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【パリ発】もう代議制じゃ生きてゆけない 「重要法案は国民投票に」
http://tanakaryusaku.jp/2018/12/00019285
2018年12月17日 20:34 田中龍作ジャーナル
女性は拳を握って国民投票の必要性を説いた。胸のマクロンワッペンには「(廃止した)富裕税を元に戻せ」。=15日、パリ市内 撮影:田中龍作=
日本の民主党の失敗を思い出して頂きたい。原発を再稼働させ、消費税を上げる3党合意をし、安倍政権にバトンタッチした、野田政権を。国民との約束は果たさず、約束と反することをやってしまったのだ。
「マニフェスト」は詐欺の代名詞のようになってしまった。
有権者が託した思いとは違う行動を、政治家と政党がとってしまう。代議制民主主義の落し穴だ。
フランスではこの落し穴を克服する市民運動が始まった。その名はRIC。「市民のイニシアティブによる国民投票」(Référendam d’Initiative Citoyenne)の略称だ。
国民生活や国の針路に大きく関わるような政策、法案は国民投票にかけて是非を問おうという運動である。
RICのプラカードが先頭にあがった。色は黄色いベストと同じ蛍光色の黄だ。=15日、パリ市内 撮影:田中龍作=
マクロン大統領の辞任を求める市民蜂起第5波(15日)では、デモ隊の先頭にRICのプラカードがあがり、機動隊と対峙した。
年金生活者の女性は「月収1300ユーロで、家賃800ユーロと光熱費、諸々の税金を払ったら生活していけない。だからデモに参加した」と話す。
女性は「国民が政治を直接コントロールできるような制度を作らなくてはいけない」と力を込め、RICの意義を強調した。
鉄道員の男性は(40代)は、さらに切実だった―
「フランスは税金が高い。でもそれが福祉に回っていたから、国民はやって行けた。ところが今はそうではない。我々の税金は富裕層に持って行かれるだけだ」
「銀行家出身のマクロンには福祉が分からない。国民の意思を反映できるような新しい憲法を作るしかない」。
1%の富裕層と99%の庶民。どちらも一票は一票だ。国民投票に持ち込めば庶民が勝つ。
〜終わり〜
◇
生活に困窮する庶民から これでもか というほど搾り取り、富裕層は減税し優遇する。フランスで庶民が苦しむさまは日本と同じです。
しかし、マスコミはその視点からは伝えません。
【パリ発・新記事】
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2018年12月17日
鉄道員「フランスは税金が高い。でもそれが福祉に回っていたから、国民はやって行けた。ところが今はそうではない。我々の税金は富裕層に持って行かれるだけだ。国民の意思を反映できるような新しい憲法を作るしかない」・・・
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