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「難航?迷走? 米朝非核化協議」〜両者の間には不気味な雲が立ち込め今にも雨が降り出しそう/出石直・nhk
「難航?迷走? 米朝非核化協議」(ここに注目!)〜/nhk
2018年09月03日 (月)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/304591.html
出石 直 解説委員
先週に予定されていたポンペイオ国務長官のピョンヤン訪問が中止になるなど、非核化をめぐるアメリカと北朝鮮の協議が足踏み状態に陥っています。その背景には何があるのか。
出石 直(いでいし・ただし)解説委員です。
Q1、シンガポールでの米朝首脳会談で非核化も進むのではという見方もありましたが、ここにきて雲行きが怪しくなってきたようですね。
A1、今の状況を空模様に例えてみました。非核化を迫るアメリカ、体制の保証が先だと譲らぬ北朝鮮。両者の間には不気味な雲が立ち込め今にも雨が降り出しそうな気配です。
橋渡し役を自任する韓国のムン・ジェイン大統領が傘をさしかけようとしていますが、
両者の距離はなかなか縮まりません。さらにアメリカと中国との間には、“貿易戦争“という激しい嵐が吹き荒れていて、非核化協議に暗い影を落としています。
Q2、むしろ状況は悪くなってきているということなのでしょうか。
A2、難航しているのは確かです。ちょっと迷走気味と言っても良いかも知れません。
アメリカ国務省は先月、空席になっていた北朝鮮問題担当の特別代表を任命し、ポンペイオ国務長官と共にピョンヤンを訪問すると発表しました。しかし翌日になってトランプ大統領が突然訪問中止を命じたのです。アメリカのメディアは「北朝鮮がポンペイオ長官に送った手紙の内容が非核化に消極的だったため」と伝えています。
Q3、この足踏み状態はいつまで続くのでしょうか?
A3、今週から来週にかけてがひとつの山場だと思います。
今度の日曜日は北朝鮮の建国70周年の記念日。大規模な軍事パレードが予定されていて習近平国家主席が初めてピョンヤンを訪問するのではないかと見られています。
中国と北朝鮮が接近すると、中国と対立しているアメリカと北朝鮮の距離も遠くなります。
一方、ムン・ジェイン大統領はあさって(5日)ピョンヤンに特使を派遣することにしています。ムン大統領とすれば、何とか米朝をつなぎとめておきたいところでしょう。
非核化協議が再び動き出すのか、それとも足踏み状態が続くのか、今週から来週にかけての、中国と韓国の動きに注目です。
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