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(人民網日本語版)
http://j.people.com.cn/n3/2018/0911/c94474-9499402.html
外交部報道官「台湾問題で無責任な言行をしてはならない」
人民網日本語版 2018年09月11日14:40
米国務省がドミニカ、エルサルバドル、パナマの3カ国に駐在する上級外交官の召還を発表したことを受けて、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は10日の定例記者会見で「われわれは特定の国に対して、他国の中国との国交樹立を正しく受け止め、台湾関係の問題を慎重かつ適切に取り扱い、自らのイメージと台湾海峡の平和・安定を守る観点から、無責任な言行をこれ以上しないよう注意を促す」と表明した。
【記者】報道によると、米国務省はドミニカ、エルサルバドル、パナマの3カ国に駐在する上級外交官の召還を発表した。いずれも台湾と「断交」し、中華人民共和国と国交を樹立した国だ。これについてコメントは。
【耿報道官】「一つの中国」原則は国際社会の一致した共通認識であり、中国がこの原則を基礎に関係国と国交を樹立するのは、国際法と国際関係の基本準則に合致し、中国及び関係国国民の根本的利益に合致し、当然の事であり、大勢の赴くところでもある。
われわれは特定の国に対して、自らが「一つの中国」原則を承認し、数10年前に中華人民共和国と国交を樹立した事実を忘れず、他国の中国との国交樹立を正しく受け止め、台湾関係の問題を慎重かつ適切に取り扱い、自らのイメージと台湾海峡の平和・安定を守る観点から、無責任な言行をこれ以上しないよう注意を促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月11日
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(フォーカス台湾)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201809120005.aspx
米国務省 台湾支持を示すも、両岸との関係は現状維持の方針
【政治】 2018/09/12 16:52
米国務省のヘザー・ナウアート報道官
(ワシントン 12日 中央社)米国務省のヘザー・ナウアート報道官は11日、米国は台湾を引き続き支持するとの立場を示した。一方、米国と両岸の関係については、現在の関係を変えることが米国にとって有益だとは思えないとし、現状を維持する姿勢をみせた。同省の定例記者会見で述べた。
同省は7日、中華民国(台湾)と断交したドミニカ共和国、エルサルバドル、パナマに駐在する米大使や代理大使を本国に召還したと発表。召還の目的については、台湾との断交について話し合うためとした。
11日の会見では、この召還に関する質問がなされた。ナウアート報道官は、3人の大使らは米政府高官と会い、中米やカリブ海周辺に対する強力で独立した民主体制の支持や経済面の支援に向けた話し合いを行うと改めて説明。台湾については、民主化の成功例で、信頼できるパートナーだとみなしていると述べた。
台湾の国交締結国に対し、中国が影響を及ぼそうと試みることへの懸念については、各国には自国の発展のために他国から貸し付けを受ける権利があるとしながらも、その条件は透明で、公平でなければならないとの考えを示した。
米国は1979年に台湾と断交している。一方、エルサルバドルなどが同様に断交したことで、なぜ米国から警告を受けなければならないのかとの質問も出た。ナウアート報道官は、米国は台北と密接な非政府間の関係を保っており、北京とも関係の発展を図っているとした上で、「このような関係性は米国にとっては有効だが、他国の政府にも適用できるとは限らない」との見解を示した。
(江今葉/編集:楊千慧)
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