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アメリカは一体誰のものか?(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/603.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 8 月 05 日 13:06:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

アメリカは一体誰のものか?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-ea21.html
2018年8月 5日 マスコミに載らない海外記事


2018年7月31日
アメリカ国民のものではない

Paul Craig Roberts

 現在、住宅市場は明らかに下り坂にある。消費者所得は、雇用の海外移転と、賃金や給料を押し下げる雇用主の能力のおかげで、限定されている。私の考えでは、ワシントンの権力がそれを基にしているアメリカ・ドルの交換価値を守るため、連邦準備金制度理事会は、より高い金利にすると固く決めているようだ。私が四半世紀共に過ごしたワシントンの傲慢な阿呆連中は、けんかっ早さと経済制裁で、各国に、自立した外交と経済政策と、ドル使用を止めるよう奨励している。これを実現するには多少時間がかかるが、ロシアや中国やイランやインドは、アメリカ・ドル使用を止めるか、減らすかすると固く決めているようだ。

 ドルの価値を安定させておくため、ドルを彼らの通貨で購入するか、相殺するだけの量の自国通貨を印刷するかして、日本やイギリスやEUの中央銀行が、ドルの交換価値を支持し続けていることがなければ、ドルに対する世界的需要下落は、ドル価値を不安定化しかねない。これまでのところ、彼らは進んでその両方を行っている。ところが、トランプによるヨーロッパ批判で、トランプに対し、ヨーロッパは不愉快になり、これに付随して、進んでアメリカをかばう意志が弱まっている。ワシントンが日本周辺で引き起こしている敵対的状況で、第二次世界大戦以来のアメリカに対する日本の植民地状態は強化されつつある。北朝鮮と中国とワシントンの画策された緊張は、日本のためにはならず、アメリカからたっぷりお給料をもらっているわけではない日本の政治家たちは、日本が日本の利益のためではなく、アメリカのために危険にさらされていることを理解している。

 その可能性はあるが、もしこうしたことが、ワシントン属国諸国間での一層の自立強化を招けば、属国諸国が、ドルや世界通貨としてのドルに基づく決済機構から離れることにより、自立の代償から自らを守る可能性が高くなる。これは、つまり、ドルの価値を守るべく、十分なドル需要を維持するため、連邦準備金制度理事会が、ドル投資に対する金利をあげて、ドル価値の下落を防がねばならないことを意味する。

 金利が低ければ、抵当に入れて支払える家の価格が上がるので、金利が低い時には住宅価格は上がるのを、不動産仲介業者なら誰でも知っている。だが金利が上昇すれば、買い手が払える家の価格は下がる。

 もしアメリカが、より高い金利の時代に入れば、住宅価格と売り上げは下がるだろう。

 この分析に対する“もう一つ”として、もし連邦準備金制度理事会が状況を制御しきれなくなり、アメリカ・ドルの現行価値に関連する債務が、体制を破壊しかねない問題になれば、連邦準備金制度理事会は、金利をゼロか、マイナスに下げて、債務を守るため、十分な新札を送り出す可能性が高い。

 これで住宅市場が救えたり、復活したりするだろうか? 債務を負ったアメリカ人の実質所得が大幅に増加しないかぎりは無理だ。そうした上昇は、どこから得られそうだろう? ロボットが、まだ雇用海外移転で奪われていない雇用を奪い取ろうとしている。実際、トランプ大統領が“雇用を国内に戻す”と強調しても、フォード自動車は、フォード・フォーカスの製造を、ミシガン州から中国に移転すると発表したばかりだ。

 雇用を海外移転したアメリカ大企業を経営している幹部連中は、ウォルマートやホーム・デポやロウズなどで、棚に品揃えするパート仕事で働いているアメリカ国内の潜在顧客。フォードを購入するのに十分なお金がないだろうとは、決して思い当たらないもののようだ。社員がフォードを購入できるよう、労働者に良い賃金を支払う知性があったヘンリー・フォードとは違って、現在のアメリカ大企業幹部は、海外の安い人件費に基づく自分たちの短期的な“業績手当て”のために、国内市場とアメリカ経済を犠牲にしている。

 現在、アメリカで起ころうとしているのは、中流階級というか、その子供として、それに加わると期待されている、その一部である人々は、“2台連結の移動住宅”か、一台のトレーラーに追いやられようとしているのだ。粗製濫造された豪邸は区分けされて長屋になるだろう。実質所得が下落し続けているので、フロリダ州海岸沿いの高価な賃貸物件でさえ、需要は下落するだろう。フロリダ州パンハンドル30A沿いの5,000ドルから、20,000ドルという夏の週単位賃貸は維持不能だろう。この分野が理解できない投機家連中は、フューチャー・ショックに会うはずだ。

 私は長年月次就業者数統計について書いてきた。新規雇用の圧倒的多数は、ウエイトレスやバーテンダーや、小売店員や救急医療などの給与の低い国内サービス業だ。例えば、 6月の就業者数報告、新規雇用、実際に存在するとすれば、この分野に集中している。管理サービスやごみ処理、医療や社会扶助や、小売業や外食産業や地方自治体だ。

 アジアに海外移転され、アメリカ国内の高生産性で高付加価値の製造業雇用shrink。研究や設計やソフトウエア・エンジニアリングや会計や法律関係の調査などの高生産性で高付加価値の専門サービス業は、海外移転か、その仕事に適任のアメリカ人がいないというでっち上げのインチキな口実で、就労ビザでアメリカに入国する外国人によって埋められている。
https://www.amazon.com/Failure-Laissez-Faire-Capitalism/dp/0986036250/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1532992327&sr=1-2&keywords=Paul+Craig+Roberts+books&dpID=51HWdHsbtFL&preST=_SY291_BO1,204,203,200_QL40_&dpSrc=srchの本を参照。

 アメリカは、支配階級の短期的強欲と、経済学関係者や議会のサクラ連中によって空洞化した国だ。資本主義は少数の人々のためにしか機能していない。資本主義は、もはや大多数のためには機能していない。

 国家安全保障を理由に フォード・フォーカスの生産を中国に移転するというフォードの発表に、トランプはフォード国有化で答えるべきなのだ。ミシガン州の従業員総数と税基盤は減少し、中国内の雇用が増大する。主要アメリカ大企業が、中国がアメリカ合州国を超えて大きくなるのを手助けしているのを我々は目にしているのだ。中国の力の勃興に対抗するためのトランプによるアメリカ軍事予算増加は、フォードが中国のGDPに貢献する外部費用の一部だ。

 トランプは、アメリカの労働人口やアメリカ経済の利益より、ごく僅かの人々の利益を優先している、アップルやナイキやリーヴァイや他の全ての海外移転したアメリカ・グローバル企業も国有化すべきなのだ。雇用を取り戻すのに他に方法はない。もちろん、もしトランプがこれを実行すれば、彼は暗殺されるはずだ。

 アメリカは、反逆罪的階級を構成するごく一握りの人々によって支配されている。この連中には、政府や、連中のために宣伝してくれる、マスコミや経済学関係者を買収する資金があるのだ。この強欲な反逆罪的権益集団には対処しなければならず、さもないと、アメリカ合州国と、その国民丸ごとが失われてしまうだろう。

 大ヒットの最新刊『Collusion』で、ノミ・プリンスは、大金持ちを儲けさせるため、中央銀行や国際金融機関が、2008年の金融危機を利用して、市場と政府の財政政策をいかに操作したかを実証している。
https://www.amazon.com/Collusion-Central-Bankers-Rigged-World/dp/1568585624/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1533039219&sr=1-1&keywords=Nomi+Prins#customerReviews

 こうした操作が、ギリシャやポルトガルなどの国々をドイツやオランダの巨大銀行が収奪し、暴騰した金融資産価格で 一般大衆を犠牲に、株主を豊かにするのを可能にするのだ。

 繰り返される金融危機で金融権益の権力は傷つけられるだろうと思いがちだが、事実は逆だ。1933年11月21日という大昔、フランクリン・D・ルーズベルト大統領が、ハウス大佐宛にこう書いた。“実のところ、君も私も知っての通り、アンドリュー・ジャクソン以来、大都市の金融集団が、ずっと政府を支配している。”

 トーマス・ジェファーソンは、“金融機関は、我々の自由にとって、常備軍より危険で”“もしアメリカ人が、民間銀行がまずインフレで、次にデフレで、アメリカ通貨を支配するにまかせれば、銀行は、父祖たちが征服した大陸で、彼らの子供たちが目を覚ますとホームレスになるまで、人々から、あらゆる財産を奪い取るだろう。”アメリカ中流階級の縮小は、ジェファーソンの予言が本当になりつつある証拠だ。

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/07/31/who-does-america-belong-to/

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コメント
 
1. 2018年8月05日 15:24:56 : 1hFwhl5XF6 : A44FqszPm3Y[749]

We are Q.
https://www.youtube.com/watch?v=3vw9N96E-aQ

変革される世界、覚悟しとけよ。


2. 2018年8月05日 15:53:41 : 86wNaCGoz6 : eBgazD6EyTw[12]
>1

すばらしい動画の紹介ありがとうございます
wikileakesの次のステージに入ったという感じです
これまでの世界情勢のばらばらな知識がつながりました

We are Q.
https://www.youtube.com/watch?v=3vw9N96E-aQ

皆さん、ぜひ見てください
動画の紹介内容を書こうとしても書けません
どこもカットできないからです
おそらく、世界観が変わります
「絶望と希望」とだけ書いておきます


3. 2018年8月05日 19:17:11 : Xxq1DnoUFB : Bx4rQ6jSNwo[57]
八百長に 胡坐をかいた 富裕層

4. 2018年8月06日 12:03:04 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1139]

妄想で楽しむのも良いが

一方、現実の世界は・・

 


【第1回】 2018年8月6日 成毛眞

アマゾンを知ろうとしない人は生き残れない

あなたは、アマゾンにどういう印象を持っているだろうか?「便利」? それとも「怖い」?「アマゾンエフェクト」という言葉がある。これは、簡単にいうとアマゾンが与える影響のことだ。影響先は、競合する企業だけではない。経済や産業など、もっと広い範囲を変える可能性がある。アマゾンは、経営学の革命である。近い将来、必ず経営学の教科書に載るだろう。アマゾンを研究することは、ビジネスの最先端を知ることであり、未来の社会を知ることだ。本連載では、成毛眞氏の最新刊『amazon 世界最先端の戦略』から、一部抜粋してアマゾンの戦略を解説する。


アマゾンがなかったら、もう生活できなくなっている
10年前ならば悪い冗談に聞こえたかもしれないが、2018年のいま、「アマゾンがなかったら生活できないかも」というのは現実になりつつある。近所のコンビニがなくなっても、テレビが丸一日休止してもさほど困らないが、アマゾンが使えないと日常生活に支障が出る人が続出するだろう。

「地球上最も豊富な品揃え」という通販で買い物ができなくなるだけでない。買ったものを翌日受け取れなくなるし、プライム会員なら、映画や音楽を無料でどこでも楽しめなくなる。

しかし、それもアマゾンのほんの一面でしかない。企業への影響ははるかに大きい。

アマゾンでいちばんの儲けをたたき出しているのがAWS
アマゾン以外の第三者がサイト上に商品を出品できる「マーケットプレイス」は、全世界で約200万社の企業が利用している。

マーケットプレイスは、出荷・配達まで請け負うサービスまでも提供している。多くの利用企業はアマゾンなしではもはやビジネスが成り立たないだろう。

それどころではない。アマゾンが運営しているAWS(アマゾンウェブサービス)がある。

これは、企業向けのクラウドサービスで、もともと自社のネット通販のために構築した巨大なサーバーシステムの空きを使って始めた、いわば副産物的な事業だったが、現在では世界の名だたる大手企業や米国の政府機関も利用し、信じられない額を稼ぎ出している。

アマゾンはマイクロソフトやグーグルをも凌駕する、世界最大のクラウドサービス会社でもあるのだ。

AWSが停止すると、多くの大企業の情報処理がストップする。下手をすると金融機関の決済がとまり、世界の経済全体がクラッシュする可能性がある。

知らない人もいるかもしれないが、個人も企業も、いや人類がアマゾンなしでは生活できない事態が密かに到来していたのだ。創業者のジェフ・ベゾス自身も、もうアマゾンをとめられない。

我々の生活がどっぷりとアマゾン漬けになっていることがおわかりになっただろうか。考えてみれば、恐ろしい状況である。個人も企業も社会もアマゾンへの依存を強めているいま、アマゾンが商品の値上げやサービスの停止をしたら、買い物難民になる人や倒産する企業も出てくるだろう。こうした状況を危惧し、アマゾンがあらゆる産業を飲み込むことに警鐘を鳴らす声も少なくない。

アマゾンがネット通販の雄であることには異論がないだろう。アメリカのネット通販市場ではアマゾンのシェアは4割を超え、その取扱い高は20兆円に達しようとしている。まさしくネット界の巨人だ。

アマゾンを排除することはできない
「独占禁止法に触れているのではないか」と思う人もいるかもしれない。しかし、ネット通販自体が小売業全体にしめる割合は1割程度しかない。つまり、アマゾンを小売り全体で見た場合の全米シェアは4%程度なのである。だから、アマゾンは寡占とは言えず、それを理由に法的に排除することは難しい。

排除する理由も特にない。アマゾンが掲げるのは、「地球上で最もお客様を大切にする企業」である。常に最安値で、迅速に顧客に商品を供給しようとしている。

安値で高いシェアを握ったからといって、その後に価格をつりあげるようなことをしているわけではない。

少なくとも消費者にとって不利益は何もない。どこまでも便利すぎるだけなのがアマゾンという企業だ。

最も競争が激しいアメリカの小売業界では、アマゾンの登場によってリアル店舗が苦境に立たされているのは事実だ。

だが、法的にアマゾンが規制される可能性はいまのところ皆無といっていい。

アマゾンが秘密主義なのはなぜなのか
アマゾンは秘密主義だ。現地メディアの中には、アマゾンをスターリン時代のソ連のようだと揶揄する声すらある。

アップルのスティーブ・ジョブズやマイクロソフトのビル・ゲイツに比べて、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの印象は薄い。

「テキサス州ヒューストン育ち。プリンストン大学を卒業し、金融業界を経て、インターネットビジネスの将来性に賭けて起業」というのが公開されている経歴だ。1964年1月12日生まれで、子どもが4人いる。

中肉中背のスキンヘッド。どの写真を見ても目だけは笑っていないという印象がある。保有資産は1120億ドル(2018年時点)。

引っ込み思案、人嫌いなどとも言われ、最近ではほとんどメディアには登場しない。家族との時間を大切にするという理由らしいのだが、本当のところは不明だ。

だが、以前はインタビューによく答えていた。決してメディアが嫌いというわけではないのだろう。YouTube上では独特の甲高い声で笑うベゾスを見ることができる。

この笑い方も、一部では気さくな経営者に見える演技だという声もあり、ベゾスの実像は見えにくい。ベゾス自身の情報はこのように公開されているのに、謎めき、だからこそ恐れられてもいる。

もちろん、企業経営者が人格すべてをさらけ出す必要もないし、有能な経営者の多くは外向きの人格を備えている。しかし、ベゾスを謎めかせているのはベゾスだけでなく、アマゾンという企業そのものが秘密主義というのが大きな理由だろう。

たとえば、稼ぎ頭であるさきほどのAWSの事業規模すら長らく非公開だった。そのため、ネット通販会社だと思われていたアマゾンが、じつはクラウドサービスで稼いでいることが知られるようになったのもここ数年の話だ。

アマゾンは詳細なリリースを出さない
また、アマゾンは、自社の新製品について詳細なリリースは出さない。調査会社や証券会社はアマゾンの事業規模を推測するしかない。たとえば大規模な宣伝とともに登場したAIスピーカー、アマゾンエコーの販売台数ですらわかっていない。

500万台とも1000万台とも言われており、各社の記事もまちまちだ。その他にも、今後の新商品や経営戦略についてさまざまな憶測が飛び交う。これに対しても、アマゾンは一切コメントを出さない。これは、ほかの大手企業ならばありえない話だ。

多くの会社は、自社にとって不利な話は沈黙し、有利な話ならばこちらが頼んでもいないのに発表する。トヨタ自動車のハイブリッドカーの新車シェア、アップルのiPhoneの販売数などは、もちろんプレスリリースとして報道各社に配布されてくる。

しかしアマゾンは自社に有利な情報ですら沈黙を続けるのだ。

その理由も推測するしかないが、顧客の利益を掲げるアマゾンにしてみれば、そもそも報道機関などの第三者と接触するのが、時間の無駄であると考えているのかもしれない。簡単に言えば、多くの事業を手がけすぎて、本業に集中したいあまり関わるのが「面倒くさい」のだろう。


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