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「ボルトン外しの予想はピント外れだった」というピント外れ  
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/350.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 6 月 26 日 17:16:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「ボルトン外しの予想はピント外れだった」というピント外れ
http://kenpo9.com/archives/3942
2018-06-26 天木直人のブログ


 右翼月刊誌「WILL」(ワック出版局)の最新号(8月号)に、阿比留瑠比(あびるるい)という名の産経新聞論説委員の「拉致解決を遠ざける辻元・朝日・河野」という見出しの記事を見つけた。

 その記事は、見出しの通り、立憲民主党の辻元清美国対委員長、朝日新聞、そして河野洋平元衆院議長を、北朝鮮寄りだ、反安倍だ、といって酷評する記事だ。

 しかし、驚いた事に私の批判が真っ先に登場する。

 「元外務省官僚でリベラル派の天木直人氏のコメントが笑えます」と言う書き方で始まるその批判は、かつて私が日刊ゲンダイのコメントに語ったボルトン外しに言及し、ボルトンは外されていなかった、天木氏の見解はまったく的外れだった」、と批判しているのだ。

 野党第一党の国対委員長や元衆院議長、そして天下のリベラル紙と並んで真っ先に批判されるとは光栄至極である。

 しかも私のような官僚失格のたわごとを、天下の右翼紙である産経新聞の論説委員が取り上げ、名指しで批判されるとは、この上ない名誉だ。

 しかし、ボルトン外しはピント外れだったと笑う阿比留氏こそピント外れだ。

 確かにボルトンは米朝首脳会談に連れて行ってもらった。

 そして首脳会談では脇に座らせてもらった。

 しかし、すべてを取り仕切ったのはポンペオ国務長官だ。

 考えてみるがいい。

 もしボルトンの同行がなかったら、誰の目にもボルトン外しは明らかだ。

 それは、とりもなおさずトランプが北朝鮮の要求に屈したということだ。

 そんなへまをトランプがするはずがない。

 形の上ではポンぺオ、ボルトンの二人を北朝鮮交渉の担当にしておく必要があったのだ。

 しかし、米朝首脳会談が確定した時から、そして何よりも米朝首脳会談の後の非核化交渉において、主役はポンぺオ国務長官であり、ボルトンの出番はない。

 あの共同声明の中でも、首脳会談後の非核化交渉の担当者として明記されたのはポンぺオ国務長官一人だ。

 おそらくトランプはボルトンの名前も明記するよう求めたが金正恩の強い反対にあってあっさり降りたに違いない。

 つまりボルトンは外されたのだ。

 首脳会談後の記者会見でトランプがこれから始まる非核化交渉の一人としてボルトンの名前をわざわざあげたのは、譲歩したと取られたくないトランプ一流の強がりなのだ。

 しかし、トランプは任期の2年半の間に米朝合意を実現する覚悟を固めている。

 それを邪魔するようではその時こそボルトンの首が飛ぶ。

 米朝首脳会談後の動きを見ると、もはや北朝鮮の非核化と朝鮮半島の平和は中国の同意なくては進まない。

 繰り返し私が書いて来た通り、米朝首脳会談は事実上の米中首脳会談であり、米朝首脳会案後の国際政治は、米中覇権争いに突入していくのである。

 そんな時に、イラクやシリアやイランのような弱い者いじめの米国のネオコンなど、大国中国の前には出る幕はないのだ。

 ボルトン外しを的外れだと笑う阿比留氏こそ的外れなのである。

 阿比留氏が、この私のコメントを読んで、まともな論説委員に成長する事を願うばかりである(了)



 

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コメント
 
1. 2018年6月26日 18:34:05 : 1hFwhl5XF6 : A44FqszPm3Y[699]
https://twitter.com/UDjZ0COII6WOd1Y/status/918118895243821061
産経のアヒルは、山口、小川、青山のお仲間です。
安倍親衛隊ですよ。



2. 2018年6月26日 20:19:58 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[870]

#今の米国は、反グローバリズム、今さら何も驚くことなどない

トップニュース2018年6月26日 / 11:30 / 9時間前更新
焦点:売春宿主が州予備選で躍進、変わるトランプ時代の有権者
4 分で読む

Tim Reid

[パーランプ(米ネバダ州) 22日 ロイター] - 米国で最も有名な「ピンプ(売春婦の元締め)」を自認し、ストリップクラブのほか、売春宿を数軒経営するその男性は、保守的なキリスト教有権者から多くの支持を受け、11月の中間選挙でネバダ州議会に共和党議員として議席を獲得する見通しだ。

男性の名はデニス・ホフ。彼の政治的躍進は、「トランプ時代」において有権者の意識が根本的に変化し、共和党がかき回されただけでなく、米国政治がひっくり返されたことを示している。

「これがまさにトランプ運動だ」──。ネバダ州北部のカーソンシティ近郊にある、自身が経営する売春宿「ムーンライト・バニーランチ」でロイターのインタビューに応じたホフ氏は語った。この宿は、ケーブルテレビのリアリティ番組に登場したこともある。

「人々は、自身の倫理観や宗教信条をとりあえず脇に置き、正直な人間を当選させようとしている」と語る71歳のホフ氏。「トランプ大統領がその草分けだ。彼は、正直政治におけるコロンブスだ」

今月12日、州議会下院選に向けた共和党候補を指名する予備選で、ホフ氏が勝ったとのニュースを聞いた時、キリスト教福音主義のビクトル・フェンテス牧師は、目を閉じて祈ったと話す。

3度の離婚暦と「ピンプの美学」という著書があり、「パーランプのトランプ」として選挙戦を戦っているホフ氏からネバダ州を守るよう、フェンテス牧師が神に祈ったわけではない。

キリスト教系グループは、同州の合法な売春産業に長年抗議していたが、その産業でのし上がったホフ氏の経歴に目をつぶる決意をしていた同牧師は、彼の勝利を神に感謝した。

「福音主義者がなぜ自称ピンプを支持できるのかとよく質問される」と、同牧師は、パーハンプの自宅で語った。人口3万6000人を抱え、自治体が設置されていない非法人地域にあるこの町は、ホフ氏が11月の州議会選の最有力候補と目されている選挙区における最大のコミュニティーだ。

その理由は簡単だと、フェンテス牧師は言う。

「政治家は、口では良いことを良い、売春婦と寝たりせず、良い隣人であるかもしれない。だが政治家が下す決定を見ると、心の中に悪が潜んでいることが分かる。デニス・ホフ氏はそれとは違う」

ホフ氏は、宗教の権利などを守ってくれると感じていると、同牧師は話した。

ホフ氏が立候補している共和党寄りの選挙区で聞いたところ、7人の福音派が、トランプ氏のように裕福な実業家であり政治のアウトサイダーでもあるホフ氏は、政治をクリーンにし、特殊利益を代弁する団体やその資金に縛られないだろうと思い、彼に投票したと語った。

「私は結構金持ちだし、有名だ。いい女にも囲まれている。他人が私について何を言おうと構うものか」と、ホフ氏は話した。

ホフ氏の富が、ストリップクラブ1軒と合法売春宿5軒から来ていることは、彼の支持者を思いとどまらせはしなかった。

数人の女性が、ホフ氏から性的虐待を受けたと訴えていることもだ。数年前にホフ氏に強姦され首を絞められたという元セックスワーカーの女性の主張も含め、ホフ氏はこうした訴えを否定している。ロイターが取材した有権者は、女性たちの訴えはウソだと一蹴した。

ホフ氏は、自身のキリスト教への信心について話すことには消極的だった。

「信仰について公に語らないことにしている。日常的に教会に行く必要性は感じていない」と、ホフ氏は言った。

<エスタブリッシュメント不信>

福音派の有権者は過去数十年にわたり、米国において共和党の支柱であり続けてきた。草の根の動員力で投票を促し、人工妊娠中絶や同姓婚などの社会を二分する問題で政治闘争に参加してきた。

だが近年では、保守的なキリスト教徒の多くが、共和党のエスタブリッシュメントに対する信頼を失っている。現代米国で脅かされている価値を守るために戦っていない、というのだ。

彼らにとってトランプ大統領は、長年の政治的規範を打ち破ることも辞さない、新たな種類の政治家だ。その点は、実際に有する、または指摘されているどんな倫理的な欠点にも勝る資質だと、彼らは言う。

「福音派の有権者には、理想化された、白人キリスト教徒的な、保守的なアメリカのためにトランプ大統領が戦っていることの方が重要なのだ」と、宗教と文化、公共政策の関連についての研究を行う超党派組織、公共宗教研究所のダン・コックス研究ディレクターは言う。

「部族的な価値が、いまや個人の倫理観に取って代わる原動力になろうとしている」

トランプ大統領が自分たちを代弁してくれると考えた福音派の大多数は、同氏の2度の離婚歴や不倫疑惑に目をつぶり、2016年の大統領選でトランプ氏に重要州で勝利をもたらした。

彼らのトランプ支持は依然として固い。ロイター/Ipsosが今月1−18日に全米で行った世論調査によると、白人福音派の有権者の71%がトランプ氏の仕事ぶりを支持すると回答。米国の登録済み有権者全体では、この数字は43%だった。

<先駆者トランプ>

州の共和党内で、ホフ氏の合法な売春宿を閉鎖に追い込もうとする動きもあったが、ホフ氏は予備選で、3度当選した現職議員を破った。ホフ氏が所有する売春宿のうち4軒があるリヨン郡の有権者は、11月の中間選挙で閉鎖の是非について投票することになる。

売春宿は、ネバダ州の一部では1800年代から合法とされており、1970年代に最初の認可が下りた。ラスベガスやレノなどの都市がある郡も含めた人口密集地では、設置が認められていない。

有権者のデビー・トーマスさんは、売春宿閉鎖を求める請願書に署名した。それと同時に、州の商業税の廃止や、銃を持つ権利の擁護、教育の改善や、連邦政府に対する住人の水利権の保護などを訴えたホフ氏を支持したという。

ホフ氏に対する共和党指導部の評価は割れている。州共和党の議長は、ホフ氏のような「財政保守派」は歓迎すると述べた。だが、サンドバル州知事や、中間選挙で再選を目指しているが劣勢が伝えられているヘラー連邦議会上院議員など、党のエスタブリッシュメントの大半は、ホフ氏支持を表明していない。

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だがそれはどうでもいい、とホフ氏は言う。

ホフ氏は、トランプ大統領こそが、宗教右派の支持を得るために熱心で、エスタブリッシュメントを避け、伝統的な候補者の型を打ち破る新たな時代の共和党の先駆者だと語った。

トランプ大統領は、このネバダ州議会選については立場を表明していない。だが、ホフ氏は、トランプ大統領の元顧問ロジャー・ストーン氏と集会を開き、大統領による党の変質がなかったら、選挙区を制する位置に立つことはできなかったと述べた。

一方で、トランプ大統領への支持が、ホフ氏にまで広げられるものではないと話すキリスト教保守派の有権者もいる。

ラスベガスの巨大教会を率いるポール・グーレ牧師は、売春宿の経営者が中間選挙の投票用紙に名を連ねることに失望したと話す。

「私にっとっては、信仰や価値に立ち返る問題だ」と、グーレ牧師は電話取材で話した。「ホフ氏は、他人の性欲のために身体を売る若い女性から利益を得る職業に就いている。女性を貶めるものだ。そんなことをしている人間を支持するよう、自分を納得させるのは無理だ」

一方で、倫理的な問題を棚上げにしてホフ氏を支持する人もいる。

退職した検察官で福音派のロバート・トーマスさんは、妻のデビーさんとともに、ホフ氏に投票した。ホフ氏の売春宿のことは「非常に懸念している」ものの、目をつぶることにしたという。

「デニス・ホフは、自分の言葉を守り、言ったことを実行する男に見える」と、トーマスさんは言った。

(翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)

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3. 2018年6月27日 19:59:37 : pxgwgovz2Q : W8I8Zx2GSxE[301]
ご自身も ピント外れは 引け取らず

4. 2018年7月01日 21:42:17 : Yb6uPsdsME : er0zX9E6IYc[5]
阿比留ってあまり聞かない性だね。
筆名かな?

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