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スマホを使うとバカになる
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/341.html
投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 13 日 12:01:15: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 5G電波の危険性 _ 5G導入をベルギーが見送り決定! 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 13 日 11:41:54)


スマホを使うとバカになる


危険すぎるスマホ依存 長文読めず、言語能力は2歳児レベルに
(更新 2018/6/16 07:00) 週刊朝日

「スマホ依存」という言葉も定着している

 いまや人々の生活とは切っても切り離せないスマートフォン。「スマホ依存」という言葉も定着しているが、それは子どもだけに限らない。小さな子を持つ親世代から定年を過ぎた年配者まで、大きな影響を与えていることがわかった。


 自己抑制を担う脳の前頭葉が完成するのは、20歳から30歳と言われる。

「アルコールやたばこと同じです。依存性のあるものに対し、脳の機能が未発達な子どもたちが、自分の意思でコントロールするのは難しい」

と話すのは仙台市と東北大学の加齢医学研究所の研究所長で「脳トレ」でも有名な同大教授の川島隆太氏だ。

 札幌市在住の良子さん(仮名)が娘にスマホを持たせたのは小学6年の3学期。クラスの半数がスマホを持っていたが、Wi−Fiでネットがつながるリビングでしか使えないようにしていた。

 だが、飲食店や百貨店や娯楽施設など、大抵の場所はWi−Fiがあり、ネットに接続できる。

「スポットを見つけてはやりたがります。なので、親が、ネットを使える時間を設定できるアプリをスマホに入れて管理しています」(良子さん)

 川島教授らは中学・高校に出向き、こう訴える。

「勉強と食事、睡眠中はスマホのスイッチを切ること。これを約束しよう」

 その川島教授だが、別の危惧を覚えている。

「スマホ依存から抜け出せないのは、むしろ大人のほうですよ」

 2013年、川島教授らの研究チームは、仙台市内の幼稚園で、「家庭で親子だけで遊ぼう」というプロジェクトを開いた。市内でも教育熱心といわれる地域の親たちに向かって、川島教授らがこう言った。

「(普段から)10分、子どもと向き合ってみてください」

 だが、大半の親は真顔でこう返した。

「忙しくてできない」

 予想もしなかった回答に衝撃を受けた川島教授らは、こう投げかけた。

「その忙しい中で、テレビやスマホをどれだけ見てますか」

 川島教授が考案した「10分間遊び」を取り入れ、プロジェクトは終了。その1カ月後、参加者の様子が報告された。子どもの問題行動が目に見えて少なくなり、親のストレスは激減したという。

「たった10分間、親と子が向き合う。それだけのことで、親という『緊急避難基地』を得た子どもの精神状態は安定する。それが証明されたのです」(川島教授)

 調べるときに、手に取るのは紙の辞書だろうか、それともスマホだろうか。

 後者と答えた人は、じわじわと脳をむしばまれる危険性がある。

 川島教授は脳機能の働き方について計測実験をしたことがある。

 相手の顔を見て話すなど、人を相手にコミュニケーションをしたときの脳を近赤外線分光装置で測ると、前頭前野は活発に動いた。だが、同じ人物と電話やテレビ会議で話をした場合、脳は全く動かない。囲碁についても同様で、人と対面して打つと前頭前野が活発に動くが、コンピューター相手だと動かない。

「前頭前野はリアルなコミュニケーションによって活動することがわかりました」(川島教授)

 ペンと紙を使って文字を書いてみよう。漢字を思い出し、書き順にならって丁寧に書くだろう。すべての過程で脳を働かせる必要がある。一方、パソコンやスマホを使う場合はどうか。漢字を忘れていても、ひらがなを入力して変換キーを押せば、自動的に漢字が表示される。人の脳がやるべき作業はITが肩代わりをし、人間がやるべき作業は、漢字が正しいかどうか判断するだけだ。

 文字を入力しない、AIによる音声操作が浸透してきたが、この状況に川島教授は一層の危機感を持っている。川島教授によると、フェイスブックの長い文章を読めない人が増えているそうで、LINEやツイッター上の2〜3語で構成される文でなければ読むのがつらいのだという。

 実は、この2語、3語といった長さの文は2歳児の言語レベル。「その2語文でさえAIの音声操作が代行し、人の行動を補完していくならば、そのうち人が口にするのは『ウー、キー』で済んでしまう。脳を使わず退化した人類は猿以下になるのでは、と本気で思っています」(同)

 スマホ依存で脳の働きが鈍くなる。加えて情報の洪水にさらされると、脳の検索や管理機能が働かなくなり、40〜50代では脳が「ゴミため」になってしまうと刺激的な指摘をする専門家もいる。さらにスマホを手にする機会が増えてきた高齢者にも“危険”が迫っている。

 認知症などの脳神経疾患を専門とする「おくむらメモリークリニック」(岐阜県)の奥村歩院長を訪ねた68歳の男性は、こう訴えた。

「頭がボーッとしてだるい。人としゃべるのもおっくうなんです」

スマホ依存度チェックリスト(週刊朝日 2018年6月22日号より)

 家族の名前も出てこない。昨日見たテレビの内容も忘れてしまう。MRIで画像診断をしたが記憶をつかさどる脳の海馬部分の萎縮も見られない。ただ、ひどく疲れていた。自宅での様子を尋ねると、弱々しい声でこう答えた。

「ネットで映画を見たり、本を探したり……」

 名の通った企業に勤めていた男性だが、定年後に転機が訪れる。疲労骨折で足を痛め、自宅で療養することになった。暇を持て余して仕方がない。試しにインターネットの動画サイトをのぞいてみると、映画やドラマも視聴できるではないか──。動画を見ていると、あっという間に一日が過ぎる。次第に倦怠(けんたい)感と頭痛に襲われ、食欲も失せた。

「認知症ではなくネットの長時間使用による脳過労の状態です。骨折や肺炎などで体調を崩し、自宅にこもるタイミングが端緒となる高齢者が多いですね」(奥村院長)

 ネット漬けが続けば、脳疲労が回復することなく、うつ症状も表れ、認知症へと進行する危険性さえある。

 男性はIQが高く、最新システムを積極的に取り入れる柔軟なタイプだったそうだが、インターネットに取り込まれてしまったのは皮肉な話だ。

 記憶や学習をつかさどる脳の中枢である前頭前野は、ふたつの働きに分かれる。ネット検索など頭を使わずに調べ、一時的に固有名詞を記憶する際に使うのは、浅く物を考えるワーキングメモリーの機能。逆に、じっくりと手紙を書いたり、人と会って話をしたりするなど、五感をフル活動させるのが熟考の機能だ。

 元気なときは、友人と喫茶店でコーヒーを飲みながらおしゃべりをしたり、まめに手紙を書いたりしていた女性でも、外出がおっくうになると、電話になり、メールやLINEでメッセージを送る生活になる。それを続けていれば、熟考機能が衰えるのはごく自然な流れだ。最近、物忘れや、仕事の効率が下がってまずいなと感じているあなた。スマホやネットの電源を切って、街に出かけよう。

「出張や旅行でビジネスホテルに泊まったときなど、僕はホテルの窮屈なバスタブには入らず、地元の銭湯を探して、土地の人びとの空気や会話を楽しみます」(奥村院長)

 たとえば夕食のお店を、ネットの「食べログ」で探さず、店構えや店内の雰囲気、漂う匂いで、おいしい店を探してみる。新しい発見に刺激を受けた脳が、働きだすに違いない。(本誌・永井貴子)

※週刊朝日 2018年6月22日号
https://dot.asahi.com/amp/wa/2018061400008.html


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スマホ1時間以上の利用で学習に影響 宮城県公立高調査、正答率の低下顕著に
11/20(火) 9:43配信 河北新報

 宮城県教委は19日、県内の公立高1、2年生を対象にした2018年度学力状況調査結果をまとめた。スマートフォンや携帯電話の使用時間が平日1時間以上になると、学力が低下する傾向が浮き彫りになった。県教委は「インターネットへの依存的傾向が学習や生活に影響を及ぼしている」と注意を呼び掛けている。
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 2年生だけに実施した学力調査の結果を踏まえ、平日のスマホ使用時間と各教科の平均正答率の関係を調べた。
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 「30分以上1時間未満」と答えた生徒の正答率は国語63.1%、数学55.3%、英語57.6%。「5時間以上」の生徒の正答率は国語47.3%、数学24.1%、英語35.9%にとどまった。1時間以上になると使用時間が長くなるにつれ、各教科で正答率が低下した。
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 2年生が平日に最も時間をかけるのは「ゲームやインターネット」が38.4%で最多だった。5年前と比べ13.7ポイント増で、割合は年々上昇している。
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 平日の家庭学習時間について「全く、またはほとんどしない」と答えた2年生は30.8%で最も多く、1年生は17.6%だった。同様の傾向は以前から続いており、2年生の「中だるみ現象」は改善していない。
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 2年生の学力調査で、全校共通問題の平均正答率は国語56.0%(前年度比6.4ポイント増)、数学41.7%(6.9ポイント減)、英語47.3%(3.2ポイント増)だった。数学と英語は、基礎・基本知識の定着度が上位層と下位層に二極化している現状が浮かび上がった。
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 調査は7月、県立と仙台、石巻両市立の公立74高校の1年生1万4418人、2年生1万4499人を対象に実施した。



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スマホを捨てれば子どもの偏差値は10上がる
http://toyokeizai.net/articles/-/212824

「ながら勉強」が子どもに与える深刻な影響
川島 隆太 : 東北大学加齢医学研究所 所長 2018年03月18日

スマホが学力にどんな影響を与えるのか、「脳トレ」の川島教授が解説します


いまや多くの人の生活に欠かせない存在となったスマホ。自分はついつい長時間使っていても、子どもにはスマホの見過ぎを注意する人もいるでしょう。

スマホが子どもの脳に与える影響に関し、「脳トレ」ゲームを開発した東北大学の川島隆太教授が、中学生2万人以上を対象に調査を行いました。その調査からわかったのは、「スマホを使用すると偏差値が10下がる」という衝撃の事実でした。

本稿では、なぜスマホが学力に悪影響を及ぼすのかについて、近著

『スマホが学力を破壊する』
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4087210243/toyokeizaia-22/

の内容を基にお届けします。

始まりは驚きの調査結果

「なんだ、このデータは!?」

2013年10月、私の研究室の助教からメールで送られてきた資料を目にして、私は思わず声をあげてしまった。

科学者は通常、予想外の結果、すなわち新発見につながる知見に出あうと心が沸き立ち、アドレナリンが分泌されるはずなのに、目の前に表示されたグラフは、私をただただ暗い気持ちにさせただけであった。

そのグラフは、宮城県仙台市の公立中学校に通う2万2390人が受けた数学の試験結果と、平日の家庭での学習時間の長さ、平日の携帯電話やスマートフォンの使用時間の関係を示したものだった。

http://toyokeizai.net/articles/-/212824


家庭での勉強時間が同じでも、携帯・スマホを使用する時間の長いほど成績が下がることがわかる。図をよく見ると、家庭で毎日2時間以上も勉強をしていても、携帯・スマホを3時間以上使用すると、携帯・スマホは使用しない、かつほぼ勉強もしない生徒よりも成績が低くなっている。2時間を超える勉強の努力が消えてしまったことになる。

さらに深刻なのは、ほぼ家庭で勉強をしない生徒達のデータである。この生徒達は学校の授業でのみ勉強をしていることになる。それが、携帯・スマホを1時間以上使用すると、使用時間の長さに比例して点数が低くなっている。携帯・スマホを使用したことによって、学校で学んで得た記憶さえもが消えている可能性がある。

この調査は、東北大学が仙台市教育委員会と共同で行っている「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」の一環で行われたものだ。同プロジェクトは、子ども達の学習意欲をどのようにして向上させることができるかを、脳科学、認知科学、心理学の側面から明らかにしようとするものである。2010年より継続して活動を行っており、毎年7万人以上の市立小・中・高校に通う児童・生徒全員のデータの解析をしている。

将来を担う子ども達の健全育成に直接つながる社会的意義の高さに加えて、膨大な数のデータを扱うので、科学的には強い信ぴょう性のある結果を得ることができる。そのため、研究者の私としては魅力的なプロジェクトである。

プロジェクト開始当初(2010年頃)は、テレビ視聴やゲームプレイが子ども達の学力に負の影響があることを詳細に解析するための議論をしていた。しかし、青少年のテレビ離れやゲーム機離れが進んでいることを、産学連携研究を通して知っていたため、代わりに台頭してきたタブレットやスマホ利用の影響を調査することになった、という経緯がある。

学力低下は睡眠時間が短いからではない

スマホが学力を破壊する――。この原因として最初に考えたのは、睡眠時間の減少だった。携帯・スマホを長時間操作していれば、当然、夜遅くまで起きていることになる。毎年行われている文部科学省の全国学力調査結果から、睡眠時間の短い児童・生徒の学力が低いことがわかっている。また、睡眠不足が細胞内でエネルギー産生を行っているミトコンドリアの機能を低下させることも科学技術振興機構「脳科学と教育」の班会議で報告され、学力低下の一因と考えられている。

そこで、2014年度以降の調査では、平日の睡眠時間との関連も調査することにした。結論から言えば、睡眠の影響である可能性はほぼ否定された。十分に睡眠をとっていようが、睡眠不足であろうが、スマホ等の使用時間が長ければ長いほど成績が下がることが証明されてしまったのである。

http://toyokeizai.net/articles/-/212824?page=2


睡眠時間が6時間未満の生徒たちの成績は、スマホ等の使用時間によらず全般に低いことがわかる。寝不足が学力を押し下げることは、紛れもない事実なのだ。加えて、睡眠時間の長さにかかわらず、スマホ等の使用時間が長ければ長い生徒ほど成績が低いことが見て取れる。

ここまでのデータで、スマホ等の使用による成績の低下は、学習時間とも睡眠時間とも直接は関係していないことがわかった。スマホを長時間使ったことによって家での勉強時間が削られるから学力が低いわけではない。スマホを長時間使ったことによって睡眠時間が削られたために学習の記憶の定着が悪く学力が低くなったわけでもない。すなわち、スマホ等の使用が直接に成績に影響を与えている可能性が高いということだ。

学力に強い影響を与えるアプリは

次いで考えたのは、スマホ等を使用したから成績が下がったのではなく、もともと成績の低い生徒達はスマホへの親和性が高いのではないかということだ。要は、原因と結果を取り違えている可能性はないかと考えたのである。

そこで、匿名化を行ったうえで全ての児童・生徒の追跡調査を開始した。児童・生徒の個人情報は我々には開示されないが、その子にいわば背番号を付ける方式で、生活習慣と学力の経年変化を追跡調査できるようにした。

その結果、

@スマホ等を使用しないと良い成績が向上していく
Aスマホ等を使用し続けると悪い成績がさらに悪くなる
Bスマホ等の使用を開始すると良かった成績が低下する
C逆に使用を止めると成績が向上する

以上4点が明らかになった。つまり、もともと成績の低い生徒達のスマホへの親和性が高いのではなく、スマホ等を使用しているから学力が低下しているのだ。

では、スマホ等の何が学力低下をきたしているのか。調べもの学習のための使用と、ゲームプレイや動画視聴では影響が異なるであろう。そこでアンケート調査にスマホ等をどのような目的でどのくらい使用しているかの項目を加えて解析を行った。

結果の詳細は拙書「スマホが学力を破壊する」を参照されたいが、LINEに代表されるインスタントメッセンジャーの使用が、最も学力低下の影響が強いことがわかった。追跡調査結果でも、強い負の影響が証明された。


http://toyokeizai.net/articles/-/212824?page=3


試験の難易度などは教科ごとに異なるので、2017年度の最新データで4教科の平均偏差値を計算してみたところ、LINE等をまったく使わない群が50.8だったのに対し、1時間未満の群は50.2、同1〜2時間は47.7、同2〜3時間は45.1、同3〜4時間の群は43.0、そして同4時間以上は40.6となっていた。偏差値で10以上の差が出る結果となったのだ。

多少の勉強で偏差値を10上げることは至難の業だ。この結果を知って以来、私は受験生やその保護者に半分冗談、半分本気でスマホを捨てれば、偏差値10向上も夢ではない!と言っている。

「ながら勉強」の蔓延

海外で行われた高校生や大学生を対象とした調査研究でも、インスタントメッセンジャーの使用時間が長い生徒の学業成績が低い、教科書を読むときに注意散漫になりやすい、読解力が低い、など様々なネガティブな影響がたくさん報告されている。

こうした多くの論文では、勉強中にインスタントメッセンジャーを使うなど、何かをしながら同時にインスタントメッセンジャーを利用する「マルチタスキング」が問題ではないかと議論されている。特に、テレビやラジオ、パソコン、スマートフォンなど、複数のメディア機器を同時に利用する「メディア・マルチタスキング」のネガティブな影響に注目が集まっていた。

そこで我々もメディア・マルチタスキングの観点から調査結果を眺めてみると、なんと、スマホ等を所持している7割以上の中学生が、家庭で勉強中にスマホ等を操作していることが判明した。3割以上の生徒は学習中にゲームで遊んでいた(最近では、ゲームを起動した状態で放置することでポイントが貯まるといったゲームもある)。

ヒトは弱い生き物であることを再認識した。スマホ等を持ってしまったら、いけないと思っていても、勉強中にゲームで遊んでしまうのだ。そして、メディア・マルチタスキングの学力への影響はシビアであった。


http://toyokeizai.net/articles/-/212824?page=4


ゲームに限らず、学習中に音楽を聴いても、LINE等を操作しても、成績は大きく低下していた。また操作するアプリの数が多ければ多いほど、成績が低下することも判明した。海外の研究に目をむけても、青少年のメディア・マルチタスキングに関しては、学力の他認知機能も低下する、社会性に悪影響を与える、記憶力を低下させるなどネガティブな影響を論じる論文がたくさんある。


主に中学生のデータを基にスマホの影響を論じてきたが、このネガティブな影響が、全ての年代の方々にあてはまることを忘れてはいけない。明るい将来を担保するために、自制心を持ち、スマホの使用は1日1時間以内とするのが望ましいだろう。

今世紀、情報通信技術、コンピュータ技術が飛躍的に発展し、スマホを代表とする情報通信端末が広く普及したことにより、人類と社会、文明の破壊が一気に進みだしたのではないか。特にヒトの心の内なる破壊が、すでに深く静かに始まっているのではないか。私はこうした危機感を強く感じている。

破壊が非可逆的になる前に、社会全体で歯止めをかける必要があると固く信じている。



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1万人の脳を治療してきた医師が明かす スマホが記憶力を低下させるワケ〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171013-00000073-sasahi-life

AERA dot. 2017年 10/17(火) 7:00配信


 電車の中で8人がけの席を見ると、そのうち7人はスマホを眺めています。本を読んでいる人は、一人いればいいほうです。「スマホで本を読んでいるかもしれない」という可能性もないわけではありませんが、もし「知識を得る」ために本を読んでいるのだとしたら、スマホは適切ではないと、

『脳を強化する読書術』(朝日新聞出版)
https://www.amazon.co.jp/1%E4%B8%87%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%84%B3%E3%82%92%E5%88%86%E6%9E%90%E3%81%97%E3%81%9F%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B-%E8%84%B3%E3%82%92%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A1%93-%E5%8A%A0%E8%97%A4%E4%BF%8A%E5%BE%B3/dp/4023315729/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1508452382&sr=8-1&keywords=%E8%84%B3%E3%82%92%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A1%93

の著者で、「脳の学校」代表、加藤プラチナクリニック院長の加藤俊徳医師はいいます。

 自身も「難読症(ディスレクシア)」で、本を読むのが苦手だったという加藤医師が、数十年に渡る研究で知ったスマホ読書の弊害とは? 加藤医師に話を聞きました。

*  *  * 

 私は医学博士として、人の脳の成長過程を専門に研究してきました。「fNIRS法」という脳を分析するための手法を確立し、その方法は現在世界700カ国以上の医療機関で使用されています。また、臨床家としてこれまで1万人以上の人々のMRI脳画像を特殊な技術で分析するだけでなく治療してきた経験から、脳を見れば、その人が何が得意で、何が不得意か、どんなくせがあり、どんな生活を送っているかがわかるようになってきました。

 例えばアナウンサーの人の脳は、たくさんの文字情報に接しているにもかかわらず、脳の「記憶する場所」や「思考する場所」よりも、「伝達する場所」が鍛えられています。原稿を読んで覚えたり、考えたりするのではなく、「伝えること」に特化しているからです。実際に読んだニュースの内容が頭に残らないという人も多いのです。

 このように、脳というのは使い方によって、成長の仕方が変わります。「知識を得やすい脳」、つまり「勉強脳」となっているかどうかは、活字の読み方次第で変わってくるのです。

●勉強するなら、スマホではなく紙の本

 最近では電子書籍をスマホなどで読む人も増えているようです。スマホであれば、ちょっとした時間でも読むことができますから、効率も上がるように思えるかもしれません。

 しかし、実際にはスマホでの読書は、紙の本よりも効率が悪いのです。何が違うのでしょうか?

 スマホを読むときに、私たちはスクロールしながら文字を追い続けます。このとき目は常に画面の文字を追っているため、目も常に動いている状態になります。このように、目がものを追いかけている状態にあると、脳の中の「見るための場所」ばかりが刺激されて、「記憶する場所」や「思考する場所」への刺激がおろそかになってしまうのです。ですから、暗記したり、思考したりするためには、文字が動かない紙の本のほうがいいのです。

●物体として存在することに意味がある

 紙の本のよさは他にもあります。それは本という「物体」が存在する、ということです。

 脳には主に文字情報を担当する左脳と、主にものの形や非言語情報を担当する右脳分かれます。スマホで文字情報だけを追っていると、その刺激は左脳にしか行きません。しかし「めくる」という動作など、五感を通じて「本」という形を認識することで、紙の本の読書は左脳と右脳を同時に刺激することになります。「脳全体を使って読む」方が、記憶に定着するのは間違いありません。そういった意味でも、紙の本は「物体として存在する」ということに、大きな意味がるのです。

「経験になるかどうか」という文脈でも、大きな違いがあります。「今日は1日ゆっくり読書ができて、最高の1日だった」という経験をしたことのある人は多いでしょう。休暇のときに、木陰や砂浜で本をゆっくり読むなどというのは、最高の贅沢ですよね。しかし、それがスマホだとどうでしょう? ネットニュースなどでいい記事を1本読んで、「いい記事を読んだ」と嬉しくなることはあっても、「今日は1日スマホでゆっくり読書ができて、最高の1日だった」という感想を持てるでしょうか?

 スマホの文字情報を追うだけでは、「本を読んだ」という経験にはなりにくいものです。私たちの脳が、物体を伴わないものに関して「経験」として認めてくれないのであれば、本はやはり紙で読んだほうがいいでしょう。なぜなら、「経験」にすることで、脳への定着率がより高まるからです。

 大人になると、ものを覚えるのが昔よりも随分と難しくなってきます。その上、勉強にスマホを使っているのであれば、その効率は下がって行くばかりです。私は、自分自身が「難読症(ディスレクシア)」であり、活字を読むこと自体に苦労した経験から、これまで数十年にわたって、脳に知識を入れるためにどんな読み方をしたら良いか、ということを散々試してきました。その際には、脳科学の知識も使いました。そして、その過程でわかったことは、

「本は紙のほうが、内容が頭に残る」

 ということです。

 せっかく読書をするのですから、それを知識として記憶し、それをもとに思考を深めたいものですよね。そうであれば、本は紙で読むことを強くおすすめします。(構成/黒坂真由子)


 



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2016.3.4
スマホ依存が人間の脳に与える2つの悪影響
岸 博幸:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授+ 
http://diamond.jp/articles/-/87340
スマホ依存の本当の深刻さを知らない人が意外に多い

 兵庫県は、スマホ利用のルール作りを学校や保護者に求める条例を県議会に提出しました。この条例は今月成立する見通しですが、既に兵庫県以外でも幾つかの自治体が、小中学生のスマホ利用を午後9時までと制限しています。

 これらの動き自体は正しいと思いますが、子どものスマホ利用を制限する理由となると、スマホ依存が過ぎると朝起きられなくなる、学校の成績が下がるといった抽象的な説明に終始しており、ちょっと説得力に欠けると言わざるを得ません。そこで、今回はスマホ依存がもたらす本質的な問題点について考えてみたいと思います。

米国の研究で明らかになった
スマホがもたらす2つの影響

 米国での様々な研究からは、スマホの使い過ぎは二つの影響を人間の脳にもたらすと考えられます。

 第一は、テキストの読み方が“浅い読み”ばかりになるということです。

 人がテキストを読むとき、その読み方には“浅い読み”と“深い読み”の二種類があります。“浅い読み”とは、例えば電車の車窓から見える看板などの文字を読むときがそうであるように、無意識のうちに短時間でさっと読んで内容を認知はするけれど、特に記憶に残すこともないという読み方です。

 それに対して“深い読み”とは、じっくりと読む過程で、テキストから取得した新しい知識が読み手の個人的な知識や経験と統合され、新たな洞察を生み出すという読み方です。

 平たく言えば、“浅い読み”が受動的な行為であるのに対して、“深い読み”は能動的な行為であると言えるでしょう。

 そして、スマホでコンテンツを読む際の眼球の動きなどについての研究から分かることは、スマホ上でテキストを読むときは“浅い読み”が圧倒的になっているということです。

第二は、スマホ上でのマルチタスクは人間の集中力を大きく低下させるということです。

 スマホを使う際にはマルチタスクが当たり前です。電車の中で熱心にスマホを使っている人の行動を見ると、様々なウェブサイトやブログを見て、友人のFacebookやTwitterの更新をチェックして、LINEで友人と会話して、YouTubeで様々な動画を見て、と大忙しです。

 それ自体非常に効率的に新たな情報を摂取しているように見えますが、逆に言えば、マルチタスクは一つの情報に集中することを妨げていると言うことができます。

 更に言えば、ウェブサイトに貼られているリンクをどんどんクリックしている人も多いですが、こうしたリンクはテキストの拾い読みを促進しています。検索サイトはテキストを断片化しています。動画サイトはたくさんの関連動画を提示することで動画のつまみ食いを促進しています。SNSはフォローしている友人の更新を教えることで、頻繁にチェックすることを要求します。

 要は、マルチタスク、そしてそこで利用可能な様々なネットサービスは、人間の集中力をどんどん低下させているのです。ページビュー数を増やしてこそ広告収入も増えるという今のネットビジネスの構造からは、一つのコンテンツに集中して長時間とどまるより、集中力を低下させて何度もアクセスさせるのが合理的ですので、これはやむを得ません。

 そして、人間の脳は環境への順応性が非常に高いということを忘れてはいけません。脳の基本構造はほとんど変わっていないにも拘らず、人間の思考や行動の方法は過去数千年の間に原型をとどめないほど大きく変化している位です。

 特にスマホを使っていると、視覚(コンテンツの閲覧)、聴覚(新着メールなどのお知らせや音楽)、触覚(画面のスクロール)と五感のうち3つを独占しますので、脳は容易にマルチタスクの環境に順応します。

 すると、脳は常に新たな情報やコンテンツという刺激を求めるようになってしまうのです。これが集中力の低下に他なりません。

スマホだけではなくネットも同じ

 このように、スマホを使い過ぎると、テキストの読み方が自然と“浅い読み”ばかりになり、集中力も低下してしまうという、人間の脳にとって望ましくない事態が引き起こされることになります。

 もともと人間は他の動物と同様に注意散漫でした。“浅い読み”が当たり前だし集中力もなかったのです。それは幼児の行動を見れば明らかです。


しかし、グーテンベルグによる印刷技術の発明により、一つの書物をじっくり読むという“深い読み”と集中力の向上が可能となったことで、人の創造性の発揮や文明の進化がもたらされました。

 そう考えると、テレビやラジオといったマスメディアの普及は、人間を原始的な注意散漫状態にある程度引き戻したと考えることができます。“深い読み”や高い集中力というのは後天的に身に着けた能力だからです。

 しかし、人間を注意散漫に引き戻すパワーという点で考えると、情報量の多さや双方向性などから、スマホはマスメディアを大きく凌駕しています。

 マクルーハンの「長期的にみれば、我々の思考や行動に影響を与えるのは、メディアの伝える内容よりもむしろメディア自体である」という名言から考えると、スマホは過去数百年で最も大きな影響を人間の脳に与えつつあるのです。

 ところで、これまで敢えてスマホにフォーカスして書いてきましたが、当然ながら同じロジックはパソコンからのネット利用にも当てはまります。

 スマホとネットに共通して、マルチタスクで様々なコンテンツに長時間アクセスしていると、“浅い読み”と集中力の低下が引き起こされるのです。より正確に言えば、スマホやパソコンの画面にはすごく集中しているけど、そこで流し読みしているコンテンツへの集中力は極度に低下しているのです。

スマホとネットだけでは
クリエイティブになれない

 そう考えると、スマホ規制条例の動きをきっかけに一人でも多くの人が意識すべきは、スマホやネットの使い過ぎは、子どものみならず大人の脳にもかなりの悪影響を及ぼすということではないでしょうか。その理由は、人間の脳は何歳になっても環境に順応して進化するからです。

 もちろんスマホやネットには、人間の認知能力を高度化するという大きなメリットがあります。凄まじいまでに多量の情報を短時間でスキミングして認識できるという能力は、スマホやネットの普及により人間が新たに身に着けることができたと言えます。

 ただ、例えば米国のある研究によると、仕事を効率的に処理できるチームは二つの異なったフェーズを繰り返しています。一つは新しい情報を収集するフェーズで、もう一つはそれらの情報を消化・統合させてクリエイティブな解決策を見出すフェーズです。

 これと同じことは個人にも当てはまるはずですが、残念ながら人間の脳はsingle-purpose engineであり、二つのフェーズを同時にこなすことはできません。一時にできるのは、情報を収集するか、思考を展開するかのどちらか一つです。

そもそも日本経済の再生や個人の所得の増大のためには生産性の向上が不可欠であり、それを実現するのは個人のクリエイティビティです。今の時代は、どんな仕事でも、そしてもちろん勉学でもクリエイティビティが求められているのです。だからこそ、子どものみならず大人もスマホやネットを使い過ぎないよう、自らを律することが必要ではないでしょうか。

 ついでに言えば、同じ議論はスマホのゲームにも当てはまると思います。RPGはともかく普通のゲームは、確かにプレー中はすごく集中してやっているように見えますが、実際はゲームの側に規定された動きを繰り返しやっているだけですので、集中力の向上にはまったくつながりません。

 私は、電車の中で大半の大人がスマホに熱中して、マルチタスクで様々なコンテンツを流し読みしたりゲームに興じている姿を見ると、この人たちは家に帰ったらスマホやネットから離れて“深い読み”をしたり集中して物事を考えることをやっているだろうか、と余計な心配をしてしまいます。

スマホ利用の制限はまず大人からやるべき

 結論として私は、二つの理由から、まずスマホ利用を制限すべきは大人の側ではないかと思っています。

 一つは、日本経済の再生もさることながら、個々人が自らの生産性を高めて収入を増やすには、“深い読み”や集中力の向上を通じてもっとクリエイティブにならないとダメだからです。

 もう一つは、子どものスマホ利用を制限するという方向は正しいですが、それをやるにはまずは大人の側が自らのスマホ利用を制限しないと無理です。子どもは大人をよく見ています。多くの大人が電車の中でスマホに熱中していては、また親がスマホばかりいじっていては、子どもにスマホを使い過ぎるなと言っても全然説得力がありません。

 繰り返しになりますが、スマホやネットには凄まじいまでに大きなメリットがあるし、何よりこの上なく便利です。多くの人がスマホやネットを頻繁に使うのはやむを得ませんし、それを全面否定したりはしません。

 でも、便利だからと言って際限なくのめり込んでいては“浅い読み”しかできなくなって集中力も低下して、頭が働かなくなるだけです。スマホやネットを賢く能動的に使いこなしてクリエイティブになれるか、または受動的にそれらに使われてバカになるかは、個々人の心がけ次第です。子どもがどちらの道に行ってしまうかも、親の心がけ次第です。

 一人でも多くの人がそうした意識を持つようにすることが、スマホ条例よりもよっぽど重要ではないでしょうか。



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スマホ依存で不安感増大、脳のはたらきに影響も
2017.12.04 Mon posted at 18:59 JST


常にスマートフォンを使いたいと感じる依存症の人が増えているという


(CNN) スマートフォンが使えないことに恐怖を感じる依存症の人が増加している。スマホ依存症は脳に影響を及ぼす可能性があるという研究結果もこのほど発表された。こうした症状は「ノモフォビア」と呼ばれる。

ノモフォビアは「NO MObile PHOne phoBIA」の略語で、スマートフォンなどの端末を使えないことに対して恐怖を感じる状態をさす。

インターネットで質問に答えると、自分のノモフォビア度を判定できる英語のサイトも開設された。

同サイトでは、「常にスマートフォンで情報にアクセスしていないと落ち着かない」「スマートフォンで情報をチェックしたい時にそれができないとイライラする」「スマートフォンのバッテリー切れが怖い」など20項目の質問について、どの程度当てはまるかを、1(全く当てはまらない)〜7(完全に当てはまる)の範囲で回答。これを合計して自分のスコアを判定する。

この判定方法を開発したニューヨーク州立大学のカグラー・イルディリム准教授によると、スコアが21〜60点であれば軽度のノモフォビア、61〜99点になると長時間スマホを見ずにいることに耐えられない状態、100点以上ならスマホが使えないと重度の不安感に襲われる状態にある。

「日常生活に支障が出るようになると懸念が生じる」とイルディリム氏は言い、社会生活や友人・家族との関係に悪影響が出ることもあると指摘。「判定の結果、スコアが高い人は対面関係を避ける傾向にあり、社会不安の程度が高く、うつともいえる状態にあることが分かった」と解説する。

「常にスマホにつながっていたいので、仕事や勉強にも支障が出る」「もし自分に当てはまるのなら、自分の行動と不安の程度に目を向けるべき時だ」(同氏)

民間企業が英国で行った実態調査では、回答者の66%が何らかの形のノモフォビアと判定された。常に接続できるよう、2台以上のスマホを持っているという回答者は41%に上った。

このほど米シカゴで開かれた北米放射線医学会では、スマホ依存症が脳の機能にも影響を及ぼす恐れがあるという研究結果が発表されている。

韓国・高麗大学の研究チームは画像診断装置を使って、インターネット依存症またはスマホ依存症と診断された10代の少年19人の脳を検査し、依存症ではない少年の脳と比較した。

その結果、依存症の少年は、神経細胞を抑制する大脳皮質内の神経伝達物質「GABA(ガンマアミノ酪酸)」の値が、脳の信号を活性化させる神経伝達物質「グルタミン酸―グルタミン」の値よりも大幅に高いことが分かった。

この研究についてイルディリム氏は、「GABAは神経細胞を減速させる」「集中力を保ちたくても注意力が低下し、気が散りやすくなる」と指摘する。

以前の研究でも同じよう結果が出ているといい、「スマートフォンへの依存度が強くなりすぎると、集中力が損なわれる」と同氏は話している。

依存症の少年は、不安やうつの度合いが高く、不眠性や衝動性も強いことが分かった。

ただ、9週間にわたって認知行動療法を受けた依存症の少年12人は、グルタミン酸―グルタミンと比較したGABAの値が正常に戻ったという。




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人間の心理:フェイスブックは脆弱性を悪用する」意図で設計された:脳の衰え:悪意
2017-12-04

「人間の心理学的な脆弱性を悪用する」意図で設計されたフェイスブックなどのSNS ―「いかに子どもの脳を破壊しているか」元CEOが暴露


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竹下雅敏氏からの情報です。

 フェイスブックの創設者が、SNSは、“人の注意と余暇を出来る限り奪うように設計されている”と暴露しました。実際に研究者の多くは、フェイスブックやインスタグラムの利用者の多くがそれを利用することで、不幸になっていることを指摘しています。

 記事の中で、“人間心理学を悪用したツール”と初代CEO自らが述べているように、“人との実際の深いつながり”を破壊し、より多くの“いいね!ボタン”や“好意的なコメント”を求めるというループの中に巻き込んでしまいます。これは、“人間の心理の脆弱性を利用”した意図的なものだとして、警笛を鳴らしています。

 個の確立が出来ていない人物にとって、<いいね!>の数や好意的なコメントが社会的承認となるのでしょう。要するに、<いいね!>ボタンは脳内麻薬のドーパミンの効果を持つというわけです。

 逆に言うと、個が確立する前にこのような環境に依存するようになるのはとても危険なことで、人々は自分の頭で考えなくなってしまいます。
 In Deepさんはこうした状況を、“シープルあるいはロボトミア集団的な社会の完成”と表現しています。フェイスブックやツイッターがCIAの道具であり、支配層は人類を羊として囲い込む事を考えているわけで、その意味ではこれらのツールは非常にうまくできていると言って良さそうです。

 In Deepさんは SNSに対して、“とても危険な気がする”として、当初から警戒していたようです。その危惧は、創設に関わった人物によって、事実であった事がわかったわけです。私も感覚的に危険を感じていて、ツイッターもフェイスブックも全く利用していません。簡単に言うと、“肌が合わない”のです。道具というのは、それに関わっている人の意識や心の波動が乗るものです。私は、こうしたツールから漂う悪意を感じ取っています。なので、関わらないのです。

 こうしてみると、世の中は悪意に満ちており、あまりにも汚染されていると感じます。どこから手を付けたら良いものかとも思いますが、現実には、悪意からこのようなツールを作り出した者たちから順に、宇宙との繋がりが断たれ、深い闇の中に落ち込むという形で報いを受けることになります。それが、今行われている肉体レベルでの裁きです。

(竹下雅敏)


注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フェイスブック初代CEO、SNSは脳を傷つけると警鐘


転載元)

Sputnik 17/11/11

フェイスブックの初代最高経営責任者(CEO)であるショーン・パーカー氏は、SNSが人の注意と余暇を出来る限り奪うよう設計されていると警告した。

スプートニク日本

パーカー氏は「これは、私たちが利用者に、写真や投稿へのいいねやコメントから少しずつドーパミンを与える必要があることを意味します。そしてそれはあなたにより多くの投稿を行わせ、より多くのいいねやコメントをさせる」とした上で、「これは社会的証明の(結果が増幅されていく)フィードバックループだ」と指摘した。

パーカー氏はこれが「人間心理の脆弱性を利用」したものだと述べる。

さらに、「これは文字通り社会との、他人とのあなたの関係を変える。もしかすると、奇妙な方法で生産性を阻害するかもしれない。子どもたちの脳への影響は神のみぞ知る」との見方を示した。

フェイスブックは2004年、マーク・ザッカーバーグ氏、 ダスティン・モスコービッツ氏、 クリス・ヒューズ氏らによって設立された。ナップスターなどの共同設立者であるパーカー氏はフェイスブックの初代CEOとなったが、2005年に会社を後にした。現在はザッカーバーグ氏が会長兼CEOを務めている。


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フェイスブックやインスタグラムを含むSNSが、「人間の心理学的な脆弱性を悪用する」意図で設計され、「いかに子どもの脳を破壊しているか」が元CEOより暴露される


転載元)

In Deep 17/11/10

2017年11月9日の米国メディア「アクシオス」のインタビューより

・axios.com


(中略)

私の子どもは小学6年生で、うちには共用の Mac パソコンがあるのですけれど、

(中略)

「スマホは中学生になっても高校生になっても買いません」とも言ってあります。連絡用には親など登録した相手だけに連絡できる「見守りフォン」みたいなのは持っています。

私は子どもにほとんど「ダメ」を言わない親バカあるいはバカ親ですが、SNS だけは違います。

(中略)

理由は複雑ですが、登場当初から、「あからさまに、人の心理学を応用したシステムに入りこむのはとても危険な気がする」と漠然と考えていたからです。

人の「評価されたい願望」「孤独はおそろしいという幻想」などによって人をその中毒にしてしまうという意味で、です。

(中略)

しかし今、冒頭の記事のように、その Facebook (以下、英語はうっとうしいのでフェイスブックと記します)の初代 CEO 自らが、「あれは人間心理学を悪用したツールとして設計して、その目的を達した」と述べているのでした。

(中略)

(続きはこちらから)


文中に出てくる人名について、簡単に記しておきます。みなさん三十代のお若い方たちです。

ショーン・パーカー(Sean Parker)

ナップスター、Plaxo、Causesを共同設立した実業家で、フェイスブックの初代 CEO を務めた。2005年にフェイスブックを去る。

マーク・ザッカーバーグ(Mark Elliot Zuckerberg)

フェイスブックの共同創業者であり、現在の CEO 。

ケヴィン・シストロム(Kevin Systrom)

写真共有 SNS 「インスタグラム」の共同創業者。

この人たちは、みな「人間心理の脆弱性」を知っていて、それをプログラムにうまく反映させることで、それらは共に稀代のヒットサービスとなりました。

(中略)

その未来は、ショーン・パーカー氏が言うように「奇妙な社会の生産性の低下を導く」ということにつながっていくのだと思われます。

なぜかというのは、今の世の中の電車や街の中の人々の風景を見ていると理解できるのではないかと思います。あの風景には「生産性がない」だけではなく、かつてあった「ぼんやりと考えるひととき」も剥奪され、人は考えなくなった。

今までの人間の歴史の中でこんなに人が考えなくなったのは「初めてのこと」だと思っています。誇張ではなく「初めて」です。

(中略)

少し考えれば「わかるのでは?」の「わかるのでは」の部分がもはや存在しない。考えがすでに自分のものではないのです。

シープルあるいはロボトミア集団的な社会の完成が……。

(中略)

Sean Parker unloads on Facebook “exploiting” human psychology
AXIOS 2017/11/09

フェイスブック創設者ショーン・パーカー氏は、フェイスブックが「人の心理」を「搾取する」ものだと語る

(中略)

パーカー氏のフェイスブックのアカウント「 I-was-there (私は-そこに-いた)」は、人類の歴史において未知の規模への到達の可能性を持つソーシャルネットワークの力と効果についての議論の中で貴重な視点を提供している。

(中略)

「フェイスブックが進行していた時、私の元にはこのような人たちがいた。たとえば、『私はソーシャルメディアには参加していない』。私は『そのうち参加するようになるだろう』と言うと、彼らは『ノー! 私たちはリアルの生活を大事にしているし、この今の瞬間、現実の今の時を大事にしている。そして人との実際の深いつながりを大事にしているんだよ』と言うんだ」

「私は言ったよ。『でも、最終的にあなたがたはたソーシャルネットに参加するようになるのさ』と」

「自分が言っているこういうことの結果を、自分が本当に理解していたのかどうかはわからない。もし、それ(フェイスブック)が 10億人あるいは 20億人の人たちが集まる場に成長した時には、ネットワークが意図していなかった結果になるからだ。それは文字通り社会とのあなたの関係をお互いに変える..。それは恐らく奇妙な方法で生産性を妨げるだろう。それ(ソーシャルネット)が子どもたちの脳に何をしているのかは神しか知らない」

「これらのアプリケーションを構築するための思考プロセスは、フェイスブックの最初のものだ…それは…たとえば、『私たちはいかに自分の時間を消費し、可能な限り意識的な注意を向けているか』ということについてだった」

「それは、私たちがあなたがたに少しずつドーパミンを打つようにしなければならないことを意味する。誰かが写真や投稿などに《いいね!ボタン》を押したり、好意的なコメントをしたりすることはより多くのコンテンツに貢献するだろう。……あなたがたは、もっと《いいね!ボタン》をと求める…そして、もっと好意的なコメントをと……」

「これは社会的検証のフィードバックループだ…。そして、これらはまさに私のようなハッカーが思いつくようなもので、なぜなら、これはあなたがた人間の心理の脆弱性を利用しているからだ」

「発明者、創作者… その私、そしてマーク・ザッカーバーグ、あるいは、インスタグラムのケビン・シストローム(Kevin Systrom)… このすべては、意識的に、この《人間心理の脆弱性》を理解してやっていた。そして見事にやってのけてしまった」
https://ameblo.jp/himetoatomu/entry-12333570580.html



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“スマホ認知症”20代の物忘れ外来患者も
2/28(水) 14:23配信 日テレNEWS24

いま、働き盛り世代の人に「スマホ認知症」の症状を持った人が増えているという。スマホと認知症の関係とは?

スマホ認知症は若者たちがかかるという。

脳神経外科医・奥村歩医師「物忘れ外来を訪れる患者の若年化がどんどん進んでいる」

認知症を専門とするクリニックでは、患者の30%が40代〜50代、10%が20代〜30代と認知症にならないような世代の受診がここ数年は増えているという。

脳が健康な状態を保つために必要なことは、情報を脳に入れることと、その情報を深く考えることをバランス良く行うことだという。

スマホの登場で現代人は“情報入手”だけが多い状態になっている。気がつけば、脳は情報で“オーバーフロー”となり過労状態になるという。そのため、物忘れや感情のコントロールができない、自分らしさを失うといった、うつ病や認知症と同じ症状が引き起こされるという。

奥村医師「長く続くと、本当のうつ病になってしまう危険があるので警鐘を鳴らしているんです」

ほかにも症状が続くと、老後の認知症の危険も高まるということだが、スマホ認知症は生活習慣を変えれば改善するという。そのために必要なのは“ぼんやりタイム”だ。集中して何かをした後にぼんやりする時間が脳には必要だという。

移動中、食事中、休日、就寝前、スマホと一緒に過ごしていたこの時間をぼんやりする時間に切り替え、スマホ認知症と無縁の生活を。

【the SOCIAL lifeより】



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スマホばかり頼る人が脳を使えていない理由
視覚優位の日常が「聞く力」を弱らせている
加藤 俊徳 : 医学博士、「脳の学校」代表 2018年04月17日
https://toyokeizai.net/articles/-/216106

聴覚を鍛えることが脳の活性化につながります(写真:maroke/iStock)

スマホのおかげで日々の生活が格段に便利になった。一方で、スマホが私たちの脳に与える好ましからざる影響も注目されつつある。

ケータイが出てくる前は、電話をかけるときも相手の電話番号を憶えていたりしたが、今は、自分で電話番号など記憶しなくなった。脳の記憶をつかさどる部分を使わなくなったのだ。

スマホのアプリの乗換案内は便利だが、乗り換えの順番や路線図を頭の中で描いたり、途中駅の風景を想像することがなくなった。また、レストランへ行くとき、最初に行き方をスマホでチェックしてから行かないと、単純なことでも難しく感じてしまう、という経験はないだろうか? これらの例はみな、脳を使わなくなってきたという具体例である。

聴覚系部位は人間の脳の根幹

問題は、この中でも「聴覚系をつかさどる部位」を使わなくなり衰えていることだ。脳というのは、聴覚系や視覚系、思考系といったように、部位によって働きが違う。ところが、現代人のようにテレビやスマホばかり見て、脳の成長が視覚系に偏ってしまうと、脳全体の成長バランスが悪くなって、日常生活の多くの場面に支障をきたしてしまう。

視覚が優位になった場合、どうしても聴覚がなおざりになってしまう。聴覚系は、理解系や記憶系と密接な関係にある非常に重要な脳の部位。聴覚系の働きが阻害されると、わたしたちは物事をきちんと理解し記憶に基づいて行動できなくなる。

逆に、きちんと聞くことができるようになると、脳の各部位が鍛えられ、それをきっかけにさまざまな脳の部位を偏りなく、広く使えるようになる。だからこそ、聴覚系の脳部位をないがしろにしてはいけない。その意味で、聴覚系こそ人間の脳の根幹をなすと言っても過言ではない。

拙著『脳を強化したければ、ラジオを聴きなさい』でも詳しく解説しているが、現代人は耳で他人の生の言葉を聞く機会が激減し、どんどん「自閉化」している。他者との交流時間が不足し、コミュニケーション能力が低下して「自閉化=非社会化=共同体からの疎外」が進んでいる。

この原因の多くはテレビやパソコン、スマホを見てばかりで、視覚優位の生活環境になっていることだ。その意味で、現代人は、映像・文字情報に頼りすぎており、「聞くこと」よりも視覚に引っ張られる、「テレビ脳」「スマホ脳」になっている。

その中でも最も危険なのが「スマホ脳」だ。視覚系が優位になると、聴覚系の活動は半減する。スマホはテレビ以上に、主体的に「見る」というよりも、受動的に「見せられている」状況をつくりだす。視覚系は、聴覚ほど脳の各部位をバランスよく活性化させることはできない。これが、脳の理解系や思考系の活動をも著しく低下させる。

加えて、スマホは、外部記憶装置そのもので、人の海馬をやる気にさせない。出番のない海馬は、記憶しようともしなくなる。その結果、前後の記憶が飛びやすくなり、注意散漫や物忘れが頻発する。スマホ脳で意識が飛びやすいことは、歩きスマホをしている人が他人や物にぶつかりやすいことからも、容易に想像できる。

聞く力が弱い人は問題も多い

あなたの周りにはこんな人はいないだろうか? これらはみな、聴覚系が劣っている、あるいは未発達な人たちである。

(1)人の話を聞かない

(2)怒りっぽい

(3)相手の気持ちを察することができない

自分だけ一方的にしゃべって人の話を聞かない人。聞く力は、右脳と左脳の両方にあるが、こういう人は、右脳の「聞く部位」が働いていないことが多い。自分以外の音に注意が向かない、こういう人は脳画像を見ると一目瞭然だ。また、人が話をしているとき、話を聞かず、自分が次にしゃべることばかり考えている人も、やはり聴覚系と直結している記憶系が劣っていることが多い。

怒りっぽい人。こういう人は、家族や同僚に対して、つねにイライラを抱えている。しかし、実は相手を理解する以前に、そもそも相手の話をちゃんと聞けていないケースが多いのだが、本人はそれを自覚していない。こういう人は、怒りの原因が自分の側にあることに気づかず、どうにもならない感情を相手や物にぶつけてしまう。スマホをいじっている人に声をかけると、イラッとした態度になってしまうのは、聴覚系がかなり劣っているからだ。

オフィスの新人にありがちなのが、相手の気持ちが読めない人。お客様から電話がかかってきても、相手が困っているのか、怒っているのか、泣いているのか、声から判断・想像ができず、判断をあやまってしまう。「耳で空気を読めない」のだ。視覚系優先で生きてくると、こうなってしまうが、実はこういう若者は多い。ただ、視覚系優位といっても、狭い画面を眼球を動かさず眺める習慣によって、耳だけでなく、目でも空気が読めない人が急増している。

こんな聴覚系の問題を解決するのが「ラジオ」である。人の言葉が一方的に流れてくるラジオは、「よく聞く」訓練にはもってこいで、流しているだけで聴覚系や理解系の部位が鍛えられる。ラジオを聴く、という行為は、実はただ耳に音が入ってくるのではなく、脳が音を選んで聞き続けている行為。これは脳を強化するトレーニングそのものだ。

さらに、ラジオは声だけでいろいろと想像する。これも脳の各部位を刺激してくれる。ラジオを聴きなれた人は、パーソナリティーのその日の声を聴き、「あ、きょうは元気がないな」などと判断できる。「耳で空気が読める」ほど、聴覚系が発達している証拠だ。

「ラジオ脳」があなたを救う

ここで私はみなさんに「ラジオ脳」になることをおすすめする。「ラジオ脳」とは、聴覚系の部位が高度に発達し、それにより、聴覚系の部位と関係の深い、その他の7つの脳の部位(記憶系、思考系、視覚系、理解系、伝達系、感情系、運動系)の機能も同時に強化された脳のこと。意識的にラジオを聴くことで、このラジオ脳を手に入れることができる。

また、私がおすすめしたいのが「ながらラジオ」。「ながらラジオ」は、聴覚系の部位とその他の部位を同時に刺激し、鍛えることができる。


『脳を強化したければ、ラジオを聴きなさい』(宝島社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

たとえば、料理や掃除などの家事をしながらラジオを聴いてみる。この場合、ラジオの音声を耳の器官で感受して聴覚系を使い、体を動かすことで運動系を同時に使っていることになる。

まさに、聴覚系と運動系の部位を同時に鍛えているわけだ。あるいは、ラジオのスポーツ中継や、ドラマ、スタジオ外からの実況レポートなどを聴きながら、その光景を想像してみてはどうだろうか? この場合、聴覚系と視覚系の部位を同時に働かせていることになり、これもまたふたつの部位を鍛えていることになる。

脳というのは非常に正直で、使えば使うほど、鍛えれば鍛えるほど、成長する。だから、脳トレは何歳になっても始めるのが遅すぎるということはない。その脳トレの中心にくるのが「聞く力」、聴覚系の鍛錬。それがラジオで簡単に、そして有効にできる。





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画面見る時間の制限で子どもの認知力向上、睡眠や運動も関連
2018.09.28 Fri posted at 17:15 JST
https://www.cnn.co.jp/tech/35126203.html


スマートフォンなどの画面に見入る時間が少ない子どもは認知力が高い傾向にあるという

(CNN) 子どもが余暇でスマートフォンなどの画面を見る時間を1日2時間以内に抑え、十分な睡眠と運動を心がければ、記憶力や注意力などの認知力向上につながる――。そんな研究結果が医学誌ランセットに発表された。

研究チームは米国の8〜11歳の子ども約4500人の生活実態を調べ、子どもの1日の行動目標を定めたカナダのガイドラインに照らして達成度を調査した。

その結果、1日9〜11時間の妨げられない睡眠が確保できている子どもは約51%。余暇で画面を見る時間が2時間以内にとどまる子どもは37%、毎日1時間以上体を動かしている子どもは18%だった。

3つの目標が全て達成できていたのはわずか5%にすぎず、30%は1つも達成できていなかった。

全対象者の平均では、1日の睡眠時間は9.1時間、余暇で画面を見る時間は3.6時間、運動目標を達成できていたのは週の平均で3.7日だった。

それぞれの目標達成は、記憶力や注意力、情報処理速度、言語力といった認知力の向上と関係していることも分かった。3つの目標全てを達成した子どもは全般的な認知力が最も高く、次いで睡眠と画面を見る時間の2つの目標を達成した子ども、3番目は画面を見る時間の目標を達成した子どもの順だった。

調査はカナダ・オンタリオ州の小児病院の研究チームが実施。米国立衛生研究所の助成を受けた脳の認知力の発達に関する研究データと、保護者に子どもの生活実態を尋ねた調査結果に基づいている。


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スマホで脳の「聞く力」が低下している。  
ABC豆 ( 23 大阪 会社員 ) 18/11/14 PM10 
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=340842

スマートフォンが日常生活に馴染んで久しいが、
近年ある側面が問題になっている。

「スマホ認知症」とも言われているその現象は、
スマホが私達の脳に良くない影響を与えることを物語っている。
日常生活のなかで何か不便なことや分からないことが起こると、
私達はすぐにスマホに頼ってしまう。

その中でもとりわけ問題になっているのは「聴覚をつかさどる部位」が使われないことだ。
スマホを多用することによって脳は視覚からの情報ばかりを供給することになっている。

脳のはたらきも部位によっていくつもあり、聴覚系、視覚系、思考系など様々に分かれている。
これらの様々な部位がバランス良く機能することで脳は成長していくのだ。
しかし供給される感覚が偏ってしまうと、脳全体の成長バランスは崩れてしまうのだ。

現在のスマホが多用されている状態では視覚からの情報に感覚の部位が偏っており、
聴覚で感じる機能は成長せず、物事をきちんと聞いて理解し、記憶することが出来なくなる。

聞く力が弱い人はあらゆる場面で弊害が起きてくる。
中でも深刻な問題は「相手の気持ちを察することが出来ない」人が増えていることだ。

相手の声音を聞いても相手が怒っているのか、喜んでいるのか分からず判断を間違えてしまう若者は着実に増えているようだ。
こうした人は社会においても成果を出していくことは難しい。

現代において、社会に有力な人間を育てるには、確実に失われつつある「聞く力」をどう育てていくかが最も直近の課題だと言えるだろう。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=340842

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「聞く力」衰退の実感 と スマートフォンが普及した年代の不気味な一致  
HAYABUSA ( 40代 ) 18/11/19 AM09
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=340959


人手不足と言われる昨今。僕の会社には、毎年途切れることなく新入社員が仲間入りしてくれる。なんとも有り難い。

一方、その結果として我々旧人は、新人たちの素養や能力を自ずと看ることになる。途切れる事なく若者が入社してくれるので、それを何年かやっていると、入社年代に応じた傾向が“総じて”つかめてくる。そこで感じていることがある。

ここ数年「話が伝わらない」若者が増えている。年々、総じて、聞く力の衰退が進行していると感じる。この感覚に間違いがないか確かめるため、同期に問うと、彼も「同感だ」と言った。

もちろん、話が伝わる若者も多くいる。程度の差はある。が、思い起こせば、6〜7年前入社の若者から聞く力の衰退を明確に感じ始めた。

そんななか、

340842『スマホで脳の「聞く力」が低下している。』
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=340842

を読んだ。で、調べてみた⇒

リンク
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc111110.html


リンクは、総務省の統計資料。
スマートフォンの個人保有率(図表1-1-1-2)に注目すると、僕の実感年代とほぼピッタリと整合した。つまり、若者の過半数以上がスマホを持つようになった年代(2012年)と、自分が「聞く力」の衰退を感じ始めた年代(2011〜2012年)がほぼイコール。なんとも不気味な発見だった。


スマートフォンは2007年に初代iPhoneが発売された。資料によると、その後、全世代を通じて爆発的に普及。20歳代への普及が最も早く、今から6年前の2012年に20歳代の7割近くがスマホを所有するようになっている。2016年には、20歳代の94.2%がスマートフォンを保有。もはや20歳代のほぼ全員がスマホユーザーと言って良いだろう。


仮に「聞く力」衰退がスマートフォンに起因する面があるとして、発現するのは手に取った瞬時ではない。ある程度の期間を経て傾向として現れるだろう。したがって、スマートフォンの過半数普及と、僕が聞く力の衰退を実感し始めた年代が、完全に一致するのはおかしい、とは思う。が、これがすなわち、聞く力に乏しい若者が年々「増えている」実感を反証することにはならない。むしろ、補強する仮説である。


聞く力の衰退は、スマートフォンの所為“だけ”ではない。国語力、ひいては個人主義教育による同化力の衰退が背景にあるだろう。先達から見れば、現代人全般の聞く力や国語力も嘆かわしいに違いない。したがって、スマートフォンを多用する若者だけを、ことさらに問題視するのは、歪んだ理解とも思える。

が、息子がやっているライン。
話せば済む内容を、国語と呼ぶには余りにも粗末な単語でやり取りしている様を覗き見ると、色々なものが遠くなって行く。おそらく、これも事実である。








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2015.04.08
テクノロジーは脳を「考えない」構造にする:研究結果
https://wired.jp/2015/04/08/technology-changes-our-brain/


スマートフォンやパソコンといったテクノロジーは、人間の脳を物理的につくり変えている。現代に生きるわたしたちの脳は、反応は速くなったが、思考力や記憶力はなくしているという。

わたしたちはいま、かつてないほどに世界と接続していてる。より多くの「ともだち」をもつようになった。しかし、同時に「友人」は少なくなっている。誰とでもコミュニケーションを取れる一方で、直接会話をしなくなった。

人間の脳は、インターネットによって変化したそんな現実に適応するよう、強いられている。頭の働きは新しい習慣に合わせてつくり直され、シナプスのマップは変化する。しかしそのなかで、脳が何世紀もかけて磨いてきた能力を失おうとしている。

わたしたちは愚かになっている?

イタリア・ピサ高等師範学校の名誉教授、ランベルト・マッフェイの研究によると、テクノロジーへの依存は脳のニューロン構造をつくり変えるという。「のろまな」組織が超高速なデジタルメディアに適応することを強いられた結果、ゆっくりとした思考(深い考察や学習、教育に適している思考だ)は衰えてきているという。

また、スイス・チューリッヒ大学神経情報学研究所の研究は、従来の携帯電話よりもスマートフォンのタッチスクリーンを使い慣れている人の方が、触覚刺激を感知しやすいことを発見した。すなわちこれは、タッチスクリーンを使う人の脳の方が、より速く反応できているということを意味する。反応性は現代社会のリズムに合わせるのには必要かもしれないが、高度な思索を促すにはまったく適さない。

このような変化は、いまに始まった話ではない。人間の脳は常に、行動や習慣の変化に対応しなければならなかったからだ。例えば文字を記すことで、記憶力は弱くなった。そしていま、人の代わりに記憶してくれるテクノロジーの出現によって、記憶する必要性がより小さくなっているのだ。


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スマホがあると退屈で集中力低下、海外の研究事例
恩恵と弊害、スマホとの共生は人間にとってのチャレンジだ 2019.01.30
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012900065/?P=1

 少し前のこと、私のスマートフォンに、いつものようにインドのコルカタに住む父親からスカイプの着信が入った。79歳の父は、近頃ではあまり外出をせず、ほとんど家の中で過ごしている。この日、私は列車でデンマークからスウェーデンに向かう途中だった。父と通話をしながら、私はカメラを車窓の外に向けていた。ほんのひととき、私たちは一緒に旅をしているような気分を味わった。

 さまざまな面において、私はスマホの存在をありがたく思っている。しかしその同じデバイスが今、私の生活を常に阻害し、恐ろしいほど頻繁にこちらの意識に入り込み、家族や友人との直接的なふれあいを減少させつつある。父親に会いにコルカタに行ったとき、私は気がつくと会話の最中にしょっちゅうスマホに手を伸ばしてフェイスブックをチェックしたり、自分がついさっき投稿した写真に「いいね」がつけられていないかを確かめたりしていた。

 ここ十年の間に、スマホはわれわれの生活に革命をもたらし、コミュニケーションツールという枠を超えて、実にさまざまな目的に使われるようになった。通話やメールのやりとりをする以外に、今では世界中で20億人以上の人々が、道案内、タクシーの予約、商品の価格や口コミの比較、ニュースのチェック、映画・音楽鑑賞、ゲーム、休暇の記録、そしてなによりソーシャルメディアへのアクセスのためにスマホを利用している。(参考記事:「絵文字の肌の色は人種差別につながるのか?」)

 スマホのテクノロジーが社会に多くの恩恵をもたらしていることには疑いの余地がない。たとえば、銀行に行くことができない数百万もの人々が金融取引をすることが可能になり、また救助活動をする人たちが災害現場の位置を正確に把握できるようにもなっている。日中に自分がどのくらい歩いたか、あるいは夜間に自分がどのくらいよく寝ているかをチェックするアプリもある。(参考記事:「アフリカのIT革命、少女は貧困から脱出した」)

スマホが私たちに強いる犠牲

 しかしスマホは同時に、われわれの精神的および社会的な生活に大きな犠牲を強いるようになってきた。絶え間なく情報にアクセスできるようになったせいで、スマートフォンは、何億人ものユーザーにとってドラッグのような存在となっている。スマホ依存についての研究はまだ始まったばかりだが、スマホによる注意の阻害はますます深刻さを増しており、われわれは現実世界で過ごす時間を減らしながら、バーチャル世界のさらなる深みへと引きずり込まれつつあることが示唆されている。

 スマートフォンが人を支配するパワーを持っているのは、われわれの日々の習慣や行動を見れば明らかだ。道順を覚えるという行為はもはや過去のものとなり、われわれはどこへ行くにも、たとえ何度も行ったことがある場所であっても、当たり前のようにスマホに頼る。依存の度合いが特に強い人は、スマホを肌身離さず持ち歩き、真夜中にふと目が覚めたようなときでさえこれに手を伸ばす。もしカフェでコーヒーを飲みながら窓の外を眺めている人がいたなら、おそらくその人は静かな時間を楽しんでいるのではなく、単にスマホの充電が切れてしまったのだと考えるのが妥当だろう。(参考記事:「ポケモンGO自然の中でも、国立公園関係者が注目」)


スマートフォンの使用は、われわれの頭の中の地形をすっかり様変わりさせた。「過去6〜8年ほどの間に、大々的なパラダイムシフトが起こりました。以前は自分の周辺環境に振り向けられていた注意資源(注意力の総量)の多くが、今ではバーチャルなものにあてられるようになったのです」。米カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校の名誉教授、ラリー・ローゼン氏はそう語る。

「これはつまり、人が自分の目の前にあるものに心を向けていないということです。親は自分の子供に注意を払っていません。人はもはや自分が見ているテレビにさえ注意を払いません。同時に別の画面を見ているからです。これはわれわれの生活のあらゆる側面に影響を与えており、残念ながら、こうした傾向はこの先さらに強まるだろうと私は考えています」

スマホが手元にあると集中力が低下

 研究者らは、スマホが人間の集中力に与える影響についての調査を始めている。米テキサス大学オースティン校の心理学者エイドリアン・ウォード氏は、800人の被験者に二種類の難しい精神作業を与える実験を行った。一つ目の課題は、ランダムに並んだ文字列を暗記しながら数学の問題を解くというもので、もう一つは、いくつかの選択肢の中から、視覚的な図形を完成させるための画像を選ぶというものだった。

 一部の被験者は、自分のスマホを別の部屋に置いておくように指示された。それ以外の被験者には、スマホをポケットに入れたままにしておくか、机の上に置いてもらった。スマホは課題をこなすにはなんの役にも立たないが、これがどれだけ手に取りやすい位置にあるかは、被験者の成績に影響を与えた。スマホを別の部屋に置いておいた人たちが、もっともよい成績を上げた。スマホを目の前に置いておいた人たちの成績は最低だった。スマホをポケットにしまっておいた人たちにも、認知能力の低下が認められた。(参考記事:「ゲーム、脳機能、そして社会の関係性」)

 研究者らは、スマホへの依存が若いユーザーの読解力を低下させ、ひいてはそれが彼らの批判的思考に悪影響を与える可能性を危惧している。そうした懸念はいくつかの研究結果に基づくもので、たとえばノルウェー、スタヴァンゲル大学の心理学者アンネ・マンゲン氏は、10年生(日本の高校1年生)72人を2つのグループに分け、一方のグループには紙に印刷した二種類のテキストを、もう一方のグループにはスクリーン上のPDFで同じテキストを読んでもらうという実験を行っている。読解力をテストした結果、印刷したものを読んだ生徒の方が、デジタルでテキストを読んだ生徒よりもはるかに成績が良かった。

 またカナダ、ブリティッシュコロンビア大学のチームは、多くの人が体験を通して実感していること、つまり、スマホの使用は現実世界における社会的交流に悪影響を及ぼすことがあるという知見の裏付けとなる実験を行っている。心理学科の博士課程の学生であるライアン・ドワイヤー氏が主導したこの実験では、300人の被験者に、家族や友人とレストランで食事をしてもらい、一部の人にはスマホをテーブルの上に置いてもらい、それ以外の人たちにはスマホをどこかにしまっておいてもらった。スマホを目の前に置いていた人たちは、そうでない人と比べて、会話の最中に気が散らされる感覚を強く持ち、また食事を楽しいと感じる度合いが低かった。

「スマホが手の届くところにあると、人はより退屈だと感じることもわかりました。これは予想外の結果でした」とドワイヤー氏は言う。


なぜ片時も手放せないのか

 スマホをほんのわずかな時間でも手放すことがこれほど難しくなった理由は、簡単に説明できる。「人をなにかに夢中にさせたかったら、相手に不規則なタイミングで報酬を与えることが効果的であるというのは、よく知られていることです」と、米ミシガン大学アナーバー校の心理学者、イーサン・クロス氏は言う。「これはまさしくEメールやソーシャルメディアがやっていることです。新しい『いいね』がいつもらえるか、次のメールがいつ来るかを知ることはできません。だからこそ、人は絶えずチェックし続けるのです」

 ローゼン氏らが高校生や若年成人を対象に行ったスマホ使用の追跡調査からは、スマホへの強迫的な執着がさらに悪化しつつある現状が見て取れる。スマホのロックが解除された回数を数えるアプリを使用して行われたこの調査では、被験者が1日にロックを解除する回数は、2016年の56回から、2018年には73回に増えていた。「これは大幅な増加です」とローゼン氏は言う。

 その原因の一部は通知機能にあるが、これはオフにしておくこともできる。もう一つ別の要因は「人の頭の中にある不安」だが、これも瞑想などを活用して対処することが可能だ。3つ目の、そしてより厄介な要因は、テクノロジー企業が「自社のアプリやウェブサイトに念入りな調整を加えて、人の目を引き、そこにとどまらせ、何度も戻ってくるようにしていること」だと、ローゼン氏は言う。

 こうした批判への対応として、携帯電話のメーカーは、スクリーンタイム(自分がスマホの画面を眺めている時間)をチェックできるアプリを開発している。しかし、アップルの「スクリーンタイム」やアンドロイド(Android)の「デジタルウェルビーイング」といったアプリが、ユーザーがスマホに費やす時間を短縮するうえで効果を発揮するかは不明だ。高校3年生を対象とした調査において、ローゼン氏は、被験者が実際、折に触れてスクリーンタイムをチェックするアプリを確認し、自分で思うよりも長い時間をスマホに費やしていると自覚したことを確認している。それでも約半数の学生は、自分の行動を変えなかったという。(参考記事:「「依存症で失ったもの」は治療で取り戻せる 」)

 ローゼン氏は、自らもスマホに取り憑かれていることを認めている。彼はニュース中毒で、やたらと「アップルニュース」を開いてしまうという。「たいていは新しいニュースはないのですが、ときどき新着記事がアップされると、もっと頻繁にチェックしなければという気にさせられるのです」

 テクノロジーに溺れることなくこれと共生する方法を学ぶことは、デジタル時代にわれわれが直面する最大のチャレンジのひとつなのかもしれない。スマートフォンによって開かれた体験領域はいわば新たな生態系で、われわれはまだそこに適応しようとしている最中なのだと、クロス氏は言う。「オフラインの世界でも、オンラインの世界でも、かじ取りをするうえで役に立つものと有害なものとがあるのは同じなのです」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012900065/?P=1



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「スマホ認知症」が20代・30代に密かに増加 トイレにスマホを持っていく人は要注意!? 2018.03.21
https://limo.media/articles/-/5519?utm_source=yahoo-news&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedlink


あなたはちょっとした時間にスマホを見ることが当たり前になっていませんか?

ニュースなどの情報収集のほか、SNSにメールにゲーム、読書もできるため、「一日中スマホばかり触っている」という人も多いかもしれませんね。

しかし、最近では、スマホの使いすぎによって「スマホ認知症」と呼ばれる人が増加し、問題となっているようなのです。

20代・30代でも物忘れが増える

「スマホ認知症」は、スマホやパソコンなどを使いすぎることで、判断力や集中力が低下するなど、脳の機能を低下させてしまう状態のことを指す言葉です。これは、「もの忘れ外来」を開き、『その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』などの著書がある脳神経外科医の奥村歩氏が命名しました。


奥村医師によると、近年、判断能力や記憶能力が低下したという症状を訴えて来院する若い世代の患者が増えており、患者全体の約3割が20代から40代とのことです。

この世代の患者は共通して、スマホやパソコンなどの端末を肌身離さず使っているところがあり、検査をしてみると、脳の思考や運動をつかさどる部分が「過労状態」になってしまっているそうです。


「○○しながらスマホ」は特に注意

スマホの使いすぎによって、どうしてこのような症状が出てしまうのでしょうか? 大きな理由の一つに、「入ってくる情報を私たちの脳が処理しきれない」ということが挙げられます。

スマホなどの情報端末と紙の本はよく比較されますが、スマホは本に比べると目に入ってくる情報量が格段に多いといわれます。そのため脳は、仕入れた情報量が処理能力を超えてしまうと、記憶するかどうかなど処理を判断しきれず、フリーズしてしまうとのことです。

これについては、アメリカで次のような興味深い研究があります。


カリフォルニア州立大学教授で、テクノロジーの心理学を専門とするラリー・ローゼン博士の研究によると、メールやメッセージが届き続け、絶え間なく通知や広告が出てくる状況によって、脳が「過負荷」になってしまっているといいます。

特に、テレビを見ながら手元のスマホでSNSをしたり、ゲームをしたりする「マルチタスク」は、脳へ入る情報が許容量を超えてしまう原因になっているようです。

「スマホ認知症」を防ぐには?

「スマホ認知症」の予防や改善には、脳に休息を与えるのが重要とのことです。ですので、たとえば、

・ちょっとした信号待ち時間にもスマホをチェックしてしまう
・トイレにスマホを持っていって、つい見てしまう

という人は特に気をつけたほうがいいかもしれません。常に情報処理に追われる脳を休めるためにも、仕事の休憩時間や移動の際は、スマホを置いて「ぼーっとする」ことも効果的といわれます。

また、自分がスマホを適切に使っているか見直すことも大切です。ネット検索やメモ機能などはとても便利ですが、スマホばかりに依存して、自分の頭で考えたり記憶したりすることを怠っていないか、気にすることも大切です。

「最近、もの忘れが増えたな……」と感じたら、一度、スマホとの付き合い方を見直してみてはどうでしょうか?

 

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コメント
1. 中川隆[-10763] koaQ7Jey 2019年4月13日 12:08:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1282] 報告
世界保健機関はゲームに極度に依存する危険な状態を「ゲーム障害」として定義した。


ゲームに取り憑かれて逃れられなくなったら、人生そのものがゲーム・オーバーと化す。ゲームに没頭するのは、麻薬に没頭するのと同じだ。それは自分の脳を破壊し、自分の人生を破壊する。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/01/20180122T1707090900.html


ゲームが人生を破壊する。指摘されないゲーム障害の危険性
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/01/20180122T1707090900.html


2018年1月5日、世界保健機関(WHO)は、コンピューターゲームに極度に依存する状態を「ゲーム障害」として定義し、これを疾病の一つとして扱うと発表している。

コンピューターゲームが、アルコールやドラッグと同じような常習性を生み出して、中にはそれを止められずに人生が破壊されてしまう人たちも存在する。

コンピュータ・ゲーム、テレビ・ゲームはすでに巨大産業であり、これらのゲームに関わる企業は巨大企業である。ユーザー数も多く、大人から子供までゲームをしない人はいないというくらい定着している。

そして、これらの企業は大きな影響力を持ち、大量の宣伝費をかけ、莫大な支持者を擁している。

だから、ゲームによる依存や生活破綻が底辺で大きな問題になっても、もはや誰もゲーム業界を批判することはできなくなってしまっている。

昨今のゲームは非常に依存性が高いものであり、ゲーム会社も莫大な制作費や研究開発を経て、ユーザーに極度のゲーム依存を「意図的」に引き起こさせる。

ゲームの世界に没頭させ、ゲームから逃れられないようにすれば、ゲームをバージョンアップしたり、関連商品を出したり、ゲーム内で何らかのアイテムを売ることによって、いつまでも儲けることができる。

ゲーム依存は、立派な「麻薬依存」である

今のゲームはハードが高機能化し、グラフィックスの表現は進化し、より強い刺激を得られるように進歩している。そして、強い刺激が得られるようになればなるほど、依存と中毒が突き進んでいく。

オンラインゲームの時代になると、多人数がひとつのゲームの中に参加するようになるので、ストーリーの広がりはほぼ無限になっていき、より没入感は強くなる。

ゲームの中でひとつの壮大な世界観が作り出されており、そこで作られた仮想現実は、もはや子供にとって現実を超越したような世界になってしまっている。

さらに、これからは完全ゴーグル型のようなもので現実を遮断するような方向性に突き進んでいくので、ゲームに対する依存性、中毒性はもっと重度なものになっていく。

ゲーム依存は、立派な「麻薬依存」である。

ゲームに熱中しているユーザーは、脳内で快楽物質であるドーパミンを大量に放出しているのだが、まさにそれは麻薬(ドラッグ)と同じ働きをしている。

ドーパミンが大量放出されると、ユーザーはそれを少しでも長引かせたくて、どんどんゲームの世界に引き込まれていく。ゲームを止めることなどできなくなってしまう。

まわりから見ると、まるで気が狂ったように見えるほどゲームに魂を奪われているのは、つまりドーパミンという快楽物質を必死に放出させようとする依存者の姿なのである。

ドーパミンが継続して大量放出されると、脳はその刺激に慣れてやがて効かなくなる。

そうすると、もっと強い刺激、もっと長時間のプレイが必要になっていく。ゲームをしないではいられなくなってしまう。

世界保健機関(WHO)が指摘している危険性は、まさにこの部分を指している。今後は、これが「ゲーム障害」と呼ばれるようになっていく。


経済効果のために、ゲームの麻薬性や危険性は無視

もうすでに日本の子供たちは大量のゲームに囲まれていて、そのほとんどが「ゲーム障害」の予備軍となっている。

しかし、マスコミや企業は、絶対に何があっても、ゲームというものの危険性を本気で啓蒙したり、注意喚起したり、止めさせようとはしない。

むしろ、そういった危険性を喚起する人間の声は抹殺するか、表に出さないようにするか、強い反論と共に紹介する。

なぜなら、そこに金がうなっているからだ。ゲーム産業は大量の広告をマスメディアに投入する大事な顧客であり、すでに巨大産業になっていて多くがそこから利益を得ている。

アムステルダムのゲーム市場の調査機関Newzooは、2017年のグローバルゲーム市場は約12兆円に達しており、この市場はさらに成長の余地があることを報告している。

ゲームは専用ゲーム機だけではなく、パソコンからタブレットからスマートフォンまで多くの端末で広がっており、確かに市場規模はこれからもどんどん拡大していくのは確実だ。

だから、世界の主要プレイヤーが莫大な費用をかけて、ユーザーを取り込もうとして、マスメディアにも広告費を通して影響力を高めている。

そんな状況なのだから、ゲームのプレイヤーが「ゲーム障害」になって生活破綻したり、子供たちが廃人同様になったところで、そこに意味を見い出す人間はいない。

経済効果のためにゲームの麻薬性や危険性は無視され、矮小化され、ユーザーもまたあえてゲームが抱える闇の部分をのぞき込むことはない。

ゲームにどっぷりと浸っている人間ほど、必死になって「ゲーム依存など大したことはない」と叫ぶ。

ゲーム規制されたら困るのは自分なのだから、ゲーム依存を引き起こしている人間ほど「ゲームに罪がない」と言うのは、むしろ当然のことだ。

しかし、極度で病的なまでのゲーム依存が明らかに存在していることを、2018年1月5日の世界保健機関(WHO)の発表は示唆している。


ゲーム依存が極まって最も悪影響を受けるのは子供

「ゲーム障害」とは具体的にどんな状態を言うのか。世界保健機関(WHO)によると、以下のようなものである。

「ゲームの回数や時間をコントロールできない」
「ゲームが他の日常生活よりも優先される」
「生活に悪影響が出ても止められない」

こうした症状が少なくとも12カ月続き、家族や社会、学習、仕事に重大な支障が起きている場合、それは「ゲーム障害」と診断される。

ゲームに最も熱中しやすいのは子供たちだ。そして、最もゲーム障害に近いのも子供たちだ。

子供たちはもともとゲームが好きで、楽しいことに没頭しやすいが、だからこそ一度でもテレビ・ゲームのようなものにハマるとそこから抜け出せなくなる子供が多い。

子供の過度なゲーム中毒は、もちろん子供の脳を破壊し、人生を破壊する結果となる。

子供の脳は大人のミニチュアではない。未完成な脳が、徐々に時間をかけて大人の脳になっていく。

だから、成長過程で何らかの「阻害」があると、その部分が成長しないまま大人になっていくので、どこか壊れたような人間となって成長する。

脳の成長が阻害されるというのは比喩ではない。本当に脳が働かなくなってしまうのである。具体的に言えば、ゲーム依存によって前頭葉が鍛えられなくなってしまう。

前頭葉とは、人間にとっても最も重要な精神作用を司る部分である。

感受性、他者への思いやり、コミュニケーション、思考能力、情緒、思いやり、愛情、想像力、そして善悪の判断といった重要な部分は、すべて前頭葉が受け持っている。

それは、人間にとって、とても大切な部分である。そんな重要な部分が未発達のまま大人になっていく。だから、ゲームへの極度の依存は「障害」になり得る。


ゲーム障害が引き起こす10項目の性格的欠陥とは

ゲーム障害は前頭葉の発達を阻害する可能性が強い。そして、それはどのような性格を生み出すのだろうか。前頭葉の発達が疎外されたまま育つと、以下のような性格が顕著になっていく。

感受性が鈍く、反応の鈍い性格になる。他者への思いやりのない性格になる。コミュニケーション障害の性格になる。思考能力が浅く、短絡的な性格になる。感情の機敏や情緒を読み取れない性格になる。

思いやりに欠けた無神経な性格になる。愛情や愛情表現の欠落した性格になる。見えるものだけに反応するだけの性格になる。想像力が欠落した性格になる。善悪の判断がつかない性格になる……。

これらは、たったひとつの部位「前頭葉」の未発達によって引き起こされる結果だ。

子供の頃にゲームにハマり、何時間もゲームに熱中して他のことをまったくしない子供は危険なのだ。やがて成長過程で人間関係の機敏を学ぶ大切な機会を失ってしまい、前頭葉が未発達のまま大人になる。

そうなると、身体こそ大人であっても、やることなすことはすべて子供のままである。大人なのに、まるで協調性が取れない無神経で思慮のない人間となる。

そうなってしまえば、正常な人間関係を保つことはできないし、社会から排除される要因となるので、家に引きこもってまたゲーム三昧になって孤立を深めていく。

若年層で増えているコミュニケーション障害は様々な要因があるのだが、その中のひとつに「ゲーム障害」があるのではないかという仮説はもっと深く研究されてもいい。

もし自分自身がゲームに取り憑かれ、それが1年以上続いているのであれば、激しい危機感を持つべきだ。客観的に見ると、それは「ゲーム障害」なのである。

極度なまでにゲームに取り憑かれていたら、間違いなく人生そのものがゲーム・オーバーと化す。ゲームに没頭するのは、麻薬に没頭するのと同じだ。それは自分の脳を破壊し、自分の人生を破壊する。


極度なまでにゲームに取り憑かれていたら、間違いなく人生そのものがゲーム・オーバーと化す。ゲームに没頭するのは、麻薬に没頭するのと同じだ。それは自分の脳を破壊し、自分の人生を破壊する。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/01/20180122T1707090900.html  


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2019.4.3
1日に3.5時間以上のテレビ視聴で6年後に記憶力低下?英国の調査から
井手ゆきえ:医学ライター  バックナンバー一覧へ
 
 いま現在のテレビ視聴時間が、6年後の記憶力に影響するようだ。英国からの報告。

 長時間の「座りっぱなし」が重大な病気の発症リスクであるとの指摘が相次いでいる。しかし、座っている間に何をしているかという切り口の検討は少なかった。

 英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者らがこの点に注目。2002年から始まった50歳以上の男女を対象としたパネル調査「ELSA」から3662人分のデータを抽出。08〜09年のテレビ視聴時間と6年後の記憶力との関係を調べた。解析対象者の平均年齢は67.1歳、男性が43.7%で、7割以上が既婚者だった。

 テレビ視聴時間は(1)1日2.5時間未満が19.6%、(2)2.5〜3.5時間が19.1%、(3)3.5〜4.5時間が18.4%、(4)4.5〜7時間が23.4%、そして(5)7時間以上が19.6%だった。

 また、対象者の背景をみると、未婚者、無職、低所得者層で視聴時間が長く、男性よりも女性の視聴時間が長い傾向が認められた。

 対象者は登録時と6年後に10個の単語を記憶し、他の課題に取り組んだ後にできるだけ思い出す「言葉の記憶力」テスト、1分間にできるだけ動物の名前をあげる「意味流ちょう性」テストを受検。身体の健康や座位時間などの影響を調整して、テスト結果とテレビ視聴時間との関係を解析した。

 その結果、1日3.5時間以上のテレビ視聴で、言葉の記憶力が明らかに低下することが示された。一方、意味流ちょう性への影響は認められなかった。

 研究者は「テレビは受け身のメディアであり、長時間のテレビ視聴によって読書など能動的に脳を使う時間が減るのでは」と考察。

「その他の電子媒体であるビデオゲームやインターネットは、それほど一方通行ではないので認知機能には有用だろう」としている。

 さて、高齢者はどうしても一人でテレビを視る時間が長くなる。同じ視るなら家族や友人と一緒に視聴し、あれこれ会話をするきっかけにしてほしい。認知機能の維持には「入力」と「出力」のバランスが必要なのだから。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)
https://diamond.jp/articles/-/198628?  

2. 中川隆[-10373] koaQ7Jey 2019年5月10日 07:29:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1728] 報告

東海アマブログ 電磁波インターフェアと発癌 2019年05月07日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-735.html


 1980年代にアマチュア無線(2級)のライセンスを取得し、いろいろな交信を楽しんだ経験がある。

 当時は、名古屋市内の10階建てマンションの9階にいて、屋上にモービル用GPアンテナを建てて、430Mhz帯なら、東は茨城県から西は、徳島県や岡山県とも直接交信できた。

 アパートだったので、大きなアンテナは建てられず、せいぜいUHF止まりだったが、車には10mを載せていた。
 夢中になった理由は、交信の楽しさもあるが、若い頃からの課題としていた地震予知の情報データを得られることに気づいていたからだ。

 阪神大震災の十日あまり前から、2mや430交信に得体の知れない激しいノイズが入るようになり、いったいなにごとが起きるのかと不安になっていて、1995年、1月16日の満月が、まるでトマトのように染まった真っ赤になったことから、大地震を確信した。
 翌朝、五時過ぎに激しく揺れて、阪神大震災が発生したことを知った。

 この経験から、大きな地震の数日前から、震源地から200K圏では、無線交信に激しいノイズが入ることを知り、また10mFMで「南方オープン」と呼んでいた、赤道付近の漁船交信が電離層反射で強烈に入感する現象も、バヌアツやパプアなどインドネシア方面の大きな地震と関係あることに気づいていた。
 
 JA1KS栗山氏の提唱したキングソロモンの法則も、気象的問題というより気圧変動がもたらす地殻変動→ピエゾ効果によるものと見当をつけていた。
 https://blog.goo.ne.jp/49contest/e/d97989f6b0ac6c14f98e0f6c0cffb97a

 阪神大震災の経験から、アマ無線仲間に呼びかけて、アマ無線の異常現象と地震発生の関係を検討するクラブを設置しようと思い、「東海アマチュア無線地震予知研究会」と勝手に名前をつけて、情報交換する機会を獲得しようとしたのが、私の通称「東海アマ」の由来である。

 アマ無線交信の経験を積んでいれば、必ずぶつかって辛い思いを強いられるのがインターフェア問題である。
 無線機から電波を発信するとき、機材の電磁的整合性が悪いと、電波が異常現象を引き起こすことがある。
 周波数ごとに特性が大きく変わり、一番ひどいのが50MHzで、VHF帯は、テレビ波などに近く、ひどいときは近隣数百メートルのテレビ画面を真っ黒にしてしまうことさえあった。
 http://jr7ibw.com/interfere/interfere.html

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B3%A2%E9%9A%9C%E5%AE%B3

 アマ無線をやってた誰もが、インターフェアには深刻な加害意識を持たされ、アメ横界隈や無線機屋に日参して、電磁波フィルターを探し回ったものだ。
 また、430Mや1200M帯でも、アンテナを自作していて、電気の通っていないアンテナを触っただけで感電したこともあった。
 このときの経験から、ソチ五輪のとき、浅田麻央がSPで不調ななったのを見た瞬間「これは電磁波攻撃にやられてる」と直感することができた。

 http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-428.html
(私のブログはヤフーが無断削除してしまったが、幾人かが自分のブログに転載してくれていた)

 電子レンジなどに使われる(マグネトロン)2400MHz周波数は、数十メートル先から指向性をもって人間に照射すると、神経や筋肉に変調を来す可能性があるのだ。これは私がビームアンテナを自作していたときに体感したことである。
 電磁波は目に見えないので、本人でさえ、自分に何が起きているのか理解するのは難しい。経験的に言うと、体が熱く感じたり、筋肉が硬直したりの現象が起きる。

 韓国が金妍児を優勝させるために、秘密裏に麻央やソトニコワらライバルの演技を失敗させる目的で、特殊なチームを編成して、テレビカメラに紛れてSPで照射したのではないかと私は疑っている。
 ただちに、私やカレイドスコープ作者が「おかしい」と記事を掲載したので、フリーでは使えなかったのではないかと思う。
 http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2642.html

 韓国内には、電磁波兵器に関する宣伝サイトが数十も公開されていたのに、この事件の直後から、それらのサイトは一斉に閉鎖されたのも、おかしかった。

 これは、おそらくUHF(300〜3000MHz)=極超短波が使われたと思うが、電磁波周波数が高くなる(数字が大きくなる)につれて、光に近い性質に変わってゆき、電波そのものエネルギーが大きくなって、人体に対する有害性も高まる。

 例えば、2400MHzの電磁レンジでは何が起きるかというと、これは軍事用レーダーの周波数と同じで、「レーダーの前を横切ったカラスが真っ黒になって落ちた」という笑い話があるとおり、有機質を振動させて発熱させる効果がある。
 500wの電子レンジでさえ調理できるほどの熱が出るのだから、軍事用レーダーは、100Kw級と数百倍の出力だから、確かにカラスが真っ黒になって落ちるわけだ。

 携帯電話の周波数は、私が使い始めた1990年代では、おおむ800MHz帯(第一世代は、もっと低かった=300M帯?ような気がする)で、直進性よりも回り込み性が大きく、山の上や谷間でも通信できて、とても使いやすい周波数だった。
 私は、当時車に載せていたのがマルチバンド送受信機で、携帯電話を自由に聞く(盗聴?)ことができて、中日の試合の翌日、落合と山本昌の携帯電話の会話を傍受して喜んだ記憶がある。

 しかし、携帯通信帯域が混み合ってくると、どんどん高い側にシフトさせられ、今では1.7GHz帯になっていて、これも2021年には、5G帯にまでシフトすると言い出している。新しい携帯(スマホ)に買い換えろとKDDIから電話がかかってきた。

 ところが、800M帯あたりまでは、それほど大きな健康障害は報告されてないがギガヘルツ帯では、たくさんの健康異常=発癌作用が世界中で報告されるようになった。
 https://jp.techcrunch.com/2018/02/03/2018-02-02-nih-study-links-cell-phone-radiation-to-cancer-in-male-rats/

 https://japan.cnet.com/article/35003430/

 携帯電話は、原発以上に、世界中の人々の生活に不可欠、密着しているため、この事実を明らかにすると極めて巨大な問題が生じるとして、IARCという国際機関は、携帯用電磁波の弊害を政治的に隠蔽し、影響が存在しないかのようなデマまで公表することになった。
 https://www.arib-emf.org/01denpa/denpa04-03.html

 実際には、このリンクは、ちょうど原発放射能と同じで、人々の健康よりも産業の利権を守るために、結論をねじ曲げているのである。

 携帯スマホ用の通信回線、周波数は、需要の増大とともに、どんどん未知の高い領域にシフトしていて、これは昔は、人間に対するダメージから利用されなかった周波数まで、平気で使用されるようになっている。

 そして、今起きようとしているのが5G革命といわれる大きな電磁波利用の変化である。
 スマホ用回線に5ギガという超高周波を利用することで、回線速度を一気に百倍にあげるといううたい文句で、今、世界中で5G用インフラの建設が進められている。
 ところが、周波数は高くなるほどエネルギー密度も高くなり、生物へのダメージも強まるし、性質が光に近くなるため、ちょうど街路灯のように、たくさん並べないと、電波が届かないということになるため、800M帯の数倍の基地局が必要とされるのである。

 そこで5G周波数の危険性を調べた機関があった。
 ところが、携帯通信業界には、巨大な利権があり、メディアに対する圧力からか、このような調査は、ことごとく報道から無視されている。

 http://dennjiha.org/?page_id=13046

 https://www.youtube.com/watch?v=Y4wBoHL_rKM

 https://biz-journal.jp/2018/09/post_24691.html

 http://www.kokusyo.jp/phone/13783/

 通常の800M帯の携帯電波でさえ安全とはいえないのに、5Gになれば、明らかに人体危険性が飛躍的に増すことは確実である。
 ちょうど、私の友人が千葉市に住んでいて、50m地点に携帯電波塔が建設されてから体の不調を訴えるようになった。
 とりあえず、電磁波遮蔽ネットの利用を勧めたが、今、日本中で携帯基地局公害に強い疑念が向けられているにもかかわらず、メディアは原発放射能と同じように完全無視を続けている。

 そして、調べているうちに、とんでもない事実を見つけた!
 最近、立て続けに癌を発症して話題になっている堀ちえみについてである。

 http://inventsolitude.sblo.jp/article/185964800.html

 ※ はなゆー @hanayuu氏の18:03 - 2019年5月6日 のツイート
594 名前:地震雷火事名無し
投稿日:2019/05/06(月) 13:36
堀ちえみの電化製品が次々に壊れていく件 これ怖いな
自宅の近くに高圧電線あるんじゃね? 
5Gのアンテナとか関係あったりして

サンスポ 2019.5.5 17:52
堀ちえみ、電化製品が次々故障…5日はTVが壊れ「ちょっと怖かった」
 2月に舌がん、4月に食道がんの手術を受けたタレント、堀ちえみ(52)が5日、ブログを更新。最近次々に電化製品が壊れていくといい、この日はテレビまで故障し「ちょっと怖かった」とつづった。

 前日4日にも「次々と立て続けに壊れました!」と題したブログで、「主人が長年愛用していた、BOSEのステレオと。こちらのステレオが、ほぼ同時に壊れてしまいました」と2枚の写真とともに伝えていた堀。「次々と立て続けに壊れたステレオ。不思議だなぁ」などとつづっていたが、この日は「今度はテレビが壊れました」と題してブログを投稿。「ボヘミアンラプソディを観ていたら、一時間ほどで突然画面が、パチンという音がして切れました」と報告し、「本当に次から次へと、短期間の間に、電化製品が壊れていきます」と首をかしげた。

 夫とは最近壊れた物の話になったといい、「スライドショー式のフォトフレームも、最近壊れて交換したし。病院から持ち帰った途端に、私の電動ハブラシも壊れてしまいました」と列挙。「最初はただ壊れただけだと思い、そんなに不思議に思わなかったけど、CDプレーヤー2台で不思議に思い…今日のテレビが突然切れたのは、ちょっと怖かった」とつづった。

・・・引用終わり・・・
**********************************************************************

これなど、まだ昨日のツイッターだが、癌を次々に発症させている堀ちえみ宅で、電化製品が次々に壊れてゆくというのだ。
 これなどは、心霊現象でもなければ、明らかに電磁波障害というしかない。
 メカニズムは分かりやすい。強い電磁波(電界磁界)のなかでは「誘導電流」という現象が発生し、既存の電気電子回路にサージ電流を加えることで回路を故障させてしまうのである。
 ちょうど
EMP爆弾と同じメカニズムである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8%E9%9B%BB%E6%B5%81

 そして、電気回路が壊れるだけならいいが、人間の免疫系も壊してしまう。なぜなら、人間の脳や筋肉、生体現象というのはミクロの電磁気現象を利用しているからである。
 堀ちえみが、なぜ、あれほど発癌を繰り返すのか実に不可解だったが、はなゆーのツイートによって謎が解けたというべきだろう。
 堀に対しては、山村の山陰の家に引っ越してもらうことを望むばかりだ。

 これは堀だけの問題ではない。家の近所に携帯基地局を作られてしまった人の多くが、同じことを経験させられるのである。
 妙に電気製品やパソコンが壊れやすい。なぜだろうと思っているうちに、自分の免疫系が壊れて、癌を発症させることになるのだ。

 もう、大都会や携帯基地局の近所は、有毒電磁波を放射する戦場であると思う必要がある。
 以前、安全な電磁波退避距離を調べたが、基地局から200mということだった。200m以内は危険である。
 どうしても基地局から200m以内に住むならば、家の基地局に面した壁には、高周波用電磁波遮蔽クロスを貼り付けるべきだ。

 5G帯は直進性が非常に強く、光を遮るイメージで考えればよいので、以下のような電磁波を電気に換えてアースに流してしまうような遮蔽を設置すればよい。
 https://www.amazon.co.jp/CPT80-%E9%AB%98%E5%91%A8%E6%B3%A2%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9-%E9%8A%85%E8%A2%AB%E8%86%9C-%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB-%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%BF/dp/B004BROIWO

 しかし、可能ならば、山襞に隠れた安全な山里に移住するのが理想的である。


http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-735.html

3. 中川隆[-10632] koaQ7Jey 2019年10月23日 23:48:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2232] 報告
スマートフォンの過度な使用により若者の40%の頭蓋骨で骨が異常形成され、まさに「角が生えている」ことがオーストラリアの大学の研究で判明 2019年10月20日
https://indeep.jp/horns-of-human-now-growing-by-smartphones/


スマートフォンと頭蓋骨の異常形成の関係を報じる記事

人間に新たに生じた「角」

数日前に、ロシアの報道で、

「スマートフォンの過度の使用の影響で、若い人々の頭蓋骨に《角》が生えてきている」

というタイトルの報道を見ました。

普通に考えてみても、「どういう内容の報道なんだよ」と思わざるを得なかったですが、その報道を読みまして、それから、少し欧米などの報道を調べてみますと、これは今年の夏に欧米で大きく報じられていた「事実」なのでした。

研究は、オーストラリアのサンシャインコースト大学の研究者たちによっておこなわれたもので、もともとは、「現代の生活が人間の骨格をどのように変えているか」ということを調べるための真摯な調査で、それが英国 BBC によって報じられたのですが、その中から、以下のことがクローズアップされて報じられたということのようです。

人間に新しく発生した「角」の概要

以下の写真は、通常の人の頭部のレントゲン写真です。

サンシャインコースト大学の研究の論文にある写真は、上の写真の白で囲んだ部分に、多くの若者たちに、以下のような「異変」が起きていることが見出されたのでした。

若い人たちの頭部後方に見られるようになった「突起」

・nature

拡大しますと、以下のようなものです。

頭蓋骨後部の突起

・nature

この「角」が実に、18歳から 30歳までの被験者の 41%に生じていたのだそうです。

そして、研究者たちは、推論として、これはスマートフォンの使用によって生じた変化ではないかと結論付けています。

研究は2度行われまして、その内容と結果は次のようなものでした。


サンシャインコースト大学の研究と結果

・1度の目の研究では、被験者のうち、10ミリ以上の長さの突起がある人たちの割合を調査し、18歳から 30歳まで 41%が該当した。

・2度目の研究では、18歳から86歳までの 1200人に被験者を拡大。その中で、全被験者の 33%が頭部後方の突起の骨が成長していることが判明。

このようなものでした。

この結果について、研究チームは、スマートフォンを含む、携帯デバイスの過度の使用により、後頭部の筋肉や骨などにかかる力が従来とは変化したことによるものではないかと推定したのでした。

とはいえ、このネイチャーに掲載された論文は、非常に多くの反論も呼んでいまして、これらの骨の形成とスマートフォンの使用には関係がないとする意見や、研究で提示されているデータに矛盾があるなど、議論を呼んでいるようです。

アメリカのタイム誌などは、「これは角ではない」というような反論記事を発表したりもしていましたけれど、まあ、原因がスマートフォンによるものなのか、そうではないのかはともかく、

「奇妙な骨格の変化が人間に生じている」

というようなことは起きているのかもしれません。

それにしても「人間に角が生じる」という響きにはちょっと悪魔的な部分もあり、そこも気になるところではあります。

しかし、やはり若い人だけではなく、今は世界中の多くの人たちが、ちょっとスマホに依存し過ぎなのでは? という気はしないでもないです。

いずれにしましても、今の若い人たちの 40%などに、そして、全体でも 30%などの人々には「角」が生えてきているようです。

今回は、このことを知りましたロシアの報道をご紹介して締めさせていただこうと思います。スマートフォンの害について明らかになっているものをまとめたものです。


Рога на голове, смерть сетчатки и другие болезни, вызываемые смартфонами
ria.ru 2019/10/16

頭の角、そして網膜の死をはじめとする、スマートフォンに起因するさまざまな弊害

スマートフォンの過度な使用による恒常的な視力喪失が初めて診断されたのは 2016年のイギリスにおいてだった。その後、専門家たちは、失明を引き起こす可能性があるメカニズムを正確に説明した。このようなデバイスの過度の使用は、身体にさまざまな影響を与えることが明らかになっている。

片目が見えなくなる

2016年の冬、イギリスで、2人の女性が恒常的な視力低下の訴えで医師の診察を受けた。患者は別の場所に住んでいたが、症状は同じだった。どちらの女性も、視力は片目の視力だけが最大 15分間消えるという。これはほぼ毎日起きた。

網膜の光干渉断層法、頭部 MRI、ビタミンAレベルの血液検査などの眼の検査では何の病態も得られなかった。すべての指標で、患者は完全に健康だった。

その後、聞き取りで、どちらの女性も、毎晩、暗闇の中でベッドに横になって、スマートフォンの画面を長時間見ていることが判明した。この場合、片目は枕で隠れており、片目だけでスマートフォンの画面を見ていた。

このことから、ロンドン市立大学の研究者は、非対称な光順応が失明の原因であることを示唆した。言い換えれば、片方の目は暗から明への急激な移行に適応しているが、もう一方の目はそうではなかったことが原因だった。

その後、ボランティアにより、長い時間、「片目だけでスマートフォンを見る」という実験が行われたが、科学者たちの推測を確認することになった。電話画面に向けられた網膜の感度が大幅に低下し、復元に数分かかることが判明したのだ。

片側の失明は影響も大きく、スマートフォンを使用するときには両目でディスプレイを見ることを強く勧める。

網膜の細胞死

米トレド大学の研究者たちによると、スマートフォンやコンピューターの画面から出る典型的なブルーライトは、視覚に悪影響を及ぼす。長時間の曝露では、可視スペクトルの範囲の残りの部分よりも網膜にとって数倍危険だ。

特に暗闇の中で長時間スマートフォンを使用していいると、年齢と関係なく、加齢性黄斑変性症を発症する可能性がある。この病気は、網膜の黄斑部の視細胞がダメージを受けるもので、視覚の異常が現れ、放置すると視力が消えてしまう可能性のある疾患だ。

網膜に存在する細胞は、光受容細胞が光を感じて脳に信号を送るのを助けることであり、それにより視覚を得るが、網膜などそれらの一部は、ブルーライトの放射線にさらされると、周囲の組織や細胞に対して毒性が生じることがわかっている。実験室では、さまざまな種類のヒト細胞にブルーライトの光を照射すると、これらの細胞が死滅する。

頭の後ろの角

オーストラリアの科学者たちによるいくつかの研究によると、スマートフォンは特定の頭蓋骨の部位の成長を刺激していることが判明した。正確には、後頭部に「角」のような異常な骨が成長し続けるのだ。

実際、スマートフォンを使用しているほとんどの人たちは、ディスプレスに近づくために、意識せずに頭を前に傾けている。この場合、体重は背骨から後頭部の筋肉に伝達される。

その結果として、骨が腱と靭帯で成長し始めると見られている。調査では、30歳未満の被験者のほぼ 41パーセントに、この「角のような骨」が見られ、そのサイズは 10〜31ミリメートルだった。さらに、これらの「角」は、男性に多く見られた。

追加の研究では、この角状の突起は、頸部頭蓋領域の筋肉への負荷の増加の結果であり、遺伝病や負傷の結果ではないことが示された。

スマートフォンを使用する場合は、なるべく頭を前に傾けないことが望ましいかもしれない。

疲れる脳

米ラトガー大学による調査では、スマートフォンは脳の活動に悪影響を及ぼすことがわかっている。本来は、仕事や作業の休憩として使われる時間に、モバイルデバイスを使用して過ごしてしまうと、脳が休めなくなり、その後の仕事や作業の生産性が悪化することがわかった。

研究者たちは、414人の学生たちに 20の問題を解決するように依頼した。これには数時間かかり、その間に1回の休憩を取ることができた。休憩の間は、スマートフォン、コンピュータ、あるいはノートブックを使って自由に過ごして良いことになっていた。

その中で、スマートフォンを手に持って休んだボランティアたちが、休憩前に解決されなかったタスクに対処するために、平均して、休憩前より 19パーセント余分に時間が必要だった。同時に、彼らは休憩時にスマートフォンを使わなかった他の参加者より、問題の解答数が 20%以上低かった。
https://indeep.jp/horns-of-human-now-growing-by-smartphones/

4. 中川隆[-7981] koaQ7Jey 2021年1月21日 12:20:06 : jbp26dqTF6 : dUN0QjhOZ1ZiNWc=[25] 報告
21世紀で、もっとも恐ろしい記事 インターネットを使うと脳の発達が止まる!
2021年01月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1379.html

 「224人の子供たちの脳」を3年追って見えたスマホの脅威 1/20(水)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a2ba80f26a4da20df1b7d92fd5e163b4f6b12bb7

今、アンデシュ・ハンセン博士による『スマホ脳』が日本で話題を呼んでいます。スマホを長時間使用したことで成績が低下してしまった子どもたちの脳には、いったい何が起きているのでしょうか? ? 東北大学加齢医学研究所の所長、川島隆太氏が上梓した『最新研究が明らかにした衝撃の事実――スマホが脳を「破壊」する』を一部抜粋・再構成してお届けします。

 私は東北大学加齢医学研究所で、2008年より認知機能発達寄附研究部門も主宰しています。この部門では、健康な児童・生徒の認知機能と脳の発達、発達障害を持つ方々の認知機能と脳の発達について研究を続けています。

 この寄附研究部門の研究の1つとして、脳構造のMRI画像解析による脳発達研究を行っており、横断的調査による児童・生徒の日常生活習慣と認知機能や脳形態の関係の解析、3年間の追跡調査による日常生活習慣と認知機能発達や脳発達の関係の解析を行ってきました。

■驚くべき結果が得られた

 その中で児童・生徒の3年間の脳発達とインターネット利用頻度の関係を解析し、驚くべき結果を得ることになりました(文献1)。

文献1:Impact of frequency of internet use on development of brain structures and verbal intelligence: Longitudinal analyses. Takeuchi et al., Human Brain Mapping 2018 (DOI: 10.1002/hbm.24286)

 図1をみてください。脳の模型図に色がついています。図のAは脳の模型を右横からみたものです。前方(額側)が図の右側、後方が図の左側にそれぞれあたります。図のBは同じ脳の模型を左側からみた図で、前方が左側、後方が右側に対応します。


sumaho01.jpg


 仙台市在住の5歳から18歳の児童・生徒224名の3年間の脳発達の様子を、MRI装置を使って観察しました。

 図で赤い色のついている領域は、インターネット習慣が多いことが原因で大脳灰白質体積の増加(発達)に遅れが認められた領域を示します。赤の色が濃いほど、遅れの傾向が強いことを示します。

 大脳灰白質とは、大脳皮質とも呼ばれ、神経細胞層を意味します。脳の活動は、神経細胞が活動し、その電気的な情報が他の神経細胞に伝わることで成立します。大脳灰白質体積が増加するということは、脳活動がより高度に成長していくことにつながっているのです。

より専門的にいえば、大脳の場所ごとに発達のスピードやタイミングは異なるのですが、いずれにせよ成長に伴う大脳灰白質の発達に抑制がかかっているのであれば、事態は非常に深刻です。身体で譬(たと)えれば、成長期の子どもたちの身体の発達が3年経過してもほとんど認められないことと同じなのです。

 実験方法の概略ですが、一度目のMRI検査時に、その時のインターネット習慣をアンケート調査で調べました。そして3年後にもう一度MRI検査を行い、3年間の脳発達に伴う大脳灰白質体積の増加を計算しました。インターネット習慣に関しては、「使わせない」「まったくしない」「ごくたまに」「週に1日」「週に2〜3日」「週に4〜5日」「ほとんど毎日」の7群に分けました。そして1回目に調査したインターネット習慣が3年間の脳発達に与える影響を統計的に検証しました。

 すると1回目の検査時では、大脳灰白質体積に群間差はなかったのですが、3年後にはインターネット習慣に応じた発達の差が認められたのです。

 図2をみてください。これは個人のデータをプロットした(グラフの中に書き込んだ)ものです。点線は平均値を示します。横軸はインターネット習慣(7群)、縦軸は3年後の全脳の灰白質体積(cc)の増加を表します。統計処理にあたっては、家族の数、家庭の年収、両親の教育歴、居住地、睡眠時間、頭蓋容積の影響が結果に反映されないようにしています。


sumaho02.jpg

 データ解析について詳細に説明すると専門的になりすぎるので、具体的なことを知りたい方は原著論文(文献1)を読んでみてください。

■毎日ネットを使用する子どもの脳

 インターネット習慣がない、あるいは少ない子どもたちは、3年間で全脳の灰白質体積が増加しているのに対して、ほぼ毎日インターネットを使用する子どもたちの全脳の灰白質の発達に注目すると、増加の平均値はゼロに近く、全脳の灰白質の発達が3年間でほぼ止まっていることがわかります。

  もう一度図1をみてください。大脳灰白質の発達が特に悪くなっている領域に色がついています。前頭葉、側頭葉、小脳など多くの領域に悪影響が出ていることが読み取れます。

 もちろんこのデータはインターネット習慣との関係をみたもので、スマホ習慣との関連を直接調べたものではありません。ただ内閣府のデータをみても中学生の65.8%、小学生では40.7%がスマホを使ってインターネットを利用していることがわかっていますので、スマホ使用との関係があることが推測できます。

 ところで認知機能、すなわち脳の機能は、大脳灰白質の体積だけで決まるわけではありません。情報処理機器としての「脳」を考えると、神経細胞のネットワーク自体が大事だという考え方もあります。そこで神経細胞のネットワークの部分、すなわち神経線維層である大脳白質の3年間の発達に関しても、MRI画像で同様に調べてみました。

 図3をみてください。この図は脳を3方向から断面にしたものです。Aが脳を横に切った図。向かって左が左脳であり、上は前方に対応しています。Bは脳を縦に切った図。向かって右が前方に対応しています。Cは脳を水平方向に切った図。上半分が左脳で下半分が右脳であり、そして右側が前方ということになります。

sumaho03.jpg


■ネットの使用頻度が高いと悪影響

 色のついている部分は、3年間の脳の成長を追跡した結果、インターネット習慣が多いほど大脳白質の発達が統計的に有意に遅くなっていると判断された領域です。MRI画像上、局所の白質密度が3年間の成長で増えていない、すなわち成長に伴う白質の発達が認められない領域を意味しています。

 インターネット使用の頻度が高いと、大脳灰白質や小脳内を結ぶほとんどの神経線維の発達に悪影響が出ていることがわかります。

 図4の見方は図2と同じです。横軸はインターネット習慣、縦軸は3年後の全脳の白質体積(cc)の増加を表す指標(統計処理後の指数)です。大脳全体でみても、インターネット習慣が多いと白質の発達が悪くなることがわかります。ほぼ毎日使う群では、3年間でほとんど発達が認められません。


sumaho04.jpg

 この調査では子どもたちの知能指数を、16歳以上の被検者では世界標準の知能検査であるWechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition (WAIS-III)で、それ未満の被検者では同じく世界標準の知能検査であるWechsler Intelligence Scale for Children-Third Edition (WISC-III)を使って計測しています。その結果、インターネット習慣の頻度が高いと、3年の間に言語性知能が低下することもわかりました。

  スマホ使用が学力を低下させる原因が、何となくみえてきました。おそらくスマホによる頻回のインターネット使用によって、脳発達自体に障害が出ていたと思われるのです。

 前述のデータをそのまま当てはめて考えると、スマホを毎日高頻度に使う子どもたちの脳は、3年間という期間でみると大脳全体の発達がほぼ止まってしまっていたため、勉強しようがしまいが、睡眠を充分にとろうがとるまいが、学力が上がらなかったと推測できます。

■スマホが破壊していたのは学力ではない

 極端な話かもしれませんが、例えば中学3年生で考えれば、スマホを1時間未満しか、もしくはまったく使っていない生徒は中学3年生なりの「脳」を持っているのに対し、スマホを高頻度で使う生徒の「脳」は小学6年生のままである可能性があるのです。

 中学3年生と小学6年生が、中学3年生レベルの同じ授業を受け、テストをしたら、その結果に差がつくのは当たり前です。

 私の予測としては、最悪のストーリーがみえてきてしまいました。スマホが破壊していたものは、「学力」ではなく、「脳」そのものであった可能性が高いのです。

 この事実を知っても、皆さんは、子どもたちにスマホを自由に使わせますか? 

川島 隆太 :東北大学加齢医学研究所 所長
************************************************************:

 引用以上

 この記事は、私の知る限り、21世紀最大の恐怖である。人類史的スクープといえる。
 「スマホに夢中になっている子供の脳の発達が止まる」というのだ。
 あまりの衝撃に、これを読者にどう伝えるべきか? 茫然自失している。

 私は、60数年の人生経験のなかから、コンピュータのような機械に頼った人生など、ろくな結果を生まないと直観的に理解してきた。
 だから、子供たちの教育にとって、もっとも素晴らしい結果を生むのは、「アルプスのハイジ」のような、大自然と触れあう生活であり、たくさんの動物と一緒に命の大切さに感動しながら、社会、人生、宇宙の仕組みに気づいてゆくことだとくり返し書いてきた。

 そして、コンピュータ社会は、中国との全面戦争からEMP核爆弾が、北京や東京など巨大都市上空で爆発した瞬間に、すべての電気機器、電子機器とともに終焉を迎えると、20日のブログにも書いたばかりだ。
 そして、この記事を目にして、凄まじい衝撃に頭がクラクラしながら、これまで、つながっていなかった、さまざまなコンピュータ現象と仮説が、一気に実体化しているように思えてならない。

 「脳の発達が止まるの」は、子供だけではない。我々大人も、老人も同じなのだ。

 人類は、コンピュータとともに終焉を迎えるのだ。子供の脳を破壊することが証明されたコンピュータとネット社会に、健全な未来があろうはずがない。
 我々は、コンピュータとネットに支配され、間断なき滅亡のプロセスにいたのだ。
 もう、対処できる可能性もない。我々は、ヘロインの快楽を求めて、クロコダイル麻薬に手を出した。
 それが、とてつもない恐怖世界に我々を連れ出すことを知りながら……

  https://ameblo.jp/teruteru-g13/entry-12541676065.html

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