http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/336.html
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(回答先: カップ麺や袋めんが年間6000億円 麺市場は1兆円に拡大 投稿者 中川隆 日時 2019 年 4 月 07 日 10:17:48)
1000円/kg 以下の安物の味噌は買ってはいけない
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良い味噌とは?
スーパーの味噌コーナーに行くと、ほんとに種類がたくさんです。
値段も色々、どれにしようかと迷ってしまいます。
味噌を選ぶときに何を基準にしているでしょうか?
安い物は、安いなりの理由があるようです。
味噌は発酵食品なので、長期熟成したものがベストですが、安価なものは食品添加物などを使って短期で作っているものが多いそうです。食品添加物で短期熟成した味噌は「醗酵食品」とは言いがたいですね。
「減塩」というものも要注意!
減塩すると保存率が悪くなるので、保存料が多くなるそうです。
これは味噌に限ったことではないようです。
ということで、少々値段が高くても最低でも1年くらい、長期熟成されていて、自然塩を使っているもの、保存料を使っていないものがお奨めです。原料の大豆とかは、国産品のものが良いですね。
私は、麦味噌と豆味噌を合わせて使っていますが、1kgで1000円前後のものです。
高いと言ってもそれくらいです。1日で食べてしまうわけではないので、肉魚に比べると安いって思います。
http://www.genki39.com/archives/53703172.html
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スーパーに並んでいる大手メーカーのお味噌は、「速醸法」と言われる製法で作っているものが多いようです。味噌の発酵工程で温度を高めに調節したり、発酵途中に温風を送り込んだりして、通常だったら食べられる状態になるまで3ヵ月はかかるところ1週間で完成させてしまうそうです。不自然な作り方をしているので、本物の味噌と比べると香りや旨味は当然劣ります。
本物の味噌を見分けるためのポイントはいくつかあります。
@食品添加物などが入っていない味噌であること
材料は本来、「大豆」、「麹」、「(麹作りに使った)米・豆・麦」、「塩」だけのはずです。
それ以外のもの(酒精、アルコール、保存料、砂糖、水あめ、調味料(アミノ酸等)、○○エキス等)が入っているものは本物の味噌ではりません。
A天然醸造の味噌であること
天然醸造とは昔ながらの自然の力で発酵させ時間をかけて作る製法です。「天然醸造」と表示されていないものは、速醸法の味噌である可能性が高いです。
B加熱していない生の味噌であること
本物の味噌は本来加熱殺菌しないので、味噌の中の酵母菌が生きていて呼吸をしています。この酵母菌がカラダに大変良い働きをしてくれるのです。
本物の味噌であれば、容器に酵母菌の呼吸を助けるための空気穴がについているはずです。空気穴がないと、容器が膨らんでしまったり破損してしまったりする可能性があるので、大手メーカーの味噌は加熱して発酵自体をとめてしまっているものが多いのです。その場合酵母菌はもう生きていないか、活性が大幅に失われていますので本来のカラダへの効用も期待薄となってしまいます。
また、非加熱の味噌であっても発酵を抑えるために酒精(アルコール)を入れているものもありますので注意が必要です。
それプラス、材料にも注意した方がいいと思います。
C良質な原材料で作られている味噌であること
大豆、米、麦の農産物原材料は、少なくとも「国産100%」、「無農薬」であるものが良いと思います。
「国産100%」と記載されていないものは、輸入農産物が混入しているかもしれません。輸入農産物には遺伝子組み換えされたものが混入している可能性もあります。「国産材料使用」などと使用割合がはっきり明記されていないものも、同様に輸入農産物混入について疑ったみた方が良いと思います。
また、農薬の人体への悪影響を考えますと、より安全性の高いものを求めるのであれば、「国産100%」に加えて「無農薬」と表示されているものが良いと思われます。
塩については、「食塩」「自然塩」「岩塩」などと書いているものがあります。
「食塩」と書いてあるものは、精製塩を使用している可能性があります。
スーパーでも普通に売られている精製塩とは、海水を化学処理し、海水にもともと含まれているミネラル分をほとんど100%取り除いた純粋な「塩化ナトリウム」という化学物質です。昔から日本人が摂取してきた塩とはまったく異なるものです。選ぶ際には自然塩、岩塩などを使っている味噌が良いようです。
今回お味噌を手作りするにあたっては、味噌にかかる家計のコストを少しでも抑えたい、という気持ちもありました。でも、材料にこだわったこともあって今まで購入していた味噌の平均価格と比べてもキロ当たり約100円のコスト減にしかなりませんでした。家計軽減の目論見は外れてしまいましたが、今まで購入していた本物の味噌が、決して高すぎるわけではなく、むしろ良心的な価格設定だということがとてもよく分かりました。
本物の味噌は、手間・時間を大変かけて作られているので、スーパーで売っている一般的なお味噌よりも当然価格が高くなりますが、味の違いは歴然です。さらに安全と健康面へのメリットを考えたら決して高くはないと思います。
http://poti-mike.at.webry.info/200912/article_9.html
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2017/03/28
あなたが食べている味噌,大丈夫?
もしかしたら、健康促進どころか病気の元をになっている可能性も。日本が誇るスーパーフード「味噌」の選び方。
https://macrobiotic-daisuki.jp/misoerabikata-48931.html
皆さまが食べている味噌は、「ホンモノ」ですか?
他の食品同様、味噌も、生産性・収益性が重視された製品が市場には多く出回っています。
安価な味噌には、価格に秘められた裏事情があります。
皆さまのご家庭にある味噌は、どのようなものですか?
今回は、健康を支える「良い」味噌を、皆さまが選べる手助けとなるような、味噌についての実態・情報をお伝えしていきます。
安価な市販味噌の実態
海外産大豆や添加物がてんこもりの味噌も出回る
原材料
日本の味噌は、何と90%以上が輸入大豆。
味噌作りに適していると積極的に使用されているのは、米国産、カナダ産、そして中国産の大豆。
海外産の大豆のほとんどが遺伝子組み換え大豆です。
スーパーで特売など安く売られている味噌。
所詮、加工賃を加えてもその安さで販売できる程度の、得体が知れない材料から出来ているということを忘れてはなりません。
製造法
味噌は発酵食品ですので、本来であれば長い熟成期間を要します。
ところが安く売る為には、生産性を高めなければならない。
「速醸法」と呼ばれる、加温できる部屋で強制的に発酵させる製法をとり、うんと短い熟成期間で製品を完成させます。
「速醸法」で出来た味噌は、旨味もないし、酵素も活きていません。
せっかくの味噌が、台無しです。
たっぷりの添加物
質の良くない材料が、短時間で製品へと仕上げられた、安価な味噌。
それでも消費者の舌を満足させる為に、また均一で長期間変わらぬ品質を保つ為に、
たっぷりの添加物が加えられています。
主に味噌の添加物として使用されているものを、挙げていきます。
味付き・だし入り味噌は特に注意!
○アミノ酸
だし入りタイプの味噌には必ずや添加されている、アミノ酸。
長時間の熟成を経ている味噌であれば、味噌本来の奥深い旨味があるはずです。
旨味も充分形成されないような短時間で仕上げられた味噌には、このような人工的な旨味成分が加えられ、消費者の舌を満足させます。
海外製品では多く見かける「NO MSG」の表記。
アルツハイマーや知能障害、精神病、脳卒中‥多くの病気の元となる可能性が危惧される成分です。
○酒精・アルコール・エタノール
発酵食品は「生き物」ですので、時の経過における味の変化も、面白さの1つではないでしょうか。
でも、日本の消費者の多くはそれを許さない。
商品を均一化、すなわち麹菌の働きを失活させて以後発酵が進まないよう、これら成分が添加されます。
麹菌の恩恵を受けたく、日々の食生活に味噌を取り入れる方も多いと思いますが、死んだ味噌ではその効果は得られません。
以前、購入した味噌を食品庫で保管していて、気付いたら袋がパンパンになっていたことがあります。
私は、この味噌生きているんだ!と嬉しく思いました。
他に、ビタミンB2(見た目の色を良くする為)、ソルビン酸(保存料)が、味噌に使用される添加物として挙げられます。
選ぶべきホンモノの味噌
安心できる原材料で、添加物ゼロの味噌
先人の知恵である保存食品・味噌は、大豆、米または麦、塩のみで出来るものです。
各材料の出所も分かると安心ですね。
原材料選びからこだわっている、味噌メーカーから購入するようにしましょう。
天然醸造で完成された味噌
人為的に発酵を促進するのではなく、自然の成り行きによって完成される、文字通りの「天然醸造」。
天然醸造の味噌は、麹菌の力が存分に活きていて、旨味もたっぷりです。
非加熱の味噌
せっかく拘って作られた味噌を頂くのであれば、麹菌のパワーも一緒に体内に摂り入れたいところ。
加熱された製品だと菌は死んでしまっているので、非加熱であるものを選ぶことも、とても重要です。
味噌に秘められた、健康パワー
「味噌は医者いらず」という言い伝えがある位、高い栄養価を持つ味噌。
現代人誰もが抱える病のリスクに、効果・効能を期待することができます。
「ホンモノの味噌」であることが前提です!
中でも目を引かれたものを、いくつかご紹介します。
味噌汁と乳がんの関連性を指摘するデータ
味噌汁と乳ガンの関係について発表されている研究結果は、複数あり、
代表的な、『みそ汁の摂取が多いほど乳がんになりにくい』(厚生労働省の研究班、2003年)では、「味噌汁1日1杯以下」の人の乳ガン発症を1とすると、「1日2杯」の人は0.74、「1日3杯以上」の人は0.6となる
ことが明らかにされています。
「味噌汁1日1杯以下」の人に対して「1日2杯」で26%、「1日3杯以上」で40%、乳ガン発症リスクを減らせるとされているようです。
味噌 乳がん
(出展:http://miso.or.jp/knowledge/effect)
専門家によるそのほかの見解について
『みそ汁の摂取頻度と胃がん死亡率との関係』(故平山雄博士、1981年)によると、
男女いずれも、みそ汁を飲む頻度が高い人ほど胃ガンによる死亡率が低い
と指摘しています。
味噌 胃がん
(出典:http://miso.or.jp/knowledge/effect)
放射性物質に対する味噌の効用が指摘。
放射性物質に対する味噌の効用についても、これまで複数の調査結果があるようです。
有名な事例としては、長崎での原爆で被爆した医師が周りの人と
「わかめの味噌汁」摂取などの食事療法を継続したところ、原爆症を発症しなかったというものがあります。
そしてその後のチェルノブイリの原発事故では、当時のソ連や欧州の人々が味噌を食生活に取り入れました。
この時、日本からの味噌の輸出量が増えています。
2人に1人がガンにかかり、3人に1人がガンで死亡する日本人。
原発への依存は減ることなく、放射能リスクと常に背中合わせの日本人。
今こそ、先人の知恵である「味噌」を、意識的に食生活に取り入れるべきではないでしょうか。
決め手は味噌選び。どんな味噌を選べばいいの?
一手間かかっても、ここを怠けてはいけません。
ホンモノの、安心安全な味噌を頂くことが大切です。
とはいえ、購入の度に吟味する手間と時間に余裕がある人は少ないはず。
信頼できる味噌サプライヤーを一度決めてしまえば、あとは楽チンですよ!
昔ながらの伝統が守り続けられている、麦味噌。
海と山の自然豊かな愛媛県宇和島市にある、井伊商店さんをご紹介します。
昭和33年創業、3代にわたって麦味噌一筋でつくり続けているお味噌やさんです。
麦味噌一筋、井伊商店についてはこちら
麦味噌とは?
米麹の代わりに麦麹で仕込まれる味噌。
全国的には米味噌が最も一般的ですが、米味噌・豆味噌と3つ並んで分類される味噌の種類の1つ。
主に、九州全域・山口県・愛媛県で消費されています。
塩分が低く、使う麹量が多いことによる甘みと香りの強さが、味の特徴です。
鉄分は米味噌の3倍!
鉄分不足になりやすい妊婦さんはぜひ、麦味噌を積極的に摂りたいですね。
米味噌より多く含まれている栄養素は他に、食物繊維、カリウム、ビタミンB1、B2、カルシウムが挙げられます。
もちろん、安全安心なホンモノ味噌。
原材料には、香川県の麦と塩、富山県の大豆が使用されています。
添加物は一切使用されていません。
人の手がかけられるのは下ごしらえのみで、あとは麹菌が活動しやすい木桶の中で、天然醸造。
夏なら3ヶ月、冬なら半年程。自然の成り行きに任せて、じっくりと完成されます。
麦麹を育てるところから始まり、同様に丁寧に下準備された大豆と合わせ、手間と時間をたっぷりかけて完成された麦味噌。
お味噌汁が、美味しい。
活きた味噌なので、できるだけ火を入れないように。
私は、味噌はお椀に入れておき、そこへ温めただし汁を注ぐ形でいつも味噌汁を完成させています。
熟成による旨味がとても豊かなので、アミノ入りの市販のだしは必要ありません。
そして、お野菜につけて頂くのが、お気に入りの食べ方。
簡単すぎるけど、これだけで本当に美味しいご馳走。パクパクと野菜も進みます。
終わりに。
古くからの、日本が誇る食文化の1つである味噌が、私たち日本人の健康づくりをサポートしてくれることは明らかです。
その味噌が今や、本来の姿とは変わり果て、むしろ病気の元を作っている可能性も。
安価で、均一な品質を求めてしまった我々消費者にも、大きな責任があるでしょう。
それでも尚、材料にこだわり、昔ながらの製法で味噌を作り続けている井伊商店のようなメーカーさんがいることは大変有り難いことだと思いませんか。
安価な味噌程生産性が高くないホンモノの味噌は、キャッシュフローの回りが悪く、ビジネスとしては魅力的でありません。
そして、「良い」味噌メーカーは安価な味噌メーカーに比べると小規模なことであることが多い。
その負担は計り知れず、大きいはずです。
味噌を、本来の日本のスーパーフード「味噌」として、存在させ続けられるかどうか。
何気ない、普段の私たちの購買行動にかかっています。
安全安心、ホンモノの麦味噌についても見てみてくださいね。
https://macrobiotic-daisuki.jp/misoerabikata-48931.html
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2018/02/27
その「安い味噌」があなたの健康を害しているかもしれない。
味噌汁の塩分が気になりますか?
味噌汁が最強に健康と美容にいいと言われる理由。
https://macrobiotic-daisuki.jp/miso-2-103387.html
味噌汁って本当に身体に良いのでしょうか?
私は、味噌汁が大好きで飲み干すタイプです。
いろんな野菜や豆腐など摂取しやすいですが、味噌は塩分が多く含まれています。
かと言って減塩味噌はオススメできません。
味噌は身体に良いと言われていますが、塩分を摂りすぎると高血圧になります。
高血圧などの病気にならないか心配です。
細菌では、味噌に関して様々な情報が流れています。
人によっては塩分を気にして、味噌汁を避けているのではないでしょうか?
味噌汁は日本が世界に誇る伝統食事で身体に良いことはもはや、明らかな事実です。
ですが、摂取の仕方によっては身体を悪くする可能性もありますので、ここでは科学的に証明されている味噌汁の効能と注意点について書いています。
昔から言われる味噌汁の効能
味噌は医者いらずという言い伝えがあります。
昔の人は、経験的に味噌の高い栄養価を知っていたようです。
そして現在、味噌の栄養は医学の面からさまざまな研究が進められています。
吸収率が優れている
味噌の主原料である大豆のたんぱく質は非常に優れている半面、普通の過熱調理では消化吸収が悪いという難点があります。
しかし、味噌として製造されると、大豆たんぱく質が酵素によって加水分解されて約60%が水分に溶け、
約30%がアミノ酸になり消化吸収されやすくなります。
現在では、みそと健康についての研究は多角的に行われています。
味噌の機能性を明らかにした論文の主なものは以下の通り。
広島大学名誉教授 理学博士・医学博士 渡邊敦光 先生の研究報告。
マウスやラットを使って共同研究者たちと行った長年の研究から、味噌には、がんをはじめ、高血圧、脳卒中、放射能などから体を守る働きがあることを実証してきました。
そのほか美肌効果、アンチエイジング、整腸作用など女性にうれしい効用もたくさんあるといわれています。
昔から言われてきた。
整腸作用
血圧調整作用
糖尿病の改善
などが研究でも実証されました。
ですが、最近では塩分の含有量から敬遠される傾向が出ています。
味噌に含まれる塩分はそんなに高いのでしょうか?
厚生労働省の発表では、
調味料 小さじ1(5ml) 大さじ1(15ml)
食塩 5.9g 17.8g
しょうゆ 0.9g 2.6g
みそ 0.7g 2.2g
ドレッシングタイプ和風調味料 0.4g 1.1g
トマトケチャップ 0.2g 0.5g
マヨネーズ 0.1g 0.2g
バター(有塩) 0.1g 0.2g
調味料食塩相当量固形コンソメ(1個)2.3g
顆粒ガラスープ(小さじ1)1.3g
和風だしの素(小さじ1)1.3g
オイスターソース(小さじ1)2.1g
カレールー(20g)2g
となっており、問題となるのは味噌そのものの含有食塩というより、ダシの素をたっぷり使った味噌汁と言えます。
むしろ、
ソースなどの調味料
カレーなどのルー
コンソメなどでの味付け
などのほうが味噌よりも塩分の含有量は圧倒的に、高いのです。
ですから、ダシの素ではなく、昆布やかつお節からとったダシで作った味噌汁は食塩の含有量が少ないと言えます。
さらにみそ汁に野菜をたっぷり入れることで、過剰な塩分の排出を促すカリウムも摂れるので、過剰にはなりにくいのです。
カリウムを多く含むのは、
緑黄色野菜
イモ類
わかめ
などになります。
実際に、1日3杯以上のみそ汁で乳がんの発生率が40%減少するというのは、厚生労働省の研究班が2003年に発表しています。
味噌の塩分が高血圧になるは嘘!?味噌に含まれる血圧を下げる成分
広島大学の渡邊敦光名誉教授等は、
みそ発酵中に生成される物質の中に、
3つの血圧降下作用を行う可能性のある物質と1つの血糖値抑制作用を行う可能性のある物質が存在する
と学会で発表しました。
その物質が、
トラゾリン
ミグリトール
エプレレノン
ピロカルピン
スタキドリン
これらは、病院で処方される血圧や血糖値を下げる薬の主成分であり、血圧を下げる漢方の成分になります。
これで、味噌には血圧低下作用があることが科学的に証明されたのです。
ただし、この成分も発酵が正常に行われてこそ得られる効能です。
だから発酵が少ない味噌にはこれほどの成分は含まれておらず、安い味噌と比べて、少し値段が高い味噌のほうが本来の効能が期待できると言えますね。
糖尿病も改善する!?
報文:味噌の食後血糖に及ぼす影響(百瀬 晶子, 後藤 直子, 早瀬 文孝, 五明 紀春, 三浦 理代)によると
味噌によっては通常程度の味噌汁の摂取により,食後血糖上昇抑制に対し一定の影響を及ぼすことが示唆された.
また,味噌の食後血糖上昇抑制因子として,味噌原料由来のTI, 味噌の褐色度に寄与する成分(メラノイジンを含む),その他味噌中の機能性成分等,複数の影響因子の作用が複合して関与する可能性が考えられた。
要は、味噌は糖尿病の予防に効果があると示されました。
味噌の褐色色素は熟成過程で生成される成分で、メラノイジンと呼ばれています。
動物実験で、メラノイジンが糖分の消化吸収速度を遅くし、食後の血糖値の上昇を抑える働きが明らかされました。
膵臓機能を促進し、血糖値を下げるインスリンの分泌を盛んにするのです。
昔の諺で、味噌で呑む一杯、酒に毒はなしとありますが、
飲酒量が多い人でも味噌を普段から摂取することで糖尿病を予防できるという事を経験的に知っていたのです。
同じ味噌でも醸造法で違いがある
天然醸造の味噌
仕込んでから人為的な加熱をしないで、約一年間ほど寝かしたお味噌のことです。
厚生労働省の定義では、
味噌の醗酵を促進するために加温処理をしないで、かつ食品衛生法施行規則別表第1に掲げる添加物を使用しないもの。
簡単に言うと、1300年前からある昔ながらの作り方を守っているのです。
仕込みから発売まで3年ほどかかりますが、うま味は10〜20倍とも言われます。
速醸(そくじょう)法
仕込んだ味噌を加温できる部屋に置いておき、味噌を強制的に発酵するやり方で温醸や即醸ともいいます。
このやり方で作ると味噌が約3ヶ月でできるそうです。
しかし、味噌本来の味や香りが乏しいとも言われています。
ですが、天然醸造に比べてはるかに安い価格で作ることが可能となりました。
そこで速醸造の味噌には添加物を加えることで味を調えるという行動に出ました。
ダシ入りの味噌などですね。
要は、ダシの素などを事前に加えることで速醸造によるまずさをごまかしているのです。
これでは、野菜をどれだけ入れても過剰な塩分を排出できなくなります。
さらに、出荷前には殺菌をされるため酵母や乳酸菌が死滅して大切な栄養分が残らず、深い味わいが出ないものになってしまいます。
見極めるポイントは、
生酵母や生味噌 の表記があれば天然醸造
添加物(アルコール、保存料、調味料(アミノ酸等)の表記があれば速醸造
と判断できますね。
放射能も防ぐスーパーパワー
広島大学名誉教授 理学博士・医学博士 渡邊敦光 先生の研究報告。
マウスに普通のエサと味噌を混ぜたエサをそれぞれ1週間与え、放射線を照射。
3 日半後、小腸を調べると、味噌エサを与えたマウスのほうが、より多くの小腸組織が再生されていることがわかりました。
中でも、180 日熟成させたものの効果が、より大きかった。
また、事前に味噌エサを与えていたマウスだけが放射線による障害を防ぐことができたという事実から、普段から味噌汁を飲むことが大切であるとわかりました。
この報告からも分かるように味噌には放射線による障害を防ぐ効果があります。
この効果は腸内環境を改善することで、身体からの有害物質の排泄力が高まるためと考えられています。
これは、天然醸造味噌の酵母や乳酸菌が腸をキレイにして腸管免疫を高めると考えられています。
ですが、速醸造では加温する際に雑菌などが繁殖する危険があるために殺菌処理をする必要があります。
そのため、殺菌をして酵母や乳酸菌が減り、味噌の効能は落ちると考えられています。
味噌汁が体にいいのは・・・
味噌が身体に良いのは、
経験的
科学的
に実証されています。
その効能は、
腸内環境を整える
血圧を下げる
糖尿病を改善する
などと多岐に渡ります。
ですが、味噌は安く作ろうと思うと速醸造と呼ばれる手法に頼るため、
結果として味噌が持つ本来の効能は失われてしまいます。
味噌が持つ本来の効能を手に入れるためには、天然醸造の味噌を選びましょう。
2月末で販売完全終了します!農薬不使用のお味噌
【IN YOU完全限定品】美味し過ぎる!13年間自然栽培。最強の米味噌 2個セット
ご紹介するのは、化学肥料、農薬不使用、自家採種の材料を使ったお味噌。
熊本県で育てた米と大麦、大豆と沖縄の塩だけを使った、生産者の顔の見える安心安全なお味噌です。
https://macrobiotic-daisuki.jp/miso-2-103387.html
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