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(回答先: 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 志田未来 秘密 (テレビ朝日 2010年) 投稿者 中川隆 日時 2019 年 1 月 17 日 08:19:56)
志田未来 14才の母 (日本テレビ 2006年)
日本テレビ 2006年10月11日 - 12月20日(11回)
原作 - 日本テレビオリジナル物語
脚本 - 井上由美子
音楽 - 沢田完、高見優
演出 - 佐藤東弥、佐久間紀佳
主題歌 - Mr.Children「しるし」(トイズファクトリー)[3]
'06年10月から12月にかけて日本テレビ系にて放送され、最終回では視聴率が20%を大幅に上回る大ヒット※を記録した連続ドラマ『14才の母 愛するために 生まれてきた』
※平均視聴率は22.4%、瞬間最高視聴率は28.7% (ビデオリサーチ調べ、関東地区)
14才、中学生で妊娠してしまった主人公は、周囲の猛反対の中、産むことを決意する―。一見スキャンダラスでセンセーショナルな設定ですが、このドラマが高視聴率を獲得した理由のひとつには、中学生の妊娠をテーマにしつつも、そこに主人公や彼女を温かく見守る周囲の人々の“生命の尊さ”と正面から向き合う真摯な姿が描かれ、感動と共感を呼んだことをあげることができます。愛と生命を考えさせられる、まさにヒューマンドラマの傑作。
また、人気を支えたもうひとつの要因が出演者たちです。主人公の女子中学生を演じるのは、本作が連続ドラマ初主演となる志田未来。これまで『女王の教室』(日本テレビ系)や『サプリ』(フジテレビ系)などに出演し高い評価を得ていた彼女が、衝撃的な役どころに体当たりで挑戦。女優として一段と大きく成長したところを見せてくれています。なお、この作品で「第15回橋田壽賀子賞新人賞」を史上最年少で受賞しました。
脇を固める共演陣も田中美佐子、生瀬勝久、高畑淳子、室井滋など実力派ぞろい。
ユニークなところで、お笑いコンビ、次長課長の河本準一が主人公の叔父役で登場しているのも注目です。
「ギャラクシー賞 2006年12月度月間賞」
「第44回ギャラクシー賞」(民放ドラマで唯一の入賞)
「平成19年日本民間放送連盟賞(最優秀)」
◾第1話「中学生の妊娠・・・ごめんね、お母さん」
◾第2話「お前なんかもう娘じゃない」
◾第3話「さよなら・・・わたしの赤ちゃん」
◾第4話「約束・・・私は、もう泣かない」
◾第5話「バイバイ・・・初恋が死んだ日」
◾第6話「私にも母子手帳くれますか」
◾第7話「お金で未来は買えますか?」
◾第8話「二つの命・・・どちらを選ぶ?」
◾第9話「出産・命をかけた24時間」
◾第10話「もう一度笑って・・・」
◾最終話「涙の最終回スペシャル・・・命ってなに?」
一ノ瀬家
一ノ瀬 未希(いちのせ みき)〈14〉
演 - 志田未来
本作の主人公。1992年5月10日生まれ、14歳。名門・聖鈴女学院に通っている、
普通の家庭に生まれ育った中学2年生。破天荒で明るい性格なので友達も多い。学校では放送部に所属して校内放送のMCもしており、将来の夢はラジオのDJになること。しかし、成績はあまり良くなく、学校の教師の受けも悪い。同じ塾に通う桐野智志と周囲に内緒で付き合っており、第1話で彼と関係を結んだことで思いもかけず妊娠し、第2話で的場クリニックで検査し事実と判明した。
周りの意見から一度は中絶に同意するが、両親から自分が生まれたときの話を聞くと、中絶を拒否して周囲の反対を押し切り「おなかの子に会いたい」と子供を生む決心をする(学校で恵たちクラスメートの前で学校を辞めてでも出産すると宣言する)。出産するという決意を通す一方、智志に迷惑をかけないように別れを自分から言いだし一度は別離をするが智志から説得され一人娘のそらのためにも智志とともに生きていくことを決意する、学校のみんなに迷惑をかけたくないからと退学しようとしたり、妊娠報道で家族が苦しむと家を出ようとする(マコトに店の手伝いをするからおいてほしいと頼んでいる)など家族をはじめ周りの人たちのことを大切に思っている。智志と同じく最終話で精神的にも成長した彼女の姿がほんの一瞬だが見ることが出来る。陣痛で苦しい中、子供を産んだ後の夢として「お医者さんになりたい」と打ち明ける。
一ノ瀬 加奈子(いちのせ かなこ)〈43〉
演 - 田中美佐子
未希の母。
番組冒頭でナレーションもしている。未希の幸せを願い、未希のために名門私立中学である聖鈴女学院に通わせている(妊娠発覚後、中絶はするから退学は勘弁してほしいと学校で頭を下げている)。学費の重い負担に耐えるためファミリーレストランでパートをしていて、チーフを務めている。当初は出産に反対していたが、未希の強い決意(学校での出産宣言)を前に娘を守り支えていくことを決意する。その後、未希が家を出て行くと言ったときに周りが冷たくなろうと家族4人でこの家で踏ん張るしかないと未希を諭したり、静香に誓約書を突きつけられたときに14歳でも将来を決めることはできると言い切るなど腹の据わったところを見せる。
一ノ瀬 忠彦(いちのせ ただひこ)〈45〉
演 - 生瀬勝久
未希の父。
大手住宅販売会社に勤めており、次長に昇進したばかり。会社での取引や評判を気にしているが、家族のことも大切に思っている。家族の中では最後まで出産に反対していたが、娘や妻の強い覚悟(未希の家出宣言と加奈子の諭し)を目の当たりにし妻とともに娘を守り支えると腹を決める。未希の妊娠発覚後に加奈子を引き連れて桐野家に乗り込みに行ったり(ただし、忠彦は直前(玄関前)で怖気つき、静香に話を切り出したのは加奈子)、未希が中絶すると智志に伝えに行ったり、誓約書を返してもらいに桐野家に向かったり、桐野親子の居場所を調べに週刊トップ編集部に乗り込んだりするなど行動的な一面を見せる。
一ノ瀬 健太(いちのせ けんた)〈11〉
演 - 小清水一揮
未希の弟で小学生。
ませているが、家族思いのところもある。未希の妊娠報道をきっかけにクラスでいじめに遭う。未希の担任である香子に子供を産んではいけないのかと尋ねたり、未希に産めよと言うなど、未希の出産には理解がある。
一ノ瀬 そら(いちのせ そら)
未希と智志の娘、加奈子と忠彦と静香の孫娘、健太の姪、マコトの大姪。
常位胎盤早期剥離のため帝王切開で誕生、1648gの未熟児だった。名前の由来は 未希と智志が一緒にいる時にいつも空がとてもきれいだとお互いに思っていたことから。
ギターショップ「HINA」
三井 マコト(みつい マコト)〈33〉
演 - 河本準一(次長課長)
加奈子の弟で、未希の叔父。
バンドにはまって高校を中退している。現在はギターショップを経営している。23歳でひな子と結婚したが、結婚の際は、母(未希の祖母)に反対されたらしい。夫婦で未希のことをかわいがっている。未希の妊娠を知った後も、彼女の良き理解者である。中卒で働くことに関して、自身の体験をもとに未希にアドバイスもしている。三井 ひな子(みつい ひなこ)〈28〉演 - 金子さやかマコトの妻で、未希の叔母。加奈子と忠彦の義妹。18歳でマコトと結婚した。子供がなかなか出来ないが、今の生活に満足している。マコトとともに、未希を温かく見守っている。
桐野家
桐野 智志(きりの さとし)〈15〉
演 - 三浦春馬
未希の彼氏であり、そらの父親。有名進学校に通う中学3年生。
未希と同じ塾に通っており、学年は1つ上だが未希には「キリちゃん」と呼ばれている。母の静香に反抗したい気持ちを2話で明かした。未希に妊娠を打ち明けられた当初は出産には賛成せず、母親に言われるまま海外に留学(ほとぼりが冷めるまで逃走)しようとするが、良心の呵責からできなかった。妊娠報道で学校でいじめにあうが、通い続ける。その後、未希から別れを言われ「自分は子供を育てるから、キリちゃんは勉強してなりたいものになって」を胸に努力する決意をするが、最終的に自分の守るべきものを理解し未希と未熟児で生まれてきた一人娘である「そら」を守るため中卒で働き出す。最終話のエンディングでもその一部が見られ精神的にも大きく成長した。
桐野 静香(きりの しずか)〈48〉
演 - 室井滋
智志の母。天才実業家として毎日数百万の金を動かしている資産家。
ベンツやポルシェなども所有している。愛人と別れた後、智志を出産して女手一つで育てている。教育理念や経営理念には歪んだ部分もある。当初は息子である智志が未希を妊娠させたとは信じていなかったが、事実と知ると智志を海外に留学させることで避難させようとした。その後、未希が出産すると知ると未希に(2,000万円の慰謝料の代わりに智志に対する認知請求権を放棄する)誓約書を送りつける(未希ら一ノ瀬家は同意しサインはしたが慰謝料は断った)が、これらの行動はすべて智志を守るためのものであった。
その後、波多野による記事が出たのをきっかけに会社の業績が悪化。以降は智史と共に自宅を離れ、自暴自棄に陥って荒んだ生活を送り、最終的には自殺未遂まで起こしてしまうが、加奈子の発見により一命を取りとめる。回復後は一ノ瀬家に訪れ、未希と智史の「将来的には結婚して子供を育てていきたい」という懇願に対して最初は自身の育児経験を元に反対するが、2人の強い意志を汲み取り「3人で幸せな人生を送れる様になるまで祝福はしない、子供(そら)とも会わない」と彼女なりのエールとも言える言葉を残し、交際を認める。最終話のエンディングではゼロからやり直す事を決意、保険会社のセールスレディとして勤務する様子が見られた。
的場クリニック
的場 春子(まとば はるこ)〈52〉
演 - 高畑淳子
「的場クリニック」院長で産婦人科医。
未希は的場クリニックで産まれ、未熟児で逆子の難産だったため、春子もよく覚えていた。未希の出産の決意を知ると、一度は他の病院を探すが、自分のところで引き受け全力でサポートすることを決める。通院する妊婦に子育ての指導、アドバイスを行う「母親学級」を開いている。
桃田 ヒロミ(ももた ヒロミ)〈27〉
演 - 西野妙子
「的場クリニック」の看護師兼助産師。若くして子供を産んだが、結局育てられずに手放した。そのため未希には、何があっても子供を手放さないように言っている。
聖鈴女学院教職員
遠藤 香子(えんどう)〈25〉
演 - 山口紗弥加
未希の担任。理科教諭。
校内での生徒の成績や行動には責任を感じているが、ある事件をきっかけに生徒には深入りせず、校外での行動は各自の責任という方針を持っていた。未希の妊娠にも当初は深くかかわらず穏便に済まそうとしたが、健太と最初に交わした言葉、未希の出産と退学の決意、未希の学校での最後のDJ、公園での未希の言葉を聞くうちに心情に変化が出てくる。そして、未希の退学の回避に尽力し、彼女をサポートするようになる。
原口 和明(はらぐち かずあき)〈28〉
演 - 井坂俊哉
聖鈴女学院の体育教師。周りに内緒で、遠藤香子と付き合っている。
中谷 栄三(なかたに えいぞう)〈58〉
演 - 小野寺昭
聖鈴女学院の校長。
猪原 光江(いのはら みつえ)〈50〉
演 - 長谷川稀
世聖鈴女学院の教頭。
生徒
柳沢 真由那(やなぎさわ まゆな)〈15〉
演 - 谷村美月
未希のクラスメイト。作中では明言されていない理由で1年留年しており、そのことと関係して担任の遠藤を恨んでいる。周りとは距離をとっており、冷たい性格。しかし、未希の出産を援護や理解するような描写が見られる。
久保田 恵(くぼた めぐみ)〈14〉
演 - 北乃きい
未希のクラスメイトで親友。放送部に一緒に所属している。
未希に妊娠を打ち明けられるも、未希の妊娠に嫌悪感を抱き、遠藤に報告して、さらにクラスで言いふらして未希を裏切った。しかしその後、真由那のはからい(未希に教科書を返すように恵に頼む)で、未希と仲直りし、出産に対し理解を示すようになる。
長崎 さやか(ながさき さやか)〈14〉
演 - 小池里奈
未希のクラスメイト。放送部に所属している。
上田 はる
演 - 波瑠
週刊トップ
波多野 卓(はたの すぐる)〈38〉
演 - 北村一輝
週刊誌「週刊トップ」の編集長。
加奈子が勤めるファミレスの常連客で、お替り自由のコーヒーばかり飲んでいる。未希に出会う前に「中学生の闇」や「14才病」を特集しようと考えていた。元戦場ジャーナリストで現代の日本の子供の現状に大きな不満を持っている。桐野静香の取材をドタキャンされ、そこから未希と智志のこと、未希の妊娠を知り、特集記事にした。自分の正体を告げた後、加奈子から未希が出産すると知らされると、その後も智志や加奈子の前に現れるなど取材を続けている。ただし、未希への直接取材を控えたり、未希が倒れた場面に遭遇した際にはタクシーで的場クリニックに送ったりするなど、一定の配慮を見せる側面もある。
稲葉 真也(いなば しんや)〈21〉
演 - 宮下雄也
週刊誌「週刊トップ」の記者。
その他
奥村 美子(おくむら みこ)
演 - 出口結美子
加奈子のパート先の同僚。
松本 リカ(まつもと リカ)
演 - 大沢逸美
加奈子のパート先の同僚。
山崎 光陽(やまざき ひなた)〈29〉
演 - 海東健
桐野静香の秘書。
あゆみ〈34〉
演 - 戸田菜穂(第8話のみ)
未希と相部屋の妊婦。
土田 太郎(つちだ たろう)
演 - 反町隆史(第10話・最終話のみ特別出演)
未希が緊急手術を受け、そらを出産させた「関東医科大学病院」の小児科医。
https://ja.wikipedia.org/wiki/14%E6%89%8D%E3%81%AE%E6%AF%8D
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