http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/1010.html
Tweet |
(回答先: 昔のテレビ・ドラマは面白かった _ 鈴木保奈美・三上博史 この世の果て (フジテレビ 1994年) 投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 02 日 18:07:46)
昔のテレビ・ドラマは面白かった _ いしだ壱成・桜井幸子 未成年 (TBS 1995年)
脚本 - 野島伸司
音楽 - 千住明
主題歌、挿入歌共にカーペンターズの楽曲が使用されている(ドラマのヒットを受けて発売されたベスト盤は300万枚のセールスを記録した)。
オープニング
『Top of the World』
エンディング
『I Need To Be In Love』(邦題: 青春の輝き)
『Desperado』(邦題: 愛は虹の色、第8話、第9話挿入歌)
『Yesterday Once More』(最終話)
挿入歌
『For All We Know』(邦題: ふたりの誓い)
『A Kind of Hush』(邦題: 見つめあう恋)
『Superstar』(第10話)
『ミサイルマン』/ ザ・ハイロウズ
『未成年』(みせいねん)は、TBS系列の金曜ドラマ枠(毎週金曜日22:00 - 22:54、JST)で1995年10月13日から12月22日まで放送された日本のテレビドラマ。主演はいしだ壱成。
野島伸司が脚本を手がけた1993年の『高校教師』、1994年の『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』と、このドラマを合わせて、一般的に『TBS野島三部作』という。後年の『聖者の行進』(1998年)などを含む場合は、『TBS野島伸司シリーズ』という。
同年代の若者5人を中心に、青春の過程で起こる様々な苦悩と葛藤を生々しく描いたこの作品は、出演芸能人の出世作としても知られている。後年歌手として大ブレイクした浜崎あゆみの数少ない女優出演作のひとつでもある。全11回。
若者の青春群像劇として放映当時に大ブームを巻き起こし、平均視聴率は20.0%、第8回は最高視聴率23.2%(関東地区 ビデオリサーチ調べ)を記録した。
本放送では「罪を犯した登場人物が未成年であるにもかかわらず容疑者として実名・顔写真がニュースで公開される部分」を、ビデオ・DVD版では別のカットに差し替えている(ただし未成年の容疑者を実名報道しても、少年法には抵触しない[1])。
後年、中居正広は本作を「慎吾が出てたドラマの中で一番好き」と絶賛している[2]。
第1回の放送では当時結成されたばかりのTHE HIGH-LOWSのライブ会場でロケが行なわれた。
主題歌にはカーペンターズが使用され、ベスト盤の売り上げも好調で、再びスポットが当たるきっかけとなった。
あらすじ
高校3年生の戸川博人(ヒロ)は同級生で野球部員の田辺順平、中学時代の同級生で暴力団構成員の坂詰五郎とバカをやったり、アルバイトで日々を過ごしているが、出来のいい兄・辰巳にコンプレックスを抱き、何事も無気力で卒業後の進路も決まっていない。しかし、ある日ひょんな事から知的障害を患う室岡仁(デク)、有名進学校に通う神谷勤と出会い、友人となるが彼らもそれぞれ悩みを抱えていた。博人は女子大生の新村萌香と出会い、好意を抱くが彼女は兄の恋人で重い病を抱えており、順平は同級生の安西加代子に片思いをしているが、当の加代子は博人の事が好きで、五郎は恋人のアリサの為に堅気になる事を考え、デクは家庭で疎まれている、一見恵まれていそうな勤も受験勉強のストレスや母の過保護、有名女子校に通う令嬢・田畑瞳に片思いをするが彼女は家庭教師の子を身ごもっていた。そんな彼らの抱える悩みや様々な事情が引き金となり、彼らは重大な事件を起こしてしまい社会の注目を集める。
登場人物
主要人物
戸川博人(とがわ ひろと)
演 - いしだ壱成
通称ヒロ。18歳。高校3年生。出来のいい兄にコンプレックスを抱き何事にも無気力。兄さんの恋人の萌香に恋心を抱く。インディ・ジョーンズと考古学が好き。
室岡仁(むろおか じん)
演 - 香取慎吾
通称デク。18歳。幼い頃、頭に深い傷を負った知的障害者。動物好きで心優しい性格。ゲーム パチンコが得意。『オバケのQ太郎』のキャラクター・O次郎(Q太郎の弟)の絵が大きく描かれたTシャツと、SCARED GUY(スケアード・ガイ)のTシャツがトレードマーク。初期には万引きの常習犯であったが、萌香に注意されたことを受けて止めている。第8話で坂詰五郎の持っていた銀行員無差別殺人未遂事件を起こす。
坂詰五郎(さかづめ ごろう)
演 - 反町隆史
通称ゴロ。18歳。ヒロの中学時代の同級生で暴力団の構成員。それゆえに口より先に手が出ることもあるが、義理人情に厚く、嘘や曲がったことが大嫌い。中学時代、学校で濡れ衣を着せられた時にヒロが庇ってくれた事から、ヒロには強い恩義と信頼を寄せている。ソープ嬢のアリサと同棲し、近いうちに堅気になることを考えている。学校にほとんど通っていないためか、漢字が読めない欠点もあり、就職活動では苦労したことがある。
神谷勤(かみや つとむ)
演 - 河相我聞
通称・優等生。18歳。有名進学校に通う高校3年生。母親からの過剰な期待と溺愛にがんじがらめになり、葛藤する。瞳に恋心を抱き、やがて恋人関係になる。
田辺順平(たなべ じゅんぺい)
演 - 北原雅樹
通称インポ。18歳。ヒロのクラスメイトで野球部所属。お調子者でスケベだが、臆病で卑怯。加代子に片想いしている。実家は精肉店。
新村萌香(にいむら もか)
演 - 桜井幸子
通称モカ。21歳。大学2年生。先天性の心臓病を抱え、胸には手術の痕が残る。ひょんなことからヒロと知り合うが、辰巳の恋人。大らかで母性的な性格であるが、根は頼もしく、デクをいじめていた小学生に対してはドスの利いた言葉で一喝したことがある。自身の境遇から「冒険」を夢見る。
安西加代子(あんざい かよこ)
演 - 遠野凪子
通称カー子。18歳。ヒロ&順平のクラスメイト。ヒロに行き過ぎた片想いをしており、その為には他人の利用も厭わない。男にだらしのない母に苛立つが、自身も売春に手を出している。
アリサ(ありさ)
演 - 朝岡実嶺
21歳。五郎の恋人でソープ嬢。五郎の身を常に案じている。やがて五郎と婚約する。
田畑瞳(たばた ひとみ)
演 - 浜崎あゆみ
通称ひとみ。18歳。有名女学校に通う令嬢。家庭教師との間に出来た子供を身篭る。後に勤と恋人関係になる。
主要人物の身内
戸川辰巳(とがわ たつみ)
演 - 谷原章介
22歳。大学生。ヒロの兄で萌香の恋人。ラグビー部主将。容姿端麗で勉強もスポーツも優秀な万能人間だが、本性は冷酷。
戸川芳史(とがわ よしふみ)
演 - 西岡徳馬
55歳。ヒロ&辰巳の父。出来のいい辰巳に目をかけ、ヒロに対しては歯痒く思っている。
新村武郎(にいむら たけお)
演 - 宇梶剛士
萌香の兄で刑事。妹と二人暮らししている。父親も刑事で殉職しており、そのためヤクザを強く憎み、特に五郎に対しては敵対心を抱く。
神谷真紀子(かみや まきこ)
演 - 高林由紀子
勤の母親。夫は海外に単身赴任しており、息子に対して非常に過保護。
室岡邦博(むろおか くにひろ)
演 - 六平直政
デクの父親。小さな町工場を営み、借金に苦しんでいる。
室岡貴子(むろおか たかこ)
演 - 山本道子
デクの母親。
田辺健(たなべ けん)
演 - 阿南健治
順平の父親。
田畑洋造(たばた ようぞう)
演 - 勝部演之
瞳の父親で、国会議員。議員としての地位を大事にしており、イメージダウンを恐れている。
田畑裕子(たばた ゆうこ)
演 - 田島令子
瞳の母親。
安西 真理子(あんざい まりこ)
演 - 高沢順子
加代子の母親。
その他
見城雅宏(けんじょう まさひろ)
演 - 小木茂光
心臓外科医。萌香の手術を担当し、幼い頃から目をかけてきた。先立たれた妻との間に幼い娘がいる。
梅原 幹雄(うめはら みきお)
演 - 寺田農
53歳。テレビ局のディレクター。事件を起こしたヒロ達に対して強いシンパシーを抱く。
沙織(さおり)
演 - 大寶智子
萌香の友人。テレビ局でアルバイトをしている。後に大事になる裏切りを働く。
谷村(たにむら)
演 - 山崎一
博人の担任。ヒロを大学へ推薦合格させようとするものの、ヒロが五郎と関係があることから推薦進学を断念してしまう。
牛島洋平(うしじま ようへい)
演 - 森本レオ
考古学教授。新設の大学に招かれる。ヒロ同様にインディ・ジョーンズ好き。
小池唯一(こいけ ゆういち)
演 - 浅野和之
洋造の秘書。
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 1995年10月13日 赤い傘の兄貴の恋人 吉田健 21.1%
第2話 1995年10月20日 彼女のハートにダイビング 19.3%
第3話 1995年10月27日 俺達のクソッタレ人生 金子与志一 16.9%
第4話 1995年11月3日 汚ねェ大人になるように 17.1%
第5話 1995年11月10日 サヨナラ僕の友だち 加藤浩丈 17.7%
第6話 1995年11月17日 俺はあなたを愛してる 吉田健 22.6%
第7話 1995年11月24日 友達の死 21.3%
第8話 1995年12月1日 真夜中の逃亡者 加藤浩丈 23.2%
第9話 1995年12月8日 傷ついた戦士たち 金子与志一 19.3%
第10話 1995年12月15日 愛と哀しみのクリスマス 吉田健 20.7%
最終話 1995年12月22日 イエスタディ・ワンス・モア 21.4%
エピソード
出演者のいしだ(本放送当時20歳)・香取(同18歳)・反町(同21歳)・河相(同20歳)らは、年齢的に同世代だった事もあって撮影当初から意気投合するなど非常に仲良く、撮影の合間でも楽屋のモニターにセガサターンを繋げて収録シーンが撮り終わるたびに全員が楽屋で3D格闘ゲーム「バーチャファイター」の対戦で盛り上がっていたと、後年いしだがブラックマヨネーズのトーク番組『ブラマヨとゆかいな仲間たちアツアツっ!』(テレビ朝日)にゲスト出演した際に語っている。
構成作家のおちまさとはこのドラマの大ファンで、最終話でのいしだが屋上から叫ぶシーンを見て、「これを普通の人間がやったらどうなるか?」と考えたことがきっかけで、『学校へ行こう!』(TBS)の人気コーナー「未成年の主張」が誕生した。
2013年12月24日放送の『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ)でいしだと香取が再会した時に、第1話で両者が五郎に連れて行かれたソープランドで火事に遭遇するシーンで、裸にタオル1枚で逃げる時にいしだがよろけて局部が映ったままオンエアされた事を明かしていた。尚両者は久々にテレビで共演出来たという事に感激し、お互い強く抱擁し合った。
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。