流行歌を聴いても心は洗われるし、ミニコンポで聴いてもいいものには感動するよ、私は。

要は心の持ち様。

828: ジークフリート :2016/04/08(金) 12:56:04 HOST:KD182250251004.au-net.ne.jp 昨年、冗談システム用にとりあえず入手したCD-34ですが、手配していた後釜1号がオンボロなことが判明。
後釜2号は新品同様らしく、冗談システムになるべくオカネをかけない方針か揺らぎそう。

829: すってんてん(借金漬け) :2016/04/08(金) 22:13:23 HOST:zaq3d2ef3cd.zaq.ne.jp >冗談システムになるべくオカネをかけない方針

わかり松。

猫に慶長
豚にミキモト

わかり杉松

830: アラン・ドロン :2016/04/09(土) 10:09:53 HOST:softbank219168067040.bbtec.net >流行歌を聴いても心は洗われるし、ミニコンポで聴いてもいいものには感動するよ、私は。

=それは、私も同じです。流行歌を、格下に見る人もいますが、
間違いですね。また、日本の歌、楽曲そのものも下に見る人も
いますが、それも間違いですね。

831: SAT-IN :2016/04/09(土) 16:44:56 HOST:3.76.239.49.rev.vmobile.jp どこに自分的な基準を置くかですね。
理屈としては、自覚有る無しに関わらず、どうでもいいようなことを高尚に仕立て上げようとすれば自ずと他を下げるような心理的作用も働くのかと。
まぁ私の知る限り実際にそんな人は居ないようですけど、全く居ないとも言えません。
自覚が無いので私とて注意が必要です。

832: アラン・ドロン :2016/04/10(日) 09:20:00 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ヨーロッパのクラシックなり、アメリカのジャズが最高で、
日本の流行歌=ポップスを下に見る様な人は、自らの価値を
下げているのだと思います。

だいぶ昔、国語辞典で調べてみるとクラシックと言う意味は、
第一義に古典的な--と言う意味で、第二義は、最高のという意味が
あります。

車、オーディオ製品でも、最上級グレードの物にクラシックと言う
ネーミングを使っているのがあると思います。

833: ジークフリート :2016/04/10(日) 20:23:45 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 録音の古さから、いつまでリヒターのバッハが聴けるか?(聴くに耐えるか?)という幾ばくかの不安はあるものの、やはりリヒター盤で!てな気持ちは強い。
そんな中、チェンバロ協奏曲では、シュタイアーが昨年録音したムンディ盤を聴く頻度が増えている。
そう言えば、リヒター盤はジョーダンワッツ ステレオラ専属、シュタイアー盤はATC専属的な聴き方。

834: ジークフリート :2016/04/29(金) 15:49:40 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 多忙のため一週間ぶりのステレオラ。
ショルティ82年録音のリング。

3月末までには仕上がるはずだった古レンヂを、どこでどう使うか?などと考えながら開いた当掲示板は、何故かスマホに書き込み画面が出て来ず、「まっき

835: ジークフリート :2016/04/29(金) 16:00:31 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 多忙のため一週間ぶりのステレオラ。
ショルティ82年録音のリング。

3月末までには仕上がるはずだった古レンヂを、どこでどう使うか?などと考えながら、開いた当掲示板は、何故かスマホに書き込み画面が出て来ず、「既に末期と思っていた掲示板も、ついに停止して、広告画面になり下がったか?」などとブツブツ言いながら、何度も試してようやく書き込み画面が表示された。
広告はエゲツなく出てくるが、書き込み画面が出ないとは・・・(まぁスマホ側の問題なんでしょうがね)

836: ジークフリート :2016/04/29(金) 16:20:46 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 上記のようなワケで、自分が立てた「スタジオモニターの真髄」にも書き込みが出来なくなっておりますが、まぁ、どーでもいいわ。

837: すってんてん(借金漬け) :2016/04/30(土) 19:23:39 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >まぁスマホ側の問題なんでしょうがね

違うと鑑み松。

838: ジークフリート :2016/05/02(月) 22:51:39 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp ツバを付けたローサーPM4。
ユニットの整備は完了。箱の目処もなんとか。

・・・しかし、アンプやプレーヤーは如何に!

839: すってんてん(借金漬け) :2016/05/04(水) 02:25:45 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >ツバを付けたローサーPM4

>箱の目処もなんとか

肝心の諭吉の目処が・・・・・・

十八番のキャンセルがあるじゃないか!

(〃^∇^)o彡☆がははははっ

840: ジークフリート :2016/05/14(土) 10:38:57 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉810 追求しない、お金をかけない

・・・とは言うものの、ステレオラの低域のゴリつきと漂うようようなフンワリ感のバランスの悪さが、聴き馴染むほどどーにも気になりだした。(ラ・ストラバガンツァのバッハを何度か聴いた辺りから、どーもゴリゴリし過ぎじゃないか?と気がついてしまった。)

てなワケで、ちょっくら改善を!と、今週からまたゴソゴソと。追求はしないが追究はする?なぁ〜んちゃって。
まぁ、要するに気に入らねぇものは聴く気がしねぇ!てんで、上手く行けばステレオラは生き残り、ダメなら処分。(こうやって、何台処分したことか!)

841: すってんてん(借金漬け) :2016/05/14(土) 20:49:53 HOST:218.220.191.196 >(こうやって、何台処分したことか!)

わかり松。

ヘタな鉄砲も数打ちゃ当るの1次方程式でつね

センス=無駄な弾は撃たない

安心して下さい。

842: くろねき :2016/05/16(月) 02:56:57 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp > センス=無駄な弾は撃たない

ボ○ビーorケチorヘタレ=無駄な弾が撃てない

「虎穴に入らずんば故事を得ず」なんて言いまつが、
無駄弾撃って火達磨になった上での経験知のほうが聞いてて有り難いでつね。

無駄弾がどうかは結果論に杉間戦死。私はドヘタレなんで出来ませんでつ(略)

843: ジークフリート :2016/05/16(月) 20:56:52 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉840 追求しない、お金をかけない・・・の続き

思いつく対策を幾つか試して、なんとかテキトーな辺りに落ち着きました。(実に33円もの投資!)
が、しかし・・・エラくヌケが良くなりまして、当初想い描いていたブリティッシュサウンドからどんどん掛け離れて行く〜

844: すってんてん(借金漬け) :2016/05/16(月) 21:58:12 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp 傾向と対策・・・・・・わかり杉松。

845: RW-2 :2016/05/19(木) 15:19:43 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ブリティッシュサウンドがあるならアメリカンサウンドもあります。
端的に言うとブリティッシュサウンドは陰湿で暗い。アメリカンサウンドは
脳天気で明るい。昔はそんな図式でありました。

この違いは何か?。継承文化の違い。気候の違い。それらによる人間性の
歴史的な違い、気質の違いがあるのですから、音楽家も、楽曲も、楽器も、
アンプもスピーカーも違うのは当然で、出てくる音もまたしかり。

クイーンをワーフェデールで聴いてモトリー・クルーをJBLで聴きました。
やはりこちらのほうがよろしい。逆で聴いたらイマイチらしくありません。

846: SAT-IN :2016/05/19(木) 19:03:42 HOST:132.76.239.49.rev.vmobile.jp Axiom80でジャズを聴いて低音の出方以外に不満が無かったのは特異な存在だからでしょうね。
あれはスタックスのイヤスピーカーに対して何処其処サウンド?と問うようなものかと。
リチャード・アランみたいな汎用フルレンジだと、王道思考とは関係なく日本製ともアメリカ製とも違う傾向は感じますね
ははぁ〜成る程ね〜みたいな?普通に聴いていれば何でもそつなくこなし、ジャンルを選ばない半面、ジャズに特化するには多少物足りない部分は残るかも?
ひとつの傾向ですから、どっちが正しいのかはワカリマセン。
これもアルニコとフェライトでは話が変わる可能性も否定出来ませんしね。
今はなきヒノオーディオで聴いたNG-8(フェライト)も圧巻でした。

ワーフェデールは多分リチャード・アランをもっとシリアスにした感じではないかと想像します。

847: SAT-IN :2016/05/20(金) 19:00:47 HOST:181.179.138.210.rev.vmobile.jp リチャード・アランも最近は市場価格が上がってきているようなので無闇に褒めないようにしなくてはね。
安くて良い物のままにしておきたいです。

848: ジークフリート :2016/05/22(日) 20:53:10 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉クイーンをワーフで?

超多重録音が功を奏してか?クイーンの第四作目辺りまでで感じられるブライアン・メイのくすんだ音が英国っぽいなと思います。
個人的には、第6作目辺りからはもうクイーンじゃない!とか。

〉843 の対策は早くも断念。
昨日から、元に戻して843の対策とは対称的な対策で、少し肉付き良く、くすんだ感じにして耳慣らし中。
本日聴いたクナの「ダンスへの誘い」は、まずまずかな?

849: RW-2 :2016/05/23(月) 17:09:59 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ブライアン・メイのくすんだ音が英国っぽい

日本じゃ5枚目までのファンが多いんじゃないでしょか。なんちゅうか、閉鎖的であり
旋律もハーモニーも美しい。

その後はアメリカナイズというか、世界の音楽情勢を踏まえてシンセ使い始めて、
パンクやファンクや多種多様なロックを展開して黄金時代を築いたのですけど。
それでもやはり英国のバンドらしさは残っておるんじゃないかなと思ってます。

逆に面白いのはグランドファンク。米国のバンドはたいがいブルーズやR'Rのルーツ
からハードロックに成っていくのですが、グランドファンクは英国産ハードロックの
フォロワーっぽい。ハートブレイカーなんか典型なんですが、アメリカンバンドの
ような曲のほうがらしい。しっかしハートブレーカー演ってもやはり米国のバンドっ
ぽさがにじみ出るあたりがまた絶妙。生まれ育った環境や音の作り方でしょか。

850: ジークフリート :2016/05/24(火) 01:37:31 HOST:33.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉日本じゃ5枚目まで
フレディ・マーキュリーが日本語で歌えば、日本ウケはしますわねぇ。
ただ、6作目以降につながる異変が、5作目には現われています。(儲かったどー!てな感じの)

851: ジークフリート :2016/06/11(土) 18:04:22 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 行き詰まり感が漂い始めた冗談システム。
要するに、音楽を聴いていても詰まらないと言う、詰まった?感じ。
このままじゃ、そこらへんにゴロゴロしているオーディオに挫折した方と一緒じゃないか?と、とりあえずキャラクターが鼻につき始めた単線スピーカーケーブルを何かテキトーなものに替えて、キャラクター軽減を図る。

852: すってんてん(借金漬け) :2016/06/11(土) 21:16:54 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp ・・・・・・・ヤッパシ・・・・・・不憫・・・・・・・合掌!

853: すってんてん(借金漬け) :2016/06/12(日) 00:03:11 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >そこらへんにゴロゴロしているオーディオに挫折した方と一緒じゃないか?

第三者がキビシク精査の結果、以下(比較対象外の紛い物)と結論。

座頭市
およしなさい♪無駄なこと♪・・・・・メロ メロ

854: ジークフリート :2016/06/26(日) 18:35:03 HOST:182.236.37.37 発売を待っているCDPのプロトタイプがようやく出来たとの報らせあり。
当方が現在使用中のCDPの上級機だが、果たして
音質も上級か否か。
近頃、ろくなCDPが見当たらない中で、今後しばらくは使い物になるブツであればと祈るばかり。

855: 玉の井(処方箋漬け) :2016/06/27(月) 07:19:16 HOST:ai126154053102.28.access-internet.ne.jp
発売を待っているCDPのプロトタイプがようやく出来たとの報らせあり。
当方が現在使用中のCDPの上級機

メーカーと型番を教えてください

856: すってんてん(借金漬け) :2016/06/27(月) 11:40:24 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp 第三者が厳しく精査した結果、「存在の耐えられない軽さ」のイチモツですた。

違法ではないがガ〇ク〇でつ。

857: ジークフリート :2016/06/27(月) 20:19:00 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉855
オッ、玉の井さんもご所望ですか?

858: すってんてん(借金漬け) :2016/06/28(火) 02:45:09 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp マッ マサカ!!!?

859: ジークフリート :2016/07/09(土) 11:21:53 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 夏休み用にと注文しておいたレコードの段ボール箱が届き、発売を期待していたCDも幾つか入手したものの、聴くヒマほとんどなし。
爆睡までの僅かな時間でどれだけ集中して聴けるかが肝心なところ。

恥ずかしながら、耳鼻咽喉科のせんせいに耳の穴かっぽじってもらいました。低域の聞こえ具合がチト違うような気もしますが・・・
実は、愛用の手巻時計のロースピードなチクタクが、右耳側だとちょっと聞こえ辛い。コレ、耳の穴かっぽじっても大差なし。

まぁ、そんなこともありますが、今のところ
昔よりも良い音で音楽が聴けている(と思う)ので、ラッキー、ラッキー。

860: ディラン :2016/07/09(土) 12:03:53 HOST:nptky102.jp-t.ne.jp >>859
夏休みが楽しみですね。
私の聴覚は左右で違います。会社の健康診断で簡単な聴覚検査をするのですが結果は悲しいものです。片側の高音が聞こえ難いのです。
その辺りは脳内補整イコライザ−に頼る事にして居ます。

861: ジークフリート :2016/07/09(土) 13:36:54 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉860 脳内補正

自分の欠陥を補正するのは仕方ないとしても、装置や部屋の至らないところには、なるべく妥協したくないですね。
聞こえてくる音には正直でありたいもんです。

自分の欠陥て?脳内補正どころか、脳そのものの補正とか?

862: ジークフリート :2016/07/10(日) 07:33:28 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 最近のジャズのCDを聴いていて、スネアやシンバルの音が昔よりも変わったナ?という感触あり。
もう少しいろんなCDを聴いて、どう違うのか確かめたいナと、考えております。

863: ディラン :2016/07/10(日) 09:39:13 HOST:FL1-27-127-102-185.kyt.mesh.ad.jp 今までプリの事ばかり考えていたのですがレコードばかり聴く様に為って
フォノイコとターンテーブルの方が先なんじゃないか?と思う様に為って居ります。
フォノイコ付きのプリをあれこれ調べているともう迷うばかりレビンソンの26SLにバランス、フォノ付きなんて
出て来そうに有りません。

ターンテーブルを調べていますと随分進歩していますね〜。
良いフォノイコとターンテーブル、アーム、カートリッジが有れば気に入っているP9でプリを変える必要は無く為る等と考えて居ります。

CDは本当に聴かなくなったのですが上原ひろみのスパーク、アナザーマインドは聴きます。

864: ジークフリート :2016/07/11(月) 16:21:44 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 三十数年前に買ったブルックナーの6番(バイエルン/サヴァリッシュ/オルフェオ)をレコード洗浄機にかけて、久々にターンテーブルへ。
当時、DMMマスタリングのレコードには、爽やか過ぎると言うか、冷徹さを感じたものですが、三十数年を経てようやく良さが分かるように?
他のDMM盤も引っ張り出して聴いてみねば!

865: すってんてん(借金漬け) :2016/07/12(火) 10:28:53 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp 〉三十数年を経てようやく良さが分かるように?

でつね
わかり松

補聴器が常備の齢に・・・・・・・合掌♪

866: ジークフリート :2016/07/16(土) 08:22:03 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 我が家のATC。最近ちょっと陽性に振りすぎたかナ?と思う節あり。
カラッカラに乾いた音よりも、適度な湿度としっとり感も、個人的には欲しい。(実在感が違う)
・・・と、いうことで、ある部分を若干元に戻す。

867: ジークフリート :2016/07/18(月) 16:44:57 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉851
ステレオラ用にと発注したはずのスピーカーケーブルは、某腹黒店主に確認したところ、手配するのを忘れていたそうで、オーディオの機材なんぞは幾ら届かなくても死にゃしないとはいうものの、腹黒店主に頼んだ場合、永遠に入荷しないこともしばしばあり。(多分、高価なものなら素速く届く)

しかし、イタリア人の演るヴィバルディの喧しさ(甲高く耳に刺さる)に耐え切れなくなって、代替策を。

・・・てなワケで、使い古したケーブルの墓場から、今回発注したものと似たような構造のブツを掘り起こし、バナナとスペードを装着。
そもそも自分の持ち物のケーブルですから、その効果に驚きもせず、感心することもなく。まぁ、狙った方向ではあるナ?てな感じ。

本日の収穫は、そんなことよりも、クオード33の入力アダプターが5ピンDinプラグ辺りで断線しかかっているのを発見したこと。
早速、予備のアダプターに交換して、もう一つアダプターを注文しときましたが、果たして入荷するか否か!

ところで、只今、そんな冗談システムで、アート・ペッパーの「SO IN LOVE」というオーディオファイル向けCDを聞いておりますが、オーディオファイル向けレーベルの気持ち悪い音の代表格みたいなCDでして、廃棄すること決定。

868: 薬漬け :2016/07/18(月) 18:05:33 HOST:west43-p230.eaccess.hi-ho.ne.jp 大先輩も奮闘中のご様子、恐悦至極に存じます。
しかし腹黒店主さん、大丈夫なんですかね???

869: くろねき :2016/07/18(月) 22:01:28 HOST:wb92proxy03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>867
> 手配するのを忘れていた
> 永遠に入荷しないこともしばしばあり

しょっちゅうだど、発注の一部始終を客が監視しなきゃ
いけませんね、今すぐこの場で発注しろと(笑)。

> オーディオファイル向けレーベルの気持ち悪い音

なんか、空間に不自然に貼りつくようなのありますよね。
配信の試聴音源でそういうのを聴いたことが。

870: すってんてん(借金漬け) :2016/07/20(水) 09:24:59 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp 〉腹黒店主に頼んだ場合、永遠に入荷しないこともしばしばあり。(多分、高価なものなら素速く届く)

店主曰く
費用(売上)vs効果(利益)、高リスク(キャンセル)を鑑みた結果でつ。
ビジネスチャンスでは無く「00Gビジネス機器一発!」ナカクニより愛をこめて・・・

ヤッパシ

871: ジークフリート :2016/07/24(日) 16:48:54 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉868,869

個人的には、腹黒店主との駆け引きもチョット楽しんでいる(キャバ嬢との駆け引きと似ているとか?)ところがありまして、入荷しないならしないでいざとなりゃ他を当たれば宜しいので・・・。
当方が買うことになっていたスピーカーなどを、院長先生ら金持ちに何度か横流しされた件や、「もう入るハズですよ!」とか言いながら、何年経っても入らない小物とか・・
そういった恨みはありますが、ある方法でお返しはしておりますから、まぁ今のところ引き分けかナ?と。(当方も腹黒店主以上の腹黒だったりして)

ところで、スピーカーケーブルを交換したステレオラは、良くも悪しくも随分とフツウな鳴り方に。
しかし、メインシステムを差し置いてジックリ聴き込もうかという程の魅力も未だ備えておらず、今後の展開をいかに図るか検討が必要なところでして、アナログ専用システムとしてアナログプレーヤーでも奢るか、メインシステムからCDPを譲るか、いっそ冗談システムは没にするかなどと、画策中で御座います。

872: ジークフリート :2016/07/31(日) 08:44:06 HOST:37.37.236.182.ap.yournet.ne.jp 待っていたCDプレーヤーがやっと発売されたので、箱の色とDAC抜きを指定して、音も聞かず早速発注。(メインシステム用)
オマケの電源ケーブルではヘンテコな音になるハズ(同じメーカーの製品を既に2つ買った経験から)なので、電源ケーブルも別注。

メインシステムのお下がり(CDP)を冗談システムに回すので、マランツCD34にやっとオサラバ出来そう。
ただ、冗談システムを英国製で統一できていないところがチョット心残り。

873: すってんてん(借金漬け) :2016/07/31(日) 09:29:57 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp (〃^∇^)o彡☆あははははっ
(〃^∇^)o彡☆ほほほほほっ
(〃^∇^)o彡☆がははははっ
(〃^∇^)o彡★!!!

猫に小銭

874: すってんてん(借金漬け) :2016/08/02(火) 22:19:40 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >冗談システムを英国製で統一できていないところがチョット心残り。

ご嫌損を・・・統一デキテオリ松。完全無欠!
流石!!!でつ。完璧主義者でつね。わかり松。

ガ○ク○でメロメロ

((´∀`))ケラケラ ((´∀`))ケラケラ ((´∀`))ケラケラ

875: すってんてん(借金漬け) :2016/08/02(火) 23:32:15 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >そろそろ落ち着いてイイ音で良質な音楽を染み染みと楽しもうじゃあぁ〜りませんか?てなスレッドでございます。

あれから2年の歳月が・・・・・・・・

いまだに・・・・・・・

虚言癖・・・・・・……
わかり杉松。

876: ジークフリート :2016/08/06(土) 14:29:24 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp オリンピックの開会式をチラ見したあと、自然な流れで?セルジオメンデス&ブラジル66の「フール オン ザ ヒル」をメインシステムへ。
若い頃のラニ・ホールはやはりイイ声ですねー。ハーブ・アルパートもおそらくあの声に惚れたんでしょうナ?と思うのは毎度のことですが・・・
オーッ冒頭の曲にはこんな深い低音が入っていたのか?とか、今じゃこんな雑な録音あり得んでしょ?とか、懐かしさや不満が渾然一体とオツムの中で渦巻くうちに、スカボローフェアの始まり。

877: ジークフリート :2016/08/14(日) 14:53:24 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp バスビンやオートグラフ、A5などを使用中の友人が、「ホーン型では音を前に飛ばすだけで奥行が出ない」(岩崎千明が自室のアルテック288を806にサイズダウンした時に書いた文章を読んだらしい)とか言って、小型のボザーク(巨大ボザークは既に所有している)を手配。

えっ?今頃そんな・・・

878: 薬漬け :2016/08/14(日) 14:58:45 HOST:west1-p224.eaccess.hi-ho.ne.jp >>877

バスビンにA5は使ったことがないので何とも言えませんが、オートグラフが奥行きが出ないというのは
どうなんでしょうかね…。

879: すってんてん(借金漬け) :2016/08/14(日) 15:20:47 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp バスビンやオートグラフ、A5などを使用中の友人が、「ホーン型では音を前に飛ばすだけで奥行が出ない」

十八番の創作童話でがす。早々

880: ジークフリート :2016/08/14(日) 21:36:38 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉877の続き

この友人のシステムは、全て70年代初頭で進歩を停止しており、岩崎千明の文章からどれほどの刺激を受けたとしても、音楽の奥行が出せる環境が揃っていないところへ新たな?昔しのスピーカーを導入してみたところで結果は見えていると、個人的には予測しているところだが・・・
現在、小型ボザークに組み合わせるアンプ(クオード33+50E)の整備に手間取っているところ。(コレは当方の冗談システムからの刺激か?)

昔しながらのオツム?の彼の部屋で再生される「奥行」とは、如何なるものか?若干キョーミが無くもないが・・・

881: すってんてん(借金漬け) :2016/08/15(月) 05:32:03 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp ↑
始まりますたでつ。

上から目線!!!

ダサイ&無粋!!

相変わらず、進歩無し&退化でつ。!

〉(コレは当方の冗談システムからの刺激か?)
ワロタ
((´∀`))ケラケラ ((´∀`))ケラケラ ((´∀`))ケラケラ

882: ジークフリート :2016/08/15(月) 09:31:04 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉878
薬漬け先輩。友人のリスニングルームではオートグラフでもバスビン並に前方へ飛ぶんですよ。
それは、しっかりした地面と壁があってこその賜物でして、フツウの木造民家じゃこうは行きません。
生気があってバリバリ鳴りますから、お邪魔したときにはワーグナーかブルックナーでも聴きたくなるところでして、下手に奥行なんか求めるような似合わんことせんでよろしい!てな感じなんですがね。

オートグラフだから、ボザークだからということよりも、まぁ、奥行を出せる環境とウデがあれば、ある程度は可能かもしれません。

883: すってんてん(借金漬け) :2016/08/15(月) 14:04:31 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp ↑

ウデは余分でつ。

884: ジークフリート :2016/09/03(土) 15:03:28 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 本日は、オーディオフィジック往年の大型機を試聴。(実は7年ほど前に我が家へ入っていたかもしれない個体)
自分の目標はやはりこの方向だったかと確認するとともに、ATCの鳴らし方のヒントに。

885: ディラン :2016/09/09(金) 23:36:00 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 我が家のブリティッシュサウンドはガラ―ド401とタンノイVLZの二つだったのですが
三つめが加わりそうです。レコードプレーヤーです。
未だ内緒ですが、手こずりそうなブツ。何時も中古なので今回は新品をとほぼ独逸物に決めて折ったのですが
ひょんなことから冷やかしのつもりで見に行ったのが瓢箪から駒でした。
マタマタ中古ですが、価格、ブランドに囚われず音に惚れました。
きっとシステム6に合うと思ってます。カートはもうチョイ先に発売の新品です。

886: ディラン :2016/09/09(金) 23:40:15 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp ↑
興奮して間違いました。アメリカ製でした。
スタジオモニターの神髄が1000で書き込みする処が無いのです。

887: ジークフリート :2016/09/10(土) 08:03:49 HOST:182.236.34.210 〉てこずりそうなブツ?

当方も退屈の虫が動き出しましてねぇ。
冗談システム用にアナログプレーヤーを!と、70年代のオンボロダイレクトドライブ機でも手配しようかな?というところでして・・・
ラックスpd131にSME3009シリーズ3が付いた、安さが取り得の、全く手こずりそうにもないブツを準備中。
ほとんど期待なんぞしてはおりませんが、まぁ、これに載っけようとしているグラドのカートリッジがちょっくら楽しみといえば楽しみ。(冗談システムとミスマッチかな?てな辺りも)

888: ディラン :2016/09/10(土) 10:36:46 HOST:nptky205.jp-t.ne.jp >>887
ジ−クフリートさん、お早うございます。物は情報が少ないのですフロートの多少も調整可能なんですが店の人もそれを知らないと言う位なのです。やり方次第で大化けすると踏みましたです。
ア−ムが長めでカ−ボン、これは他のメ−カ−のタ−ンテーブラにも採用されて評価は高いです。
生産国はやはりイギリスでした。

889: ディラン :2016/09/10(土) 11:11:12 HOST:nptky406.jp-t.ne.jp カ−トリッヂはジックスの100が新しくなりカンチレバーがカ−ボンに為るらしい。興味が引かれますね。

890: ジークフリート :2016/09/10(土) 16:10:13 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp ディランさん、お眼鏡に叶うブツとの出逢いがあって良かったですね。読ませていただいて、当方も、もっとメインシステムに集中した方が?と、考えてしまいました。
タイミングよく、良い出逢いでもあれば有難いんですがねぇ。

それでも、メインシステムの方も・・・発注していたCDトランスポートがようやく出来上がったと、先日報せがありました(シリアルナンバー1番が我が家へ?)ので、まぁボチボチ?てな感じ。

891: すってんてん(借金漬け) :2016/09/11(日) 00:12:41 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >発注していたCDトランスポートがようやく出来上がったと、先日報せがありました(シリアルナンバー1番が我が家へ?)ので、まぁボチボチ?てな感じ。

ブツじゃ有馬温泉!!?

892: ジークフリート :2016/09/12(月) 08:04:49 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp メインシステムに使っていたCDトランスポートを冗談システムのCDPとして移植。昔のCDPはお払い箱に。
ついでに、試していたスピーカーケーブル(銀コート多芯)を以前の単線に戻しました。

近頃聴く気のしなかった冗談システムですが、昔のCDPの音の汚なさ、粒子の粗さと、試していたケーブルの抜けの悪さを一挙に解消して、コレで暫くは楽しめるかも。(実は、冗談システム丸ごと売り飛ばして、カートリッジ(幻のカートリッジ雅の血筋)でも買おうかナ?などと企んでいた。良い音を聴かせてくれないオーディオ装置なんてただのゴミですからねぇ。)

893: すってんてん(借金漬け) :2016/09/12(月) 09:25:14 HOST:zaqdadcbfc4.zaq.ne.jp >近頃聴く気のしなかった冗談システム

わかり松。

894: ディラン :2016/09/12(月) 18:04:17 HOST:nptky201.jp-t.ne.jp 件のプレーヤ−迎える間際に問題が発生との事又メンテナンスの目処も不安感有りでオジャンに為ってしまいましたです。〔涙〕
縁が無かったんですね、諦めました。と言う事はやはり独逸製か?

895: ディラン :2016/09/13(火) 12:10:41 HOST:nptky406.jp-t.ne.jp 少し暑さも緩みましたので気を取り直してA級レビンソンパワーを、そう言えば新しいイコライザ−との組み合わせは余り聴き込んでいなかったです。D級の開放的、開けっ広げとは違う冷静な駆動が帰って来ました。ミンシュ/パリ管の幻想は名録音ですね、マイルスグループのTウイルアムスのシンバルの鮮烈さと跡を引く余韻が堪らないです。結構低い音の余韻が残ってる事に気が付きました。先日、安いマイクバランスケ−ブルからベルデンのバランスに変えてますが長年親しんだケ−ブルは安心出来ます。

896: RW-2 :2016/09/13(火) 17:29:56 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >ラックスpd131にSME3009シリーズ3が付いた、安さが取り得の、全く手こずりそうにもないブツ

昔のマニアの定番ですね〜。ラックスにSME3009は相思相愛。雑誌の広告もこのコンビでした。
pd131はデザインが秀逸。デザイン優先ですのでメンテには全く手こずります。ランプは切れ
易いしスイッチも脆弱でした。サーボ基板を取り出すにも一苦労。モーター外さないと不可。

2〜3度メンテしましたが、おそらくモーターは松下製で5万円くらいの製品からの流用かOEM。
そのモーターを使って職人が設計製造したのでしょう。作りはSL1200と逆で、アルミダイキャ
ストの筐体を逆さにした状態に木枠を付けて、上部にアルミパネルを装着という凝った仕様。
なのでSL1200のように裏パネルを取ればすべてメンテできまっせ〜 とはいきませんでした。

デザイン良し、凝った作り、余計なところが豪華というアームレスプレーヤーですが、値段
以上のモノではなく性能的にもSL1200とどっこい。それでも家電メーカーじゃないモノを使い
たいのがマニア心理。拙者もラックス製品はアンプやチューナー、スピーカーまで使いました。
デザイン見てカセットデッキまで購入。そうですK-10です。残念ながらイマイチ。やっぱし。

897: くろねき :2016/09/13(火) 22:38:28 HOST:fpoym3-vezC1pro15.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>896
> おそらくモーターは松下製で5万円くらいの製品からの流用かOEM

PD131はPD121の廉価版で、121のモーターが
20極60スロットだったのを8極24スロットにしているようですね。

> アルミダイキャ
ストの筐体を逆さにした状態に木枠を付けて、上部にアルミパネルを装着という凝った仕様

木枠にはゴムも付いていて、防振対策でこういう構造にしたようですね。
スプリングをシリコングリスとゴムでダンプしたインシュレーターだったり、
アクリルカバーが貼り合わせの厚いもの(4mm)だったりと凝った設計だったようで。
付属のターンテーブルシートがセーム革なのは音質のゴム臭さ回避?

> デザイン優先ですのでメンテには全く手こずります。ランプは切れ
> 易いしスイッチも脆弱でした

ストロボスコープには回転数の数字が浮かび上がり、
しかも電源周波数の違いで色が変わるという謎のこだわりがあったようですね。
電源スイッチはマイクロスイッチだったそうですが。

898: ジークフリート :2016/09/14(水) 01:49:04 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 〉拙者も・・デザイン見て買いました?

あのメーカーのデザインを好む人もいるみたいですが、個人的には、勿体ぶってスマートさに欠けるあのデザインが嫌いなので買ったことなし。

ただ、よくもまぁデザインだけで何台も・・・なぁ〜んて、いちいち人の話しにケチをつけるネガティヴな発想しか出来ない誰かさんのような書き込みは止めておきましょう。

899: RW-2 :2016/09/14(水) 10:03:21 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >勿体ぶってスマートさに欠けるあのデザインが嫌いなので買ったことなし

あらら。JBLからエクスクルーシブまで歴戦のパルジさんがLUX嫌いだったとは
驚きました〜。拙者なんかオーディオ事始め時代LUXは羨望でしたから。まぁ、
そんなことはどうでも良いのですが、好き嫌い、買う買わないはやっぱしデザ
インなんですね。JBL SG520を#7の隣に並べたいのですが未だに夢かなわず。

901: ジークフリート :2016/09/19(月) 16:30:11 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 今まで何処かに弱い部分があって、バランスをとるためにも、出すのを諦めていたある音が、何かの拍子に出せるように。
その原因は、装置であったり、ケーブルや部屋の音響だったり、また使い手のウデや耳だったりもするワケですが、まぁそれが出せた日にゃ「壁一つ越えたナ!」と、感慨もひとしお。

・・・まぁ、そんなウレシいことは滅多にあるもんじゃありませんけど、攻めないことにはあり得ない。

先週から新しいCDトランスポート(ガレージメーカー製の安価なもの)を導入しまして、ごそごそやっとりますが、まだやっと音がこなれてきた辺りでして、若干の可能性は感じられるものの、さて、どう仕上げるかナ?と、これから考えるところ。
退屈の虫が暫くは騒がないかもしれませんけど、睡眠不足は必至か。(とはいえ、アナログプレーヤーでも新たな展開がありそな雰囲気も)

902: 薬漬け :2016/09/19(月) 17:06:49 HOST:zaqb4dd4539.zaq.ne.jp >>出すのを諦めていたある音が、何かの拍子に出せるように

瓢箪から駒ではなくて、大先輩の経験と勘の帰結でしょう。
しかし、なかなか出ない音は本当に出て来なくて、さりとてその音を再生するシステムは別の処で
何かが足りなかったりする。上手くいかないものです。

905: ディラン :2016/09/20(火) 11:19:53 HOST:nptky201.jp-t.ne.jp 新しいレコードプレーヤ−がお預けされているのですが、昨日レコード店でオ−ティスレディングとプラタ−ズのアメ盤をゲットしました。
この時代の録音は結構作られているのですが実に心地好いです。これらを買うと決めてるプレーヤ−とカ−トで掛けたらと思うと期待と不安が。我が儘な者ですね。
最近出て無かったシンバルが妙に出るように為ってカインドオブブル−のバックにこんなに響いていたのかと、まだまだ溝の音が拾い切れていないのだと思うとLPの素晴らしさをもっと楽しみたいと思います。

906: ディラン :2016/09/20(火) 22:30:40 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 台風も行ってしまったのですが、今日はUチューブで志の輔の落語を沢山聴きました。
ウイルソンで聴く志の輔は良いですね〜。
失礼致しました。

907: RW-2 :2016/09/21(水) 12:42:20 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >オ−ティスレディングとプラタ−ズのアメ盤をゲット

イイね〜!

>ウイルソンで聴く志の輔は良い

げげげっ。おねげ〜しますから落語はこうぞ、みつまたのたっぷり入った
ダイヤトーンで聴いてくださいまし〜 w

908: ディラン :2016/09/21(水) 14:23:31 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp RW−2さんのツボに嵌まりましたか、良かったです。
R&Bはお好きですからね〜。
志の輔は絵無しの奴なんでやんすが言葉が途切れ客席が期待と緊張に息を呑んでいる様を
想像出来るか否かシステムの力量でしょう。
ねっ、ねえ〜そうですよね。おねげーですからそう言ってくださいよ〜。

909: RW-2 :2016/09/21(水) 15:36:46 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 拙者アメ盤コレクターでしたよ〜。アトランティック、アトコ、スタックス、
モータウン、チェス、チェッカー、キング、サン、RCA。さらにマイナー
なレーベルのシングル盤も新宿の外盤屋さんでせっせと買っておりましたよ。

当時の国内盤も今考えますと凄かった。アトランティックは最初グラモフォン。
すぐワーナーパイオニアに移行。デルマークはトリオレコードで出してました。
コブラレコードが倒産して英国のブルーホライズンが版権を取得したのですが、
日本ではエピックソニーが販売。チェスはフォノグラム、ケントとスタックス
はビクター。みな大メーカーがこぞってリリースしてました。良き時代でした。


※拙者田舎者ですので寄席や演劇には疎いのです。ストリップ小屋なら近所に w

910: ジークフリート :2016/09/24(土) 20:53:06 HOST:210.34.236.182.ap.yournet.ne.jp 友人宅でGRFというかモニターブラック〜シルバー〜レッドの違いなどについてしこたま話し込んだ帰り道、近頃個人的に注目しているトム・ハレル(トランペット&フリューゲルホーン)の新作をCD屋で発見して早速入手。(毎度の企画が面白いので、つい手が伸びる)
そんなCDを、のんびり聴こうと思っていた矢先に、いつもの腹黒店主から「CDプレーヤーやDACの凄いのが入りました。是非・・」との連絡あり。
ざっと、ミメイシスやマイクロメガなど視聴して、結果、キース・O・ジョンソンの「スタジオ リファレンス ディスク プレイバック システム」を借りてきました。響きが一番キレイに聞こえたんです。

こういう場合は、毎度ながらもう買ったつもりで隅々まで磨き上げてから、本格的にシステムに組み込むんですが・・・
電源コネクターが割れているのを発見したり、音質がちょいと私には品が良すぎたりで、明日には返品することに。
CD-M1メカの選別品が使われているいたり、昔のCDPのような音の汚なさがなくて、惜しいブツなんですがねぇ。

(そもそも、こないだ新しいCDトランスポートが入ったはかりなのに、ま〜だCDプレーヤー増やすのかよ〜!という、疑問が我ながらありましたけど。)

911: ジークフリート :2016/09/30(金) 12:51:42 HOST:p250217-ipngn200207okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 先般から、懐かしのCDP(ちょっと欲しかった)を我が家へ持ち帰って試しております(物欲が高じたか?)が、前出のキース・O・ジョンソンの作(当時の定価125万円)に引き続き、今度はおフランスのマイクロメガ社の処女作(当時の定価38万円)。
マイクロメガは、以前、同社のCDトランスポートを使用していた関係で親近感があります。

・・で、どちらも音はまぁキレイなんですが、共通して気になるのが閉塞感。
これが、始めの数日くらいはあまり気にならなくても、気づいてしまうともういけません。
早速、元のCDP(定価は僅か13万円)に戻しまして、「晴れ晴れとして、やっぱりイイわ!」てな感じ。

もし、CD嫌いの方もちょっとはマシなCDPに出逢っていたら・・・オーディオの楽しみも違ったものになっていたんじゃなかろうかなどと、暇そうなことを考えているところです。

912: ジークフリート :2016/10/02(日) 16:38:38 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp フォーレのレクイエムもいろいろ入手しました(多分、何とかの一つ覚えてヤツでしょう)が、近頃出番が多いのはヘレヴェッヘのムンディ盤。
同曲といえば、蕩けるほど柔らかく、伸び伸びしたコーラスで天上の癒しを表現するものというイメージが個人的にはありますが、この盤ではそんな中でも比較的芯がしっかりとして、トロトロに溶けてしまわないんですね。

このような盤を得意とするのがジョーダン・ワッツ ステレオラ。(もちろん、ジャズやポップスもちゃんと聴けますが)
アキショム80で有名なE・J・ジョーダン作のモジュールユニットが入っておりまして、見た目は誠に頼りなさげな10cmアルミコーン。コレが不思議なことに全く金属臭くならず、イイ雰囲気。(瀬川冬樹も一時期愛用していましたね)

先般亡くなったジョーダンさんは、その後もメタルコーンのスピーカーユニットを発売し続けましたが、果たしてその音はどうだったのか?
現在、アジア系のメーカーが似たようなものは作っていて、その音質には非常にガッカリさせられましたけど、ジョーダンさん現役の頃のユニットは聴いておけば良かったナと、今さら惜しんでいるところです。(もっとも、モジュールユニットだって酷い音で鳴っている場合も、当然ながら・・)

913: 薬漬け :2016/10/02(日) 19:47:04 HOST:west43-p2.eaccess.hi-ho.ne.jp >>912

大先輩のステレオラの得意分野ですか、フォーレは…。

まだ試していませんが、80の方でフォーレを鳴らしたら(拙宅は懲りもせずクリュイタンスですが)
どういう雰囲気を醸し出してくれるか、興味のあるところです。

ちなみに、ジョーダン自身は「Axiom80の“開発”には関わっていない」と仰っているようですね。
オリジナルの最初期の年代が1930年代とも言われますから、さもありなんとは思いますが。

914: ジークフリート :2016/10/02(日) 21:54:19 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉913
先輩。昔、ある時期まで80はE・J・ジョーダンさんの作だと言われていましたよね。
実は、バックロードホーンが使えない場合の「指定箱」を設計しただけだったと知れるのは後の話で、当時はアキショム80を作った天才とまで言われたんですから、お気の毒というか、心中お察ししますというか・・
その後、構造的に80の影響が強く現れているモジュールユニットなんか作っちゃったもんだから、よけいに80を設計したに違いない!てな思い込みを誘ったんじゃないでしょうかねぇ。

しかし、どちらもヴァイオリンが得意だとはいえ、同じ人が作ったにしては音的にかなり違いがあり(グッドマン社のユニットでも特異な存在)ますから、信じた人も信じた人というか。

当方のステレオラは、バックロードの出口にARUのようなパンチングメタル(フェルト無し)を嵌めてあったりして、「お〜っ、ジョーダンさんの箱らしいな!」とか、独りで勝手に喜んでおりますが・・・
ところで、80の開発が1930年代というのも雑誌を見れば書いてありますけど、当時どんな姿で何に使われていたのか?・・・せめて、写真か絵でも手に入らなかったのかなと、そんな雑誌を見る度に夜も寝られない!って感じ。(地下鉄じゃあるまいに?)
以前お知らせした、PA用CWホーンに80が四発入りなんてのも、ホントに実際使用されたのか?とかね。

915: RW-2 :2016/10/03(月) 10:59:41 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp オリジナルが30年代というのも凄いですね。当時はマグネチック型からようやく
ダイナミック型に移行してきたあたりでしょ。最初は当然に励磁型でしょうし。

デッカのデコラ含む音声機材は40年代後期まではグッドマンズのユニットを使っ
てたらしいのですがタンノイに変わってしまった。その辺の歴史を紐解きたい。

80が一般的に市販されたのは50年代初頭です。あの形態ですでに40年頃から存在
していたんでしょうか。だとすればWWUでも使われていた可能性が出てきますが。
しかし当時のフイルムや映画等にはまったく出てきません。船内も野外飛行場も
タンノイなんです。現場でユニットが壊れてもすぐコーン紙を交換できるように
あの仕様となったとか真しやかに語られておりますが、あんな微妙な交換を戦場
で一兵卒が速攻でできると思えない。都市伝説の類が多く意外にWWU後の誕生かも。

というのは80があったらタンノイに転換しなくとも間に合いますでしょ。タンノイ
の同軸は47年からです。ちょうどその頃にデッカが転換をしてしまったんですね。

916: RW-2 :2016/10/05(水) 10:21:20 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ↓ちなみにこちらはデッカスタジオのタンノイ (画像板)

ttp://535.teacup.com/knisi/bbs/6977

917: ディラン :2016/10/06(木) 11:43:11 HOST:nptky402.jp-t.ne.jp 新しいタ−ンテーブルの入荷を待っていましたが先の事に為ると思っていたプリを導入しました。フォノイコライザ−と同じレビンソンの26Lです。ニューフォースP9も良いプリですがレビンソンで統一したかった。ブランドに負けたですと言うよりウィルソンにはこれでしよう。昨日来たので繋いだだけです、電源は入れっぱなしと取説に有りましたので安定するまで時間は掛かるのか。
フォノイコ、プリそれぞれにパワーサプライを宛がっております電源は大事ですからね。
ゲインが無茶苦茶高いです。調整可能みたいなのでメインボリュームはゲインを下げるつもりです。
DL103とDL102を使い分けしますが102は静寂なのに肝心の103に残留ノイズの様なノイズが乗り慌てましたがイコライザの位置を変えると消えました。機器を整理して繋ぎ直す必要有りです。音は凄みと色彩感が有り予想通りです。プリ、パワー間はバランス接続です。CDはバランス入力出来ますが他はレモピンなんて不便。

918: ジークフリート :2016/10/06(木) 21:33:16 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉917
ディランさん。システム総入れ替えが着実に進んでいますね〜。
要のプリアンプが決まれば、他の装置の良し悪しの判断もつきやすいんじゃないでしょうか。

それにしても、ご承知のように、高性能な装置ほどその良さを活かすのは大変。ご健闘を祈ります。

因みに、当方のヴィオラもプリ〜パワー間はバランス接続のみ可能でして、先般やっと純正の銀線ケーブルが見つかり、聴いビックリ。
テキトーなケーブルで誤魔化してきた今までの数年はドブに捨てたようなものだった!と。

919: ディラン :2016/10/06(木) 22:22:12 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp ジークフリート様、有難う御座います。
何とか一寸ずつ想いの音が鳴ってくれる様にに為って来たようですが活かすのは
まだまだですし、段々難しく為って来ますが遣り甲斐が有ります。

920: ディラン :2016/10/07(金) 00:06:55 HOST:nptky101.jp-t.ne.jp ↑
とは言うものの今回のプリ導入は今までと違って飛躍的な変化ですから喜んでおります。

921: ディラン :2016/10/08(土) 09:50:47 HOST:nptky303.jp-t.ne.jp モノラル盤を再生する時モノ針を使いますがプリアンプにステレオ/モノラルのスイッチが有る場合やはりモノラルにする〔左右の信号を合わせてシングルに〕のか針がモノラルだからステレオのままで良いのか?ステレオ盤をモノラルにして聴く為の物か?不思議なスイッチでは有ります。

922: RW-2 :2016/10/08(土) 12:49:26 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp >針がモノラルだからステレオのままで良いのか

ステレオのままで良いのです。ステレオ/モノラルのスイッチなんてのは左右の
バランスを取るためのチェック用です。わざわざ入力にモノ信号を用意しなくて
もいいように便宜してるのです。内情は抵抗器入れてインピマッチングさせた
だけの仕掛けです。

ちなみにステレオ信号を上記のモノで使いますと逆相打消しとなって音も変わる
可能性があります。よって音量レベルも変化したりしますので具合が悪いのです。

923: ディラン :2016/10/08(土) 13:22:34 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp RW-2様
そう言うモノでしたかいつもいつもお教え頂き有難う御座います。
何でもご存知なんですね、恐れ入ります。

924: RW-2 :2016/10/08(土) 15:43:36 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp ガキの頃に「初歩のラジオ」読みながら電蓄やらセパレートステレオやら
分解して叱られた賜物でっせ。高じて中学の時にマランツ#7のイコライザ
アンプをコピーしてでっち上げましたよ。パワーアンプはこれまた山水の
トランス使用の自作の6BM8pp。前段にバッファー1段追加しました。そう
しませんとゲインが不足したからです。良い音でした。ほんとは差動型の
6BQ5ppを作りたかったのですが球が高いのと−電源が必要なので躊躇しま
した。あ、当時はリークムラード型と言っておりました。

15年経ってホンモノの#7を入手して、コピーしたシロモノはまったくの紛い
モノと判明。音がぜんぜん違う。その後再度コピりましたがまた玉砕して涙。

925: ジークフリート :2016/10/08(土) 17:33:15 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp ベルリンフィルレコーディングスからLPが発売されるというので楽しみにしておりましたが、ブラームスの全集6枚組で96千円だとか・・・バラ売りは無いのか?・・
で、早速諦めて、本日も中古盤漁り。こちらも高価なヴィンテージ盤は避けて、なるべく新しい安価なものを。

ところで、本日は自宅で試していたCDプレーヤーを片付けて返却してきました。
使って楽しい&見て頼もしいてなCDプレーヤーでもあれば増設も?と思って、ほとんどもう買ったつもりでいたんですが、やはり見栄えだけよくても肝心な音が常用プレーヤーより劣るものは邪魔なだけで、御利益は感じられず。使いもんにはなりませんでした。

しかしそもそも、装置やケーブルを必要以上にゴチャゴチャ置くのは性に合いませんから、まぁ結果は端から見えていたようなものですけど、つい魔が差したてなところ。

926: ディラン :2016/10/09(日) 00:27:41 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp >装置やケーブルを必要以上にゴチャゴチャ置くのは性に合いませんから
>つい魔が差したてなところ
判ります。私もジークさん程では有りませんが色々と。
一時はマッキンMX110,MC240、C29,C34V
アキュM60、チャンデバのウーレイ、クラウン。
レコカットのプレーヤー。
ALTECパンケーキ、極め付けはアンソニーギャロか。
ま〜私の場合は無茶打ちでしたが。
やっとこさたどり着くか?

927: アラン・ドロン :2016/10/09(日) 08:26:57 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ぶりぶりブリティッシュサウンド

928: ジークフリート :2016/10/09(日) 10:35:12 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉926

無茶打ちとはおっしゃいますが、ディランさんもアンソニーギャロ辺りから路線が定まってきた(若しくは路線変更)ように思いますので、アンソニーギャロ導入は一つのマイルストーンになったと言いましょうか、その意義は大きかったんじゃないですかね。

929: ディラン :2016/10/09(日) 17:48:11 HOST:nptky406.jp-t.ne.jp >>928
そう言われればそうかも知れませんね。でもアンソニーギャロは音も聴かずの衝動買いでA5を手放すとは思いも寄りませんでした。
路線変更のきっかけに為ったかも知れません。
ふと気が付くとシステムは黒一色に為ってしまいました。

930: RW-2 :2016/10/12(水) 10:04:49 HOST:39.236.241.49.ap.yournet.ne.jp 国内のA5もA7もどんどんお金持ちのいる国に渡航してしまって今は品薄だとか。
昔は初期モノでもペア30万円くらいで買えたのが今じゃ軽く100万円超。

この手のレガシーSPは本家が製造終わってもスペアパーツが底を尽きても、必ず
どこかのメーカーがコーン紙やダイヤフラムを製造してくれますから安泰なんです。

931: ジークフリート :2016/10/16(日) 11:47:55 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 知り合いがやっているモルトバーで飲んでいると、CDやLPいろいろかけて「どうです?イ〜イ音でしょ!」と、しきりに店主が尋ねる。
オマケに、毎度ライントランスやらケーブルやらの御自慢のオンパレードもあって、おかげで?昨日は昼まで二日酔い。
イイッスね〜!とか適当な返事では満足して貰えず、今度は自宅の装置も聴きにきてね!と、お誘いをいただいて、嬉しくもあり辛くもあり。

ところで、先日某オーディオ店主が来たついでに、我が家の二組の装着を聴かせたところ、「ATCの方はもうこのままでよろしい。ヤルこと無し。よくこれだけ調整できたもんですね〜。ジョーダンワッツはヴァイタボックス191のような音がしてますが、もう少し金粉が舞えば完成。」だとか。
もうヤルこと無し(金粉は早速舞わせてみました)なんて急に言われても、夢が無いと言うか、お先真っ暗てな感じなんですが・・・

因みに、近所には別のタイプの店主もいて、この方のモットーは「客を満足させてはならない」だとか。
まぁ、その方が店主はずっと食うには困らないんでしょうし、コチラの夢?も死ぬまで続くとか・・

932: ディラン :2016/10/17(月) 00:38:48 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp ジークフリートさん、今晩は。もうお休みかな。
>ATCの方はもうこのままでよろしい。ヤルこと無し。よくこれだけ調整できたもんですね〜。
流石デスネ。私も聴いて見たくなりました。
2WAYは聴いたことが有りますがビックリしましたから3WAY凄アンプで鳴らすATCはなにおか云わんや。

当方はプリを入れて絶好調だったのですが、入金したターンテーブルが型番違いで入荷したとの事で日本仕様なので独逸から届くのは一か月後、
一か月楽しみが延びたと思っています。
店主は一旦返金しましょうか?これだけ納期がずれればキャンセルもと恐縮されておりますが、簡単に狙ったブツでは無いので一か月位どうってことは有りません。

ワディアの調子がマタマタ、そろそろメンテナンスか?

その点、401+DL103の調子が俄然素晴らしい401のゲイン、103丸バリの実力が身に沁みます。
しかし乍ら、新しいタイプのターンテーブルとカートリッジは新たな世界を見せてくれると信じています。

ボブ・ディランもノーベル文学賞を取った事だし(関係ないか?)

933: ジークフリート :2016/10/17(月) 12:47:40 HOST:KD182250253226.au-net.ne.jp 〉932
ディランさん、こんにちは。

〉聴いてみたくなりました
〉ワディアの調子がマタマタ・・・

もし、こちら方面へいらっしゃる便でもあれば、お立ち寄りください。(騙されたつもりで?)
ちょうどディランさんにオススメしたいCDプレーヤーもありますヨ。(弦楽器のヒダ?までちゃんと聞こえて、生々しい。しかも安い!)

〉新たな世界を見せてくれると信じています

情報量や音場感、静粛性など、103〜ガラードとは全く異なると思いますよ。(良し悪しは別として)
それで、フォノイコに要求するものも一段と高度に。

934: ディラン :2016/10/18(火) 00:24:58 HOST:nptky301.jp-t.ne.jp >>933
お邪魔したい気持ちと怖いと言うのが正直な所です。ジ−クさんの音を聴いて愕然としてションボリと帰途に着いてオデオ止めるてな事に為りかねませんから。
今日のワディアは機嫌が良くクレンペラ−のワグナ−を切々と奏でましたです。ワディア6がDACとして使えれば良いのでしょうけど。ワディアから替えられたCDPは興味が有りますがウイルソンには
合っていると思っているのですよ。
ああ〜ワディアは手放しておられ無かったんでしたっけ。

935: ジークフリート :2016/10/18(火) 20:33:46 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉934
ワディア2000スレッジハンマーは、強力な電源部をもってマッチョで痛快な音を聴かせてくれましたが、残念ながらとっくの昔に手放しました。

ところで、今度のCDトランスポート。
トップローディング式なんですが、ダストカバーの材質によって結構音触が違うみたい。
ADプレーヤーでダストカバーの影響がかなり表れるのはジョーシキとして、CDトランスポートでもか?と、最近認識しつつあるところでして・・・

・・・ならば、オープンが良いのか、閉めるなら閉めるでどんな蓋が良いのか?しばらく試してみようかナ?と、考えております。

936: ジークフリート :2016/10/30(日) 12:33:36 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 昨日はMCアンナ〜ヴォクサティブ(純正箱じゃなく多孔式バスレフ箱入り)でチャイコの5番を聴かせてもらいました。
フルレンジの限界をあまり感じないところなんかは、流石に一本55万円のユニット!
ただ、ローサーのような速さや狂気?などを感じさせない辺りが、現代的と言うか、面白味減退というか・・・

当方が唾をつけたローサーPM4は、業者が箱の調整で難儀して、その後ほぼ諦めた様子。そろそろ導入の話は立ち消えになりそう。(以前も8インチのテレフンケンが立ち消えた)

まぁ、ちょいと遊んでみようなか?て程度の動機ですから、立ち消えになろうが、他所様に横取りされようが別に構わないんですが・・・さて、それでは何か他に面白そうなことでもないかナ?と考えなきゃなりません。
じつは、ほぼ落ち着いた二つのシステムをジックリ聴く暇もあまりないんですがねぇ。

937: 薬漬け :2016/10/30(日) 17:11:39 HOST:west43-p2.eaccess.hi-ho.ne.jp >>936

大先輩もなかなか気が多いですねえ。(陰の声:お前が人様に言えた義理か?? …ハア、確かに?!)
しかしご自宅が精鋭部隊を維持されているのは流石と申しますか。誰かさんのように“大奥”になって
しまうと処置なしというか(汗)

Annaはどういう音なのか、聴いてみたいですねえ。脱オルトフォンなのかどうか。

938: ジークフリート :2016/10/31(月) 08:25:53 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉937 アンナはどうか

先輩がお持ちの初代光悦辺りの方が個性は強いですが魅力的だと思いますよ。

939: 薬漬け :2016/10/31(月) 21:07:45 HOST: west43-p2.eaccess.hi-ho.ne.jp >>938

なるほどですね。お察しです、大先輩。

拙宅の場合、何せ隅から隅までいわば“濃い”面々の集まりですから(汗)、光悦のような多少個性的な
面子のほうが主張できるのかもしれませんね。
――といっても、光悦でも大人しく聴こえるこの環境は何か?

940: ディラン :2016/11/02(水) 22:45:36 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 約2週間も早く新しいターンテーブルが来ました。
ターンテーブル、トーンアーム其々に取説が付いて居りました。
カートリッジを取り付けるシェルと言ってもアームと枠だけなんですが取り付けた後に
アームにセットして角度を取る奴なんですが1時間半も掛ってしまいました。
取り敢えず103しか無いので聴いて見ましたが心配していた力強さは十分でしたし、解像度、静けさは得難い物でした。
103ってこんなに良いカートリッジだったんだと改めて感じ入りました。
音楽が楽しいのが一番。
新しいタイプのカートリッジにすれば?欲望は限りなく。

941: ジークフリート :2016/11/03(木) 14:46:20 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉940 解像度 〜 静けさ 〜 楽しいのが一番

ディランさん。楽しさとの両立はナカナカ難しい面もありますが・・・カートリッジ交換でそれが更に達成されることを祈ります。

解像度と静けさに、この度は情報量が加わるものと思いますが、お気に入り103の個性を失う覚悟も要りそうですね。

942: ディラン :2016/11/03(木) 16:33:39 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp ジークフリート様、私は楽しいと感じるのですが他の人からすれば冷たいと感じられるかも知れません。
103もきちんと設定すれば情報量も其れなりに有ると思います。しかし乍ら、一寸物足りなさを感じます。
新しい音の世界がドンドン広がっていきます。知らなかったのですね。
まだまだオーディオの奥は有りそうですがもう少し垣間見たい気がします。

943: ジークフリート :2016/11/03(木) 18:08:43 HOST:p187089-ipngn200205okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉942

ディランさん。103に感じる物足りなさこそ最大の特長で、それはやはり放送の送り出し用として神経質になることが許されなかった・・・反面、情報量が犠牲になってしまったものと思いますヨ。

もっとも、103開発当時のオーディオシステムでは、103だけがいくら頑張って情報を掘り起こしたとしても、果たしてそれが再生出来たかどうかは・・

944: くろねき :2016/11/03(木) 21:59:55 HOST:fpoym3-vezC1pro09.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>940
雑誌のレビューなんかでも「103聴いて考えよう」がお約束みたいになってますよね。
むしろカートリッジ以外の要素をあぶり出すのに103で聴く、みたいな。

103も派生型がいろいろあるようですが、結局オリジナルの103しか
ラインナップに残らなかったところを見ると、情報量がほどほどなのも含めて
あれで完成されている、ということの証左でもあるんでしょうか。

> カートリッジを取り付けるシェルと言ってもアームと枠だけなんですが

ユニバーサル型アームではない、ということでしょうか?
一回取り付けると基本そのままになるタイプ。
だとするとますます103のままになる確率が(略)

ディランさんがご満足なら、とりあえずそのまま聴いて、
飽きたらそのとき考える、でも宜しいかと。

945: ディラン :2016/11/03(木) 23:17:22 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp くろねき様、今晩は。
> カートリッジを取り付けるシェルと言ってもアームと枠だけなんですが

アームの先端が半円の棒状に為って居りまして中央に長楕円の隙間が空いて居ります。
此れにに六角レンチでシェル状のアーム付きの板(此れにカートリッジを取り付けます)を
オーバーハング、トラッキング角度を調整して取り付けるので有ります。
ユニバーサルでは無いのでカートを簡単に着脱出来ません。
リード線はアームから出て居りまして交換時は繋いで上記の調整が必要なので頻繁に変えるものでは無いです。
アジマスも調整可能ですが入荷時に水平に為って居りました。

飽きるのは早いようです。

946: ディラン :2016/11/05(土) 22:53:17 HOST:nptky105.jp-t.ne.jp 今朝ちょっと違和感を知覚いや聴覚か。もしやと信じきっていた回転数をストロボスコ−プで見ましたらあらら若干本当に少しづつ左側に流れてる。出荷時調整済みとの事でしたが駄目ですよね。ストップさせて針を落としたらやっぱりしっくり来るじゃありませんか。
デュトワの幻想の最後の鐘がこんな風だったとは。シェリ−マンのブラシがこんな風だったとは。

947: ディラン :2016/11/06(日) 06:28:54 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp >デュトワ→コリン・デイビス/アムステルダム・コンセルトヘボウの間違いでした。

948: ジークフリート :2016/11/06(日) 07:23:49 HOST:180.27.40.89 〉946

長年オーディオやってても、何が正しい音なのかなんて未だに解っちゃおりませんが、時々、かくあるべし!てな音が聞こえると、おお〜こんな音だったのか!という瞬間がありますよね。(当方はデュトワのCD全て処分してしまいました)

ところで、このところ注目しているガレージメーカーが、電流増幅〜電流伝送可能なDACの発売を予定しているそうで、ちょっと楽しみにしているんですが・・
ただ、果たして従来の電圧伝送とどれほどの違いがあるのやら?形式や肩書きに惑わされがちなオーディオのことですから、暫くは静観。プリアンプ側の備えも要りそうですし。

949: ディラン :2016/11/07(月) 23:10:51 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 今日本屋さんで180gのマイルス/カインド オブ ブルーと言うのを買ってみました。
家のは日本版CBSソニーレコード(SONP50027)なんですがどんな音なのかと興味が有ったので990円でどれだけの音なのか。
ヤッパリNGでした。切れ深みが全然違いました、コルトレーンの音質も。

950: くろねき :2016/11/07(月) 23:48:20 HOST: fpoym3-vezC1pro03.ezweb.ne.jp 皆さんこんばんは。

>>949 ☆ディランさん☆
こんばんは。

前にも書きましたが、一口に日本版(国内盤)と言ってもいろいろあるようで、
マスターテープからコピーした音源を使い日本でカッティングしたものと、
製作元のレコード会社が製作した原盤を各国のディストリビューターに
配給していると思われるものがあるようです。

レーベル付近にJISマークが入っているのが前者。
JISマークが無く、カッティングエンジニアの手書きのサイン
らしきものが彫ってあったりするのは後者の可能性があります。

951: ディラン :2016/11/08(火) 00:05:24 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp くろねき様、今晩は。
小生のはJISマーク無しの数字のみですね。
本当にレコードってのは1LPでも何種類も有るんですね。

952: RW-2 :2016/11/08(火) 17:21:28 HOST: 94.233.156.59.ap.yournet.ne.jp JISマークが無いということは、ソニーがマスターテープから製造しなかったという
ことなんでしょね。メタルマザーかスタンパーを輸入してプレスしたというわけですね。

昨今のCDなんかは輸入盤を梱包し帯と日本語ライナーを付けただけの輸入盤国内仕様
なんてのもあります。コレクター泣かせ。高いのです。バカバカしい。輸入盤で宜しい。

953: ジークフリート :2016/11/13(日) 19:38:18 HOST:p682231-ipngn200212okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp CDトランスポート(トップローディング)のダストカバーとして良さげなブツを文具屋で発見。早速入手しました!
ステレオラ用のトランスポートには、動作中は使えませんが、ブラウンのイタリアンレザーっぽいもの。ATC用のトランスポートには若草色で同様のもの。
どちらも見た目はイイ感じなんですが、ATC用の方は動作中に使うと材質などによって音触に変化が出ますから、暫くはお試し期間。(ワケあって近々トランスポートが新品交換になるので、それからの判断になりそう)
ダストカバー3種類とオープンな状態を試して、コレが5度目。そろそろ決まりにしたいもんです。

954: ディラン :2016/11/13(日) 23:39:19 HOST:FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 今日、実は何時も行く店と違う店に行ったんです。
ヴィンテージ物の店なんですが懐かしい憧れていたスピーカー、アンプを見て来ました。
JBL4530BOXに130をカット無しで高域は075をコンデンサー1発で繋いでありました。
いつの日かJBLを迎えるならこういうものが良いな〜と思いました。

955: ジークフリート :2016/11/14(月) 23:35:22 HOST:p682231-ipngn200212okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉954 いつの日か・・・

・・という憧れ?というか、夢?というか、欲望?というか、そういうものが我々の原動力かもしれませんねぇ。(原動力が尽きた人の行方は果たして・・・)

956: RW-2 :2016/11/15(火) 13:58:05 HOST:59.156.233.94 >JBL4530BOXに130をカット無しで高域は075を・・・

拙者が昔やってた懐かしのシステム。最初感動するもすぐ不満。結局4インチの
デカいドライバーを積んでPA用に成り下がりました〜。成り上がったのかもw

957: ディラン :2016/11/21(月) 10:19:17 HOST: nptky302.jp-t.ne.jp 昨日も大阪へ行って来ました〔日曜日は所用で度々行きますが日本橋が目的では有りません〕
所用が早く終わったのでついつい日本橋に足が向きました。H堂にJBLパラゴンが鎮座していて一人の客が真剣な顔付きで店員さんと話をして居るのを何とは無しに聞いているとこれがなかなか面白い。バッハチェロ組曲を聴いて単楽器は良いが交響曲はどうよと客が言い空かさずドボルザ−クの新世界が〔上手い〕掛けられる。店員が客に床に座ってツイ−タ−の位置と耳の位置を合わせさせる。客が生で聴いて居るようで凄いと納得したようで設置場所や価格交渉に為って行きました。
パラゴンって日本に何台あるんだろうか?実は少なくてグルグルと持ち主が変わってるだけなのかなと思ったり致しました。
今日のパラゴンは良く鳴ってたな〜。
帯域は狭めで音場感も明確さに欠けて居てもその様な聞き方をしない人には至上のスピーカーなのでしょうね。
複雑な思いで帰途に着きましたです。

958: ジークフリート :2016/11/21(月) 18:17:40 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉957
若かりし頃パラゴンには大変お世話(ジャズ喫茶で)になりました。今でもたまには聴いています。
JBLの名機郡の中で一番よく聴いているのはC34ハークネスかハーツフィールド(恥ずかしながら全て他人のふんどし)でして、また、JBLでも使ってみるかな?と、時々考えてはみるものの、それじゃぁ何にするか?てな辺りで睡魔が・・

959: ディラン :2016/11/23(水) 00:16:01 HOST: nptky306.jp-t.ne.jp >>958
パラゴン以外JBLには本当に縁が無いです。
パラゴンはJBLの中では異種の様な気がしますが姿が余りにも美しいので何とは無しにJBLの代名詞の様な気がします。若かった頃4〜5年ほぼ毎日聴いて居りました。バイト先のJAZZ喫茶に有りましたからね。

話は変わってこの一年半でシステムが大きく変わり果てましたがブルックナ−やマ−ラ−を聞ける様に為ったのは新たな喜びです。パラゴンで聴いている人は居るのでしょうかね。

960: ジークフリート :2016/11/23(水) 20:18:06 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉959 パラゴンで・・

ホンジツもパラゴンとハーツフィールド聴き比べ。
聴いたのは「タイム アウト」ですが、ダイレクト感がかなり違うというか・・・バスドラも、ポール・デスモンドも・・パラゴンですもん!てな感じで・・

ま、そんなことよりも何よりも、嬉しかったのは、帰り際に毎年恒例の西条の新酒を一本いただいたこと。
晩酌でフツウの三倍いただいてしまいました。

今夜は、昼間に二度かけたビゼー(クリュイタンス)が二度とも睡魔に邪魔されましたので、もーいっぺん聴こうかナ?と思いますけども、果たして新酒の効き目や如何に?

ところで、最近、モノラル用のレコードプレーヤー手配しました。
果たして レトロな盤をメインシステムと上手く調和させてくれるブツがみつかるか?・・楽しみデス。

961: ディラン :2016/11/23(水) 23:48:26 HOST: nptky203.jp-t.ne.jp プレーヤーのプラッタ−がツルツルなのが気になりスタビライザ−を充てがいました。狙いは当たって曖昧さが更に無くなりました。システムはどんどん先鋭な音に為っております。

962: ジークフリート :2016/11/26(土) 16:49:34 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 80年代に買ったショルティのデッカ盤(シューベルトのグレート)を聴こうとして、ジャケットの中にショルティのディスコグラフィが入っていることに今頃気付く。
もう少し、アレやコレや買っときゃ良かったナ?と今更惜しがっても、中古盤屋のパトロールを一層厳重にするしか手立てなし。

さてホンジツもATCとジョーダンワッツを交互に聴く怠惰な一日ですが・・・近頃ちと私の周囲で変化あり。
私がクォード33+303を使い始めてから、オートグラフ使いの友人が33+50Eを使い始め、別の知り合い(ゴールドのVLZとディットン25使用)も球のクォードから33+50Eに変更。
おそらくメカマニアの方には評価されないアンプでしょうが、ミュージックラバーにはコレで結構十分事足りるということかナ。(ただ、ケーブル一本ダメでもすべてが台無しなのは、如何なクォードでも当然ながら。)

963: 薬漬け :2016/11/26(土) 17:26:32 HOST: west43-p2.eaccess.hi-ho.ne.jp >>962
メカマニアという訳でもないですけれども、33の面構えはメカデザインとして結構イイと思いますよ。
何せ毎日見て触る機器なのですから。

964: ジークフリート :2016/11/27(日) 22:53:08 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉963 毎日見て触る機器

デザイン的に泥臭さがまだ残っている辺りが33にもクォードらしさを感じるところで、まぁ人によってはミニコンポかおもちゃにしか見えないかもしれませんけど、人様がどう思おうが関係ないワケで・・・

ところで、本日はATCのシステムからジョーダンワッツのシステムへDACを移植してみたんですが、従来どおりCDP内臓のDACで聴く方が断然良くて、この単体DACの何処がダメなのかが明白になってしまいました。

因みに・・恥ずかしながら、ATC用のDACはその数時間前にミメイシス10に交換したところでして・・
恥ずかしながらというのは、四度目の正直?と申しましょうか、三度借りたことがある個体なのに懲りもせず・・・今回、四度目でようやく正式採用が決定。
その間には別の二名の所有となったり、大規模な修理を受けたこともありましたが、きっと何かの縁があったのでしょう。

965: 薬漬け :2016/11/27(日) 23:40:14 HOST: zaq31fb5653.zaq.ne.jp Mimesis10、きっと大先輩の心の琴線のどこかに引っかかっていたのでしょうね。
縁とは異なもの味なもの。

966: ジークフリート :2016/11/30(水) 01:44:26 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉965 くされ縁?というか・・

今まで何度かミメイシス10の音を聴いて、良い音だな?と思ったことはほとんどなく、ただ、使用していたDACに足りないものがあるのは確かだナという思いで導入したんですが・・・
CDPとかDACなんてのは音の違いが案外大きいので、キカイだけ差し替えればイイてもんじゃないんですよねぇ。
折角整ったと思っていたシステムですが、今度のDACに合わせてこれからまた全体の調整が始まります。

967: ジークフリート :2016/12/03(土) 15:33:34 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉964
ジョーダンワッツのシステムから外付けDACを外してはみたものの、CD数枚聴いたら早くもCDP内蔵DACの雑な性格が顕に。
一瞬は楽しくても、コレじゃ長続きしません。早速、外付けDAC復活!

音質改善した時は気付き難くても、改悪の時は早々に分かってしまうもの。もう後戻りは出来ないナ〜て感じ。
ミメイシス10の下取りに出すはずだったDACをまだ暫く手放せないとなると・・・ミメイシスの支払いは如何に?

968: 薬漬け :2016/12/03(土) 16:06:15 HOST: zaq31fb5653.zaq.ne.jp >>967

アナログもそうですけど、CDも一筋縄ではいかないようですね。
機器の相性その他もろもろ。

それと、やはり変化量は改悪方向の方が端的に分かりますね。本来は双方向にリニアに反応して
くれれば良いのですが。

969: ディラン :2016/12/05(月) 09:19:37 HOST: nptky307.jp-t.ne.jp モノラル再生と言えば太くて分厚い音、熱い音等と言われる事が多いです、まあ〜そのような感じと同時に小生のシステムでは結構ワイドレンヂで繊細な音も聴こえて来ます。昔の世界の佇まいに留まる事なくタイムスリップした様な現実感も感じられますね。
アナログは深いとつくづく思いますし楽しいです。

970: ジークフリート :2016/12/06(火) 20:55:51 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉969 アナログは深い

昔の盤は昔の装置で聴くべし!てな考え方もありますが、一方では、昔の盤が現代の装置で再生されて初めて本領発揮!という面もあると思いますねぇ。
ただ、下手な盤の場合は、どこかのアンテナみたく「見え過ぎちゃって困るのぉ〜」とか。

971: ディラン :2016/12/07(水) 01:21:50 HOST: nptky101.jp-t.ne.jp >>970
ジ−クさん、今晩は。深い故はまり込みます。
もう1時過ぎですが今まで聴いて居りました。カ−ボンカンチレバーのカートが待ち遠しい。
駄目盤が名盤に為る否名盤を鳴らせなかった。

972: ジークフリート :2016/12/11(日) 07:29:08 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp メインもサブも、システムの構成がだいぶ煮詰まってきたところで、またしてもケーブル交換。

メインの方は、長めなベルデンの二重シールド電源ケーブル(硬い!)が手に入ったので、ヴィオラのパワーアンプの純正品(台湾製で、柔らかい)と交換。
ジョン・スコの「ラウド ジャズ」を聴いてみましたが、コレだけでも結構違う(音まで硬い!)もんです。

サブの方では、マトモ過ぎて面白味に欠けるんじゃないか?という感じを変えようと、DAC 〜 プリアンプ間のインターコネクトを、銅単線から手持ちのオーグライン単線(自作用 極細)に交換。
バッハのチェンバロ協奏曲では、リヒターのチェンバロが、秘めたる色気?てな感じなったように思うのですが・・・

まぁ、どちらも、暫く色んなものを聴いてみて違和感が少なければ正式採用の判断です。

973: 薬漬け :2016/12/11(日) 18:21:50 HOST: zaq31fb5653.zaq.ne.jp >>972

シースが固いと音も固いとはよく言いますが、やはりその傾向はあるようですね。

音をしっかり出したいとなるとちょっと固めのケーブルというのは拙宅でも同様ですが、
取り回しに苦労するのが難点です。

974: ディラン :2016/12/11(日) 23:41:24 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp >結構ワイドレンヂで繊細な音も
と言う事で更にと言うか前から仮のフォノイコを使って居りましたがやっと
ガラード401/RMG309/DL102のラインに新たなフォノイコ(ターンテーブルと同じドイツ製)が入りました。
今までの一寸誇張した部分が消えモノラル録音の本来の(自然な)再生に手ごたえを感じて居ります。
何れは最新のモノカートをと欲望を持って居ります。

975: ジークフリート :2016/12/14(水) 08:28:15 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 当方のモノラル盤用プレーヤーの導入はいつになることやら?当然ながらフォノイコもそれ相応のものが要りますしねぇ。
ミメイシス10導入で軍資金がなくなってしまいましたので、まぁジックリ案を練るか?・・てな感じ。

ミメイシス10と言えば・・・前オーナーと腹黒店主が昨夜遅くに急遽来襲。
我が家では、大概のお客さんがメインシステム(ATC)よりもサブシステム(ジョーダンワッツ)の方にキョーミ深げで、昨夜もご同様。

腹黒店主は、オーグライン(銀と金とプラチナの合金のインターコネクト)を得たステレオラを聴いて、「音がヌケましたネ。コレでもう完成デスね?」だとか。
今更そんなお世辞に騙される歳でもありませんが・・・ステレオラに限らず、今まで取っ替え引っ替えヤってきた装置は、何故かいつもメインよりサブの方が面白い音が・・・。
きっと、メインの方も、も少し遊び心があった方が良いということなのでしょうが・・

ただ、どこで遊ぶか?・・・そこらへんが今後の展開のカギかナ?と考えておりますけれど、イマドキそんな愉しげな装置なんて、そこらに転がってないんだよなぁ。

976: ディラン :2016/12/14(水) 09:39:55 HOST: nptky106.jp-t.ne.jp 新参者のフォノイコを頂く時、横にチェロのプリ1Kオ−ムが有りました。ある御仁が比べられチェロより良いではないかと言われたと聞き気分は良いが人それぞれの耳がある様な。チェロも迷惑な話しで有ります。
ともあれ昨夜のマイルス、チェットベ−カ−は今までのモノラルのイメージを覆しました、音が粒立っていて妖しいではないか。フォノイコ恐るべし。

977: ジークフリート :2016/12/14(水) 17:54:55 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉976

ディランさん。良さそうなフォノイコが手に入ってよかったですね。
色んなカートリッジに対応するタイプなんですか?(まさかモノラル専用に導入?)
きっと、カーボンカンチレバーのカートリッジにも似合うのでしょうね。

978: ディラン :2016/12/14(水) 18:54:49 HOST: nptky404.jp-t.ne.jp >>977
ジ−クフリート様、モノラル専用に導入しました。取説を読みますと様々なカ−トに対応とありますがMMしか試して居ないのでどうなんでしょうか。40Kオ−ムなのは何故なんでしょうかね47に決まっているらしいのに。MCに繋がないのはレビンソンより良かったらガックリ来ますからね。でもやるでしょ〜ね。カ−ボンカンチレバーのカ−トは今だ入荷しません。
今日、ビ−トルズのモノ盤を聴きましたが癖に為る音です。

979: ディラン :2016/12/14(水) 22:03:33 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp >40Kオ−ムなのは・・・・
間違いでした。47KΩ/270pFでした。
40は40dBのゲインでした。

980: ジークフリート :2016/12/14(水) 22:36:17 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉978

ディランさん。そうですか、やはりフォノイコも別系統にされたんですね。
一々つなぎ替えとか、面倒でできませんわねぇ。

ただ、モノラル専用として何処まで別系統にするか?・・・どーせなら、アンプもスピーカーも専用に!てなことになりそうで、ちょっとコワイんですよねぇ。
で、選んだプレーヤーと似合そうなスピーカーと言えば、またしてもJBLとか?古レンヂとか?に逆戻りしちゃったりして。(もう一部屋あれば!)

981: ジークフリート :2016/12/18(日) 10:02:18 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉1 〉972〉973
最近、やっと、何を聴いても違和感が少ない状態になったような感(パワーアンプの電源ケーブルが最後のネックだったみたい)あり。

スピーカーのお陰でもあり、アンプのお陰でもあり、プレーヤーのお陰でもあり、ケーブルのお陰でもあり・・etc

本日は、年末年始のお楽しみ用にと取り置きを頼んでいた20枚程のLPが配達されるはず。

年越しまでには片付けなきゃならない用事が色々ありますが、溢れているCDやLPもまたそろそろ片付けないと(聴く可能性がないものはドンドン処分して、ホントに聴きたい良質なものだけに絞りたい)と思いながらも、なかなかそうも行かず。

棄てるつもりだったものでも、もう一度聴き直してみると、あら!こんなに良かったの?てな具合で・・・未練たらしく再確認などしていてはダメですねぇ。

982: ディラン :2016/12/18(日) 16:21:29 HOST: nptky201.jp-t.ne.jp >>981
おりよっ、こんな良かったのと最近思ったのはアトミックベイシ−、クリフォ−ドウイズストリングスですね。
ムラビンスキーのチャイコフスキーの4番の管も。

983: ジークフリート :2016/12/20(火) 07:56:21 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉おりょ!こんなに良かったの

コレって、ケーブル一本の違いでもあり得る現象で、あの時棄てたあの盤も残していればひょっとして・・などとオツムに浮かぶことしばしば。

しかし、個人的には、聴かないものを置いておくよりは、未だ聴いていない盤を少しでも多く聴きたい気持ちが強いんですねぇ。

984: ディラン :2016/12/20(火) 08:24:46 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 最近は音フェチに為って来たのか音楽全体より音を味わっている様な有様。
昨夜もグレングールドのブラームス間奏曲集を聴いてピアノの余韻を楽しんで居りました。
又、バディーリッチのドラムにも嵌って居ります。

985: ディラン :2016/12/24(土) 00:29:02 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp 今日聴いたレコードの中でカザルスのホワイトハウス・ライブ、カーメン・マクレーのアフター・グローが
良かったです。何度も何度も聴いたレコードなのに。
只、ガラード401の回転速度が安定するのに10分も掛る様に為ってしまった。
いよいよフルメンテナンスに出そうと思ってます。アイドラ―、プーリー、吊りバネ、ストラスパッド等の部品交換とモーターの分解。

986: ディラン :2016/12/24(土) 00:44:55 HOST: FL1-118-111-161-251.kyt.mesh.ad.jp >カ−ボンカンチレバーのカ−トは今だ入荷しません。
代理店に聴きましたら国内外からの注文が多く来年の1月末頃とか、さてはてどんな音がするのやら。

987: RW-2 :2016/12/24(土) 12:18:43 HOST: 94.233.156.59.ap.yournet.ne.jp 拙者なんかカンチレバーどころかアームもシェルもカーボン製で統一したプレーヤー使うております。
ADCのアーム使うと結果的にそうなります。カートリッジはオーディオ・クラフトのカーボンです。
ナガオカは昔からカーボンカンチレバーの技術を持ってますから配給モノにもカーボンを使ったモノ
が多数ありますね。東芝やソニーもカーボン系がありましたからね。

炭素繊維をレジン重合や接着剤で固めてるので、ポキッといきそうですが意外に丈夫です。

988: ディラン :2016/12/27(火) 01:08:52 HOST: nptky403.jp-t.ne.jp >>987
昔グラスファイバーからカーボンに換えた時は衝撃でした。軽い、反発力抜群で長いのが苦も無く使えました。高かったです。はい、竿の話しです。

989: ディラン :2016/12/28(水) 00:25:30 HOST: nptky305.jp-t.ne.jp 今日マイルスのBOX入り5枚組を探してたらCD4枚入りのが混じっていました。コロンビアの音源を集めてあるのですが久しぶりに鮮度の有る激しい音が聴けたです、CDも嵌まる物は確かに有りますがこういうのは稀有です。トランスポ−ト、DAコンバータ−を選べば?いやいや雲を掴むような物だと思います。

990: ジークフリート :2016/12/28(水) 23:54:25 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 明日から6日間の休みを如何に過ごすか・・・寝正月というか、いわゆるレコード三昧?といきたいところですが、先ずは大掃除の後半戦。

そして、高校時代の部活のOB会・・・当時憧れていた女性の先輩がブラジルから帰国して、その後初めての再開が果たせる予定ではありますが、キレイな想い出が崩れ去るおそれも。

オーディオにしても、現実はキビシイもので、昔夢中になって聴いていたアノ頃のアノ音は、今となっては出しようもなく、しかしもし出せたとしてもおそらく「へッ?こんなレベルでしかなかったの?」とか、「もう、今更そんなもの・・」とか、たぶんガッカリするのは必定で・・・再開を果たすべきか果たさざるべきか・・・

・・・ところで、つい先日までメインシステムで使っていたDAC。現在は冗談システムで活躍しているんですが・・
そのメーカーが近々バージョンアップ(電圧増幅から電流増幅へ)を行うとか。
もしかすると、先ごろ導入したミメイシス10を押し退けて、再びメインシステムに返り咲く可能性も?
とりあえず、年明けには試聴してみたいナ?と、楽しみにしております。

991: AD :2016/12/29(木) 04:58:58 HOST: 210.227.19.69 ↑ 再会したら、「我一直想・・・」てなこと言わないように(笑)
レコード三昧よりレコード3枚にしといたらじっくり味わえるんでは?
今年中に一日1枚、明けて同じのを聞き返す。
レコード行く年来る年なんてのはいかが?

992: ジークフリート :2016/12/29(木) 07:44:50 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉991
再開じゃなく再会ですよねぇ。(再開て、何を開くのやら?)
それにしても、同じレコードを何度もジックリ聴くとは?・・・針先がトレースしたダメージからLPが立ち直るのに8時間ほどかかるそうですから、CDなら大丈夫なんでしょうが、いずれにしても繰り返し聴くてのは遠慮したいし、まぁミュージックラバーならば、聴きたいレコードは色々あるワケで、正月くらいはバッハかワーグナーのボックスものでも通しで聴いてみたいものです。

993: AD :2016/12/30(金) 01:01:20 HOST: 210.227.19.72 ↑同じレコードを何度もジックリ聴くとは?・・・それはADのサガ・・・
悲しいかな、レコードなんてなかなか買えなかった頃のトラウマです。
今やレコードなんて骨董品というよりもジャンク扱い(リサイクルショップでは)
ですから、針先がどうのとかレコード盤のダメージとかよりも聴きたくてもかなわなかった
頃の反動で・・・。聴き倒す、使い倒す、履きつぶす・・・消耗品的扱いをしています。

オーディオ・マニア?とか通?の人とか、プロの人からすれば・・・なんてことするんだ
ってなるのかもしれませんが・・・。

994: ディラン :2016/12/30(金) 09:41:32 HOST: nptky405.jp-t.ne.jp 昨日レコード店に行き数枚を買って来ました。ア−トペッパー/チェットベ−カーのプレイボーイズ、ボブディランのプラネットウエイブ、パットギャレット-ビリーザキッド、ブルックナ−/クレンペラ−とブェングラ−、ア−トブレーキ−/雨月。プラネットはUSA物であり期待していましたがやはりノイズ入り価格相応でした。プレイボーイズはキング盤でしたがミント状態で掘り出し物。雨月はノイズ入りもクリーニングでOKレベル。ブルックナ−の二枚はミントでクラシックは概ね状態は良いですね、オリジナルは別にして。
店の人にプラネットウエイブの良いのが入ったら連絡をして欲しいと依頼。
三鷹の○○が懐かしい、良い店です。又、機会を作ってまとめ買いに行くか。
オクでセカイモンが出ていますが安くないです。

995: ジークフリート :2016/12/30(金) 20:05:52 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 大掃除がやっと終わって、先日届いた段ボール箱からLPをボチボチと消化。
最も楽しみにしていたのは、ヤナーチェクSQのデッカ盤とスプラフォン盤ですが・・・

どーも聴いたことある演奏じゃね?と、既に所有しているオリジナル盤を引っ張り出して見てみると、ジャケ違いの再発盤で、またやっちゃっちまった〜!てな感じでちょっくらショック。
なんか安価だな?と思ったんですがね〜。

996: ジークフリート :2016/12/31(土) 16:06:39 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 今年はアナログプレーヤーの増設を画策しておりましたが、叶いませんでした。

EDさんにアドバイスをいただいて、導入するつもりだったPD-131も、ツバを付けていたにもかかわらず結局あまり調子の良い個体ではなかったため、某店主が他の人に売り飛ばしてしまったし。

その後、2台目のアナログプレーヤーの導入目的もはっきりして、方向性は定まったものの、それに見合うブツをカートリッジからフォノイコまで揃えるとなるとケツコウ大変そうなので、まっ良い出逢いでもあれば?ってことでイイやと(そんなもん無くったって死にやしない)考えておりますが・・・

そういえば、他にもツバを付けたローサーとかなんとか・・・もうツバは乾いたか?

997: ジークフリート :2017/01/01(日) 17:09:04 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 管理人様はじめ皆様、本年も宜しくお願いいたします。

本日は、正月早々から、メインシステムではウインナワルツ(アーノンクールのニューイヤーコンサート)、セカンドシステムではフォーレのレクイエムを聴いておりましたが、システムの総入れ替えを初めてから約7年でようやく安心して音楽が楽しめるレベルに達したかナ?と感じているところです。

ま、しかし、上には上があるワケで、現在が山の何合めかも分からない状態ですから、引き続き上を目指すしかないなと考えておりますので、今年もさらに自分勝手な書き込みをさせていただくものと思いますので御容赦願います。

998: AD :2017/01/02(月) 00:14:45 HOST: 210.227.19.68 ↑1000完結の準備お願いします。
ところで、音源としての「ブリティッシュサウンド」とは・・・?
ビートルズなんかも入るんでしょうか、英国産無煙石炭使用の蒸気機関車の音とかも
ある意味・・・ブリティッシュサウンドなんでしょうか?

999: RW-2 :2017/01/02(月) 10:01:46 HOST: 94.233.156.59.ap.yournet.ne.jp 狭義での考えですけど、スタイルとしてはビートルズ初期はマージービート。日本呼称
リバプールサウンド。音としては中期まではブリティッシュビートの範疇でしょう。

ブリティッシュサウンドはブルースロック〜ハードロックの路線。イメージとすれば
ギブソンのハムバッカー+マーシャルの音。ユニットはセレッション。VOXもセレ
ッションが入ってますがパワーが小さいので分厚い音の壁ってな感じがしません。
やはりクリームとかザ・フーとかが主役でしょう。

ブリティッシュロックサウンドとすればビートルズもジミヘンもZEPPもパープルも
全部入りますから便利ではあります。

1000: ジークフリート :2017/01/02(月) 11:33:44 HOST: p307158-ipngn200108okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp 〉998 音源としてのブリティッシュサウンドは?

ADさんの場合、どんなところに英国らしさを感じられるかわかりませんが、ADさんがそうお感じになられれば、それがそうだということで宜しいんじゃないでしょうか。

このスレッドは、冒頭にも書きましたように、陰影たっぷりな落ち着いた再生音、やや控えめ目で渋さと典雅さを兼ね備えた、そういうものを個人的にはブリティッシュサウンドだと思っておりますので、そういった再生を楽しもうじゃア〜リマセンカという趣旨で立てさせていただきました。

例えば、バッハのブランデンブルク協奏曲をイムジチが演奏するのとアーノンクールがヤルのでは全く違う演奏になるワケですが、英国人ではないそんな人達が、増してやドイツの音楽を演奏する・・・それでも再生音としては、渋くて深い陰影などからなんとなく英国らしさを感じる。ある種のグッドリプロダクションてヤツでございますヨ。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1405668065/



20. 中川隆[-10336] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:24:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1990] 報告

イギリス人は何故そんなにケチなのか?

英国人、今も白黒テレビを視聴 7000世帯超
2018.11.09 Fri posted at 12:59 JST


ロンドン(CNN) 英国の団体「TVライセンシング」は9日までに、国内の7000世帯以上が今でも白黒テレビを利用しているとの調査結果を発表した。英国でカラーテレビの放送が始まったのは50年以上前。

白黒テレビの受信許可証が最も多く交付されている場所は首都ロンドンで、1768枚に上る。これに続きウエストミッドランズで431枚、北部のグレーター・マンチェスターで390枚となっている。

白黒テレビの受信許可証は近年、発行数が落ちている。2000年は21万2000枚だったが、15年には1万枚を割った。

TVライセンシングの広報担当者は声明で、英国内のテレビの半数以上は現在インターネットに接続されていると指摘。これを踏まえると、「白黒テレビでお気に入りの番組を視聴する世帯が7000以上も残っているのは興味深い」と述べた。

英国では、テレビ中継の視聴や録画には許可証が必要となる。カラーテレビの許可証は150.50ポンド(約2万2400円)と、白黒テレビの3倍の額になっている。

▲△▽▼


ゲルマン民族であるイギリス人は音楽への豊かな文化があるが吝嗇家で有名で、日本で云うエントリークラスの小型スピーカーと薄型アンプしか売れない。

そうやってコツコツと貯めたお金は長期のバケーションでパーッと一気に使う

英国のハイエンド製品はほぼ輸出用である。国民性による価値観の違い。

21. 中川隆[-10335] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:29:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1991] 報告

イギリス人向けの製品は安物でも驚異的音質

Musical Fidelity A1 1984年
アントニー・マイケルソンとティム・パラヴィチーニの共同設計


Musical Fidelity A1 1984年発売 \128,000(1990年頃)

小出力ながら多くのユーザーに好評を得てロングランとなったらプリメインアンプ。
全段純Aクラス動作となっています。
電源部には大型トロイダルトランスと40,000μFの電解コンデンサーを搭載しています。
MCヘッドアンプを搭載しています。


定 格

型式 プリメインアンプ
定格出力 20W+20W(8Ω)
消費電力 85W(連続)
外形寸法 幅408×高さ60×奥行249mm 重量 5.5kg
http://audio-heritage.jp/MUSICALFIDELITY/amp/a1.html


Musical Fidelity A1シリーズの歴史

A1(前) SP端子はバナナのみ、天板2分割、ボリュームの品質悪し
A1(後) サイドパネル穴あき、ジョンソン端子、Alps製ボリューム
A100 A1の回路そのまま、電源電圧と定数を変更して出力アップ、ファン付き、
A1 Reference 定数を変更し出力25Wへアップ
A1 Special(10th anniv.) 限定品 ゴールドパネル、Referenceをブラッシュアップ
A1 Junior 限定品 黒艶パネル、オリジナル回路にSpecialのパーツ+αの在庫一掃最終モデルだが、兄弟の中ではベスト
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1325756963/


Musical Fidelity A1 は真空管アンプのTVA−1で有名なマイケルソン&オースチン社のアントニー・マイケルソンが作ったアンプ。

設計は真空管アンプのE.A.R(エソテリック・オーディオリサーチ)で有名なティム・デ・パラビチーニが担当したらしい。

TVA−1もE.A.Rも真空管アンプでNFB量が極めて少ないアンプであり、トランジスタアンプであろうと、A1もNFBをほとんどかけていない。

このためか、スピーカーからの逆起電力の影響を受けにくいと言われており、 そこらへんの音の印象を 1986年秋、日本初登場の紹介記事で井上卓也氏がステレオサウンド誌No.80において、

「 JBL4344を使っての平均的音量ではとくに不満感はなく、予想以上にドライブ能力があり、鳴らし難いアポジーのシンティラをドライブできるという噂もかなり信頼性があるという印象だ。」 と書いている。

また、柳沢功力氏はステレオサウンド誌No.83の「いまこそ聴きたいエキサイティングコンポーネント特集」において「抱き締めたくなる」 とまで書いている。     
火傷しますけど・・・(笑
http://blogs.yahoo.co.jp/vabit1954/archive/2014/04/29


Musical Fidelity A1 というプリメインアンプ

これが今も愛用中のアンプ

僕がこのアンプを気に入っている大きな理由の1つは、このデザイン(見た目)のクールさ。 もう随分昔の製品なのですが、今でもその洗練された美しさには卓越したものを感じてしまうのです。

次に、その音です。決して今時の広帯域高速アンプのような迫り来る情報量の多さと精密さという感じはしないのですが、独特の繋がりの良さ、滑らかさと心地良さを感じます。特にバイオリンなどの弦楽器ではその良さが際立ちます。それと、低出力なんですけど、不思議な量感のある音です。人によっては、よく三極管アンプの音に近いと評されているようですが、このアンプの魅力にはまると、なかなか他の最新アンプに替える気はしないのは事実です。


このアンプの主な特徴は

●パワーアンプ(出力アンプ)はコンプリメンタリのバイポーラトランジスタにより構成されA級動作である。

●パワーアンプ(出力アンプ)部はNonNFBとなっている。従って高調波歪み率は0.3〜0.5%程度ある。

●原理的にクロスオーバー歪みは無く、かつ、NFBのもつ悪癖も無いピュアな音を実現する。

●出力は20W+20W。

●A級動作(A級バイアス設定)が故に発熱量は無茶大きい(音量によらず常に75W程度の発熱)。

●筐体の上部パネル全てがヒートシンク(アルミ材)となっている。

●回路構成は極めてシンプル。出力に遮断リレーは無くダイレクト。もちろんミューティング回路も無い。


簡単に言うと、発熱や信頼性低下を覚悟の上、音楽性を重視するため負帰還を廃したA級動作としたアンプ。

ちょっと驚きなのはA級動作の常に高温になるアンプに85℃耐熱のコンデンサーを用いていること。

あまりにもマージンが少なすぎる。ついでに耐電圧もぎりぎりの設計だ。 日本製の家電製品では、まず考えられないマージンの少なさです。

ということでヒートシンク部の温度を測定しました

下写真のように上面パネル(ヒートシンク)に温度センサ(熱電対)を取り付けて温度を測定。

元々の状態(変更なし)とヒートシンクの塗装を全て完全に剥離し高熱放射シリコン塗装に改造した状態と、さらに冷却ファン(PC用の低騒音タイプ)2機をヒートシンクの上にゴム足で1cmほど浮かせて設置してファンを運転(風向は下向き)した状態の合わせて3種類を測定。

これが測定結果を温度上昇値に換算(測定温度−初期温度)したグラフ。
元々の状態場合、37℃程度まで温度が上昇する。これは例えば夏場の気温35℃の時には 35+37=72℃まで上昇するということ。かなり熱い。殆ど触れない温度です。これはヒートシンクの外での測定温度であり、内部は更に数℃高い可能性がある。

しかし、これで85℃耐熱の電解コンデンサーを使うというのは、驚きの設計です。
コンデンサーが破損しないまでも劣化スピードはかなり加速されると思われます。

ファンを運転した場合、温度上昇が16℃程度に抑えられています。
(ファン無しに比べると20℃程度の低下) やはりファン(強制空冷)の効果は抜群です。


このアンプを長く愛用しようと思うなら冷却ファンはMUSTかも

一般的に、温度が高くなると寿命が指数関数的に短く(つまり故障率が飛躍的に高く)なります。

これはアレニウスの法則に従い、概ね温度が10℃上昇で寿命が2倍短く(故障率が2倍に)なると言われています。

つまり、暑い中、このアンプで音楽を聴いていると、壊れないまでも、どんどん劣化して行っていると考えると、熱々になっているアンプのことばかり気になり音楽を楽しむどころではありません。 これは精神衛生上まったく良くありません。 だから冷却は必項なのです。

ということで、こんな感じにファンを取り付けています。というかファンにゴム足を付けて置いています。

ゴム足等で隙間を開けるのがミソです。もちろん風をヒートシンクにたたきつける方向(下向きの風)です。
http://abcdefg.jpn.org/audio/mfa1/cc.html


このアンプは設計的に無理があります。設計的に無理がある場合、どんなに素材や部品が良くても根本的な問題の解決にはなりません。

「自らを燃やして歌うアンプ」

そんな言葉がピタリの罪深いアンプなのです。

A1は、なんとも言えない魅力のあるアンプです。「甘い」と言う方がいますが、音の「甘さとはこれ如何に」と考えるのですが、私なりの解釈では輪郭の立ったフォーカスの鋭さでなく太い線で書いた太めの色彩ではないかと。写真と違う油絵の具の絵画のような存在、音に忠実(Sound Fidelity)でなく音楽に忠実(Musical Fidelity)とは良く言ったものです。

この傾向は海外の特に欧州のアンプに多い気がします。しかし、真空管では出せない音だと思うのです…真空管の音は「透明感」が高いのです。A1は透明ではないのです…


きゃーる at 2009-08-03 22:49 x

二個のファンが壮観ですね!
A1という機種、私的には石アンプなのにNonNFBというのが興味を引きます。
コンデンサの容量抜けですか・・・
A1の関連サイトをみてみましたが、耐熱、耐電圧がぎりぎりだそうですね;;
ファンをつけるのもうなづけます。

>石アンプなのにNonNFB
これは設計者・パラヴィッチーニ氏のよくやる手法です。
私の所有するアルケミストのパワーアンプ(石)も同様です。
そうでないと、彼の望む音にならないのでしょう。
http://rhrsp.exblog.jp/10771900/


不滅の音色を持つプリメインアンプ Musical Fidelity A1 2012年07月22日

昨日地元のオーディオショップでMusical Fidelity A1なるものを発見。しかも激安。

Musical Fidelity、しかもA1という名を知っているだけで「どうだ、最近オーディオ始めたんじゃないわい!」という明白な証拠にもなる、まさに往年の銘機なのです。

たまたま店長がおられ、試聴を頼みました。

店長の「(*^_^*)ああ、この目玉焼きアンプですね」という冗談(笑)でその後の会話が弾む弾む。

一聴して「これは、あのマッキンの潤いが、英国的ジェントルマン気風で仕上げられた「音楽」を聴かせる楽器だ」と判明。自宅試聴を購入前提でさせてもらいました(笑)。

純A級アンプで20W。しかも、なんともクラシカルなデザイン。一瞬、プレステ2はこのデザインを真似したなって思えるほど似ている。プレステを真似したんじゃない、このアンプ、なにを隠そう、20年以上も前の設計なのだ。


このアンプの音、いや単なる音では決してない。

その音楽を奏でる有機的な、そして実に麻薬的な音色は、まさに「生き物」であるかのように音楽信号をスピーカーを通して目の前へ「再生」つまり「再び蘇らせ」る力があります。

しかしそう、良いことばかりではありません。

このA1の発熱量は想像をはるかに絶するほど高く、先程の「目玉焼きアンプ」は決して冗談ではない。日本の夏、クーラーを使わない部屋で使うと「アンプのいずれかの部品が溶けるのではないか」と100%断言できるほど高温になる。(写真では上にキンキンに凍らした保冷剤をのせたところ。しかしその程度ではA1の燃えゆるほどの情熱は冷やすことままならないのが判明した。)

まさに、鶴の恩返し的なアンプで、ユーザーに使ってもらうお礼として、我が身を犠牲にし「惚れ惚れさせる女」「男を虜にして共に心中させる女」へたちまち変身してしまうのです。

A1はネットでお調べになっても分かりますが、「愛用者」といいますか「A1の毒牙(笑)に犯されてしまったユーザー」が極めて多くおられ、私も当地のA1ユーザーのお一人から「放熱対策のあれこれ」をご教授頂いた。

サイドパネルを外し底を浮かして通気性を向上させる。
気持ち、放熱対策前よりも音質がやや開放的になった。

何はともあれ、この「燃えゆる単なる黒い箱」が、実にいい加減なポン置きをされて完全に拗ねていたスターリングを完全に支配し、5ヶ月以上日々共に格闘続けたXRT-22+C46+MC500の「音のプラネタリウム」に一石投じたことは、ここで改めて言うまでも無いだろう。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3055/20120722/31932/

代の真空管アンプとは、「甘さ」や「こく」には少々遠いように思えます。
ダンピングファクター自身は、半導体に負けると思いますが「高解像度」「ハイスピード」を感じずにはいられません。

逆に部品そのものの見た目になんの透明感も暖かさもないレジンで封入された半導体の方が「甘さ」や「コク」の演出は現代の真空管アンプより得意だと感じずにはいられません。

前述のサンバレー VP-mini300MKUが我が家でお蔵入りしたのは、音の透明度と拡散性、瑞々しさはあるのですが「サラダ」のような存在で確かに葉っぱの表面に丸く球になった水分がトマトやレタスをテラテラ照らしているような感覚はあるのですが、それは「あっさり」感が強く

「ああん…」(スンマセン!)

と言うような「官能的」なサウンドではないのです。私が良く言う「透明水彩絵の具」や「パステルカラー」であって「油絵」ではない感じを受けます。

「官能的な色合いやコクを求めるのは結局半導体アンプなのか?
バイポーラよりMOS FETあたりがいいのか?」

なんて、半導体アンプの Musical Fidelity A1 を聴き、半導体プリのM8をつないで感じている今日この頃なのです。

誤解のないように言いますが、私は真空管アンプの透明度と意外とハイスピードで高解像度な音が嫌いではありません。これは、これで極めたいと思っているのです。でも「真空管アンプは見た目と違うよ」と言いたい今日この頃です。
http://rhrsp.exblog.jp/11713787/


半導体アンプでないと艶やかな音は出せない?
「濃い味」「情感」を出すアンプとして私が直ぐに思い出すのが「ミュージカルフィデリティ」のAシリーズです。しかしこのアンプみなさんご存知の通り

「自分の身を燃やしながら奏でている」

ような存在で、中古市場で見つかる個体はセレクターやボリュームにがりがあったり分解してみると電解コンデンサーが壊れているものが多数あります。
半導体にとって「熱」は最大の「敵」なのですが

「そんなこと十分承知しているけど、この音を出すにはこれしかなかったんだ」

と設計者が語っているようなアンプです。

その出てくる音は、「艶」「とろん」と言う言葉が良く似合う音なのです。この音が好きな人にはたまらない音です、そして以外とドライブ力も強いのがこのアンプの恐ろしいところ、平気でJBLやTANNOYの15インチを奏でます。

 こんなミュージカルフィデリティのAシリーズですが、日頃出入りしている中古ショップの店長に網を張ってもらって、ついにひっかかりました。
「使えるだけ使って使いきってよ」と店長に言われたその個体はガリもなく元気そのものでした。

実は、Aシリーズ修理しようと思えば修理できるのですがその修理金額は、新品の半分くらいの値段が必要です、使い込んで惚れ込めばそこまで投資するかもしれませんね。


Commented by たっちん at 2009-05-26 16:21 x
>「艶」「とろん」

これは、私の好きなテイストのひとつです。
今回手に入れたコンチェルティーノもその線ですし、引退寸前のルボックス、メリディアンなどのCDPもその線に沿ったものです。

鳴らそうとする対象は、nallyさんの日本語の歌に対して、私はヴァイオリン(独奏、合奏)に、艶を求めておりますが、ヴァイオリンは声に近く、これが艶っぽく鳴れば、声もほぼOKです。


Commented by すけ at 2009-05-28 00:26
じつはウチのメインは艶&情熱的&肉感的な音を目指して組みました。
大衆派カンツォーネのMILVAを聴く際、イタリア女の情念のようなものを感じたいなと(^^;

あまりに濃くなりすぎたんで今は軌道修正かけましたけど。。。

艶に関してはSPに素質があるかないかですよね。
情熱的、肉感的な部分は「彫の深さ」と「彫のディテール」で決まると思います。

彫の深さは一音一音の奥行きなんですが、深くしすぎると滑らかさが減じます。
彫のディテールは一音一音の輪郭のタッチです。

0.3mmのシャーペンで描くのか、太い鉛筆で描くのかのような感じです。
これはアンプ周りなんですが、これは凄い難しいです。
僕もよく分かりません(^^;

受動部品の変更だけでは出来ない領域だというのは分かりましたが。。。
これは真空管と動作・回路の領域みたいです。
CHORDのピンケーブル「CHORUS系」は、そういう音を出してくれるんですが、ちょっと高いので。。。


Commented by rhr_nally at 2009-05-28 12:29
バイオリンと声は通じるものがあるとは、知らなかったです。
私は、FUSIONを聴く機会が多いのですがアコースティックな音では、「ギター」が好きです。ギターの音で弦を弾く指の動きや残像みたいなものを想像しながら聴きます。

バイオリン、ギターの弦ものはやはり「艶」ですよね。
サックスは「突き抜け!」だと感じているのですが(笑)
でもやっぱりサックスのバラードは「艶」ですね…。
http://rhrsp.exblog.jp/10309269/


なんでしょう?この「艶?」「濃さ?」 2009年 05月 31日

 A1のフォノイコライザーでレコードを聴きつづけ、まったりし過ぎるので、側にある 300Bシングルアンプの

VP-mini300MKU+TU-875
http://digicamek.exblog.jp/11928802/
http://www.elekit.co.jp/product/54552d383735


につなぎ変えて同じレコードを聴いてみました。
内容は、ボーカルもの(JPOP)です。

まず300の方が一聴して抜けが良いのです。TU-875を加え、中域を厚くしたにもかかわらずA1比、抜けがよくSPから「ポンポン」音が離れ宙を舞います。音離れがよく、普通に聴くと「ああ、いい音だなぁ」だと思うのです。

ところがですよ。

 確かに300の音は、いいのです。でもA1は「あと味引かれる」のです。

上手い料理、それは食べた後のあの「味の余韻」が続くのです。
なんなんでしょう?この余韻は?

これを「艶」「まったり」と言うのだと今更思いますが、これは何でしょう?

同じ系列と言いますか似たようなEAR859とも違います。
EAR859は、「艶」と言う意味では似ていますが音的に「綺麗」です。

私が所有するサンバレーさんの真空管アンプや過去聴いた真空管アンプでもこの「あと味」みたいなものは巡り会えません。アキュフェーズのあの繊細な美音でもない…なんだか濃くて濁りがあるような…。

でもやはりこの音は、トランジスタならではではないかと…。

 恐らく、声の帯域(中域)の再現性に力が入れられているのだと思います。
英国ポップスなんかも、このアンプなら独壇場ではないでしょうか?
それほど、このアンプはこの帯域に特化しているような気がします。
ワイドレンジによくばらず、中域中心の再生…。

 前にA1が調子悪くなった時、現行品を買おうと色々なショップを廻りましたが、だいたいどのショップも「A1ですか…うーん」と代替するアンプをなかなかご指名頂けないほど個性の強いアンプなのでしょうね。
ただ、現在のMFはそれほど強い個性ではなさそうです。

なかなか代わりがいない存在のようです。


Commented by たっちん at 2009-06-02 10:26 x
このA1は、日本の各メーカーに衝撃を与えたのだと、業界に詳しい人は位置づけていますね。
シンプルな回路、A級動作による密度の濃い再生音。
日本の技術陣の概念を超えるものだったようです。

メーカーこそ違え、これも設計はEAR859と同じパラヴィッチーニ氏ですね。
発熱でパーツの劣化が激しく、常態の良いものは少ないようですが、
今でもこのアンプへのニーズは高いです。

私のはなんちゃってA2(デザイン共通)のE11でAB級ですが、カンドコロを押さえた素敵な音を聴かせます。少し低域をふくらませ、高域に華やかな艶をまぶした英国のブックシェルフSPに通じる伝統の音で、内気なkitLSを、演歌も聴ける音に演出しますよ〜。
MF好きです(*^-^*)


Commented by rhr_nally at 2009-06-02 12:48
そうそう、たっちんさんに

「メーカーこそ違え、これも設計はEAR859と同じパラヴィッチーニ氏ですね」

と教えて頂いたのを覚えています。このパラヴィッチ−ニ氏のアンプは不思議だと思います。

 私がよく覗くアンプ修理のwebでもあまり多くは語らない(ほとんど語らない?)のですが、A1のアンプ修理の最後のコメントで「日本の設計者も…」とこのアンプのシンプルで音の良いことをほめていました。
http://rhrsp.exblog.jp/10344706/


22. 中川隆[-10334] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:33:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1992] 報告

イギリス人向けの製品は安物でも驚異的音質 _ 2


Quad 66 CD Player は典型的なブリティッシュ・サウンドだった

物理特性や解像度は 2万円程度の最低価格の CDP と変わらないけど、最高のクリームの味わいの超甘美な音だった QUAD 66CD

Quad 66 CD Player - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=QUAD+66+CD


Quad の静電型スピーカーは分解能が異常に高いので、CDP はコンサートホールの残響音の様な倍音成分が沢山入ったQUAD 66CD が一番合うのですね。


QUAD 66CD

定価:180,000円

発売時期 1989年12月
生産完了時期 1993年

■入力:アンバランス(RCA)1系統
■出力:アンバランス(RCA)1系統
■デジタル出力:同軸(RCA)1系統

サイズ W(幅) : 321 mmH(高さ) : 80 mmD(奥行) : 275 mm
重量 3.5 kg

名機 STUDE/A730 と同じマルチビットDAC。スイングアームCDM4メカニズム採用
http://www.audiounion.jp/ct/detail/used/81928/


因みに、Quad 66 CD Player の後継機はすべて NG だった:


QUAD 67CD (QUAD 66CD をコストダウンした劣化版後継機)

定価:220,000円

サイズ W(幅) : 321 mmH(高さ) : 80 mmD(奥行) : 240 mm

重量 4 kg

発売時期 1993年8月

QUAD発のCDプレーヤー「66CD」の後継となるモデル。
18ビット64倍オーバーサンプリングによるデルタ・シグマD/Aコンバーターを採用。
CDドライブ部にも静寂製の高いメカを搭載し小音量再生時のS/N向上が図られています。
http://www.hifido.co.jp/KWp/G2/J/650-50/C11-61630-19798-00/


あこがれの Quad66CD ついに来る 2011-12-30
https://ameblo.jp/ts-voice/entry-11121559101.html

うちでは AirMac Express で音を鳴らすことが多いので、CDはあまり聞かないのですが、それは逆によい音のするCDプレーヤーがなかったということも理由のひとつ。
それでも DAC ほどではありませんがいろいろな機種を試してきました。

今うちにあるだけでも…

Sansui CD-α317R
DENON DVD-2200(ユニバーサルプレーヤー)
Marantz SA8260(SACDプレーヤー)
Philips CDF100

と知らないうちに結構台数が増えてしまいました。

Sansui の機械はMASHというDACを搭載していて、柔らかい音楽を奏でてくれます。ただ、ちょっと線が細いのが難点といえば難点。聞き疲れはしないのでいいのですが、気合いをいれて聞こうとすると、解像度とかセパレーションとかいろいろな点で物足りないのです。

DENON は SACD が聞いてみたいばっかりに安かったので試しに落札してみたもの。届いて1ヶ月くらいでピックアップ不良が起こり、気まぐれにしかディスクを読まないようになってしまいました。肝心の音は、よく覚えていないのですが、なんだかとても普通でガッカリだったのを覚えています。
いまは寝室の滅多に使わないDVDプレーヤーと化しています。

Marantz もなぜか私の中ではDENONと同じ印象。特段いい音がするという気はしません。それでも発売当時の定価は DENON も Marantz も10万円もする機械。日本のメーカーはこんなものかと見切りをつけるきっかけ作りをしてくれた機械たちです。わたしが求めているのが Hi-Fi からはほど遠い音だからなのかもしれません。なんたって Quad派ですから…。

Philips はちょっとおもしろい機械です。

その昔、これと同じ機械がAppleに提供され、Powerbookの外付けCDドライブとして販売されていたという歴史があります。レインボーアップル付きのMacバージョンの方がよかったのですが、それなりの値段がするのでパス。Philipsバージョンのしかも液晶表示が消えかけているという半分ジャンク品を落札してみました。

ただ、この機械、マニアの間では音が良いと評判のPhilipsのスイングアーム方式のピックアップが搭載されていて、音もなかなかのもの。実に音楽性豊かな音を奏でます。私はこれにこれまた偶然手に入れた幻のPhilipsのライントランスL-300をかませてしばらくメインとして使っていました。

スイングアームにこのトランスを噛ませると、CD初期時代の黄金のPhilipsサウンドに近い(勝手にそう思い込んでる)音がでます。

話がかなり横道に逸れました。
そうでした、Quad66CDでした。

この機械も Philips の汎用基盤とスイングアームを搭載したCDプレーヤーです。
なので Philips の機械と同様の音がするんだろうなーと思っていたら、その辺はさすがに Quad。ちょっと違う Quad サウンドに味付けしてあります。

実は強い Quad派の私は、CDプレーヤーも Quad で揃えたいと常々思っており、買うんなら Quad最初のCDプレーヤーである 66CD がいいとずっと思い続けていたのです。

そして念願がかなってついに我が家に 66CD がやってきました。

実は以前にもオークションで落札した(かなり高額でだいぶ無理した)ことがあったのですが、その機械が到着後1時間で機能不全に陥り、やむなく返品したという悲しい過去もあったので、今回はかなりテンションがあがっていました。
ところが…

悲しいことにこの機械も到着後約1時間くらいで不調になりはじめ、2時間経たないうちにまったくCDを読み込まなくなってしまいました。

こと 66CD に関していえば、うちは何か呪われているじゃないかと本気で思いました。

早速出品者の方に連絡をとり、その旨をお話し、修理を試みてもらうことにしました。この出品者の方に修理の技能があることは偶然ブログを発見してすでにわかっていましたので…。

で、1週間後。完全に直って帰ってきました。私の 66CD。
ついに、ついにこの機械を手に入れることができました。
もちろんいまもきちんと機能して、いい音を聞かせてくれています。

この機械、音質こそ少し違いますが、先の Wadia を通したときと同じ水準の音がでます。さすがに CD なので Thorens よりは音が硬めになりますが、それでもレコードにほど近い音でCDを再生してくれるのです。

これで我が家では Mac からでも、CD からでも、レコードからでも同じレベルのハイエンド並みの音で音楽を聴くことができるようになりました。
https://ameblo.jp/ts-voice/entry-11121559101.html


QUAD 66 Pre-Amplifier & Control Panel Ends 〜近代的な音に進化したQUAD〜 2006/1/20

●UKイーベイにてあのQUAD66を見つける。私が現在使用している現役のプリアンプでもある。6シリーズはQUAD衰退期の製品で最後の傑作といえる。1989年の発売なので気がついたら20年近くの製品で骨董品の域に達してしまっている。この後7シリーズ現在の9シリーズへと受け継がれるが外見上は同じような大きさで技術的な革新もあまりないままシリーズ変更がされている。現在は香港資本でワーフデールの傘下にあり創業者も去った後である。66はロス・ウォーカ氏が在籍していたころの製品である。

●66ではDINコネクタが全廃となりRCAに変更、多様なソースに対応できるようになっておりはっきりとデジタル時代を見据えていたことが分かる。66プリは後に66Aにマイナーチェンジされがた何が変わったか、、、リモコンへの供給電源が前面に装備されたそうで私の66Aは確かにそうなっている。あと、リモコン制御のソフトウェアがレベルアップされた。44の機能を継承するかたちで、フィルタースロープ、チルト、バスをリモコンで操作し66の前面パネルにオレンジの液晶表示される。操作性はバツグンで、使いやすいというのはこういうことをいうのである。日本の製品がいかに使いにくいかが良く分かる。英語がよくわからない80才を超えた両親がわけもわからず操作して一度も意図に反したことが無い。ムダなくモレなくとはこういうことを言う。この操作性は77にも受け継がれたようだ。

●以前のQUADにはないレンジの広い音作りであるが、なんとなくあったクセみたいなものがなくなって
44と比べると薄っぺらく感じるかもしれない。帯域が広がって高域のレベルがアップしたのか、明るい音づくりに感じる。それでも周波数レンジは現代機器と比べると狭く感じで、なんとなく懐かしい音楽に聴こえる。家庭でゆったりと高品質の音楽に浸ることを目指していたQUADが昔から大切にしてきた音作りの方針だと思っている。

●£200が開始価格である。程度がよければ、\6万が相場、\2万で即買いと勝手に値付け。まだロッキーインターナショナルにて修理が可能なので、606 とセットで揃えておくのがいいと思う。
https://blogs.yahoo.co.jp/audio_agent/23961409.html


QUAD 67−CD;#66Pre Takayoshi Mashimo December 7, 2004
http://www2.nkansai.ne.jp/sch/kayo-net/av12.htm

市場では姿を見ることがほとんどないプリアンプとCDプレイヤーである。操作もすべてがリモコンに依存するので電源SWオンリーというきわめてシンプルな外観をしている。これは、以前からQUADのFMチューナーやパワーアンプなどにも言えることで、これらには電源SWすらない。だから、プリだけとか、メインだけとかを他社の一連のオーディオ機器と組み合わせて使うユーザーはまれで、蓄音機のようにすべてをQUADで統一して、それらをひとつの音楽再生装置として使ってはじめてその特徴を窺い知ることができるようである。

QUADは、もともとアンプやスピーカーのメーカーなので、CDプレイヤーを出すとは意外であった。アナログの時代なら、ちょうどLPプレイヤーを発売するようなもので、音の入口まで出したからには、QUADのシステムにつないで是非一度聴いてみたかった。

ちょうどギドン・クレメル、クレメラータ・ヴァルティカの演奏を聴いて、シュニトケの合奏協奏曲第1番でのヴィオラの音が記憶の中にあったので、会場で買い求めた「8つの四季」をこれでかけてみて驚いた。(プリは、#44)オーケストラでもクレメラータ・ヴァルティカのような小編成の室内楽団でも第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン群とともに、確かにヴィオラの音は聞こえるはずなのに、再生装置でこれらがはっきり聞こえる装置はきわめて少なく、だだ弦楽器が鳴っていると言う感じのものが多いのである。

「うーん、まさにヴィオラの音だ!」

周波数レンジはフィリップスなどに比べると狭く詰まったような感じがするのに、古いSP復刻版を再生した時のような、なんとも懐かしい音楽が聴こえてくる。これは、QUADが昔から大切にしてきた音だ。

一方、QUAD #66 Preの方はというと、DINコネクタはすっかり姿を消してすべてがRCAピンとなり、入力ジャックがたくさん増えて、いろんなソースに対応できるようになっている。1989年の発売だからもう結構昔のことだが、はっきりとデジタル時代を見据えていたことが分かる。今までのQUADにはない音だが、デジタル機器(MDとかCD)にデジタルソースのソフトを入れるとあまりにも鮮鋭な音で耳がついていかない。むしろ、アナログのカセットとか、LPの再生とかがうまくミックスされていいのではないだろうか。

先日、友人が劣化寸前(一部音が歪んだ箇所があった)の4トラックオープン・テープを持ってきてCD化を頼まれた。アナログをデジタル化するわけだが、このCDなどを再生するとほどほどにバランスの取れたいい音がする。#66のコントロール・パネルは非常に良くできていて、67CDごとコントロールでき使い勝手が素晴らしい。特徴は、#44を世襲するかたちで、フィルタースロープとチルト、バスをコントロール・センターで操作し、その結果はプリの前面パネルにカーブとなって表示される。

QUAD #22から、#33、#44、#66となって音も少し引っ込んだ感じから前面にでるようになったが、#44あたりがその中間、どれがよいやら好みは分かれることだろうが、上述のごとく、QUADは入口から出口までを統一しなければ評価はなかなかむづかしい。
http://www2.nkansai.ne.jp/sch/kayo-net/av12.htm


315 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/13 14:48 ID:wrKdUPHi

10年間1万時間以上使った66CDがとうとう壊れました。
某国産CDプレーヤーを替わりに繋いでますが、クォードとの差に愕然。

ひとことで言えば、クォードは芸術的な音・・・10年前の製品なのにヴァイオリンの温もり、ピアノの風格を伝えます。

どこかで修理できませんかねー???
・・・正規ルートでなくていいですから。

誰か教えてください。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/13 15:12 ID:???>>315

サウンドボックスに逝けよ。


317 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/13 16:22 ID:wrKdUPHi>>316さん、有り難うございます。

さっそくサウンドボックスの電話番号を調べて訊いてみました。

ところが、「あれはフィリップのメカだけど、もう一部の部品が
品切れなので修理はできなくなりました」とのこと。

ほんと、早く修理しておけば良かった。


321 :ギルビー:02/12/14 11:29 ID:???
>>315さん
66CD、残念ですね。
このCDプレーヤーの美点は他には得がたいもの。
後継機67CDでさえ、音の魅力は引き継げませんでした。


322 :としぼちゃん:02/12/14 17:30 ID:???

ギルビーさん、66CDと67CDの違いはどこらへんですか?。
67は所有しており、66は手に入れなくてもいいかと思っていたのですが、
ギルビーさんの発言なので、気になります。

323 :ギルビー:02/12/14 22:41 ID:???

ご承知かと存じますが、両者の主な違いはDAC。
66はフリップスTDA1541Aによるマルチビット。
67は18ビット64fsのDAC。
67のほうが技術的に進んだDACなのでしょうが、両方聴いてみた上で
私の好みは66だったということです。

手持ちのNEC CD−10、STUDERのA730もTDA1541A
なので、これが自分の好きな音なのだと思っています。


324 :ギルビー:02/12/15 09:11 ID:???

朝起きて自分のカキコを読んだら、DACチップのことにかこつけ、
あまり親切じゃない印象をもちましたので、少々補足します。
66と67は、同時比較したわけではありません。
66とはじっくり付き合っていますが、67はショップの厚意で1週間レンタルしただけです。

QuadのCDプレーヤーは少し地味でナロウな感触の音ですが、
意外とソフトの差もきちんと提示してくれる良さがあります。
物量投入型ではないので、押しの強さは望めませんが、音楽が自然に流れるように感じます。
アンプやスピーカーがマッチしないと地味な印象だけで終わるかも・・・

上記の傾向は66と67に共通として、あえて両者の違いを言えば、
カマボコの66に対し、67は、よりフラット指向の音かもしれません。
私が強く惹かれるのは何故か66のほうだったのです。


325 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/15 12:25 ID:???
>>324 ギルビーさん
私も67CDを購入して使っていたのですが、67CDを修理中に友人の66CDを貸してもらい聴いたのですが、その音の違いに驚き、そのまま66CDを譲ってもらった記憶があります。
(残念なことに、その66CDも阪神淡路大震災で壊れてしまいました・・・・)

326 :ギルビー:02/12/15 12:45 ID:???

>>325さん、嬉しいカキコです。同じ感覚をお持ちのようですね。(笑
大震災で・・・そうですか。
惜しい事でしたね。
でも命さえあれば、また何かに感動できますよ。


327 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/15 13:38 ID:???
>>317
67CD所有ですが、最近トーレーの出し入れする部分が壊れて吉○苑で部品の交換してもらいました。
66CDの修理は難しそうですが、オーディオショップに電話かけまくるとか。
たまたま補修部品に使える別製品の中古があるかもしれない。


328 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/16 17:01 ID:???

そうそう、>>325 で書き漏らしましたが・・・67CDがCDM−9(普通のタイプ)
に対して66CDは、CDM−4でした。(これがまた動作が遅くて、イライラしたものです。)
しかし、元来マルチビット愛好者でしたので66CDの音(TDA1541A)は私の感性にぴったりでした。


329 :ギルビー:02/12/16 20:46 ID:???

66CDの動作ですが、私には苦になりません。
ポイントを押さえた合理的な設計、音楽のツボをうまく掴む表現力、隠れた名機として絶賛したいです。


330 :328:02/12/17 13:16 ID:???

いつ時かSS誌レコード演奏家コーナーにアナログ専門のオーマニが登場したが、
菅ーノがチラッとデジタル機器の話に移したとき、登場したのが66CDだった。
この人曰く、古臭い機器だが私にとってこの66CD以下も以上も有りません。
これほど、レコードマニアに受け入れられたCDPも珍しいと書かれて有りました。


333 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/12/18 11:53 ID:???

私も66CDを高く評価している者の一人です。
現在他に3台のCDPを使っていますが、66CDの奏でる音楽の「深さ」は圧倒的だと思います。
ギルビーさんや >>328 さんのような方達がいることを知り、嬉しく思いました。


370 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/04 22:31 ID:???

この秋、7年来使っている67CDのトラッキング不良となり、ハーマンに問い合わせしました。
代理店を終了していることさえ知りませんでした。
本国送りで6ヶ月9万円と言われ修理を諦めていたのですが、所沢のWLにお願いしたところ、とても親切に修理していただきました。
66Pre、606Aもあと5年も使えばコンデンサーが抜けて来るかな、と心配なこの頃です。
QUAD はハイエンドにはほど遠いけれど、お気楽便利なリモコンで、まったりと音楽を聴くのにはちょうど良いです。
もう少し、ホコリの少ない環境になったらコンデンサー・スピーカーを欲しいと思うこの頃です。

ビンテージ オーディオ専門店:ウエスタンラボ・オンラインショップ
http://westernlabo.net/

有限会社 ウエスタンラボ
http://www.westernlabo.com/
〒359-1133 埼玉県所沢市荒幡513-5
電話:04-2925-5550


371 :としぼちゃん:03/01/05 02:29 ID:???
>>所沢のWL
あそこがQUADの面倒を見てくれるとは知らなかったので参考になりました。


372 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/05 21:30 ID:???

Westernのアンプの修理をしたふりをして、トランスをタムラにいれかえる、あの○エスタ○・○ボですか???


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 15:56 ID:MxhyXhMK>372
ウ○スタンラボの件。

私も昨日、トラッキング不良66CDの修理見積を依頼しました。
ところがあんた、金額を見てびっくり。
5万円ですよ!調整だけで
ピックアップを交換したら10万かかるんだそうです。

私は66CDを10年前に10万で買ったんだが・・・
足もと見るのもほどがある。


401 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 17:46 ID:???
>>400
ラボを擁護するわけでも貶すわけでもないけど、
あなたがいくらで 66CD を買ったかはこの際、まったく関係ない。

技術料というのは、安くないよ。
CDの調整にそんなに時間がかかるとは思わないけど、一定水準のエンジニアを時間拘束するんだから。
ピックアップだって、メーカーから補修部品をとれるのならばともかく、そうじゃない現状では、
以前からこの日のために保管していた部品を取るのか、他の機械からとってくるのか
とにかく、結構大変なはずだよ。

10万円というのは、確かに高いな。とは思うし、>>400 が足元を見られている気はするけどね。


402 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 18:12 ID:yCiJtKMd
>>400
ピックアップ交換ならハーマン(旧代理店)で直しても10万はないにせよ 6-7万はとられたと思うよ。
修理っていうのは高いものだよ。

403 :401 = 372:03/01/30 19:57 ID:???

>>402 の言うとおりならば、正規代理店が存在しない今、
正規代理店でもなければ難しそうなピックアップ交換を代理店料金の5割増し程度でやるというのは、良心的だわ。

販売店も霞を喰っていきてるわけじゃないんだよな。


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/30 23:20 ID:eIKwhAUw
>>400
あの店は止めたほうがよい。

405 :403:03/01/31 02:21 ID:???

ちゃんとした修理をするのならば、金額はそんなもんだと思うよ。
それを高いとか言ってる >>400 は世間知らず。

ただ、>>372 に書いたような逸話があるからさ。
これは、5年くらい前にMJの売買欄で知り合ったおじいさんからユニットを譲ってもらったときに、そのおじいさんの経験談として聞いた話な。

金額に見合うちゃんとした修理をしているとは到底思えないわけだよ。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/31 08:42 ID:???

多くは語りたくないが、俺もあの店では嫌な経験をした。
>>404 に一票。


408 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/01/31 17:46 ID:Ugj33q90

66CDのピックアップ交換は一年前にハーマンで3万円前後と言われました。
そのうちできるとたかをくくってたら、いつのまにやら代理店がなくなってた。
あんとき、やっときゃ良かった。

480 :66CD:03/03/10 18:15 ID:wI8F8NVJ

あのー、馬鹿な質問かもしれませんが、66CDを使っていて、66PRE が欲しいなどと思っていますが、やはり44の方が、プリとしては傑作ですか?
何となくリモコンとデザインがそろうというのが気になってまして。
 現在は 66CD、ミッションサイラス2+PSX、Rodgers LS3/5A を使用しています。


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/10 19:43 ID:???

66pre入れると606も入れざるをえなくなるのがクワド沼の恐ろしさ


487 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/11 09:43 ID:???
>>480
44プリは自分的には「明瞭」、「精緻」等の誉め言葉を使いたいけど、
ある意味最も「普通」、「無難」なプリではないでしょうか。
66プリ はQuadらしくマターリ系、真空管アンプで良く言う「飴色の艶」があると思う。
エコー成分も多め。
66Aになると 44 に近く、客観的な傾向。
あくまで個人的ではありますが、使ってみての感想です。


545 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/26 22:56 ID:???

405, 510, 606
どれが一番いいのかなあ。 どなたかお教えください。
と、大好きな QUADをageてみる。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 00:32 ID:fUaqPWgA

とりあえず405を買って下さい
もちろんプリは44で


547 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/28 22:49 ID:???
>>546 に同意。
あくまで405だよ。405-2 じゃなくて。
405-2 はコストダウンでトランスがだいぶ安物になっている。
うなりが出やすいのも 405-2 のほう。

端子がDINなので一般的には使いにくいかもしれないが、
くれぐれもRCAに付け直すような美しくないまねはしないように(笑

# 良くオークションに出ているけど、改造じゃなくて、壊してるんだよな。ああいうのは。


550 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/29 00:39 ID:???

405がいいって?
それは意外なお言葉だ。
おれとしては、405は眠いな。
まだ405−2のほうがいいよ。


557 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/29 21:07 ID:???
>>550 に同意。
モデルチェンジと称して手抜きをやるようなメーカーじゃないよ QUAD は、
日本のメーカーならともかく。405-2のほうが良いのは当然でしょ。


559 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 02:38 ID:nj102XFA
>>557
その論理から言うと 405-2 より 606 の方がいいという結論になる訳だが。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 02:52 ID:???>>559

606 より 77,さらに 99 がいいわけでつね?


561 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 08:22 ID:???

99以外のすべての機種を使い、Quadは古いほど良いなどと得意げにふれ回った時代もあった。
しかし今思うのは、Quadのampは各々にかなり違う個性が持たせてあるということ。
どれが良いなどと短絡に判断しないことをお勧めする。
これは不当に冷遇されている77に至ってもそうだ。
長期に使い、鳴らし方を理解するまで軽々に判断しない方が良いと思う。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/30 08:29 ID:???

俺は全部を使った訳じゃないが、同様なことを思ったことがある。
>>561 さんのレスは基準にすべきひとつの見識だと思う。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 20:13 ID:???
>>561
さすがにすべての機種は使ってないですけれど
それぞれの機種にそれぞれの良さがあるというのは同意。

上級機を買ったため売ってしまった機種も、しばらくたつとまた聞きたくなって、手放したことを後悔する。
405−2のちょっと細身でマットな質感のある音、また聞きたいよ。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/24 22:57 ID:???

ヤフオクに 606っていうパワーアンプでてたんですが、
定価いくらくらいなんだろ。聴いたことある人いらっしゃいますか?


599 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/25 16:11 ID:???
>>596
買値で20万くらいだったかな?
405に比べると高音の硬質感が無くなって、味わいという点では一歩後退した感がある。
パワーの差もそれほど感じない。

ただ、上にもあるように 405 は結構トラブル多いけれど (私の405もノイズでダウン)、606 は 15年間ノートラブル。
なんやかんや言いつつ、ずっとメインシステムから動かない。

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/26 09:49 ID:???
>>596
ヤフオクに出てるのは「606」とあるが、画像見ると後期型の「606A」。
606よりは硬質感があり、405−2にやや近い。
但し、組合わせ方にもよるが 405又は 405−2 の持つ「生命感」のようなものは出しにくいかも。

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/27 15:14 ID:???

Quad 606A昔使っていましたが、まったりしすぎず硬質感がむしろ好きでした。
結構よくキビキビ鳴らしてくれてたなーという記憶があります。

611 :としぼちゃん:03/04/27 20:17 ID:???

606と606Aの外見上の違いは上部の角が直角(606)か、45度カットされている(606A)か。

内部は606がEIトランス、606Aがトロイダルトランス。
また606は最初はQUAD606の文字が灰色で同じ大きさの字体。
のちに今回出品のようにオレンジ色の小さいQUADと大きい606の数字のデザインに変わりました。

なおこの字体は606Aでも同じです。

606の前期と後期は知っている範囲ではデザイン上だけで内部の変更は無かったと思います。


618 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 01:31 ID:???

66PRE と 66A PRE を見分ける方法ってあるんでしょうか?(外観やシリアルNOなどで)
どなたかご存知ですか?


620 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/30 20:32 ID:???

確か、66A は入力ごとのアッテネーション、ティルト、フィルター設定をプリセットできたはず。66 はこれがない。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 13:49 ID:???

外観から判断するには製造年月が有効
66Aは93年登場

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 14:46 ID:???
>>620
当方66PREは持ってないのですが、ちょっと疑問があります。
過去ログ見ると66のCD入力は特性に若干問題があるようなんですが、
66CDや67CDのような純正の組みあわせでもあまり良好ではないんでしょうか。

66A PREはアッテネーション、ティルト、フィルター設定が設定できるようなので
あまり心配いらないようですけど、66PREってやっぱり避けたほうがいいんでしょうか?
https://hobby.5ch.net/test/read.cgi/pav/1027078311


2008年2月 5日 クォード(QUAD)77CD CDプレーヤーは難しい?
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/02/quad_77cd_cd_da58.html


http://arukunakama.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/02/05/quad77cd.jpg


Quad77cd 上段:NEXT BASE NB-656 マルチ・プレーヤー(MPEG4/DVD/VCD/CD/SVCD/KODAK PICTURE/JPEG CD) 中国製 時価3,995ペソ(円価8,000円)

下段:QUAD 77CD CDプレーヤー 1995年発売、240,000円 W32.1XH6.5XD30.0 重量 3.5kg

お勧め度:★★★☆☆、コストパフォーマンス:★★☆☆☆

前回、トリオードのルミナスというDACの関係で上段のNEXT BASEを紹介しましたが、今回は、下段のクォード77CDを紹介します。これは、以前使っていたSONYのCDP−X5000が壊れてしまったので、急遽、2006年12月に日本に帰国したときに中古で100,000円ほどで買った機種です。

さてこのときに、名古屋(地元)のオーディオ専門店をいくつかまわってCDPを新旧を問わず視聴してまわったのですが、意外とこれはという機種に合いませんでした。大学の頃からですからかれこれ20年ほどオーディオファンをやっているわけですが、お店の人に聞いても、ピュア・オーディオ自体が不振だとか、専門オーディオメーカーが経営不振とか不景気な話ばかり。たとえば、CDトランスポートを自社生産するメーカーが2社になってしまったとか、バブルの前の重厚長大なオーディオ機器をみてきた身からしたら、たいした様変わりようでした。

以前のブログでも書きましたが、音楽を聴かせてくれるという意味で言えば、はっきりと海外オーディオのほうが結果として安上がりなのではないのかと思います。それでもこの数年、本格派志向の小さくてもスタイリッシュな性能のいいレシーバー(CD,ラジオなどの一体型アンプ)が、内外のメーカーから発売になったことは非常に喜ばしいことです。

ところで、クォードのCDプレーヤー自体のレヴューをすると、この価格(24万ととるか中古の10万ととるかで変わるかもしれませんが)としては、まあまあのモデルなのではないのでしょうか。具体的にいうと音に濃くがあります。中低音のまったり感と、結構、高音の抜けがよい点、音の分離がよい点、一言でいうと中庸な音がします。

これって当たり前のことのようなのですが、なかなか難しいのです。間違ってもドンシャリではないし、分離の悪い団子の音でもない。適度に音の横の広がりと奥行きが感じられる。派手な音ではありませんが、たとえばシンバルのきらめきやバスドラの音がそのまま聴こえる。この当たり前のことが、なかなかできないんですよね。

同時に試聴した日本のメーカーのCDプレーヤーの音をざっくりというと、繊細かもしれないがどうも音が薄いというか細い感じがする。淡々としすぎていてコクがない。それとは逆に音量を押し出しすぎてすぐに音がかぶってしまったり団子になってしまう。精密機械的な魅力はあるかもしれないが、それは音楽を聴く道具ではないといったところでしょうか。逆に個性というか音楽性を求めると、国産の場合、すぐに30万、50万かかってしまう。

今回、♪pastel piano♪さんが、クリークのCDプレーヤーを新規購入したそうですが、素直にいい買い物をしたなあと思うわけです。(たしか、このとき同時にそのクリークのCDプレーヤーも試聴したと思いますが、国内製品の50万円以上の機種に劣らないような味のある音を出していました。)

http://www.audiostyle.net/archives/51241855.html

あと機械として面白いことも紹介しておきます。@メインパワースイッチが裏面にあって、表にスタンドバイモードがある。つまり電源を入れっぱなしにしておくことを前提にしているようです。Aディスプレイは残り時間表示。つまり1曲の全体が示されて0に向かって減っていく。これはこれで楽しい考え方だと思います。B1曲目の前曲を選択すると最後の曲が呼び出される。つまりループになっているんですね。

77CDになった改良点として、上級機の67CDプレーヤーでは前面スイッチがトレイの開閉とパワーしかない(リモコン利用を前提)のに較べて、77CDでは一応、本体前面のスイッチで一通りの操作ができます。その場合、スイッチが赤いインディケーターで、リモコンを使うとオレンジ色のインディケーターとなります。なんか変なこだわりが人間くさくて面白いです。ところである雑誌にデジタルアウトがあると書いてありましたが、この77CDには同軸も光リンクも、つまりデジタルアウトはついていません。RCAアウトだけなのでご注意を。当時、まだDACの重要性もいわれていませんでしたし、クォードとして完結していたということでしょう。ちなみにクォードリンクの端子はついています。

♪pastel piano♪さんが何度も強調している点ですが、舶来オーディオのおもしろさは、このクォードとかリンとかネイムとか最初から小さなサイズで設計されていること。この77CDも躯体に鋳物みたいな素材をつかっており、なにげに発熱効率を考えたりしているんですね。このような芸の細かさを知ると、なんか造った人の心意気を感じます。無理に大きいものを小さくするのではなく、ミニマム・マックスなものを作ってしまう。図体だけ大きくて中はすかすか(失礼)のものとは考え方が根本的に違います。

あと車の世界でもクラシックカメラの世界でもそうですが、高くてもいいものはなかなか値崩れしません。発売されて10年以上たって半額ちょっとで売れるってことは??

また、高ければ無条件でよいかといえば、そうはいえないところがまた面白いところです^^?

やっぱり日本の社会もこれだけ成熟してきたのだから、せめて5年間はモデルチェンジをしなくてもよいようないいものを作ってほしいですね。

これは安くてよいものを作ろうとする日本の開発モデルを否定するものではけっしてありません。それはそれで必要ですし、安くてよい品質のものが誰にでもあまねく手に入る世界は素敵で幸せなことです。でも、フラッグシップというか、マスターピースというか、ラインアップの中に、ひとつかふたつくらいは値段が高くても、みんなの憧れとなるような夢のある商品があってもいいのではないかと思います。

Quad77cdbose P.S.

NEXT BASEとトリオード・ルミナス1.0の組み合わせと、クォード77CD。

本音をいうと、実は、はるかに安物のNEXT BASEからデジタル(同軸、光リンク)でルミナス(18万円)につないだほうが、いい音がしています。クォードよりも、こちらのほうが音がみずみずしいのです。ルミナスについては、こちらの記事もどうぞ。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2007/06/luminous_10_da_b97d.html


Triode Luminous 1.0 DAコンバーター
定価:180,000円

16/20/24bit.32/44.1/48/88.2/96KHzサンプリング対応 

光入力2系統、RCA入力2系統
3kg

なんといっても特徴的なのは増幅素子がFETと真空管の2系統の出力回路があり、それぞれ違う音が出るのが魅力です。ソースや気分によって切り替えられます。
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2007/06/luminous_10_da_b97d.html


http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/02/quad_77cd_cd_da58.html

23. 中川隆[-10333] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:37:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1993] 報告

イギリス人向けの製品は安物でも驚異的音質 _ 3


イギリス本国のHiFiマーケットにおいて希有なHIGH ENDマニュファクチュアであり、宗教的とも取れるくらいの信奉者が存在するnaim audio

ネイムオーデオの素晴らしさについて語りましょう

Naim_NAIT3+NACD3 〜知る人ぞ知る実力機〜 2005/10/24(月)


●UKイーベイにてNaimのCDとアンプを見つける。

Naimというブランドは海外では超有名ブランドなのだが日本ではあまり有名ではないようである。しかしその実力から日本でもファンは多く知る人ぞ知るブランドである。

今回のセットは、昔、親友に買わせた組み合わせである。LS3/5Aとの組み合わせを考えていた時に、秋葉原でちょうど安く出ていた。Naim社はLS3/5Aを自社アンプのチューニングに使用しているため相性が良いのである。

●実際に聴かせてもらってLS3/5Aとの組み合わせは確かに素晴らしいと感じた。早速二人で秋葉原へ行って速攻購入してしまったものである。が、、、あまりにも良すぎて友人が音楽にのめり込みすぎてしまった。オペラやオケの再生では低音に不満が出るのが欠点だがこれ以上の音楽性を発揮できるシステムの組み合わせがなく当時のまま、今に至っている。

●LS3/5Aと組み合わせると人を惑わせるほどの力をもつ恐ろしいシステムである。Naimで聴くLS3/5Aは、それはそれは素晴らしい。金額に比例するわけじゃないんだね、という友人の言葉に大きくうなずく。
http://blogs.yahoo.co.jp/audio_agent/folder/840666.html?m=lc&p=8


▲△▽▼

ネイムオーディオ
http://hifi.denpark.net/1011611950.html

中古オーディオ ハイファイ堂 Naim Audio 中古品
http://www.hifido.co.jp/sold/?gcode=0101&keyword=NAIT&limit=10

ヤフオク naim audio プリメインアンプ
http://aucfan.com/search1/q-naim.20audio/s-mix/

NAIT AUDIO NAIT2 \140,000(1988年8月発売)
定格出力:20W/ch(8Ω負荷)
http://audio-heritage.jp/NAIMAUDIO/amp/nait2.html

NAIT AUDIO NAIT3 (1993年発売)
定格出力:30W/ch(8Ω負荷)
http://en.wikipedia.org/wiki/Naim_NAIT#Nait_3_.281993.29

インテグレーテッドアンプ NAIT5i-2 (輸入終了)
希望小売価格231,000円(税込)
定格出力:50W/ch(8Ω負荷)

インテグレーテッドアンプ SUPERNAIT (輸入終了)
希望小売価格609,000円(税込)
定格出力:80W/ch(8Ω)
http://www.pacificaudio.jp/maker_naim.html


中古品

•ネイム 「ネイト1」 220V英国仕様 元箱入り、英国にて整備済み \94,500
•ネイム 「ネイト2」 220V英国仕様 元箱入り、英国にて整備済み \105,000
•ネイム 「ネイト3」 プリメイン・アンプ \126,000
http://www.soundbox.co.jp/newcoming.html


24. 中川隆[-10332] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:42:26 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1994] 報告

イギリス人向けの製品は安物でも驚異的音質 _ 4


欧米製300Bアンプ :CR Electronic Design 直流点火 無帰還 パラレル・シングルアンプ Woodham 300B (イギリス)

CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments) : 現在、日本に販売代理店なし
http://www.crelectronicdesign.com/

Telephone: (+44) 01702 200111
Mobile: (+44) 7802 330430
Fax: (+44) 01702 200111
Email: credaudio@uk2.net


CR Developments - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=CR+Developments+

ヤフオク! - 「Woodham 300B」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?p=Woodham+300B&va=Woodham+300B&b=1&n=50


PHILE WEB 製品データベース - CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments)
https://www.phileweb.com/ec/index.php?m=471&s=&p_min=&p_max=&r=20&o=1&c=


▲△▲△


CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments) Woodham 300B Classic 真空管式パワーアンプ (中古品のみ)

出力 7W + 7W (8Ω負荷)、パラレル・シングルエンド クラスAパワー 12W

ステレオ・モノブロック両方の使用が可能
精密に復刻された、「ウエスタン300B/レプリカ球」(正規輸入品・完実電気保証付き)を使用した、300Bシングルアンプ。

ドライブ段は、6SN7.A級2段増幅+3段目はカソードフォロアー。
出力トランスに300Bアンプとしては、世界で初めてトロイダルトランスを採用。

直流点火方式により、残留ノイズを低減。(0.3mV以下)
革新的な回路設計で、10KHz−50KHz/0−3dBの広帯域を実現。
完全無帰還回路。
出力は、7W+7W。
価格は ¥398,000(40台まで) ¥450,000(41〜80台)


特徴
リンク端子と、リンクケーブル(付属)を使い、スピーカー端子の接続を変えれば、出力12Wのモノラルアンプとして作動。
従来のパラシングル(出力トランスを並列接続)ではなく、完全なパラシングル(出力トランスを直列接続)アンプとして作動。

付属リンクケーブル
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm


ヤフオク 2018年 10月 12日
C.R.ディベロップメンツ Woodham 300B Aクラスのパワーアンプ Svetlana 300B付-
落札価格: 250,000円(税0円)

イギリス C.R.Developments 創立10周年記念の限定モデル Woodham 300B Classic 管球式パワーアンプ 美品の出品です。
WOODHAM Single ended Triode Stereo Amplifier 10th aniversary

英国C.R.ディベロップメンツの限定生産品で、とても希少です(記憶では世界で250台)

出力管に300B(ソ連1991年のSVETLANA)を使用したアンプとしては世界で初めてトロイダルトランスを出力トランスに採用した、 シングルエンド・ピュアクラス”A”パワーアンプです。

ドライブ段は、6SN7(SYLVANIA USA)・A級2段増幅+3段目はカソードフォロアーで、直流点火方式により残留ノイズを低減した革新的な回路設計で、 10kHz〜50kHz/0-3dBの広帯域を実現した完全無帰還回路のパワーアンプです。

オペレーションの切り替えで、ステレオ・モノブロック両方の使用が可能です。


今回のWoodham 300B Classic アンプは1998年頃に販売された300Bを使用した、C.R.Develppments社の10周年記念の限定モデルアンプです。
メーカー記念モデルや限定品の機器には、メーカーの拘りやある種の威信があると思い注目します...

C.R.Develppments社は電気通信や航空宇宙工学産業の電子機器とパワーサプライ機器等を広く提供しており、 その先進テクノロジーと生産力を駆使したアンプ製作には、オーナーデザイナーの音楽を愛する心と真空管アンプの音質の良さを リーズナブルな価格で実現したいとの製作コンセプトのメーカーです...

管球式アンプ独特の滑らかで艶っぽく暖かな音色、細やかでクリアーな表情もあり、 音楽的な表現力に長けたメーカーのアンプですので、お好きなプリとセットして、ゆったりと音楽に浸れるパワーアンプです.


Woodham 300B Classic 真空管式パワーアンプ

出力 7W+7W(8Ω負荷)、パラレルシングルエンドクラスAパワー12W
真空管: 300B: ソ連1991年のSVETLANA、ドライブ:6SN7 SYLVANIA USA
入力感度 775mV・フルアウトプット時
消費電力 130W
電源 AC100V、50Hz/60Hz

外形寸法 幅 430mm 高さ 220mm 奥行き 390mm
重 量 14kg
定 価 \472,500
付属品 高級の電源ケーブル
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f299417483

オーディオ逸品館 1998年
1998年12月5日に、C.R.D / Woodham 300B をモノラル接続して試聴する機会を得ました。

結論だけ述べれば、このアンプは「モノラル」で使用すべきです。
音質の癖がとれ、帯域は広がり、解像度は上がり、にわかには信じられないほど音質は向上します。
また、ステレオで使用する場合でも、プリアンプを併用することで音質はかなり向上するでしょう。

おすすめのプリアンプは、EAR-834L・C.R.D - カルメンタです。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage124.htm


▲△▲△


CR Electronic Design Woodham 300B Parallel Single Ended Amplifier (現在、日本に販売代理店なし)

Specifications

Dual Class A
Output Level 12 + 12 Watts RMS

Tube Lineup
Output 300B x 4
Pre-driver 6SN7 x 3

Dimensions Unpacked 430x390x180mm
Weight Net 23Kg
http://www.crelectronicdesign.com/Woodham-300-pse.php


▲△▲△

CR Electronic Design Woodham 300B Single Ended Amplifier (現在、日本に販売代理店なし)

Specifications

Dual Class A
Output Level 8+8 Watts RMS

Tube Lineup
Output 300B x 2
Pre-driver 6SN7 x 3

Dimensions Unpacked 430x390x180mm
Weight Net 15Kg
http://www.crelectronicdesign.com/woodham-300b-single-ended.php


▲△▲△
▲△▲△


CR Electronic Design プリアンプ

CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments) Pre-Amplifier Kaster Pro (中古品のみ)
楠 薫 May.30.2001

C.R.Developments Kaster Pro は、同社のプリアンプ中、最高傑作だと思われます。
価格も同社の製品としては破格の \780,000!
Kaster をベースに電源部を独立、セパレートとしています。
同社の 6C33C プッシュプルアンプの Artemis(\750,000)専用プリアンプとして開発されましたが、 浮遊感まできちんと表してくれるアンプは、数少ないもの。

E.A.R.の V20(これはプリメインアンプ)や マーク・レビンソンの手がけたチェロや Red Rose Music のプリと同次元の美しさを持ったサウンドだと思います。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/Kaster/Kaster.html

▲△▲△

CR Electronic Design Woodham 300 Phono Pre-Amplifier (現在、日本に販売代理店なし)

Designed to complement the 300B power amplifier and the new KT88 amplifier.

Specifications

Active

Input Level
Line 250mV
Phono 3mV

Output Level 775mV
Response 20Hz-25KHz ±0.1dB
Distortion 90dB
Crosstalk >85dB

Inputs
1 x Balanced
1 x MM Phono
3 x Line level Phono
1 x 3.5 stereo jack (MP3)

Power Consumption 125 Watts
Line Voltage 115/230 Volts

Tube Complement Pre-Amplifier
12AX7 x 2
12AU7 x 5
RIAA Eq. 12AY7 x 2
12AU7 x 1
http://www.crelectronicdesign.com/woodham-pre-amp.php


▲△▲△
▲△▲△


2013年4月28日
真空管アンプというと国内では良質な物を作ろうとすると、どうしても構成するパーツが希少性が高いものが必要となってくる為、価格が高価になってしまいます。
しかしながら、海外のオーディオ事情では数多くのメーカーが良心的なプライスで、高音質かつセンスのよい機器を数多く発表しています。その中に今回のお知らせしております、買取対象の CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments) があります。

同社は1985年に設立され、当初は電子機器の設計や開発が主な業務内容となっていました。
その中に、アンプのもっとも重要なパーツである、高品質なトランスを自社で生産できるという強みを持っていました。

そして、同ブランドの第一号機として初めて日本にやってきたのはインテグレーテッドアンプの「Kalypso」でした。
煌びやかでハイセンスな素晴らしい完成度で、その名を広く知らしめました。
その後はハイエンド機から入門機まで数多くのオーディオ機器のラインアップを増やし、現在でも真空管アンプの定番メーカーとなっています。

当店でもこれまで発表された全てのモデルが買取対象となっております。その中でも、トップモデルだった人気の高いKT88プッシュプルの60Wの出力を確保したRemusや、当時初めての試みの管球式を採用したコントロールアンプのCARMENTAの他
流行の流れがあった6C33C球を使ったシングル式モノラルパワーの Amphion は高額査定中となっております。

ちなみに、当店ではこれまで数多く買取させていただいているモデルはやはり Kiypso です。EL84 をプッシュプル駆動する、非常にシンプルな構成ですが 15Wのパワーを確保しています。低能率のスピーカーでなければ、素直で良質な真空管のサウンドを楽しめるということと、当時の定価が16万円という海外オーディオでは異例ともいえる格安設定で、爆発的ヒットした機器です。もちろんこちらも現在でも買取受付しております。
http://highsound.net/blog/archives/2434

▲△▽▼

2018.10.11
CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments)社は電気通信や航空宇宙工学産業の電子機器とパワーサプライ機器等を広く提供しており、 その先進テクノロジーと生産力を駆使したアンプ製作には、オーナーデザイナーの音楽を愛する心と真空管アンプの音質の良さをリーズナブルな価格で実現したいとの製作コンセプトのメーカーです...

管球式アンプ独特の滑らかで艶っぽく暖かな音色、細やかでクリアーな表情もあり、 音楽的な表現力に長けたメーカーのアンプですので、お好きなプリとセットして、ゆったりと音楽に浸れるパワーアンプです.
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f299417483

2004年01月14日
英国CR社は 1988年に創立。名前の由来はCristopher E.Lanham と Richard Lord の二人の頭文字からきている。

アウトプットステージにトロイダルトランスフォーマーの採用にこだわる、数々の真空管アンプを作り出してきた。

CR社を代表する「WOODHAMシリーズ」は世界的に高い評価を得て、シリーズ最高峰モデル、2000年特別限定モデル「WOODHAM 300B PARALLEL CLASSIC POWER AMPIFIER」により真空管アンプメーカーの確固たる地位を築き上げた。

そして、世界中のオーディオファイルからの熱い要望に応え、ハイエンドからビギナークラスまで満足できる真空管アンプ「NEW WOODHAMシリーズ」が作られることになった。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
https://www.phileweb.com/news/audio/200401/14/4855.html



▲△▽▼

楠 薫 2000.11.22
CR Electronic Design (旧 C.R.Develppments) は、イギリスにある、真空管アンプを主とするメーカーです。

無帰還アンプをいろいろ造っていて、トランスが自社製というのも強みの一つ。

特にクラシック音楽を中心に、広がりのある、決して暴れない、でもゴージャスなサウンドがウリです。

EL84 というミニチュア管を使って、\198,000 ながら小気味よいキビキビした音に仕上がっている KALYPSO をはじめ、トップモデルの Artemis に Western Electric の 300B を使った Woodhamシリーズや美しく浮遊するサウンドが見事なプリアンプ、Kastor Pro など、ラインナップも増えてきました。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiolink.html#maker


「真空管アンプってのはね、トランスに一番お金をかけなきゃ駄目だよ。
マッキントッシュやマラ ンツの音が良いのは、あれはトランスに金がかかっているからだよ」

とおっしゃった大先達の言葉が、今更のように思い出されます。

現代でも音が良いアンプ、EAR861 や C.R.Developments、そして国産のウエスギ・アンプ においても、トランスが十分吟味され、その性能を発揮されているからこそ、あれだけの音が出てくるのだと思います。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audionote.html#circuit





▲△▽▼

EAR V20, EAR 859 vs. CR Electronic Design Woodham 300B


オーディオ逸品館
真空管アンプ(EAR V20, EAR 859, CR Electronic Design Woodham 300B)とトランジスタアンプの音質と性能 比較リポート 1998年
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm


真空管アンプ vs トランジスターアンプ 比較テスト 1998年 9月


真空管アンプ CR Electronic Design (旧 C.R.Developments) Woodham 300B Classic
真空管アンプ EAR V20
真空管アンプ EAR 859
トランジスターアンプ LUXMAN C7i/M7i
トランジスターアンプ AURA VA80SE TUNED BY IPPINKAN/Ver.2

アンプはコンポーネントの心臓部。当然、その選択はとても難しく、また楽しいことでしょう。
しかし、アンプはスピーカーと組み合わせたときに、初めてその本当の姿を現すのです。
なぜなら、テストベンチで使われる「負荷」は変動しない抵抗ですが、「スピーカーという負荷」は、音に合わせて常に変動するからなのです。

今回は、実際に使用される状態に近い負荷をかけてテストしました。

使用機材をご紹介いたしましょう。


スピーカー         B&W     MATRIX 802シリーズ3
CDトランスポート    CEC      TL−5100.Super
DAC          AIRBOW   DAC−1A


比較したアンプ

@ 真空管アンプ CR Electronic Design (旧 C.R.Developments) Woodham 300B

精密に復刻された、「ウエスタン300B/レプリカ球」(正規輸入品・完実電気保証付き)を使用した、300Bシングルアンプ。

ドライブ段は、6SN7.A級2段増幅+3段目はカソードフォロアー。
出力トランスに300Bアンプとしては、世界で初めてトロイダルトランスを採用。

直流点火方式により、残留ノイズを低減。(0.3mV以下)
革新的な回路設計で、10KHz−50KHz/0−3dBの広帯域を実現。
完全無帰還回路。
出力は、7W+7W。
価格は ¥398,000(40台まで) ¥450,000(41〜80台)


特徴
リンク端子と、リンクケーブル(付属)を使い、スピーカー端子の接続を変えれば、出力12Wのモノラルアンプとして作動。
従来のパラシングル(出力トランスを並列接続)ではなく、完全なパラシングル(出力トランスを直列接続)アンプとして作動。

リンクケーブル
  付属のリンクケーブル


A 真空管アンプ EAR V20

小型双3極管・ECC83を、出力段片チャンネルあたり10本使用した、世界で初めての「大出力ミニチュア管」アンプ。

出力 20W+20W ・ 周波数特性 10Hz−100KHz/0−3dB
価格 ¥498,000(1998年 9月現在)

特徴
完全無帰還回路にも関わらず、出力トランス式・真空管アンプとしては異例の周波数特性を実現。
トランジスターアンプ並の「物理特性」を持つ真空管アンプ。


⓷ 真空管アンプ EAR  859

EL519(5極管)をエンハンスド・トライオード接続により、3極管と同等の動作を実現。
全段DCカップリング接続により、音質劣化の原因となるカップリングコンデンサーを排除。

出力 13W+13W ・ 周波数特性 20Hz−20KHz/0−0.5dB
価格 ¥448,000(1998年 9月現在)

特徴
逸品館で一番人気のある真空管アンプ。ベストセラー(50台以上)を記録。
真空管アンプとは信じがたいほどの「濁りのない透明感」と「音の立ち上がりの速さ・明瞭度」


C トランジスターアンプ LUXMAN  C7i / M7i

98年にマイナーチェンジを受けた、C7/M7の後継モデル。
プリアンプでさえ、18Kgに及ぶ「高剛性・物量投入」アンプ。

出力 150W+150W(8Ω) ・ 周波数特性 10Hz−100KHz/0−1dB

価格 C7i/¥350,000  M7i/¥350,000

特徴
多機能・価格以上の立派な外観・ロングライフ製品による信頼性・安全性
国産アンプに要求される、品質を低価格で実現。
BTL接続により、460W(8Ω)のモノラルアンプとして使用可能。(M7i)


D トランジスターアンプ AURA    VA80SE TUNED BY IPPINKAN Ver2.0

97年に生産を完了した、AURA VA80SE の逸品館オリジナルチューンナップ最終モデル。
10台限りの限定生産。(残り5台・9月8日現在)

MOS−FET・シングルエンドプッシュプル回路による高純度サウンド。
出力 45W+45W ・ 周波数特性 未発表


特徴
AIRBOWの開発で培った「高音質化テクニック」を惜しみなくVA80SEに投入。
通常オーディオ機器には使用されないような高価なコンデンサーを始め高音質パーツを多数投入。
各部コンデンサーの次定数を最適化。S/Nの大幅アップ、低域の充実、透明感の飛躍的向上を実現。
輸入代理店「ユキム」の公認を獲得。無改造品と同等のアフターサービスを実現(メーカーにても修理可能)。


______


低域再現能力テスト

真空管アンプとトランジスターアンプの最も大きな違いは、「アウトプット・トランスの有無」です。

「アウトプット・トランス」とは「磁気結合により信号を伝える」ことを示しますが、この方式では「周波数が低くなればそれに比例して、出力の低下・歪みの増加」が避けられません。

従って、「能率の低い小型スピーカー=アンプの駆動力を必要とするスピーカー」を駆動することが理論的には難しくなります。

しかし、逆に「フィードバックが少ない・あるいは無帰還」回路や、トランス結合による長所として「スピーカーの逆起電力の影響を受けにくい」という長所も合わせ持っています。


低域再現能力は、

真空管シングル(300B/859)< 真空管プッシュ(V20)< トランジスタ−(C7i+M7i/VA80)

となるはずです。


まずアンプの出力を一定にするため、CDからホワイトノイズ/−20dBを入力してスピーカーを駆動して(音を出しながら)
交流出力を0.3Vに設定しました。
これで、理論的にはCDの OdB(最大出力)時には交流出力3V=約1.1Wとなりますから、どのアンプの最大出力も越えません。

ずいぶん、小さな音のように感じられるかも知れませんが、CDの録音レベルによっては「静かなリスニングルーム」で時としてボリュームを下げなければ周りが気になる位の音量は出ます。この設定は、通常家庭で使用される程度の音量です。

 

この表
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm


は実際に0dBの各周波数の正弦波を入力し、測定したスピーカー端子の交流電圧(単位はV)をテスターで測定した簡易な実験ですが、アンプのスピーカー駆動能力のある程度の傾向はつかめるはずです。また、この程度の実験なら誰でもできる(追試も可能)と思います。

「音源」は、テスト信号が録音されたCDソフトを使用しています。この装置で発生させる「20−20KHz」は、DACの開発時に、きちんしたデーターがとられており、簡易ではあっても「信頼できるテスト音源」になり得ます。

一番上の行にある、「−20dB」は、ホワイトノイズ−20dB入力時の出力電圧です。LUXMAN のみ電圧が異なるのは、ボリュームがアッテネーター方式であったため、同一にできなかったものです。

出力電圧は、ほぼ出力音圧(音の大きさ)に比例しているとお考えいただいて差し支えありません。実際の聴感もこの表とほぼ同じでした。

電圧が低いと言うことは出力が小さいと同時に、「歪みも大きい」ことを示しています。

10KHzを越える、高い周波数ではどのアンプも出力電圧が低下していますが、これは「スピーカーのインピーダンスの上昇」によることも大きいと思います。この辺りは「テストベンチ」では、決して再現しない現象です。

ウッドハムの公称・出力周波数特性 10Hz−50KHz(+3dB−3dB)という数字は、ぎりぎりの線だと思われます。ただし、フィードバックをかけない(無帰還)のシングルアンプであることを考えれば納得できます。

低域の再現を他の4台は、だいたいクリアーしています。トランジスターアンプ2台の特性がよいのは当たり前ですが、V20の低域の出力低下の少なさが目を引きます。


_____


実際の低音や音質はどうでしょうか?

テストに際して、すべてのアンプは「5時間以上」ヒートアップされています。ただし「300B」だけが「十分にエージングを完了している」とは言えない状況であったことを前もってお断りしておく必要があると思います。
テスト時点での「300B」の当社における総運転時間は、「約70時間」程度です。メーカーで出荷前にある程度の時間は鳴らされていると思いますが「十分」ではないでしょう。


______________


1) チェンバロのソロ(エディット・ピヒト・アクセンフェルト/バッハ:パルティータ全集/カメラータ:20CM−464−5)
を再生してみました。

http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm


このテストではアンプの基本的な物理的再現能力が判ります。

 
各弦の分離/解像度感
直接音とエコーの分離
直接音とエコーバランス
右手と左手の分離
全体のバランス
音の立ち上がり
音の立ち下がり
レンジ感
S/N感


コメント

300B
楽器と空間が一体となって鳴る感じ。
楽器から離れて聞くイメージ


V20
強調感がなく全体のバランスがよい。
独特の艶が乗る。


859
バッハらしく端正な表現。
辛口の音質


C7i/M7i
ややメリハリが強い感じ


VA80
一度でもお聴きいただければ御納得いただけると思います。

____


最初の項目、「各弦の分離」でアンプの解像力が判ります。この項目の評価が高ければ、細かな音が聞こえることになります。

次の項目、「直接音とエコーの分離」で微少信号の分解能が判ります。この項目の評価が高ければ、「交響曲のフォルテ」で十分に音像が広がり、空間が広く取れると判断できます。しかし、組み合わせるスピーカーやCDプレーヤーでこの結果は変わりますのでご注意下さい。

「直接音とエコーのバランス」で「音楽全体への色づけの度合い」を判断できます。
この項目で「◎」がなければ、「個性の強いアンプ」であるといえるでしょう。


「右手と左手の分離」で「低域と高域のバランス」が判ります。この項目の評価が高ければ「全体のバランスがよい」と判断できます。しかし、分離が悪いということは、「ある種独特の一体感」を生むのでポイントにはまれば、非常に魅力的な音作りができるでしょう。


「全体のバランス」。これは個人的なイメージです。評価が高ければ「正しく音楽を聴ける」と判断して下さい。
逆に、「◎」が付いていないと言うことは、「個性的な魅力がある」と判断できるでしょう。


また、このテストは「優劣」の判断基準ではありませんし、テスト結果は「あくまでも感覚的な印象」に基づいています。
雑誌のテストなどでもいえることですが、「この表でアンプの音質の優劣」を判断でませんのでご留意下さい。


_____________________


2) 教会での女性の歌声(アカペラ・ソロ)(カンターテドミノ/PRCD7762の10曲目です)

http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm


コメント

300B
独特の艶があり、リラックスさせてくれる。


V20
EAR独特の艶が濃い。好き嫌いが分かれる。


859
品位が高く、クリアーなサウンド。


C7i/M7i
正確だがやや硬さがある。


VA80
正確で深い。


____


真空管アンプは、それぞれ「独特の艶」がのります。この「艶」が好みの分かれるところです。

しかし、この「独特の艶」こそ真空管アンプの持てるすべてであるといっても過言ではないはずです。時として「刺激過ぎる音」を真空管が和らげ「あたかも包み込むような一体感を音楽に与え」て心地よい世界に誘ってくれるでしょう。緊張感を殺ぎ、一体感をかもし出し、あなたをリラックスさせてくれるでしょう。

コンサートの座席に例えるなら、真空管アンプは「一階席中央から後ろより」ないし「2階席の中央」辺りに例えられるでしょう。音はやや濁るかも知れませんが「ホールとの一体感」が心地よい座席です。

比較してトランジスターアンプは「一階席前より」ないし「二階席・ベランダ席最前列」辺りの音です。楽器のきしみ、いわゆる「松ヤニの飛び散るような音」を出すことができますが、「CDの録音や演奏がまずい」と、その「傷」をカバーしてくれる優しさは持ち合わせていません。

ただし、その「厳しさや正確さ」の中にこそ「音楽の神髄」が隠されているのです。音楽から何かを「強く学び取ろう」とされるなら、良くできたトランジスターアンプが有利です。


リスニングルームを「コンサートホールのどの座席にするか?」
適度に「リラックス」するサウンドを選択するか?
それとも「迫真の気迫」を感じ取るか?

そういう感じでアンプをお選びいただければ、イメージが浮かぶかも知れません。


___________________


3) タイタニック・サウンドトラックより15曲目

http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm

 
コメント


300B
ナローレンジの中に独特の味わい。一体感がある古典的300Bサウンド。


V20
レンジは思ったほど広くない。独特の艶と混濁感が心地良い。


859
V20よりもストイックな表現。クリアーさが出色。


C7i/M7i
全体的にがっしりしてソリッドな感じ。現代的ラックストーン。


VA80
コンパクトな回路なので、音の純度が高い。


____


最後の締めくくりに、最新版「タイタニック」のサウンドトラックより15曲目を聴いてみました。このサウンドトラックは「PMCのモニター」を使って本当にお金をかけて作ってある音です。また、電子音と人間の肉声、アコースティックな楽器の音がミックスされていますが、それぞれ良く考慮されお互いの良さを引き出すよう作製されています。

このソフトを「心地よく」再現することはさほど難しくありませんが、このソフトを「正確」に再現するには「音の精度=物理特性」も高くないと駄目なのです。

出だしの「低音部」は50Hz以下の「低音再現性」のテストに最適です。B&W802S3ではぎりぎりの線です。

この低音を量感豊かに再現できれば「低音の量」は確保できているといえるのですが「音階・音程」が明瞭に聞き分けられなければ「量があっても歪みが大きい」といえるのです。


V20はその代表例です。
「量は確保」できていますが「低域のダンピングが不十分」で「音階が不明瞭」です。


もっとも再現性が高いのは「ラックス」ですが、このアンプは中高域が「やや粉っぽくなる」という、ハイパワー・トランジスターアンプに共通する欠点をかかえています。

しかし、この結果は「あくまでも、「B&W/802との組み合わせにおけるテスト結果」です。スピーカーを変えれば、結果は変わることもあります。


次に「女性の声が長いエコーを伴って」聞こえてきます。このエコーの長さで「アンプの聴感上のS/N感」が判断できます。

ここで300Bは「独特のエコー感」をかもし出しました。この「品位あるエコー感」こそ「300Bサウンド」といえるのではないでしょうか?

エコーが長いということは「短音のS/N」の良さを示しますが、V20の結果が「カンターテドミノ」の場合と異なっています。これは「生のホールトーン」と「電子エコー」の差であるとお考え下さい。

「生の音」と「電子サウンド」はその再現性が根本的に異なるのです。「生のエコー」はアンプで何らかのエコーがかかれば「時として混濁し短く」なりますが「電子エコー」はアンプでエコーが付加されれば「長く」なります。


つまり、300BとV20はアンプ内で「何らかのエコー」が付加されたとご理解下さい。
しかし、その「エコー」こそ「味わい」だとも言えるのです。


「声の表現」は、そのまま「アンプの色気・艶っぽさ」に通じます。
この項目の評価は、そのアンプの「音楽に対する表現力」であるとお考えいただいて差し支えありません。


もう少し曲が進むと「リード楽器」と「笛の音」が入ってきますが、この二つの音をどれだけ分離できるかで、そのアンプの「異なった音の楽器の分解能」の高さが判ります。なぜなら「どちらの楽器も管で音が共鳴します」がその音波の発声が「根本的に違う」からです。

「リードは鋭い音の成分」が強く「笛は柔らかい成分が多い」のです。

リードと笛の分離が悪いと、アンプの音の立ち上がりが遅く「多くの楽器が重なったとき、音が混濁する可能性が高い」ことを示しています。


このテストで300BとV20の評価が低いのですが、逆に「きつすぎる音を和らげてくれる=音が柔らかい」と評価することもできます。

「バックと笛の分離」の項目は、「似通った楽器の音の分離」を示しています。

この項目での評価が低いと、「楽器の数が増えたとき分解できなくなる可能性」が高くなりがちです。

やはりこの項目での評価が低い300BとV20は、どちらのアンプも「ある種の混濁感」が存在することを示めしています。

しかし、「混濁感が強い」ことは「楽器の響きに一体感がある」と評価することもできるのです。善し悪しの問題ではなく、ステージから「300Bの座席が一番遠く」ついで「V20の座席が遠い」ことを示しているとお考え下さい。


その他の項目はご覧いただいたとおりです。

「全体の抑揚」が大きいと「音楽の躍動感」は大きくなるでしょう。
レンジ感が狭いと「一体感」が生まれるでしょう。

___


総括コメント

今までのすべてのテストは「できるだけ好き嫌いを交えず」公平に行ったつもりです。そして、すべての項目での評価は「アンプの性能や音質を決定付ける」ものではないことをご理解下さい。

評価が高ければ「音や音楽への色づけが少ない」ことは間違いありませんが、評価が低いことは「音が悪い」のではなく「個性的な音作りがなされている」とお考え下さい。

完璧な「再生装置」などあり得ません。また「人によってその完璧=求める音」もまったく違うのです。お皿で料理の味が変わって感じられるように「オーディオ機器も外観の好き嫌いで音が違って聞こえる」かも知れません。

いずれにしても「組み合わせるスピーカー」によっても音は変わるでしょうし、これだけのテストで「ある程度の指標」は示せると思いますが、「実際にアンプをお選びになるときには必ず試聴の上ご確認」を御願いしたいと思います。

「あなたが聴く」ものは、「あなたが選ぶ」それが「趣味」のすべてなのですから。


追記

98年12月5日に、Woodham 300Bを2台使って、「モノラル」での試聴を行うことが出来ました。
結果は、にわかには信じがたいほどの音質向上が実現したのです。

帯域が広がり、繊細さが増し、立ち上がりが早くなり、力感が増し、癖がとれてバランスが良くなり・・・
絶対に同じアンプとは思えないほど、音質は向上しました。

このアンプは、本来「モノラルで使用」することを念頭に設計されているに違いありません。

また、モノラル・ステレオにかかわらず、「プリアンプ」を必要とするようです。

EAR-834LやC.R.D-カルメンタなどのプリアンプと組み合わせることで、音質は明確に向上しました。

2台の販売価格を考えると、手放しではおすすめできませんが、「Woodham-300Bをモノラル」使用すれば、「300Bファン」のあなたの期待を、決して裏切らない、「透明で品位の高いウエスタン300Bの音」を聴かせてくれる「本物の300Bアンプ」であると断言できます。
http://www.mmjp.or.jp/ippinkan/newpage120.htm

25. 中川隆[-10331] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:43:50 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1995] 報告


★★タンノイで聞こうよ!★★
http://ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html

以下、K = 楠 薫

楠 薫のオーディオ三昧
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audioindex.html


128 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/06/30(土) 08:18

タンノイ スタ−リング以上の製品に良く合うアンプ等を御教え下さい。


129 名前: 50 投稿日: 2001/06/30(土) 08:54

マランツの真空管、マッキン、クオード等で鳴らしたり、鳴らしている人の音を聞いたりしたことがありますが、

マランツだと端正で標準的な音、

マッキンだと弦が耳をくすぐるような美音、

クオードだとかなりレンジは狭まってちょっとキツイところもあるが、 シブくて聴き込むと何とも味のある音で鳴っていました。

この3種は好みもあるけど、定番的アンプだと思います。
あとはKさんよろしく。


130 名前: 戻ってきたK 投稿日: 2001/06/30(土) 10:11
>>129
>マランツだと端正で標準的な音、マッキンだと弦が耳をくすぐるような美音、
>クオードだとかなりレンジは狭まってちょっとキツイところもあるが、
>シブくて聴き込むと何とも味のある音で鳴っていました。

もう、結論、出ているじゃない(^^;
ちょっと追加するなら、

McIntoshのアンプは低域が伸びるのですが、締りがないと感じるかも知れません。パンチ力を望むのも、少々無理。

Marantzはそっけないと感じるかも知れませんが、楽器の持つ質感を一番正確に表してくれますし、タンノイ独特の箱鳴りはあまり目立たず、引き締まった感じがしますので、私個人的には一番好きなサウンドです。

クォードは低域が寸詰まりに感じるかも知れませんが、一番エネルギッシュで古いモノラル録音盤を聴くのには一番かも。


112 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/06/29(金) 08:32

タンノイファンには球アンプ使ってる人多いと思うけど、それら以外に良かった例外的なアンプを教えて下さい。


114 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/06/29(金) 21:59
>>112
ジェフで鳴らすとイヤな音がしなくなる。
ついでに低域も少しは締まる。
ホールトーンも、はにゃ〜んと聞こえる。


131 名前: Kさんおしえて 投稿日: 2001/06/30(土) 11:29
>>114
のジェフは合わないんでしょうか?
最新アンプでおすすめはあるのですか?


132 名前: 居座っちゃった? K 投稿日: 2001/06/30(土) 17:10
>>131
ジェフの音は確かに綺麗だと思います。
解像力もあって、ホールトーンも素晴らしい。
でも、特にプレステージ・モデルの G.R.F.Memory より上の、38cmユニットを駆動するには、少し柳腰風。

ただしこれはメインが Model 10、プリが Synergy II での感想。
新しいModel 12 とCoherenceIIの組み合わせは未聴です。


C.R.ディベロップメンツの Woodham 300B は、美しさと伸びやかさで勝負するなら、ジェフを凌ぐと思います。
浮遊感の美しさをこれくらい出すパワーアンプは他にないでしょう。

組み合わせるプリは、同社の Kaster Pro がベスト。
ただ、個人的にはやっぱり低域のドライブ感がもう少し欲しいです。
そういう意味では、ちょっと前のモデルの Artemis の方が良かった様に思います。
ちなみにその前の Remus は低域の締まりがイマイチでした。

以上は、G.R.F.Memory、あるいは Autograph Millennium と組み合わせて試聴した個人的な感想です。


135 名前: Kさんどうも。 投稿日: 2001/06/30(土) 21:20

ジェフで聞いてみたいと思っていたのですが #10でもすこし厳しいようですね。
Kさんの選ぶベストアンプはなんですか
ちょっと聞いてみたいような・・・


138 名前: K 投稿日: 2001/06/30(土) 23:39

どのモデルか、組み合わせるCDプレーヤー、室内楽かオーケストラ曲かどうかで、 違ってきます。

現行のスターリング(トールボーイ型)では、

C.R.ディベロップメンツの Kalypso 10th Anniversary(定価\198,000) か、
ユニゾンリサーチのSR1(Hi-brid Stereo Integrated Amplifier MOS-FET/ECC82×2 80W+80W 定価\150、000)

が価格的なバランスからも良いかと思います。


731 :K:01/08/28 10:33 ID:sPyiG9wk

個人的にはC.R.ディベロップメンツの Romulus 6L6PP(28万)などが、ちょっと耽美的と言われるかも知れませんが、浮遊感まで見事に再生してくれる、好きなアンプだったりします。


344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/15(日) 06:35

Kさんはタンノイ何機種使われてたんですか?
又タンノイ以外に夢中になったスピ−カ−も教えて下さい。


352 :K:2001/07/15(日) 21:31
>>344
>Kさんはタンノイ何機種使われてたんですか?

スターリングが2台、G.R.F.Memory、オートグラフ・ミレニアムです。

>又タンノイ以外に夢中になったスピ−カ−も教えて下さい。

タンノイ以外では、ソナスファーベルのアマトールを持っています。
これはリンの IKEMI → EAR V20 で鳴らしています。

また、ハーベースもいろいろ使っていまして、
HLコンパクトはミュージカルフィデリティーA1との組み合わせで、
コンパクト7は オザワラボ2A3プリメインとの組み合わせとマランツ model7&McIntosh MC240 の組み合わせ等、
まぁ、 自分でも後から考えたら、ほんとうによくやったな、て感じです。

アンプに関しては、HPに載せている他にもあるのですが、良いと思って自分が記憶に留めているのはあれくらいです。


240 :K:2001/07/09(月) 23:30>>232

タンノイだけは欲しくないと言っている人がいるのと同様、タンノイでなくては、とおっしゃる方が居ることも客観視してみて、音楽の楽しみ方、オーディオの奥深さを改めて認識するのも、また良い意味での人生経験となりましょう。

八頭身で非の打ち所のない様なプロポーションと、万人受けする美女の典型のような顔立ちの女性より、多少鼻はペチャンコでガタイが大きく豊満な感じで、どこが良いのか自分でもわからないけれども、付き合ってみると本当に知的で楽しいという女性も居たりします。
で、その女性が実はもの凄い床上手だったりするのがわかって、でもそんなこと他人には言えないし、ましてやそれを自分の目の前で他人相手に実演してもらう、なんてわけにはいかない。
てなわけで、今夜の逢瀬のことを思って、一人ほくそ笑んでいたりすることだって、あるんです。

とことん付き合った人間にしかわからない、あるいは、とことん付き合った人にしか見せない表情というのがタンノイのスピーカーにあるように私には思えてなりません。

これもひとえに、オートグラフをはじめとする数々のスピーカーシステムを手がけた、ガイ・R・ファウンテン氏の、少々オタッキーなまでに極めたそのこだわりに、隠された秘密があるのではないかと、私は思っております。

p.s.
 パラピービッチーニの設計した E.A.R V20 で鳴らすオートグラフを聴いて、こいつら(パラピービッチーニとガイ・R・ファウンテン)は、絶対、スケベに違いない、と、私は妙に納得してしまったのですが、実際はどうなんでしょうね(^^;
 仏ハルモニア盤のクープランのモテット集、本当に見事でした。

317 :K:2001/07/13(金) 23:03>>316

いや〜、本当にタンノイって気難しい、なかなかこちらの思うように鳴ってくれないスピーカーなのですよ。
先日まで使っていた、Red Rose Music の Model 5 は、「銀線の音が乗り過ぎじゃないの? おまけに蛍光灯のノイズに弱い様ね」と、蜜月はわずか1週間。
次のコニサー4.0 は、みずみずしい音と楽器の質感の正しさでは群を抜いていますが、
「S/Nの悪いプリね。私のような能率の良いスピーカーには合わないわ」
と、 たった1週間で足蹴にされる始末。

お気に入りはCD12と、メインアンプがなんと、是枝さんというオーディオ評論家が創った、300Bプッシュプルアンプ。
これって、メチャクチャ高価なんですよねぇ。しかも是枝さんの一品ものだし。

プリは Marantz model7 がかろうじて当確ラインすれすれ。
あとは CR ディベロップメンツのカスター・プロの結果待ちという状態。
EARから出た新しいプロ用プリアンプならV20でS/Nの良さは魅せてくれたから良さそうな気がするが……。

スピーカーケーブルも、あんなにアルテック604-8Kでは素晴らしかったJPSも、「透明感の足りないケーブルね」と、そっぽを向かれる始末。
長崎からφ2.5mm銀単線ケーブルを取り寄せてみたり、友人宅のハーベースで良かった S/A Labs High End Horse3.5 を取り寄せる手配してみたり、もう、大変なんです(^^;


485 :K:2001/07/27(金) 16:067月26日、

昨日の午後、スキャンテックの社長さんが拙宅を訪問されました。
コニサー4.0 の改良モデルを持参していたのですが、「正直言って、ここで鳴らしたくないんです。いじったのは、NFB の抵抗値を3倍にしただけなんです」と平身低頭。

「今、秋のオーディオフェアーに向け、パワーアンプのプロトタイプを制作中です。この完成モデルが12月には市場に出ると思います。それが一段落して、1月くらいから、コニサー4.1の試作に入らせていただきたい。すでにプリント基板のデザインは数種類、上がってきています。実装してテストを行い、完成するのは、2月か3月頃でしょうか。

希望があれば、コニサー4.0から4.1に有償でバージョンアップすることも考えています。
もちろん、4.0 購入時にすでにS/Nの件でお申し出があった方に対しては、無償でバージョンアップ出来るように致します。
ですから、それまではそのまま4.0を使っていて下さい」

と言うわけで、私は聴きたい気持ちをグッとこらえて、聴かずに我慢することに致しました。

で、そういったこともあったせいか、私が S/A Labs High End Horse 3.5 のケーブルをつなげる作業を、快く手伝ってくれました(^^)v

そしてその成果ですが、大笑い。
今まで、「鳴らない」と文句ばかり言っていたタンノイのオートグラフ・ミレニアムですが、なんと鳴りすぎるくらい、鳴る様になっちゃいました(^^;

確かにジャズなどを鳴らすには、JPS の Super Blue 2 は良かったし、低域が肥大せずに、高域まで一本、ビシッと芯が通っていたのですが、クラシック音楽を聴く場合は、特にタンノイのスピーカーを使って「高解像度」かつ「伸びやかな低域」で聴こうとしたら、S/A Labs High End Horse3.5 の方が、断然、気持ちよく聴くことが出来ます。

低域は伸びる伸びる、ホーンの板も、よく響きます。

そして何よりも、LINN の CD12 の、ステージにオーケストラの演奏者がビッシリ密集して並んでいる感じが出てくるようになり、「現代版・オートグラフ」ならではのサウンドを楽しむことが出来ます。

おそらくこの音は、旧タンノイ派からは、

「ソナス・ファーベルじゃああるまいし、小綺麗で分解能良く、色気たっぷりに鳴らしてどうする!」

とお叱りを受けるかも知れません。
また、ウィルソン・オーディオの System 6 派からは、

「分解能ではウチに敵わないんだし、高分解能で聴きたかったら、タンノイなんて問題外」

と言われそうです。

でも、EAR の V20 で鳴らした時の音を聴いてしまうと、もう、後戻りは出来ません。

CD12 のお陰もあるのでしょうが、凛として清々しく、透明感(これはSPケーブルのお陰?)
あふれるタンノイサウンド……。

どこかで聴いたことがあるようだと思ったら、なんとあの、長野県原村のペンション・ムジカの清々しさに相通じるものがあるんです。
もう少し、我が家の方が、低域は出ていますし、V20なら曇らずに、スッと出てくれます。
分解能では、圧倒的に我が家の勝ちです。

時代が変われば変わったで、オートグラフで鳴らす音楽の楽しみ方も、新たな展開を見せてくれるものだと、感心した次第です。

それにしても、V20 で良いとなると、コニサーや是枝300Bプッシュプルアンプが、宙に浮いてしまいます。
コニサーが 160万。是枝300Bが 168万。合わせたものが、55万円少々のプリメインアンプに敗れてしまったと言うのは、なんとも皮肉な話です。

ちなみに、コニサーの社長は、V20になる直前にお帰りになったので、まぁ、良かった様な、悪かった様な……(^^;


516 :K:2001/07/28(土) 14:55

前のログをお読みになったらおわかりになるかと思いますが、現時点での我が家のシステムは、下記の通りです。

CD12
→ Red Rose Music Silver 1(インターコネクトケーブル)
→EAR V20
→ S/A Labs High End Horse3.5 (スピーカーケーブル)
→ オートグラフ・ミレニアム
http://ebi.2ch.net/pav/kako/992/992992601.html

楠 薫 2016年8月のオーディオシステム System3

私の原点とも言うべき、タンノイのスピーカーの中でも、最も欲しかった スーパーレッドモニターのお目見えです!

アンプはプリが EAR864、パワーが EAR861。
クラシック音楽はもちろん、ジャズも実に気持ちよく鳴らしてくれます。

タンノイではジャズは鳴らない、タンノイはクラシック音楽専用、ましてや畳の へやではジャズは絶対無理、などと言って憚らない方々にお聴かせすると、 目が点になって、絶句するのが楽しくて、ついつい、やり過ぎてしまいます。

スピーカーケーブルは AET Evidence SP 2.7m です。

電源ケーブルも、インターコネクトケーブルも、皆、AET Evidence Evidence シリーズで 固めているせいか、実にワイドレンジでスケール感抜群で切れ味もあり、拙宅には 欠かせないケーブルです。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiohistory/AudioSystem2016/audiohistory20160812.html

楠 薫 2017年12月のオーディオシステム System3

EAR の EAR864B と EAR 861 は故障することもなく、修理を終えたタンノイのスーパーレッドモニターと共に元気よく鳴っています。

EAR912 と EAR509 II は Kubala・Sosna ケーブルを介して Sonus Faber Stradivari Homage を鳴らすと、実にエロティック、 デカダンスの極みのサウンドを聴かせてくれます。

バッハ(Johann Sebastian Bach)のヴァイオリン・ソナタや教会音楽、中でも女性2声によるCouperin 'Motets'には 高貴さを通り越して、禁断の香りが漂います。
Tim de Paravicini氏はまだ健在で、アナログレコードに現在は精力を傾けている模様。

長生きされることを心より祈るばかりです。
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audiohistory/AudioSystem2017/audiohistory20171230.html

▲△▲△

EAR については


EAR の真空管アンプ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/947.html

CD 専用プレーヤー EAR Acute Classic _ ティム・デ・パラヴィチーニの世界
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/853.html

26. 中川隆[-10330] koaQ7Jey 2019年5月19日 08:45:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1996] 報告

ゲルマン民族であるイギリス人は音楽への豊かな文化があるが吝嗇家で有名で、日本で云うエントリークラスの小型スピーカーと薄型アンプしか売れない。

そうやってコツコツと貯めたお金は長期のバケーションでパーッと一気に使う

英国のハイエンド製品はほぼ輸出用である。国民性による価値観の違い。

27. 中川隆[-10328] koaQ7Jey 2019年5月19日 09:24:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1998] 報告

英国貴族が使っているオーディオ機器は

【デッカ デコラ】

「倉庫として使っているので、ただ置いてあるだけ。人にお聞かせできる状態ではありません」とおっしゃるモアさんに「隠れ家」繋がりでお邪魔した。


レコードとオーディオの部屋
http://more.main.jp/


ただ置いてあるだけとはいうものの、よだれが垂れそうな機器類は全て結線されており、6セットのスピーカーはいつでも音が出せるようにスタンバっていた。

中でもひときわ異彩を放って目を惹かれたのがデッカ デコラ。
数ある機器の中でも孤高の存在感がある。

いろいろとオーディオ遍歴を重ねて来られたモアさんが、

「クラッシック音楽を聴くにはもうこれ一台あれば何もいらないと」思わしめたしろもの。

かつて五味康祐氏が、その著書の中で「デコラの上にオーケストラが展開している」とその驚きを書き記した。日本には当時3台しか輸入されなかったという幻のコンソール。

正に拝聴という言葉が似合うが如く、鎮座して耳を傾けた。

品位がある音とはこういう音のことを言うのだろう。そこはかとなく味わい深い飴色の響が綺麗に漂っている。コンソールの廻りを中心に波紋のように音が広がっていく。完結したシステムから流れ出る音楽は確かな一つの世界を構築している。モアさんが「上がり」を宣言したお気持ちが理解できる。

もともとは広いホールに置いてゆったりと音楽を楽しむために作られたものと思われるが、様々な設置環境でもその美しいホールトーンを満喫できると思った。少し高めの椅子に座って聴くと、コンサートホールの2階席最前列に座った様にフルオーケストラが展開する。座して聴くとコンソール中央の箱の中に人が立って演奏している様なリアリティがある。

部屋のどこで聴いても音の広がりを体感でき、その音色が変わらない。不思議に思っていると、モアさんがスピーカーのサランネットを外して中を見せてくれた。おお!まるでボーズではないか。モアさん曰く「BOSEのスピーカーの原型ですよ、これは」  仰る通り’60年代前半ステレオ黎明期に既に音の反射を計算して臨場感と広がりを出す技術が確立していたとは驚きである。


「モアさんの隠れ家」へ
http://www.shu-ks.com/zakki/0moresan.html


他のシステムはただ繋いだだけと仰るが、そこはオーディオマニアでもあるモアさん、与えられた条件の中でもベストを尽くすべく、BBCの銀箱モニター5/1や3/1からはJAZZ向きにチューンされたエネルギー感のある音が出ていた。こちらのシステムは先日行われたStudiok'sのイベントで山本さんが出していた音に触発されたご様子で、かなり煮詰めた調整をされていらした。まだ発展途上の段階と謙遜されていらしたが、どうしてどうして解像度の高い澄んだ音が聴こえたきた。この先どうなってしまうのか。


デコラとは違う意味で、古くて新しい音に耳が反応した。JBLのハーツフィールド。実力の半分も出し切っていないとのこと。以前自宅ではぶ厚い土壁でできた部屋のコーナーにぴったりとくっつけて置いていたそうだ。その時の目の覚めるような鮮烈な音はここでは聴くことができないと仰る。確かにここは倉庫代わりに使っているので、ハーツフィールドの実力は出し切れていないのかもしれない。しかし私の耳には亡くなる直前のチェット・ベイカーの奏でる憂いに満ちた深く柔らかな音色が耳から離れなかった。音楽の表現力は今もって一流である。ハーツフィールドの実力の片鱗を垣間見た。
http://www.shu-ks.com/nikki/2005/nikki8-1.html


オーディオ雑記帳 3
http://more.main.jp/zakkichou03.html


2005/1/12
僕の隠れ家にはこれ以上オーディオ機器が入らないのに

「モアさん、聞いてみます?」

との誘惑に負け、浅はかにもその人物の思惑通り、購入を決めてしまった(幻の機器)DECCA デコラ。

そして、今日、デコラが運ばれてきた。

ポンと置いただけなのに、僕はこのデコラの音を文章に書けない・・・いや、表現する能力がない・・・

まるで色とりどりの宝石のような音としか表現できないし、デコラ自体まるで(音を聞いた後には)宝石箱のように感じる

ブリッジ接続のお手伝いをしていただいた百戦錬磨のA氏も黙って聞き入っていたので何か感じるものがあったのかもしれない

2005/1/15
デコラが来て以来、僕のオーディオ感が全く変わってしまった・・・

長年付き合ってきたオーディオたちの音が全てモノトーンに感じられる。オーディオでこんな衝撃的な経験は今まで無いので戸惑っている

デコラを聞いた後レビンソンもマランツもBBCもJBLも困ったことにモノトーンになってしまった

使いこなしとかケーブルとか今までの努力は???自分がバカに思えて笑いがこみ上げてくる

もう少し早く会えば音楽だけを楽しめたのに・・・でも、出会えたことに感謝しなければ

今はデコラにあった書斎が欲しい


デコラは僕に言う

僕と付き合うのなら、音楽は僕が聞かせてあげるから、僕の側でもっと知性を付けなさいと


2005/1/18
デコラについてもう少し・・・

オーディオ雑誌のようにオーディオ評論は聞いてもいないのに誰か有名な人が絶賛すると如何にもよい音が出ていると感じてしまうものだ。デコラも例外ではなく古い雑誌での評価は高い。

しかし他のオーディオ機器でも同じだが、所有者のみなさんが(全ての音楽を)最高の音で聞けるわけではない。

それには電蓄といえどもノウハウが必要で、長年にわたっての経験がありデッカ・カートリッジの性格やこれに合うレコードを一瞬でチョイスできる事が出来なければ簡単にはこの音質を手に入れられない。

アナログレコードを表面でしか知らない人やデッカ・カートリッジの激しい性格を熟知していない人がポンと置いても(そよ風のような、空気のような)空間に漂う音楽を得ることは難しいと思う。

僕のデコラがデッカのアームではなくデコラの高級仕様のガラードのターンテーブル・アームが付いていたならば購入したかどうか分からない。音楽を鳴らす自信がないからだ。


デコラのネットにはグリーンとブラウンがあり発売当時チョイスできたのか分からないがグリーンネットは初期型に使用されたものではないか?と言う人もいる。シリアルは101×で1001からの製造番号だと1×番目となるが詳しくは分からない。

この他AUX 端子もあるのでCDも聞けるが何か場違いな感じがして繋ぐ気にならない。

またツィーター用の外部補助端子も付いているが高音に関しては全く不満を感じないし、使用するとかえって音質を悪くするような気がしてならない。

チューナーの音質は音楽観賞用としては多少不満がのこるが立派なもの。

電源はこの頃のイギリス仕様らしく世界で使用可能な100〜240V

「生きている!」

そう、デコラは生きている! と書いて殆どの人が笑うであろう。しかし、そのように書く以外書きようがないのだ。まるでこちらの気持ちを知っているようにデコラは音楽を奏でてくれる。

オーディオ機器がその日の気分、天気、湿度によって音質の感じ方が違う経験を持っている人も多いと思うが、デコラにはそれがないのだ。こちらの気持ちに合わせて最良の音質を聞かせてくれる。

面白いことに同じ感じ方をしている人が同じようなことをSS誌別冊「サウンド・コニサー」に書いている。・・・まさか「生きている」とはさすがに書けなかっただろうが、僕が著者と同じ感覚を持ったことはほぼ間違えがないと思う。ここに書いてあることはデコラを所有した今、頷くこと以外僕には出来ない。デコラを知らなかったら笑いながら読むだけだっただろう。

デコラを言葉でなにか慎重に選ぶとすると、「風景」という言葉を使いたいですね。ぼくは聴いていて「風景」が見えるような感じがするんですよ。

---中略 ---

冬に聴いていますと、夜など、雪がしんしんと降り積もっている様子が頭にうかびます。夏に聴けば、風がすーっと川面をわたっていくような感じ、春に聴けば春うららっていうような感じ。自分の気持ちのもちようとか四季のうつりかわりに、わりに反応するような気がする。池田圭氏も夏に聴きにこられて「庭をあけてたら景色とよく合う、こんなのはめずらしい」といわれてましたんで、ぼくだけがそう感じるというのじゃないと思います。レコードを聴きながら、いつも風景を見させてもらっている。逆にいうと音から季節感のようなものが感じとれる、それがデコラのよさでしょうね。

---中略 ---

「風景がみえる」というのが、やはりぼくは最もふさわしい表現だと思います。

最後にSS誌別冊「サウンド・コニサー」写真の説明文がデコラの全てを語っている

これぞ幻の名器、デッカ・デコラ。伝統的な英国家具調の仕上げは優美そのものである。ずば抜けて深みのある再生音は、英国の叡智の結晶とも称すべきもの


2005/1/19
デコラが来てから1週間。未だに最初の衝撃は消えない

これ以上デコラについて書くことはないが、最後に僕がデコラにしてあげたことはコンセントを入れたこと以外無い

幸いしたのは多少レコードの知識が僕にあったことぐらいで、それが全てである


2005/1/29
全ての機器に火が点くようになった。あとはケーブルをうまく纏めなければならない。といってもデコラ以外の音は・・・笑っちゃうほど全然駄目である。部屋の問題は大きいなぁ
http://more.main.jp/zakkichou03.html


オーディオ雑記帳 4
http://more.main.jp/zakkichou04.html


ハーツフィールドはプレーヤーにガラードとフィアチャイルドのカートを持ってきて以来、気持ちよく「歌う」ようになった。借り部屋なのでハーツにパワーを入れられないが、小〜中音量でこれほど「歌う」ハーツは経験がない。

デコラをハーツのような表現で言うと「奏でる」で、この言葉がデコラの全てを表現している。

最新の機器は綺麗な音、美しい音、凄い音で鳴るのは認めているが「歌う」や「奏でる」という表現はうまく出せない気がする

コンクリートに囲まれて部屋的には条件が悪いと思うが、それでも「歌う」「奏でる」ヴィンテージ機器は面白い。音質的には最新機器の方が圧倒的に凄いのだが表現での何かが欠けている?と思うのはヴィンテージ機器を使っている誰でもが感じていることかもしれない(8/18)


僕は何故か他人の音に興味は無い。SS誌の「何とか訪問」を見ても聞いてみたいと衝動に駆られる部屋はずいぶんと前から全くなく、デコラで気品がある音質を手に入れからというもの、ますます他人の音が気にならなくなった。

これが40年前の音?と驚く人も多いと思う。聞いてみないと絶対に信じられないだろう。
http://more.main.jp/zakkichou04.html


オーディオ雑記帳 6
http://more.main.jp/zakkichou06.html

自宅では1日中デコラを鳴らしている。

蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Mac に繋げてエンドレスで流している。最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。

一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。

人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。
これなら、あと30年は音楽が楽しめそうだ。


SG520の下の段がPCオーディオ心臓部で、Macminiから無線でデコラと繋いでいる。

Mac → AirExpress → CELLO DAC → DECOLA・・・

この音は麻薬的な音である(2008/10/21)


再びデコラ

ムラードの真空管EL34が逝ってしまった。

2、3日前から電源を入れるとバキバキといやな音。そう、真空管が駄目になるときの特有の音。購入してから2年間もの間、逆に言うとよく持ったものである。購入したときに確認したが、このムラード後どのくらい使えるのだろう?と思いつつも2年間過酷な使用によく耐えた。

しかし現在では良質のムラードを4本集めるのは至難の業。
きっとそれだけで数年費やしてしまうだろう。

EL34はある時期の東欧テレフンケンの音が気に入って同ロットを一気に70本購入し在庫してあるが、ムラードのような音はでない。

きりっと締まったデコラから優しい音のデコラに変わってしまった。

残念であるが、これはこれで母も気に入ってくれているので今後デコラを所有する限り、この音で聞くこととなる。

まぁゆっくりと探して良質のムラードが手に入ったならばもう一度デコラを蘇らせることも出来るので、それまではオーディオは引退できないかもしれない。

真空管といえばダイナミック・オーディオのA氏に EL34 を5、60本引き取ってもらったことがあるが、所有するテレフンケンの前に持っていたロシア製の真空管で、当時売られている中ではまともな音質だったので、やはり同ロットを一気に購入したものだが、同ロットで購入しないと安定して一生同じ音で楽しめない危うさがある現在の真空管。

こういう意味でも真空管アンプ保持には人知れず努力している人は多いと思う。

A氏、・・・現在入手できうる良質の真空管で機器を調教し自分に合わせていく・・・という言葉が身にしみて分かるような気がする(2008/11/19)

贅沢を言うと夜に思いっきり雰囲気のある部屋で音楽を聴きたい。・・・

そして旨い酒と極上の女性
http://more.main.jp/zakkichou06.html


オーディオ雑記帳 7
http://more.main.jp/zakkichou07.html


オーディオ近況(僕の身勝手なオーディオ・アクセサリー論)

EMT927を設置してから5ヶ月、昨日(湿気の関係もあるだろうが)はじめてステレオレコードがこのような音で聴けるのか!と言うような感動できる再生が出来た、まだ良くなるような予感がする

僕は前述したとおり、設置したときに、ある程度満足した音が出たならそれ以上機器をいじらない。そして良い音が出るまで鳴らし続け熟成させる。30年以上?オーディオを続けてきた経験からそのようにしている。

そして、熟成させたオーディオとは、逆に今現在の音を高価なアクセサリーやケーブルなどで壊されるのが怖い、と言うくらいまで満足のいく音が聞ける事であると思う。

僕はレコードコレクターである。毎日のようにレコード店を回り良い音の素晴らしい演奏を探し続けている。自宅に保管している大量のレコードをオーディオマニアが毎週のようにアクセサリーなどで音を追求している暇はなく、一枚でも多く良い演奏を聴きたい。

趣味は趣味、オーディオで音の変化を楽しんでいる人もいれば、僕のように一枚でも多くの演奏を聴こうとする趣味の人もいる。いろいろな人がいる中で、HPでアクセサリーなどを絶賛するのだったら少なくとも絶賛する人が一生使い続けていく自信のあるもの、そのような価値のあるものだけにしてほしい、僕みたいなアクセサリー初心者には大変に迷惑なのだ。毎週、毎月、毎年のように、このカーボンが良い、このケーブルが良いと言っているオーディオマニアが、とても満足できる音を出しているとは思えない。

と、言う僕も過去に雑誌などに踊らされて高価なケーブルなどを購入した経験があるがその殆どが使い物にならず、ゴミケースの中へ。そして得た結論は、その場で音の変化が判るようなアクセサリー、ケーブルには手を出すなと言うこと。

とてもアクセサリー評論など当てになるものはない。しかし現実は高価なケーブル・アクセサリーは癖が強い(強くなきゃ売れないわけだが)


僕が満足するケーブルは結構、癖のない安価なものに多く、ケーブルでは細い方が多く感じる。

さらに5年以上使い続けると他のものに代替えがきかぬほど熟成が進むのも安価なケーブルに多い。

そして何より、僕にとっては何年かに一度する端子磨き、これがどんなアクセサリーよりも効く!!

完成されたオーディオとしてはアクセサリーの入る隙のないデッカ・デコラが一つの答えだろう。

この品位ある音を聞いてしまうと何一つ改造(付け加えても、引いても)してはならないと直感して判る

実現不可能だが、以前Studio K'sで音楽喫茶をやるのだったらデコラで行いたいと山本氏に言ったことがある。そしてレコード演奏には古楽の権威であるA氏に頼みたい。移動に十万円以上掛かると思うが、費用が解決できても、たぶんStudio K'sにはクレーンを使っても入らないと思う。(2009/11/6)


デコラとLNP

自宅にいる時には8割くらいはデコラが鳴っている。

しかもデコラから流れるのはバロック音楽。

Macmini ~ USB ~ NU FORCE Icon uDAC~ 同軸 ~ Cello DAC

に流していて、これらをiPadで遠隔操作している。

デコラできくレコードのように100%満足するわけではないけれど、かなり心地よい音が常時部屋を充満するあたり、便利な世の中になったものだ。

事務所に設置してあるオーディオ機器をレビンソンに戻した。Cello は約2年間頑張ってきたつもりだけれども、

LNP ~ Cello encore power ~ JBL S9500

で鳴るジャズは

EMT927 ~ marantz ~ ハーツフィールド

で鳴らすジャズとは別物だけど高い次元で別世界を魅せてくれる。1年以上前から初期型LNPを聴きたいと人に頼まれていて、ようやくCelloを片付けLNPを聞きなおすと素晴らしい。聞いた人しかわからないが、今の機器では絶対に表現できないジャズの音がある。

この音質が聴ける限り、何も触りたくない、というかケーブルさえも替えたくなくなるが、毎週のようにケーブルを交換しているオーディオマニアの人たちは一体どんな音で満足するのか?

(ほとんどの人が、もっと良い音になるに違いないと思って交換するのだろうけど、自分では気づかないうちに今の音に不満があるからだと僕は思っている)僕には理解できない。(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html


オーディオ雑記帳 8
http://more.main.jp/zakkichou08.html

僕が考える理想のオーディオ部屋

ステレオサウンド誌がいつ頃かは分からないが『音楽が聞こえない部屋の写真』が載るようになった。マニア紹介でも訪問でも、皆揃ったように誇らしげに高価な機器を並べ立てた部屋で、まるでオーディオショップのようなリビング。最近ではよく恥ずかしくもなく、いい親父が自慢げに載るよとあきれ顔。

オーディオ評論家が音を伝えられない文章を書き始めたのも同時期のような気がする。評論の総括は決まって曖昧な和製英語で語られ、結局何を読者に伝えたいのか?

しばらくして、一流のオーディオ専門誌が二流のオーディオ広告雑誌にみごとに変貌を遂げた。それからというものオーディオ評論家と名刺でも出されると大笑いしてしまう自分がいる


僕は一枚の写真・・・暖炉のそばにデコラが他の家具と一緒に、最初からそこにあったような自然な感じで置かれていた・・・

それは多分イギリスの貴族の部屋だと思うが、こんな部屋で音楽を楽しみたいと長年思っていた。

時の流れを忘れさせてくれる部屋、それが僕の理想となった。

再開発の話が出たときにチャンスだと思った。そしてまだまだ家具などは揃わないが、時間を忘れられるような部屋が出来つつある。

先日、母といっても84歳だが友人を連れてきて部屋を貸してくれというので、デコラから小さな音で音楽を流して部屋を出たら、普段30分もしない間に帰るのに、その日は2時間部屋にいたらしい。

そしてまた遊びにきていい?と友人にとっては非常に心地の良い部屋であったらしい。
すこしは記憶の写真に近づいたかな?と理想の部屋作りは始まったばかりだ。(2012/12/10)
http://more.main.jp/zakkichou08.html


オーディオ雑記帳 10
http://more.main.jp/zakkichou10.html


ジャズ再生の間にdecolaでクラシックを聞く機会が多くなった

というのも、sony music unlimited というネット配信サービスを使い一日中バロックを decola に送り込んでいるのだ。

今まで長い間 decola に Mac miniを繋いで HDD にリップした AIFF を再生するも、もちろん music unlimited を再生するもレコードに比べ不満が残り本格的に聞く気がおこらなかった。

ところが半年前使っていないオヤイデの銀線USBケーブルを遊び半分に繋いでみるとレコードの時のような decola の音が…

この銀線USB、他の組み合わせでは全く使い物にならなかったのにオーディオとは不思議なものである。

慌てて他の銀線も試したくなり早速ダイナミックのA氏に連絡してオーグラインのUSBとRCAを注文。

decola のオーディオインターフェイスには apogee DUET2 を使っている。

見た目だけで購入したが decola に触らず、音量は DUET からで使い勝手がよい。

そういえば、オーディオ中古専門業者で decola が売られていたがテレフンケンの球が刺さっていた。僕もこの球で一回試してみたが全然ダメで直ぐに mullard に直したが、この業者で扱っている decola は本来の?良い音が出ているのであるのか?一回聞いてみたい気もする

A氏に銀線を頼み2ヶ月経ったがオヤイデとオーグラインの差は大きくはかわらなかった。どちらかと言えばオーグラインの方が安定感があるクッキリとした音だが、オヤイデを選択した。

オヤイデの少し暗く不安定な音(?)が僕の decola には合っているように感じたからだ。しかし何故僕の decola は銅線がダメなのであろう?不思議だ。 ( 2014/9/28 )
http://more.main.jp/zakkichou10.html

 

▲△▽▼

オーディオ・マエストロ デコラと電蓄 2009年9月記
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html
2ウェイ、3ウェイスピーカではウーハやツィータそれぞれに適した信号を入れる必要があります。これをマルチウェイスピーカシステムといいますがこの方式は古くから存在したようです。

おそくても1930年までにはあったようでイギリス時代のハートレーは一般家庭用として1931年には46センチウーハと25センチウーハによる2ウェイスピーカを発表していました。ウエスタンに代表されるトーキーサウンド用途には無論それ以前から取り入れられていました。


マルチウェイスピーカは一台のアンプの信号をネットワークで分離するのですがそれにはコイル(L)とコンデンサー(C)を使うのです。コイルは低音域では抵抗値が少なく高音域では増えるという性質があります。コンデンサはその逆の性質をもちます。コイルとコンデンサーを用いたLCネットワークではその性質を利用して高音域と低音域をわけるのです。


Lを一つ、Cを一つ使ってスピーカーと組み合わせた場合を考えましょう。スピーカに直列にLを入れると高音になるに従ってLの抵抗値は増えていきます。するとスピーカに加わる電圧は高音になればなるほど下がるので音量は低下します。Cを入れれば低音ではCの抵抗値は高いので音量は少なく、高音になればなるほど増大します。


LをウーハにつなぎCをツィータにつなぐとこれでマルチウェイスピーカとして動作するわけですが、LやCの素子が一つだと1オクターブで6dBの変化が生じるわけです。


1オクターブの変化量は6dB 、12dB 、18dBが普通ですが稀に24dB 型も存在します。例えばケリ−のリボンツィータは24dB型ですし一部のスーパーウーハなどにもあります。不要な帯域を鋭く遮断するには変化量を大きくすればいいのですがそのためにはLやCの数を増やさないといけません。それは音質劣化に繋がることが多いのです。でもそうしないと帯域外の音が悪影響を及ぼしたりスピーカそのものが破損する可能性が高いので、やむをえずそうしないといけない時もあります。たとえばリボンツィータでは遮断カーブを緩やかにすると遮断周波数を高くしないかぎり直ちにリボンが破損するのです。


さてクロスオーバ周波数という言葉は御存知でしょう。ウーハやツィータをクロスさせる周波数をそういうのですがそれぞれのレベルが3dB下がったところを一致させて、そこをクロスオーバポイントといいます。そこから以降をオクターブ6dBで変化させるものを6db型、18dBで変化させるものを18dB型といいます。前述のように英ワイアレスワールドをはじめ戦前の「無線と実験」などにも以上のことは出ていますし一部の超マニアの間やWE などではこれは常識でもあったようです。


日本でも一部のスーパマニアは1930年代から楽しんでいたようです。一般書の記述としては白州正子氏の青山二郎伝記書が目を引きます。氏によると太平洋戦争前にすでに青山二郎は伊豆にあった別邸で低音高音に多数(おそらく10個程度)のスピーカを並べた大型システムを聴いていたようです。

白州正子が指摘しているように戦後書かれた小林秀雄のモオツァルトはこの壮大なマルチウエイの青山電蓄を聴いてその音に触発されたことが切っ掛けの一つになったことは間違いありません。小林秀雄は戦前からのオーディオファンであり五味康祐や瀬川冬樹に多大な影響を与えたことは良く知られています。

小林秀雄全集にも収録されている評論「蓄音機」では五味の狂人ぶりを優しくからかっており、そのことを五味は大層光栄に思ったようです。小林は五味のことをバスタオルと渾名し「この種の狂人は嫌いではない」と書いていて、戦中戦後のある時期骨董に狂った自分に五味を重ねて見ていたようです。大先生に誉められたことがよほど五味は嬉しかったのでしょうかSS誌に書かれた文章には時折そのことに触れておられます。その経緯を知らないと気付きにくく読んでも何のことか分からない書き方ではありますが。


瀬川冬樹は創刊まもない頃のSS誌で、ゴッホ美術館で手持ちの複製画の本物を見た時その本物は所蔵の複製画の複製に見えた、という小林秀雄の有名な一文を引いてオーディオ論を展開していました。今日眺めても極めて優れたオーディオ論で、瀬川畢生の名論文だとおもいます。

蛇足ながら小林秀雄は評論「蓄音機」でオーディオ趣味が壊滅しつつある50数年後の今を、途中の隆盛の時期を含めてほぼ正確に予想していてその鋭い推論推察に全く脱帽せずは居られません。瀬川冬樹も五味康祐も自分が滅んだ後にはいずれそうなると分かっていたとおもいます。


脇道にそれると思いますが瀬川冬樹氏の名論文は1960年頃のラジオ技術誌の「私のリスニングルーム」、しばらくあとの「M夫人のクレオさん」(クレデンザのこと、M夫人は福岡で御健在)、1960年代半ばのラ技連載の一連の「これからのステレオ装置」などであり、個人的には1970年代の瀬川さんは抜け殻としか思えないのです。それは瀬川さんも分かっていたようです。

お亡くなりになる直前のことですが倉敷在住のIさんに、ぼくはもうだめなんだ、体もだめだしオーデイオも堕落してしまったんだ、今一度昔に帰りたい、45とアキシオム80に戻りたい、そのために80は8本用意しているんだが、、、と述懐されたそうです。

瀬川さんのピークはJBLの蜂の巣ホーンをお使いになられたマルチアンプ時代の頃まででしょう。Iさんからその話を伺った時、なぜか太宰治を想いました。氏が癌に侵されていることはそのころは既に衆知のことでした。しばらくしてお亡くなりになったのですが大村一郎としてはS字状結腸にできた腫瘍で亡くなったとしても瀬川冬樹としてはそうではないと思ったものです。


五味康祐もそうかもしれません。五味のオーディオのピークは1950年代半ばの芸術新潮連載「五味康祐LP帳」のころです。その時代に散々し尽したからこそ1963年に始まったあの「西方の音」(これは西方浄土からきてきるのでサイホウと読む)では達観の境地に達しているわけです。

オートグラフが最高と仰るのは散々道楽をして来たから言えることでオートグラフはいわば釣り道楽の「ふな釣り」に相当するのではありませんか。「西方の音」P21にある京都「四明岳」での詩人Yさんの話は、「五味康祐LP帳」では自分のこととしてもっと生々しく赤裸々にお書きになられていました。東大泉のリスニングルームの「浄」という書はむろん浄土からきているものですが、LP帳からの10年ほどの歳月がいかほどのものかが偲ばれます。あのリスニングルームは五味にとって西方浄土の地であったのでしょう。

連載が始まってしばらく経った頃あの不幸な交通事故があったのです。その頃中学生だった私はなぜかそれを伝えるニュースを覚えています。たしか日曜日の昼のNHKニュースでした。氏愛用のいすゞヒルマンミンクスのブレーキはとても効きにくいという後日談もなぜか記憶にあります。あの事故で連載は一時中断されました。そして事故前と事故後は明らかに変わってきています。事故前はオーディオ的であり事故後は音楽的哲学的であるのです。

単行本「西方の音」は芸術新潮に数年に渡り連載されたものを要約してまとめたもので巻頭はあの「シュワンのカタログ」であります。でも芸術新潮連載第一回目はテレフンケンS8のことでした。そのことでもお分かりのように単行本では再編集や要約はかなり為されています。連載の初期はオーディオの側面が強く、単行本では文学的に昇華しているようです。ですから1963年から65年までの芸術新潮を図書館などで御覧になられたらオーディオ的には新たな大きな発見があるのではと思います。LP帳は単行本化されていません。


「西方の音」で一番どこが五味さんらしいところか、別の言い方をすると、どこが「バスタオル」的かといえばここでしょう。こういう五味のひたむきで純粋な打ち込み方を小林秀雄はするどく見抜き、評価していたのだと思います。P178


ー白状すると、あの交通事故以来、私の経済状態でアンプに四十万円の出費は苦しい。売るものは蔵書しかない。文学を売るにひとしい。それでも格段に音が良ければ買わざるを得ないのだ。そういう打ち込み方を、つまり、生き方を今日まで私はして来た人間だ。文学に音楽が必要ないなら、そういう文学は私に必要なかったまでのことだ。ー


お亡くなりになる数年前に某青年のことを、気になる点がないではないがと評されたことがあります。文学に音楽が必要ないなら、そういう文学は私に必要なかったまでのことだ。ぼくはそういう生き方をしてきた。君にそういう覚悟はあるのか と言いたかったのでしょう。音楽を捨てて文学に走る人だと見たに違いありません。某人の部屋の写真をみると文庫本が山のごとく写っていました。

誤解してほしくはありませんが文庫本を否定するものではありません。私も大抵は文庫本ですが、でもこれは人に見せるものではありません。取材時は隠すものです。文庫本を売ってもジーメンスは買えませんがジーメンスを売ると本物の本は買えます。でもジーメンスを売ったお金で彼は優れた文学が書けたのでしょうか。日本文学、つきつめれば純文学というものは生半可なことでは書けないことを教えたかったのでしょう。


ほとんど最晩年になりますが、芸術新潮に太宰治のことを書いた文が一部の太宰ファンの間でおおきな問題になったことがあります。同情と愛情を込めた文であることは明らかですが、神聖視するファンにとってはこれは許し難いことだったのかもしれません。

わたくしは文士達の文学修行の厳しさをそこに見ました。今でもそういう苦労をされている方は多いようです。もう20年近く前になりますがSS社でライターの仕事をしておられた方が見事に芥川賞を取られたことがあります。HiVi編集人だったある人がことのほか喜ばれ、とても新潮社には及ばないが我が社も一流出版社のハシクレになったと言っていたことが印象に残りました。芥川賞をとってそれで終わりとなる作家は多いのですがその人は社会現象を捉えた本が大ベストセラーになり流行語にもなって隆々と御活躍です。


さて小林秀雄は1950年代末にはパイオニアの無指向性スピーカと思われるものを使っていてその後はテレフンケンの電蓄(S8ではなくオーパス)を買い、晩年にはタンノイ3LZをQUADとEMTで鳴らされていました。

小林がテレフンケン電蓄を買った時、文学仲間の大岡昇平が負けじと同じものを買い1963年頃の芸術新潮に「わがテレフンケン」というエッセイを書いていました。

蛇足ながら白州正子氏は女性ながらデッカステレオデコラをお持ちになられていました。入手にあたっては奔走したそうで、青山が付けた渾名の「韋駄天お正」にふさわしいものでしょう。今それは湘南にお住まいのエンスージャストの手元にあります。

女性ではチェンバリストK女史もお持ちだったそうです。これはアメリカから運んできたそうで送料が高かったと聞き及びますがコラーロは60Hz仕様だったのでしょうか?。

60Hz用コラーロはわたくしも所蔵していますから多分そうだったと思いますが。新潮社の重鎮S氏が数年前にお亡くなりになられたとき芸術新潮の追悼記事に伝説のそのデコラの全貌が出ていたので実機の様子や部屋の光景を御覧の方も多いでしょう。プレーヤは相当以前にコラーロから別のものに代わっているのが残念です。

この辺りの芸術新潮はまだ古書店でも入手が容易ですし大抵の図書館でも閲覧可能です。五味の骨折りでS氏入手の後、新品のデコラは5台入ったようです。コラーロ装備のものは全100台製造ですが白州正子所蔵のものはコラーロ付きです。でもこれがその五台の中の一台かどうかは知りません。

ずいぶん古いSS誌別冊には五十嵐さんが「デコラに御辞儀をする」を書かれています。これがデコラをさらに有名にしたのでしょう。でも記事中の写真の機械は五十嵐さん所有のものではありません。これは記事用にSS社が入手したものですがプレーヤは除外されています。

デッカは100台製造したあとにも少し作ったのでこれはその時期のものです。でも100台外のものではプレーヤはコラーロ以外のものが多いようでガラード301やガラードオートチェンジャがついているようでした。それでは純正デコラとはいい難いので外して撮影した、と聞き及びます。これは数年前までSS社の倉庫にあったそうですがいまは某人の手元にあると聞きます。


五十嵐所蔵品だったデッカステレオデコラ。新品として到来した最初の5台の中の1台


デッカステレオデコラの弱点はコラーロの耐久性とプリアンプ初段の真空管8D8にあります。

8D8をEF-86や6267で代用することは大いに問題があります。どうしてかといいますとヒータが6.3V/0.15Aの8D8をEF-86(6.3V/0.2A)で置き換えると出力管EL34のバイアス回路が適切に動かないからです。

デコラではヒータの直流点火回路はEL-34のバイアス回路と共用になっているのです。そこでバイアス回路の都合にあわせるとこんどは EF-86のヒータ電圧が不足するので本来のデコラの音はしません。

8D8は英STC社(ブランド名ブライマ)だけが作った真空管でもはや市場では入手が極めて困難です。五十嵐さんは英ベントレーエレクトリックに100本特注したことがあるそうですがノイズの点などで全数使えなかったそうでした。でもそのベントレー社の8D8は、そのことを聞き付けた東京大学宇宙航空研究所が欣喜雀躍として全部持っていったそうでした。プリアンプ初段部用途以外では使えたのです。

基準を緩めればあるいは全数良品の部類に入っていたのかも知れません。白州正子由来のステレオデコラは今はヒータ電源部を別にしているそうです。そうするとEF-86でもなんとか使用できます。

音色はどうしても異なるのですがいくら8D8でもノイズが出ると使うことは出来ませんからこればかりは仕方がありません。

カメラ研究家としても高名なオーナはラジオ技術誌でも活躍した方ですのでこの辺りの工夫はお手のものだったと思います。この先達もデコラ以前はオールホーンシステムでした。


それぞれ時期が異なる3つの8D8。ブライマのカタログから消えたのは1970年代初期。


左側は最後期だが右側の最初期と比べてもプリント文字以外はほとんど差はない。


でも同時期のムラードEF-86と比較すると内部構造は相当異なる。本来の用途はわからないが極めて低雑音なのが特徴。音質はまったく無類。お勧めしないがQUAD22には挿して使うことが出来る。


五十嵐さんはSさんを中心とした五味さん、小林さん、西条卓夫さん、などの交流の生き証人であります。また大村一郎氏の上司でもありました。つまり瀬川冬樹の育ての親です。

1950年代初頭に横浜在住の英国人銀行家がデッカデコラを日本に持ち込んだ時それを取材してラジオ技術誌で紹介しておられました。これは新潮社のS氏と盛んに交流していた時期でもあります。

知られていないことですが、氏によれば五味さんはS家の住込み書生だった時期があったそうです。そういえばSS誌などにも、輸入LPをいち早く聴ける環境にいたことは幸せだった、との記述があったと思います。五十嵐君、LPがきたから一緒に聴かないかと誘われて家に行くと、うやうやしく五味さんが斉藤さんを出迎えたそうでした。ずうっと後になっても、Sさんのことに話が及ぶと、斉藤家は、というのが五味さんの口癖だったそうです。

モノラルデコラを日本人として初めて聞いた人の一人が五十嵐さんですがその話はリアルタイムにSさんや五味さんの耳に入ったことは想像に難くありません。五十嵐さんはデコラを入手するまでマルチアンプ駆動のオールホーンスピーカでした。NHKの「美の壺」というテレビ番組で紹介されていましたからHMVロイヤルという機械式蓄音機を御存知の方も居られるでしょう。

クレデンザなどは下々のものでいわば大衆機、HMV202や203こそがSP再生の極致であるとは某エンスージャストの言ですがロイヤルは203や202とは全く比較にならない名器だそうです。

英王室に一台、EMIに一台の世界にたった二つの品です。

そのどちらかが20年以上前に銀座某社経由で日本にもたらされ、五十嵐所蔵品になりました。いまどなたが御所有かは知りません。五十嵐さんはさまざまなペンネームを駆使されておられます。またそれすらもペンネームでもありますがS氏同様に表には全然出てこられません。御健在の間にさまざまなお話を語られたら、と切に願います。

蛇足ながら日本オーディオ協会の初代会長はフランス文学者の中島健蔵です。中島健蔵は東大仏文で小林秀雄と同期(あるいは前後していたかもしれない)で音楽仲間、オーディオ仲間であったようです。JASの設立時のくわしい経緯を御存知なのはいまでは五十嵐さんくらいではないでしょうか。


さて高城重躬、藤田不二共著(オーディオは高城、LPは藤田)の「LP辞典」1953年)などをみると昭和28年にはアンプやスピーカなどほとんど今日と同じオーディオ環境が出来ていたことが見て取れます。特にスピーカはウエスタンやタンノイ、アルテック、JBL、ワ−フデール、グッドマン等、今日と何一つ変りません。


部品定価表は壮観です。ウエスタンに例を取ると下記の様になっています。


728B--12インチ---30W--4Ω--60〜10000--35.7ドル


756A--10インチ---20W--4Ω--60〜10000--38.55ドル


755A--8インチ---8W--4Ω--70〜13000--24.6ドル


713C--トゥイータドライバー--25W--4Ω--800〜15000--97.2ドル


KS-12027--ホーン--67.62ドル


702A-ネットワーク--97.46ドル


757A スピーカシステム  275.09ドル


JBLでは


D130--15インチ---25W--16Ω--50〜12000--70.4ドル


途中機種は省略


175DLH--トゥイータ--25W--16Ω--1200〜  --114ドル


N1200--ネットワーク--16Ω-33ドル


になっていてこれがすべてのメーカに渡って詳述されています。WEがJBLと比較して意外に安価なのが驚きです。


さて戦後マルチアンプという方式が登場してきました。LやCを使ってパワーアンプの出力信号を分離するのではなくパワーアンプに入る前に分けてしまう方法です。むろん戦前から知られていたやり方なのですが広く一般化されるのは第二次世界大戦の終結を待たねばならなかったのです。

これは主としてアメリカで発達してきました。米マランツは1950年代にマルチチャンネルデバイダ-モデル3を発売していますし日本でも1960年代始めには「NF回路設計ブロック」社が製品化しました。これはGTソケットを利用したプラグイン型で周波数の変更はユニットの差し換え交換で行うものです。

高名なオーディオ研究家、加藤秀夫氏などは1950年台半ばには自作オールホーンスピーカシステムをマルチアンプで駆動されていて来日したマッキントッシュ社のマッキントッシュ氏が驚嘆したことは有名な話であります。


ホーンスピーカをマルチアンプで駆動することはまことに理にかなったことです。ホーンスピーカはホーンで適切な負荷が掛かった帯域以外はできるだけ急峻に遮断することが大事ですから正確な遮断特性が得られにくいLCネットワークは問題を生じやすいのです。


1960年代半ばにはこの方式は絶頂期を迎えました。各社からチャンネルデバイダーアンプが発売され普通のステレオ電蓄にも搭載されたことがあります。それに伴い理論的にもいろいろ研究が進みました。

なかでも山根/山中(当時、東京工大機械工学科の学生だった山中文吉氏のこと)論争は有名です。伝達関数1という命題を巡っての論争でした。デバイダで分けられた信号をスピーカで再生し、もとの波形に戻るかどうかという論争です。

むろんLCネットワークでもこの問題は発生するのですが、もともといい加減で杜撰なカーブのLC型では論争の対象にすらならない論題でした。伝達関数は一素子の6dB型では1になりますがそれ以外ではなかなか難しいことで、特にホーン型スピーカでは諸問題を円満に満たすことが困難で、結局そのことは決着をみなかったのです。


さてマルチチャンネルアンプの究極の形はトリオサプリーム1アンプに見ることができます。プリアンプとデバイダアンプ、それに3組のパワーアンプを組み込んだ3チャンネルマルチアンプでした。音はともかくとしても形は秀逸で瀬川冬樹デザインの最高傑作だと考えます。

私はトリオの営業所でボザークスピーカと組み合わせた音しかしりません。厚手のビロードカーテンで吸音された環境で能率が低いボザークですから幾らマルチアンプとはいえ出力不足でした。低中高それぞれ30W20W10Wですから仕方がありません。これと相性が良いと思われるJBLはサンスイが輸入していました。これは1967年発売ですが理念としてはこの時点でほとんどいきなり終着点が示されていたわけです。思想的にこれがなぜ到達点なのかは別項の一体型マルチチャンネルアンプの試作の稿でお話したいと思います。


当時はトリオに限らずソニーにはプリメンアンプTA-1120を中心として大規模なマルチシステムがありましたし、山水電気にも管球機CA303、BA303、BA202を組み合わせた大掛かりなシステムがあったほどです。でも問題は各社ともチャネルフィルタにありました。


チャンネルデバイダは大きく二つに分類されます。パッシブ型とアクティブ型です。


増幅部を持たないパッシブ型にはCR型とLC型があります。

CR型は抵抗とコンデンサーだけで構成するもので遮断カーブはふつう6dBで、12dBが限度です。

インダクタを用いたLC型では12dBになります。それを使うためにはプリアンプはできる限り低インピーダンスで低負荷に耐える強力なものが必要です。

またパワーアンプはできれば500KΩ以上の入力インピーダンスが必要でしょう。つまり半導体プリアンプと真空管パワーアンプの組み合わせが適するのです。


遮断カーブを急峻にするとスピーカのためには良い場合が多く、また不要な音がかぶりにくいので好まれるのですが遮断点付近で鋭いピークが出やすいので一筋縄ではいきません。ピーク発生は負帰還型などのアクティブ形式だけの現象と思われがちですがそうではありません。LC型でも発生するのです。


増幅素子を使ったアクティブ形はCR型と負帰還を利用したNF型にわかれますがそれぞれに増幅素子に真空管と半導体を使ったものがあります。


1 CR型


真空管回路CR型は出力インピーダンスが低く入力インピーダンスが高いカソードフォロア回路などでCR回路を駆動するのですがこれを2つ重ねれば12dBカーブが得られます。どうようにこれを半導体に置き換えれば半導体形CR型デバイダになります。


2 NF型


真空管カソードホロア回路の信号ループ内に2素子で構成されたCRを入れると12dBカーブで急峻な遮断特性が得られます。またこれにパッシブ回路でCR素子を追加すると18dBカーブが実現できるので真空管を使用したチャンネルフィルターは主にこの形式を持つものが多く、古くはラックスやオーディオリサーチなどから発売されていました。


またトランジスタ回路ではエミッタフォロア回路内にCRを挿入し同様に12dBカーブや18dBカーブを持たせていました。


こういう構成をNF型というのですが遮断点近辺でピークが出やすくまた12dBカーブでの最大減衰量は素子自体の利得で決まるので真空管回路では問題が出やすいものでした。


さてアキュフェーズ社は連綿とマルチアンプ思想を受け継いでいてPA機器メーカ以外ではほとんど唯一といってよいものです。近年に至ってすべてデジタル処理したフィルターアンプを発売しています。デジタルフィルタこそマルチチャンネルアンプの理想でしょう。いかなるデジタル嫌いの人間でもデバイダーアンプに限っていえばデジタルを拒絶することは出来ません。


そのことはデバイダアンプを作ってその実体を見れば理解できることなのです。アナログ回路にとってフィルター回路は困難を極めた鬼門であり遮断特性は無論のこと低雑音低歪み高音質というオーディオアンプに求められる性能を満足させることが大変難しいのです。

特にシンプルイズベストという命題は絶対に実現不可能でありマルチチャンネルシステムの進歩発達が1970年あたりで止まったことが納得できます。世のオーディオシステムの主流からゴトーユニットやYLが外れ、マルチシステムに適したJBLユニット群もやがて廃れていきました。

今のオーディオ文化は自力でシステムを作り上げる、あるいはどこかに依頼して自分の理想のシステムを作り上げることをすっかり忘れているようで、かろうじてWE趣味にその残照があるのみです。


高城氏のオールホーンシステムはデジタルチャンネルフィルタで、やっとその本来の性能が発揮できるでしょう。またYLの、超大型ドライバを用いた8m、10mホーンは時間遅延が自由に設定できるデジタルフィルタでないとその片鱗すら垣間見ることは不可能です。それらの性能が十分に発揮できる今日それに適したユニットがないとはまことに皮肉なことで先人達の不幸に思いを馳せずに居られません。

たとえば五味康祐に例を取るとまだモノラルだった1950年代末頃の芸術新潮にこんな話がでています。高城さんの指導でコンクリートホーンを作ったが低音が全然でない、部屋の片隅のホーンの近くに行くと盛大な低音が聞こえるが普段聴く位置では出ない、こんな阿呆な話があるか、と。また私が30年以上前にはじめて小倉の菅野邸で音を聞かせていただいた時、10mホーンから低音がまったく出ていないのです。

菅野さんのお話では低音ホーンだけ鳴らすと凄い音がするが555や597を鳴らすと消えてしまうとのことでした。次にお伺いした時4181ウーハにされていましたが、イスの近くに置かれた4181は素晴らしく朗々とした音を響かせていたものです。低音は近くで鳴らした方が良いとも仰っていました。

普通どの装置でも低音は少し早めに鳴らした方が良く、とりわけ長い低音ホーンを使った装置では中高音を低音ホーンの長さ分遅らせることが大事なのです。10mホーンでは1/34秒ほど遅らせないといけません。これは伝達関数以前の問題であります。このことを実現するにはデジタルチャンネルデバイダの出現を待つ以外に方法はありませんでした。


デジタル方式の利点は時間遅延の自由度のほかにカミソリで切るがごとき急峻な遮断特性が得られることに尽きます。伝達関数のことは実際の音響空間ではほとんど意味をなさないことかもしれません。


50年のあいだにオーデイオ文化が変化変質していくことは仕方がないでしょう。小林秀雄の指摘通り極限まで便利になり意識せずとも良い音が手に入る時代になると失うものが多いのでしょう。大事な視点を見落としていてもそれなりの音はでるものです。

そういう思いに至ったのは最近ハートレーユニットをマルチアンプで鳴らすようになったためです。これは今までなにをやっていたのかと思う素晴らしさで1970年代中頃にマークレビンソンがHQDシステム(ハートレー、クワード、デッカ)を完成させ、これを自社のフラグシップシステムとしていたことが痛切に理解できました。それと併用するLNC-2チャンネルデバイダもたいそう魅力がありました。いかにも理想主義者マークレビンソンです。でも特性はそれなりのものでしょう。


さて今どきのオーディオマニアの楽しみ方の一つにケーブル交換があります。確かに本質的な改善も期待できますが単に音のバランスを変えるために大枚を注ぎ込んでされる方も多くて、なんと無駄なことかと思うことが多いものです。

アンプ交換もそうでしょう。低音不足や高域の過剰感を修正するためだけにアンプを変えるかたも多いのです。本質的な改善ではなく単に音のバランスを変えるためにアンプを交換することくらい馬鹿げたことはありません。

マルチアンプシステムはセンスがよいオーディオフアンが取り組むもので、アンプ交換100万円、ケーブル交換10万円くらいの変化はボリウム一つで簡単に出来るのです。反面で音楽や理論が良く分からない初心者が不用意に取り組むと無残なことになるでしょう。

ここ30年ほどはマルチアンプシステムは下火でありますが、それはネコも杓子もマルチアンプに走った過去の反動でしょうか。グラフィックイコライザの活用も最近一部で見直されていますが本当に良いものは皆無だと言うことを肝に銘ずるべきです。グラフィックイコライザの使用はパワーアンプにとって大きな負担になることもあるので乱用はいけません。でも個人的には、音質にダメージを与えることは明らかですがチェロ社のパレットには別の意味で魅力があります。


デジタルデバイダを使うことが前提ですが、オーディオ趣味に法外な出費が掛かるいまこそオーディオ趣味の本質を取り戻すために再びマルチチャンネルアンプシステムに取り組むことをお勧めするのです。小林秀雄いうところの「歴史を取り戻す」取り組みの一つであることは間違いありません。
http://www.audio-maestro.com/luochi_sui_shii.html


イギリスで忘れてはいけないブランドにDecca(デッカ)があります。

カートリッジとデコラというステレオ装置が有名ですが、初期のデコラに付いていたアンプ(やはりPX25)はすばらしい音がするという評判です。
また、デッカのプリアンプが良いと言う人もいます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237153507


DECCA デコラ/旧型

Decca 'Decola' radiogram, c 1947
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/Decca/room1.htm


1947年に発売された統合型コンソール・システムDecola

アンプ:PX25プッシュプル(L63×6、PX25X2、5U4G×2) 出力5W
http://quwa.fc2web.com/Audio-101.html


Decca Decola モノラル 仕様

・スピーカー:Goodmans×3

・使用真空管(アンプ部)
 L63×6
 PX25×2
5U4G×2

すべてOsram
http://www.audio-unity.com/shopdetail/009002000001/


あのDECCA デコラ/旧型に採用のPX25プッシュ+グリッドチョーク結合アンプ再現
http://www5.ocn.ne.jp/~sound/


英国には古くから Radiogram というものがありました。
RadioとGramophoneの合成語と考えられます。

その名の通り、ラジオと電蓄(蓄音機)の一体になったものです。

Radiogramの系統を引く親玉ともいえるものが、Deccaデコラになります。

古い時代の Radiogram には PX4 や PX25 等の、今となっては高価で手の出せない真空管を使った高級な機種もありました。

大衆化された時代のDeccaのRadiogramに使われていたアンプが手に入りましたので、調整しました。機種は、1961年から販売された Decca SRG700、SRGはStereophonic Radiogramの略です。

真空管の構成は、ECC83(12AX7) 2本、ECL82(6BM8) 4本でプッシュプル、
1チャンネルあたり6Wの出力です。
http://blogs.yahoo.co.jp/gakuyujp/46977296.html

初期の Deccaデコラはモノラル仕様でしたので、真ん中にタンノイのデュアルコンセントリック、両脇にダイレクト・ラジエーターが二つ付いていました。

出力段には直熱三極管の PX25 が搭載。

ステレオ時代になるとスピーカーはEMI、出力段はEL34に変更されています。
http://k-d.jpn.com/audio/TANNOY/TANNOY.html

初期のデッカ・デコラに付いていた PX25 プッシュプル・アンプ


HMV の PX25 プッシュプルはドライバー段プレートチョークで位相反転
⇒ PX25の贅沢なアンプの例は下記のDECCAに軍配!

サウンドパーツが出力管にグリッドチョークを用いるきっかけとなった DECCA の PX25 プッシュプルアンプ 


 このコンソールは大変豪華な作りで、中でもチューナーの周波数切替のイルミネーションは電源オンと共にウットリ見とれる素晴らしさです。今となって惜しいのはアナログが10インチ盤しか使えないことです。勿論回路も技術の賜物として外観に負けていません。

 フォノ入力トランスの2次側からイコライザー回路を経て出力段に至る見事なまでの全段プッシュプル構成。

増幅はL63(6J5)に統一してメンテを容易にし、出力管PX25にグリッドチョークを使用しています。

PX25のグリッドがグリッドチョークによって磁気結合していると、前段までの信号は出力管の両グリッドに同じ振幅で与えられ、同時に貴重なPX25もグリッドチョークの小さな抵抗値によりグリッド電流が原因の暴走から保護できます。グリッドチョークに抵抗を並列に入れているのは低域時定数が不安定になるのを回避する目的で、大きなヘンリーのグリッドチョークは超低域が不安定になりがちなので低域端を抵抗値で調整したものです。

デコラの回路図は厚さ10ミリほどもある詳細解説コピーを保有しているのですが、さる方にお貸し出ししたまま手元に戻って来ていませんので、戻ってくればキレイな絵として掲載します。
http://www.soundparts.server-shared.com/filebox.html


サウンドパーツ PX25 Push-Pull パワーアンプ Love Three

あのDECCA デコラ/旧型に採用のPX25プッシュ+グリッドチョーク結合アンプ再現
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html


 Love Three PX25 Push-Pull PX25/440000円 
欧州の伝統を継承するKR社手作りの PX25 ナス球をプッシュプル・ステレオ構成で実現しました
http://www.soundparts.server-shared.com/prodct.html

28. 中川隆[-10327] koaQ7Jey 2019年5月19日 09:30:22 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1999] 報告

Q: 最高に音の良いスピーカー教えて下さい。 2012/2/15 rollingcyukunさん

最高に音の良いスピーカー教えて下さい。
音の良し悪しは個人差があると思いますがあなた様が良いと思うスピーカーを教えて下さい


A: papageno_eulenspiegelさん
クラシックを聴く場合に限定すれば、QUADのコンデンサー型を超えるものはまだ存在しないと思っています。

数ミクロンという極薄の振動膜に数千ボルトの高電圧をかけたうえ、それを挟む形の電極板に+と―の音楽信号を与えて振動膜を震わせ音を発生させる仕組みで、一般的な、ラッパを箱に取り付ける形式と違って、音楽信号に固有音の色付けがされる要素を極限まで排除したスピーカーです。

拙宅では現在、旧いタンノイのGRF(モニターゴールド)、最近導入したハーベスのHL-P3ESRを含めて3種類をおいていますが、結局、ほとんどQUADのESL57しか使わなくなってしまいました。

ESL57は1957年頃に発売され、’80年代半ばごろに生産終了となったいわば骨董品ですが、世界中に根強いファンがいて、リストアして使い続けている人たちが大勢います。

ドイツの QUAD代理店では、振動膜を枠に張る機械を英国のQUADから買取って、「新品」を供給しているので(金属製のグリルだけは中古品を塗りなおしたものですが)、ドイツに住んでいたころにわざわざコブレンツに近いQUAD代理店まで行って買ってきました。外観のデザインも大変気が利いていますので、グリルをくすんだ緑色に塗装してもらった我が家のセットは私の最も愛するオーディオ・コンポーネントです。

ドイツQUADでは、ESL57 の改良型である ESL63 の新品も、さらに現在も QUAD本社が量産している ESL2805/2905 も販売していましたが、じっくり聴き比べたところ、音そのものの魅力ではやはり原点である ESL57を超えられていないと思います。改良型では音像の定位や空間表現を改善する措置が加えられているのですが、やはりそのために音質への影響が避けられなかったのでしょう。

QUAD のコンデンサー・スピーカーの唯一の問題点は、その発音方式に必然的に起因する低音の不足と言われてきました(私自身は、主に聴く音楽の種類からあまりそう感じていませんでしたが)。ところがドイツ QUAD では最近、ESL63、ESL57 向けにそれぞれ専用のサブウーファーを独自に開発したとのこと。従来は、既存のサブウーファーをQUADのコンデンサー・スピーカーとうまくマッチさせる事は不可能と言われてきましたが、このESL57専用サブウーファーをドイツに注文してみようかと、近頃悩ましい日々を送っております(きっと近々注文しちゃうんだろうなァ〜〜)。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1181575751


詳細は

伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html

29. 中川隆[-10326] koaQ7Jey 2019年5月19日 09:34:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2000] 報告

日本には輸入されていなかった QUAD ESL63 の専用スタンドが欲しくて、イギリスのオーディオショップに連絡したら、大金持ちと間違えられた。本当に

「ESL63を持っているのに城に住んでいないのか」

って感じ。苦笑する他なかったです。
http://mimizun.com/log/2ch/pav/1002527659/

ゲルマン民族であるイギリス人は音楽への豊かな文化があるが吝嗇家で有名で、日本で云うエントリークラスの小型スピーカーと薄型アンプしか売れない。

そうやってコツコツと貯めたお金は長期のバケーションでパーッと一気に使う

英国のハイエンド製品はほぼ輸出用である。国民性による価値観の違い。

30. 中川隆[-10325] koaQ7Jey 2019年5月19日 09:54:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2001] 報告

イギリスのスピーカー


1) 蓄音機・電蓄と劇場用 PAスピーカー


@ 蓄音機

・ Victor Talking Machine Company Victrola Credenza (1925)
・ HMV HMV203 (1930)


▲△▽▼


A 電蓄(All Electric Phonograph)

・ アメリカ ジェネラル・エレクトリック(GE)の Chester W. Rice と Edward W. Kellogg が紙を振動板にしたコーン型スピーカーを考案 (1925)

・ Brunswick Panatrope with Radiola PR-6 (1926-27)
(Rice & Kellogg が世界で最初に考案した6インチ コーン型スピーカーを搭載)
・Decca Decola (1947) : モノラル仕様, スピーカー Goodmans×3, 出力管 PX25(Osram)×2
・Decca Decola (1953) : モノラル仕様, スピーカー Tannoy 同軸型ユニット, 出力管 PX25(Osram)×2
・Decca stereo Decola (1959) : ステレオ仕様, スピーカー EMI, 出力管 EL34(MULLARD)×2


2) 劇場用 PAスピーカーを家庭で使える様に変更したスピーカー(Western Electric LONDON の系統)

・Goodmans Axiom80 prototype (1934) : 軍事施設内での PA用スピーカーユニット
・Goodmans Axiom80 origina (1948) : E.J.Jordan が Axiom80 をオーディオ用に転用する為に ARU付エンクロージャーを開発し、再生産
・Goodmans Axiom80 replica 1 (1970年代) : 補修部品で復刻。オリジナルと同等のコーン紙を使用している。
・Goodmans Axiom80 replica 2 (1984) : オーディオ・ニックスで復刻(約1000本)。 カンチレバーの材質(ベークライト)を変更、コーン紙はオリジナルより厚くしている。

・VITAVOX CN-191 Corner Horn (1947)
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html

・VITAVOX CN-191 Corner Horn 復刻版(2012) : 400万円・ペア/税抜
http://www.imaico.co.jp/vitavox/
https://audiodripper.jp/vitavox-cn191-used


・PARMEKO LS/1
・Tannoy Monitor Black (1947〜53)
・Tannoy Monitor Silver (1953〜57)
・Tannoy Monitor Red (1957〜67)
・Tannoy Monitor Gold (1967〜74)
・Tannoy HPD385 (1974〜76)
・Tannoy HPD385A (1976〜79) :タンノイ最後のアルニコ仕様
・Tannoy HPD315 (1974〜79) :タンノイ最後のアルニコ仕様
・Tannoy DC386 (1979〜 : この時期からアルニコからフェライトへ変更になる
・Tannoy K3808 (1979〜 : この時期からアルニコからフェライトへ変更になる
・Tannoy Corner York 15in (1950)
・Tannoy Corner York 12in (1950年代後半)
・Tannoy Autograph (1953) : 15in
・Tannoy Autograph Millennium (2001) : 500万円・ペア/税抜
・Tannoy Landsdown (1954) : 12in
・Tannoy GRF (1955) : 15in
・Tannoy Canterbury (1950年代後半): 12in
・Tannoy Chatsworth U (1950年代後半) : 12in
・Tannoy V-LZ in Cabinet (1961) : 10in
・Tannoy Rectangular York (1967) : 15in
・Tannoy Rectangular GRF (1968) : 15in
・Tannoy Arden (1976) : 15in

・Lowther TP-1 typeA (1954) : 16cmコーン型(PM3)
・Lowther TP-1 typeD (1968) : 16cmコーン型(PM3)
・Lowther Acousta (1957) : 16cmコーン型(PM6)
・Lowther Audiovector (1958) : 16cmコーン型(PM2mk1、PM4)
・Lowther Dual-position Acousta (1966) : 16cmコーン型(PM6)
・Lowther Mini Acousta (1967) : 16cmコーン型(PM6mk1)
・Lowther Auditorium Acousta (1972) : (前面)16cmコーン型(PM6mk1), (背面)16cmコーン型(PM6)

・Lowther Super Acousta (1972) : 16cmコーン型ラ2 (PM6、PM6mk1)

・Wharfedale Super 15, Super 12, Super 8, Super 3 (1950年代)

・Wharfedale Airedale (1950年代中頃)

・Wharfedale W70 (1950年代後期)

・Wharfedale SFB/3 Deluxe (1960年代)

・Hartley Concert Master VI

▲△▽▼


3) モニター・スピーカー

・QUAD ESL57 (1953) : BBC でモニター・スピーカーとして使用

・QUAD ESL63pro (1986) : Philips でモニター・スピーカーとして使用

・BBC Monitor LSU/10 (1950年代): Parmeko 15in 同軸2ウェイユニット + Lorentz LPH65ツィーター + LEAKアンプ

・BBC Monitor LS3/1 (1958) : Plessey 又は Parmeco の15in ペーパーコーンウーファー, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS3/1A :ウーファー Goodmans OODMAN C129/15pr, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS5/1 (1958) : ウーファー Goodmans OODMAN C129/15pr, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS5/1A (1960) : ユニットを KEF製に変更

・BBC Monitor LS5/1AC (1960) : ユニットを KEF製に変更、アンプ内蔵

・BBC Monitor LS5/5 (1965) : ベクストレーンコーンの (12in ウーファー + 8in ミッドレンジ) + ツイーター Celestion HF1400

・BBC Monitor LS3/M (1967) : Goodmans社製 MAXIMスピーカーシステムをモニターシステムとして使用

・BBC Monitor LS3/6 (1969): Celestion製, スーパー・ツイーターは Celestion HF2000

・Rogers ExportMonitor (1976) : LS3/6 をベースにコンシューマー用として開発されたスピーカーシステム

・Stirling Broadcast LS-3/6 (2011) : 70万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm

・BBC Monitor LS3/5 (1974) : ウーファー KEF B110, ツィーター KEF T27, デバイディングネットワーク BBC製 FL6/16

・BBC Monitor LS3/5A (1975) : 製造は Rogers, デバイディングネットワークを FL6/23 に変更

・Rogers LS3/5A (1980)

・Spendor LS3/5A pro (1980年代後半頃)

・HARBETH LS3/5A (1987)

・Harbeth Mastering Monitor20 (2006):BBC のグレード2音声モニター用(ナレーションなどのチェック用モニター)に開発された LS3/5A のリプレイス・モニタースピーカー

・KEF LS3/5A Signature Model (1994)

・KEF LS50 standard (2012) : LS3/5Aのモダンバージョンとして作られたモデル, 14.5万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000604179/


・Stirling Broadcast LS-3/5A V2 (2011) : 28万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm
https://www.ippinkan.com/LS35_59_58.htm

・AIRPULSE A200 (2017) : アクティブスピーカー, Acoustic Energy AE1 と同じ設計者、9.2万円・ペア/税抜
https://airpulseaudio.jp/


・Rogers LS3/5A BBC モニタースピーカー : ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。 28.8万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/
http://www.rogers-japan.com/1_1.html

・Rogers LS3/5A XLR BBCモニタースピーカー: ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。28.8万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/
http://www.rogers-japan.com/1_4.html

・Rogers LS3/5A (65th Anniversary Edition) (2011) : 16.2515万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_5.html
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm

・Rogers LS3/5A (70th Anniversary Edition) (2016): 42.984万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_250.html

・BBC Monitor LS3/7 : Audax製ドームトゥイーター HD12

・BBC Monitor LS5/8 (1976) : Chartwell社製 12in ポリプロピレンコーンウーファー + Audax製ドームトゥイーター + QUAD405アンプ

・Rogers LS5/8(AM8/16) (1988)

・Rogers PM510 (1988) :LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用


・Graham Audio LS5/8 (2015) : 170万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001826/

・BBC Monitor LS5/9 (1985) 

・Rogers LS5/9 (1985)


・Rogers LS5/9 (65th Anniversary Edition) (2011) : 43.2万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_7.html

・Graham Audio LS5/9 (2014) : 65万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001830/


・Harbeth Mastering Monitor30 (2003) : BBC の LS5/9 のリプレイス・モニターとして開発されたスピーカーシステム。

・BBC Monitor LS5/12A (1995) : BBCモニターの最終モデル, Harbeth社製, ユニットは Dynaudio

・Spendor BC1 (1969) : スーパー・ツイーターは Coles STC 4001

・Harbeth Monitor HL (1980)

・Harbeth HL TypeIV

・Harbeth HL5 (1988)

・Tannoy Windsor (1980)

・Tannoy Buckingham Monitor (1980)

・Tannoy Super Red Monitor (1980)

・B&W 801 (1979)

・B&W 801F (1982)

・B&W 808 (1984)

・B&W Nautilus (1995)

・B&W Nautilus 801 (1998)


・B&W 800 D3 (2016) : 425万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000910821/

・Acoustic Energy AE1 (1990)
・Acoustic Energy AE1 Signature (1996)
・Acoustic Energy AE1 mk3 (2004)
・Acoustic Energy AE1 Classic (2006) : AE1の復刻モデル, 35万円・ペア/税抜
http://www.yoshidaen.com/AE.html
http://www.acoustic-energy.co.uk/

・Acoustic Energy AE2 (1990)
・Acoustic Energy AE2 Signature (1996)


・Acoustic Energy Reference 1 (2013) : 40万円・ペア/税抜
http://www.yoshidaen.com/AE.html
http://www.acoustic-energy.co.uk/

・AIRPULSE A200 (2017) : アクティブスピーカー, Acoustic Energy AE1 と同じ設計者、9.2万円・ペア/税抜
https://airpulseaudio.jp/


・ATC SCM100 (1991)
・ATC SCM100A (1990) : 3チャンネルパワーアンプをビルトインしたアクティブ・スピーカーシステム
・ATC SCM100P
・ATC SCM200 (1991)

・ATC SCM100Tsl (2005): 270万円・ペア/税抜

・ATC SCM100SL PT : 230万円・ペア/税抜
http://www.homeshokai.jp/product/atc.html


・ATC SCM150SL PT: 350万円・ペア/税抜
http://www.homeshokai.jp/product/atc.html


▲△▽▼


4) ソースには入っていない低音、倍音成分や残響音で色付けされた民生用スピーカー

・KEF Cantata (1965)

・KEF Model 104aB(SP1038) (1976)

・Jordan Watts STEREOLA DSP-100 (1967)

・Jordan Watts FLAGON (1974)

・VITAVOX Bitone Major (1970年代前半頃)

・VITAVOX DU-121 (1970年代前半頃)

・Spendor BC-V (1970)
・Spendor BC-II (1973)

・spendor Classic 100 (2017) : 120万円・ペア/税抜
・spendor Classic 1/2 (2017) : 75万円・ペア/税抜
・spendor Classic 2/3 (2017) : 50万円・ペア/税抜
・spendor Classic 3/1 (2017) : 34万円・ペア/税抜
・spendor Classic 3/5 (2017) : 25万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=2685
http://www.triode.co.jp/spe/introduction.html

・Celestion Ditton25 (1975)
・Celestion Ditton66 (1975)

・Harbeth Monitor HL (1980) : 27.6万円・ペア/税抜

・Harbeth HL-Compact (1987) : 23.6万円・ペア/税抜

・Harbeth HL-Compact 7ES-3 (2006) : 最安価格:32万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000221461/

・Tannoy Westminster (1982) : 190万円・ペア/税抜

・Tannoy Westminster Royal-GR (2013) : 600万円・ペア/税抜

・Tannoy Stirling (1983) : 39.6万円・ペア/税抜

・Tannoy Stirling-GR (2013) : 76万円・ペア/税抜

・Tannoy Autograph Millennium (2001) : 500万円・ペア/税抜

・B&W Silver Signature 25 (1993) : 116万円・ペア/税抜

・B&W Signature Diamond (2007) : 260万円・ペア/税抜


▲△▽▼


5) プレーナー型スピーカー

・QUAD ESL57 (1953)
・QUAD ESL63 (1981) : 72万円・ペア/税抜
・QUAD ESL63pro (1986) : 86万円・ペア/税抜
http://www.geocities.jp/soundpoint55/index.html


・QUAD ESL989 (2000) : 150万円・ペア/税抜
・QUAD ESL988 (2000) : 136万円・ペア/税抜
・QUAD ESL2905 (2006) : 180万円・ペア/税抜
・QUAD ESL2805 (2006) : 140万円・ペア/税抜
・QUAD ESL2912 (2013) : 260万円・ペア/税抜
・QUAD ESL2812 (2013) : 210万円・ペア/税抜
http://www.rocky-international.co.jp/quad/esl/esl28122912.html


・QUAD Musikviedergab GmbH ESL57QA (2017) : 130万円・ペア/税抜
・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63QA (2017) : 160万円・ペア/税抜
・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63 QA Desk Top (2017)
・QUAD Musikviedergab GmbH Braun LE1 (2017)
http://www.soundbox.co.jp/
http://www.quad-musik-shop.com/epages/62919310.sf/en_GB/?ObjectPath=/Shops/62919310/Categories/Elektrostaten

▲△▽▼


6) 現行の人気スピーカー


・Harbeth HL-Compact 7ES-3 (2006) : 最安価格:32万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000221461/

・Acoustic Energy AE1 Classic (2006) : AE1 の復刻モデル, 35万円・ペア/税抜
http://www.yoshidaen.com/AE.html
http://www.acoustic-energy.co.uk/

・Acoustic Energy Reference 1 (2013) : 40万円・ペア/税抜
http://www.yoshidaen.com/AE.html
http://www.acoustic-energy.co.uk/

・AIRPULSE A200 (2017) : アクティブスピーカー, Acoustic Energy AE1 と同じ設計者、9.2万円・ペア/税抜
https://airpulseaudio.jp/

・Rogers LS3/5A BBC モニタースピーカー : ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。 28.8万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/
http://www.rogers-japan.com/1_1.html

・Rogers LS3/5A XLR BBCモニタースピーカー: ウーファーのサイズ、コーン紙の材質などが新しくなり音質はオリジナルと変わっています。28.8万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000003426/BC013500/page1/order/
http://www.rogers-japan.com/1_4.html


・Rogers LS3/5A (65th Anniversary Edition) (2011) : 16.2515万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_5.html
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm

・Rogers LS3/5A (70th Anniversary Edition) (2016): 42.984万円・ペア/税抜
http://www.rogers-japan.com/1_250.html


・ATC SCM100SL PT : 230万円・ペア/税抜
http://www.homeshokai.jp/product/atc.html


・ATC SCM150SL PT: 350万円・ペア/税抜
http://www.homeshokai.jp/product/atc.html

・Stirling Broadcast LS-3/5A V2 (2011) : 28万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748
https://www.ippinkan.com/quad_11l_signatuer.htm
https://www.ippinkan.com/LS35_59_58.htm

・Stirling Broadcast LS-3/6 (2011) : 70万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748
https://www.ippinkan.com/stirling_broadcast_36.htm


・KEF LS50 standard (2012) : LS3/5Aのモダンバージョンとして作られたモデル, 14.5万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000604179/

・Graham Audio LS5/9 (2014) : 65万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001830/

・Graham Audio LS5/8 (2015) : 170万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001826/

・Tannoy Kingdom Royal-GR (2013) : 960万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000608077/

・Tannoy Westminster Royal-GR (2013) : 600万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000584701/

・Tannoy Stirling-GR (2013) : 76万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000584705/

・QUAD ESL2912 (2013) : 260万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000453876/

・QUAD ESL2812 (2013) : 210万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000453875/

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL57QA (2017) : 130万円・ペア/税抜

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63QA (2017) : 160万円・ペア/税抜

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63 QA Desk Top (2017)

・QUAD Musikviedergab GmbH Braun LE1 (2017)
http://www.soundbox.co.jp/
http://www.quad-musik-shop.com/epages/62919310.sf/en_GB/?ObjectPath=/Shops/62919310/Categories/Elektrostaten

・B&W 800 D3 (2016) : 425万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000910821/


・B&W 802D3 (2016) : 340万円・ペア/税抜
http://www.bowers-wilkins.jp/Speakers/Home_Audio/800_Series_Diamond/802-D3.html#close


・B&W 805 D3 (2016) : 88万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/search_results/805d3/?category=0002_0019

・VIVID audio GIYA G1 SPIRIT (2016) : 900万円・ペア/税抜
http://www.stella-inc.com/02vividaudio/lineup.html

・Monitor Audio  Platinum Series II PL500II (2016) : 320万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=722&pdf_so=p2

・Monitor Audio  Platinum Series II PL300II (2016) : 160万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=722&pdf_so=p2

31. 中川隆[-10281] koaQ7Jey 2019年5月20日 22:09:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2055] 報告

英国製スピーカー博物館みたいに GRFのある部屋 2011年 06月 10日
http://tannoy.exblog.jp/16109810/


気がついてみると、いつのまにやら部屋の中はスピーカーで溢れかえっていました。

GRF・IIILZ・Rogers 5/8・ "Consequence"・Hertley ・PSD T4。

そして最後にDECCA のDECOLAと何と7セットも!

隣の部屋には UNICORNも!

そして、茅野の家にはESL57が、何時も待っています。


今日は、その茅野の家に一旦、ロジャース5/8 とタンノイIIILZ を運び入れました。

QUAD のアンプを共通点として、IIILZ も合わせて鳴らしてみようという魂胆です。

でも本当は「GRFのある部屋」が手狭になったのが本音ですね。
なにしろデコラが思ったより遙かに大きかったのです。


こうして列記してみると、如何に英国製の SP が多いのかがわかります。

ハートレーも英国系の音の典型です。

これに LS3/5A が有ればほとんど揃ってきます。

ただ、B&W と LINN はありません。

私の独断ですが、どこか、私の路線の英国SPと路線が違うように思えるからです。


LINN の音は、独特の音がします。イングランドではなくスコットランドの音なのかも知れません。ヴァイキングの血がそうさせるのでしょうか?

ノルウェーやスウェーデンに近い感じがします。デンマークとは少し違うのです。デンマークはオランダの音に近いような気がします。

 
要するに、旧い英国のスピーカーの音が好きなのですね。

スピーカーばかりではなくプレーヤーもアンプもそして、何よりも英国製のレコードの音が!

フランス盤も味のある音がしますが、どこかシュラック盤の音がしますね。

英国盤はヴィニール製のどこか柔らかい音がします。
あたかもそれはテレフンケンの真空管とムラードの真空管の音の差の様です。


どうして、英国製の SPの音が好きなのか、自分でも不思議ですが、細かく見てみると、好みがハッキリしているかも知れません。

例えば、タンノイではゴールド が好きです。

昔からのレコードファンがお好きなレッドの音は、私にはちょっときつく感じます。その硬質な音がお好きな方が多いのです。もちろんカートリッジやアンプとの相性にもよりますが、あの頃のレコードの音が、活き活きと聞こえる工夫がされているのでしょう。

その前のシルバーはモノラルの時代です。ですから、GRFでもオートグラフでもモノラルですから、ステレオで揃えると左右の仕様が異なるのです。

シルバーやレッドの時代は、ネットワークは固定でした。ゴールドからレベル調整が出来るようになったのです。周波数帯域も拡がりました。

ステレオでも音場を重視すると、ゴールド以降になるようです。CDの時代にも対応しています。


しかし、ここまで引かれる英国のSPのどこがいいのでしょうか?

簡単に言うと豊かな低音とメリハリがある高音と言うことになりますが、それではアメリカンサウンドも同じです。高音部の細かさが違うのですが、、、。

私達の世代は、やはり英国盤のレコードの音とのマッチングで気に入っているのだと思います。

アメリカ製のSP、特に西海岸製とは違い、すこし、暗い、どこか湿気を帯びた音が良いのだと思います。

GRF は DECCAレコードの、ESL は PHILIPS の、もちろん Rogers5/8 は BBC のモニターです。

それらのスタジオで標準に使われていた事が、遠因かも知れませんね。


茅野の家に来る度に、ESL-57 の深々とした低音に驚かされます。

ハートレーから流れてくる低音の質と同じです。

静かな音量でも浸透してくるコントラバスの深い音。潮の満ち引きのように気がつくと音に満たされているのです。

マーラーの6番だとこれに大太鼓の太い音が重なります。

この9セットのSP群のなかで、一つだけ選べと言われたら、私はこの ESL57 で充分です。

そう、私の英国製 SP の音の原点はこの ESL57 なのかも知れません。

そういえば、DYNAUDIO を最初に聴いたときに、何と ESL に近い音だと驚いたわけですから。

GRF の鳴らし方も QUAD的な響きだと言われたことがあります。


今度はそれに Rogers の深々とした、ドイツの黒い森のような響きが加わります。
http://tannoy.exblog.jp/16109810/

32. 中川隆[-10280] koaQ7Jey 2019年5月20日 22:18:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2056] 報告

数年前までのサブSP - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2017年04月29日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b407f53e5585f6c8b1ddb0f267706595


数年前までスペンドール BC-UをサブSPに使っていました。(10年近く保有)内部配線は当然交換して使っていました。音のバランスや質感が良かったですね。ただ「音量」をもう少し・・・と望むと頭打ちでした。


こちらはハーベスのモニターMKVです。(5年近く保有)こちらも当然内部配線を交換して使っていました。音のバランスも良く音量もこのサイズのSPにしては良く出ていました。ジャンルは何でもOKな感じでした。まさにモニター。しかし、20p口径のウーハーですので「空気を震わす」様なサウンドは望めません。

まだ他にもタンノイVLZやALTEC 408-16、JBL LE8T等も使って遊んでいました。

_____

スペンドール BC‐Uと云うSP - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月14日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

私は大きいスピーカーも好きだけど、20pウーハーを使った小型スピーカーも好きです。メインのオリンパスシステムが有っても常に小型のスピーカーを合わせて持っていました。現在でもJBL#D208システムをそばに置いています。ウーハーが20p以下になると低域の再現で物足りなくなるので20p以上にしています。8p、10p、12p、16pのSPも自作して使って見ましたが、あくまでも「おもちゃ」ですね。

10年以上前から「スペンドール:BC‐U」と云うスピーカーを使っていた。他にはタンノイ#VLZ(25pモニターゴールド)自作箱や、ALTEC#408自作箱・サンスイ:SP-LE8T ハーベスHL-MK3等と色々なSPを集めては、聴き比べて楽しんでいました。小型のブックシェルフサイズのSPを好んで使います。あくまでもサブ用として・・・。

サブSPとしてこの10年で一番長く手元に置いていたSPがBC-Uで有った。クラシックの弦楽合奏を小音量で夜中に楽しむ為に使っていました。ヴォーカルも非常に良かったですね。音色的に「艶やかな」質感をユニットが出してくれる処が気に入っていました。ユニット自体は「セレッション社」のユニットでしたが・・・。

特に気に入っていたのが「音楽が聴ける」と云う点です。もっともメーカーオリジナルの状態では個人的に使い物にならないので、内部配線をグレードの高い配線に交換していました。最終ヴァージョンではないが、下記の様な極太配線で鳴らしていた時も有ります。

この配線は、一般に「ブラックスーナー」と呼ばれているモノですが、半田材やSP端子をグレードの高いモノに交換して使っていました。この状態でも非常に良いサウンドを出してくれていました。完実電機の福岡営業所の所長さんが昔販売していた事の有るSPらしくて、私の処のBC-Uを聴かれて、「これ本当にBC-Uですか?」と云われた事を思い出します。メーカーオリジナルの状態では、内部配線がショボすぎて音が前に出て来ませんが、私のBC-Uは音が前に出て来るし、音数が全く違うSPくらいに多いのでビックリされていました。その後もっとグレードの高い配線を開発したのでそちらに内部配線を交換しておりました。

ただこのSPは「耐入力」が低いので「中音量」までしか出ません。サトリのミニアンプで鳴らしてもボリューム10時の方向でツィーターがクリップしてしまいます。いざ本気になって聴こうとするとどうしても「音量不足」で力不足を感じました。

現在当該SPは東北大震災で大型SPや超高級システムを無くされた方が、貸出試聴でこのSPを自宅で聴かれて、「音楽が聴ける」と喜ばれそのまま帰って来ませんでした。


コメント


コメント日が
私の原点です (SEED)2016-08-15 09:08:50
私の原点のスピーカーです
素晴らしいスピーカーですね〜
いまこの音に回帰してシステムを構築しています♪


BC-U (しき(トレイル))2016-08-15 09:23:25
「枯淡の音」として有名なSPですね。でもオリジナルでは物足りません。
自分仕様に作り上げて見ると良いと思います。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/94d7c57b826dcf28c6d9f9c815e0c020

______

HARBETH H.L.MONITOR MK3 とスペンドールBC-U - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年08月15日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/84630a08864eba72fe41c42bd2d86408

先日のスペンドールBC-Uに続き、英国製のハーベス(HARBETH) H.L.MONITOR MK3と云うSPの思い出話。

20pウーハーがスケルトンで透けて見えます。
箱の作りは非常に丁寧に良い材料で作られています。この辺はBC-Uと遜色有りません。

内部の作りは上述の写真の様になっています。内部配線はオリジナル状態です。
BC-Uも似たような内部配線でした。
ネットワークも丁寧に作って有り、CRパーツが整然と並んでいました。この写真を撮ってから内部配線とSP端子を交換しました。

オリジナルの状態では、内部配線がこの細さですから音数的にはまったく満足できませんでした。しかし、バランスの良いサウンドで、2ウェイながら高域が良く伸びていました。

BC-Uに比べると、パワーが結構ぶち込めて結構な音量で楽しむことが出来ます。
生演奏の雰囲気はこのサイズですから難しいですが、国産の30p3ウェイのSPシステムよりまともな音がしていました。

オーディオを始めたばかりの方は、SPのウーハーサイズが大きい方が良い、2ウェイより3ウェイが良いと思いがちですが、「音楽性」と云う観点で選べば、国産の30pウーハーを持ったシステムより、はるかに高い性能を持っています。聴いて見れば納得できます。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/84630a08864eba72fe41c42bd2d86408


33. 中川隆[-10279] koaQ7Jey 2019年5月20日 22:28:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2057] 報告

初代ハーベス HLコンパクト


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 07:16:24 ID:gbNp/kwW

初代の ハーベス HLコンパクトをショップできいたことがあります。

ほんとにいいセッティングでじっくりと。もう15年くらい前なのかな・・・
お金もないのにアポジー、K2、タンノイ、トーレンス、レビンソン、クレル、球アンプ、スチューダー・・・

雑誌でしか見たことがないものを半日かけて聞かせてもらった良い思い出があります。

100万とかのSPも聞きましたが、なぜか一番気に入ったのはHLコンパクトでした。
50年代のジャズボーカルもののレコードを聞きました。トーレンスのプレーヤーとアンプは・・・なんだったんだろう?

目の前に3Dのようにステージが出来上がり感動しました。 私の安システム PM-80、DP-7010、自作スワンでこんなホログラムのような立体感は聞いたことがなく・・・・

買うならこれが良いなと思いながらも、学生の私に手は出ませんでした。
現在生産品で当時のHLコンパクトに近い雰囲気のSP(ハーベスに限らず)ないでしょうか?


▲△▽▼


ハーウッドとアラン、師弟の絆 中矢一義


ハーベス・アコースティックスといえばどうしても創業者のダドリー・ハーウッドの顔が思い起こされてくる。長年BBCモニター研究所で開発に関わってきた優秀なエンジニアであるが、かなりの変人だった。筆者がロンドンに住んでいたもう十五年近くも昔の事だ。(雑誌発刊が1994年の為、1980年頃) ある雑誌の取材の為に、彼に取材を申し込んだことがあった。写真を撮られるのは嫌いだから断る。

製品についてなにか質問があればこの電話で答えると、そっけない返答だった。
こちらもついカーッときて、それなら結構と電話を切ったのだが、後日、某オーディオ評論家がロンドンに来た折り、ハーベスに同行する羽目になった。

ロンドン南のクロイドンにあったハーベス社を訪ねて、びっくりした。外注のユニットとキャビネットがいくつかころがった猫の額ほどの作業場でしかない。普段彼がそこで細々とアッセンブルにとりくんでいるという。その対応振りは、まさに質問に答えるだけ、自ら進んで話すことは全くない。だが、しばらくするうちに、その無愛想さが内気さにほかならないことを実感した。

社名は、ハーウッドという姓と奥さんの名前のエリザベスを合体させてできたものか、という当方の質問に応じたときの、はにかんだ微笑みは実に印象的だった。写真が嫌いだそうだが、とこちらが皮肉交じりにカメラを構えた時も、柔和な笑みで応じてくれた。外見と違って好人物だと気が付いたのだ。


それから数年後、英国NECの社員だったアラン・ショー氏が、クロイドンにあった
ハーベス社を訪ねて、高名なエンジニアの工房がガレージでしかないことにショックを受けるとともに、ハーウッド氏の後継者となる夢を抱くことになる。


暇を見つけては、押しかけ徒弟としてハーウッド氏のもとに通った。ショー氏の二心のない真摯な態度、研究熱心な姿勢は、内気なハーウッド氏の心をひらくに十分な物だったろう。少年時代からBBCモニターに強い関心を抱いていた氏は、師匠との出会いの段階ですでに彼の研究論文を全て読みこなしていた。

弟子の質問に師匠が手短に答える。まるで禅問答のような形で、スピーカー作りの
秘伝は伝えられていったと想像される。

HLコンパクトはアラン・ショー氏の作品の第一作だった。

市場に出されるやいなや、激戦区の価格帯の製品にも関わらず、たちまち高い評価を受けてわが国でも長年に渡ってトップの人気を誇り、一説には約8,000セットが売れたとも伝えられる。

拙宅にあるコンパクトはシリアル1,000番台だが、6,000番台の個体を見たことが有る。ショー氏が継承したハーベス社は、ロンドン郊外の町へイワースヒーズに立派な工場を建設するほどの発展をもたらした。

HLコンパクトは、基本的にはハーウッド氏の発想になる。いわば師匠と弟子との合作ともいえる存在であり、HLコンパクト、そしてHL5はダドリー・ハーウッドの遺した最後の作品となったのだ。

かれはヴェクストレーン、ポリプロピレン(PP)コーン、TPXなどの新素材を生み出してきた開拓者でもある。




▲△▽▼

550 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/02 20:04

雲丹音のページ見たら、5やコムパクトはケフのユニット採用って
書いて歩けど、ホント?


552 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/02 20:15

HLコンパクトのツイーターはオーダックス製だったのでは?

ステサンの工場訪問でアラン・ショーが「バラツキが多いけど音はイイ」と書いてあったと記憶しています。
ハーベスでツイーターを測定して、特性の揃ったユニットをペアにして出荷している。


553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/02 20:58

じゃあ、下がケフ製という事かな?
それにしても、わざわざケフ製と注記するという事は、ケフにステータスを認めているのか?>雲丹音


560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 11:39

以前、Harbeth用のユニットを供給していたAUDAXが、Harman傘下にはいり、Harbeth用の特注ユニットの供給がストップになった。

それ以後、あのメーカーの迷走が始まったような気がする…

最近の3WAYモニターなんて、代理店のノアの人すら、顔をしかめていたからな。
素性が良かっただけに残念。


572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/17 19:58

>Harbeth用の特注ユニットの
>供給がストップになった。

ということは、今出ている、HL-COMPACT7SE2は、以前のHL-COMPACT7とは、別の音がするのでしょうか?


573 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/17 20:30

オーダックスが作っていたのはコンパクト用のユニット
コンパクト7用ではないよ
http://hifi.denpark.net/967994722.html

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/29(土) 16:41:11 ID:C/CNK8uI

ハーベスにはないね残念ながら...。

126 :123:2007/09/30(日) 06:33:49 ID:jovtb4bj
>124
そうですか・・・ 現行品は初代とは別物って言うのは本当なんですね。

オーディオは一切やめていました。初代HLコンパクトで聞いた音が再現できず、中途半端な音を聞くとひどくガッカリしてしまったからです。 当時、ショップで聞いたシステムがあまりに高額だったため(SP以外で100万を軽く越えていました。)

とてもこんなシステムは組めないと諦めたのです。 部屋も6畳一間のアパートなんかではとてもあの豊かな音場は鳴らせないと・・・
ここにいる皆さんなら気持ちがわかっていただけるのではないかと思いますが、一度、すばらしい音を聞いてしまうと、もうそれ以下では満足できないんですよね。

だから中途半端なものを持つのはやめて、スッパリ、オーディオを忘れていました。 それから時は流れて、自分も家を持つ余裕ができ、HLコンパクトのことを思い出したというわけです。

でもそれはもう手に入らないようですね。綺麗な思い出としてとっておきます。


________

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/24(火) 11:57:53 ID:MzZVE+sQ

厳選木材を十分枯れさせた板を使えば、綺麗に箱を鳴らすことができると思いますがそれも簡単な事ではないでしょう。コストもかかります。 また温度湿度や個体差等のクオリティー・コントロール上も問題がのこります。

それが、箱を鳴らすスピーカーが昔に比べ減ってきた原因だと思います。 宣伝文句も都合に合わせ「忠実なトランスデューサー」を前面に「正確な音」を売り物に今までの「楽器のようなSP」はソースにない音が出ますが、それを「ノイズ」扱いしたり

初期のハーベスは薄い合板を使用し箱を鳴らしていますが適度にダンプしています。

この「適度のダンプ」がハーベスの命。私はHL-Compact、HL-5が傑作だと思っています。(多くの人に受け入れられるの意)
それ以前は鳴らしすぎで古いジャズ位は聞けたがロックやフュージョンは無理。
構造も前面バッフルがネジ止めに変更されTWもハードドームに。(アランの提案でしょうか?)

でも「適度のダンプ」は伝統の延長でした。
それ以降はアラン独自の「適度のダンプ」で低迷期を迎えた。

音だけに限ると、HL-Compact と HL-Compact7 は全く共通点のない別物にしか聞こえません。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 16:39:52 ID:aYjXzOHm

HL-Compact7が悪いと言ってるわけじゃないよ。 普通のスピーカーだよ

皆が期待していた音と大きく違った。

何の理由で路線変更???
案の定売れなかった 初代の10分の1も売れてないだろう

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 17:24:49 ID:yKnU0z8N

無印から7と使ってるけど、7もいいよ。
無印の方が味わい深く何にも変えられない魅力があるけど(癖強い)、聞けるジャンル結構限定されません?
7だとより幅広いジャンル聞けるようになるよ。

どっちがいいって言われてたら、個性豊かな無印、味わい弱まったけど幅広く聞ける7。


どっちもどっちで箱を鳴らして心地いいの両方変わらない。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 17:45:11 ID:aYjXzOHm

HL-Compact はある意味麻薬みたいなもの、長年こればっかり聴いてると他のスピーカーの音が味気なく感じてしまう恐れがある。

HL-Compact7 よりもHL-K6のほうが HL-Compact との共通点を感じられると思う。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/28(土) 19:13:43 ID:V5EJC0ER

どこのメーカーも、新型になるほど味が薄くなる。
変換器としては、それでよいけど、、。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/20(木) 19:35:46 ID:D6QoF4jN

初代以外も良いとは思うんだが
いかんせん。 俺は初代コンパクトが好きだ。 この「好き」というのは 説明しにくいし どうしようもない。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 14:50:04 ID:qZCPxzGj

現行品のES3 ってそんなにひどいの?

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 16:53:23 ID:4aa8xlwQ

初代のイメージとはかけ離れているだけ
「悪い」とか「ひどい」ではなく、確実に性能的には優れているが...。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 18:28:04 ID:2LL6Zllr

古えのブリティッシュサウンドを期待すると裏切られるという意味でしょ。
ダドリー・ハーウッド引退後のHLコンパクトES以降レスポンスのよさという点では格段に進歩してきている。

そのぶんある種のノスタルジックな味わいは失われた。

267 名前: MONMON 投稿日: 01/11/04 01:12

私はそれなりに調整されたHLコンパクトとHL5、同時試聴したことがありますが、その時は「勝負あった」という感じでした。今考えれば、HL5の方が調整に面倒があるので その分の差が出たということもあるのでしょうが、HLコンパクトの方がずっと「濃い」音色でなっていました。

調整云々という問題を抜きにして今までに耳にした両者の音の体験だけを比較すればHLコンパクトの方が強烈でした。

8 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/09/14(木) 01:12

昔は、フランスのAUDAXのユニットだった。

AUDAXがHarmanの傘下にはいって、Harbeth用のユニットを供給してくれなくなってから、ユニットの選択がかわったね。

100 名前: ちさと 投稿日: 2001/08/16(木) 17:27

ハ-べスはHLモニターが一番いいのさ。
2代目より初代設計者のが一番色艶があった。2代目も最初のころの製品は頑張ってるが、最近は魅力半減です。設計者として、独り立ちできなかったのだなあ。残念。

ショウの作品とハーウッドのとを聞き比べればよくわかるはずだが。

128 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 01/09/15 23:17

HL-Compactが生産中止になったのはツィーターが生産中止になったため
作りたくても作れなくなったから、

後継機のCompact7ではあの魅力的な中高域が変わってしまっていた、そのあたりからあの会社の名前は聞かなくなったな

子供のころ店で聞いた、ハーベスの異彩を放った美音に感激したときから、いつかは買ってやろうと思って、高校生でバイト代をためて買ったのが、HL−4でした。ですから、はじめに聞いたのは、Mk3以前のモデルだと思います。

私が特異体質なせいか、素晴らしい音からは、本当ににおいが感じられるんです。いや素晴らしくなくても、感じることがあるのですが、ハーベスを聞いて、初めてそのことに気づいたのでした。素晴らしく良い花の香り、それもちょっときつめのゆり系の花粉のにおいも混じった、薫風が、このスピーカーの音から初めて感じられた時は、正直びっくりしました。

ただ、他では全く感じられなかった経験だったので、感激するとともに、「これだ!」と、文句なく、心に決めていました。
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/pav/1185054185/

34. 中川隆[-10278] koaQ7Jey 2019年5月20日 22:38:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2058] 報告

スペンドールBCU

438 :カラジャン:2011/11/03(木) 08:22:20.18 ID:E7egLGWs

メインスピーカーを、マーチンローガン SL-3から、スペンドールBCUに変えた。 このスピーカーの音は素晴らしい。クラシック専門と言う人もいるが、ロックやブルース、ポップスも素晴らしい音で鳴る。

使用機器はCD-PにラックスマンD-06、プリアンプにアキュフェーズのC-260、パワーアンプはアキュフェーズのP-550。

僕の持ってるBCUは、最終限定生産2000年ミレニアムモデル。大きな音、厳しい音でも難無く出してくる。その点では、マーチンローガンSL-3にも引けを取らない。 ただ、バスレフなので、40Hz以下が急減速して重低音だけが不満点。
BCUは、確かに、マーチンローガンSL-3に比べれば、重量感では劣るが、味わいの深さでは決して引けを取らない。
BCUはバスレフなので、周波数特性は40Hz〜20KHz。

低音は40Hzから下はガタ落ちなので、スーパーウーハーが欲しいのですが、BCUに合うのがあるかどうか?

BCUは、小音量で鳴らす。この固定概念は、このスピーカーの能力を過小評価しすぎていると思います。

このスピーカーは、大きな音でも、立派に鳴るのです。このスピーカーの限界点を見極めたいと思います。
僕はやはり、バランス回路を持ったCD-P、セパレートアンプで、このスピーカーの限界点を見極めたいと思います。

スピーカー背面の銘板によれば、BCUの発売30周年アニバーサリー・モデルとなっていますね。
シリアルNo.は、5,6番。
発売時のカタログによれば、「残された最後の部品を使った最終生産世界限定モデル」と明記されたいます。

カタログより。
―――表面―――
spendor BCU Limited Edition
BBC Monitor System
蘇る銘器”スペンドールBCU”最終生産。
1969−30−1999

Pearl Anniversary
デリック・ヒューズ氏からのメッセージ

スペンドールBCUは父スペンサーが最も気に入っていたスピーカーでした。 今回日本の多くのオーディオ愛好家の方からの強い希望と、当社にストックしてあったオリジナルパーツによって、当時と可能な限り同様な商品として復刻できました。 これは創業30周年を迎える当社にとって意義深いものと思います。
どうぞ、BCUのブリティシュサウンドをお楽しみ(ENJOY)下さい。
ジェリー(JOLLY)!スペンドール(SPENDOR)!
敬愛なる日本のオーディオファイルの皆さんへ 1999 春 デリック・ヒューズ


―――裏面―――
<限定>spendor BCU

英国より不滅の銘器、最終生産。限定74セット到着。
BCU 今蘇る復刻版
・BCUへの系譜・・・以下省略
・優れたテクニカルポイント・・・以下省略

BCU
3ウエイスピーカーシステム
74ペア(日本限定生産)
¥440000(ペア)

BCUST
専用スピーカースタンド・・・以下省略
30ペア(日本限定生産)
¥62000(ペア)

日本総代理店 SANSUI 山水電気株式会社


443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/03(木) 11:01:53.09 ID:3ZXfG8Vo
>僕の持ってるBCUは、最終限定生産2000年ミレニアムモデル。

本当のBCUは、94年終了。
おっさんのは最終生産じゃなくて、再生産限定モデル。
ターミナルがバイワイヤリングになってるだろ?

444 :カラジャン:2011/11/03(木) 12:04:26.54 ID:E4oexGma

ターミナルはバイワイヤリングではありません。
最後の部品を使った、最終生産モデルです。


445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/03(木) 12:34:31.96 ID:QQNA5Gy+

世の中には、知らない方が幸せな事もある。。。
。。。のだが、黙っておられん

希望小売価格¥440,000(税込
販売価格¥139,000 (税込)
BBCモニター『BC1』の改良モデルとして有名な銘器 『BCU』の日本限定復刻モデル。
http://www.audiounion.jp/ct/detail/used/51390/


458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/03(木) 23:17:25.81 ID:AS+CGb31

BCUの最終生産モデルはサランネットの取り付けがマジックテープじゃない。
445のは違う気がする・・・裏のシリアルNo見ればわかるだろうけど。

461 :カラジャン:2011/11/04(金) 18:26:42.04 ID:TotPMmH4
>>458
サランネットはマジックテープではなく、凸凹の差し込み式になっています。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 01:54:31.67 ID:52GJkHY/
>>438
スタンド込みで50万かぁ。ちょっと高すぎ

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 09:16:43.74 ID:7A+pOm/J

ニセモノにしてはね

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 10:40:38.58 ID:HBIj6wHs

ニセモノは言い過ぎ。
再生産、最終生産品

467 :カラジャン:2011/11/05(土) 10:52:52.18 ID:HBIj6wHs
>>464
BCUの最新版がこの値段で手に入るなら、僕は安いと思い購入しました。
最初に、ビートルズのCDをかけて、その素晴らしいサウンドにビックリしました。
もっと高額なスピーカーは世の中にたくさんありますが、これほど素晴らしい音を奏でるスピーカーは、めったにないと思います。
”スピーカーは値段ではない”を地でゆく夢のスピーカーですね。


531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/15(火) 16:28:51.00 ID:DZ4ZBL0i

山水BCUをホンモノと間違えてる。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 11:05:59.76 ID:A9UL30j4

そう、この世にBCUの最終生産品など存在しない。
あるのは、復刻版だけだ。。。
それを山水は最終生産と偽って売っている。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 11:45:49.01 ID:HL7Rm9+H

すでに生産終了していたBCUを、メンテナンス用にとっておいたパーツを使って再生産したんじゃね。
最終生産という言葉はずっと継続して生産していた場合には使えるけどね。
この場合はすでに生産やめてたのだから復刻版が正解。


473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 14:42:12.73 ID:A9UL30j4
>>471
>メンテナンス用にとっておいたパーツを使って再生産


それがね、そうでもないんだ。

まずスーパーツィーターは代変わりしているがぎりぎり良いとして、 ツィータのHF4300が苦しい。
1300と中身がまるで違う。フェライトマグネットだけなら良いのだが、振動板がマイラー。

外側のケーシングだけがHF1300のまんま。
本当にセレッションで作ったのか?

ちなみにHF4300はセレッションのスピーカーシステムに使われたことはない。
ウーハーにいたっては、全くの別物。もともとポリプロピレンコーンのウーハーに、ベクトのコーンに変えただけ。

また、ネットワークもツィータのマイラー化により能率が下がったので、タップ式のアッテネッターではない。

これでは、忠実な復刻とはいえないでしょう。言わば「なんちゃってBCU」


625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/05(月) 22:15:42.06 ID:jw2nzkj6

それ当時残っていた補修部品を集めて組んだセットだろうから最悪だとネットワークはこんな感じかもね。
http://www.ebay.co.uk/itm/Spendor-BC1-BBC-Speaker-Crossover-Pair-working-condit-Blue-Alnico-Basses-/370547808748

これだとオリジナルの音は到底出せない。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 02:39:32.09 ID:pZQgpec2

真実とは、残酷なものよのう
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1287149747/

35. 中川隆[-10277] koaQ7Jey 2019年5月20日 22:59:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2059] 報告

オーディオ、トランスデューサーの区分について。

オーディオのスピーカーにはまずアキュレートで正確な音質、(物理特性) を重視した設計の物があります。

もう一つは、ミュージカリティ(音色のよさ)に重きを置いたものです。

物理特性重視は Wilson,、Avalon、THIEL、Magico、TADなど

音色のよさ(音楽性)に関しては、 Rogers、HARBETH、Spendor、Sonus faberなどです。

一般に広く認識されているのは、正確な音質、品位が高く、サウンドクオリティーが高度な水準であるスピーカーが高音質のものだと考えられていますが、これは一部間違っています。

音楽の中核となる、ファンダメンタル (基礎的) な要素とはなんでしょうか。

アーティスト (音楽家) は単純に機械的な、正確無比な演奏を心がけているのではなく、五線譜に篭められた音楽の解釈、作曲家の情熱を届けるべく、その点に腐心して演奏しているのです。ハートが伝わってこない演奏、そしてプレイバック (再生音楽) それは音楽と呼べず、「オーディオの音」 を気にするマニアにしか価値がない物です。演奏者は楽器の多彩な音色を使い分けることで、作曲家の情念を表現しますし、声楽では声の抑揚やビブラートを駆使するなどして感情表現を行います。無駄な付帯音を消し去り、分解能 (解像度) を限りなく追及した結果、演奏者の位置が手に取るように分かるような、Hi-Fi志向は音楽が冷たく聴こえて、どこか余所余所しく感じますし、音楽を聴いても心が躍りません。せっかく好きな音楽を聴いているのに、ちっとも感動できないのです。

ようするに理想の"音楽変換機"とは、昔のハーベスやソナスのような音色の再現を正しく行えるものだと云えるのです。

その中でも最高峰のものが、Sonus faber ELECTA AMATOR です。
トゥイーターにDynaudioのT330という、最高の高性能ユニットを搭載したアマトール、T330は市価で一本、5万4千円もする、ウーファーはスキャンピーク製の特注品で5万8千円、普通は商売として、このような価格のユニットは採算が見合わない。 商売抜きでエンジニアの意地、そしてソナスファーベル社(イタリア語で、音の工房)の命運を賭けた、まさに採算度外視の戦略モデルであり、セルブリン入魂の処女作だったのです。

(価格は代理店に問い合わせました) ブラジリアンローズウッドと記載されている
エンクロージュアの木材はハラカンダ材と呼ばれる大変貴重な高級木材であり、
アマトールを持っていた方はご存じですが、キャビネットを叩いてみると非常に硬質な質感があり、セルブリンが考える理想的な"音の響き"を持っています。

アマトールは1988年に生産されたモデルですが、原産地ブラジル政府は1992年に締結されたワシントン条約に基づいた完全な禁輸措置を取っており、これがアマトールがミニマのように復刻ができなかった原因のひとつなのでしょう。

ユニットの価格だけでペア22万(!)25年前の現行当時でも高級木材だったハラカンダ材を惜しみなく投じたアマトールは、フランコ・セルブリンがスピーカーという"楽器"作りに費やした熱い情熱、そして物凄い意気込みを感じます。バッフルの前面には音の反響防止に”本皮”が張り込まれ、大変手の込んだフル・ハンドメイドで作られている。

しかしながら、AMATORが最高の音楽性を発揮できるのは、声楽や弦楽と云ったアコースティックなソースに限られます。

現代の音楽シーンではシンセサイザーを駆使したエレクトリック (電気的) な音源が多用されており、ポップミュージックを初めとして、そうした音源への対応が求められるのですがこうした電気音源は音色の変化が皆無です。

こうした音源を良質な音質で再現するためには、物理特性を重視したアキュレート (正確・精密) な音質が必須となるのです。

残念ながら Sonus faber ELECTA AMATOR は音色の良さでは最高峰の作品ですが、物理特性の性能を十分に兼ね備えてはいません。

ソナス最初のフラッグシップ、EXTREMAを思い出して下さい、
ネットワークは抵抗だけ (!) シンプルを極めた内部設計に、凝りに凝ったエンクロージュア、大変高価な (素性の良い) ユニットという構成でした。

「オーディオ的な音(物理特性)」 「音楽性のある(音色のよさ)」この二つを兼ね備えるにはどうすればいいのでしょうか?

この話をアンプに置き換えてみると一般的に物理特性は使用されるデバイスの数に比例して向上し、音色は数に比例して低下していきます。

オーディオアンプの基本技術は1970年頃に既に完成しています。
実は進歩しているのはデバイスの性能だけです。
オーディオアンプの進歩とは、デバイスの進歩なのです。

60年代の真空管の時代や、80年代のシンプルなトランジスターアンプの回路と比較すると、現代のアンプのコンストラクションは大量の素子で埋め尽くされているものが多いのですが、この内部観の変化は技術の進歩ではありません。

技術の進歩に合わせて向上したスピーカーやソフトの物理特性に追従しようという設計面での対応 (変化) なのです。筆者があまり評価しなかった、マドリガルレビンソン、26Lのコンストラクションを俯瞰してみてください。

ビッシリと細かい部品が敷き詰められています。

反面、初期クレルはどうでしょうか?
回路はとてもシンプルで、簡単に目で追いかけられるものです。

貴方はこの二機種を実際に並べて聴いてみたことはありますか?

筆者はあります。

26L (とそれと同質のモデル) のみで構成されたシステムの音を聴いて、涙が流れるほど音楽に感動できた人は果たしているのでしょうか。
(技術レベルの違いはあるとしても、開発年代はたった7年以下しか違いません。)

筆者は26LからML-1Lに買い替えたとき、あまりの素晴らしい"音楽"に言葉を失いました。26Lは 「オーディオ的な」 音質は向上していたのですが「音楽性」 ではML-1Lに大差で敗北しており、ML-1Lのほうが圧倒的に音楽が楽しく聴こえてきたのです。

Sonus faber ELECTA AMATOR  1988年 ¥693,000


アコースティック再生ではELECTA AMATOR に勝るスピーカーはありません。
しかし、エレクトリックなソースへの対応を果たし、より高度なトランスデューサーがあります。


HARBETH HL-X 1988年 \360,000

それがHARBETH HL-Xです。

よく乾燥させた天然のチーク材を使った薄いリアルウッドのエンクロージュアを積極的に鳴らし、箱鳴りの"響き"から生み出された、暖かさ、柔らかさ、艶やかさを加味した、音楽的な設計のもの。

英国人という人種は我々日本人と同じ感覚では推し測っては行けない、異文化の人たちです。 (ただし、音楽の感動には普遍性があります)

日本人では理解しがたいほどの吝嗇家 (ケチ) な人種なので、
20、30万クラスの HL-COMPACT、HL-5は本国ではまったく流通しておらず、生産されるすべてが外国への輸出向けの高級モデルだったのです。

どうみてもチープな作りのQUADのアンプ、あれは物量 (コスト) によって制限された製品です。

音質配慮によって決められたのではなく、あれが英国内で当時製品化できる物量の仕様だったのです。

QUAD ESLを中古で買ったサラリーマンのオーナーが英国のショップに問い合わせをした際、店主に 「ESLを使っているのに、城に住んでないのか!?」 と驚かれた笑い話があるほどです。

逆に云うと伝統的に英国エントリークラス製品は熾烈な競争によって磨かれ、異常な高水準です。
昔、テクニクスのエンジニア達がエントリークラスのプリメインアンプを製品化する際に、英国人の有名アドバイザーに試作機の意見を求めたところ、渡されたスコアシートが真っ赤になったほど、厳しい要求を突き付けられたそうです。

それほどまでに素晴らしい HL-Xですが、先代のHL-W (Vから日本市場に正規輸入されている) から採用された新素材のポリマー系樹脂を使った20cmのTPXコーンの振動版が割れたり、エッジが破損したりするトラブルが経年によってかなりの割合で報告されています。

HL-Xは箱もウーファーも巨大化で鳴らすのが少し難しいのですが、盛大な箱鳴きは芳醇な味わいを生み出し、堂々たる風格のあるスケール感の再生音を聴かせてくれました。艶っぽさ、温かみと味のある音質では先代までの白色半透明のPPコーン (ポリプロピレン) の方が上手でしたが。

英国製はコストを度外視したり、八方手を尽くして徹底的に製品をブラッシュアップし、最高の物を作り上げるという意識は希薄に感じられます。

やはりその点ではイタリア、ドイツ、スイスといった他国の製品のほうが実感できます。(もちろん例外は多数あります)

ソフトドームからハードドームへ、PPコーンからTPXコーンになって、BBCモニター研究所のチーフエンジニアだった経歴を持つハーベスの創業者、ダドリー・ハーウッドがリタイヤし、アラン・ショウの開発によって世に出されたHL-X。

最大の長所をやや減じて万能さを身に着けた音質を聴いて受入れ難く感じた方も多かったようで、「アランではダメだ」 と早合点したのです。
(会社を退いたハーウッド氏は存命中アランのデザインに助言したと聞き及びます)

確かにクラシック命の方にとっては、それは正しい判断です。
筆者もその点が選択の際の焦点でしたが、歴代HLモニターのトゥイーターの断線癖の酷さ、作りの甘さが最大のネックとなり、見送ることになりました。

HL-Xもまた、大口径20cmのTPXコーンの経年後に多発しているトラブルから敬遠し、これもまた導入を見送ることになりました。そこで選択したのが、初代HL-COMPACTです。現代ソースへの対応、高い音楽性 (ミュージカリティ)を実現した傑作モデルです。同じTPXコーンですが、16cm口径のウーファーは発売年から26年を経てもトラブルはさほど聴かれません。(安定しています)

ジャンクのHL-Xはよく見かけますが、HL-COMPACTはあまり記憶にないです。

HL-COMPACTは音のまとまり、製品としての洗練度では現行モデルにはとても及びませんが、エレクトリック、アコースティック双方への対応を果たした最高ランクの音楽性は、今を持って強い輝きを放っていると云えます。
(低域の分解能はやっぱり低く感じます)
英国製の持ち味はピカイチのセンス。

ただし、アコースティック再生ではやはりELECTA AMATOR が格上です。
濃厚さ、艶っぽさ、スケール感、品位、全て上回ります。

Minimaは小ぶりの構成ゆえの小気味良いセンシティブな反応を聴かせてくれますが、濃厚さ、スケール感の二点でAMATORとは段違いの格差があり、この辺は好みなんですが、筆者はまったく使いたい気持ちはありません。

AMATORは一度購入したのですが、Minimaは二度購入したことがあります。
AMATORをもう一度買おうと思っていたのですが、残念ながら相場が高騰してしまっていて諦めました。


HARBETH HLCompact 1987年 \236,000


「でも、所詮ブックシェルフでしょ?」

「大型スピーカーを使ってきた人間には食指が動かないよ・・・・・」


はい、そうですよね。分かります。もっともだと思います。

そういう方はSonus faber Elipsa、Sonus faber STRADIVARI Homage、予算に合うものをどうぞ。

STRADIVARI Homage は音楽性に優れたトランスデューサーの間違いなく頂点だと思います。


なぜ、ロジャースでもなく、スペンドールでもなく、ハーベスなのか?

お答えします。

HARBETH は中でも一番躍動感があって鳴りっぷりが良く元気があるんですよね。
そう、聴いていて音楽が楽しい!

HL-COMPACT、HL-XはHARBETHの歴史の中でももっとも売れたモデルです。

機器の良し悪し (評価) には様々な意見があると思いますが、セールスの実績は
機器の普遍的評価 (価値) を最大公約数で表しているのかも知れません。


(ハーウッド氏時代のハーベスは商売ベタの技術屋のカラーが強く、外観一つとっても素っ気なかったかなぁとも思うのですが)

36. 中川隆[-10266] koaQ7Jey 2019年5月21日 08:00:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2070] 報告

音楽ファンの為のステレオ  (英国編) Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-141.html

クラシックを中心に聞いている者にとっては、英国製のオーディオも捨てがたい魅力がありますね。

これまでの経験を要約すると、英国の機械はより俯瞰した描写が得意で、演奏会場全体を縮尺模型のように見下ろす感覚に秀でていると思います。

対して、米国の機械は一般に楽器の音を忠実に再現することに長けていると考えています。

演奏者と同じ床に座っていると言い換えても良いでしょう。


さて、英国の装置ほんの一例ですが。


スピーカー  Lowther アクースタMk-1  まだまだ中価格で素晴らしい物が沢山あり。

アンプセット QUAD 22+U型  またはLeak ポイントワンプリ+Stereo20

プレーヤー Garrard401  Decca Mk-1アームとMk-1カートリッジ


以上のセットは全て揃って初めて英国の音を具現できるものとしています。


もし、あなたが英国のオーディオを好まれてクラシックを楽しみたいと考えているとしたら、これらのセットは限りない喜びを与えてくれることでしょう。


ここで唯一つ、日本のオーディオマニアが40年以上に渡って犯してきた間違いを私は指摘することができます。

その発端は、五味康祐さんの高名な著書に端を発しています。
その書にはこんなエピソードで五味さんのオリジナル Tannoy との馴れ初めが記されています。

「貴社のTannoyで十全なステレオ効果を得るには如何な装置を用いれば良いか?」

と氏はTannoy社に尋ねました。

Tannoy社は答えて曰く

「Deccaの針、SMEのアーム、GarrardとQUAD(22+U型)のアンプを用意して待て」と。

これらの機械を用意して Tannoy の到着を待ち、これまでに経験したことのない音響の世界に驚愕したと氏は Tannoy との出会いを綴っています。

しかし、いつの間にかアンプは米国製に変わり、針もEMTに変わりました。

これはどうしたことでしょう?

私なりに推測するに、やはり、「より明確な音で聴きたかったのでしょう」

上述したように英国製の装置の醍醐味は、ホールごと俯瞰して聴けるような臨場感にあります。

このことは、反面楽器一つ一つの音色はブレンドされた状態でハーモニーの中に存在します。

この全体描写こそが英国オーディオの最大の美点であり、他国の機械に求め得ない特徴だろうと考えています。

その後、日本では Tannoy はクラシックを中心としたオーディオマニアの間で絶対的な名声を獲得しますが、その使われ方は、極めて日本的であったように感じています。異文化の伝統を受け入れて日本的なアレンジを加える能力ですね。

和菓子のあんこを、パンに入れて「アンパン」を創作する素晴らしいジャパンクリエイトです。


繰り返しになりますが、何かを得るには別の何かを手放すことにほかなりません。
英国の音響機器を使いながら、その長所をみすみす捨ててまで明快な鳴らし方にすることはないだろうに。と、私などはいつも思ってしまいます。

しかし、ヨーロッパの伝統的な文化の具現化は戦後の日本にはまだ遠く。はっきりとした、解りやすいソノリティへと嗜好が向かったこともまた、無理からぬこととは思います。


もちろん、オーディオはパーソナルな趣味であり、如何な組み合わせで聴かれてもご本人の満足を満たすことが大切ですが。

もし、英国のスピーカーをお使いで上のアンプを試したことがない方は、是非一度聞いてみることをお勧めします。


そこで得られる音は、ハッキリともクッキリとも聞き取れません。

しかし、数世紀に渡って、ヨーロッパの根底を流れてきた古く、底光りする燻し銀のようなクラシック音楽の文化自体の意味するところを、もう一度考え直させるいい機会になるのではないでしょうか。


コメント


イギリスの音

イギリスの音、日本のマニアが犯してきた間違い、、自分も何か違うのではないか?とずっと思ってきました。

デコラで聴くとデッカのカートリッジはすばらしいが、単独で聴くと、、、うるさくてとても、という話を良く聞きます。

タンノイのスピーカーも、しっとりと鳴らすのが難しく、使いこなすにはやはり使う人の人間性が、などと五味さんの言葉が?使われたりしてきました。

また逆に、タンノイはふやけたような音で、聞いていられないという方も、、、


イギリスの音、Kaorin さんのイメージとはちょっと違うのですが、自分の今のイメージとして、

HIFI時代のタンノイ、EMI、ローサー、、デコラなど、、

また昔の骨董時代の HMV、MARCONI、ferranti、など

に共通して、イギリスはとても明確な音を持っているのではないか、、と感じています。

もちろんハーモニー、音場の再生なども秀でいて、陰影も出せるけれど、基本的にとてもクリヤーな音を持っているようだ、と感じています。

オートグラフなどもそうですが、どうも、イギリスの機材は、、本来の魅力の出る的確な使われ方をずっとされてこなかったのでは、、と自分は強く感じています。
2010/02/07(日) 05:58 | URL | marco #MZf6kU0Y

Re: イギリスの音

いいですよお、同じ音を聞いても個々の捉え方と、言葉で表現する時に別の単語を選ぶのはオーディオの醍醐味だと思いますから。

皆が素直に感じる事を表現しあって議論して初めて、共通の認識が生まれるのだと思います。でも日本では、なにかカリスマの廻りでヨイショする的な構図が多くて、議論にならず右へならえなのが変じゃないですかって書きたかったんです。

デコラ(st)も一時使っていましたが、QUAD のアンプと同じ(僕流には)会場を俯瞰する音の感じでした。

なんとなれば、僕の印象のあれこれは Decca の針と英国製プリ=EQ のコンビネーションがあの音を形作っているのかなと当たりを付けています。

Decca または EMI のバリレラ針、QUA Dや Leak、デコラのプリ、以前に写真を載せた Lowther のプリも含めて全て一貫した英国の音になりますね。(回路はどれもほぼ一緒ですから当たり前ですが)
2010/02/08(月) 00:38 | URL | kaorin27

Re: イギリスの音

英国のスピーカーの音は、ボクには2種類あるような気がします。

今使っている GEC アルミコーンや、その前に使っていた QUAD ESL は、おとなしい高音で、ステレオの場合、音像がスピーカの後ろに展開する「俯瞰型」タイプです。

一方、marco さんもお持ちの HMV LS7 は、中高音の張り出したくっきりした音ですね。

昔聴いたワーフェデールやグッドマンのダブルコーンも、このタイプでした。

ボクは、LP期以降の録音(専らCDですが)は前者で聴いていますが、SPレコードやその復刻CDを聴くときは、後者がいいと思っています。
2010/02/08(月) 20:14 | URL | ibotarow #iaNYWVsc[ 編集]


Re: Re: イギリスの音
お三方目のご意見ありがとうございます。
ibotarowさんのように数々の英国製機材をお使いの方にご意見を頂くと、また一段、このテーマに奥行きが出来て嬉しいなと思います。

自分のホームグラウンドがどこにあるか(一番長く親しんだ機材)で同じ音を聴いても感想が異なったりすることもあるでしょうね。それは、とっても貴重なことと思います。
エベレストも北壁からでも南壁からでも目指すのは頂上ですものね。

そうですか、CD使うとやっぱり印象は変わりますでしょうね。

記事では英国製の RIAA-EQ と針との込みの音で書いてしまったので、一方の壁の情景だけでしたね。反省。

多くの英国のSPを使っている方への、同国製アンプを一度使って見られては?というご提案でしたので今回はご容赦をお願い致します。
2010/02/08(月) 22:36 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-141.html

37. 中川隆[-14031] koaQ7Jey 2020年2月06日 01:58:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-701] 報告
イギリスの庶民に金が無い理由

階級社会イギリスは、オーウェルの「1984年」監視社会を実現した、最初の国だった。


監視国家の現実 2020年02月04日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1019.html


  私が中学生になるころ、娯楽といえばテレビだったのだが、群を抜いて面白い番組があった。
 「プリズナー6」という。
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%BCNo.6

 このドラマの面白さは、最後まで主人公を監視し、拘束する組織の正体が分からないことだった。いったい誰が? 何の目的で、一人の諜報員を拘束し、暴力的に監視し続けるのか?
 ストーリーは、極めて哲学的な示唆に富んだもので視聴者を惹きつけた。

 この番組は、イギリスで制作されたものだったが、そのイギリスは、中国共産党の監視社会が成立するまでは、世界一の監視国家だった。
 2月2日、ロンドンで仮釈放中の、イスラム国思想の影響を受けたテロ活動家が単独で3名を刺傷し、直後に、監視中だった警官に射殺された。
 https://www.bbc.com/japanese/51352236

 容疑者は、世界一といわれる密度の監視カメラで追跡され、テロ行動と同時に近くにいた警官が駆けつけて射殺したのだが、その対応の早さに驚かされた。
 
 いつも誰かに見られている、超監視社会ロンドン
人口1人当たりの監視カメラの台数で、ロンドンは世界トップだという
 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032300130/

 このニュースを見て、プリズナー6を思い出したのは、私一人ではないだろう。
 イギリスは、オーウェルの「1984年」監視社会を実現した、最初の国だった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/1984%E5%B9%B4_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

 なぜ、イギリスが、かほどの監視体制を必要とする国だったのか?

 それは、歴史的な、もの凄い格差社会であり、社会資本や人的資源の流動性がなく、人々は、支配階級と被支配階級(奴隷階級)に歴史的に固定され、体制に対する憤懣をぶちまける手段が、テロしか残されていなかったからだろう。

 それは、最初に民族的対立のなかで起きていた。
 
アイルランド共和軍
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%85%B1%E5%92%8C%E8%BB%8D

 イギリスは「テロとの百年戦争」の最中にある ロンドンは、ずっと過激派の標的だった
 https://toyokeizai.net/articles/-/96503

 私の世代は、イギリスがIRAによって、激しいテロの標的にされ続け、ちょうど、中東の無差別自爆テロのモデルになっていたような時代が長く続いたことを知っている。

 だから、ロンドンでテロが繰り返されても、イギリス国民は、日常的風景として大きな驚きを持たないのである。

 イギリスは民主主義国家などと言われるが、実態は、王室と特権階級による独裁社会である。

 人々の身分は、生まれた家や土地によって定まり、土地の所有権すら、英王室と地方領主貴族が大半を独占し、ほとんどの英国民が小作人=農奴に貶められている。 
http://www2.ashitech.ac.jp/civil/yanase/essay/no07.pdf

 生産手段を持たない小作人の家に生まれたなら、社会全体の硬直した価値観によって、底辺の労働者階級としての人生以外の選択肢はない。
 これは移民に対しては、より苛酷であり、だから、移民でテロに走る若者が多いのである。

 これに対して、支配階級は監視と法的な弾圧で対抗してきた。

 イギリスにおける監視社会とは、固定された領主が、自由を求める底辺庶民の怒りを封じ込めるためのシステムであった。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1019.html  
 

38. 中川隆[-13470] koaQ7Jey 2020年2月26日 14:58:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[21] 報告

イギリスは、社会不安が「巨大暴動」という形で再燃してもおかしくない状況に 2020.02.26

イギリスもまた超格差社会である。『今日のイギリスは、先進国の中で最も不平等な国の1つ』と英社会学部教授は指摘する。

イギリスでは5人に1人が貧困状態で暮らしている。50万人近くがフードバンクを利用している。女性の中には生理用品が買えないという理由で学校を休んでいる女性もいるほどだ。(鈴木傾城)

先進国の中で最も不平等な国の1つ、イギリス

EU(欧州連合)離脱を成し遂げたイギリスのボリス・ジョンソン首相だが、EUを脱退したからと言ってイギリスが急に明るい国になるわけではない。イギリス国内はグローバル化の毒が社会の隅々にまで染み渡っている。

私たちはアメリカが激しい競争社会であり、格差がとめどなく広がっているいびつな社会であることは知っている。しかし、イギリスもそうなっているというのはあまり知らない。

イギリスもまた超格差社会である。『今日のイギリスは、先進国の中で最も不平等な国の1つ』と英社会学部教授は指摘する。

イギリスでは5人に1人が貧困状態で暮らしている。50万人近くがフードバンクを利用している。女性の中には生理用品が買えないという理由で学校を休んでいる女性もいるほどだ。

さらに子供の貧困も凄まじく、100万人の子供が適切な住居で暮らしておらず、空腹のまま学校に行かざるを得ない状況に陥っていると言われている。

ホームレスも増えて、バッキンガム宮殿のまわりにもホームレスだらけと化している。移民もまた昨今の不景気で次々とホームレス化している。

途上国の話ではない。イギリスの話である。

イギリスに来て成功している移民もいるが、逆に苦境に堕ちている移民も多い。低賃金と不安定な雇用でいつまで経っても生活の基盤が安定せず、白人系の低所得層と共に貧困に喘いで対立している。


人種問題・移民問題・差別問題・格差問題・貧困問題

イギリスの最底辺は荒廃している。

イギリスでは2011年7月23日にエイミー・ワインハウスという女性シンガーがドラッグとアルコールの過剰摂取で死んだ。彼女は家の近くの路地でいつもコカインを手に入れていた。

彼女はスラムに住んでいたわけではなく、ちゃんとしたところに住んでいたのだが、それでもドラッグの売人が路上で危険な薬物を売買する環境にあったのだ。

(ブラックアジア:エイミー・ワインハウス。名前にふさわしい死を迎えた歌手)

彼女が絶命した1ヶ月後、イギリスでは大規模な暴動が起きていたのも記憶に新しい。

これはロンドン北部にあるトッテナムで、29歳の黒人の男が警察官に射殺されたことで自然発生的に起きた暴動だった。

この射殺は不当だったとして家族と地元住民が警察署に抗議デモを行ったのだが、それを聞きつけて多くの黒人たちが警察署を取り囲み、日頃の警察官による差別的な言動を激しく抗議する状況になった。

こうしているうちに興奮した抗議デモ参加者の何人かがバスに放火したり、建物を壊し始め、あっと言う間に抗議デモが破壊と略奪を含む暴動と化した。

そこに社会の底辺で仕事もなく鬱屈していた白人の男たちも乗りかかった。そのため、暴動と破壊と放火は急拡大して他都市にも拡散していった。この暴動には人種問題・移民問題・差別問題・格差問題・貧困問題のすべてが爆発したものだった。
イギリスは、2008年のリーマン・ショックで直接的ダメージを受けた国のひとつで、その後も2010年のドバイ・ショックにも巻き込まれ、ギリシャ・ショックにも巻き込まれ、2011年は出口のない不況にもがいていた。

多くの若者が失業し、暴動が起きたトッテナム地区に限って言えば、失業率は20%近くもあった。

この20%が爆発したのが2011年8月のイギリス暴動だった。


EUを脱退してもグローバル経済から脱退できない

しかしながら、底辺の国民がいくらイギリス政府に不満をぶつけたところで事態は改善される見込みはなかった。経済的苦境はイギリス政府だけが問題なのではなく、先進国すべての問題になっていたからだ。

言うならば、グローバル経済という一国ではどうにもならない弱肉強食の資本主義システムでは、「労働者」はもはや単なるコストであり、使い捨ての対象なのである。

イギリスでもこうした状況が放置され続け、大量の移民が入り込んでますます労働環境が悪化していき、ついに移民反対派が反旗を翻してEU脱退を迎えることになった。

しかし、イギリスがEUを脱退したからと言って、すぐに格差問題や貧困問題が解決されるわけでもないし、「人種問題・移民問題・差別問題・格差問題・貧困問題」が解決されるわけでもない。

イギリスはEUを脱退しても、「グローバル経済」から脱退できない。今後も多国籍企業が下層の労働者を使い捨てにしながら肥え太っていくシステムは変わらない。
多国籍企業は、常に安い労働力を探して、労働力を安価で使うだけ使って、用済みになったら労働者を捨てるか、工場ごと捨てて去っていく。

労働者は使い捨てなので、労働環境を整えるとか終身雇用で面倒を見るような「コストのかかること」は絶対にしない。そうやって多国籍企業は世界の労働市場を荒らし回って莫大な利益を貯め込み、税金も回避して世界中を逃げ回る。
アップルも、グーグルも、アマゾンも、マクドナルドも、スターバックスも、世界各国で莫大な利益を計上しながら税金をうまくすり抜けているのを咎められて、あちこちの国で追徴課税命令を受けている。

しかし、これらは氷山の一角でしかない。

莫大な利益は巧みに隠され、株主と経営者と言ったステークスホルダーがその利益にありつき、労働者は賃金を抑えられた上に酷税が敷かれてどんどん貧しくなっていく。

人間の歴史の中で変わらない普遍的な方式とは?

かくしてイギリスの底辺では貧困が定着したまま放置され、怒りが充満したまま現在に至っている。このままではイギリスは再び巨大な暴動が起きるのではないかと噂する人もいる。

「貧困の増大と社会システムの行き詰まりは暴力を産み出す」という社会現象は、人間の歴史の中で変わらない普遍的な方式でもある。これらの根っこにあるのは、まさに貧困の増大と社会システムの行き詰まりだ。

イギリスにはそれが顕著になっている。だから、私自身もイギリスではEU脱退による後遺症が広がると、再度、大きな社会不安が巨大暴動という形で再燃してもおかしくないと考えている。

果たしてボリス・ジョンソン首相は、うまく舵取りができるのだろうか。
まずいことに、今後のイギリスはEUと切り離された形で生きていかなければならないのだが、そこに中国発の新型コロナウイルス問題が湧き上がっている。世界経済は暗転する。そのダメージをイギリスはまともに食らうことになる。

つまり、イギリスが経済的苦境に堕ちるのは確実な情勢となっている。

そうであれば最も大きな影響を受けるのがアンダークラス(貧困層)である。イギリスで2011年の大規模暴動が再現するような事態になっても不思議ではない。
今でもイギリスの底辺では経済環境の悪化に追い詰められる人たちが増えており、ますます不満と怒りをマグマのように溜めているのである。まさに「貧困の増大と社会システムの行き詰まり」の真っ只中だ。

イギリス社会がこの問題をどうやって解決できるのか誰も分からない。


『分解するイギリス: 民主主義モデルの漂流(近藤 康史 )』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4480069704/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=asyuracom-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4480069704&linkId=0285d334d40558ea6b00a9c46899fad9

39. 2020年2月26日 14:59:34 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[22] 報告
上のリンク
https://blackasia.net/?p=17284
40. 中川隆[-13941] koaQ7Jey 2020年3月16日 08:31:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[886] 報告
2020年03月16日
良いものを安く売る日本、粗悪品をより高く売る欧米


物体として壊れなければ永久に使えるファミコンより
数年で「使えなくする」ほうが儲かる

画像引用:買取実績|買取専門リサイクルマート - アル・プラザ栗東店https://www.recyclemart.jp/shop/rittou/result/hobby/nintend.html

粗悪品をより高く売ろうとする欧米人

日本には「良いものをより安く」という言葉があり、良い商売のお手本として称賛されています。

だが日本以外の国ではこうではなく、むしろ「粗悪品をより高く」売ろうとする企業が多い。

例えばアップルという企業はiPodやiPhoneなどをヒットさせたが、どれも「すぐ壊れるように」設計してあるそうです。

すぐというのは語弊があるが何十年も長持ちしたら買い換えないので、せいぜい数年が設計上の寿命になっている。

米IT企業の製品はどれも数年で買い換えるようになっていて、たとえ物理的に機能してもアップデートで使えなくする。

マイクロソフトはOSのウィンドウズを数年ごとに更新し、古いPCやOSを使えなくしています。


このように欧米人はなるべくすぐ壊れるものを売り、もし長く使う人が居ても使用期限やアップデートで動作しなくする。

自動車でも欧州の高級車メーカーは新車時はすばらしいが長持ちせず、耐用年数を短く設計しています。

数百馬力で数千万円もするスーパーカーはだいたい数年で壊れて、超高額な修理代を請求されることになっている。


日本車は正反対の設計思想でなるべく手間がかからず長持ちする設計になっていて、本当に長く使いたい人は日本車を買う。

日本製の家電や電気製品には使用期限という考え方がなく、ソニーや任天堂のゲーム機は永遠に遊べる。

任天堂のファミリーコンピューターは子供が踏んでも壊れない設計なので、今も多くの製品が普通に動いている。

良心的な企業ほど損をする

日本はメーカーが消えてなくなったとしても、製品は物理的に壊れない限り永遠に使える設計思想だといえる。

企業としては必ず5年以内に壊れるか使用期限を設けたほうが、定期的に買い換えるのでうま味がある。

これを悪い言葉で表現すると「粗悪品をより高く売る」商売が世界でもてはやされている。


日本は様々な商売で「良いものをより安く」する競争が起き、過剰サービスやデフレの一因になったとも言われている。

例えば日本は外食料金が先進国で最も安く、1000円以内でほぼどんなものでも食べることができ、しかも美味しいと言われている。

500円前後で食事ができる店も多いが、海外でこんなに安いのは後進国や新興国だけです。


北欧では安い外食店がなく1万円以上が普通で、他の先進国でも数千円はします。

だからマクドナルドなど米国のファーストフードチェーンが大人気で、1000円くらいのセットを安いと思っている。

日本でも原田会長の時にマクドナルドが1000円セットを出したが、高すぎるので廃止された。


比較的高いカレーやラーメンでも1000円以内で選び放題で、1000円出せばバンバーガーより良いものを食べれるからでした。

よく日本と比較して欧米の収入が多いとか1人当たりGDPが高いというが、彼らはその分物価も高い。

英米仏など先進国の家賃は東京の3倍が相場なのに、収入は1.5倍程度でしかないので生活はとても苦しい。


欧米の外食費は日本の2倍以上なので、むしろ日本より生活が厳しい場合が多い。

http://www.thutmosev.com/archives/82446366.html  
 

41. 2020年10月20日 10:50:45 : N12qwDPwzU : NVlHMUo4b1p4YjY=[9] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
読書コーナー〜「イギリス社会入門」〜 2020年10月20日


世界には、いろんな国があるが今のところ自分が一番シンパシーを持っているのは「イギリス」。

結局、オーディオがらみになってしまうのだがイギリス発の製品はスピーカーにしろ真空管にしろ自分の相性に合う機器が一番多い。

その音質の特徴を一言でいえば「決して出しゃばることなく、付き合えば付き合うほどに味が出てくる、まるで”いぶし銀”のような渋い音」。

あの五味康祐さん〔作家:故人)も名著「西方の音」で、「西方」を「イギリス」と位置づけてブリティッシュ・サウンドについて比類なき音楽・オーディオ論を展開されている。

もともと、イギリスは日本と同じ島国国家なので国民気質が似ているのかもしれない。

そこで、知っているようで知らない「イギリス」の最新事情をもっと知りたくなるところ。

「イギリス社会」入門〜日本人に伝えたい本当の英国〜(NHK出版新書)
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%80%8D%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AB%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%84%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E8%8B%B1%E5%9B%BD-NHK%E5%87%BA%E7%89%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%82%B9/dp/4140883545

と題したこの本はそういうイギリスの実情を赤裸々に伝えてくれるものだった。

            

著者のコリン・ジョイス氏は1970年イギリス生まれでオックスフォード大学卒、92年来日し高校の英語教師やジャーナリストを経て10年帰国。

「女王のことをみんなどう思っているの?」「階級社会は今も続いているの?」といったベーシックな話題を中心にイギリス人なら誰もが共有している習慣や感覚をユーモアたっぷりに解説していて、一気に読ませてもらった。

中身のほうは「1 階級」から「6 王室」を経て「19 品格」まで項目ごとに分けてイギリス人の気質が浮き彫りにされているが、ここでは「階級」について取り上げてみよう。

何といってもイギリス人気質を手っ取り早く理解できるのは「階級意識」が一番だと思うから。

「みすぼらしい上流、目立ちたがる労働者」という副題のもと、冒頭に提示されるのが次のテーマ。

「二組の夫婦がクルマに乗り込む。さて、誰がどこに座るだろうか。」

これがイギリス人の階級を見分ける方法の一つだそうだ。

○ 労働者階級

男性二人が前に座ってサッカーの話をし、女性二人が後に座ってショッピングの話をする。

○ 中流階級

それぞれのパートナーを大切にするので一組の夫婦が前に、もう一組の夫婦が後に座る。

○ 上流階級

夫婦がばらばらになる。前の座席には男性のひとりが、別の男性の妻と一緒に座る。後ろにはもうひとりの男性と、別の男性の妻が座る。

つまり、社交の場ではふだん話さない相手と出来るだけ話さないといけないと考えるのが上流階級。

このさりげないエピソードに接しての個人的な感想だが、「社会」を優先させ、「個人」と「家族」の安楽を後回しにするのが上流階級なのだと何となく得心させるところがある。

ただし、著者によるとたしかにイギリス社会で階級は一定の重みを持っているものの、その意味合いは外国人が思っているものとは大きく違う。

どうも階級意識が誇張されて伝わり過ぎているようで、決して上流階級はお上品ぶって威張っているわけではない。

階級意識を鼻にかけることを警戒してか、ことさらにそれを隠したがっており、時代に合わせるのが一番と心得ている。

たとえば上流の気取ったアクセントで話し、卒業した名門校のタイを締めている人などめったにおらず、もし、いたとしたら笑いものになるそうだ。

生活スタイルも質素、倹約を旨としていて、この辺の「自己韜晦(とうかい)」が、わが国の古典「徒然草」〔兼好法師)の精神にもつながってくるところで、あのオーディオ製品に見られるある種の「渋さ」とも共通するところだと思う。

ほかにも王室一族は民族的にいえば「ドイツ系」であり、そのことが国民に与える影響などが記されており、ことイギリスに関しては興味満載の本である。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/88d72512797e6278faac40f625ba96f3

42. 中川隆[-10959] koaQ7Jey 2024年4月10日 17:44:15 : EBxoLrKf52 : dzZnbFNnU1RmcXc=[6] 報告
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
口径38cmのユニットを使わない理由
2024年04月10日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/82e3ceca619afb033285a5fc0e42e5ed

オーディオ記事を書くたびに、いつも脳裡の片隅にあるのが(記事の内容を)「ジャズ・ファンが真に受けると拙いなあ」・・。

なぜなら、クラシックとジャズでは音の楽しみ方が違うと思う・・、つまり前者はハーモニーを重視し、そして後者はリズム感を通じて力感や勢いを楽しむ音楽だから〜。

もちろん私見である。

ほんとうに いい音 はクラシックもジャズも差別なく聴けるものだ・・、「実際に我が家がそうだ」というご意見もきっとあることだろう(笑)。

そこで、わかりやすい実例として我が家で「口径38cmのユニットを使わない理由」を縷々述べてみよう。


先日のこと、オークションにワーフェデール(英国)の口径38センチ(15インチ)のユニットが1本出品されていた。

お値段は「13,800円」と超安いうえに、音がメチャいいとされている「赤帯マグネット」付き!

原則として我が家では「38cm」はお呼びではないが、コスパがいいとついフラフラッとくるのはいつものこと(笑)。

我が家のウェストミンスターに使えそうなユニットなので落札したいところだが、なんといってもステレオとしてはあと1本欲しいところ。

そこでヨーロッパのSPユニットに関して独自の輸入ルートをお持ちのTさんに伺ってみた。

「実はお伺いしたいことがあります。現在オークションにワーフェデールの口径38センチのユニットが1本出品されてます。落札したいのですが、ステレオ用としてあと1本欲しいところです。

そこで、T様のルートから同じ口径38センチが手に入る可能性はありますでしょうか。まことに勝手のいいご相談ですが、いかがなものでしょうか。」

すると、ご丁寧にも次のような返信があった。

「お元気ですか。

ご照会の件ですが、当該のオークションも覗いてみましたが、アルニコの15インチタイプはなかなか見つけられないと思います。

15インチはどちらかというとアメリカ人好みのようで、イギリス国内では、Wharfedaleに限らず、15インチのユニットそのものが、あまり見受けられないように思います。
ご期待にそえず申し訳ありませんが、これに懲りず、また何かありましたら、いつでもご照会なり、ご相談なりしてください。 では、失礼いたします。」

というわけで、手に入れるのが難しいとなればオークションの出品物を諦めざるを得ない。1本だけではどうしようもないので〜。

さて、ここで何が言いたいのかといえば、イギリスでは15インチ(38センチ)のユニットがあまり見受けられないということ。

たしかにグッドマンやワーフェデールなどの有名どころにしても、15インチがあることはあるがめったに見かけない。

後日、この件を「有識者」に話したところ次のようなコメントがあった。

「そうなんです。イギリスは口径30センチのユニットが圧倒的に多いです。音のスピード感と繊細な表現力と適度な量感をマッチングさせるとなると口径30センチのユニットがベストと考えているのでしょう。

私もそう思います。したがって、あなたのユニットの選択は間違っていないと思いますよ。口径38センチのユニットを思いどおりに動かすのはたいへんです。タンノイの昔のユニットがなぜいいかというと、コーン紙の重さが軽いのも一因でしょう。」

この言葉にたいへん意を強くしたのは言うまでもない(笑)。

口径38センチのユニットはそれなりの魅力もあるのだが、どうしても空気を押し出す量と抵抗、そしてコーン紙の重さを考え合わせると、音声信号に対する追従性に問題が出てくる。

それがイヤで我が家のユニットはウェストミンスター内蔵のユニットまで含めてウーファー系はすべて「口径30センチ」に留めている。

いわば、クラシックの低音は主として箱の響きを利用して鳴らす、その一方ジャズの低音は口径の大きなユニットを強力なアンプで これでもかといわんばかりに ガンガン駆動する・・。

で、我が家で使用している小出力の「3極管シングル」アンプとの絡みもあるので一概には言えないわけだが、これまで使ってきた口径38センチのユニットはすべてオークションに放出してしまった。   

そういえば、タンノイの創始者「G.R.ファウンテン」氏が愛用していたのは「オートグラフ」ではなく、口径25センチの「イートン」だったことはよく知られている。

これがクラシックを愛好するイギリス人の良識あるオーディオ観といっていいだろう。

自分もタンノイは「VLZ・イン・オリジナル・キャビネット」「インパルス15」「ウェストミンスター」と使ってきたものの、一番バランスが良かったのは最初に使った「VLZ」だった。今となっては手放さなきゃよかった(笑)。

まあ、クラシックファンの中で「口径38センチ」のユニットを使っておられる方はたくさんいらっしゃるので、こればかりは是非もないが肝心の「お耳のセンス」の方は「?」だと内心秘かに思っている。

というか、好きとか嫌いというよりも「ブランドを盲信」されている方が大半だろうし、改造する勇気も無いし面倒だというのが実状だろう。

そこで、外野席から反論・・、「お前の勇気なんて蛮勇というものだ」という声が聞こえてきそう(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/82e3ceca619afb033285a5fc0e42e5ed

43. 中川隆[-8681] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:21:18 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[2] 報告
<■272行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830

このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。

「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。

その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。

やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。

さて、当日の模様を振り返ってみよう。

お電話があったのは午前9時過ぎだった。

「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」

随分、タフな方である(笑)。

10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。

全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。

もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。

肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。

すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。

で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。

我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。

次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。

「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。

ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。

何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。

とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。

ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。

ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。

2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。

モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。

とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。

とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。

そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。

「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」

「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」

すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。

「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。

その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。

そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」

「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。

翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」

「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」

というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830


▲△▽▼


善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda

「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。

つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。

ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。

口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。

で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。

何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。

ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。

せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。

クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。

重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。

そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。

さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。

で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。


両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。

その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。

そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。

まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。

さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。

もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!

そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。

ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。

こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。

で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。

「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。

次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。

実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。

このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。

さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。

というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。

今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda


▲△▽▼


「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884

10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。

改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。

まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。

見てくれの方も、かなり変身〜。

これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。

もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。        

そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。

これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!

狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。

昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。

半日がかりの作業の結果、この通り〜。

何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。

午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。       

これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。

で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。

お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。

流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。

思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。

ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。

そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。

8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。

そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。

悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。

これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884


▲△▽▼


柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261

このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。

何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。

オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。

な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。

当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。       

そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。       

これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。

そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?

同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。

「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。

つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。

昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。

バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。

作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。

これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!

絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。

そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。

アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。

で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。

低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。

経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。

ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。

「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。

この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。

そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。

試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。

トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!

音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史3掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史3掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
近代史3掲示板  
次へ