http://www.asyura2.com/18/kokusai22/msg/245.html
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(Coopération: signature d'un nouveau traité transpacifique sans les Etats-Unis: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20180307-cooperation-signature-traite-transpacifique-etats-unis
米国|中国|日本|チリ|豪州|カナダ|貿易・為替
協力:米国抜きの新たな環太平洋協定の署名
記者 RFI
発表 2018年3月8日・更新 2018年3月8日 04:10
11ヵ国の代表がジョン・キーNZ首相(右から6人目)を取り囲んでいる。2016年2月4日、オークランドでのTPP署名式にて。
MICHAEL BRADLEY / AFP
3月8日木曜日、11ヵ国がチリに集まり米国抜きの新たな環太平洋協定に署名する。この協定では、太平洋に接し5億人の人口が集まる11ヵ国の間の関税・非関税障壁の撤廃が予定されている。豪州・ブルネイ・カナダ・チリ・日本・マレーシア・メキシコ・ニュージーランド・ペルー・シンガポール・ベトナムは、この協定を用いてドナルド・トランプ氏と彼の保護貿易主義への欲求に向けてメッセージを送る。
バラク・オバマ大統領のもとで2016年に署名された環太平洋自由貿易協定(TPP)は危うく消滅するところだった。12ヵ国は数年間の交渉を経て、世界のGDPの40%と国際貿易の約25%を占めることを予定したこの協定の署名に達した。しかし、ドナルド・トランプ氏のホワイトハウス着任がこの協定への深刻な打撃となった。米国政府は協定の発効直前に事実上の離脱を表明した。
世界最大の経済大国の不参加により躓きつつも、日本はこの計画に決着を付けることにした。競争相手・中国の活力が圏内の他国との貿易関係を進展させて同国を追い立てていたからだ。ライバルである中国・韓国の2ヵ国が協定に参加していないことから、日本政府はGDPの1.5%増加を期待している。
新協定は今後は「包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定」と呼ばれる。実際には当初に計画された協定と同じ内容だが、米国の望んでいた知的所有権に関する条項がない。協定は木曜日に11ヵ国により署名される。
それでも、協定は米国の不参加により野心が後退し、世界のGDPの18 % しか占めないものとなるだろう。
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(Onze pays font renaître l'accord transpacifique sans Washington: RFI)
http://www.rfi.fr/ameriques/20180309-onze-pays-renaitre-accord-transpacifique-sans-etats-unis
米国|メキシコ|日本|カナダ|貿易・為替
11ヵ国が米国抜きの環太平洋協定を甦らせる
記者 RFI
発表 2018年3月9日・更新 2018年3月9日 06:48
環太平洋協定の署名後に加盟11ヵ国の代表が揃ってポーズを取る。2018年3月8日。
REUTERS/Rodrigo Garrido
米国ではドナルド・トランプ大統領が同国向け鉄鋼とアルミニウムの輸入関税引き上げを発表したが、この同じ時さらに数千キロ南のチリ・サンチアゴでは米州・アジア各国に豪州を加えた11ヵ国が環太平洋連携協定(TPP)に署名した。これは去年の米国の破壊的な離脱の後で、日本・カナダ・メキシコさらにベトナムにより交渉された文書だ。
環太平洋貿易協定は米国の不参加にも係わらずこれまで署名された3大貿易協定の1つだと、RFIサンティアゴ特約記者ジュスティーヌ・フォンテーヌは強調する。今回の署名は特に、去年ドナルド・トランプ氏が扉を閉めたこの協定の再交渉を強く望んだ日本の意欲により可能となった。
署名国は合計で世界のGDPの13%を占め、デジタル製品や更には農産物に関する貿易障壁を低減していく。3月8日木曜日、各国は周囲の保護貿易主義に対するバランスウェイトとしてこの協定を提示した。
空転するNAFTA交渉
協定は鉄鋼とアルミニウムの輸入関税についてドナルド・トランプ氏が始めた貿易戦争に関連する。北米自由貿易協定(NAFTA)についての空転する交渉は言う迄もない。
米国の歴史的な貿易パートナーであるカナダとメキシコはこの間に、環太平洋協定に参加する考えを保ち、米国抜きで自由貿易を前に進める決意をした。
10日前、米財務長官は後悔の念を抱いたようだ。彼によれば、ドナルド・トランプ氏は環太平洋協定への復帰に向けて交渉する用意がある。しかし今後は加盟を望む場合、彼に出来るのは文書の在りのままに署名するか断念するかだけだ。
米国依存を減らしたいメキシコ
メキシコについては、環太平洋自由貿易協定の署名に満足を表明していると、RFIメキシコ特約記者パトリック・ジョン・ビュッフは報告する。NAFTAの将来についての不確実さに直面して、メキシコ政府は2国間・多国間双方の貿易協定を増やすことを模索している。同国の目標は輸出製品の80%の仕向け先である米国への依存を減らすために市場を多角化することだ。
メキシコは環太平洋貿易協定のお陰で他の署名国10ヵ国に新たな貿易相手を見出すことが可能となる。この協定により同国は特にアジアのパートナー国の農産物市場を深く耕せるようになる。
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