http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/708.html
Tweet |
武器貿易条約、発効より履行=戦場に潤沢な銃、提供国に責任−赤十字国際委局長
http://www.afpbb.com/articles/-/3186855?cx_part=latest
2018年8月22日 14:59 発信地:アフガニスタン 時事通信
冷戦後の紛争の特徴として「長期化が目立ち、都市での戦闘が多くなり、『国家』ではない『武装勢力』が戦闘の主体になることが増えた」と指摘する。その中でも「小型の銃器を入手しやすくなっていることは大きな問題で、戦闘に巻き込まれた人々の苦しみに直結する」と特に問題視している。
ICRCの活動現場は圧倒的に紛争地が多い。ATT発効前から「武器の移動を規制できないかと切実な声が戦地の現場から上がっていた」と局長は振り返った。今も戦場で弱者が犠牲になっており「問題を提起し続ける」と語った。
一方で、文化や習慣、歴史や地域を超えて人類には「人間の尊厳」に対する共通の考え方が存在すると考えている。イスラム法の専門家を仲間に加え「伝統的に信じてきたものと国際人道法はつながっている」と伝える努力を続けており、最近もイスラマバードでイマーム(イスラム指導者)を集めたセミナーを開いて共通の理解を深めた。イスラム過激派に対する説得の足掛かりとしていく考えだ。
日本に対しては、国連で昨年採択された核兵器禁止条約について「どこの国であれ、加わらない国があることは残念だ」と述べた。一方で「核兵器が使われればどうなるか体験を語る重要な役割が日本にはある。核保有国と核兵器に反対する国の橋渡し役も日本なら担える」と語り、今後に期待を示した。また「戦争の苦しみを知り人間の尊厳についても深い理解がある日本人に世界の舞台でもっと強力な役割を発揮してほしい」と呼び掛けた。(c)時事通信社
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。